JP2004056087A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体集積回路装置の無用な配線交差を防ぎ、且つLSIの配線の低インピーダンスを実現する。
【解決手段】内部に抵抗素子やトランジスタ、容量素子等を多数含んだ基本回路ブロック2と電気的に導通したパッド3と、パッド3と電気的に導通した保護回路5とを有する積層構造の半導体集積回路装置において、パッド3と保護回路5とが隣接するように形成したワンセル6とし、それら複数のワンセル6を基本回路ブロック2の周辺に配置する。更に、電源電圧Vccを供給する最上層メタル7をワンセル6の外側に引き回し、接地電圧GNDを供給する最下層メタル8の面積を基本回路ブロック2とワンセル6との間のスペース等を利用して、そのスペース全体にわたって幅広に形成することで、LSI1全体の低インピーダンスを実現する。
【選択図】 図1
【解決手段】内部に抵抗素子やトランジスタ、容量素子等を多数含んだ基本回路ブロック2と電気的に導通したパッド3と、パッド3と電気的に導通した保護回路5とを有する積層構造の半導体集積回路装置において、パッド3と保護回路5とが隣接するように形成したワンセル6とし、それら複数のワンセル6を基本回路ブロック2の周辺に配置する。更に、電源電圧Vccを供給する最上層メタル7をワンセル6の外側に引き回し、接地電圧GNDを供給する最下層メタル8の面積を基本回路ブロック2とワンセル6との間のスペース等を利用して、そのスペース全体にわたって幅広に形成することで、LSI1全体の低インピーダンスを実現する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路装置における保護回路に関するものであり、特に半導体集積回路装置内部の不要な配線を省略し、且つ配線の低インピーダンス化を実現するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に半導体集積回路装置は、外部から過大の入力電圧が入力端子に印加されると内部回路が破壊されてしまう可能性があり、その破壊を未然に防ぐために各種の入力保護回路が内蔵されている。
【0003】
例えば、ポリシリコンゲートのMOS型集積回路においては、図6に示すような保護回路80が設けられている。この保護回路80は、2つの保護ダイオードD3、D4を直列に接続して構成されている。当該保護ダイオードD3のカソード側はVcc(電源電圧)に、保護ダイオードD4のアノード側はGND(接地電圧)にそれぞれ接続されている。そして、2つの保護ダイオードD3、D4の接続点83に入力端子81が接続され、また接続点83から出力端子82が取り出され内部回路へと接続されている。
【0004】
一般に、保護回路80の入力端子81に外部から静電気等により過大な電圧が入力される。ここで、Vccよりも高い電圧が印加された場合、保護ダイオードD3が導通して接続点83の電圧レベルをクランプし、出力端子82より先の内部回路に高電圧が印加されることを抑制する。また、GNDレベルを下回る負の高電圧が印加された場合、保護ダイオードD4が導通して接続点83の電圧レベルをクランプし、出力端子82より先の内部回路に負の高電圧が印加されることを抑制する。
【0005】
図7は、保護回路80をLSI100内に備えた従来の半導体集積回路装置を示す平面図である。同図では、一例として、LSI100に3つの基本回路ブロック101A〜101Cと、16個のパッド102A〜102P、そして16個の保護回路104A〜104Pを配置したものを示した。ここで、基本回路ブロックとは、その内部に抵抗素子やトランジスタ、容量素子等を多数含んだ回路をいう。
【0006】
各パッド102A〜102Pは、基本回路ブロック101A〜101Cと配線103を介して接続されている。また、各保護回路104A〜104Pは、各パッド102A〜102Pの1つ1つとそれぞれ電気的に導通するように配線105を介して接続されている。
【0007】
このとき、保護回路104A〜104Pの各保護回路は、図6に示す保護回路80を内部に備えたものであり、当該保護回路104A〜104PはLSI100に形成されたVcc配線及びGND配線と電気的に導通するために上下に2本の配線(不図示)を必要とする。また、当該保護回路104A〜104Pの1回路が占める面積は、パッド102A〜102Pの1個が占める面積のおよそ1/3〜1/2程度である。
【0008】
通常、図7に示す半導体集積回路装置のレイアウトパターンを決定するときは、以下の手順でそれぞれの素子配置を決定する。
【0009】
第1に、3つの基本回路ブロック101A〜101CをLSI100上の略中央位置となるように配置する。この3つの基本回路ブロックの位置関係は、チップサイズやその機能面を考慮して決定される。図7では、一番面積の広い基本回路ブロック101Cに対して、同面積を有する2つの基本回路ブロック101A,101Bをそれぞれ平行となるように配置した。
【0010】
第2に、パッド102A〜102Pを3つの基本回路ブロック101A〜101Cの周囲に略等間隔となるように配置していく。
【0011】
第3に、保護回路104A〜104PをLSI100内に配置する。このとき、保護回路104A〜104Pの1個が占める面積は、パッド102A〜102Pの1個が占める面積と比較して小さいため、各保護回路104A〜104Pは上述した基本回路ブロック101A〜101Cとパッド102A〜102Pとが形成する隙間、いわゆるデッドスペースを利用して配置していくことになる。
【0012】
その後、基本回路ブロック101A〜101Cとパッド102A〜102Pとを電気的に導通させるために配線103と、各パッド102A〜102Pと各保護回路104A〜104Pとをそれぞれ電気的に導通させるために配線105とを、それぞれ配置する。加えて、保護回路104A〜104Pは、Vcc配線、GND配線と導通する配線を別途配置する。
【0013】
上述した技術は、例えば以下の特許文献に記載されている。
【0014】
【特許文献】
特開2001−127249号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した図7に示す従来の半導体集積回路装置の各素子を配置すると、以下の課題が挙げられる。
【0016】
第1に、LSI100上のいわゆるデッドスペースを利用して、保護回路104A〜104Pを配置しているため、配線103と配線105とが交差する箇所が生じる。例えば、図7のLSI100右端下のパッド102A、保護回路104Aに着目すると、配線103と配線105とが交差する。
【0017】
斯様に、配線103と配線105とが交差すると予期せぬトラブル(例えば、信号線のショートや相互干渉)が生じる可能性がある。更には、これらの配線103、105と保護回路104A〜104PがVcc配線とGND配線とにそれぞれ導通するための配線とが複雑に絡み合うことになる。そのため、配線間の層間絶縁膜の膜厚を更に厚くしたり、又はビアホールの数を予定以上に必要としたり、レイアウトパターン設計の段階では予想できなかった様々な弊害が生じてくる。
【0018】
第2に、近年の半導体集積回路装置は構造が積層化しており、その結果製造プロセスも複雑になっている。このため、半導体集積回路装置では配線数が増大し、配線インピーダンスが高くなり、LSI100の特性を十分に発揮できなくなるという欠点があった。
【0019】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は上記欠点に鑑みて発明されたものであり、基本回路ブロックと電気的に接続されたパッドと、当該パッドと電気的に接続された保護回路と、当該保護回路に第1の電位を供給する第1のメタル配線と、当該保護回路に前記第1の電位と異なる第2の電位を供給する第2のメタル配線とを有するものである。そして、本発明ではパッドと保護回路とが互いに隣接して配置され、あるいはパッドと保護回路とが1つのセルで構成され、複数の当該セルが基本回路ブロックの周辺に配置される。更に、本発明では第1のメタル配線が複数のセルの外側に配置され、第2のメタル配線が複数の基本回路ブロックと複数のセルとの間の領域全体にわたって形成されている半導体集積回路装置を提供することで、GND配線の低インピーダンス化を実現したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1〜図5を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0021】
図1は本発明の半導体集積回路装置(以下、LSI1と称す)の平面図である。
【0022】
基本回路ブロック2の周囲にパッド3を形成し、基本回路ブロック2とパッド3とを配線4を介して、電気的に導通するように形成する。このとき、基本回路ブロック2とは、その内部に抵抗素子やトランジスタ、容量素子等を多数含んだ回路をいう。
【0023】
配線4は基本回路ブロック2とパッド3の両者を接続するメタル配線である。パッド3と隣接するように配置された保護回路5は、等価回路としては図6に示した保護回路80と同じであり、直列に接続された2つのダイオードから構成される。
【0024】
本実施形態では、略中央に3つの基本回路ブロック2と、16個のパッド3を配置したものを示した。また、ここで基本回路ブロック2、パッド3の数に特に限定はない。
【0025】
本実施形態では各パッド3と隣接するように静電破壊防止用の各保護回路5を形成し、これらを同様にワンセル6として扱う。
【0026】
図1に示す半導体集積回路装置は積層構造を成し、その内部に複数のメタル(金属)配線が形成される。本実施形態では、当該複数のメタル配線の中で最上層メタル7と最下層メタル8とを、規則的に配列した複数のワンセル6の外側及び内側に形成する。ここで、最上層メタル7にはVcc(電源電圧)が供給され、最下層メタル8にはGND(接地電圧)が供給されている。また、最上層メタル7はVcc配線を形成し、最下層メタル8はGND配線を形成する。そして、Vcc配線とGND配線は基本回路ブロック2や保護回路5にVcc、GNDを供給する。
【0027】
当該最下層メタル8は、当該LSI1の基本回路ブロック2とワンセル6の間の回路領域として利用されていないスペース全体にわたって幅広に形成される。具体的には、当該最下層メタル8が基本回路ブロック2及び複数のセル6に近接する位置まで、ショートが生じない限りにおいて隙間なく形成される。
【0028】
尚、図1では3個の基本回路ブロック2を採用した例を開示したため、当該最下層メタル8は3つの領域に分離されており、そのための離間距離(隙間)は最低限度必要となる。つまり、本実施形態では最下層メタル8で形成されるGND配線のインピーダンスを最も低くするためには、各基本回路ブロック2と各セル6との間に形成される不必要な隙間は一切排除することが望ましい。
【0029】
また、必要に応じて基本回路ブロック2とセル6との間に最下層メタル8を形成することに加え、隣接する各セル6同士の間の利用されていないスペースにも当該最下層メタル8をGND配線として、そのスペースの全体にわたって形成するものであってもよい。同様に、必要に応じて基本回路ブロック2とセル6との間に最下層メタル8を形成することに加え、隣接する各基本回路ブロック2同士の間の利用されていないスペースにも当該スペース全体にわたって、最下層メタル8をGND配線として形成するものであってもよい。
【0030】
図2は、図1のLSI1を斜め上方から見た斜視図である。説明の都合上、図1の配線4は省略した。層間絶縁膜9は、LSI1の表面に形成された層間絶縁膜である。また、各ワンセル6はLSI1の各辺に沿って各辺ごとに同一方向となるように、一定の規則性を維持して形成されるパッド3と保護回路5の一体化物である。
【0031】
ここで、最上層メタル7はアルミのスパッタリングによって形成され、一定の幅を保持したまま複数のワンセル6の外側に沿って引き回し、各保護回路5の外側のダイオードD1と接続される。
【0032】
このように、最上層メタル7は複数のワンセル6の外側に沿って引き回して形成されることで、当該最上層メタル7の面積の拡大を図り、当該最上層メタル7と接続されたVcc配線の低インピーダンス化を実現しようとするためのものである。
【0033】
また、ここで最下層メタル8は最上層メタル7と同様にアルミのスパッタリングによって形成され、図1で上述したように複数の各基本回路ブロック2と複数の各ワンセル6との間のスペース全体にわたって幅広に形成する。尚、当該最下層メタル8は各保護回路5の内側のダイオードD2と接続される。
【0034】
このように、GND配線を形成する最下層メタル8は複数のワンセル6の内側に広く形成されることで、当該最下層メタル8の面積拡大を図り、当該最下層メタル8と接続されたGND配線の低インピーダンス化を実現しようとするためのものである。
【0035】
図3は、ワンセル6を拡大した平面図である。
【0036】
最上層メタル7は一定の幅を維持したまま、ワンセル6の外側に沿って集積回路チップの周辺に形成され、保護回路5のダイオードD1の表面と連続したメタル配線である。
【0037】
また、最下層メタル8は、ワンセル6の内側に形成された面積の広いメタル配線である。ここで、当該最下層メタル8は層間絶縁膜9よりも深く、後述する酸化膜24の表面に形成されるものである。
【0038】
ワンセル6はパッド3と保護回路5とから成る。パッド3は面積の大きい矩形状のパッド設置部3aと面積の小さい矩形状のパッド引き出し部3bとを連続的に形成したものである。
【0039】
当該パッド設置部3aは、図1に示した基本回路ブロック2と配線4により電気的に接続され、その上にボンディングワイヤ(不図示)を形成する。パッド引き出し部3bは、パッド設置部3aと連続して形成され、その下に形成された保護回路5と直接接続される。保護回路5は直列に接続された2つのダイオードD1、D2から構成されている。
【0040】
最下層メタル8はダイオードD2の最下層と連続し、ワンセル6の内側の基本回路ブロック2との間のスペース全体にわたって広く形成される。
【0041】
以下、図4、図5を参照しながら、上記ワンセル6の断面図について説明する。図4は図3のX1−X2線の断面図であり、図5は図3のY1−Y2線の断面図である。しかし、図4、図5は説明の便宜上、図3の同一構成要素よりも拡大した図を示した。
【0042】
以下、図4について説明する。
【0043】
P型の半導体基板20上にN型の半導体層21が形成される。半導体層21は素子分離層23、23aによって電気的に分割される。素子分離層23aは、保護回路5の2つのダイオードD1、D2を隔てる素子分離層である。つまり、素子分離層23aの手前側にダイオードD1が、奥手側にダイオードD2がそれぞれ配置される。酸化膜24は半導体層21の主表面に、熱酸化によって形成されたシリコン酸化膜である。
【0044】
層間絶縁膜9は当該酸化膜24上に形成された層間絶縁膜であり、その内部には、金属で形成した複数のメタル層(例えば図中の最下層メタル8、26、及び中間層メタル27)と当該メタル層を電気的に導通させる複数のコンタクトホール28A、28Bが形成されている。また、図2、図3に示した基本回路ブロック2も当該層間絶縁膜9の内部に形成されたものである。
【0045】
次に、層間絶縁膜9内部の各メタル層等について説明する。酸化膜24の表面所望位置に、最下層メタル26が形成され、保護回路5のダイオードD1、D2の接続点とコンタクトをとる。ここで、最下層メタル26とは、図3の最下層メタル8と連続した同一平面上のメタル配線であり、保護ダイオードD2内の最下層メタルである。
【0046】
最下層メタル26の上方には、コンタクトホール28A、中間層メタル27、コンタクトホール28Bを介してパッド3と導通している。尚、ここでは、層間絶縁膜9内のメタル層が2層(最下層メタル26と中間層メタル27)の例を開示したが、本実施形態ではそのメタル層の数に制限はない。つまり、最下層メタル26と中間層メタル27との間に他の中間層メタルが何層あってもよい。図4中左に位置する最下層メタル8はワンセル6外の最下層メタル8であり、隣接する他のワンセル6との素子分離層23上方まで延在する。
【0047】
パッド3のパッド設置部3aは、最上層のコンタクトホール28Bと接続されると共に、層間絶縁膜9の表面上の所望位置に形成され、パッド設置部3a上には、ボンディングワイヤ29が形成される。当該ボンディングワイヤ29は、パッド設置部3a上に基本回路ブロック2と電気的に導通するように形成される。ここで、当該パッド設置部3a下には、特に制限はなく、ディープトレンチなどの構造を設けてもなんら問題はない。
【0048】
Vcc配線を形成する最上層メタル7は、保護回路5よりも外側の層間絶縁膜9上に一定の幅を有するように形成される。
【0049】
本実施形態では、図1、図2の最上層メタル7とパッド3とが同一のスパッタリングで形成された場合も含み、この場合、当該パッド3がワンセル6の最上層に位置するメタル配線となり、最上層メタル7と同じ膜厚を有する。また、当該最上層メタル7と当該パッド3とを別途形成し、膜厚の異なるものとしてもよい。
【0050】
以下、図5について説明する。
【0051】
P型の半導体基板20上に形成した半導体層21は、複数の素子分離層23で電気的に分割される。当該素子分離層23によってダイオードD1とダイオードD2が分離され、当該半導体層21の主表面には酸化膜24が被覆される。
【0052】
両ダイオードD1、D2は共に、半導体層21の主表面から拡散によって形成されたP層30A、30Bを有する。当該P層30AはダイオードD1のP型の拡散層であり、P層30BはダイオードD2のP型の拡散層である。
【0053】
最下層メタル26A、26B、26Cは、同一平面(同じメタル層)上のメタル配線であり、酸化膜24上に形成され、ダイオードD1、D2のN型の半導体層21及びP型の拡散層であるP層30A、30Bとコンタクトをとるために、当該酸化膜24上にそれぞれパターニングされる。
【0054】
ここで、最下層メタル26Aは、ダイオードD1のP層30AとダイオードD2のN層とを電気的に接続させる金属配線である。当該最下層メタル26Aは、コンタクトホール28Aを介して中間層メタル27に接続され、当該中間層メタル27は別のコンタクトホール28Bを介してパッド3のパッド引き出し部3bに接続される。
【0055】
また、最下層メタル26Bは、ダイオードD1のN層と接続された金属配線であり、同様にコンタクトホール28A、中間層メタル27、コンタクトホール28Bを介して、層間絶縁膜9上に形成した最上層メタル7と電気的に接続させる。
【0056】
また、最下層メタル26Cは、ダイオードD2のP層30Bと電気的に接続する金属配線であり、当該最下層メタル26CのうちダイオードD2よりも外側(図中右側)に、当該ワンセル6と隣接する他のワンセル6に近接する位置まで延在する。そして、最下層メタル26Bに最上層メタル7を介して電源電圧Vccが供給され、最下層メタル26Cに接地電圧GNDが供給される。
【0057】
ここで、前述した各保護回路を構成する各ダイオードD1と各ダイオードD2にそれぞれ接地電圧GND及び電源電圧Vccを供給するGND配線及びVcc配線(不図示)はそれぞれ各保護回路5に対応する各基本回路ブロック2に接続されている。
【0058】
上述したように、本実施形態では図4、図5の断面を有する図3のワンセル6を多数、整然と配置することで図1、図2に示す半導体集積回路装置が形成される。
【0059】
ここで、図4、図5において、最上層メタル7とパッド3とを別途の工程で形成した場合、最上層メタル7とパッド3の膜厚を相違するように形成してもよい。例えば、Vcc配線のインピーダンスを特別に低くしたい場合、最上層メタル7の膜厚をパッド3の膜厚よりも(例えば2倍程度となるように)極端に厚く形成してもよい。
【0060】
以上より、本発明では以下の効果を有する
パッド3と保護回路5が一体となったワンセル6であるため、パッド3と保護回路5とを接続する配線が不要となる。これにより、ワンセル6と各基本回路ブロック2とが1本の配線4で接続され、無用な配線同士の交差が生じなくなり、ショート等のトラブルの可能性が低減できる。また、従来技術に見られるような保護回路を電源電圧Vcc、接地電源GNDに接続するメタル配線を別途形成する工程が省略できる。
【0061】
また、パッド3と保護回路5が一体となったワンセル6であるため、パターン設計段階において、一度同じものを作製すれば、あとは同じものを多数コピーすれば良いというメリットを有する。しかし、従来技術では各保護回路104A〜104PをLSI100内のデッドスペースに配置する手間を要していた。したがって、本発明ではすでに一体となったワンセル6で取り扱うため、それらの無用な手間を省き、作業効率が向上する。強いては設計から完成までの時間を大いに短縮できる。
【0062】
更には、保護回路用の配線と信号配線用との交差がなくなるので、非常に高性能な信号配線を行うことが可能である。
【0063】
加えて、最下層メタル8を複数の各ワンセル6の内側に最下層メタル8の面積を設計上可能な限り大きく形成することで、GND配線のインピーダンスを低く設定することができる。
【0064】
また、Vcc配線を形成する最上層メタル7を複数の各ワンセル6の外側に沿って形成し、当該最上層メタル7の面積を大きく形成することでVcc配線のインピーダンスを低く設定することができる。加えて、最上層メタル7の膜厚を設計上可能な限り厚く形成することで、Vcc配線のインピーダンスを更に低く設定することができる。
【0065】
更には、上述した最上層メタル7をワンセル6の外側に引き回すこと、当該最上層メタル7の膜厚を厚く形成すること、最下層メタル8をワンセル6の内側に引き回して当該最下層メタル8の面積を可能な限り大きく形成すること、を必要に応じて選択し、あるいはそれらを同時に実施することで、本発明の半導体集積回路装置の配線インピーダンスを更に低減する相乗効果を有することが可能となる。更にいえば、本実施形態では、図1及び図2に示すように最下層メタル8を3個の基本回路ブロック2毎に3分割しているが、1つにまとめることで、更なる低インピーダンスが可能になる。しかし、上述したように各基本回路ブロック2毎に最下層メタル8を分割しておくことで、各基本回路ブロック2からのノイズの影響を防止することができる。
【0066】
尚、本発明では図1のワンセル6が整然と配置されている旨について開示した。このとき、「整然と」とは保護回路5のGND配線に形成された最下層メタル26、最下層メタル8が接続するダイオードD2をLSIの内側に配置し、Vcc配線に接続された中間層メタル27と接続するダイオードD1をLSIの外側に配置することを意味する。加えて、パッドと保護回路とを互いに隣接して配置している場合、あるいはパッドと保護回路と一体化した各ワンセル6同士を等間隔で配置する場合も本発明は含む。
【0067】
加えて、本実施形態ではワンセル6の外側の最上層メタル7に電源電圧Vccを接続し、内側の最下層メタル8に接地電圧GNDを供給したものを開示したが、逆に最上層メタル7に接地電圧GNDを供給し、最下層メタル8に電源電圧Vccを供給してもよい。この場合、保護回路のダイオードの向きは、上述した実施例とは反対となる。
【0068】
また、本発明の実施形態では保護回路5がダイオードである場合の例を開示したが、MOSトランジスタ、バイポーラトランジスタ、PINダイオード、クランプ回路等であってもよい。
【0069】
【発明の効果】
本発明の半導体集積回路装置によれば、パッドと保護回路とを互いに隣接して配置しているので、あるいはパッドと保護回路とをワンセル化し、基本回路ブロックの周辺に複数個配置しているので、配線間の交差を防止し、回路特性への悪影響を防止できる。また、本発明の半導体集積回路装置によれば、GND配線を基本回路ブロックとワンセルとの間のスペース等を利用して、そのスペース全体にわたって幅広に形成することで接地配線の低インピーダンス化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路装置に係る実施形態を示す平面図である。
【図2】本発明の半導体集積回路装置に係る実施形態を示す斜視図である。
【図3】本発明の半導体集積回路装置に係る実施形態を示す平面図である。
【図4】本発明の半導体集積回路装置に係る実施形態を示す断面図である。
【図5】本発明の半導体集積回路装置に係る実施形態を示す断面図である。
【図6】保護回路を示す回路図である。
【図7】従来の半導体集積回路装置を示す平面図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路装置における保護回路に関するものであり、特に半導体集積回路装置内部の不要な配線を省略し、且つ配線の低インピーダンス化を実現するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に半導体集積回路装置は、外部から過大の入力電圧が入力端子に印加されると内部回路が破壊されてしまう可能性があり、その破壊を未然に防ぐために各種の入力保護回路が内蔵されている。
【0003】
例えば、ポリシリコンゲートのMOS型集積回路においては、図6に示すような保護回路80が設けられている。この保護回路80は、2つの保護ダイオードD3、D4を直列に接続して構成されている。当該保護ダイオードD3のカソード側はVcc(電源電圧)に、保護ダイオードD4のアノード側はGND(接地電圧)にそれぞれ接続されている。そして、2つの保護ダイオードD3、D4の接続点83に入力端子81が接続され、また接続点83から出力端子82が取り出され内部回路へと接続されている。
【0004】
一般に、保護回路80の入力端子81に外部から静電気等により過大な電圧が入力される。ここで、Vccよりも高い電圧が印加された場合、保護ダイオードD3が導通して接続点83の電圧レベルをクランプし、出力端子82より先の内部回路に高電圧が印加されることを抑制する。また、GNDレベルを下回る負の高電圧が印加された場合、保護ダイオードD4が導通して接続点83の電圧レベルをクランプし、出力端子82より先の内部回路に負の高電圧が印加されることを抑制する。
【0005】
図7は、保護回路80をLSI100内に備えた従来の半導体集積回路装置を示す平面図である。同図では、一例として、LSI100に3つの基本回路ブロック101A〜101Cと、16個のパッド102A〜102P、そして16個の保護回路104A〜104Pを配置したものを示した。ここで、基本回路ブロックとは、その内部に抵抗素子やトランジスタ、容量素子等を多数含んだ回路をいう。
【0006】
各パッド102A〜102Pは、基本回路ブロック101A〜101Cと配線103を介して接続されている。また、各保護回路104A〜104Pは、各パッド102A〜102Pの1つ1つとそれぞれ電気的に導通するように配線105を介して接続されている。
【0007】
このとき、保護回路104A〜104Pの各保護回路は、図6に示す保護回路80を内部に備えたものであり、当該保護回路104A〜104PはLSI100に形成されたVcc配線及びGND配線と電気的に導通するために上下に2本の配線(不図示)を必要とする。また、当該保護回路104A〜104Pの1回路が占める面積は、パッド102A〜102Pの1個が占める面積のおよそ1/3〜1/2程度である。
【0008】
通常、図7に示す半導体集積回路装置のレイアウトパターンを決定するときは、以下の手順でそれぞれの素子配置を決定する。
【0009】
第1に、3つの基本回路ブロック101A〜101CをLSI100上の略中央位置となるように配置する。この3つの基本回路ブロックの位置関係は、チップサイズやその機能面を考慮して決定される。図7では、一番面積の広い基本回路ブロック101Cに対して、同面積を有する2つの基本回路ブロック101A,101Bをそれぞれ平行となるように配置した。
【0010】
第2に、パッド102A〜102Pを3つの基本回路ブロック101A〜101Cの周囲に略等間隔となるように配置していく。
【0011】
第3に、保護回路104A〜104PをLSI100内に配置する。このとき、保護回路104A〜104Pの1個が占める面積は、パッド102A〜102Pの1個が占める面積と比較して小さいため、各保護回路104A〜104Pは上述した基本回路ブロック101A〜101Cとパッド102A〜102Pとが形成する隙間、いわゆるデッドスペースを利用して配置していくことになる。
【0012】
その後、基本回路ブロック101A〜101Cとパッド102A〜102Pとを電気的に導通させるために配線103と、各パッド102A〜102Pと各保護回路104A〜104Pとをそれぞれ電気的に導通させるために配線105とを、それぞれ配置する。加えて、保護回路104A〜104Pは、Vcc配線、GND配線と導通する配線を別途配置する。
【0013】
上述した技術は、例えば以下の特許文献に記載されている。
【0014】
【特許文献】
特開2001−127249号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した図7に示す従来の半導体集積回路装置の各素子を配置すると、以下の課題が挙げられる。
【0016】
第1に、LSI100上のいわゆるデッドスペースを利用して、保護回路104A〜104Pを配置しているため、配線103と配線105とが交差する箇所が生じる。例えば、図7のLSI100右端下のパッド102A、保護回路104Aに着目すると、配線103と配線105とが交差する。
【0017】
斯様に、配線103と配線105とが交差すると予期せぬトラブル(例えば、信号線のショートや相互干渉)が生じる可能性がある。更には、これらの配線103、105と保護回路104A〜104PがVcc配線とGND配線とにそれぞれ導通するための配線とが複雑に絡み合うことになる。そのため、配線間の層間絶縁膜の膜厚を更に厚くしたり、又はビアホールの数を予定以上に必要としたり、レイアウトパターン設計の段階では予想できなかった様々な弊害が生じてくる。
【0018】
第2に、近年の半導体集積回路装置は構造が積層化しており、その結果製造プロセスも複雑になっている。このため、半導体集積回路装置では配線数が増大し、配線インピーダンスが高くなり、LSI100の特性を十分に発揮できなくなるという欠点があった。
【0019】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は上記欠点に鑑みて発明されたものであり、基本回路ブロックと電気的に接続されたパッドと、当該パッドと電気的に接続された保護回路と、当該保護回路に第1の電位を供給する第1のメタル配線と、当該保護回路に前記第1の電位と異なる第2の電位を供給する第2のメタル配線とを有するものである。そして、本発明ではパッドと保護回路とが互いに隣接して配置され、あるいはパッドと保護回路とが1つのセルで構成され、複数の当該セルが基本回路ブロックの周辺に配置される。更に、本発明では第1のメタル配線が複数のセルの外側に配置され、第2のメタル配線が複数の基本回路ブロックと複数のセルとの間の領域全体にわたって形成されている半導体集積回路装置を提供することで、GND配線の低インピーダンス化を実現したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1〜図5を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0021】
図1は本発明の半導体集積回路装置(以下、LSI1と称す)の平面図である。
【0022】
基本回路ブロック2の周囲にパッド3を形成し、基本回路ブロック2とパッド3とを配線4を介して、電気的に導通するように形成する。このとき、基本回路ブロック2とは、その内部に抵抗素子やトランジスタ、容量素子等を多数含んだ回路をいう。
【0023】
配線4は基本回路ブロック2とパッド3の両者を接続するメタル配線である。パッド3と隣接するように配置された保護回路5は、等価回路としては図6に示した保護回路80と同じであり、直列に接続された2つのダイオードから構成される。
【0024】
本実施形態では、略中央に3つの基本回路ブロック2と、16個のパッド3を配置したものを示した。また、ここで基本回路ブロック2、パッド3の数に特に限定はない。
【0025】
本実施形態では各パッド3と隣接するように静電破壊防止用の各保護回路5を形成し、これらを同様にワンセル6として扱う。
【0026】
図1に示す半導体集積回路装置は積層構造を成し、その内部に複数のメタル(金属)配線が形成される。本実施形態では、当該複数のメタル配線の中で最上層メタル7と最下層メタル8とを、規則的に配列した複数のワンセル6の外側及び内側に形成する。ここで、最上層メタル7にはVcc(電源電圧)が供給され、最下層メタル8にはGND(接地電圧)が供給されている。また、最上層メタル7はVcc配線を形成し、最下層メタル8はGND配線を形成する。そして、Vcc配線とGND配線は基本回路ブロック2や保護回路5にVcc、GNDを供給する。
【0027】
当該最下層メタル8は、当該LSI1の基本回路ブロック2とワンセル6の間の回路領域として利用されていないスペース全体にわたって幅広に形成される。具体的には、当該最下層メタル8が基本回路ブロック2及び複数のセル6に近接する位置まで、ショートが生じない限りにおいて隙間なく形成される。
【0028】
尚、図1では3個の基本回路ブロック2を採用した例を開示したため、当該最下層メタル8は3つの領域に分離されており、そのための離間距離(隙間)は最低限度必要となる。つまり、本実施形態では最下層メタル8で形成されるGND配線のインピーダンスを最も低くするためには、各基本回路ブロック2と各セル6との間に形成される不必要な隙間は一切排除することが望ましい。
【0029】
また、必要に応じて基本回路ブロック2とセル6との間に最下層メタル8を形成することに加え、隣接する各セル6同士の間の利用されていないスペースにも当該最下層メタル8をGND配線として、そのスペースの全体にわたって形成するものであってもよい。同様に、必要に応じて基本回路ブロック2とセル6との間に最下層メタル8を形成することに加え、隣接する各基本回路ブロック2同士の間の利用されていないスペースにも当該スペース全体にわたって、最下層メタル8をGND配線として形成するものであってもよい。
【0030】
図2は、図1のLSI1を斜め上方から見た斜視図である。説明の都合上、図1の配線4は省略した。層間絶縁膜9は、LSI1の表面に形成された層間絶縁膜である。また、各ワンセル6はLSI1の各辺に沿って各辺ごとに同一方向となるように、一定の規則性を維持して形成されるパッド3と保護回路5の一体化物である。
【0031】
ここで、最上層メタル7はアルミのスパッタリングによって形成され、一定の幅を保持したまま複数のワンセル6の外側に沿って引き回し、各保護回路5の外側のダイオードD1と接続される。
【0032】
このように、最上層メタル7は複数のワンセル6の外側に沿って引き回して形成されることで、当該最上層メタル7の面積の拡大を図り、当該最上層メタル7と接続されたVcc配線の低インピーダンス化を実現しようとするためのものである。
【0033】
また、ここで最下層メタル8は最上層メタル7と同様にアルミのスパッタリングによって形成され、図1で上述したように複数の各基本回路ブロック2と複数の各ワンセル6との間のスペース全体にわたって幅広に形成する。尚、当該最下層メタル8は各保護回路5の内側のダイオードD2と接続される。
【0034】
このように、GND配線を形成する最下層メタル8は複数のワンセル6の内側に広く形成されることで、当該最下層メタル8の面積拡大を図り、当該最下層メタル8と接続されたGND配線の低インピーダンス化を実現しようとするためのものである。
【0035】
図3は、ワンセル6を拡大した平面図である。
【0036】
最上層メタル7は一定の幅を維持したまま、ワンセル6の外側に沿って集積回路チップの周辺に形成され、保護回路5のダイオードD1の表面と連続したメタル配線である。
【0037】
また、最下層メタル8は、ワンセル6の内側に形成された面積の広いメタル配線である。ここで、当該最下層メタル8は層間絶縁膜9よりも深く、後述する酸化膜24の表面に形成されるものである。
【0038】
ワンセル6はパッド3と保護回路5とから成る。パッド3は面積の大きい矩形状のパッド設置部3aと面積の小さい矩形状のパッド引き出し部3bとを連続的に形成したものである。
【0039】
当該パッド設置部3aは、図1に示した基本回路ブロック2と配線4により電気的に接続され、その上にボンディングワイヤ(不図示)を形成する。パッド引き出し部3bは、パッド設置部3aと連続して形成され、その下に形成された保護回路5と直接接続される。保護回路5は直列に接続された2つのダイオードD1、D2から構成されている。
【0040】
最下層メタル8はダイオードD2の最下層と連続し、ワンセル6の内側の基本回路ブロック2との間のスペース全体にわたって広く形成される。
【0041】
以下、図4、図5を参照しながら、上記ワンセル6の断面図について説明する。図4は図3のX1−X2線の断面図であり、図5は図3のY1−Y2線の断面図である。しかし、図4、図5は説明の便宜上、図3の同一構成要素よりも拡大した図を示した。
【0042】
以下、図4について説明する。
【0043】
P型の半導体基板20上にN型の半導体層21が形成される。半導体層21は素子分離層23、23aによって電気的に分割される。素子分離層23aは、保護回路5の2つのダイオードD1、D2を隔てる素子分離層である。つまり、素子分離層23aの手前側にダイオードD1が、奥手側にダイオードD2がそれぞれ配置される。酸化膜24は半導体層21の主表面に、熱酸化によって形成されたシリコン酸化膜である。
【0044】
層間絶縁膜9は当該酸化膜24上に形成された層間絶縁膜であり、その内部には、金属で形成した複数のメタル層(例えば図中の最下層メタル8、26、及び中間層メタル27)と当該メタル層を電気的に導通させる複数のコンタクトホール28A、28Bが形成されている。また、図2、図3に示した基本回路ブロック2も当該層間絶縁膜9の内部に形成されたものである。
【0045】
次に、層間絶縁膜9内部の各メタル層等について説明する。酸化膜24の表面所望位置に、最下層メタル26が形成され、保護回路5のダイオードD1、D2の接続点とコンタクトをとる。ここで、最下層メタル26とは、図3の最下層メタル8と連続した同一平面上のメタル配線であり、保護ダイオードD2内の最下層メタルである。
【0046】
最下層メタル26の上方には、コンタクトホール28A、中間層メタル27、コンタクトホール28Bを介してパッド3と導通している。尚、ここでは、層間絶縁膜9内のメタル層が2層(最下層メタル26と中間層メタル27)の例を開示したが、本実施形態ではそのメタル層の数に制限はない。つまり、最下層メタル26と中間層メタル27との間に他の中間層メタルが何層あってもよい。図4中左に位置する最下層メタル8はワンセル6外の最下層メタル8であり、隣接する他のワンセル6との素子分離層23上方まで延在する。
【0047】
パッド3のパッド設置部3aは、最上層のコンタクトホール28Bと接続されると共に、層間絶縁膜9の表面上の所望位置に形成され、パッド設置部3a上には、ボンディングワイヤ29が形成される。当該ボンディングワイヤ29は、パッド設置部3a上に基本回路ブロック2と電気的に導通するように形成される。ここで、当該パッド設置部3a下には、特に制限はなく、ディープトレンチなどの構造を設けてもなんら問題はない。
【0048】
Vcc配線を形成する最上層メタル7は、保護回路5よりも外側の層間絶縁膜9上に一定の幅を有するように形成される。
【0049】
本実施形態では、図1、図2の最上層メタル7とパッド3とが同一のスパッタリングで形成された場合も含み、この場合、当該パッド3がワンセル6の最上層に位置するメタル配線となり、最上層メタル7と同じ膜厚を有する。また、当該最上層メタル7と当該パッド3とを別途形成し、膜厚の異なるものとしてもよい。
【0050】
以下、図5について説明する。
【0051】
P型の半導体基板20上に形成した半導体層21は、複数の素子分離層23で電気的に分割される。当該素子分離層23によってダイオードD1とダイオードD2が分離され、当該半導体層21の主表面には酸化膜24が被覆される。
【0052】
両ダイオードD1、D2は共に、半導体層21の主表面から拡散によって形成されたP層30A、30Bを有する。当該P層30AはダイオードD1のP型の拡散層であり、P層30BはダイオードD2のP型の拡散層である。
【0053】
最下層メタル26A、26B、26Cは、同一平面(同じメタル層)上のメタル配線であり、酸化膜24上に形成され、ダイオードD1、D2のN型の半導体層21及びP型の拡散層であるP層30A、30Bとコンタクトをとるために、当該酸化膜24上にそれぞれパターニングされる。
【0054】
ここで、最下層メタル26Aは、ダイオードD1のP層30AとダイオードD2のN層とを電気的に接続させる金属配線である。当該最下層メタル26Aは、コンタクトホール28Aを介して中間層メタル27に接続され、当該中間層メタル27は別のコンタクトホール28Bを介してパッド3のパッド引き出し部3bに接続される。
【0055】
また、最下層メタル26Bは、ダイオードD1のN層と接続された金属配線であり、同様にコンタクトホール28A、中間層メタル27、コンタクトホール28Bを介して、層間絶縁膜9上に形成した最上層メタル7と電気的に接続させる。
【0056】
また、最下層メタル26Cは、ダイオードD2のP層30Bと電気的に接続する金属配線であり、当該最下層メタル26CのうちダイオードD2よりも外側(図中右側)に、当該ワンセル6と隣接する他のワンセル6に近接する位置まで延在する。そして、最下層メタル26Bに最上層メタル7を介して電源電圧Vccが供給され、最下層メタル26Cに接地電圧GNDが供給される。
【0057】
ここで、前述した各保護回路を構成する各ダイオードD1と各ダイオードD2にそれぞれ接地電圧GND及び電源電圧Vccを供給するGND配線及びVcc配線(不図示)はそれぞれ各保護回路5に対応する各基本回路ブロック2に接続されている。
【0058】
上述したように、本実施形態では図4、図5の断面を有する図3のワンセル6を多数、整然と配置することで図1、図2に示す半導体集積回路装置が形成される。
【0059】
ここで、図4、図5において、最上層メタル7とパッド3とを別途の工程で形成した場合、最上層メタル7とパッド3の膜厚を相違するように形成してもよい。例えば、Vcc配線のインピーダンスを特別に低くしたい場合、最上層メタル7の膜厚をパッド3の膜厚よりも(例えば2倍程度となるように)極端に厚く形成してもよい。
【0060】
以上より、本発明では以下の効果を有する
パッド3と保護回路5が一体となったワンセル6であるため、パッド3と保護回路5とを接続する配線が不要となる。これにより、ワンセル6と各基本回路ブロック2とが1本の配線4で接続され、無用な配線同士の交差が生じなくなり、ショート等のトラブルの可能性が低減できる。また、従来技術に見られるような保護回路を電源電圧Vcc、接地電源GNDに接続するメタル配線を別途形成する工程が省略できる。
【0061】
また、パッド3と保護回路5が一体となったワンセル6であるため、パターン設計段階において、一度同じものを作製すれば、あとは同じものを多数コピーすれば良いというメリットを有する。しかし、従来技術では各保護回路104A〜104PをLSI100内のデッドスペースに配置する手間を要していた。したがって、本発明ではすでに一体となったワンセル6で取り扱うため、それらの無用な手間を省き、作業効率が向上する。強いては設計から完成までの時間を大いに短縮できる。
【0062】
更には、保護回路用の配線と信号配線用との交差がなくなるので、非常に高性能な信号配線を行うことが可能である。
【0063】
加えて、最下層メタル8を複数の各ワンセル6の内側に最下層メタル8の面積を設計上可能な限り大きく形成することで、GND配線のインピーダンスを低く設定することができる。
【0064】
また、Vcc配線を形成する最上層メタル7を複数の各ワンセル6の外側に沿って形成し、当該最上層メタル7の面積を大きく形成することでVcc配線のインピーダンスを低く設定することができる。加えて、最上層メタル7の膜厚を設計上可能な限り厚く形成することで、Vcc配線のインピーダンスを更に低く設定することができる。
【0065】
更には、上述した最上層メタル7をワンセル6の外側に引き回すこと、当該最上層メタル7の膜厚を厚く形成すること、最下層メタル8をワンセル6の内側に引き回して当該最下層メタル8の面積を可能な限り大きく形成すること、を必要に応じて選択し、あるいはそれらを同時に実施することで、本発明の半導体集積回路装置の配線インピーダンスを更に低減する相乗効果を有することが可能となる。更にいえば、本実施形態では、図1及び図2に示すように最下層メタル8を3個の基本回路ブロック2毎に3分割しているが、1つにまとめることで、更なる低インピーダンスが可能になる。しかし、上述したように各基本回路ブロック2毎に最下層メタル8を分割しておくことで、各基本回路ブロック2からのノイズの影響を防止することができる。
【0066】
尚、本発明では図1のワンセル6が整然と配置されている旨について開示した。このとき、「整然と」とは保護回路5のGND配線に形成された最下層メタル26、最下層メタル8が接続するダイオードD2をLSIの内側に配置し、Vcc配線に接続された中間層メタル27と接続するダイオードD1をLSIの外側に配置することを意味する。加えて、パッドと保護回路とを互いに隣接して配置している場合、あるいはパッドと保護回路と一体化した各ワンセル6同士を等間隔で配置する場合も本発明は含む。
【0067】
加えて、本実施形態ではワンセル6の外側の最上層メタル7に電源電圧Vccを接続し、内側の最下層メタル8に接地電圧GNDを供給したものを開示したが、逆に最上層メタル7に接地電圧GNDを供給し、最下層メタル8に電源電圧Vccを供給してもよい。この場合、保護回路のダイオードの向きは、上述した実施例とは反対となる。
【0068】
また、本発明の実施形態では保護回路5がダイオードである場合の例を開示したが、MOSトランジスタ、バイポーラトランジスタ、PINダイオード、クランプ回路等であってもよい。
【0069】
【発明の効果】
本発明の半導体集積回路装置によれば、パッドと保護回路とを互いに隣接して配置しているので、あるいはパッドと保護回路とをワンセル化し、基本回路ブロックの周辺に複数個配置しているので、配線間の交差を防止し、回路特性への悪影響を防止できる。また、本発明の半導体集積回路装置によれば、GND配線を基本回路ブロックとワンセルとの間のスペース等を利用して、そのスペース全体にわたって幅広に形成することで接地配線の低インピーダンス化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体集積回路装置に係る実施形態を示す平面図である。
【図2】本発明の半導体集積回路装置に係る実施形態を示す斜視図である。
【図3】本発明の半導体集積回路装置に係る実施形態を示す平面図である。
【図4】本発明の半導体集積回路装置に係る実施形態を示す断面図である。
【図5】本発明の半導体集積回路装置に係る実施形態を示す断面図である。
【図6】保護回路を示す回路図である。
【図7】従来の半導体集積回路装置を示す平面図である。
Claims (8)
- 基本回路ブロックと、
前記基本回路ブロックと電気的に接続されたパッドと、
前記パッドと電気的に接続された保護回路と、
前記保護回路に第1の電位を供給する第1のメタル配線と
前記保護回路に前記第1の電位と異なる第2の電位を供給する第2のメタル配線とを有し、
前記基本回路ブロックの周辺と前記パッドと前記保護回路とが互いに隣接して配置され、
前記第1のメタル配線が前記パッドと前記保護回路の外側に配置され、
前記第2のメタル配線が前記複数の基本回路ブロックと前記パッドとの間の領域全体に渡って形成されていることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 基本回路ブロックと、
前記基本回路ブロックと電気的に接続されたパッドと、
前記パッドと電気的に接続された保護回路と、
前記保護回路に第1の電位を供給する第1のメタル配線と
前記保護回路に前記第1の電位と異なる第2の電位を供給する第2のメタル配線とを有し、
前記パッドと前記保護回路とが互いに隣接して配置された1つのセルで構成され、複数の当該セルが前記基本回路ブロックの周辺に配置されると共に、前記第1のメタル配線が前記複数のセルの外側に配置され、前記第2のメタル配線が前記複数の基本回路ブロックと前記複数のセルとの間の領域全体にわたって形成されていることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 前記第2のメタル配線が前記複数の基本回路ブロック同士間の領域に形成されていることを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路装置。
- 前記第2のメタル配線が前記複数のセル同士間の領域に形成されていることを特徴とする請求項2、3記載のいずれかの半導体集積回路装置。
- 前記第1のメタル配線と前記第2のメタル配線が異なる配線層で形成されていることを特徴とする請求項1、2、3、4記載のいずれかの半導体集積回路装置。
- 前記保護回路は直列に接続された第1のダイオード及び第2のダイオードを有することを特徴とする請求項1、2記載の半導体集積回路装置。
- 前記第1のダイオードのカソードに電源電圧を供給する電源配線と、前記第2のダイオードのアノードに接地電圧を供給する接地配線とを有することを特徴とする請求項6記載の半導体集積回路装置。
- 前記電源配線を最上層メタルで形成し、前記接地配線を最下層メタルで形成したことを特徴とする請求項7記載の半導体集積回路装置。
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