JP2004055066A - ディスクカートリッジ - Google Patents

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Kengo Oishi
大石 健吾
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】小型ディスクカートリッジに、新品確認、誤挿入防止、誤記録防止の機能を持たせる。
【解決手段】ハウジング内に磁気ディスクを回転可能に収容した、ディスクドライブに挿入されて情報の記録再生が行われる略矩形の小型ディスクカートリッジ10のハウジング11の挿入側前方の一角に3角形の切欠きが形成されており、切欠きに識別片20が取外し可能に設けられている。取り外された識別片20はハウジング11の一隅に形成された3角形の凹部30に保持される。
【選択図】     図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はディスクカートリッジ、特にデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、ノートパソコン等の電子機器のカードスロットに装填可能な、カード型小型ディスクドライブに交換自在に装填可能な小型ディスクカートリッジに適するディスクカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、ノートパソコン等の電子機器のカードスロットには、種々の記録メディアが挿抜可能に装填され、記録再生をするようになっている。このような記録媒体としては、半導体メモリタイプのもの、ハードディスク型のもの、光ディスク型のもの、フロッピー(登録商標)ディスクのような磁気ディスクの小型のもの等、各種のものが実用に供されている。
【0003】
この中では、半導体のメモリが取り扱いやすく、記録容量も適当に大きいので最もポピュラーであるが、比較的価格が高い。したがって、これらのメモリを用いるデジタルカメラなどでは、撮影した画像データをパソコンなどに転送して保存し、その後データは削除し、記録媒体は繰返し使うのが一般的である。
【0004】
ハードディスク型のものとしては、340MBや1GBの容量を持つものが知られているが、これも価格が高く、データは他に転送して保存し、記録媒体は繰返し使うことになる。
【0005】
光ディスク型のものは大きさの割に記録容量が大きく、例えば35mm×41mm×11mmのサイズの中に260MBのデータを記録することができ、512MBの記録容量を持ったものも実現しようとしている。しかし、光ディスクは書込みに時間がかかるので記録速度が遅いという難点がある。
【0006】
一方、フロッピー(登録商標)ディスクのような磁気ディスクを50mm×55mm×2mm程度の小型のものとし、これをパソコン等のカードスロットに挿入できるサイズの小型ディスクドライブに交換自在に装填可能としたものも知られているが、これは容量が40MBと小さく、カメラの画像を記録するという観点では容量不足であるし、大きさもデジタルカメラには向かない。
【0007】
近年、デジタルカメラが、その記録の簡便さ、撮像素子の開発による画質の向上、データの削除や転送の可能性や記録容量の大きさなど、パソコンが普及した社会の背景と相俟って、急速に広く普及しているが、記録媒体(以下、メディアという)が上述のように価格や容量の面で制限されているため、その使用の態様に制限がある。例えば、メディアが高価であるため、1台のカメラにメディアを何枚も持つということはしないで、データが一杯になったらパソコンに移して削除するなどして、1枚のメディアを繰返し使用するのが普通であることは上述の通りである。そのため、旅先で記録媒体が足りなくなることがあり、またデータを入れたメディアをそのまま保存したり、人にあげたりするというようなことができない。
【0008】
そこで、デジタルカメラで撮影したデータをそのまま保存したり、気軽に人にあげたりすることができるように、大容量で安価な小型のメディアの実現が望まれる。また、パソコンにおいても、データを入れて人に渡したりすることができる大容量で安価な小型のメディアの実現が望まれる。
【0009】
そのような要望に応え、デジタルカメラで撮影したデータやパソコンのデータをそのまま保存したり、気軽に人にあげたりすることができるような大容量で安価な小型のメディアとし切欠きソコンやデジタルカメラなどの電子機器に装填可能なカード型小型ディスクドライブと、その小型ディスクドライブに装填可能な磁気ディスクカートリッジとからなるメディアが考えられる。すなわち、そのような磁気ディスクカートリッジとして、開閉シャッターを備えたハウジングにフレキシブルな磁気ディスクを回転自在に収納し、例えば200MB以上の記録容量を備えた磁気ディスクカートリッジとすることが考られる。そのための高記録密度磁気記録媒体としては、蒸着法により金属薄膜を施したもの、スパッタリング法により金属薄膜を施したもの、あるいはバリウムフェライト粉末や強磁性粉末を用いたものが採用できる。バリウムフェライト粉末を用いたものの例として、本出願人が出願した特願2001−312864号がある。
【0010】
「バリウムフェライト粉末を用いた高記録密度磁気記録媒体」とは、磁性層にバリウムフェライト粉末を含有した磁気ディスクであって、高記録密度の実現が可能な材料を用いたものであり、例えば、特願2001−205290号に開示された、非磁性支持体の少なくとも一方の面に、非磁性粉末及び結合剤を含む非磁性層と、六方晶系フェライト粉末である強磁性粉末及び結合剤を含む磁性層とをこの順に有する磁気記録媒体であって、非磁性層が平均粒径10〜30nmのカーボンブラックを前記非磁性粉末100質量部に対して10〜50質量部含有し、磁性層の厚さが0.2μm以下であり、電子線マイクロアナリシスによる強磁性粉末に起因する元素の平均強度aに対する強度の標準偏差bが0.03≦b/a≦0.4であり、かつ、磁性層の中心面平均粗さRaが5nm以下、10点平均粗さRzが40nm以下である磁気記録媒体である。この材料を用いた磁気ディスクに対しては、例えば高記録密度の可能なMRヘッド等の磁気ヘッドを用いて情報の記録再生を行う。
【0011】
上記メディアによれば、記録容量200MB以上、好ましくは500MB以上の高記録密度のメディアを実現することができ、これにより、例えば静止画であれば一枚約1MBとして、500枚記録させることができ、また動画であれば30分程度の映像コンテンツを記録できるようになる。したがってデジタルカメラで撮影した動画や、携帯電話で配信される動画等を記録することができ、コンテンツを使用する際のユーザの利便性を向上させることができる。また、もちろんパソコンにおいても安価な大容量のデータ保存メディアとして便利に利用することができ、その利便性は大きい。
【0012】
なお、電子機器に装填可能なカード型小型ディスクドライブとは、一般にパソコンの場合は、図8(a)に示すように、PCカードのカードスロットに挿入されるカード2の受容部のソケット4に電気的に接続されて装填される小型ディスクドライブ6であり、デジタルカメラ3などの小型の電子機器の場合には、図8(b)に示すように、電子機器側の受容部5のソケットに電気的に接続されて装填される小型ディスクドライブ6である。したがって、この小型ディスクドライブ6は極めて小型であり、例えば38mm〜55mmの長さと35mm〜51mmの幅と3mm〜5mmの厚さを有し、磁気ディスクカートリッジ8は、例えば25mm〜36mmの長さおよび幅と1mm〜3mmの厚さを有する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、フロッピー(登録商標)ディスク等のディスクカートリッジにおいては、ハウジングの挿入側一角に斜めの切欠きを設けることにより、誤挿入防止すなわちドライブに誤った向きにディスクカートリッジが挿入されるのを防止することが図られている。しかしディスクカートリッジを小型化すると、ディスクカートリッジに切欠きを設けたとしても、切欠き自体が小さくなってしまうため目視で挿入方向や表裏を確認しずらいという問題がある。
【0014】
また、従来のディスクカートリッジには、記録されたデータに誤って上書きをしてしまわないように、ディスクカートリッジを書込み禁止状態に設定する識別部材が取り付けられている。具体的にはディスクカートリッジの端部に貫通孔が形成され、この貫通孔を指先等で開閉するためのライトプロテクト・タブと呼ばれる識別部材が設けられている。ライトプロテクト・タブが貫通孔を開いていれば書込み禁止の状態、閉じていれば書込み可能の状態となるようになっている。初期状態のディスクカートリッジは、書込み可能の状態に設定されており、ユーザが識別部材をスライドさせるように操作することにより、書込み禁止の状態に設定するようになっている。しかしディスクカートリッジの小型化が進むとそれに伴い識別部材も小型化し、そのような小型ディスクカートリッジに従来と同様の識別部材を設けると小型化された識別部材を操作する必要があり、操作性がよくないという問題がある。また、小型ディスクカートリッジを記録再生する記録再生装置側のソフトウェアにより、書込み可能か否かを設定する方式も考えられるが、小型の記録再生装置を用いた場合には小型ディスプレイを見ながら操作する必要があり操作性が悪いという問題がある。
【0015】
また、ディスクカートリッジが小型になると、その交換時などの取扱い時に、それが新品であるか使用中のものすなわち記録がなされているものかの区別も、目視などでは判別しずらくなり、新品のカートリッジを装填するつもりで誤って記録済みのカートリッジを装填したり、あるいはその逆に使うつもりのない新品を装填してしまったりすることも起こりやすくなる。
【0016】
本発明は、上記の種々の問題に鑑み、簡単な構造で誤挿入防止や誤記録防止の機能を持たせることができる上に、新品の識別も可能なディスクカートリッジであって、特に小型化にした場合であってもこれらの機能を効果的に発揮することのできるディスクカートリッジを提供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明のディスクカートリッジは、ハウジング内に磁気ディスクを回転可能に収容した、ディスクドライブに挿入されて情報の記録再生が行われる略矩形のディスクカートリッジにおいて、ハウジングの、ディスクドライブへの挿入側前方の一角に例えば略3角形の識別部材が取外し可能に設けられていることを特徴とするものである。
【0018】
なお、このハウジングの一部には、取り外された識別部材を保持する保持部を設けておくのが望ましい。
【0019】
ここで「識別部材」は、ハウジングの一角から取り外せるものであれば形状は3角形に限られるものではないが、一角を斜めに切り取るように設けられた3角形のものであれば、従来のフロッピー(登録商標)ディスクのように誤挿入防止の機能をそのまま持たせることができる。3角形でない場合、例えば矩形の場合には、その矩形の識別部材が取り外された四角い切欠きがハウジングの角にできているときはカートリッジが装填できないようにする識別手段をドライブ側に設けるようにしてもよい。
【0020】
本発明のディスクカートリッジは、この識別部材をハウジングに取外し可能に設けたことにより、新品ではこの識別部材があることにより、目視で、あるいはそのままでは装填できないようにすることにより、新品であることが容易に分かるようにすることができる。あるいは、ハウジングの角を指で探ることにより、指触りで角の切欠きを感知して新品確認をすることもできる。また、その切欠きの位置を指等で識別することにより、正しい挿入の向きを識別するようにすることもできる。
【0021】
また、この識別部材は取り外した後で再度その外した角に取り付けられるように脱着可能に設けられているのがよい。そうすることにより、使用済みのカートリッジを新品のようにそのままでは装填できないようにして、記録済みのデータに誤って上書きをされないようにすることができる。なお、この場合には未使用の新品と区別できるようにする必要がある。例えば識別部材を裏表で色を変え、誤記録防止のために識別部材を角に取り付ける時には表裏反対向きに取り付けることにより、新品と区別できるようにしてもよい。あるいは、裏向きに取り付けたときには角の形が変わるように、3角形の識別部材の形状を直角2等辺3角形でなく、直角不等辺3角形にしてもよい。
【0022】
前述のように、ハウジングの一部に取り外された識別部材を保持する保持部を設ける態様としては、例えばハウジングの一隅に識別部材を嵌め込む3角形の凹部を形成してもよい。その凹部には嵌め込んだ識別部材を取外しやすいように指掛部などを設けておくことが望ましい。また、凹部でなく貫通孔とすれば、この貫通孔に識別部材を嵌め込んでいないときには書込み不可とし、嵌め込んで孔が閉じたときには書込み可能とするようにして、貫通孔にライトプロテクトの機能を持たせるようにすることもできる。ただし、この場合は上書き禁止のため外した識別部材はこの保持部以外の場所に保管する必要がある。
【0023】
【発明の効果】
本発明のディスクカートリッジによれば、ハウジングの挿入側前方の一角に、識別部材を取外し可能に設けることにより、新品のものは識別部材が取り付けられた状態にあるため、ユーザが新品であるかの否かの判断を、目視あるいは触感により容易に行うことができる。また、ドライブ側にそのまますなわち識別部材が取り付けられた状態では装填できないようにする手段を設けることにより、新品確認を自動的に判別するようにすることができるし、誤挿入防止や誤記録防止の機能を持たせることもできる。
【0024】
また、識別部材が着脱により小型ディスクカートリッジの外縁を変化させるような大きな部材からなっているため、ディスクカートリッジが小型化しても識別部材が確認しやすくなり、挿入方向の確認や識別部材の取外しを容易に行うことができる。
【0025】
さらに、前述のように、ハウジングの一部に取り外された識別部材を保持する保持部を設ければ、取り外した識別部材をなくすこともない。また、その保持部を貫通孔にすれば、この貫通孔にライトプロテクトの機能を持たせるようにすることもできる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による磁気ディスクカートリッジの実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、理解を容易にするために、図面における各構成部品は、その寸法比率を変えて示してある。
【0027】
図1は、本発明の磁気ディスクカートリッジの使用例を示す図である。図1の小型ディスクカートリッジ10はパーソナルコンピュータ、携帯電話、デジタルカメラ等の電子機器に用いられるものであって、カードスロットに挿入されて使用される。小型ディスクカートリッジ10に記録再生を行う際には、まず小型ディスクカートリッジ10がディスクドライブ50に挿入されるとともに、ディスクドライブ50がカードスロット2に挿入され、ソケット4で電気的に接続される。そして、小型ディスクカートリッジ10に収納された磁気ディスクDにディスクドライブ50を介して情報が記録再生される。
【0028】
図2は本発明の小型ディスクカートリッジの好ましい実施の形態を示す斜視図であり、図2を参照して小型ディスクカートリッジ10について説明する。小型ディスクカートリッジ10は、ハウジング11、シャッター12、識別部材20等を有する。
【0029】
ハウジング11は、情報を記録する磁気ディスクDを回転可能に収容しており、例えば2mm〜3mm程度の厚さを有している。ハウジング11はプラスチックや磁気に対する遮蔽効果を有する金属材料等からなっており、略直方体に形成されている。ハウジング11にシャッター12が取り付けられており、シャッター12が開閉することにより、ハウジング11内の磁気ディスクDに情報の記録再生が行われる。
【0030】
ハウジングのディスクドライブ50への挿入側前方の一角であるコーナ部分に下側面(挿入側側面)11bから右側面11cにわたって切欠き面11aが形成され、角が3角形に切り取られている。そして、ハウジング11の右前方に切欠き面11aが位置する姿勢でディスクドライブ50に挿入すると、ディスクドライブ50に小型ディスクカートリッジ10が収容されるようになる。
【0031】
ハウジング11の切欠き面11aに識別片20が取外し可能に設けられており、小型ディスクカートリッジ10が未使用の状態ではハウジング11に識別片20が取り付けられた状態にある。したがって、ユーザが小型ディスクカートリッジ10を使用する際には識別片20を取り外して使用することになる。
【0032】
次に、図2と図4を参照して識別片20について説明する。識別片20は略三角柱の形状を有しており、上述のようにハウジング11の切欠き面11aに対して着脱可能に取り付けられている。識別片20がハウジング11に取り付けられた場合、小型ディスクカートリッジ10は略直方体の形状を有することになる。一方、識別片20がハウジング11から取り外された場合、小型ディスクカートリッジ10は切欠き面11aを有する直方体となる。したがって、識別片20がハウジング11に取り付けられた状態ではディスク取りアブ50に挿入できない状態になっている。
【0033】
これにより、未使用の小型ディスクカートリッジ10を使用する際には識別部材を取り外す動作を行うことにより、挿入方向を確認することになる。よって、誤った方向から小型ディスクカートリッジ10をディスクドライブ50に挿入するのを防止することができる。
【0034】
また、識別片20が取り外されていれば使用した状態を示すことになる。よって、ユーザは識別片20により小型ディスクカートリッジ10のバージン性の確認を行うことができる。
【0035】
特に、識別片20は、ハウジング11に対して着脱可能に取り付けられている。具体的にはこの切欠き面11aに下側面11bから右側面11cに向かって蟻溝からなる挿入溝13が形成されている。一方、図4に示すように、識別片20は、切欠き面11aと接触する面にたとえば蟻ほぞからなる突出部21を有している。そして、図5に示すように、突出部21が挿入溝13に挿入されることにより、識別片20がハウジング11に着脱可能に取り付けられる。
【0036】
すると、一度識別部材50が取り外されて使用された小型ディスクカートリッジ10に対して、再び識別片20を取り付けると、ディスクドライブ50への挿入自体ができない状態になる。これは、小型ディスクカートリッジ10に対して書込みその他の操作を禁止の状態を意味し、識別片20がライトプロテクト材としての機能を果たすことになる。
【0037】
この場合、好ましくは切欠き面11aにおいて、ハウジング11の右側面11c側には挿入溝13が形成されておらず、係止部14が形成されている。これは、識別片20をハウジング11に装着した状態で小型ディスクカートリッジ10がディスクドライブ50に矢印X1方向に挿入された場合、識別片20に矢印X2方向の力が加わる。このとき、識別片20の移動が係止部14により制限されて、識別片20がスライドしてハウジング11から外れてしまうのを防
図6はハウジング11に形成された凹部30の周辺部位を示す斜視図であり、図2と図6を参照して凹部30について説明する。図2の凹部30はハウジング11から取り外した識別片20を収容するものであって、ハウジングの上面11dもしくは下面11eであって挿入側後方に形成されている。凹部30は識別片20と略同一の形状を有するハウジング11を貫通した貫通孔からなっている。すると、ハウジング11の厚さと識別片20の厚さは略同一であるため、識別片20が凹部30からはみ出すことなく収納されることになる。なお、凹部30は上面11dもしくは下面11eに形成された穴であってもよい。
【0038】
ハウジング11に凹部30を設けることにより、取り外した識別片20を収容することができるようになり、特に識別片20が着脱可能な構造を有している場合、識別片20の紛失を防止することができる。
【0039】
上記実施の形態によれば、ハウジング11の小型ディスクカートリッジ10の挿入側前方の一部に、識別片20を取外し可能に設けることにより、未使用時においては識別片20が取り付けられた状態にあるため、ユーザが未使用であるかの否かの判断を容易に行うことができる。
【0040】
また、識別片20が着脱により小型ディスクカートリッジ10の外縁を変化させるような大きな部材からなっているため、ディスクカートリッジが小型化しても識別片20が目視により確認しやすくなるとともに識別片20の取り外しを容易に行うことができる。
【0041】
さらに、識別片20をハウジング11の挿入側前方の一部に設けることにより、識別部材を目視によりディスクドライブ50への挿入方向をすることができるため、ディスクドライブ50への挿入の向きおよび表裏を誤るのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による小型ディスクカートリッジを、このカートリッジが挿入される小型ディスクドライブと、この小型ディスクドライブが装填されるカードスロットを備えた電子機器とともに示す概略的説明図
【図2】本発明による小型ディスクカートリッジの一実施の形態を示す斜視図
【図3】図2の識別部材の周辺部位を示す斜視図
【図4】図2の識別部材の一例を示す斜視図
【図5】図2の識別部材の周辺部位を示す断面図
【図6】図2の凹部の周辺部位を示す斜視図
【図7】小型ディスクカートリッジの別の実施の形態を示す斜視図
【図8】本発明の前提となるディスクドライブを、このディスクドライブが装填されるカードスロットを備えた電子機器とともに示す概略的説明図
【符号の説明】
10、40   小型ディスクカートリッジ
11、41   ハウジング
20、22 識別片(識別部材)
30 凹部(保持部)
50 ディスクドライブ
D   磁気ディスク

Claims (2)

  1. ハウジング内に磁気ディスクを回転可能に収容した、ディスクドライブに挿入されて情報の記録再生が行われる略矩形のディスクカートリッジにおいて、
    前記ハウジングの、ディスクドライブへの挿入側前方の一角に識別部材が取外し可能に設けられていることを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 前記ハウジングが、該ハウジングの一部に、取り外された前記識別部材を保持する保持部を有していることを特徴とする請求項1記載のディスクカートリッジ。
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