JP2003178547A - 小型磁気ディスクカートリッジ - Google Patents

小型磁気ディスクカートリッジ

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JP2003178547A
JP2003178547A JP2001375864A JP2001375864A JP2003178547A JP 2003178547 A JP2003178547 A JP 2003178547A JP 2001375864 A JP2001375864 A JP 2001375864A JP 2001375864 A JP2001375864 A JP 2001375864A JP 2003178547 A JP2003178547 A JP 2003178547A
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JP
Japan
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shutter
magnetic head
shutter plate
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magnetic disk
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JP2001375864A
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Shinichi Kato
慎一 加藤
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カード型ディスクドライブに挿入される磁気
ディスクカートリッジにおいて、磁気ヘッド挿入口を大
きく開くことができるシャッターを設ける。 【解決手段】 シャッター18が、磁気ヘッド挿入口1
6の閉鎖時には直列状態に順次連結されかつ磁気ヘッド
挿入口16の開放時には並列状態に順次重ね合わせられ
て収納される複数枚のスライド式シャッター板S1〜S
3を備え、これらシャッター板S1〜S3が、直列状態
において閉方向端に位置するシャッター板S1の開閉動
作により直列状態と並列状態と間での移行を可能にする
ための、隣接するシャッター板に対する係合部をそれぞ
れ備える。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルスチルカ
メラ、デジタルビデオカメラ、ノートパソコン等の電子
機器のカードスロットに装填可能なカード型ディスクド
ライブに交換自在に装填可能な小型の磁気ディスクカー
トリッジに関し、特に、磁気ヘッドの挿入口を開閉する
シャッターに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、デジタルスチルカメラ、デジタル
ビデオカメラ、ノートパソコン等の電子機器のカードス
ロットには、種々の記録メディアが挿抜可能に装填さ
れ、記録再生をするようになっている。このような記録
媒体としては、半導体メモリタイプのもの、ハードディ
スク型のもの、光ディスク型のもの、フロッピー(登録
商標)ディスクのような磁気ディスクの小型のもの等、
各種のものが実用に供されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この中では、半導体の
メモリが取り扱いやすく、記録容量も適当に大きいの
で、最もポピュラーであるが、比較的価格が高い。した
がって、これらのメモリを用いるデジタルカメラなどで
は、撮影した画像データをパソコンなどに転送して保存
し、その後データは削除し、記録媒体は繰返し使うのが
一般的である。 【0004】ハードディスク型のものとしては、340
MBや1GBの容量を持つものが知られているが、これも価
格が高く、データは他に転送して保存し、記録媒体は繰
返し使うことになる。 【0005】光ディスク型のものは大きさの割に記録容
量が大きく、例えば35mm×41mm×11mmのサ
イズの中に256MBのデータを記録することができ、5
12MBの記録容量を持ったものも実現しようとしてい
る。しかし、光ディスクは書込みに時間がかかるので記
録速度が遅いという難点がある。 【0006】一方、フロッピー(登録商標)ディスクの
ような磁気ディスクを50mm×55mm×2mm程度
の小型のものとし、これをパソコン等のカードスロット
に挿入できるサイズのディスクドライブに交換自在に装
填可能としたものも知られているが、これは容量が40
MBと小さく、カメラの画像を記録するという観点では容
量不足であるし、大きさもデジタルカメラには向かな
い。 【0007】近年、デジタルカメラが、その記録の簡便
さ、撮像素子の開発による画質の向上、データの削除や
転送の可能性や記録容量の大きさなど、パソコンが普及
した社会の背景と相俟って、急速に広く普及している
が、記録媒体(以下、メディアという)が上述のように
価格や容量の面で制限されているため、その使用の態様
に制限がある。例えば、メディアが高価であるため、1
台のカメラにメディアを何枚も持つということはしない
で、データが一杯になったらパソコンに移して削除する
などして、1枚のメディアを繰返し使用するのが普通で
あることは上述の通りである。そのため、旅先で記録媒
体が足りなくなることがあり、またデータを入れたメデ
ィアをそのまま保存したり、人にあげたりするというよ
うなことができない。 【0008】そこで、デジタルカメラで撮影したデータ
をそのまま保存したり、気軽に人にあげたりすることが
できるように、大容量で安価な小型のメディアの実現が
望まれる。また、パソコンにおいても、データを入れて
人に渡したりすることができる大容量で安価な小型のメ
ディアの実現が望まれる。 【0009】そのような要望に応え、デジタルカメラで
撮影したデータやパソコンのデータをそのまま保存した
り、気軽に人にあげたりすることができるような大容量
で安価な小型のメディアとして、パソコンやデジタルカ
メラなどの電子機器に装填可能なカード型ディスクドラ
イブと、そのディスクドライブに装填可能な磁気ディス
クカートリッジとからなるメディアが考えられる。すな
わち、そのような磁気ディスクカートリッジとして、開
閉シャッターを備えたハウジングに高密度磁気記録が可
能なフレキシブルな磁気ディスクを回転自在に収容し、
例えば200MB以上の記録容量を備えた磁気ディスクカ
ートリッジとすることが考られる。そのための高記録密
度磁気記録媒体としては、蒸着法により金属薄膜を施し
たもの、スパッタリング法により金属薄膜を施したも
の、あるいはバリウムフェライト粉末や強磁性金属粉末
を用いたものが採用できる。バリウムフェライト粉末を
用いたものの例として、本出願人が出願した特願200
1−312864号がある。 【0010】「バリウムフェライト粉末を用いた高記録
密度磁気記録媒体」とは、磁性層にバリウムフェライト
粉末を含有した磁気ディスクであって、高記録密度の実
現が可能な材料を用いたものであり、例えば、特願20
01−205290号に開示された、非磁性支持体の少
なくとも一方の面に、非磁性粉末及び結合剤を含む非磁
性層と、六方晶系フェライト粉末である強磁性粉末及び
結合剤を含む磁性層とをこの順に有する磁気記録媒体で
あって、非磁性層が平均粒径10〜30nmのカーボン
ブラックを前記非磁性粉末100質量部に対して10〜
50質量部含有し、磁性層の厚さが0.2μm以下であ
り、電子線マイクロアナリシスによる強磁性粉末に起因
する元素の平均強度aに対する強度の標準偏差bが0.
03≦b/a≦0.4であり、かつ、磁性層の中心面平
均粗さRaが5nm以下、10点平均粗さRzが40n
m以下である磁気記録媒体である。この材料を用いた磁
気ディスクに対しては、例えば高記録密度の可能なMR
ヘッド等の磁気ヘッドを用いて情報の記録再生を行う。 【0011】上記メディアによれば、記録容量200MB
以上、好ましくは500MB以上の高記録密度のメディア
を実現することができ、これにより、例えば静止画であ
れば一枚約1MBとして、500枚記録させることがで
き、また動画であれば30分程度の映像コンテンツを記
録できるようになる。したがってデジタルカメラで撮影
した動画や、携帯電話で配信される動画等を記録するこ
とができ、コンテンツを使用する際のユーザーの利便性
を向上させることができる。また、もちろんパソコンに
おいても安価な大容量のデータ保存メディアとして便利
に利用することができ、その利便性は大きい。 【0012】なお、電子機器に装填可能なカード型ディ
スクドライブとは、一般にパソコンの場合は、図6
(a)に示すように、PCカードのカードスロットに挿
入されるカード2の受容部のソケット4に電気的に接続
されて装填されるディスクドライブ6であり、デジタル
カメラ3などの小型の電子機器の場合には、図6(b)
に示すように、電子機器側の受容部5のソケットに電気
的に接続されて装填されるディスクドライブ6である。
したがって、このディスクドライブ6は極めて小型であ
り、例えば38mm〜55mmの長さと35mm〜51
mmの幅と3mm〜5mmの厚さを有し、磁気ディスク
カートリッジ8は、例えば25mm〜36mmの長さお
よび幅と1mm〜3mmの厚さを有する。 【0013】ところで、磁気ディスクカートリッジ8が
備えている磁気ディスクに対するディスクドライブ6側
の磁気ヘッドのアクセス性を高めるためには、カートリ
ッジ8のハウジングの磁気ヘッド挿入口を広くする必要
があり、一般には磁気ヘッド挿入口がハウジングの上下
面に亘って開口しているが、磁気ヘッド挿入口をハウジ
ングの上下面に亘って開口させると、塵埃がハウジング
内に侵入し易くなり、高記録密度を有する磁気ディスク
ではエラーが発生し易くなるという問題がある。 【0014】さらに、上述のような電子機器のカードス
ロットに装填可能なカード型ディスクドライブにおい
て、図6(a)に示すように、磁気ディスクカートリッ
ジの挿入方向に対して横長の形状を有するディスクドラ
イブを要求される場合があり、その場合は、磁気ヘッド
駆動機構を磁気ディスクカートリッジの挿入方向の奥側
に設けることができず、磁気ヘッド駆動機構は、装填さ
れる磁気ディスクカートリッジの挿入方向に対して側方
のスペースに設けざるを得ない。 【0015】その場合に、磁気ヘッド駆動機構として、
耐震性、耐衝撃性に優れたロータリーアクチュエータ式
の磁気ヘッド駆動機構を用いるためには、ディスクドラ
イブへの装填時に磁気ヘッド挿入口を大きく開口させる
ことができるシャッターが必要になる。その場合、開時
におけるシャッターの収納スペースを大きくとることが
要求されるが、上述のような超小型の磁気ディスクカー
トリッジにおいては、開時におけるシャッターの収納ス
ペースが限定されるため、通常の構造のシャッターを用
いたのでは磁気ヘッド挿入口を大きく開口させることは
不可能になる。 【0016】そこで本発明は、磁気ヘッド挿入口を大き
く開口することができるシャッターを備えた小型磁気デ
ィスクカートリッジを提供することを目的とするもので
ある。 【0017】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記シャッタ
ーが、磁気ヘッド挿入口の閉鎖時には直列状態に順次連
結され、かつ前記磁気ヘッド挿入口の開放時には並列状
態に順次重ね合わせられて収納される複数枚のスライド
式シャッター板を備え、これら複数枚のシャッター板
が、上記直列状態において閉方向端に位置するシャッタ
ー板の開閉動作により上記直列状態と上記並列状態との
間での移行を可能にするための、隣接するシャッター板
に対する係合部をそれぞれ備えていることを特徴とする
ものである。 【0018】上記閉方向端に位置するシャッター板は、
上記並列状態において最内側に位置していることが好ま
しい。また、この最内側のシャッター板は、閉位置に向
かってバネ付勢されていることが好ましい。 【0019】 【発明の効果】本発明の磁気ディスクカートリッジによ
れば、そのシャッターが、磁気ヘッド挿入口を開放して
いる時には並列状態に順次重ね合わされて収納される複
数枚のスライド式シャッター板を備えていることによ
り、収納スペースを増大させることなしに磁気ヘッド挿
入口を大きく開口させることができる。 【0020】また、上記シャッターが磁気ヘッド挿入口
を閉鎖しているときには、複数枚のシャッター板が直列
状態に順次連結されるため、カートリッジ内部への塵埃
の侵入を防止することができる。 【0021】そして、上記直列状態と上記並列状態との
間での移行が、上記直列状態において閉方向端に位置す
るシャッター板の開閉動作により行なわれるから、シャ
ッターの開閉操作も容易であり、しかも、閉方向端に位
置するシャッター板を最内側に配置することにより、シ
ャッターを閉方向にバネ付勢するスプリングを設ける場
合に、このスプリングをシャッターの内側に収容するこ
とができる。 【0022】 【発明の実施の形態】以下、本発明による磁気ディスク
カートリッジの実施の形態を図面に基づいて説明する。
なお、理解を容易にするために、図面における各構成部
品は、その寸法比率を変えて示してある。 【0023】図1は、本発明による小型磁気ディスクカ
ートリッジの外観を示す概略的斜視図、図2は、図1の
磁気ディスクカートリッジが仮想線で示すディスクドラ
イブに装填された状態を示す概略的斜視図である。 【0024】この磁気ディスクカートリッジ10は、図
6(a)に示したものと同様に偏平なハウジング12内
に円盤状磁気ディスク14を回転自在に収容してなり、
そのハウジング12のディスクドライブ6への挿入方向
に関して左側の壁面12aに開口する磁気ヘッド挿入孔
16と、この磁気ヘッド挿入孔16を開閉するシャッタ
ー18とを備えている。なお、図1はシャッター18の
閉状態を、図2はシャッター18の開状態をそれぞれ示
している。 【0025】ディスクドライブ6は、カートリッジ10
の挿入方向に関して奥側に、例えば図6(a)のカード
2の需要部のソケット4に電気的に接続されるコネクタ
20を備え、カートリッジ10の挿入方向に関して左側
のスペースに、ロータリーアクチュエータ方式の磁気ヘ
ッド駆動機構22を備えている。磁気ヘッド駆動機構2
2は、カートリッジ10の磁気ヘッド挿入孔16からハ
ウジング12内部に進入する回動アーム24の先端に、
磁気ディスク14にアクセスされる磁気ヘッド26を備
えている。さらにディスクドライブ6は、磁気ディスク
14を回転駆動する駆動部材およびカートリッジ10の
挿入に伴ってシャッター18を開作動させる作動部材を
備えているが、それらの図示ならびに詳細説明は省略す
る。 【0026】図3(a),(b)はシャッター18の閉
状態を概略的に示す正面図および断面図、図4(a),
(b)はシャッター18の開状態を概略的に示す正面図
および断面図、図5(a)〜(g)は、シャッター18
が閉状態から開状態になり、再び閉状態になるときの一
連の動作を説明する断面図である。なお、図3(b),
図4(b)および図5においては、図の上方を外側、下
方を内側とする。 【0027】シャッター18は、引戸式に壁面12aに
沿ってスライドする3枚の可動シャッター板S1〜S3
と、1枚の固定シャッター板S4によって構成され、図
3から明らかなように、シャッター18が磁気ヘッド挿
入孔16を閉塞している時には、シャッター板S1〜S
4がすべて直列状態に順次連結され、しかも閉方向(図
3の左方)の端に位置するシャッター板S1が、磁気ヘ
ッド挿入口16の内外方向に関して最内側に位置するよ
うに構成されている。 【0028】また、図4から明らかなように、シャッタ
ー18が磁気ヘッド挿入孔16を開放している時には、
磁気ヘッド挿入口16の内外方向に関して固定シャッタ
ー板S4の内側にシャッター板S3が、その内側にシャ
ッター板S2が、さらにその内側に最内側のシャッター
板S1が並列状態に順次重ね合わせられた状態で収納さ
れるように構成されている。そしてシャッター18は、
最内側のシャッター板S1とハウジング12との間に縮
装されたスプリング28によって閉方向にバネ付勢さ
れ、かつ閉位置に保持されるように構成されている。 【0029】シャッター18を構成する4枚のシャッタ
ー板S1〜S4はそれぞれ隣接するシャッター板に対す
る係合部を端縁に備えており、以下、図の左側端縁を閉
側、図の右側端縁を開側と呼ぶ。 【0030】先ず、図5(a)に示すように、最内側の
通路に沿ってスライドするシャッター板S1は、それぞ
れ外方へ突出する係合部S1a,S1bをその閉側およびに
開側に備えており、シャッター板S1の外側の通路をス
ライドするシャッター板S2は、外方および内方へそれ
ぞれ突出する係合部S2a,S2cを閉側に、外方へ突出す
る係合部S2bを開側にそれぞれ備えている。また、シャ
ッター板S2の外側の通路をスライドするシャッター板
S3は、外方および内方へそれぞれ突出する係合部S3
a,S3cを閉側に、外方へ突出する係合部S3bを開側に
それぞれ備え,固定のシャッター板S4は、内方へ突出
する係合部S4cのみを閉側に備えている。 【0031】さらに、シャッター板S2の閉側の係合部
S2cは、シャッター板S1の係合部S1a,S1bの間に係
合可能に介入され、シャッター板S3の閉側の係合部S
3cは、シャッター板S2の係合部S2a,S2bの間に係合
可能に介入され、シャッター板S4の閉側の係合部S4c
は、シャッター板S3の係合部S3a,S3bの間に係合可
能に介入されている。 【0032】以上の構成において、カートリッジ10が
ディスクドライブ6へ挿入されると、図示しないシャッ
ター作動部材がシャッター18の最内側のシャッター板
S1に係合して、図5(a)に示す位置にあるシャッタ
ー板S1をスプリング28の付勢力に抗して図の右方
(開方向)へ移動させることにより、図5(b)に示す
状態となり、ここでシャッター板S1の係合部S1aがシ
ャッター板S2の係合部S2cに係合して、シャッター板
S2を図の右方へ移動させるから、図5(c)に示す状
態となる。続いてシャッター板S2の係合部S2aがシャ
ッター板S3の係合部S3cに係合して、シャッター板S
3を図の右方へ移動させ、最後に、シャッター板S3の
係合部S3aがシャッター板S4の係合部S4cに当接し
て、図5(d)に示す開状態となり、シャッター板S1
〜S3は、シャッター板S4に並列状態に重なって収納
される。そして、最内側のシャッター板S1は、図示し
ない係止部材によってこの収納位置に係止される。 【0033】このように、シャッター板S1を閉位置か
ら開位置まで移動させると、これに追従して、シャッタ
ー板S2およびS3が閉位置から開位置に移動すること
になる。 【0034】次にこの開状態において、シャッター板S
1を係止から解放すると、シャッター板S1はスプリン
グ28の付勢力により図の左方(閉方向)へ移動して図
5(e)に示す状態となり、ここで、シャッター板S1
の係合部S1bがシャッター板S2の係合部S2cに係合し
てシャッター板S2を左方へ引き出し、続いてシャッタ
ー板S2の係合部S2bがシャッター板S3の係合部S3c
に係合してシャッター板S2を左方へ引き出して図5
(f)に示す状態となり、最後に、シャッター板S3の
係合部S3bがシャッター板S4の係合部S4cに当接し
て、シャッター18は図5(g)に示す閉状態に保持さ
れる。 【0035】このように、シャッター板S1が開位置か
ら閉位置まで移動すると、これに追従して、シャッター
板S2およびS3が開位置から閉位置に移動することに
なる。 【0036】以上の説明から明らかなように、本実施の
形態の形態においては、シャッター18が、磁気ヘッド
挿入口16を開放している時には、固定のシャッター板
S4に並列状態に順次重ね合わされて収納される複数枚
のスライド式シャッター板S1〜S3を備えていること
により、シャッター18の収納スペースを増大させるこ
となしに磁気ヘッド挿入口16を大きく開口させること
ができる。 【0037】また、シャッター18が磁気ヘッド挿入口
16を閉鎖しているときには、シャッター板S1〜S4
が直列状態に順次連結されるため、カートリッジ10の
内部への塵埃の侵入を防止することができる。 【0038】そして、上記直列状態と上記並列状態との
間での移行が、上記直列状態において閉方向端に位置す
るシャッター板S1の開閉動作により行なわれ、しか
も、閉方向端に位置するシャッター板S1が最内側に配
置されていることにより、シャッター18を閉方向にバ
ネ付勢するスプリング28をシャッター18の内側に収
容することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による小型磁気ディスクカートリッジの
外観を示す概略的斜視図 【図2】図1の磁気ディスクカートリッジがディスクド
ライブに装填された状態を示す概略的斜視図 【図3】図3(a),(b)はシャッターの閉状態を概
略的に示す正面図および断面図 【図4】図4(a),(b)はシャッターの開状態を概
略的に示す正面図および断面図 【図5】図5(a)〜(g)は、シャッターが閉状態か
ら開状態になり、再び閉状態になるときの一連の動作を
説明する概略的断面図 【図6】本発明の前提となるディスクドライブを、この
ディスクドライブが装填されるカードスロットを備えた
電子機器とともに示す概略的説明図 【符号の説明】 6 ディスクドライブ 10 磁気ディスクカートリッジ 12 ハウジング 14 磁気ディスク 16 磁気ヘッド挿入口 18 シャッター 22 磁気ヘッド駆動機構 26 磁気ヘッド S1〜S4 シャッター板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 電子機器に装填可能なカード型ディスク
    ドライブに装填可能な磁気ディスクカートリッジであっ
    て、 該磁気ディスクカートリッジが、磁気ヘッド挿入口と該
    磁気ヘッド挿入口を開閉するシャッターとを備えたハウ
    ジング内に磁気ディスクを回転自在に収容してなるもの
    であり、 前記シャッターが、前記磁気ヘッド挿入口の閉鎖時には
    直列状態に順次連結され、かつ前記磁気ヘッド挿入口の
    開放時には並列状態に順次重ね合わせられて収納される
    複数枚のスライド式シャッター板を備え、該複数枚のシ
    ャッター板が、前記直列状態において閉方向端に位置す
    るシャッター板の開閉動作により前記直列状態と前記並
    列状態と間での移行を可能にするための、隣接するシャ
    ッター板に対する係合部をそれぞれ備えていることを特
    徴とする小型磁気ディスクカートリッジ。
JP2001375864A 2001-12-10 2001-12-10 小型磁気ディスクカートリッジ Withdrawn JP2003178547A (ja)

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