JP2001506041A - ミニチュア磁気ディスクカートリッジおよび駆動機構 - Google Patents

ミニチュア磁気ディスクカートリッジおよび駆動機構

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JP2001506041A JP52156998A JP52156998A JP2001506041A JP 2001506041 A JP2001506041 A JP 2001506041A JP 52156998 A JP52156998 A JP 52156998A JP 52156998 A JP52156998 A JP 52156998A JP 2001506041 A JP2001506041 A JP 2001506041A
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ブラッケン,アレン,ティ.
メイン,ダウグ
ミューズ,ジェイ.
シック,ブライアン
サード トーマス,フレッド,ザ
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アイオメガ コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】 頂部シェル部分(41)およびスチール板から形成された底部シェル部分(34)を有するディスクカートリッジを利用するミニディスクドライブ(20)内で使用するためのディスク挿入およびエジェクト機構である。このディスク挿入およびエジェクト機構は、ミニカートリッジ(30)上の協働するカム表面およびミニディスクドライブ内の移動自在なスライド(45)を使用することにより作動する。ミニカートリッジの挿入中に、カムはこのミニカートリッジをドライブスピンドル(41)よりも上に維持するように作動する。ミニカートリッジが完全にドライブ内に挿入されると、ドライブ内のカム(58a、b、c、d)はディスク上のカム開口部(58a、b、c、d)に嵌合し、カートリッジはスピンドル上に下方に移動できる。更に、挿入中、ドライブ内のくさび(56b)と、カートリッジ上のくさび状切り欠き(57b)とは、カートリッジをドライブ内にロックするように協働する。カートリッジのエジェクト中、ドライブ内のカムはカートリッジ内のカム表面と協働し、カートリッジをスピンドルよりも上に持ち上げ、その後、カートリッジはディスクドライブから移動される。プラットフォーム(37)に結合されたウィング(48)は、ロータの結合が外れるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】 ミニチュア磁気ディスクカートリッジおよび駆動機構 発明の背景 本発明は、交換可能なカートリッジ式データ記憶システムに関し、より詳細に は、異なる機能を示す信号を発生するデバイスとミニカートリッジとがコンパー チブルであり、このミニカートリッジがドライブとホストコンピュータとの間で 信号とやり取りできるフルサイズのドライブとキャディーを使用することにより コンパーチブルになっている記憶システムに関する。 マイクロプロセッサおよびサポートコンピュータ技術は、コストを低減し、サ イズを小型にしながら、速度および計算パワーを急速に高めている。これら要因 により電子製品群、例えばハンドヘルドコンピュータ、デジタルカメラ、セルラ ー電話等に対しマイクロプロセッサを広範に利用できるようになった。実際にこ れらデバイスのすべては特定のアプリケーション固有の属性を備えたコンピュー タとなっている。このような新しいタイプのコンピュータ製品に対し、データフ ァイルを交換し、コンピュータソフトウェアを記憶する能力により多数のフレキ シビリティが得られる。 これまでコンピュータ製品では所有権のある種々の記憶デバイスが使用されて いる。例えばハンドヘルドコンピュータは一時情報記憶媒体として集積回路メモ リカード(メモリカード)を使用しており、これらメモリカードはスタティック ランダムアクセスメモリ(SRAM)またはプログラマブルかつ消去可能な不揮 発性メモリ、例えばフラッシュメモリのようなメモリ記憶素子を含む。メモリカ ードの各々は、一般に従来のクレジットカードの大きさであり、ポータブルコン ピュータではハードディスクドライブおよびフロッピーディスクドライブの代わ りに使用される。更に、メモリカードはポータブルコンピュータのサイズ、重量 およびバッテリー寿命の属性に関する重要な利点を更に高め、記憶媒体のポータ ブル性を高めている。しかしながら、各メモリカードにおいて得られるメモリ密 度が限られることおよび特殊なメモリチップのコストが高いことにより、ハンド ヘルドコンピュータにおいてメモリカードを使用した場合、一時記憶媒体として より重いハードディスクドライブおよびフロッピーディスクドライブを一般に使 用し、より電力消費量の大きい、あまりポータブルでないコンピュータでは生じ なかった制限が課される。 これらコンピュータ製品の他の製品、例えばデジタルカメラは記憶媒体として ミニチュアのビデオディスクを使用している。例えば1985年11月12日に バオマイスター氏に発行された米国特許第4,553,175号は磁気ディスクに情報を 記憶するようになっているデジタルカメラを開示している。このバオマイスター 特許では、信号プロセッサはフォトセンサーからの画像を示す信号を受信し、こ れら信号は後に処理できるように磁気ディスクに記録される。残念なことに、こ のビデオディスク記憶製品は記憶容量が限られている。このような理由およびそ の他の理由(例えば電力消費量およびコスト)から、ビデオディスクは他のコン ピュータ製品ではこれまで使用されていない。この結果、これらデジタルカメラ の1つからのデータを他のコンピュータ製品、例えばハンドヘルドコンピュータ と交換することを容易に行うことはできない。 ポータブルコンピュータ製品において使用するために、ミニチュアハードディ スクドライブも提案されている。例えば1995年11月21日にモアハウス氏 等に発行された米国特許第5,469,314号は、ポータブルコンピュータアプリケー ションで使用するためのミニチュアハードディスクドライブを開示している。こ のモアハウス特許では、ハードディスクドライブは直径が約50mmとして記載 されている。ポータブルコンピュータにおける記憶条件によって生じる問題の多 くを解決しているが、記憶媒体の取り外し性に関する明らかな問題はまだ存在し ている。 よって、本願出願人は適当な記憶容量を有し、かつサイズを小型にし、かつ多 数のコンピュータ製品の間で交換可能にしたいという要求を満たす記憶媒体が長 い間望まれていたと認識している。 発明の概要 本発明によれば、異なる種類のデバイスにより実行される異なる機能を示す信 号を発生する複数のハンドヘルドデバイスにおけるミニドライブに対し、ミニカ ートリッジが設けられる。例えばこれらデバイスとしては、デジタルカメラ、電 子ブック、全地球的測位システム(GPS)、パーソナルデジタルシステム、ポ ータブルゲームおよびセルラー電話が挙げられる。これらデバイスの各々は、ミ ニカートリッジにおける磁気媒体との間で機能を示す信号を読み書きするための ミニドライブを有する。このように、異なる種類のデバイスにより実行される種 々の機能を示す信号は、ミニカートリッジ上に記憶される。本発明を実施したハ ンドヘルドデバイスは、多数の製品の間で情報をキャプチャーし、移動させ、記 憶する単一手段を創出し、提供するものである。 このミニカートリッジは他のデバイスをミニドライブ内に挿入できるようにな っている。例えば、レポーターが本発明のミニドライブを有するデジタルカメラ でスナップ撮影し、ミニドライブを使って画像をセーブし、これをミニドライブ が設けられたセルラー電話に送り、次に画像を世界中のどこの通信社にも送信す ることができる。 次に、パーソナルコンピュータによってこのセルラー電話からのミニカートリ ッジを操作できる。更に、例として、ミニカートリッジを収容するキャディー内 にこのミニカートリッジを挿入し、フルサイズのディスクドライブとコンパーチ ブルにすることができる。イオメガコーポレーションによって市販されているZ IPドライブは代表的なフルサイズドライブであり、カートリッジが挿入された キャディーはこのカートリッジのフルサイズドライブのドライブとコンパーチブ ルにするので、ミニカートリッジを読み取りできる代表的なフルサイズのドライ ブである。 フルサイズのドライブ、例えばZIPドライブは、一般にパーソナルコンピュ ータシステム内に含まれる。このフルサイズのドライブはミニカートリッジに記 憶された信号を読み取り可能にできる。これら信号は入出力チャンネルおよびイ ンターフェースを通してホストコンピュータへ送信され、ホストコンピュータは 他の磁気的に記録された信号と同じように、これら信号を操作する。 本発明の別の使用例および利点として、このミニカートリッジは従来のカメラ でフィルムを使用するのと同じようにデジタルカメラで使用でき、1つのディス ク当たりのコストを低くした状態で1つのディスクに70〜80個の画像を取り 込むことができる。現在、消費者は同じ数の画像をホールドするフラッシュメモ リカードに対し何百ドル(何万円)もの支払いをしなければならない。 このミニドライブおよびカートリッジを使用し、電話番号リストをPDAから セルラー電話へ迅速に転送したり、ミニカートリッジにファックスをセーブし、 これをセルラー電話内で使用してファックスを無線で送信したりすることができ る。 ミニドライブを備えたハンドヘルドゲームデバイスは低コストでこれらハンド ヘルドゲームデバイス用ゲームを流通させるための理想的手段でもある。インタ ーネットを介し、ゲームを更新し、ミニカートリッジに新しいバージョンをセー ブし、次にこのバージョンのゲームをハンドヘルドゲームプレイヤーで使用する 別の可能性もある。 ミニドライブを使用するGPS(全地球的測位システム)はインターネットか ら地図をダウンロードしたり、またハイキング中にGPSシステムで使用したり 、またGPSデバイスが設けられた自動社内で使用するためにミニカートリッジ 内に収録された地方地図を購入することができる。 ミニドライブを備えたPDA(パーソナルデジタルアシスタント)はPCコン パニオンおよびハンドヘルドデバイスのための可能な記憶技術である。これらも PCおよびPDAとの間でアプリケーションをセーブし、移動させるための大容 量の可能な手段として働く。 本発明は、ハンドヘルドデバイスのために低コストで大容量を提供するように なっている。下記のより詳細な説明および添付図面から、上記およびそれ以外の 課題、特徴および利点がより理解できよう。 図面の簡単な説明 添付図面を参照して、上記概要だけでなく、好ましい実施例の下記の詳細な説 明を読めば、これらを更に良好に理解できよう。本発明を説明するために、現在 のところ好ましい実施例を図面に示したが、本発明はここに開示した特定の方法 および機器に限定されるものではない。図中、 図1は、各々がミニディスクドライブを有する複数のデバイスを含み、ミニカ ートリッジをホストコンピュータのフルサイズドライブに適合させるキャディー を含む、本発明の交換可能なミニカートリッジの図であり、 図2Aは、磁気媒体を露出させるようシャッターが格納された状態にあるミニ カートリッジの平面図を示し、 図2Bは、磁気媒体を露出させるようシャッターが格納された状態にあるミニ カートリッジの底面図を示し、 図2Cは、磁気媒体の平面図を示し、 図3Aは、読み出し/書き込みヘッドが格納された状態にある、ミニディスク ドライブ内に座着されたミニカートリッジを示し、 図3Bは、ミニカートリッジのないミニディスクドライブを示し、 図4A〜図4Dは、ミニディスクドライブに挿入されるミニカートリッジを進 行段階に示し、 図4Eは、高く、座着されていない位置にあり、ミニディスク内に水平に完全 に並進されたミニカートリッジを示し、 図4Fは、ヘッドが磁気媒体に係合する状態にあるミニディスクドライブ内の 作動位置に座着されたミニカートリッジを示し、 図5は、ミニディスクドライブの外側の頂部を示し、 図6Aは、雌型カム表面およびカートリッジロック嵌合表面へそれぞれ完全に 座着された雄型カム表面およびカートリッジロックを示し、 図6Bは、スレッドタブとエジェクトタブの係合を示し、 図7Aは、ミニカートリッジのないキャディーの平斜視図を示し、 図7Bは、ミニカートリッジが挿入された状態にあるキャディーの平斜視図を 示し、 図8は、フルサイズドライブとホストコンピュータとの間のインターフェース を示す。 好ましい実施例の説明 図1は、異なる種類のデバイスによって実行される異なる機能を示す信号を発 生する複数のデバイス10〜15を示す。例えばGPS10はナビゲーション位 置を示す信号を発生できる。電子ブック11、デジタルカメラ12、パーソナル デジタルアシスタント(PDA/パームトップ(電子手帳とも称される))13 、 ポータブルゲーム14、セルラー電話15およびラップトップコンピュータ16 の各々は、特定デバイスによって実行される機能を示す信号を発生する。 本発明によれば、これらデバイスの各々は異なる種類のデバイスによって実行 される種々の機能をデバイスに記録するように、磁気記録媒体との間で信号を読 み出し/書き込みするためのミニドライブ20を有する。各デバイスはミニドラ イブ20、すなわちGPS10のためのミニドライブ20f、電子ブック11の ためのミニドライブ20g、電子カメラ12のためのミニドライブ20a、ポー タブルゲーム13のためのミニドライブ20b、PDA/パームトップ14のた めのミニドライブ20c、セルラー電話15のためのミニドライブ20d、ラッ プトップコンピュータ16のためのミニドライブ20eを有する。 ミニカートリッジ30は磁気記録媒体を有し、この上に種々のデバイスからの 信号が記録されるようになっている。このミニカートリッジ30はミニドライブ 20とコンパーチブルであり、標準的なファイルフォーマット(形状比)がこれ らデバイス間のコンパーチビリティを維持するようになっている。好ましい実施 例では、ミニドライブ20はPCMCIAのタイプ3のフォームファクタを有す る。このフォームファクタはポータブルなパーソナルコンピュータで共通に使用 される。例えばこのフォームファクタはノートブックコンピュータのモデムポー トに対し使用できる。PCMCIAタイプ3のフォームファクタは図1に示され るポータブルのハンドヘルドデバイスのすべてにミニドライブ20を容易に嵌合 できるよう、極めて小さくなっている。PCMCIAモデムをノートブックコン ピュータのPCMCIAスロットに挿入したり、これから取り外すことができる のと同じように、このミニドライブ20をデバイスに挿入したり、これから取り 外すことができる。これとは異なり、ドライブ20をデバイス内にハード配線す ることもできる。いずれのケースにおいても、デバイスがデジタル機能信号を発 生し、このデジタル機能信号はミニカートリッジ30の磁気媒体に書き込むこと ができるよう、ドライブの磁気ヘッドへ送られる。一例として、デジタルカメラ 12に取り込まれた画像を示すデジタル機能信号がミニカートリッジ30に記録 される。このデジタル機能信号はカートリッジを別の種類のデバイスに挿入した 場合、このデバイスによって読み出すことができる。 図2Aおよび2Bを参照すると、これら図には本発明に係わるミニカートリッ ジ30が示されている。図2Aはミニカートリッジ30の等角平面図を示し、図 2Bはミニカートリッジ30の等角底面図を示す。ミニカートリッジ30は頂部 シェル部分41と底部シェル部分34との間に配置された磁気媒体29から構成 され、頂部シェル部分41は一体成形された4つのパッド42を有し、これらパ ッドは各コーナーに1つずつ設けられている。底部シェル部分34はパッド42 内の構成シェル部分41に取り付けられており、ほぼ剛性の材料、例えばスチー ル板から形成されている。頂部シェル部分41および底部シェル部分34の双方 はシェルハルブが合体された際にカートリッジ30の一端部にアパーチャ60が 形成されるよう、切り欠きを有する。 カートリッジ30がミニドライブ20の外側にある時はいつも、アパーチャを 閉じて磁気媒体29を保護するように、ミニカートリッジ30のアパーチャの端 部上にシャッター39が接続されている。このようにシャッター39がラインB によって示される第1位置にスライドすると磁気媒体29が露出し、ラインAに よって示される第2位置にスライドすると、アパーチャを閉じ、磁気媒体29を 汚染などから保護するようになっている。シャッター39が閉じられると(例え ばラインAが示すような位置に移動すると)、シャッターラッチ62はスロット 64に係合し、シャッター39を所定位置にロックする。従って、シャッター3 9を開(B)位置に移動させるには、ラッチ62をまず押して、シャッター39 のロックを解除しなければならない。頂部シェル部分41の対応するパッド42 を貫通するように4つのカム開口部59が形成されており、頂部シェル内には2 つのカートリッジロック切り欠き57も形成されている。更に、頂部シェル部分 41はドライブスピンドル(図示せず)をより薄いミニカートリッジ30が収容 できるようにするための貫通孔を有する。このようにこの孔をカバーするよう、 シェルには頂部シェル部分41を形成するのに使用された材料よりも実質的に薄 い材料から製造されたシール46が取り付けられている。シェル部分41と34 との間には、図2Aおよび2Bにて点線で示された磁気媒体29が挟持されてお り、この磁気媒体29はシェル部分のいずれにも取り付けられていない状態で浮 遊できる。 図2Cを参照しながら、磁気媒体29について最良に説明する。図示するよう に、磁気媒体29は形状がほぼ円形である。更に磁気媒体29は可撓性材料、例 えばマイラーの単一部品から製造されている。フロッピーディスク技術で周知と なっているように、マイラーの両面には磁気被膜が設けられており、磁気的に呼 び出し可能、かつ消去可能な信号状をしたデータを記憶し易いようになっている 。媒体29には円形ハブ32が取り付けられており、駆動スピンドルに磁気媒体 29を接続するための機構となっている。このハブ32は鉄材料、例えばスチー ル板の単一部品からスタンプ加工されており、円形のリップ32aを形成してい る。ハブ32と磁気媒体29とはホットメルト接着剤、例えばデュポン社製のビ ネル(BYNEL)接着樹脂によって合体するように、永久的に接着されている。 図3Aおよび3Bは、頂部カバーが除かれたミニドライブ20を示す。図3A は、ミニカートリッジ30が挿入されており、ドライブ内の作動位置にあるミニ ドライブを示す。これと対照的に、図3Bは内部ドライブ部品の多くが現れるよ うに、カートリッジ30を除いたミニドライブ20を示す。ドライブの後方部分 に向かい、ドライブプラットフォーム37にボイスコイルアクチュエータ40が 結合されている。このアクチュエータ40は電気信号に応答してX軸方向にリニ アに移動する2本のアーム42Aおよび42Bを有する。各アーム42A、42 Bの遠方端には読み出し/書き込みヘッド(図示せず)が結合されているので、 (図3Aに示されるように)ドライブ内にミニカートリッジ30を挿入すると、 ヘッドはアーム42a、42bと共に磁気媒体29の表面上を移動し、データを 読み出したり、書き込んだりする。 図3Bを参照して、他の内部部品について最良に説明する。図示するように、 スピンドル49はドライブプラットフォーム37の前方に向かって配置され、ド ライブプラットフォーム37の幅方向(すなわちY軸)の中心に位置している。 多くのディスクドライブスピンドルと同じように、スピンドル49はミニディス クドライブ20と磁気媒体29との間の回転インターフェースとなっている。こ のように、スピンドル49はミニディスクドライブ20内の媒体29の一貫した 整合を保証するよう、ハブ32の中心に係合する整合ピン39aを有する。更に 、スピンドル49はスピンドル49にハブ32を磁気結合する頂部磁気表面49 b を有する。このスピンドルの回転力を誘導するために、スピンドル49は駆動モ ータのロータ50に固定されている。このようにモータ(ロータ部分しか図示さ れていない)がモータのロータ50に回転力を与えると、スピンドル49も回転 し、挿入された磁気媒体29が回転させられる。 モータのロータ50はモータに磁気結合されており、このモータはブッシング タイプのカゴ型モータである。すなわちモータのロータを連動するモータに保持 している磁力に打ち勝つだけで、モータからモータのロータ50を除くことがで きる。更に上記のように、スピンドル49にはミニカートリッジ30が磁気結合 されている。この結果、ドライブ20からミニカートリッジ30を除くと、ミニ カートリッジ30がスピンドル49から外れる前にモータより上にモータのロー タ50を上げることができる。プラットフォーム37に結合されたモータのホー ルドダウンウィング48はモータのロータが外れるのを防止している。従って、 ホールドダウンウィング48はモータのロータ50の上にオーバーハング状態と なっている。オーバーハング状態のホールドダウンウィング48とモータのロー タ50の間には間隙が設けられており、通常の作動中にモータのロータ50が自 由に回転運動できるようになっている。ドライブ20からミニカートリッジ30 をエジェクト(放出)すると、ホールドダウンウィング48はハブ32がスピン ドル49から分離する間、モータのロータ50を保持する。 他のドライブ部品と協働し、カートリッジのローディングおよびエジェクトを 容易にするように、駆動プラットフォーム37にロード/エジエクトスライド4 5がスライド可能に配置されている。ロード/エジエクトスライド45にカム5 8が取り付けられているか、またはこれとは異なり、両者は一体成形される。X 軸とほぼ平行な方向に駆動プラットフォーム37上でカム58とタンデムにスラ イド45全体がスライドするようになっている。最初にカートリッジがない状態 では、スライド45およびカム58はラインCが示す近接位置にあり、ミニカー トリッジ30が挿入された後にスライド45とカム48とはラインDに示される 近接位置まで移動する。カートリッジ30がエジェクトされる間、ユーザーによ ってエジェクトボタン46が押され、ユーザーによって与えられる力の結果、ス ライド45はDが示すラインに近い位置からCが示すラインに近い位置まで移動 する。従って、カム58も同様に、Cによって表示されるラインに近い位置まで 移動される。後により完全に説明するように、このカム58の移動によってミニ カートリッジ30はドライブ20からエジェクトされる。更に、後により完全に 説明するように、ドライブプラットフォーム37の両面にカートリッジロック5 6が固定されており、カートリッジの挿入中にミニカートリッジ30を駆動プラ ットフォーム37に結合し、ロックするのに使用される。これらカートリッジロ ック56はカム58と協働し、カートリッジ30の挿入およびエジェクトを行う ようになっている。 ヘッド保護レバー52の近接端は駆動プラットフォーム37に枢着されており 、カートリッジがドライブ20内にないときに読み出し/書き込みヘッドを固定 する。ヘッド保護レバー52の近接端にはピボットピン54が接続されており、 このピンはロード/エジェクトスライド45のヘッド解放スロット51内に載っ ている。ドライブ内にカートリッジ30がない時は、ヘッド解放スロット51は ピボットピン54を介し、スプリングによってヘッド保護レバー52を後方に作 動させることができる。この結果、アーム42は後退される。他方、カートリッ ジ30がドライブ20内に挿入されると、ヘッド解放スロット51はヘッド保護 レバー52を前方に移動させ、アーム42を解放し、アームを媒体29上で移動 させることができる。 アクチュエータ40の前方にある駆動プラットフォーム37の後部の近くにカ ートリッジエジェクトレバー47が枢着されている。後により完全に説明するよ うに、このレバー47は2つの機能を奏する。すなわち、カートリッジ30が挿 入される間、シャッター39を開放させる機能と、カートリッジがエジェクトさ れる間、カートリッジ30をエジェクトする機能を奏する。 図4A〜4Fおよび図5を参照し、ミニドライブ20内へのミニカートリッジ 30の挿入について最良に説明する。図4Aからスタートすると、挿入前に、ミ ニカートリッジ30はドライブ20の外側にある(カバーおよび前方パネルは簡 潔にするために除かれている)。この時、カム58はラインCが示す位置の近く にある。ヘッド保護レバー52は後退位置にあるアーム42を有する。エジェク トレバー47は反時計回り方向に押圧されており、スライドは、スライドタブ5 3に係合するエジェクトレバータブ47を介し、ラインCの近くの位置までロッ クされ、(図3Bに最良に示される)スライドスプリング66によってスプリン グ力が加えられている。 次に図4Bを参照する。ミニカートリッジ30がドライブ20に進入すると、 このミニカートリッジは雄型カム58c、58dの前方の組の頂部に沿ってスラ イドする。ミニカートリッジ30内の前方雌型カムの開口部59a、59bはミ ニカートリッジ30が挿入する雄型カム58c、58dの第1の組と整合しない ような大きさおよび位置に設けられている。この結果、雄型カム58c、58d はカートリッジ30を持ち上げ、カートリッジ30をドライブ20内に挿入する 間、カートリッジ30がスピンドル49の上に進入し、このスピンドル49を通 過することを保証している。 次に、図4Cを参照する。ミニカートリッジ30が更にドライブ20に進入す ると、エジェクトレバー47のノーズ47aはシャッタースロット64に進入し 、ミニカートリッジシャッターラッチ62に接触する。ミニカートリッジ30が 更にドライブ20内に押し込まれると、エジェクトレバー47は時計回り方向に 枢動し、シャッター39を媒体開口部60から離間させ、ミニカートリッジシェ ル内に配置されている磁気媒体29を露出する。この間、スプリング43はエジ ェクトレバー47に反時計回り方向の押圧力を加える。よってエジェクトレバー 47がシャッター39を開放するのと同時に、エジェクトレバー47はスプリン グ押圧される。更にエジェクトレバーが時計回り方向に回転されると、エジェク トレバー47と一体成形されているエジェクトレバータブ47aも時計回り方向 に回転し始める。 図4Dは、ドライブ20内において最前方位置にあるミニカートリッジ30を 示す。この時、シャッター39は完全に開放されており、エジェクトレバー47 は完全に時計回り方向に枢動されており、スプリング43に抗して負荷が加えら れている。しかしながら、カートリッジ30はまだスピンドル49に座着されず 、ヘッド保護レバー52はまだヘッドを解放していない。次にエジェクトレバー タブ47aはスライドタブ53から離間するように、完全に時計回り方向に回転 されている(エジェクトレバータブ47aとスライドタブ53との係合を最良に 見 るには、図6bを参照されたい)。 図4Eは、スライド45が解放され、スライド45が前方に移動する状態を示 す。エジェクトレバータブ47aがスライドタブ53から離間した後。スライド はラインCに近い位置からラインDに近い位置まで自由に移動する。よってスラ イドが自由になっている状態にあると、スプリング66はスライド45を移動さ せる押圧力を発生する。スライドが移動する結果、カム58はD位置に移動し、 対応するカム開口部59と正しく整合し、ヘッド保護スロット51は前方に移動 し、ピン54に係合し、ヘッド保護レバー52を解放する。 図5は図4Fと共にミニカートリッジ30の最終ローディング工程を示す。ま ず図5を参照すると、ドライブカバー22から下方に延びるカンチレバースプリ ング55が示されている。これらカンチレバースプリング55はカートリッジ3 0が完全にドライブ20内に進入する際に、ミニカートリッジ30を下方に移動 させる。しかしながらミニカートリッジ30上のカム開口部59がスライド45 上の雄型整合カム58に正しく整合するまで、カートリッジ30はカム58によ って高い位置まで移動される。このように移動されると、カンチレバースプリン グ55は図4Fに示されるようにミニカートリッジ30を雄型カム58に対して 下方に押圧する。カムの係合とほぼ同時にドライブスピンドル49はミニカート リッジ30上の対応する円形リップ32aに進入し、ハブ32に磁力で係合する 。 本発明の特徴によれば、くさびロック56はミニカートリッジシェル30上の 対応するくさび状切り欠き57に係合する。図6Aは、カートリッジ30内での くさび56bと切り欠き57bとの連動を示す拡大図である。くさび56は、前 方側のランプ状表面との後方側の鋭角表面を構成している。本実施例では、角度 αによって示される傾斜表面は角度が80度となっている。しかしながら当業者 であれば、この80度の角度は別の角度にしても満足できる結果が得られること が理解できよう。(図4Fに示された)エジェクトレバー47は、カートリッジ 30に並進押圧力を加え、カートリッジ30を外側に押圧する。この結果、エジ ェクトレバー47と協働するくさび56はカートリッジ30をドライブ20内の 所定位置にロックする。こうしてミニカートリッジ30は読み出し/書き込みヘ ッドによるアクセスの準備が完了する。 ユーザーがドライブからカートリッジ30をエジェクトしたい場合、プロセス は上記とほぼ逆になる。ユーザーはまずエジェクトボタン46を押す。この動作 により生じる力により、カム58はDによって表示されるラインに近い位置から Cによって示されるラインに近い点に向かって移動させられる。図6Aを参照す ると最良に理解できるように、かかる横方向の並進運動によりカム58は対応す る雌型のカム表面59に係合する。カム58が更にDラインに近い位置に向かっ て移動すると、カートリッジ30は(Z軸方向に)ドライブ20から垂直方向へ 上昇し始める。カム58がほぼDラインまで移動すると、カートリッジ30の底 部はスピンドル49の頂部およびくさび56の頂部よりも上方に上昇する。これ と同時に、一旦スライド45がある位置まで移動すると、スライドタブ53もド ライブの後方に向かって移動する。この時、スプリング43はエジェクトレバー 47を反時計回り方向に枢動させ、カートリッジ30をエジェクトすると同時に シャッター39を閉じる。 ホストコンピュータ23に対しフォワードコンパーティブルとするためにキャ ディー31が設けられている。キャディー31はフルサイズのドライブ33に対 してミニカートリッジ23を適合するようになっている。フルサイズドライブ2 5とは、上記ZIPドライブであり、このZIPドライブは1996年6月25 日にJ.スペンドローブ氏に付与された「データ記憶デバイスにおけるヘッドロ ード/アンロードのためのウィングアタッチメント」を発明の名称とする、米国 特許第5,530,607号、1996年4月16日にジョン・ブリッグズ氏に付与された 「データ記憶デバイスのためのアクチュエータにおける摩擦を低減する屈曲体」 を発明の名称とする米国特許第5,508,864号、1995年3月3日にデビッド・ジ ョーンズ氏によって出願された「事故による損傷を防止するためのデータ記憶デ バイスにおけるヘッドパーク機構」を発明の名称とする米国特許出願第08/398,5 76号および「ディスクドライブのための移動自在な内部プラットフォーム」を発 明の名称として1995年3月3日に出願された米国特許出願第08/398,576号に 開示され、請求されている。これら出願を本明細書で参考例として引用する。 ミニカートリッジ30とフルサイズカートリッジとの間には明らかに多数の違 いがあり、これら違いによってミニカートリッジはフルサイズドライブで直接作 動できない。恐らくこれら違いの最も明らかなものはサイズであろう。ミニカー トリッジ30はフルサイズドライブカートリッジよりも、より小さいフォームフ ァクタを有する。一方、ミニカートリッジは面積が約17/8平方インチで、高 さが約1/10インチであり、フルサイズドライブカートリッジは面積が約37 /8平方インチで、高さが約1/4インチである。カートリッジとドライブとの 間には別の違いもあるので、ミニカートリッジ30がフルサイズドライブ内で作 動できるようにするための適合化が必要である。例えばミニカートリッジはフル サイズドライブカートリッジの回転速度よりも若干高速で回転する(すなわちフ ルサイズドライブカートリッジの回転数が2960rpmであるのに対し、32 67rpmとなっている)。下記により詳細に説明するキャディー31にミニカ ートリッジ30を挿入し、このカートリッジをフルサイズドライブ内で使用でき るようにしている。 図7Aおよび7Bを参照すると、これら図にはキャディー31の現在のところ 好ましい実施例が示されている。図7Aは、キャディー31の内部部品を示すよ うに、ミニカートリッジ30がないキャディー31を示す。図7Bはミニカート リッジ30が所定位置にスナップ嵌合された状態のキャディー31を示す。図7 Aに最良に示されるように、キャディー31はミニカートリッジを支持し、この ミニカートリッジのフォームファクタをフルサイズのフォームファクタに適合さ せるためのキャディー本体70と、フルサイズドライブの回転軸線からミニカー トリッジの回転軸線へ動力を伝えるための駆動機構72、74、76と、ミニカ ートリッジ30を回転するためのスピンドル78と、メインギア72を固定する ためのギアカバー86とを含む。 キャディー本体70はフルサイズZIPカートリッジとほぼ同じ形状、かつ同 じ寸法にされており、ミニカートリッジ30に適合するために追加された特別な 特徴を有する。キャディー本体70の頂部には凹部81が形成されている。この 凹部81はミニカートリッジ30を受け入れるための長方形のフットプリントを 有し、メインギア72が挿入できるスペースを設けるための隣接する長方形の凹 部84も有する。フルサイズのドライブスピンドルにギア72を合わせることが できる状態で、メインギア72を所定位置に保持するための凹部84の上部にカ バー84が配置されている。凹部81の深さはキャディー本体70の高さの約半 分に磁気媒体29を配置し、よってこの媒体29をフルサイズ媒体の高さ条件と 一致させるような深さとなっている。キャディー本体70は下方凹部85も含む 。この凹部85はドライブ機構72、74、76がミニカートリッジ30の占有 する空間よりも下方に位置するための空間を構成し、下方のフルサイズドライブ の読み出し/書き込みヘッドがキャディー31に進入し、磁気媒体29にアクセ スするための開口部を構成している。 駆動機構72、74、76はフルサイズのドライブモータおよびスピンドルか らの動力を、キャディー31内に設けられたミニカートリッジ30を回転するた めのスピンドル78に伝える。メインギア72はフルサイズカートリッジのハブ をエミュレートしており、フルサイズドライブのスピンドルに結合している。こ のように、メインギア72はフルサイズカートリッジハブが行うのと同じように フロートし、フルサイズドライブのスピンドルに係合するようにその位置を調節 している。よって、フルサイズドライブ内にキャディー31が挿入されると、フ ルサイズドライブのスピンドルはあたかもメインギア72がフルサイズドライブ のハブであり、キャディーがフルサイズカートリッジであるかのように、メイン ギア72に係合する。このようにメインギア72は鉄材料から形成されるか、ま たは鉄材料を使用しており、フルサイズドライブのスピンドルと磁気結合できる ようになっている。フルサイズドライブのスピンドルがメインギア72を回転さ せると、キャディー31の駆動機構全体に動力が与えられる。 ギア74と76とは、メインギア72からの動力をスピンドル78に伝える。 ギア74および76は従来の方法、例えば金属ピンまたはプラスチックピンによ りキャディー本体70に回転自在に結合されている。ギア76が回転すると、ス ピンドル78も回転するように、スピンドルギア76にスピンドル78が固定さ れている。更にスピンドル78の中心軸とスピンドルギア76の中心軸とが一致 しており、キャディー31に挿入されたミニカートリッジ30に対し、安定な回 転軸線が与えられるように保証している。適当な高さおよび平面(例えばフルサ イズドライブのための媒体と同一平面で)磁気媒体29にスピンドル78が係合 するように(図7B参照)、キャディー本体70内にスピンドル78が設けられ ている。更に、スピンドル78がミニカートリッジ30に係合するミニドライブ 20のスピンドルをエミュレートしている。すなわちスピンドル78はキャディ ー31内に挿入されたミニカートリッジ30のハブ32と磁気結合する。 作動中、メインギア72はフルサイズドライブのモータの回転に従って時計回 り方向に回転する。明らかにフルサイズドライブにおいて媒体29が正しく回転 するためには、スピンドル78も時計回り方向に回転しなければならない。従っ て、ギア72とギア76との間に中間ギア74が結合されており、ギア72が時 計回り方向に回転すると、ギア74は反時計回り方向に回転し、ギア76および スピンドル78も時計回り方向に回転させられる。更に上記のように、フルサイ ズカートリッジの媒体がフルサイズドライブ内で回転するのと同じ回転角方向の 回転数で、ミニカートリッジ30の媒体29がミニドライブ20内で回転する。 明らかにサイズに違いがあるので、ミニカートリッジの媒体29の回転運動はフ ルサイズの媒体の回転速度よりも若干速い回転速度に変換される。キャディー3 1内で作動する際には、ミニカートリッジ30の適当な同一回転速度を維持しな ければならない。従って、フルサイズドライブの磁気媒体の回転角速度にほぼ等 しい回転角速度か、またはその約2倍の回転角速度で磁気媒体29が回転するよ うに、72、74、76のギア比を選択しなければならない。 更に、メインドライブ機構72の中心から最も離れた媒体29の外周上の点は 最も前方の点82を構成する。この最も前方の点82はメインドライブ機構72 およびスピンドル78の垂直中心軸線が磁気媒体29の構成する平面を二等分す る点によって構成される中心軸80上にも位置する。スピンドル78はミニカー トリッジの磁気媒体29の最も前方の点82が標準的なフルサイズのディスクカ ートリッジのフルサイズの磁気媒体の最も前方の点と一致するように、中心軸8 0に沿って位置する。このように、ミニカートリッジの媒体29の位置を決めた ことにより、フルサイズドライブのヘッドは媒体29に正しく係合する。 当業者であれば、本発明の範囲内でキャディーを多数変更できることが容易に 理解できよう。例えばギアの代わりにベルトドライブ機構を使用したり、回転を より安定にするためにギアを増設することもできる。従って、キャディーは本明 細書に開示した1つの実施例のみに限定されるものではない。 ZIPドライブ33はフルサイズドライブ33とホストコンピュータ35との 間で信号を転送するためのインターフェース24を有する。このインターフェー ス34は図8に示されている。 図8は、(図の右下方部分の)ディスク用の読み出し書き込みチャンネルと、 (図の左上方部分の)ホストコンピュータとの間のZIPドライブインターフェ ース26を示す。このインターフェースはSCSI102機能と、DMA103 機能と、ディスクフォーマッター104機能を実行するAICチップ101を含 む。このインターフェースは8032マイクロコントローラ106と、1KのR AM107と、ASIC108とを含むPHAEDRUSも含む。このZIPイ ンターフェースはZIPドライブの入出力チャンネルとSCSIデバイス、例え ばホストコンピュータとの間でデータを転送する。 以上で本発明の特定の実施例を示し、説明したが、当業者であれば添付した請 求の範囲内で他の実施例および変形例を思いつくことができよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シック,ブライアン アメリカ合衆国 ユタ,イーデン,ピー. オー.ボックス 771 (72)発明者 トーマス,フレッド,ザ サード アメリカ合衆国 ユタ,オグデン,ウッド ランド ドライブ 2491 【要約の続き】 後、カートリッジはディスクドライブから移動される。 プラットフォーム(37)に結合されたウィング(4 8)は、ロータの結合が外れるのを防止する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.内部に少なくとも1つのカムが移動自在に配置されたディスクドライブと 、 外側シェル、該外側シェル内に回転自在に配置された記憶媒体および前記外側 シェル内に形成された少なくとも1つのカム表面を含むデータカートリッジとを 備え、 前記カートリッジが前記記憶媒体の回転軸にほぼ垂直方向に作動位置に移動す るように、前記ディスクドライブ内に前記カートリッジを挿入した際に、前記カ ムが前記カム表面に整合するようになっているデータ記憶システム。 2.前記ディスクドライブ内に配置されたくさびと、 前記カートリッジが前記ディスクドライブ内にドッキングしやすいよう前記く さびに係合するよう、前記カートリッジ内に形成されたくさび状切り欠きとを更 に備えた、請求項1記載のデータ記憶システム。 3.モータと、 該モータに電気的に結合されたロータと、 前記ロータと前記モータとの結合が外され始めた時に、前記ロータがウィング に接触するよう、前記ロータの近くに設けられたウィングとを備えた、取り外し 自在なメディアディスクドライブ。 4.頂部シェル部分と、 該頂部シェル部分に結合され、ディスクカートリッジシェルを形成し、スチー ル板から形成された底部シェル部分と、 前記ディスクカートリッジシェル内に配置されたほぼ円形の磁気媒体とを備え た、取り外し自在なカートリッジディスクドライブ内で使用するためのカートリ ッジ。 5.前記カムがカートリッジエジェクト信号に応答し、第1位置から第2位置 へ移動し、前記カムが前記カム表面に係合し、前記データ記憶媒体の回転軸にほ ぼ垂直な方向に前記カートリッジをエジェクト位置まで移動させる、請求項1記 載のデータ記憶システム。 6.ほぼ平坦な表面を含む外側シェルと、 前記外側シェル内に回転自在に配置されたデータ記憶媒体と、 前記ほぼ平坦な表面に形成された第1および第2整合開口部とを備え、前記デ ィスクドライブ内の第1突起が前記第1整合開口部に嵌合し、第2突起が第2整 合開口部に嵌合するように、前記第1整合開口部が前記第2整合開口部と異なる 形状を有する、ディスクドライブで使用するためのディスクカートリッジ。 7.前記カートリッジが前方周辺エッジと、後方周辺エッジと、2つの側方周 辺エッジとを含み、前記第1整合開口部が前方周辺エッジの近くに配置されてい る、請求項6記載のディスクカートリッジ。 8.前記カートリッジが前方周辺エッジと、後方周辺エッジと、2つの側方周 辺エッジとを含み、前記第2整合開口部が後方周辺エッジの近くに配置されてい る、請求項6記載のディスクカートリッジ。 9.前記第2整合開口部が前記後方周辺エッジの近くに配置されている、請求 項7記載のディスクカートリッジ。 10.前記第1整合開口部および前記第2整合開口部が前記ディスクのエッジ からほぼ同じ距離にある、請求項6記載のディスクカートリッジ。 11.前記第1整合開口部が角度の付いた表面を含む、請求項6記載のディス クカートリッジ。 12.前記ディスク記憶カートリッジが、 外側シェルと、 該外側シェル内に回転自在に配置されたデータ記憶媒体と、 前記外側シェルの外側表面に配置された第1整合開口部とを備え、前記整合開 口部が前記データ記憶デバイス内の第1突起と整合する際、前記整合開口部が前 記記憶媒体の回転軸にほぼ垂直に前記データ記憶カートリッジの前記データ記憶 デバイス内での並進を可能にする、データ記憶デバイス内で使用するためのデー タ記憶カートリッジ。 13.前記第1整合開口部が前記第1突起と整合し、前記第2整合開口部が第 2突起と整合する際に、前記カートリッジが前記ドライブへの挿入中に前記回転 軸にほぼ垂直に並進するよう、前記カートリッジが第2整合開口部を含む、請求 項12記載のデータ記憶カートリッジ。 14.前記第1整合開口部が前記第2整合開口部と異なる形状を有する、請求 項13記載のデータ記憶カートリッジ。 15.前記第1整合開口部が前記第2突起と整合しない形状を有する、請求項 14記載のデータ記憶カートリッジ。 16.前記第1整合開口部のほうが前記第2整合開口部よりも小さい、請求項 15記載のデータ記憶カートリッジ。 17.前記データ記憶カートリッジが少なくとも2つの第1整合開口部を含む 、請求項14記載のデータ記憶カートリッジ。 18.前記データ記憶カートリッジの前方部分近くの両面に前記少なくとも2 つの第1整合開口部が配置されている、請求項17記載のデータ記憶カートリッ ジ。 19.前記第1整合開口部が傾斜表面を含む、請求項18記載のデータ記憶カ ートリッジ。 20.前記データ記憶カートリッジが少なくとも2つの第2整合開口部を含む 、請求項14記載のデータ記憶カートリッジ。 21.前記データ記憶カートリッジの後方部分の近くの両面に前記少なくとも 2つの第2整合開口部が配置されている、請求項20記載のデータ記憶カートリ ッジ。 22.ドライブ装置の後方部分の近くに配置された第1突起および前記ドライ ブ装置の前方部分の近くに配置された第2突起を有するドライブ装置と、 データ記憶カートリッジとを備え、該データ記憶カートリッジが、 外側シェルと、 前記外側シェル内に回転自在に配置されたデータ記憶媒体と、 前記外側シェルの外側表面に配置された第1整合開口部と、 前記第1整合開口部が前記第1突起に整合し、第2整合開口部が前記第2突起 に整合した時に、前記データ記憶カートリッジの前記ドライブ装置への挿入中に 前記データ記憶カートリッジが前記記憶媒体の回転軸にほぼ垂直に並進するよう 、前記外側シェルの前記外側表面に配置された第2整合開口部とを含む、データ 記 憶システム。 23.前記カートリッジの前記ドライブへの挿入中に、前記外側シェルが走行 する際に沿う表面を前記第2突起が構成する、請求項22記載のデータ記憶シス テム。 24.前記第1および第2突起の少なくとも一方が前記カートリッジのエジェ クト中に側方に並進し、前記カートリッジを前記データ記憶媒体の回転軸にほぼ 垂直な方向に並進させる、請求項23記載のデータ記憶システム。 25.前記第1および第2突起の少なくとも一方がほぼカム形状である、請求 項24記載のデータ記憶システム。 26.前記第1および第2整合開口部の少なくとも一方がほぼ傾斜した表面を 含む、請求項25記載のデータ記憶システム。 27.前記データ記憶カートリッジが前記カートリッジの前方部分の近くの両 面にて、前記外側シェル内に配置された少なくとも2つの第1整合開口部を含む 、請求項22記載のデータ記憶システム。 28.前記データ記憶カートリッジが前記カートリッジの前方部分の近くの両 面にて、前記外側シェル内に配置された少なくとも2つの第2整合開口部を含む 、請求項22記載のデータ記憶システム。
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