JP2004053037A - 一体型空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】室外側熱交換器の熱交換能力を低下させることなく、別部材の追加無しで、凝縮水が本体外へ飛び出すのを防止することができる一体型空気調和機を提供する。
【解決手段】室外側熱交換器16をコ字形に形成し、その室外側熱交換器16をキャビネット1の室外側4全面の壁面に沿って配置することにより、室外側熱交換器16で吸込口13及び吹出口14を塞ぎ、吸込口13及び吹出口14から凝縮水が飛び出すのを防止する。
【選択図】図1
【解決手段】室外側熱交換器16をコ字形に形成し、その室外側熱交換器16をキャビネット1の室外側4全面の壁面に沿って配置することにより、室外側熱交換器16で吸込口13及び吹出口14を塞ぎ、吸込口13及び吹出口14から凝縮水が飛び出すのを防止する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内ユニットと室外ユニットとが一体的にキャビネット内に装備された一体型空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
室内ユニットと室外ユニットとが別々に構成される空気調和機は、室内ユニットと室外ユニットとを冷媒配管、ユニット間配線等で接続させるために、家屋の壁に孔を形成しなければならず、取り付け作業は困難である。
【0003】
そこで、取り付け作業が容易な空気調和機として一体型空気調和機がある。一体型空気調和機は、室内ユニットと室外ユニットとが一体的にキャビネット内に装備された空気調和機であり、窓に取り付ける場合は配管工事が不要となるので、容易に取り付けることができる。図2は一体型空気調和機の概略斜視図、図3はその平面図である。
【0004】
図2及び図3に示すように、一体型空気調和機は、キャビネット1の中央部に中壁板2が立設されて室内側3と室外側4とに区画される。キャビネット1の室内側3には、キャビネット1前面1aに室内空気吸込口5と室内空気吹出口6とが形成され、室内空気吸込口5に室内側熱交換器8が設けられ、室内側熱交換器8と対向して室内ファン9及び室内モータ10が配される。室内側熱交換器8の下にその表面に発生する凝縮水を受ける凝縮水受け皿11が配され、その凝縮水をキャビネット1の室外側4に導く導水手段が設けられる。
【0005】
キャビネット1の室外側4には、キャビネット1の側面1bに室外空気を取り込む吸込口13が形成され、背面1cに取込んだ空気を排出する吹出口14が形成される。キャビネット1の吹出口14の全面に室外側熱交換器16が配され、室外側熱交換器16と対向して室外ファン17及び室外モータ18が配され、室外ファン17及び室外側熱交換器16の周囲を囲むように導風板19が設けられる。室外ファン17と中壁板2との間に圧縮機20が設けられる。
【0006】
室外ファン17としては、スリンガリング付きのプロペラファンが採用される。スリンガリング17aはプロペラファンの外周部に設けられ、冷房時において室内熱交換により発生し、導水手段によりキャビネット1の底板1dに導かれて溜まった凝縮水を、プロペラファンの回転力により、かきあげて室外側熱交換器16に散水し、室外側熱交換器16の凝縮能力の向上に寄与する。
【0007】
しかしながら、スリンガリング17aによりかきあげられる水は、室外側熱交換器16の方向だけではなく四方に飛び散ってしまうため、キャビネット1の吸込口13から室外へ飛び出して、通行人にかかってしまうという問題があった。飛び散る水の一部は導風板19により防げるが、導風板19だけでは不充分である。そこで、吸込口13の一部を塞ぐように、導風板19に水飛び防止板21を取り付けていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の構成によると、別部材として水飛び防止板21が必要であり、さらに水飛び防止板21が吸込口13の一部を塞いでいるため、室外空気の吸込みの障害となり、室外側熱交換器の凝縮能力を低下させていた。また、逆に、水飛び防止板1が吸込口13の一部しか塞いでいないので、水が飛び出すのを完全に防ぐことはできなかった。
【0009】
また、実開昭64−5026号公報には、室外ファンの吸込み側に面する位置に、過冷却用の補助熱交換器を配して、凝縮器としての総合性能の改善を図った空気調和機が記載されている。しかしながら、補助熱交換器は、水飛び防止を目的として設置されてはおらず、吸込口の一部にしか設けられていないので、吸込口から水が飛び出すのを完全に防ぐことはできなかった。
【0010】
また、実開平6−84219号公報には、室外ファンの外周部にメッシュ状の水飛び防止板を設け、スリンガリングによって掻き揚げられた水が飛び出すのを防ぐと共に水飛び防止板に当たる時の衝突音や振動音を防止した空気調和機が記載されている。しかしながら、この構成によると、別部材として水飛び防止板が必要であり、また、水飛び防止板は、室外ファンの外周部にしか設けられておらず、吸込口を塞いでいないので、プロペラファンの後方へかきあげられた凝縮水が吸込口から飛び出すのを防ぐことはできなかった。
【0011】
また、実開平7−22321号公報には、空気調和機本体に蒸発器、凝縮器及び蒸発器で発生した凝縮水を凝縮器側へ飛散する蒸発装置を設けると共に、本体背面を背面グリルにて覆う空気調和機において、蒸発装置は、凝縮器の通風経路外に設けると共に、蒸発装置に対向する背面グリルに水飛び防止部を設けた空気調和機が記載されている。しかしながら、この構成によると、蒸発装置として別部材の円板が必要であり、円板と凝縮器とを横並びに配置する必要があることから、空気調和機の外形が大きくなり、設計するうえで支障となる。
【0012】
本発明は、上記に鑑み、別部材の追加も無しで、凝縮水が本体外へ飛び出すのを防止することのできると共に、室外熱交換器の熱交換能力の向上を可能とした一体型空気調和機の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成するため、本発明は、キャビネットの室外側に、室外側熱交換器と、該室外側熱交換器に水を飛散せる手段とを備えた一体型空気調和機において、室外側熱交換器がキャビネットに形成された空気の吸込口及び吹出口の全面を覆うように配置されたことを特徴とする一体型空気調和機を提供するものである。
【0014】
上記構成によると、室外側熱交換器が、開口されたキャビネットの吸込口及び吹出口の全体を塞いでいるので、水飛び防止板等の別部材を設けずとも、凝縮水がキャビネット外へ飛び出すのを完全に防ぐことができる。また、室外側熱交換器のフィンとフィンとの間には隙間があるので、吸込口から室外空気を充分に吸い込むことができ、室外側熱交換器の熱交換能力が低下することはない。
【0015】
飛散手段としては、スリンガリング付きのファンが挙げられるが、その他の飛散可能な手段を用いても構わない。飛散手段は、室外ファンとは別に設けてもよいが、室外ファンにスリンガリング付きのファンを採用すれば、部品点数が増えず、設置面積も広くならないので好ましい。
【0016】
また、本発明は、キャビネットの室外側に、室外側熱交換器と、室外送風機とを備え、キャビネットの両側面に吸込口が形成されると共に背面に吹出口が形成された一体型空気調和機において、室外側熱交換器は、両吸込口及び吹出口に沿って配置され、吹出口側熱交換部から冷媒を流入させ、吸込口側熱交換部から冷媒を流出させるようにしたことを特徴とする一体型空気調和機を提供するものである。
【0017】
キャビネットの吸込口をキャビネットの両側面に形成し、吹出口をキャビネットの背面に形成すれば、吸込口が両側面の2面に形成されるので、大量の室外空気を吸い込むことができ、室外側熱交換器の熱交換能力を高めることができる。また、吸込口から室外空気を吸い込む際に、室外熱交換器の吸込口側熱交換部の熱交換がなされ、さらに空気を吹き出す際に吹出口側熱交換部の熱交換がされるので、全体として室外側熱交換器の熱交換能力を向上させることができる。なお、吸込口側熱交換部とは、キャビネットの両側面に位置する室外側熱交換器の部分であり、吹出口側熱交換部とは、キャビネットの背面に位置する室外側熱交換器の部分である。
【0018】
また、吹出口側熱交換部から冷媒を流入させ、吸込口側熱交換部から冷媒を流出させることにより、室外側熱交換器の熱交換能力を向上させることができる。すなわち、冷房時において、室外側熱交換器内の冷媒は、吹出口側熱交換部から吸込口側熱交換部に向かって流れるため、吹出口側熱交換部よりも吸込側熱交換部のほうが冷媒の温度が低くなっている。そのため、吸込口から吸い込まれた温度の低い室外空気と吸込口側熱交換部とを先に接触させ、これにより幾分温まった空気を吹出口側熱交換部に接触させたほうが、室外側熱交換器の冷却を効率的に行うことができるからである。
【0019】
また、上記の構成を組み合わせてもよい。すなわち、キャビネットの室外側に、室外側熱交換器と、室外送風機と、室外側熱交換器に水を飛散せる手段とを備え、キャビネットの両側面に吸込口が形成されると共に背面に吹出口が形成された一体型空気調和機において、室外側熱交換器がキャビネットの両吸込口及び吹出口の全面を覆うように配置され、室外側熱交換器は、吹出口側熱交換部から冷媒を流入させ、吸込口側熱交換部から冷媒を流出させるようにしたことを特徴とする一体型空気調和機に構成する。このような構成とすれば、水飛び防止板等の別部材を設けずとも、凝縮水がキャビネット外へ飛び出すのを完全に防ぐことができると共に、室外側熱交換器の熱交換能力を高めることができる。
【0020】
吹出口側熱交換部から冷媒を流入させ、吸込口側熱交換部から冷媒を流出させる室外側熱交換器の形態としては、冷媒を吹出口側熱交換部の中央から流入させ、両側の吸込口側熱交換部から流出させる形態としてもよいし、または、冷媒を吹出口側熱交換部の端から流入させ、一方の吸込口側熱交換部を通って、他方の吸込口側熱交換部から流出させる形態としてもよい。前者の形態のほうが、室外熱交換器の冷却を効率的に行うことができるので好ましい。
【0021】
また、室外側熱交換器は、キャビネットの吸込口及び吹出口のみに配置してもよいし、キャビネットに形成された空気の吸込口及び吹出口の壁面に沿って略コ字形に一体形成して配置してもよい。一体的に形成すれば、部品点数が増えないで済むので好ましい。
【0022】
上記のように室外側熱交換器をコ字形に一体的に形成して設ける場合、室外側熱交換器を、上下方向に配した冷媒配管と、配管と直交して横方向に配された多数のフィンとから構成し、コーナー部においてフィンに切り込みを入れて折曲するのが好ましい。冷媒配管を折曲することなく室外側熱交換器を略コ字状に折曲することができる為、折曲加工性が容易となるからである。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一体型空気調和機の平面図である。一体型空気調和機は、キャビネット1内に中壁板2が立設されることにより、室内側3と室外側4とに区画される。
【0024】
室内側3は、キャビネット1の前面1aに、室内空気を取込む室内側吸込口5と、室内へ熱交換された空気を放出する室内側吹出口6とが設けられ、室内側吸込口5の全面に室内側熱交換器8が配され、室内側熱交換器8と対向して室内ファン9及び室内モータ10が配される。室内側熱交換器8の下に、その表面に発生する凝縮水を受ける凝縮水受け皿11が配され、その凝縮水をキャビネット1の室外側4に導く導水手段が設けられる。
【0025】
導水手段は、室内側熱交換器8で発生した凝縮水を室外側4へ導くことができる構造であればよく、周知の手段を採用可能である。例えば、凝縮水受け皿11にドレン管12を連結し、そのドレン管12を中壁板2にあけられた穴に通すことにより、凝縮水受け皿11の凝縮水をキャビネット1の室外側4に導く。ドレン管12に弁を設けて、凝縮水発生時のみ又は一定時間ごとに弁を開くのが好ましい。
【0026】
室外側4は、キャビネット1の両側面1bに、室外空気を取込む吸込口13が形成され、キャビネット1の背面1cに、熱交換された空気を室外へ排出する吹出口14が形成され、キャビネット1内に、両吸込口13からの空気が合流して吹出口14に至る送風路15が形成される。
【0027】
室外側4のキャビネット1の両吸込口13及び吹出口14に沿って室外側熱交換器16が配置される。室外熱交換器16の吹出口側熱交換部16aと対向して送風路15中に、室外ファン17が設けられ、その前方に室外モータ18が配置される。室外ファン17の風が吹出口側熱交換部16aに向かうように導風板19がキャビネットに固定され、導風板19には風がスムーズに流れるようベルマウス19aが設けられる。また、室外ファン17と中壁板2との間に圧縮機20が設けられる。
【0028】
室外ファン17は、プロペラファンが使用され、その外周部に環状のスリンガリング17aが一体で形成される。スリンガリング17aがファンの回転に伴ってキャビネット1の底板1d上に溜まった凝縮水に接触することにより、凝縮水がかきあげられる。
【0029】
室外側熱交換器16は、上下方向に配した冷媒配管16cと、配管と直交する横方向の多数のフィン16dとから構成され、コーナー部においてフィン16dに切り込みを入れて折曲した略コの字状に、一体的に形成され、キャビネット1の両側面1b及び背面1cに沿って配置される。室外側熱交換器16の高さは、吸込口13及び吹出口14の上端よりも高く設定される。
【0030】
また、室外側熱交換器16は、室外側熱交換器の吹出口側熱交換部16aの中央から冷媒を流入させ、室外側熱交換器の吸込口側熱交換部16bの前端から冷媒を流出させる。すなわち、冷房時において、吹出口側熱交換部16aの中央に圧縮機20からの冷媒を流入させて、左右の吸込口側熱交換部16bに向かって流れ、膨張装置を介して室内側熱交換器8に流れる冷媒回路構成となっている。なお、冷媒回路中に四方弁を介在させて、冷房だけでなく暖房可能としてもよい。
【0031】
この冷媒回路構成とすると、圧縮機20からの冷媒の温度は高く、流出口(吸込口側熱交換部16bの前端部)に近づくに従って温度が低下するため、吸込口側熱交換部16bと吹出口側熱交換部16aとで温度差が発生する。室外側熱交換器16の冷却構成として、室外空気が、温度の低い吸込口側熱交換部16bから吸込まれ、温度の高い吹出口側熱交換部16aを通って室外へ出て行くようにされるので、室外側熱交換器16の全体としての冷却を効果的に行うことができ、室外側熱交換器16の熱交換効率をより向上させることが可能となる。
【0032】
以上の構成によると、室外ファン17の回転に伴ってスリンガリング17aにより掻き揚げた凝縮水が、吸込口13及び吹出口14に向かって飛んでも、キャビネット1の吸込口13及び吹出口14を覆って設けられた室外側熱交換器16に当たって蒸発するので、凝縮水が室外へ飛び出すのを防ぐことができる。したがって、室外側熱交換器16は、水飛び防止板のように凝縮水がキャビネット外に飛び出すのを防ぐ役目を果たすので、別部材の水飛び防止板を設けないですむ。
【0033】
また、室外側熱交換器16のフィンとフィンとの間には隙間があるので、吸込口13からの室外空気の流路障害とならず、充分な量の室外空気を吸い込むことができ、室外側熱交換器16の熱交換能力を低下させない。
【0034】
さらにまた、室外側熱交換器16がキャビネットの側面及び背面にわたって設けられており、凝縮水は、吹出口側熱交換部16a及び吸込口側熱交換部16bに飛び散るため、室外側熱交換器16の冷却を促進させることができる。
【0035】
また、室外側熱交換器16をキャビネットの両側面及び背面の壁面に沿ってコ字形に一体形成することにより、室外側熱交換器の表面積を大きく取ることができるので、熱交換器の能力を高めることができると共に部品点数も増えないで済むので好ましい。
【0036】
また、室外側熱交換器16の冷媒配管16cを上下方向に配し、多数のフィン16dが冷媒配管16cと直交するよう構成し、且つフィン16dのコーナー部に切りこみを入れることにより、冷媒配管16cを折曲することなく室外側熱交換器16を略コ字状に折曲することができる為、折曲加工性が容易となる。
【0037】
さらに、室外側の空気吸込口16bをキャビネットの両側面に形成し、空気吹出口16aをキャビネットの背面に形成することにより、大量の室外空気を吸込むことができると共に、室外側熱交換器16の熱交換が吸込口側熱交換部と吹出口側熱交換部とに分けて行われる為、全体として室外側熱交換器16の熱交換能力を向上させることができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明では、室外側熱交換器をキャビネットの室外側全面の壁面に沿って配置することにより、吸込口及び吹出口の開口を塞いでいるので、吸込口及び吹出口から凝縮水が飛び出すのを防止できる。また、室外側熱交換器は、フィンとフィンとの間に隙間があるので、吸込口から充分な量の室外空気を吸い込むことができ、熱交換能力が低下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一体型空気調和機の平面図
【図2】従来の一体型空気調和機の斜視図
【図3】従来の一体型空気調和機の平面図
【符号の説明】
1 キャビネット
3 キャビネットの室内側
4 キャビネットの室外側
13 吸込口
14 吹出口
15 送風路
16 室外側熱交換器
17 室外ファン
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内ユニットと室外ユニットとが一体的にキャビネット内に装備された一体型空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
室内ユニットと室外ユニットとが別々に構成される空気調和機は、室内ユニットと室外ユニットとを冷媒配管、ユニット間配線等で接続させるために、家屋の壁に孔を形成しなければならず、取り付け作業は困難である。
【0003】
そこで、取り付け作業が容易な空気調和機として一体型空気調和機がある。一体型空気調和機は、室内ユニットと室外ユニットとが一体的にキャビネット内に装備された空気調和機であり、窓に取り付ける場合は配管工事が不要となるので、容易に取り付けることができる。図2は一体型空気調和機の概略斜視図、図3はその平面図である。
【0004】
図2及び図3に示すように、一体型空気調和機は、キャビネット1の中央部に中壁板2が立設されて室内側3と室外側4とに区画される。キャビネット1の室内側3には、キャビネット1前面1aに室内空気吸込口5と室内空気吹出口6とが形成され、室内空気吸込口5に室内側熱交換器8が設けられ、室内側熱交換器8と対向して室内ファン9及び室内モータ10が配される。室内側熱交換器8の下にその表面に発生する凝縮水を受ける凝縮水受け皿11が配され、その凝縮水をキャビネット1の室外側4に導く導水手段が設けられる。
【0005】
キャビネット1の室外側4には、キャビネット1の側面1bに室外空気を取り込む吸込口13が形成され、背面1cに取込んだ空気を排出する吹出口14が形成される。キャビネット1の吹出口14の全面に室外側熱交換器16が配され、室外側熱交換器16と対向して室外ファン17及び室外モータ18が配され、室外ファン17及び室外側熱交換器16の周囲を囲むように導風板19が設けられる。室外ファン17と中壁板2との間に圧縮機20が設けられる。
【0006】
室外ファン17としては、スリンガリング付きのプロペラファンが採用される。スリンガリング17aはプロペラファンの外周部に設けられ、冷房時において室内熱交換により発生し、導水手段によりキャビネット1の底板1dに導かれて溜まった凝縮水を、プロペラファンの回転力により、かきあげて室外側熱交換器16に散水し、室外側熱交換器16の凝縮能力の向上に寄与する。
【0007】
しかしながら、スリンガリング17aによりかきあげられる水は、室外側熱交換器16の方向だけではなく四方に飛び散ってしまうため、キャビネット1の吸込口13から室外へ飛び出して、通行人にかかってしまうという問題があった。飛び散る水の一部は導風板19により防げるが、導風板19だけでは不充分である。そこで、吸込口13の一部を塞ぐように、導風板19に水飛び防止板21を取り付けていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の構成によると、別部材として水飛び防止板21が必要であり、さらに水飛び防止板21が吸込口13の一部を塞いでいるため、室外空気の吸込みの障害となり、室外側熱交換器の凝縮能力を低下させていた。また、逆に、水飛び防止板1が吸込口13の一部しか塞いでいないので、水が飛び出すのを完全に防ぐことはできなかった。
【0009】
また、実開昭64−5026号公報には、室外ファンの吸込み側に面する位置に、過冷却用の補助熱交換器を配して、凝縮器としての総合性能の改善を図った空気調和機が記載されている。しかしながら、補助熱交換器は、水飛び防止を目的として設置されてはおらず、吸込口の一部にしか設けられていないので、吸込口から水が飛び出すのを完全に防ぐことはできなかった。
【0010】
また、実開平6−84219号公報には、室外ファンの外周部にメッシュ状の水飛び防止板を設け、スリンガリングによって掻き揚げられた水が飛び出すのを防ぐと共に水飛び防止板に当たる時の衝突音や振動音を防止した空気調和機が記載されている。しかしながら、この構成によると、別部材として水飛び防止板が必要であり、また、水飛び防止板は、室外ファンの外周部にしか設けられておらず、吸込口を塞いでいないので、プロペラファンの後方へかきあげられた凝縮水が吸込口から飛び出すのを防ぐことはできなかった。
【0011】
また、実開平7−22321号公報には、空気調和機本体に蒸発器、凝縮器及び蒸発器で発生した凝縮水を凝縮器側へ飛散する蒸発装置を設けると共に、本体背面を背面グリルにて覆う空気調和機において、蒸発装置は、凝縮器の通風経路外に設けると共に、蒸発装置に対向する背面グリルに水飛び防止部を設けた空気調和機が記載されている。しかしながら、この構成によると、蒸発装置として別部材の円板が必要であり、円板と凝縮器とを横並びに配置する必要があることから、空気調和機の外形が大きくなり、設計するうえで支障となる。
【0012】
本発明は、上記に鑑み、別部材の追加も無しで、凝縮水が本体外へ飛び出すのを防止することのできると共に、室外熱交換器の熱交換能力の向上を可能とした一体型空気調和機の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決する為の手段】
上記目的を達成するため、本発明は、キャビネットの室外側に、室外側熱交換器と、該室外側熱交換器に水を飛散せる手段とを備えた一体型空気調和機において、室外側熱交換器がキャビネットに形成された空気の吸込口及び吹出口の全面を覆うように配置されたことを特徴とする一体型空気調和機を提供するものである。
【0014】
上記構成によると、室外側熱交換器が、開口されたキャビネットの吸込口及び吹出口の全体を塞いでいるので、水飛び防止板等の別部材を設けずとも、凝縮水がキャビネット外へ飛び出すのを完全に防ぐことができる。また、室外側熱交換器のフィンとフィンとの間には隙間があるので、吸込口から室外空気を充分に吸い込むことができ、室外側熱交換器の熱交換能力が低下することはない。
【0015】
飛散手段としては、スリンガリング付きのファンが挙げられるが、その他の飛散可能な手段を用いても構わない。飛散手段は、室外ファンとは別に設けてもよいが、室外ファンにスリンガリング付きのファンを採用すれば、部品点数が増えず、設置面積も広くならないので好ましい。
【0016】
また、本発明は、キャビネットの室外側に、室外側熱交換器と、室外送風機とを備え、キャビネットの両側面に吸込口が形成されると共に背面に吹出口が形成された一体型空気調和機において、室外側熱交換器は、両吸込口及び吹出口に沿って配置され、吹出口側熱交換部から冷媒を流入させ、吸込口側熱交換部から冷媒を流出させるようにしたことを特徴とする一体型空気調和機を提供するものである。
【0017】
キャビネットの吸込口をキャビネットの両側面に形成し、吹出口をキャビネットの背面に形成すれば、吸込口が両側面の2面に形成されるので、大量の室外空気を吸い込むことができ、室外側熱交換器の熱交換能力を高めることができる。また、吸込口から室外空気を吸い込む際に、室外熱交換器の吸込口側熱交換部の熱交換がなされ、さらに空気を吹き出す際に吹出口側熱交換部の熱交換がされるので、全体として室外側熱交換器の熱交換能力を向上させることができる。なお、吸込口側熱交換部とは、キャビネットの両側面に位置する室外側熱交換器の部分であり、吹出口側熱交換部とは、キャビネットの背面に位置する室外側熱交換器の部分である。
【0018】
また、吹出口側熱交換部から冷媒を流入させ、吸込口側熱交換部から冷媒を流出させることにより、室外側熱交換器の熱交換能力を向上させることができる。すなわち、冷房時において、室外側熱交換器内の冷媒は、吹出口側熱交換部から吸込口側熱交換部に向かって流れるため、吹出口側熱交換部よりも吸込側熱交換部のほうが冷媒の温度が低くなっている。そのため、吸込口から吸い込まれた温度の低い室外空気と吸込口側熱交換部とを先に接触させ、これにより幾分温まった空気を吹出口側熱交換部に接触させたほうが、室外側熱交換器の冷却を効率的に行うことができるからである。
【0019】
また、上記の構成を組み合わせてもよい。すなわち、キャビネットの室外側に、室外側熱交換器と、室外送風機と、室外側熱交換器に水を飛散せる手段とを備え、キャビネットの両側面に吸込口が形成されると共に背面に吹出口が形成された一体型空気調和機において、室外側熱交換器がキャビネットの両吸込口及び吹出口の全面を覆うように配置され、室外側熱交換器は、吹出口側熱交換部から冷媒を流入させ、吸込口側熱交換部から冷媒を流出させるようにしたことを特徴とする一体型空気調和機に構成する。このような構成とすれば、水飛び防止板等の別部材を設けずとも、凝縮水がキャビネット外へ飛び出すのを完全に防ぐことができると共に、室外側熱交換器の熱交換能力を高めることができる。
【0020】
吹出口側熱交換部から冷媒を流入させ、吸込口側熱交換部から冷媒を流出させる室外側熱交換器の形態としては、冷媒を吹出口側熱交換部の中央から流入させ、両側の吸込口側熱交換部から流出させる形態としてもよいし、または、冷媒を吹出口側熱交換部の端から流入させ、一方の吸込口側熱交換部を通って、他方の吸込口側熱交換部から流出させる形態としてもよい。前者の形態のほうが、室外熱交換器の冷却を効率的に行うことができるので好ましい。
【0021】
また、室外側熱交換器は、キャビネットの吸込口及び吹出口のみに配置してもよいし、キャビネットに形成された空気の吸込口及び吹出口の壁面に沿って略コ字形に一体形成して配置してもよい。一体的に形成すれば、部品点数が増えないで済むので好ましい。
【0022】
上記のように室外側熱交換器をコ字形に一体的に形成して設ける場合、室外側熱交換器を、上下方向に配した冷媒配管と、配管と直交して横方向に配された多数のフィンとから構成し、コーナー部においてフィンに切り込みを入れて折曲するのが好ましい。冷媒配管を折曲することなく室外側熱交換器を略コ字状に折曲することができる為、折曲加工性が容易となるからである。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一体型空気調和機の平面図である。一体型空気調和機は、キャビネット1内に中壁板2が立設されることにより、室内側3と室外側4とに区画される。
【0024】
室内側3は、キャビネット1の前面1aに、室内空気を取込む室内側吸込口5と、室内へ熱交換された空気を放出する室内側吹出口6とが設けられ、室内側吸込口5の全面に室内側熱交換器8が配され、室内側熱交換器8と対向して室内ファン9及び室内モータ10が配される。室内側熱交換器8の下に、その表面に発生する凝縮水を受ける凝縮水受け皿11が配され、その凝縮水をキャビネット1の室外側4に導く導水手段が設けられる。
【0025】
導水手段は、室内側熱交換器8で発生した凝縮水を室外側4へ導くことができる構造であればよく、周知の手段を採用可能である。例えば、凝縮水受け皿11にドレン管12を連結し、そのドレン管12を中壁板2にあけられた穴に通すことにより、凝縮水受け皿11の凝縮水をキャビネット1の室外側4に導く。ドレン管12に弁を設けて、凝縮水発生時のみ又は一定時間ごとに弁を開くのが好ましい。
【0026】
室外側4は、キャビネット1の両側面1bに、室外空気を取込む吸込口13が形成され、キャビネット1の背面1cに、熱交換された空気を室外へ排出する吹出口14が形成され、キャビネット1内に、両吸込口13からの空気が合流して吹出口14に至る送風路15が形成される。
【0027】
室外側4のキャビネット1の両吸込口13及び吹出口14に沿って室外側熱交換器16が配置される。室外熱交換器16の吹出口側熱交換部16aと対向して送風路15中に、室外ファン17が設けられ、その前方に室外モータ18が配置される。室外ファン17の風が吹出口側熱交換部16aに向かうように導風板19がキャビネットに固定され、導風板19には風がスムーズに流れるようベルマウス19aが設けられる。また、室外ファン17と中壁板2との間に圧縮機20が設けられる。
【0028】
室外ファン17は、プロペラファンが使用され、その外周部に環状のスリンガリング17aが一体で形成される。スリンガリング17aがファンの回転に伴ってキャビネット1の底板1d上に溜まった凝縮水に接触することにより、凝縮水がかきあげられる。
【0029】
室外側熱交換器16は、上下方向に配した冷媒配管16cと、配管と直交する横方向の多数のフィン16dとから構成され、コーナー部においてフィン16dに切り込みを入れて折曲した略コの字状に、一体的に形成され、キャビネット1の両側面1b及び背面1cに沿って配置される。室外側熱交換器16の高さは、吸込口13及び吹出口14の上端よりも高く設定される。
【0030】
また、室外側熱交換器16は、室外側熱交換器の吹出口側熱交換部16aの中央から冷媒を流入させ、室外側熱交換器の吸込口側熱交換部16bの前端から冷媒を流出させる。すなわち、冷房時において、吹出口側熱交換部16aの中央に圧縮機20からの冷媒を流入させて、左右の吸込口側熱交換部16bに向かって流れ、膨張装置を介して室内側熱交換器8に流れる冷媒回路構成となっている。なお、冷媒回路中に四方弁を介在させて、冷房だけでなく暖房可能としてもよい。
【0031】
この冷媒回路構成とすると、圧縮機20からの冷媒の温度は高く、流出口(吸込口側熱交換部16bの前端部)に近づくに従って温度が低下するため、吸込口側熱交換部16bと吹出口側熱交換部16aとで温度差が発生する。室外側熱交換器16の冷却構成として、室外空気が、温度の低い吸込口側熱交換部16bから吸込まれ、温度の高い吹出口側熱交換部16aを通って室外へ出て行くようにされるので、室外側熱交換器16の全体としての冷却を効果的に行うことができ、室外側熱交換器16の熱交換効率をより向上させることが可能となる。
【0032】
以上の構成によると、室外ファン17の回転に伴ってスリンガリング17aにより掻き揚げた凝縮水が、吸込口13及び吹出口14に向かって飛んでも、キャビネット1の吸込口13及び吹出口14を覆って設けられた室外側熱交換器16に当たって蒸発するので、凝縮水が室外へ飛び出すのを防ぐことができる。したがって、室外側熱交換器16は、水飛び防止板のように凝縮水がキャビネット外に飛び出すのを防ぐ役目を果たすので、別部材の水飛び防止板を設けないですむ。
【0033】
また、室外側熱交換器16のフィンとフィンとの間には隙間があるので、吸込口13からの室外空気の流路障害とならず、充分な量の室外空気を吸い込むことができ、室外側熱交換器16の熱交換能力を低下させない。
【0034】
さらにまた、室外側熱交換器16がキャビネットの側面及び背面にわたって設けられており、凝縮水は、吹出口側熱交換部16a及び吸込口側熱交換部16bに飛び散るため、室外側熱交換器16の冷却を促進させることができる。
【0035】
また、室外側熱交換器16をキャビネットの両側面及び背面の壁面に沿ってコ字形に一体形成することにより、室外側熱交換器の表面積を大きく取ることができるので、熱交換器の能力を高めることができると共に部品点数も増えないで済むので好ましい。
【0036】
また、室外側熱交換器16の冷媒配管16cを上下方向に配し、多数のフィン16dが冷媒配管16cと直交するよう構成し、且つフィン16dのコーナー部に切りこみを入れることにより、冷媒配管16cを折曲することなく室外側熱交換器16を略コ字状に折曲することができる為、折曲加工性が容易となる。
【0037】
さらに、室外側の空気吸込口16bをキャビネットの両側面に形成し、空気吹出口16aをキャビネットの背面に形成することにより、大量の室外空気を吸込むことができると共に、室外側熱交換器16の熱交換が吸込口側熱交換部と吹出口側熱交換部とに分けて行われる為、全体として室外側熱交換器16の熱交換能力を向上させることができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明では、室外側熱交換器をキャビネットの室外側全面の壁面に沿って配置することにより、吸込口及び吹出口の開口を塞いでいるので、吸込口及び吹出口から凝縮水が飛び出すのを防止できる。また、室外側熱交換器は、フィンとフィンとの間に隙間があるので、吸込口から充分な量の室外空気を吸い込むことができ、熱交換能力が低下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一体型空気調和機の平面図
【図2】従来の一体型空気調和機の斜視図
【図3】従来の一体型空気調和機の平面図
【符号の説明】
1 キャビネット
3 キャビネットの室内側
4 キャビネットの室外側
13 吸込口
14 吹出口
15 送風路
16 室外側熱交換器
17 室外ファン
Claims (6)
- キャビネットの室外側に、室外側熱交換器と、該室外側熱交換器に水を飛散せる手段とを備えた一体型空気調和機において、
前記室外側熱交換器がキャビネットに形成された空気の吸込口及び吹出口の全面を覆うように配置されたことを特徴とする一体型空気調和機。 - キャビネットの室外側に、室外側熱交換器と、室外送風機とを備え、キャビネットの両側面に吸込口が形成されると共に背面に吹出口が形成された一体型空気調和機において、
前記室外側熱交換器は、前記両吸込口及び吹出口に沿って配置され、吹出口側熱交換部から冷媒を流入させ、吸込口側熱交換部から冷媒を流出させるようにしたことを特徴とする一体型空気調和機。 - キャビネットの室外側に、室外側熱交換器と、室外送風機と、前記該室外側熱交換器に水を飛散せる手段とを備え、キャビネットの両側面に吸込口が形成されると共に背面に吹出口が形成された一体型空気調和機において、
前記室外側熱交換器がキャビネットの両吸込口及び吹出口の全面を覆うように配置され、
吹出口側熱交換部から冷媒を流入させ、吸込口側熱交換部から冷媒を流出させるようにしたことを特徴とする一体型空気調和機。 - 前記室外側熱交換器は、冷媒が吹出口側熱交換部の中央から流入させ、両側の吸込口側熱交換部から流出させるようにしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の一体型空気調和機。
- 前記室外側熱交換器がキャビネットに形成された空気の吸込口及び吹出口の壁面に沿って略コ字形に一体形成された請求項1〜4のいずれかに記載の一体型空気調和機。
- 前記室外側熱交換器は、上下方向に配した冷媒配管と、該配管と直交して横方向に配された多数のフィンとから構成され、コーナー部においてフィンに切り込みを入れて折曲されたことを特徴とする請求項5に記載の一体型空気調和機。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020104605A (ja) * | 2018-12-26 | 2020-07-09 | 株式会社デンソー | 空調装置 |
-
2002
- 2002-07-16 JP JP2002206824A patent/JP2004053037A/ja active Pending
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JP2020104605A (ja) * | 2018-12-26 | 2020-07-09 | 株式会社デンソー | 空調装置 |
JP7159856B2 (ja) | 2018-12-26 | 2022-10-25 | 株式会社デンソー | 空調装置 |
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