JP2004051442A - ファイバコイル巻き取り装置及び光ファイバコイル - Google Patents
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Abstract
【課題】光ファイバ素線等によるファイバコイルの製造において、ファイバコイルを、小型のものであっても、均質な形状で、効率よく製造することができるファイバコイル巻き取り装置、特に、多種多様なサイズのファイバコイルの製造に使用可能な、巻径が可変であるファイバコイル巻き取り装置を提供すること。
【解決手段】スピンドル保持部と、該スピンドル保持部に固着された第1の鍔部と、該第1の鍔部に対して間隔をおいて平行に配置された第2の鍔部とを備えるファイバコイル巻き取り装置であって、前記第1及び第2の鍔部は、それぞれ少なくとも3つの開口部が設けられている少なくとも1枚の円盤からなり、前記開口部には、前記鍔部に対して垂直に、同一直線上にない少なくとも3本の円柱スペーサが挿入されて、前記第1及び第2の鍔部を連絡していることを特徴とするファイバコイル巻き取り装置。
【選択図】 図1
【解決手段】スピンドル保持部と、該スピンドル保持部に固着された第1の鍔部と、該第1の鍔部に対して間隔をおいて平行に配置された第2の鍔部とを備えるファイバコイル巻き取り装置であって、前記第1及び第2の鍔部は、それぞれ少なくとも3つの開口部が設けられている少なくとも1枚の円盤からなり、前記開口部には、前記鍔部に対して垂直に、同一直線上にない少なくとも3本の円柱スペーサが挿入されて、前記第1及び第2の鍔部を連絡していることを特徴とするファイバコイル巻き取り装置。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光増幅器などに用いられるコイル状に巻かれた光ファイバ(以下、光ファイバコイルという)等のファイバコイルの製造に用いられるファイバコイル巻き取り装置及びそれを用いて製造される光ファイバコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エルビウム添加光ファイバ(以下、EDFという)などの長尺が必要とされるファイバは、コイル状の形状に巻き取られて収納、使用されている。このようなファイバコイルをはじめとする光複合モジュールの製造においては、円筒型のドラム部と、その上底部と下底部に取り付けられた一対のドーナツ状の鍔部とからなるボビンを用い、このボビンのドラム部に、スピンドル(回転軸)によりファイバを巻き取って、巻き取った束状のファイバをボビンから取り出すという方法が用いられてきた。
【0003】
この方法では、ファイバを、ドラムの表面全体に接触させて巻き取っているため、ボビンをファイバコイルから取り除く際に、ボビンのドラム部分とファイバコイルの内周部分との間に大きな摩擦が発生する。この摩擦により生じる摩擦力によって、コイル内周部と外周部とでコイルのほつれが生じてファイバコイルの形状が崩れてしまい、巻き取り時のファイバコイルの形状を保持するのが困難であるという問題があった。
特に、近年、光ファイバコイルの小型化が進められているが、光ファイバコイルにかかる摩擦力は、使用するボビンのドラム径が小さいほど大きく、均質な形状の小型の光ファイバコイルを製造するためには、その都度、ドラム径や幅が異なる他種類のボビンを必要としていた。
既にドラム径を可変とする手段として、特開2001−48426号公報「光ファイバ巻取り用ボビン及びこれを用いた光ファイバの取扱い方法」において、分離部を有する円筒状の弾性体を巻取り用ボビンのドラムとし、実質的な巻径を変化させる手段が提案されている。だが、この方式を用いた場合、巻取り径を任意に定めることが行いにくいという問題点があり、また、巻取り面が弾性体や柔軟体であり、十分な硬さを持たないため、径を変化させて巻き取った光ファイバコイルの形状の保持性に欠けるという問題点がある。
また、特開2002−104741号公報「光ファイバ巻取りボビン及び緩み防止方法」にも、ボビンの胴部に気体封入シートを巻付けて配置し、その気体封入シートへ気体を封入(およびシートから排出する)ことによって、ドラム部の厚みを変化させる手段が提案されている。
この方式を用いた場合、空気の封入によりドラムの周囲の封入シート厚みが増加する。しかしながら、これは巻取り時のゆるみ防止を目的とするもので、能動的にファイバコイルの巻取り形状(径)を変化させるものとしては、ドラム部の硬さが不十分であるという問題点がある。
また、上記2件ともに、巻取り用ボビンの形状の変化は、ドラム部の径方向のみであり、軸方向つまりドラム部の幅を変更できないという問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、光ファイバ素線等によるファイバコイルの製造において、ファイバコイルを、小型のものであっても、均質な形状で、効率よく製造することができるファイバコイル巻き取り装置、特に、多種多様なサイズのファイバコイルの製造に使用可能な、巻径が可変であるファイバコイル巻き取り装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決する本発明の第1の発明は、スピンドル保持部と、該スピンドル保持部に固着された第1の鍔部と、該第1の鍔部に対して間隔をおいて平行に配置された第2の鍔部とを備えるファイバコイル巻き取り装置であって、前記第1及び第2の鍔部は、それぞれ少なくとも3つの開口部が設けられている少なくとも1枚の円盤からなり、前記開口部には、前記鍔部に対して垂直に、同一直線上にない少なくとも3本の円柱スペーサが挿入されて、前記第1及び第2の鍔部を連絡していることを特徴とするファイバコイル巻き取り装置である。
前記ファイバコイル巻き取り装置においては、前記開口部は、前記円盤の中心よりの位置から外周方向に向けて、前記円柱スペーサの径以上の幅で、直線状乃至円弧状に形成されていることが好ましい。
また、前記第1及び第2の鍔部の少なくとも一方が、それぞれ異なる形状の開口部を有する複数の円盤から構成され、各円盤の開口部が交差する位置に、前記円柱スペーサを挿入する貫通部が形成されており、前記円盤同士が成す角度を変えることにより、前記貫通部の位置が変化し、前記円柱スペーサの外接円の半径が変化するようになっていることが好ましい。
さらに、前記第1及び第2の鍔部の少なくとも一方が、2枚の円盤から構成されており、一方の円盤の開口部は、長手方向が該円盤の径方向に対して平行な直線状であり、他方の円盤の開口部は、長手方向が該円盤の径方向に対して傾斜した直線状であることが好ましい。
また、前記課題を解決する本発明の第2の発明は、前記ファイバコイル巻き取り装置を用いて製造される光ファイバコイルである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1に、本発明のファイバコイル巻き取り装置の一実施態様を示す。本実施態様では、ファイバコイル巻き取り装置1は、スピンドル保持部2と、スピンドル保持部2に固着された第1の鍔部3と、第1の鍔部3に対して所定の間隔をおいて平行に配置された第2の鍔部4とを備えている。
第1及び第2の鍔部3,4間は、該鍔部3,4に垂直な8つの円柱スペーサ5により連絡されており、各円柱スペーサ5は、開口部6を介して、鍔部3,4の外側で、スペーサ中を貫通しているボルトとナットからなる固定手段7により固定されている。
なお、図1の左側の図は、本実施態様におけるファイバコイル巻き取り装置1の側面図であり、図1の右側の図は、ファイバコイル巻き取り装置1を、第1の鍔部3側から見た正面図である。
【0007】
本実施態様では、第1の鍔部3は、1枚のドーナツ状の円盤3aから構成されており、第2の鍔部4は、2枚のドーナツ状の円盤4a,4bから構成されている。これらの円盤3a,4a,4bには、それぞれ、8つの開口部が設けられている。
図2の(a)は、円盤3a,4aに用いられているタイプ(以下、タイプAという)の円盤11を示す図である。タイプAの円盤11は、円盤11の中心からr1の位置から、長手方向が半径方向に対して平行に設けられた8つの開口部12を有している。すなわち、この開口部12の幅r3は、円柱スペーサ5の径以上であり、長手方向の長さr2は任意の長さとすることができる。これらの開口部12は等間隔に設けられている。また、円盤11の中心部には、スピンドルを通すための穴13が設けられている。
図2の(b)は、円盤4bに用いられているタイプ(以下、タイプBという)の円盤21を示す図である。タイプBの円盤21は、中心付近から外周方向に向けて、長手方向が半径方向に対して所定の角度θ1で傾斜している、直線状の8つの開口部22を有している。これらの開口部22は等間隔に設けられている。
【0008】
したがって、第2の鍔部4のように、タイプAの円盤11とタイプBの円盤21とを重ね合わせると、図3に示すように、それぞれの開口部12,22が交差し、交差した位置に、8つの貫通部31が形成されている。
これらの貫通部31は同一円周上にあるので、この貫通部に円柱スペーサを挿入すると、それらの円柱スペーサの外周にファイバを巻き付けて、ファイバコイルを製造することができる。つまり、円柱スペーサがドラム部として機能し、この円柱スペーサの外接円(半径r4)を内周とするファイバコイルを製造することができる。
この場合、ファイバコイルの内周部分が接触するのは、円柱スペーサとその外接円との接線部分のみであるので、接触面積が小さく、コイルを取り出す際の摩擦力を低減することができる。
【0009】
また、このとき、重なっている円盤11,21の一方を回転させるなどして、円盤11と円盤21とが重なる角度θ2を変化させると、貫通部31の位置が変化する。例えば、角度θ2を大きくすると、貫通部31の位置はより中心側に移動し、外接円の半径r4が小さくなる。
このように、外接円の半径r4を任意に増減させることができるので、任意の巻き取り径のファイバコイルを製造することが可能となる。また、円盤11,21の開口部12,13の形状や、中心からの距離r1、長さr2等を調節することにより、貫通部31の位置も任意に調節することができる。
【0010】
さらに、ファイバの巻き取り後に、角度θ2を変化させ、円柱スペーサ5の外接円の径r4を巻き取り作業時よりも小さくすると、ファイバコイルの内周部分の特定の部分に偏った摩擦力がかかることがなくなるので、ファイバコイルの形状の崩れをさらに低減することが可能であり、また、ファイバコイルの取り外しも容易になる。
【0011】
また、第1及び第2の鍔部3,4間の間隔は、製造するファイバコイルの幅に応じて円柱スペーサ5の長さを変えることにより調節することができるので、製造するファイバコイルの幅も任意に設定することができる。
【0012】
このように、上記のファイバコイル巻き取り装置1を用いることにより、様々なサイズのファイバコイルを、均質な形状で、効率よく製造することが可能になる。
【0013】
次に、本発明の光ファイバコイルは、本発明のファイバコイル巻き取り装置を用いて製造されるものである。
光ファイバコイルに用いられる光ファイバは、従来から使用されているものであればその種類は特に制限はないが、コイル状にして使用することから、分散補償光ファイバ、光増幅用光ファイバ等として使用されるものが好ましい。分散補償光ファイバは、光伝送に使用される光ファイバと逆符号の波長分散を有し、伝送される光信号が劣化しないように使用されるものであって、コアとクラッドの屈折率の差が大きくなるように設計された単峰型構造の光ファイバや、クラッドが2重に設けられた二重クラッド型屈折率分布構造の光ファイバ等である。光増幅用光ファイバは、ある波長の光信号を光増幅する光ファイバであって、エルビウム等の希土類をコアにドープした光ファイバである。
【0014】
光ファイバをファイバコイル巻き取り装置に巻き込む際は、光ファイバがゆるまないように、光ファイバを一定の張力で引っ張りながら順次ファイバコイル巻き取り装置に巻き込んでいく。従来は、形成された光ファイバコイルの内周部分に摩擦力がかかっていたが、本発明のファイバコイル巻き取り装置では、ドラム部が円柱スペーサにより構成されているので、光ファイバコイルをファイバコイル巻き取り装置から取り外す際にかかる摩擦力が小さく、コイルの形状が維持される。また、このとき、あらかじめ、円柱スペーサの位置を変えて、その外接円の径を小さくしておけば、ファイバコイル巻き取り装置を取り外す際にコイルとの間に摩擦は生じない。
【0015】
【実施例】
以下、実施例を示して本発明およびその効果を具体的に説明するが、これらは本発明を限定するものではない。
実施例1
φ120mmのアルミ合金製の円盤11の半径方向に、図2(a)に示すように、8つの穴(開口部12)をそれぞれが等角度になるように開けた。この穴は、円盤11の中心から30〜50mmの間を長手方向とする、長さ20mm×幅6mmの長方形状であった。
次に、別のφ120mmのアルミ合金製の円盤21に、図2(b)に示すように、半径方向に対して50°傾斜させた8つの穴(開口部22)を開けた。この穴は、長手方向が、円盤の中心から30〜50mmの領域にわたって存在する、長さ30mm×幅5mmの長方形状であった。
なお、これらの円盤11,21の中心にはそれぞれφ10mmの穴13,23が開け、スピンドルを挿入することができるようにした。
次いで、スピンドル上に、円盤11と円盤21の面を合わせて形成した鍔部4と、スピンドル保持部1に固着した円盤11(鍔部3)を、10mmの間隔をあけて配置した。
このとき、鍔部4には、円盤11と円盤21の開口部12,22の交点である、鍔部3を貫通する8つの穴(貫通部31)が生じているので、この穴に、φ5mm×長さ6mmの円柱スペーサ5を8個通し、鍔部3,4の外側にて、スペーサ中を貫通しているボルトとナットを用いて固定し、ファイバコイル巻き取り装置1を製造した。
【0016】
得られたファイバコイル巻き取り装置1においては、8個の円柱スペーサ5は、同一円周上に配置されており、その外接円の直径rは、鍔部4を構成する円盤11と円盤21の重なる角度を変えることによって、70〜100mmの範囲内で調節することができる。これは、円盤11と円盤21がなす角度θ2に応じて、貫通部31の位置が変化するためである。
したがって、ファイバコイル巻き取り装置1をスピンドルに取り付け、円柱スペーサ5の周囲にファイバを巻き取ることで、内径がφ70〜100mmの任意の径のファイバコイルを製造することができる。
【0017】
上記実施例では、開口部の位置を、円盤11の中心から30〜50mmの間としたが、これを、例えば円盤11,21の中心から10〜20mmに変更することで、内径がφ20〜40mmといった極小なファイバコイルの作成も容易に行うことができる。
さらに、円柱スペーサ5の長さを変えるだけで、多様な幅のファイバコイルが製造可能である。
【0018】
【発明の効果】
上述のように、本発明のファイバコイル巻き取り装置は、均質な形状のファイバコイルを、極めて小さな径のものであっても、効率よく製造することができる。したがって、光ファイバ複合モジュールにおいて、EDF等の希土類添加光ファイバの収納、保持が容易となり、作業性も向上する。
また、本発明のファイバコイル巻き取り装置は、製造するファイバコイルの径を簡単な操作で任意に調節することができる。したがって、従来複数の種類のファイバコイル巻き取り装置を使用する必要があった光ファイバコイルの製造作業を、1種類のファイバコイル巻き取り装置で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイバコイル巻き取り装置の一実施態様を示す側面図及び正面図である。
【図2】図1記載のファイバコイル巻き取り装置に用いられている円盤の概略図である。
【図3】図1記載のファイバコイル巻き取り装置1を構成する鍔部4を示す図である。
【符号の説明】
1…ファイバコイル巻き取り装置、2…スピンドル保持部、3…第1の鍔部、4…第2の鍔部、5…円柱スペーサ、6…開口部、7…固定手段、11…円盤、12…開口部、21…円盤、22…開口部、31…貫通部
【発明の属する技術分野】
本発明は、光増幅器などに用いられるコイル状に巻かれた光ファイバ(以下、光ファイバコイルという)等のファイバコイルの製造に用いられるファイバコイル巻き取り装置及びそれを用いて製造される光ファイバコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、エルビウム添加光ファイバ(以下、EDFという)などの長尺が必要とされるファイバは、コイル状の形状に巻き取られて収納、使用されている。このようなファイバコイルをはじめとする光複合モジュールの製造においては、円筒型のドラム部と、その上底部と下底部に取り付けられた一対のドーナツ状の鍔部とからなるボビンを用い、このボビンのドラム部に、スピンドル(回転軸)によりファイバを巻き取って、巻き取った束状のファイバをボビンから取り出すという方法が用いられてきた。
【0003】
この方法では、ファイバを、ドラムの表面全体に接触させて巻き取っているため、ボビンをファイバコイルから取り除く際に、ボビンのドラム部分とファイバコイルの内周部分との間に大きな摩擦が発生する。この摩擦により生じる摩擦力によって、コイル内周部と外周部とでコイルのほつれが生じてファイバコイルの形状が崩れてしまい、巻き取り時のファイバコイルの形状を保持するのが困難であるという問題があった。
特に、近年、光ファイバコイルの小型化が進められているが、光ファイバコイルにかかる摩擦力は、使用するボビンのドラム径が小さいほど大きく、均質な形状の小型の光ファイバコイルを製造するためには、その都度、ドラム径や幅が異なる他種類のボビンを必要としていた。
既にドラム径を可変とする手段として、特開2001−48426号公報「光ファイバ巻取り用ボビン及びこれを用いた光ファイバの取扱い方法」において、分離部を有する円筒状の弾性体を巻取り用ボビンのドラムとし、実質的な巻径を変化させる手段が提案されている。だが、この方式を用いた場合、巻取り径を任意に定めることが行いにくいという問題点があり、また、巻取り面が弾性体や柔軟体であり、十分な硬さを持たないため、径を変化させて巻き取った光ファイバコイルの形状の保持性に欠けるという問題点がある。
また、特開2002−104741号公報「光ファイバ巻取りボビン及び緩み防止方法」にも、ボビンの胴部に気体封入シートを巻付けて配置し、その気体封入シートへ気体を封入(およびシートから排出する)ことによって、ドラム部の厚みを変化させる手段が提案されている。
この方式を用いた場合、空気の封入によりドラムの周囲の封入シート厚みが増加する。しかしながら、これは巻取り時のゆるみ防止を目的とするもので、能動的にファイバコイルの巻取り形状(径)を変化させるものとしては、ドラム部の硬さが不十分であるという問題点がある。
また、上記2件ともに、巻取り用ボビンの形状の変化は、ドラム部の径方向のみであり、軸方向つまりドラム部の幅を変更できないという問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、光ファイバ素線等によるファイバコイルの製造において、ファイバコイルを、小型のものであっても、均質な形状で、効率よく製造することができるファイバコイル巻き取り装置、特に、多種多様なサイズのファイバコイルの製造に使用可能な、巻径が可変であるファイバコイル巻き取り装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決する本発明の第1の発明は、スピンドル保持部と、該スピンドル保持部に固着された第1の鍔部と、該第1の鍔部に対して間隔をおいて平行に配置された第2の鍔部とを備えるファイバコイル巻き取り装置であって、前記第1及び第2の鍔部は、それぞれ少なくとも3つの開口部が設けられている少なくとも1枚の円盤からなり、前記開口部には、前記鍔部に対して垂直に、同一直線上にない少なくとも3本の円柱スペーサが挿入されて、前記第1及び第2の鍔部を連絡していることを特徴とするファイバコイル巻き取り装置である。
前記ファイバコイル巻き取り装置においては、前記開口部は、前記円盤の中心よりの位置から外周方向に向けて、前記円柱スペーサの径以上の幅で、直線状乃至円弧状に形成されていることが好ましい。
また、前記第1及び第2の鍔部の少なくとも一方が、それぞれ異なる形状の開口部を有する複数の円盤から構成され、各円盤の開口部が交差する位置に、前記円柱スペーサを挿入する貫通部が形成されており、前記円盤同士が成す角度を変えることにより、前記貫通部の位置が変化し、前記円柱スペーサの外接円の半径が変化するようになっていることが好ましい。
さらに、前記第1及び第2の鍔部の少なくとも一方が、2枚の円盤から構成されており、一方の円盤の開口部は、長手方向が該円盤の径方向に対して平行な直線状であり、他方の円盤の開口部は、長手方向が該円盤の径方向に対して傾斜した直線状であることが好ましい。
また、前記課題を解決する本発明の第2の発明は、前記ファイバコイル巻き取り装置を用いて製造される光ファイバコイルである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図1に、本発明のファイバコイル巻き取り装置の一実施態様を示す。本実施態様では、ファイバコイル巻き取り装置1は、スピンドル保持部2と、スピンドル保持部2に固着された第1の鍔部3と、第1の鍔部3に対して所定の間隔をおいて平行に配置された第2の鍔部4とを備えている。
第1及び第2の鍔部3,4間は、該鍔部3,4に垂直な8つの円柱スペーサ5により連絡されており、各円柱スペーサ5は、開口部6を介して、鍔部3,4の外側で、スペーサ中を貫通しているボルトとナットからなる固定手段7により固定されている。
なお、図1の左側の図は、本実施態様におけるファイバコイル巻き取り装置1の側面図であり、図1の右側の図は、ファイバコイル巻き取り装置1を、第1の鍔部3側から見た正面図である。
【0007】
本実施態様では、第1の鍔部3は、1枚のドーナツ状の円盤3aから構成されており、第2の鍔部4は、2枚のドーナツ状の円盤4a,4bから構成されている。これらの円盤3a,4a,4bには、それぞれ、8つの開口部が設けられている。
図2の(a)は、円盤3a,4aに用いられているタイプ(以下、タイプAという)の円盤11を示す図である。タイプAの円盤11は、円盤11の中心からr1の位置から、長手方向が半径方向に対して平行に設けられた8つの開口部12を有している。すなわち、この開口部12の幅r3は、円柱スペーサ5の径以上であり、長手方向の長さr2は任意の長さとすることができる。これらの開口部12は等間隔に設けられている。また、円盤11の中心部には、スピンドルを通すための穴13が設けられている。
図2の(b)は、円盤4bに用いられているタイプ(以下、タイプBという)の円盤21を示す図である。タイプBの円盤21は、中心付近から外周方向に向けて、長手方向が半径方向に対して所定の角度θ1で傾斜している、直線状の8つの開口部22を有している。これらの開口部22は等間隔に設けられている。
【0008】
したがって、第2の鍔部4のように、タイプAの円盤11とタイプBの円盤21とを重ね合わせると、図3に示すように、それぞれの開口部12,22が交差し、交差した位置に、8つの貫通部31が形成されている。
これらの貫通部31は同一円周上にあるので、この貫通部に円柱スペーサを挿入すると、それらの円柱スペーサの外周にファイバを巻き付けて、ファイバコイルを製造することができる。つまり、円柱スペーサがドラム部として機能し、この円柱スペーサの外接円(半径r4)を内周とするファイバコイルを製造することができる。
この場合、ファイバコイルの内周部分が接触するのは、円柱スペーサとその外接円との接線部分のみであるので、接触面積が小さく、コイルを取り出す際の摩擦力を低減することができる。
【0009】
また、このとき、重なっている円盤11,21の一方を回転させるなどして、円盤11と円盤21とが重なる角度θ2を変化させると、貫通部31の位置が変化する。例えば、角度θ2を大きくすると、貫通部31の位置はより中心側に移動し、外接円の半径r4が小さくなる。
このように、外接円の半径r4を任意に増減させることができるので、任意の巻き取り径のファイバコイルを製造することが可能となる。また、円盤11,21の開口部12,13の形状や、中心からの距離r1、長さr2等を調節することにより、貫通部31の位置も任意に調節することができる。
【0010】
さらに、ファイバの巻き取り後に、角度θ2を変化させ、円柱スペーサ5の外接円の径r4を巻き取り作業時よりも小さくすると、ファイバコイルの内周部分の特定の部分に偏った摩擦力がかかることがなくなるので、ファイバコイルの形状の崩れをさらに低減することが可能であり、また、ファイバコイルの取り外しも容易になる。
【0011】
また、第1及び第2の鍔部3,4間の間隔は、製造するファイバコイルの幅に応じて円柱スペーサ5の長さを変えることにより調節することができるので、製造するファイバコイルの幅も任意に設定することができる。
【0012】
このように、上記のファイバコイル巻き取り装置1を用いることにより、様々なサイズのファイバコイルを、均質な形状で、効率よく製造することが可能になる。
【0013】
次に、本発明の光ファイバコイルは、本発明のファイバコイル巻き取り装置を用いて製造されるものである。
光ファイバコイルに用いられる光ファイバは、従来から使用されているものであればその種類は特に制限はないが、コイル状にして使用することから、分散補償光ファイバ、光増幅用光ファイバ等として使用されるものが好ましい。分散補償光ファイバは、光伝送に使用される光ファイバと逆符号の波長分散を有し、伝送される光信号が劣化しないように使用されるものであって、コアとクラッドの屈折率の差が大きくなるように設計された単峰型構造の光ファイバや、クラッドが2重に設けられた二重クラッド型屈折率分布構造の光ファイバ等である。光増幅用光ファイバは、ある波長の光信号を光増幅する光ファイバであって、エルビウム等の希土類をコアにドープした光ファイバである。
【0014】
光ファイバをファイバコイル巻き取り装置に巻き込む際は、光ファイバがゆるまないように、光ファイバを一定の張力で引っ張りながら順次ファイバコイル巻き取り装置に巻き込んでいく。従来は、形成された光ファイバコイルの内周部分に摩擦力がかかっていたが、本発明のファイバコイル巻き取り装置では、ドラム部が円柱スペーサにより構成されているので、光ファイバコイルをファイバコイル巻き取り装置から取り外す際にかかる摩擦力が小さく、コイルの形状が維持される。また、このとき、あらかじめ、円柱スペーサの位置を変えて、その外接円の径を小さくしておけば、ファイバコイル巻き取り装置を取り外す際にコイルとの間に摩擦は生じない。
【0015】
【実施例】
以下、実施例を示して本発明およびその効果を具体的に説明するが、これらは本発明を限定するものではない。
実施例1
φ120mmのアルミ合金製の円盤11の半径方向に、図2(a)に示すように、8つの穴(開口部12)をそれぞれが等角度になるように開けた。この穴は、円盤11の中心から30〜50mmの間を長手方向とする、長さ20mm×幅6mmの長方形状であった。
次に、別のφ120mmのアルミ合金製の円盤21に、図2(b)に示すように、半径方向に対して50°傾斜させた8つの穴(開口部22)を開けた。この穴は、長手方向が、円盤の中心から30〜50mmの領域にわたって存在する、長さ30mm×幅5mmの長方形状であった。
なお、これらの円盤11,21の中心にはそれぞれφ10mmの穴13,23が開け、スピンドルを挿入することができるようにした。
次いで、スピンドル上に、円盤11と円盤21の面を合わせて形成した鍔部4と、スピンドル保持部1に固着した円盤11(鍔部3)を、10mmの間隔をあけて配置した。
このとき、鍔部4には、円盤11と円盤21の開口部12,22の交点である、鍔部3を貫通する8つの穴(貫通部31)が生じているので、この穴に、φ5mm×長さ6mmの円柱スペーサ5を8個通し、鍔部3,4の外側にて、スペーサ中を貫通しているボルトとナットを用いて固定し、ファイバコイル巻き取り装置1を製造した。
【0016】
得られたファイバコイル巻き取り装置1においては、8個の円柱スペーサ5は、同一円周上に配置されており、その外接円の直径rは、鍔部4を構成する円盤11と円盤21の重なる角度を変えることによって、70〜100mmの範囲内で調節することができる。これは、円盤11と円盤21がなす角度θ2に応じて、貫通部31の位置が変化するためである。
したがって、ファイバコイル巻き取り装置1をスピンドルに取り付け、円柱スペーサ5の周囲にファイバを巻き取ることで、内径がφ70〜100mmの任意の径のファイバコイルを製造することができる。
【0017】
上記実施例では、開口部の位置を、円盤11の中心から30〜50mmの間としたが、これを、例えば円盤11,21の中心から10〜20mmに変更することで、内径がφ20〜40mmといった極小なファイバコイルの作成も容易に行うことができる。
さらに、円柱スペーサ5の長さを変えるだけで、多様な幅のファイバコイルが製造可能である。
【0018】
【発明の効果】
上述のように、本発明のファイバコイル巻き取り装置は、均質な形状のファイバコイルを、極めて小さな径のものであっても、効率よく製造することができる。したがって、光ファイバ複合モジュールにおいて、EDF等の希土類添加光ファイバの収納、保持が容易となり、作業性も向上する。
また、本発明のファイバコイル巻き取り装置は、製造するファイバコイルの径を簡単な操作で任意に調節することができる。したがって、従来複数の種類のファイバコイル巻き取り装置を使用する必要があった光ファイバコイルの製造作業を、1種類のファイバコイル巻き取り装置で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイバコイル巻き取り装置の一実施態様を示す側面図及び正面図である。
【図2】図1記載のファイバコイル巻き取り装置に用いられている円盤の概略図である。
【図3】図1記載のファイバコイル巻き取り装置1を構成する鍔部4を示す図である。
【符号の説明】
1…ファイバコイル巻き取り装置、2…スピンドル保持部、3…第1の鍔部、4…第2の鍔部、5…円柱スペーサ、6…開口部、7…固定手段、11…円盤、12…開口部、21…円盤、22…開口部、31…貫通部
Claims (5)
- スピンドル保持部と、該スピンドル保持部に固着された第1の鍔部と、該第1の鍔部に対して間隔をおいて平行に配置された第2の鍔部とを備えるファイバコイル巻き取り装置であって、
前記第1及び第2の鍔部は、それぞれ少なくとも3つの開口部が設けられている少なくとも1枚の円盤からなり、
前記開口部には、前記鍔部に対して垂直に、同一直線上にない少なくとも3本の円柱スペーサが挿入されて、前記第1及び第2の鍔部を連絡していることを特徴とするファイバコイル巻き取り装置。 - 前記開口部は、前記円盤の中心よりの位置から外周方向に向けて、前記円柱スペーサの径以上の幅で、直線状乃至円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のファイバコイル巻き取り装置。
- 前記第1及び第2の鍔部の少なくとも一方が、それぞれ異なる形状の開口部を有する複数の円盤から構成され、各円盤の開口部が交差する位置に、前記円柱スペーサを挿入する貫通部が形成されており、
前記円盤同士が成す角度を変えることにより、前記貫通部の位置が変化し、前記円柱スペーサの外接円の半径が変化することを特徴とする請求項2記載のファイバコイル巻き取り装置。 - 前記第1及び第2の鍔部の少なくとも一方が、2枚の円盤から構成されており、一方の円盤の開口部は、長手方向が該円盤の径方向に対して平行な直線状であり、他方の円盤の開口部は、長手方向が該円盤の径方向に対して傾斜した直線状であることを特徴とする請求項3記載のファイバコイル巻き取り装置。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のファイバコイル巻き取り装置を用いて製造される光ファイバコイル。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2002
- 2002-07-22 JP JP2002212839A patent/JP2004051442A/ja not_active Withdrawn
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