JP2004051369A - 階段昇りを楽にする吊り輪式階段昇り助力機 - Google Patents

Abstract

【課題】階段を楽に昇れて、安全で、設置したものが昇り降りの邪魔にならないものする。
【解決手段】天井にレールを固定した上で、レールに吊り輪を下げた駆動機を取り付けることにより、設置場所が天井なので昇り降りの邪魔にならず、吊り輪式で上に引き上げ前に引っ張る形なので上るとき安全で楽である。
【選択図】　　　　図４

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天井に固定したアルミ製のレールにモーターにより４個のゴムタイヤをＶベルトで回して動く階段昇り機に吊り輪を取り付けて、レールの下部に停止している吊り輪引くと平坦な場所をゆっくり歩くぐらいの速さで昇り始め階段を昇りきったところで吊り輪から手を離すと自動的に逆転のスイッチが入りレールの下部戻って電気が切れるようにして使わない時は常にレールの下部に停止しているように作り、なお引き上げる力は男の人が片腕で引く程度の力とする。
【０００２】
【従来の技術】
エレベーター、エスカレーターがあるが、これらは製品コスト、取り付けコスト、ランニングコストが非常に高いのと設置する場所をある程度必要とするので対象外として、その他のもので身障者や介護者向けに階段手すりと同じ場所にとりつける物で折りたたみ椅子が付いたものがあるが中層住宅などに取りつけて一般の人が利用するには不向きである。
【０００３】
従来のもので、一般の人が利用するものでは階段手すりぐらいのほかは製造されていないため３階から５階建の建物でエレベーターの付いていない建物だと年齢が増すと共に階段を昇るのがつらくなります。これを解決するにはエレベーターを設置するか住み替えるしか方法はありません、しかし、住みかえるのは大変むずかしいことでこれからもっと年を取ったらと考えた場合悩むことが多いと思います。
【０００４】
、階段は危ない場所と言うイメージがあり、その上、ＰＬ法があってメーカーも開発製造についてしり込みしているので、この種のもので製品になっているものをみかけません。これを安全で安価で場所も取らず、その上ランニングコストかからないものとなるとほとんどありません。
【０００５】
【発明の実施の形態】
アルミ製のレールを符号４のような形で作り図１ように階段の天井に取りつけ固定する。
【０００６】
アルミ製のレールを固定する場所は予め木材等で補強しておく。
【０００７】
ゴムタイヤを４個片側２輪ずつ取りつけてＶベルトで繋げてモーターにより４輪を同時にまわす。
【０００８】
レールが登り勾配になるためモーターの付いた下部にローラーを４個つけてゴムタイヤとローラーでレールを押さえ込むようにして吊り輪式階段昇り助力機がすべらないようなものに作る。
【０００９】
吊り輪の引き上げる速さは、秒速０．５ｍ〜１．０ｍくらいとしてゆっくり歩くような速さに設定できるように作る。
【００１０】
吊り輪の引き上げる力は、３０キログラム位までとする。
【００１１】
吊り輪とレールは見た目にはぶら下がったら切れそうに見えて実際には１００キログラムの重さでも切れないように作る。
【００１２】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【００１３】
天井にレールと吊り輪式階段昇り助力機を取りつけるため設置したものが昇り降りの邪魔にならない。
【００１４】
吊り輪の引き上げる速度を秒速０．５ｍ〜１．０ｍとゆっくりなため安全に階上に昇ることができる。
【００１５】
吊り輪の引き上げる力は３０キログラム位までとしそれ以上の負荷がかかると引き上げられないように作るため、安全で疲れず、その上楽しんで階上に昇れる階段昇り助力機となる。
【００１６】
吊り輪をつかんで引っ張ってもらうと自己の体重が３分の１ぐらい軽くなったのと同じ状態になり階段を昇る時でも平らなところ歩くよりも楽に昇れます。
【００１７】
階段昇りの補助機と言うと歩行が困難な人のためだけにできていて一般の人が利用するようには作られてなく取り付ける費用も高いものであった。吊り輪式階段昇り助力機は取り付ける費用も安い上に一般の誰でも簡単に利用しやすいものである。
【００１８】
取り付け場所も階段の天井は大概何もついてなく空いているし取りつけ方も簡単なため中層の住宅に取りつければ高齢になった方だけでなく若い人でも階段を楽に昇ることができます。
【００１９】
吊り輪は床より１６０ｃｍ〜１８０ｃｍくらいの高さで下げるが背の低い人のために高さを調整できるように作る。
【００２０】
図面を一覧しても解るように、吊り輪式階段昇り助力機は作るにも取り付けるにも簡単な構造にできているために製造費用がかからず安くでき、エレベーターのついてない中層住宅に住んでいる人や階段を昇るのに骨がおれるようになった人も住み替えのことを考えなくてもすむようになります。
【図面の簡単な説明】
【図１】吊り輪式階段昇り助力機の斜視図である。
【図２】吊り輪式階段昇り助力機の正面図である。
【図３】吊り輪式階段昇り助力機の駆動部分の断面図である・
【図４】吊り輪式階段昇り助力機の取り付け図である。
【符号の説明】
１　駆動機外箱
２　吊り輪
３　ロープ
４　レール
５　ゴムタイヤ
６　ローラー
７　駆動モーター
８　Ｖベルト

Claims (4)

1. 階段の天井部にレールを取り付けて固定し、そのレールに４個のゴムタイヤをモーターで回す４輪駆動機を設置する階段昇り助力機。
2. モーター部の下に吊り輪を付けた、吊り輪式階段昇り助力機。
3. 吊り輪を手で持って引くとスイッチが入り吊り輪をゆっくり引き上げるように動き始める吊り輪式階段昇り助力機。
4. 階段昇り助力機がレールの終点まで昇って行くとモーター逆転のスイッチが入りレールの始点まで戻って電気が切れる形の吊り輪式階段昇り助力機。

Images