JPH048187Y2 - - Google Patents

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JPH048187Y2
JPH048187Y2 JP10474786U JP10474786U JPH048187Y2 JP H048187 Y2 JPH048187 Y2 JP H048187Y2 JP 10474786 U JP10474786 U JP 10474786U JP 10474786 U JP10474786 U JP 10474786U JP H048187 Y2 JPH048187 Y2 JP H048187Y2
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JP
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rope
stairs
switch
motor
timer
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JP10474786U
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JPS6310142U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、人が階段を上つて行く時モーター
で回転しておるロープを手で持ち、そのけん引力
により引き上げられ、安易に階上に上れるリフト
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来人を階上に運ぶ動力装置としてはエレベー
ター又はエスカレーター等であるが高馬力と高価
額の物であり、且普通の階段が有る場合でも、別
にその装置を取付けて二重の所用場所と投資、電
力、高価な維持管理費等を必要としているが、従
来の階段を利用して安価簡易に人を階上に運ぶ装
置を希望していた。これに対しスキーリフト用と
してロープを横形の輪状に懸架し、スキー用靴を
履いて雪の上を上方斜面を滑らしつつ引き上げら
れておる方法があるが、本案の如く引上用ロープ
を斜垂直型輪状に懸架して、これを手で持ち体重
の殆んどを引き上げられつつ階段上を歩きながら
階上に達する装置は未だ実現しておらなかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来から安価で簡易に人を階上に運ぶ装置とし
ては容易でなかつたが、従来の階段をそのまま簡
単安易に使用して人の体重を全部持ち上げる事で
無く、その2/3程度でも動力により持ち上げられ
る事が出来れば従来の階段も大いに楽に上る事が
出来る。この問題点を解決したリフト装置を提供
することを目的とす。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記の問題点に着目してその目的を
達成するため、次のような構成としている。
すなわち本考案は、従来の階段の手摺部又は側
面上端に駆動輪を有した引き上げリフト装置と下
端に遊車輪を装着し、その間をロープを斜垂直型
輪状(〓)に懸架し階段の最下端へ下部に起動ス
イツチを有した踏込板を装備し、これを人は踏込
んで引き上げるリフト装置のモーターを起動さ
し、これの駆動輪で前記ロープを回転さすと同時
に人はこのロープを持つて上方階上に向かい体重
を引き上げられつつ階段を歩いて上る様にした小
馬力の簡単安価なリフト装置である。
〔作用〕
階段手摺部の最上端に、モーターと駆動輪を有
した引き上げリフト装置と手摺部の下端部位に遊
車輪を装着し、その間をロープで斜垂直型輪状に
懸架し、さらに階段の最下端に起動スイツチを有
した踏込板を装着し、人はこれを踏み込むと上記
起動スイツチはONし、前記モーターは起動し減
速機を経て駆動輪は緩やかに回転し、これに懸架
しているロープを上方向に引き上げるので、人は
このロープを手で持つと体重の殆んどを引き上げ
られるので、軽く足は階段上を歩き踏みつゝ上方
へ上つて行き、最上段位になるとタイマーの設定
時間ともなり電流はOFFし自動的にモーターは
停止す。従つてロープより手を離し階上に出るも
のである。又前者が階上に達する迄に後者が最下
部の踏込板を踏み込んだ場合は、連続的に回転し
引き上げが続き階段上の最後の人が階上に達した
時に停止す。且上部のガイドローラーと下端の遊
輪車とにロープが入り込む直前の位置に、上,下
各々非常停止スイツチを装着し手袋、衣服等の巻
き込み事故を防止しておる構成である。
〔実施例〕
以下この考案の実施例を第1図、第2図面に基
づいて説明する。まず構成を説明する。
第1実施例は、第1図のリフト装置の構造図に
示す如く、階段1の側面又は手摺部2の最上端に
モーター3、減速器4、駆動輪5、加圧プリー
6、加圧引スプリング7、ガイドローラー8、上
部非常停止スイツチ9等を装着したリフト装置部
〓である。手摺部2の下端に遊輪車11を装着
し、これと上記駆動輪5との間に斜垂直型輪状
(〓)のロープ12を懸架し、階段1の最下部に
裏面に軌道スイツチ13を有した踏込板14を設
置し、今人がこれを踏み込むとリフト装置部〓に
有る第2図の制御盤10の電気回路によりタイマ
ーとモーター3は始動し、駆動輪5はロープ1
2を矢印の如く上方向に引き上げるので、人は手
でこのロープを持つと体重の殆んどは引き上げら
れるので共に階段を踏みつつ上ると簡易に階上に
達し、階段1より階上へ出る時点で電気回路は、
タイマーの設定時間が終りとなり、時限接点
T.G.がOFFするのでモーター3は停止する。但
しその間に踏込板14を踏み込んで階段上に上る
人が有る時は、タイマーは元に復帰始動を繰返
すので続けてモーター3は回転し、最後の人が階
上に達した時に始めてOFFしてモーター3は停
止す。万一上りのロープ12に人の手袋、衣服等
が巻き付いた時は、事故防止用の上部非常停止ス
イツチ9に接すると直ちに停止する。尚下方向に
進んでおるロープ12の場合も同じく、下部非常
停止スイツチ15に接すると直ちに停止する構成
である。ゴム製の加圧プリー6は、加圧引スプリ
ング7により矢印の如く回動して、ロープ12を
常時駆動輪5に加圧し接触面の滑りを止めてお
る。ガイドローラー8は駆動輪5の溝にロープ1
2を合す様案内しておる。
第2図は第1実施例の電流回路図である。電流
はR.S.T.よりモーター回路の開閉器の接点C1
〜3aの一端に各々達しておる。又Rは別れて制
御回路のNFBを経て上、下非常停止スイツチ9,
15、サーマルリレーの各接点を経てタイマー
と開閉器の両方の一端に達しておる。又Tよ
りの電流も別れてNFBを経て起動スイツチ13
の接点cより接点bを経て接点C4aの一端と尚
別れてC5aの一端に達しておる。今人が足で踏
込板14を下向矢印の如く踏み込むと、起動スイ
ツチ13のスプリングの附勢を圧縮さしつゝ電流
は上記の如くその接点cを経てbに至つておるも
のを接点aに切り替え、電流はタイマーの時限接
点T.G.を経て開閉器に達するので、これが働
き吸着し、したがつて、動力回路のC1〜3aは
吸着し、モーターは起動し、ロープ12は回転す
ると同時に制御回路のC5aも吸着し保持回路と
も成り、同じくC4aも共に吸着す。すると人は
回転しておるロープ12を手で持ち階段を上る
と、足は踏込板より離れ起動スイツチ13は上向
矢印の如くスプリングの附勢により元に戻り、そ
の接点aより元の接点bになり、C4aよりタイ
マーに電流が通り、これにより回転を続ける。
モーター3は設定時間(階上迄の時間)が終ると
タイマーの時限接点T.G.が切られ、従つて開
閉器も切れモーター3は停止する。しかし設定
時間以内に次の人が踏込板14を踏み込んで階段
に上り踏込板14より離れる時点よりタイマー
は新しく元の設定時間と成り、始動しモーター3
は連続して回転するもので、複数人が踏み込を続
行した場合はモーター3は連続回転をするが、最
後の人が階上に達した時に、上記の如く設定時間
が終り時限接点T.G.が切れ開閉器はOFFし、
モーター3は停止する電流回路の構成である。尚
タイマーT.G.の取付位置を電流回路のT〜開閉
器〜R間中いずれの位置に変更する事も可能で
ある。上,下非常停止スイツチ9,15の両者の
内一方でもロープに手袋、衣服類等巻き込んだ場
合これにより開閉器の電流回路が切られ、モー
ター3とロープ12の回転を停止する装置でもあ
る。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案のリフト装
置は次のような効果がある。
イ 従来の如何なる階段にも簡単に装備できる。
ロ 階段は従来の物をそのまま使用し、引上装置
のみを簡単に装着できるので安価で投資効率が
大である。
ハ 所要場所が僅小である。
ニ 小馬力で運転するので電力の消耗が僅かであ
る。
ホ 簡単な構造のため消耗品と故障がなく、維持
管理費が極く僅かである。
へ 人を引き上げ中のみモーターが回転し無人時
は停止しておるので節電効果が大である。
ト ロープ巻入部に非常停止スイツチを有し完全
に安全を確保しておる。
チ リフト装置で階段を上り中、ロープより手を
放しても又は万一ロープが消耗し切断しても足
は階段上に有るので落下の心配がなく安全であ
る。
以上の様な効果は多大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例の構造の側面
図、第2図この考案の第1実施例の電流回路図。 1……階段、2……手摺部、3……モーター、
4……減速機、5……駆動輪、6……加圧プリ
ー、7……加圧引スプリング、8……ガイドロー
ラー、9……上部非常停止スイツチ、10……制
御盤、11……遊車輪、12……ロープ、13…
…起動スイツチ、14……踏込板、15……下部
非常停止スイツチ、……リフト装置部、……
開閉器、……タイマー、……サーマルリレ
ー、T.G.……タイマー時限接点、C1〜3a…
…開閉器a接点1〜3、C4a……開閉器a接点
4、C5a……開閉器a接点5、R.S.T.……各々
の電流。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 階段1の側面か手摺部2の最上端にモーター3
    と減速機4、駆動車輪5を有したリフト装置部〓
    と側面か手摺部2の下端部位に遊車輪11を装着
    し、その間をロープ12を斜垂直型輪状(〓)に
    懸架し、さらに階段の最下端に踏み込み板14の
    下部に接点cを中心として接点bとaに切り替る
    機構の起動スイツチを装着し、電源Tより上記c
    を経てb〜C4a〜タイマーに至る電流回路と、
    同じくTよりC5aを経てa〜開閉器に至り且タ
    イマーのT.G.をこの電流回路中に入れることを
    特徴としたリフト装置。
JP10474786U 1986-07-07 1986-07-07 Expired JPH048187Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10474786U JPH048187Y2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10474786U JPH048187Y2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6310142U JPS6310142U (ja) 1988-01-23
JPH048187Y2 true JPH048187Y2 (ja) 1992-03-02

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ID=30978533

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JP10474786U Expired JPH048187Y2 (ja) 1986-07-07 1986-07-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0727006Y2 (ja) * 1990-06-29 1995-06-21 日之出株式会社 モップ
JP2004131289A (ja) * 2002-09-18 2004-04-30 Ii S P:Kk 多目的自動昇降ステップシステム

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Publication number Publication date
JPS6310142U (ja) 1988-01-23

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