JP2004051339A - スクリューフィーダ - Google Patents

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JP2004051339A
JP2004051339A JP2002213714A JP2002213714A JP2004051339A JP 2004051339 A JP2004051339 A JP 2004051339A JP 2002213714 A JP2002213714 A JP 2002213714A JP 2002213714 A JP2002213714 A JP 2002213714A JP 2004051339 A JP2004051339 A JP 2004051339A
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Japan
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hopper
screw shaft
screw
granular material
screw feeder
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Seiji Nagai
永 井 誠 二
Junichiro Okuhara
奥 原 潤一郎
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Shinagawa Refractories Co Ltd
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Shinagawa Refractories Co Ltd
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Abstract

【課題】大型のホッパであってもスクリュー軸に過大な負荷を与えることなく円滑な搬出を可能とする。
【解決手段】下端部が断面V字状内面に形成されたホッパ2と、このホッパ2内の下端隅部2bにそってその全域にわたって回転自在に配設されたスクリュー軸3と、前記ホッパ2内に位置するスクリュー軸3の軸方向全域にわたりその上部に該スクリュー軸3に対し所定の間隔をおいてホッパ2に固設された断面山形状を有する整流板5と、前記スクリュー軸3を回転駆動するモータ11とを具有することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスクリューフィーダに係り、特に大量の粉粒体をホッパ内で詰らせることなく円滑に搬送することを可能とするスクリューフィーダに関する。
【0002】
【従来の技術】
粉粒状耐火材等の粉粒体をホッパを通じて供給し、その粉粒体を目的の場所へ搬送する手段としてスクリューフィーダが広く用いられている。
【0003】
このような粉粒体をホッパ内に受け入れてその下端からスクリューへ受け渡すまでの間にホッパ内で粉粒体が詰りを起こしやすく、ホッパの下端から粉粒体を円滑に排出させてスクリューへ供給することが困難になることがある。
【0004】
このようなことから、ホッパ内で粉粒体が詰りを起こすことがないようにするため、ホッパ内に角錐状の整圧板を設置し、この制圧板の角錐面により粉粒体の荷重を分散させてその4辺の下端からスクリュー上へスムーズに供給されるようにしたもの(特開2001−321658号公報)が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかして上記公報に記載の構造では、粉粒体の大量搬送の目的から容量の大きいホッパが要求された場合、ホッパを大型にすると角錐状の整圧板の下端からスクリュー上へ供給される粉粒体の量も多くなり、その結果、粉粒体の重量による負荷が増大してホッパ内から直接スクリュー軸上に落ち込んでスクリュー軸に加わる荷重が大きくなる。
【0006】
そのためスクリュー軸を太くしなければならず、その駆動用モータも大型のものが必要となり、付帯機構全体が大型化することになるという問題をもたらす。また大量の粉粒体を急激にホッパ内に投入すると、角錐状の斜面の下端からスクリュー軸上へ直接載荷されることになってスクリュー軸を変形させるおそれがあり、作動不能に至ることも生じるなどの問題がある。
【0007】
本発明はこれに鑑み、ホッパ内に投入される粉粒体の重量が直接スクリュー軸に載荷されることがなく、ホッパを大型化してもスクリュー軸に過大な負担を与えることをなくし、スクリュー軸の外径やモータの大型化を招くことなく安定した搬送を可能とするスクリューフィーダを提供することを課題としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する手段として本発明は、下端部が断面V字状内面に形成されたホッパと、このホッパ内の下端隅部にそってその全域にわたって回転自在に配設されたスクリュー軸と、前記ホッパ内に位置するスクリュー軸の軸方向全域にわたりその上部に該スクリュー軸に対し所定の間隔をおいてホッパに固設された断面山形状を有する整流板と、前記スクリュー軸を回転駆動するモータとを具有することを特徴とする。
【0009】
こうしたことにより、ホッパ内に投入される粉粒体はスクリュー軸の軸方向全域にわたってその上部に配設されている整流板の稜線により左右に振り分けられ、その整流板の上面にそって流下してホッパの内部下端隅部に至るので、粉粒体の重量がスクリュー軸に直接載荷されることがなく、スクリュー軸の負担が軽減される。
【0010】
そのためホッパの容積を大きくしても何ら支障なくスクリュー軸による搬送を行わせることができる。
【0011】
前記整流板は前記スクリュー軸の直径より大きい横幅とすることにより、スクリュー軸に粉粒体が直接載荷されることが一層なくなるので好ましい。
【0012】
また前記ホッパの外側面に加振装置を設置すれば、ホッパ内での粉粒体の流動性を助長することができる。
【0013】
さらにスクリュー軸の下流端部をホッパの側部外に延設し、この延長部をホッパの外側部に固設されたケーシング内に挿通するようにし、このケーシングの端部下面に排出口を開口してここから粉粒体を排出させるようにすれば、粉粒体を目的箇所へ搬送する際に取り出しやすくすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す実施の形態を参照して説明する。
【0015】
図1は本発明によるスクリューフィーダの一実施形態の正面図を、図2は同平面図を、そして図3は図1の右側図面を示すもので、機枠1に平面視横長矩形状を有するホッパ2が支持され、このホッパ2は下半部がその長手方向に直交する断面がV字状をなして傾斜する傾斜内面2a,2aに形成されており、このホッパ2の円弧状断面形状に凹曲する下端内隅部2bにその内面と10〜20mm程度の間隙Sを保ってホッパ2の全域にわたりスクリュー軸3が軸受4,4により回転自在に支持して設けられている。
【0016】
断面山形の整流板5は、前記ホッパ2内に位置するスクリュー軸3の全域にわたる上方位置に、該スクリュー軸3に対し所要の間隔(100〜200mm程度)に保つよう、ホッパ2に固設の支持部材6,6…により支持して設けられている。
【0017】
この整流板5の稜線5a部分の屈曲角θは、取り扱う粉粒体の安息角より大きくされ、通常60度程度とされており、また整流板5の両側下端縁5b,5b間の投影幅はスクリュー軸3の外径より若干幅広とされている。
【0018】
前記スクリュー軸3の一端はホッパ2の一端から外方に延長されており、この延長部3aはホッパ2に一体的に固設されたケーシング7内に挿通されている。
【0019】
上記ケーシング7の端部下面には排出口8が開口されており、この排出口8の直下位置には粉粒体を所定の場所へ搬送するためのコンベア9(ベルトコンベア)が配設されている。
【0020】
また前記ケーシング7の端部から突出するスクリュー軸3の軸端に固着されたスプロケット10と、モータ11により回転されるスプロケット12とにチェン13が巻装され、モータ11の駆動によりスクリュー軸3に回転が与えられるように構成されている。
【0021】
前記ホッパ2の側部外面には、ホッパ2内で粉粒体が棚吊り(ブリッジ)を起こしたときこれを解消すべくホッパ2に振動を与えるための所要数の加振装置14,14…(バイブレータ)が取り付けられている。
【0022】
具体的な構成としては、前記ホッパ2の容量は約6m、15t/H(粉粒体の嵩比重2)の搬送能力を持つものとされる。
【0023】
次に上記実施形態の作用を説明する。
【0024】
ホッパ2内に粉粒体をショベルカー等の作業機械を用いて投入すると、投入された粉粒体は角度θをもって山形状に屈曲された整流板5の稜線5aにより左右に振り分けられて分散され、整流板5の長手方向両側下端縁5b,5bとホッパ2の傾斜内面2a,2aとの間からスクリュー軸3の方へ流れ込む。
【0025】
このとき整流板5の真下に位置しているスクリュー軸3上に直接粉粒体が載荷されることがなく、整流板5の両側下端縁5b,5bと傾斜内面2a,2aとの間から流入した粉粒体がスクリュー軸3の側部へ向けて流れ込むことになって無理なく搬送させることができる。
【0026】
こうしてモータ11を起動し、スクリュー軸3を回転させれば、粉粒体は順次搬送され、ホッパ2の端部に至った粉粒体はケーシング7内を送られてその末端の排出口8からコンベア9上へ排出され、このコンベア9により所定の場所へ搬送される。
【0027】
ホッパ2内で粉粒体の棚吊りが発生したときは、加振装置14,14…を作動させてホッパ2に振動を与え、粉粒体の棚吊りを解消させる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ホッパ内の下底部に配置されるスクリュー軸の軸方向全域にわたってその上部に断面山形状の整流板を配設し、ホッパ内に投入される粉粒体を整流板の稜線により左右に振り分け、スクリュー軸の両側部へ流れ込ませるようにしたので、粉粒体の重量がスクリュー軸に直接載荷されることがなく、スクリュー軸の負担を軽減してスクリュー軸の損傷を防止することができるとともに、粉粒体のスクリュー軸による搬送をスムーズに行わせることができる。
【0029】
これにより大容量のホッパであってもスクリューフィーダの適用が可能となり、吐出量のバラツキを少なくでき、内容量の大きなスクリューフィーダを提供することができる。
【0030】
請求項2によれば、スクリュー軸に粉粒体の荷重が直接掛かることを一層防ぐことができ、また請求項3のようにホッパに加振装置を付設すれば、ホッパ内での粉粒体の棚吊り減少を容易に解消して良好な搬送を確保することができる。
【0031】
さらに請求項4によれば、粉粒体の目的箇所への搬送を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスクリューフィーダの一実施形態を示す正面図。
【図2】同、平面図。
【図3】図1の右側面図。
【図4】同、要部の断面図。
【符号の説明】
2 ホッパ
3 スクリュー軸
3a 延長部
5 整流板
5a 稜線
5b 下端縁
7 ケーシング
8 排出口
9 コンベア
14 加振装置

Claims (4)

  1. 下端部が断面V字状内面に形成されたホッパと、このホッパ内の下端隅部にそってその全域にわたって回転自在に配設されたスクリュー軸と、前記ホッパ内に位置するスクリュー軸の軸方向全域にわたりその上部に該スクリュー軸に対し所定の間隔をおいてホッパに固設された断面山形状を有する整流板と、前記スクリュー軸を回転駆動するモータとを具有することを特徴とするスクリューフィーダ。
  2. 前記整流板は前記スクリュー軸の直径より大きい横幅を有している請求項1記載のスクリューフィーダ。
  3. 前記ホッパの外側面に加振装置を有している請求項1または2記載のスクリューフィーダ。
  4. 前記スクリュー軸の下流側端部がホッパの側部外に延設され、このスクリュー軸の延長部はホッパの側部に固設されたケーシング内に挿通されており、このケーシングの端部下面に排出口が開口されている請求項1〜3のいずれか1項記載のスクリューフィーダ。
JP2002213714A 2002-07-23 2002-07-23 スクリューフィーダ Pending JP2004051339A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112007003742T5 (de) 2007-12-21 2010-10-28 Kuma Engineering Co., Ltd., Hirakata Zufuhrvorrichtung für Pulver / Granulat

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE112007003742T5 (de) 2007-12-21 2010-10-28 Kuma Engineering Co., Ltd., Hirakata Zufuhrvorrichtung für Pulver / Granulat

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