JP2004051311A - エレベーターの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のプレートの据付調整には多大な時間を必要としていたという課題があった。
【解決手段】パルス発生器により発生されるパルスを計数する計数回路7と、上昇運転中にプレートを検出する毎にアップ信号を発生する上昇用位置検出器9と、下降運転中にプレートを検出する毎にダウン信号を発生する下降用位置検出器10と、初期走行時の上昇用、下降用位置検出器の動作点を階床毎に記憶するRAM84、着床誤差データを階床毎に記憶する不揮発性メモリ86と、かごの走行方向に基き計数回路の計数値を加減算して通常走行時のかごの現在位置を求め、アップ信号、ダウン信号が発生される毎にかごの現在位置を、RAMに記憶されている動作点で修正し、不揮発性メモリに記憶されている着床誤差データで修正する中央演算装置82とを備えた。
【効果】実際のプレートの取り付け位置に誤差が生じていても、着床誤差を小さくすることができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エレベーターの制御装置に関し、特に、かごの着床誤差を改善するためのエレベーターの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
エレベーターは、かごを吊り下げるロープが巻き付けられているシーブの回転方向及びその回転量を制御することによって、かごを目的階に移動させるものである。
【0003】
このために、かごを目的とする階に正確に停止させるためには、常に、かごの位置を正確に把握している必要があり、これに伴ってエレベーター装置には各種の位置検出装置が用いられている。この種の位置検出装置の従来技術としては、例えば、特開昭56−12283号公報に記載の技術を挙げることができる。
【0004】
従来のエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。図4は、従来のエレベーターの制御装置の位置検出装置の構成を示す図である。この図4は、従来一般に用いられているエレベーター装置の一例を示す要部構成図であって、特にかご位置検出部分を明示したものである。また、図5は、従来のエレベーターの制御装置のマイクロコンピュータの構成を示す図である。
【0005】
図4において、1はエレベーターのかごであって、シーブ2に巻き付けられたロープ3の一端に吊り下げられることにより、ロープ3の他端に吊り下げたおもり4によって吊り合っている。また、5はシーブ2を回転させることによって、かご1を図示しない昇降路に沿って昇降させるモータ、6はモータ5の回転軸に連結されることにより、単位回転毎にパルスを発生するパルス発生器、7はかご1の移動に応じてパルス発生器6から発生されるパルスを計数する計数回路、8はマイクロコンピュータである。
【0006】
また、同図において、マイクロコンピュータ8は、かご1に装着されている上昇用位置検出器9及び下降用位置検出器10が昇降路の側面に固定されているプレート11を検出する毎に発生させるアップ信号9s及びダウン信号10sに応じて、計数回路7の計数値7sを、走行方向によって加算、減算することにより、かご1の現在位置と、かご1の現在階(階床)12を演算して求める。また、アップ信号9s及びダウン信号10sに応じて、かご1の絶対位置を認識することができる。
【0007】
図5において、マイクロコンピュータ8は、計数値7s、アップ信号9s、及びダウン信号10sを取り込む入力ポート81と、中央演算装置(CPU)82と、リードオンリーメモリ(ROM)83と、ランダムアクセスメモリ(RAM)84と、出力ポート85とから構成されている。
【0008】
つぎに、従来のエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0009】
図6は、従来のエレベーターの制御装置のマイクロコンピュータのRAMのテーブル構成を示す図である。
【0010】
図6(A)、(B)及び(C)にそれぞれ示すように、マイクロコンピュータ8のランダムアクセスメモリ(RAM)84には、最下階のレベル位置を基準として、各プレート11に対する上昇用位置検出器9の動作点(FLU)、下降用位置検出器10の動作点(FLD)及びパルス発生器6から発生されるパルス出力信号のパルス単位に換算された数値であるレベル位置(FVL)が、FLU(0)〜FLU(N−1)、FLD(0)〜FLD(N−1)及びFVL(0)〜FVL(N−1)として、予め記憶されている。なお、図6(C)に示す数値FVL(0)〜FVL(N−1)は、かご1の停止目標階で、かご1の現在位置との差を求め、目標階までの残距離を求めるための、走行距離等の減算を実行するために用いられる。
【0011】
このように構成されたエレベーターの制御装置において、各階床の動作点、レベル位置は、エレベーターの走行距離を算出する場合、かご1の現在階を算出する場合、かご1の現在位置から着床予定階までの残距離を算出する場合に必要となるため、かご1を実際に走行させて測定する方法が用いられている。
【0012】
つまり、かご1をまず最下階のレベル位置に移動させた状態で、かご1の現在位置SYNCを零にセットする。
【0013】
次に、かご1を、例えば、上昇走行させた状態で、中央演算装置82の演算周期毎に計数回路7の計数値DPSを取り込むことにより、かご1の現在位置SYNCは、以下の演算を実行して計数値を順次加算していく。
【0014】
SYNC←SYNC+DPS
【0015】
そして、かご1が次の階床に近づくと、上昇用位置検出器9からアップ信号9sが発生されるために、マイクロコンピュータ8はこのアップ信号9sの発生時におけるかご1の現在位置SYNCを、FLU(1)としてランダムアクセスメモリ84のテーブルに書き込む。
【0016】
この様な動作をかご1が最上階に達するまで順次繰り返して実行することにより、ランダムアクセスメモリ84の各テーブルにFLU(1)〜FLU(N−1)を書き込む。但し、FLU(0)は、予め定められた所定値を書き込んでもよい。
【0017】
次に、かご1を最上階から下降走行させると、下降用位置検出器10からダウン信号10sが発生される毎に、マイクロコンピュータ8は、かご1の現在位置SYNCをランダムアクセスメモリ84の各テーブルにFLD(N−2)〜FLD(0)として順次その値を書き込む。
【0018】
次に、マイクロコンピュータ8は、例えば、第1階のレベル位置FVL(1)を、下記の演算で求め、他の階床のレベル位置も同様にしてそれぞれ求め、その値をランダムアクセスメモリ84の各テーブルに記憶する。
【0019】
FVL(1)=[FLU(1)+FLD(1)]÷2
【0020】
また、通常走行時のかご1の現在位置SYNCは、マイクロコンピュータ8の中央演算装置82が、計数回路7の計数値DPSを使用して、下記の演算(+はUP、−はDOWN)で求めている。
【0021】
SYNC←SYNC±DPS
【0022】
しかしながら、かご1の出発階から着床予定階までの残距離を正確に求めるためには、昇降路の所定位置を検出して、かご1の現在位置SYNCを修正する必要が生ずる。
【0023】
つまり、図4に示すように、かご1の移動距離を直接計測するのではなく、モータ5の回転数から間接的に計測するものであるために、ロープ3のすべり及びシーブ2の経年変化に伴う径の減少により誤差が累積してしまうためである。
【0024】
このために、上昇用位置検出器9及び下降用位置検出器10のアップ信号9s、ダウン信号10sを中央演算装置82に供給することにより、現在位置SYNCの修正を実施する。
【0025】
例えば、上昇走行中に第1階のプレート11に上昇用位置検出器9が進入してアップ信号9sが発生されると、マイクロコンピュータ8の中央演算装置82により、SYNC←FLU(1)が実行される。
【0026】
また、下降走行中に第1階のプレート11に下降用位置検出器10が進入してダウン信号10sが発生されると、同様に、SYNC←FLD(1)が実行される。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来のエレベーターの制御装置では、各階床に取り付けられているプレート11の取り付け精度によりかごの着床位置が決定されるため、据付時のプレート11の取り付け調整を実際の階床レベルに対し精度良く行う必要があり、プレート11の据付調整には多大な時間を必要としていたという問題点があった。
【0028】
この発明は、前述した問題点を解決するためになされたもので、実際のプレートの取り付け位置に誤差が生じていても、着床誤差を小さくすることができるエレベーターの制御装置を得ることを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係るエレベーターの制御装置は、かごを昇降路に沿って昇降させるモータの回転軸に連結され、単位回転毎にパルスを発生するパルス発生器と、前記パルス発生器により発生されるパルスを計数する計数回路と、前記かごに装着され、上昇運転中に前記昇降路の側面に階床毎に固定されているプレートを検出する毎にアップ信号を発生する上昇用位置検出器と、前記かごに装着され、下降運転中に前記昇降路の側面に階床毎に固定されているプレートを検出する毎にダウン信号を発生する下降用位置検出器と、初期走行時の前記上昇用位置検出器及び前記下降用位置検出器の動作点を階床毎に記憶する第1のメモリと、着床誤差データを階床毎に記憶する第2のメモリと、前記かごの走行方向に応じて前記計数回路により出力される計数値を加減算して通常走行時のかごの現在位置を求め、前記アップ信号あるいは前記ダウン信号が発生される毎に前記かごの現在位置を、前記第1のメモリに記憶されている動作点、及び前記第2のメモリに記憶されている着床誤差データで修正する中央演算装置とを備えたものである。
【0030】
この発明の請求項2に係るエレベーターの制御装置は、前記かご内の荷重を検出する荷重検出装置をさらに備え、前記中央演算装置は、走行方向及び検出荷重に応じて床レベルの補正値を求め、前記アップ信号あるいは前記ダウン信号が発生される毎に前記かごの現在位置を、前記求めた補正値でさらに修正するものである。
【0031】
この発明の請求項3に係るエレベーターの制御装置は、前記着床誤差データを、入力装置により入力される、前記プレートの位置と前記かごの実際の床レベル位置の実測された差分データとしたものである。
【0032】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の構成を示す図である。また、図2は、従来のエレベーターの制御装置のマイクロコンピュータの構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0033】
図1において、1はエレベーターのかごであって、シーブ2に巻き付けられたロープ3の一端に吊り下げられることにより、ロープ3の他端に吊り下げたおもり4によって吊り合っている。また、5はシーブ2を回転させることによって、かご1を図示しない昇降路に沿って昇降させるモータ、6はモータ5の回転軸に連結されることにより、単位回転毎にパルスを発生するパルス発生器、7はかご1の移動に応じてパルス発生器6から発生されるパルスを計数する計数回路、8Aはマイクロコンピュータである。さらに、13は自動着床時の着床誤差データを専門技術者が入力する着床誤差データ入力装置である。
【0034】
また、同図において、マイクロコンピュータ8Aは、かご1に装着されている上昇用位置検出器9及び下降用位置検出器10が昇降路の側面に固定されているプレート11を検出する毎に発生させるアップ信号9s及びダウン信号10sに応じて、計数回路7の計数値7sを、走行方向によって加算、減算することにより、かご1の現在位置と、かご1の現在階(階床)12を演算して求める。また、アップ信号9s及びダウン信号10sに応じて、かご1の絶対位置を認識することができる。
【0035】
図2において、マイクロコンピュータ8Aは、計数値7s、アップ信号9s、ダウン信号10s及び着床誤差データ信号13sを取り込む入力ポート81Aと、中央演算装置(CPU)82と、リードオンリーメモリ(ROM)83と、ランダムアクセスメモリ(RAM)84と、出力ポート85と、不揮発性メモリ86とから構成されている。
【0036】
つぎに、この実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の動作について図面を参照しながら説明する。
【0037】
図3は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の不揮発性メモリのテーブル構成を示す図である。
【0038】
エレベーターを各階に自動走行させ、その時の着床誤差を専門技術者が計測し、その着床誤差データを着床誤差データ入力装置13へ各階床毎に入力する。入力装置13により入力される着床誤差データは、例えば、プレート11の中心位置と、かご1の実際の床レベル位置との差分距離データである。
【0039】
マイクロコンピュータ8Aの中央演算装置82は、その入力された着床誤差データをパルス発生器6から発生されるパルス出力信号のパルス単位に換算し、その数値を不揮発性メモリ86にFVE(0)〜FVE(N−1)として、各階床毎に図3に示すように記憶する。
【0040】
また、マイクロコンピュータ8Aの中央演算装置82は、I階床のレベル位置FVL(I)(I=0〜N−1)を、下記の演算式に示すように、実計測による補正値FVE(I)を加味して修正し、その値をランダムアクセスメモリ84の各テーブルに記憶する。
【0041】
FVL(I)=[FLU(I)+FLD(I)]÷2−FVE(I)
【0042】
通常走行時のかご1の現在位置SYNCは、マイクロコンピュータ8Aの中央演算装置82が計数回路7の計数値DPSを使用して下記の演算式(+はUP、−はDOWN)で求める。
【0043】
SYNC←SYNC±DPS
【0044】
例えば、上昇走行中に第I階のプレート11に上昇用位置検出器9が進入してアップ信号9sが発生されると、マイクロコンピュータ8Aの中央演算装置82によりSYNC←FLU(I)−FVE(I)が実行される。
【0045】
また、下降運転中に第I階のプレート11に下降用位置検出器10が進入してダウン信号10sが発生すると、同様に、SYNC←FLD(I)−FVE(I)が実行される。
【0046】
この様に修正することにより、実際の階床レベルとプレート11の取り付け位置に誤差があったとしても、かご1の現在位置は実際の階床レベルに対応した値に補正される。なお、着床誤差データ入力装置13をかご1に設置すれば、調整技術者の利便性を向上させ調整時間の短縮を図ることができる。
【0047】
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係るエレベーターの制御装置について図面を参照しながら説明する。
【0048】
エレベーターは、モータ5ヘの負荷が大きい場合、例えば、定格容量積載時(UP)、無負荷時(DOWN)では一般的に着床レベルが床レベル手前勝手になり、負荷に引かれる場合、例えば、定格積載量時(DOWN)、無負荷時(UP)では一般的に着床レベルが床レベルに対し行き過ぎ勝手になる傾向にある。
【0049】
従って、かご1内の荷重を検出する荷重検出装置を設け、エレベーターの走行方向とかご1内の荷重に応じて床レベル補正値FVAをマイクロコンピュータ8Aの中央演算装置82で計算する。例えば、走行方向と荷重に対応した補正値(数mm程度の値)をテーブルとして不揮発性メモリ86に予め記憶しておき、検出荷重に応じて補正値を読み出す。
【0050】
中央演算装置82は、上昇走行中に第I階のプレート11に上昇用位置検出器9が進入してアップ信号9sが発生された時に、下記の演算を実行する。
【0051】
SYNC←FLU(I)−FVE(I)−FVA
【0052】
また、下降運転中に第I階のプレート11に下降用位置検出器10が進入してダウン信号10sが発生した時に、下記の演算を実行する。
【0053】
SYNC←FLD(I)−FVE(I)−FVA
【0054】
これで、モータヘ5の負荷による着床誤差の増減を抑制することができる。
【0055】
【発明の効果】
この発明の請求項1に係るエレベーターの制御装置は、以上説明したとおり、かごを昇降路に沿って昇降させるモータの回転軸に連結され、単位回転毎にパルスを発生するパルス発生器と、前記パルス発生器により発生されるパルスを計数する計数回路と、前記かごに装着され、上昇運転中に前記昇降路の側面に階床毎に固定されているプレートを検出する毎にアップ信号を発生する上昇用位置検出器と、前記かごに装着され、下降運転中に前記昇降路の側面に階床毎に固定されているプレートを検出する毎にダウン信号を発生する下降用位置検出器と、初期走行時の前記上昇用位置検出器及び前記下降用位置検出器の動作点を階床毎に記憶する第1のメモリと、着床誤差データを階床毎に記憶する第2のメモリと、前記かごの走行方向に応じて前記計数回路により出力される計数値を加減算して通常走行時のかごの現在位置を求め、前記アップ信号あるいは前記ダウン信号が発生される毎に前記かごの現在位置を、前記第1のメモリに記憶されている動作点、及び前記第2のメモリに記憶されている着床誤差データで修正する中央演算装置とを備えたので、実際のプレートの取り付け位置に誤差が生じていても、着床誤差を小さくすることができるという効果を奏する。
【0056】
この発明の請求項2に係るエレベーターの制御装置は、以上説明したとおり、前記かご内の荷重を検出する荷重検出装置をさらに備え、前記中央演算装置は、走行方向及び検出荷重に応じて床レベルの補正値を求め、前記アップ信号あるいは前記ダウン信号が発生される毎に前記かごの現在位置を、前記求めた補正値でさらに修正するので、着床誤差を小さくすることができるという効果を奏する。
【0057】
この発明の請求項3に係るエレベーターの制御装置は、以上説明したとおり、前記着床誤差データを、入力装置により入力される、前記プレートの位置と前記かごの実際の床レベル位置の実測された差分データとしたので、実際のプレートの取り付け位置に誤差が生じていても、着床誤差を小さくすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置のマイクロコンピュータの構成を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置のマイクロコンピュータの不揮発性メモリのデータ構成を示す図である。
【図4】従来のエレベーターの制御装置の構成を示す図である。
【図5】従来のエレベーターの制御装置のマイクロコンピュータの構成を示す図である。
【図6】従来、及びこの発明の実施の形態1に係るエレベーターの制御装置のマイクロコンピュータのRAMのデータ構成を示す図である。
【符号の説明】
1 かご、2 シーブ、3 ロープ、4 おもり、5 モータ、6 パルス発生器、7 計数回路、8A マイクロコンピュータ、9 上昇用位置検出器、10 下降用位置検出器、11 プレート、13 着床誤差データ入力装置、81A 入力ポート、82 中央演算装置(CPU)、83 リードオンリーメモリ(ROM)、84 ランダムアクセスメモリ(RAM)、85 出力ポート、86 不揮発性メモリ。

Claims (3)

  1. かごを昇降路に沿って昇降させるモータの回転軸に連結され、単位回転毎にパルスを発生するパルス発生器と、
    前記パルス発生器により発生されるパルスを計数する計数回路と、
    前記かごに装着され、上昇運転中に前記昇降路の側面に階床毎に固定されているプレートを検出する毎にアップ信号を発生する上昇用位置検出器と、
    前記かごに装着され、下降運転中に前記昇降路の側面に階床毎に固定されているプレートを検出する毎にダウン信号を発生する下降用位置検出器と、
    初期走行時の前記上昇用位置検出器及び前記下降用位置検出器の動作点を階床毎に記憶する第1のメモリと、
    着床誤差データを階床毎に記憶する第2のメモリと、
    前記かごの走行方向に応じて前記計数回路により出力される計数値を加減算して通常走行時のかごの現在位置を求め、前記アップ信号あるいは前記ダウン信号が発生される毎に前記かごの現在位置を、前記第1のメモリに記憶されている動作点、及び前記第2のメモリに記憶されている着床誤差データで修正する中央演算装置と
    を備えたことを特徴とするエレベーターの制御装置。
  2. 前記かご内の荷重を検出する荷重検出装置をさらに備え、
    前記中央演算装置は、走行方向及び検出荷重に応じて床レベルの補正値を求め、前記アップ信号あるいは前記ダウン信号が発生される毎に前記かごの現在位置を、前記求めた補正値でさらに修正する
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベーターの制御装置。
  3. 前記着床誤差データは、入力装置により入力される、前記プレートの位置と前記かごの実際の床レベル位置の実測された差分データである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のエレベーターの制御装置。
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