JP2004049697A - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】疎水性の多孔性表面シート3と不透液性裏面シート2との間に吸収体4が介在されるとともに、前記多孔性表面シート3と吸収体4との間に親水性シート6が介在された吸収性物品において、前記多孔性表面シート3と親水性シート6との一部又は全面が複数のエンボスによって接合されるとともに、少なくとも体液排出部位領域Hでは隣接するエンボス間の中心間隔Pを1.0mm以上2.5mm未満とする。また、少なくとも体液排出部位H領域ではエンボス面積率は少なくとも7%以上とする。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主には生理用ナプキン、おりものシート、失禁パッド、医療用パッド、トイレタリー等に使用される吸収性物品であって、詳しくは連続的に若しくは断続的に続けて体液(血液等)が排出された場合でもドライタッチ感を維持し続けることが可能な吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パンティライナー、生理用ナプキン、失禁パッドなどの吸収性物品として、ポリエチレンシートまたはポリエチレンシートラミネート不織布などの不透液性裏面シートと、不織布または透液性プラスチックシートなどの透液性表面シートとの間に綿状パルプ等からなる吸収体を介在したものが知られている。
【0003】
前記吸収性物品において、肌に対するドライタッチ感を満足するとともに、体液の吸収速度を速めるために、前記透液性表面シートとして熱融着性の疎水性多孔プラスチックシート(所謂メッシュシート)を使用し、前記透液性表面シートと吸収体との間にセカンドシートと言われる親水性シートを介在し、所定のエンボスパターンにより前記メッシュシートとセカンドシートとを不連続に接合したものが提案されている。かかる構成を採用した吸収性物品としては、例えば特開平7−328060号公報、特開平8−117277号公報、特開平10−272152号公報等に記載されるものを挙げることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
確かに、前述した吸収性物品の場合、体液が排出されると、透液性の高いメッシュシートを通り、親水性シートに速やかに吸収されるようになり、体液吸収後にもドライタッチ感が得られるようになるけれども、前記親水性シートに体液が吸収されかつそのまま保持される状態になると、以降の体液排出時に体液吸収速度が低下する傾向が見られ、次第にドライタッチ感が失われるようになるなどの問題が生じていた。
【0005】
そこで本発明の主たる課題は、連続的に若しくは断続的に続けて体液が排出された場合でも、高い吸収速度を維持し、ドライタッチ感を持続可能とした吸収性物品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、疎水性の多孔性表面シートと不透液性裏面シートとの間に吸収体が介在されるとともに、前記多孔性表面シートと吸収体との間に親水性シートが介在された吸収性物品において、
前記多孔性表面シートと親水性シートとの一部又は全面が複数のエンボスによって接合されるとともに、少なくとも体液排出部位領域では隣接するエンボス間の中心間隔を1.0mm以上2.5mm未満としたことを特徴とする吸収性物品が提供される。
【0007】
上記請求項1記載の発明においては、特に多孔性透液性表面シートと親水性シートとを中心間隔が1.0mm以上2.5mm未満としたエンボスパターンによって接合するようにしている。エンボス中心間隔を2.5mm未満としたことで、体液が透液性表面シートの透孔を通して吸収された場合、前記親水性シートの同位置に体液が保持されることなく、速やかに繊維密度の高いエンボス接合部の方へ移行するようになるため、その後引き続いて体液が排出された場合であっても、この体液を透液性表面シートの透孔を通して親水性シートが速やかに吸収するようになる。一方、前記エンボス中心間隔を1.0mm未満として接合した場合には、非接合部領域が極端に少なくなるため、親水性シート内に体液を一時的に保持する領域部分がなくなり保水機能が失われるため、体液の吸収速度が遅くなる。
【0008】
請求項2に係る本発明として、前記少なくとも体液が排出される領域ではエンボス面積率が少なくとも7%以上である請求項1記載の吸収性物品が提供される。後述の実験例で示されるように、エンボス面積率が7%未満の場合には、2回目の吸収速度が低下するようになる。
【0009】
請求項3に係る本発明として、前記エンボスを付与した接合部とエンボスを付与しない非接合部との間に5倍以上の繊維密度差を有する請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品が提供される。エンボス接合部と非接合部との繊維密度差が大きくなれば繊維密度の高い接合部側への誘引力が高くなり、吸収された体液の移行が迅速に行われるようになる。なお、エンボス付与前に繊維密度が均一であるとすると、厚み換算で言えば、元の厚みに対して20%以下の厚みであれば良いことになる。
【0010】
請求項4に係る本発明として、体液排出部位及びその近傍領域のエンボス中心間隔を相対的に小さくし、前記体液排出部位及びその近傍領域以外の領域のエンボス中心間隔を相対的に大きくした不等間隔のエンボスパターンとしてある請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品が提供される。体液の排出は、多少のズレはあったとしてもほぼ一定の領域に排出される。従って、体液排出部位及びその近傍領域のエンボス中心間隔を相対的に小さくし、その他の領域のエンボス中心間隔を相対的に大きくし、エンボスパターンのデザイン性に自由度を持たせることが可能となる。
【0011】
請求項5に係る本発明として、前記親水性シートはエアースルー不織布を用いている請求項1〜4いずれかに記載の吸収性物品が提供される。比較的ソフトで嵩のあるエアスルー不織布を使用することにより、エンボス加工によって凹凸が出やすく、肌との接触面積の低減により感触が良好になるとともに、保水能力が高くなるため本吸収性物品の親水性シートとして好適に使用できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。図1は本発明に係る薄型生理用ナプキン1の一部破断斜視図である。
【0013】
生理用ナプキン1は、主にはパンティライナー、生理用ナプキン、おりものシート、失禁パッドなどの用途に供されるもので、例えば図1に示されるように、不透液性裏面シート2と、疎水性の多孔性表面シート3との間に、吸収体4または同図に示されるように、クレープ紙5によって囲繞された吸収体4が介在されるとともに、前記多孔性表面シート3と吸収体4との間に親水性シート6を配置した構造となっている。前記吸収体4の周囲においては、前記不透液性裏面シート2と多孔性表面シート3とがホットメルト接着剤等の接着手段によって接合されている。
【0014】
前記不透液性裏面シート2は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、この他に防水フィルムを介在して実質的に不透液性を確保した上で不織布シート(この場合には、防水フィルムと不織布とで不透液性裏面シートを構成する。)などを用いることができる。近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが好適に用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートが好適に用いられる。
【0015】
前記透液性表面シート3としては、疎水性であるため有孔の不織布または多孔性プラスチックシート(所謂メッシュシート)が用いられる。前記不織布を構成する素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を撥水加工したものなどを用いることができる。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイド−バイ−サイド型繊維、分割型繊維等の複合繊維を好適に用いることもできる。
【0016】
加工法については、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアレイド法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。
【0017】
これら不透液性裏面シート2と透液性表面シート3との間に介在される吸収体4は、たとえばパルプ中に高吸水性樹脂を混入したもの、或いはパルプ中に化学繊維を混入させるとともに、高吸水性樹脂を混入したものが使用される。前記吸収体4は、図示のように、形状保持、および経血等を速やかに拡散させるとともに、一旦吸収した経血等の逆戻りを防止するためにクレープ紙5によって囲繞するのが望ましい。前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶融パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。
【0018】
前記高吸水性樹脂としては、たとえばポリアクリル酸塩架橋物、自己架橋したポリアクリル酸塩、アクリル酸エステル−酢酸ビニル共重合体架橋物のケン化物、イソブチレン・無水マレイン酸共重合体架橋物、ポリスルホン酸塩架橋物や、ポリエチレンオキシド、ポリアクリルアミドなどの水膨潤性ポリマーを部分架橋したもの等が挙げられる。これらの内、吸水量、吸水速度に優れるアクリル酸またはアクリル酸塩系のものが好適である。前記吸水性能を有する高吸水性樹脂は製造プロセスにおいて、架橋密度および架橋密度勾配を調整することにより吸水力と吸水速度の調整が可能である。前記高吸水性樹脂の含有率は10〜60%とするのが望ましい。高吸水性樹脂含有率が10%未満の場合には、十分な吸収能を与えることができず、60%を超える場合にはパルプ繊維間の絡み合いが無くなり、シート強度が低下し破れや割れ等が発生し易くなる。
【0019】
前記透液性表面シート3と吸収体4との間に配置される親水性シート6は、体液に対して親水性を有するものであればよい。具体的には、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることにより素材自体に親水性を有するものを用いるか、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維を親水化剤によって表面処理し親水性を付与した繊維を用いることができる。
【0020】
前記疎水性の多孔性表面シート3と親水性シート6とは、その一部又は全面が複数のエンボスによって不連続に接合されるとともに、本発明では特に、少なくとも体液排出部位Hを含む領域において、図3に示されるように、隣接するエンボス7,7間の中心間隔PH、PV、PQが1.0mm以上2.5mm未満、好ましくは1.5mm以上2.4mm未満、より好ましくは1.8mm以上2.3mm未満の範囲に設定してある。前記中心間隔PH、PV、PQが1.0mm未満である場合には、後述の実験例に示されるように、前記親水性シート6において体液を一時的に保持する空間部分が小さく成りすぎて体液を保水する機能が失われるため体液の吸収速度が遅くなる。逆に前記中心間隔PH、PV、PQが2.5mm以上である場合には、親水性シート6に吸収された体液がエンボス結合部に到達しにくくなり、非接合部に保持された状態のままとなるため、続けて体液が排出された場合に吸収速度が低下するようになるとともに、吸収体4への吸収が阻害されるようになる。なお、前記エンボスによる接合部以外の部分に両シートが離間するのを防止するためホットメルト接着剤により部分的に接着してもよい。また、前記多孔性表面シート3と親水性シート6とを接合するためのエンボス付与は、多孔性表面シート3側から行って良いし、親水性シート6側から行っても良い。
【0021】
隣接するエンボス7,7間の中心間隔を1.0mm以上2.5mm未満としたことにより、図4に示されるように、体液が多孔性表面シート3の透孔を通して吸収された場合、前記親水性シート6の同位置に体液が保持されることなく、速やかにエンボス接合部の方へ移行するようになるため、その後引き続いて体液が排出された場合であっても、この体液を多孔性表面シート3の透孔を通して親水性シート6が速やかに吸収するようになる。
【0022】
前記少なくとも体液排出部位H領域では、エンボス面積率が少なくとも7%以上、好ましくは10%以上25%未満、より好ましくは15%以上20%未満としてある。後述の実験例に示されるように、前記エンボス面積率が7%未満である場合には、1回目の吸収速度が遅いとともに、2回目移行の吸収速度が極端に低下するようになる。傾向的には、エンボス面積率が大きくなるほど吸収速度の低下率が小さくなるが、1回目の吸収速度が速い範囲として、エンボス面積率は好ましくは10%以上25%未満とされる。
【0023】
また、前記エンボス7を付与した接合部とエンボスを付与しない非接合部との間には5倍以上、好ましくは10倍以上の繊維密度差を有するようにするのが望ましい。すなわち、エンボス付与前の繊維密度が均一であるとすると、厚み換算で言えば、元の厚みに対して20%以下、好ましくは10%以下の厚みとなるようにエンボス7を付与するのが望ましい。このような条件を満足し易い不織布としては、エアースルー不織布を用いるのが良い。エアースルー不織布は、その嵩高性によりエンボス加工によって厚み差を与えやすい。エンボス接合部8の繊維密度を他の非接合部と比較して5倍以上の繊維密度とすることにより、密度勾配差によってエンボス接合部8に向かう誘引作用が強く働き、多孔性表面シート3の透孔を通り親水性シート6に吸収された体液がエンボス接合部8に速やかに移行するようになり、最初の体液吸収後も吸収速度を持続できるようになる。
【0024】
前記エンボス7の中心間隔Pは、部位毎に変化させることが可能である。例えば、図1に示される体液排出部位Hに対してほとんどの体液が排出されるため、前記体液排出部位H及びその近傍領域のエンボス中心間隔Pを相対的に小さくし、それ以外の領域のエンボス中心間隔Pを相対的に大きくすることができる。また、前記エンボス中心間隔は、少なくとも体液排出部位領域H、または体液排出部位Hおよびその近傍領域において満足すればよく、体液排出部位Hから離れた領域では2.5mmを超えるエンボス間隔としてもよい。
【0025】
また、前記エンボスパターンは、一般的には格子状とするのが望ましいが、菱形格子等、任意なパターンとすることができる。また、エンボス付与方法は、熱圧着が一般的であるが、超音波接合を採用することもできる。
【0026】
【実施例】
エンボス面積率およびエンボス間距離を変えた8種類とエンボス無しとを合わせて9種類のサンプルシートを用意し、2回の吸収速度試験を行い、1回目の吸収速度と2回目の吸収速度とで吸収速度の低下率を比較した。
【0027】
具体的には、目付け25g/m2のエアスルー不織布を親水性シートとして、この上面側にポリエチレンからなるメッシュシートを重ね、図6および図7にそれぞれ示されるエンボスパターンにより前記親水性シートとメッシュシートとを接合し、9種類のサンプルシート10を作成した。
【0028】
試験は、図5に示されるように、吸収体4の上面に前記サンプルシート10を重ね、直径3mmの吸収筒11を使用し、馬血を3cc滴下し、吸収し始めてから吸収が完了するまでの時間を吸収速度とした。以上の試験結果の一覧を下表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
表1の結果を整理しグラフ化したものを図8および図9に示す。図8は横軸をエンボス間距離(mm)、縦軸を吸収速度(s)とするグラフに1回目の吸収速度と2回目の吸収速度をプロットしたグラフであるが、同図から1回目の吸収速度曲線と2回目吸収速度曲線とはエンボス間距離が大きくなるにつれて両者間の差が大きく、すなわち吸収速度の低下率が大きくなっていることが分かる。また、エンボス間距離が1mm以下であると吸収速度が急激に遅くなることが分かる。従って、1回目の吸収速度が速く、そして2回目の吸収速度もあまり低下しない範囲のエンボス間距離としては1.0mm以上2.5mm未満の範囲が望ましいことが判明した。
【0031】
また、図9のグラフはエンボス面積率と吸収速度との相関関係を調べたグラフであるが、エンボス間距離が極端に小さい▲7▼データを除外して回帰曲線を引いてみると、傾向的には、エンボス面積率が大きくなるほど両曲線の差が小さく、すなわち吸収速度の低下率が小さくなるが、1回目の吸収速度が速い範囲として、エンボス面積率は少なくとも7%以上、好ましくは好ましくは10%以上25%未満とするのが望ましいことが判明した。
【0032】
【発明の効果】
以上詳説のとおり本発明によれば、連続的に若しくは断続的に続けて体液が排出された場合でも、高い吸収速度を維持し、ドライタッチ感を持続可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る生理用ナプキン1の一部破断斜視図である。
【図2】その要部拡大横断面図である。
【図3】エンボスパターンを示す要部平面図である。
【図4】吸収メカニズムを説明するための要部拡大縦断面図である。
【図5】吸収速度の実験要領図である。
【図6】実験例におけるエンボスパターン図(その1)である。
【図7】実験例におけるエンボスパターン図(その2)である。
【図8】実験例におけるエンボス間距離と吸収速度との相関図である。
【図9】実験例におけるエンボス面積率と吸収速度との相関図である。
【符号の説明】
1…生理用ナプキン、2…不透液性裏面シート、3…多孔性表面シート、4…吸収体、5…クレープ紙、6…親水性シート、7…エンボス、8…エンボス接合部
Claims (5)
- 疎水性の多孔性表面シートと不透液性裏面シートとの間に吸収体が介在されるとともに、前記多孔性表面シートと吸収体との間に親水性シートが介在された吸収性物品において、
前記多孔性表面シートと親水性シートとの一部又は全面が複数のエンボスによって接合されるとともに、少なくとも体液排出部位領域では隣接するエンボス間の中心間隔を1.0mm以上2.5mm未満としたことを特徴とする吸収性物品。 - 前記少なくとも体液が排出される領域ではエンボス面積率が少なくとも7%以上である請求項1記載の吸収性物品。
- 前記エンボスを付与した接合部とエンボスを付与しない非接合部との間に5倍以上の繊維密度差を有する請求項1、2いずれかに記載の吸収性物品。
- 体液排出部位及びその近傍領域のエンボス中心間隔を相対的に小さくし、前記体液排出部位及びその近傍領域以外の領域のエンボス中心間隔を相対的に大きくした不等間隔のエンボスパターンとしてある請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品。
- 前記親水性シートはエアースルー不織布を用いている請求項1〜4いずれかに記載の吸収性物品。
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