JP4834529B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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本発明は、高いクッション性を有するとともに、肌との接触面積を低減することにより肌ざわり感を良くし、かつ表面シートの液残りを減少させるとともに、熱による蒸れを改善した吸収性物品に関する。
従来より、吸収性物品の表面材として、良好な風合いを有し、液の引込み性を改善することにより表面シートの液残りを減少させたものが提案されている。
例えば、下記特許文献1では、肌に接する第1層と該第1層以外の層との少なくとも2層以上の層により構成された不織布からなる吸収性物品の表面材であって、上記不織布は、上記の各層間に明確な境界面を有さず、上記第1層の2.5g/cm2の荷重下における平均繊維非占有空隙が、100×10-63 〜3000×10-63であり、上記の第1層以外の層の2.5g/cm2の荷重下における平均繊維非占有空隙が、上記第1層の平均繊維非占有空隙より小さく、2.5g/cm2の荷重下における全体の厚みが0.1〜4mmである吸収性物品の表面材、すなわち着用者の肌対向側の層に繊維径の大きな繊維を用い、かつ吸収体対向側の層に繊維径の小さい繊維を用いることで、毛管力に勾配を生じさせ、液の引込み性を高めた表面材が提案されている。
また、下記特許文献2では、特許文献1の層構造とは逆に、着用者の肌対向面に位置する上層に細径の繊維を用い、該上層に隣接する下層に上層よりも太径の繊維を用い、かつ該下層の坪量をコントロールすることで、トップシートの風合いを良好にするとともにウェットバック量を低減させた吸収性物品が提案されている。
特開平7−178133号公報 特開2004−166832号公報
しかしながら、前記特許文献1及び2に係る発明では、上層から下層への体液の移行が十分ではなく、表面材に液残りすることがあるとともに、熱の逃げ場が無いため、蒸れによる肌トラブルが発生し易いなどの問題があった。
更に、前記特許文献1の場合は、特に着用者の肌対向側の層に繊維径の大きな繊維を用いるため肌触り感が悪化するなどの問題があるとともに、シートにクッション性を持たせることができないなどの問題があった。
そこで本発明の主たる課題は、高いクッション性を有するとともに、肌との接触面積を低減することにより肌ざわり感を良くし、かつ表面シートの液残りを減少させるとともに、熱による蒸れを改善した吸収性物品を提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、透液性の表面シートと、裏面シートとの間に吸収体が介在された吸収性物品において、
前記表面シートは、繊度3dtex以上の中空繊維を含有する不織布とされ、ドット状エンボスを規則的パターンで付与することにより、各ドット状エンボス間を繋ぐライン部分がエンボスの影響によって表面シートを圧縮することによって生じた網目状の窪み線が形成され
前記ドット状エンボスは、前記窪み線に向かって突出部を有する平面形状とされていることを特徴とする吸収性物品が提供される。
上記請求項1記載の本発明においては、表面シートとして、繊度3dtex以上の中空繊維を含有する不織布とする。中空繊維を含有することにより、表面シートの素材自体に嵩高性とクッション性が付与されるようになる。そして、格子配列又は千鳥配列等の規則的パターンでドット状エンボスを付与することにより、表面シートが嵩高性と高いクッション性を有することと相まって、各ドット状エンボス間を繋ぐライン部分がエンボスによる影響により表面シートを圧縮することによって生じた網目状の窪み線(以下、エンボス影響線ともいう。)が形成されるようになる。従って、前記エンボス影響線部分が窪むことにより肌への接触面積が低減され、肌触り感が良好になるとともに、前記エンボス影響線に沿う網目状の連続的な空間が熱を逃がす通路となるため蒸れを効果的に防止できるようになる。
また、前記ドット状エンボスを中心とする高圧搾領域と、前記エンボス影響線に沿って網目状に形成される中圧搾領域とが存在するようになるため、表面シートのエンボス影響線によって囲まれた領域に体液が排出されたとすると、繊維密度差による毛管現象によって、最初にエンボス影響線側に誘引され、その後にエンボス影響線に沿ってドット状エンボスに向かって誘引され、ドット状エンボス部位から吸収体側に移行するようになる。換言すれば、上記特許文献1,2記載の発明は厚み方向の一次元的誘引を生起させるものであるが、本願は三次元的誘引によって体液を速やかに吸収体側に移行させる。従って、表面シートの液残りを効果的に減少させることができる。
請求項2に係る本発明として、前記中空繊維が表面シートの全量に対して10〜50重量%の割合で含有されている請求項1記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項2記載の発明は、中空繊維の含有量を規定するものである。
請求項3に係る本発明として、前記中空繊維に酸化チタンを内添してある請求項1,2いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項3記載の本発明は、前記中空繊維に酸化チタンを内添することにより、繊維強度を低下させ、表面の肌触り感を滑らかにすることができる。また、白色度が増し隠蔽性が高くなる。
請求項4に係る本発明として、前記表面シートは、エアスルー法によって製造された不織布とされ、かつ熱風面側を肌面側として配設してある請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項4記載の本発明は、表面シートとして、エアスルー法によって製造された不織布を用い、熱風面側を肌面側として配設するものである。熱風面は繊維間の空間が大きくふんわりとした感触を有し、嵩高でバルキーな面となっているため、この面を肌面側として配設することにより前記エンボス影響線が顕著に表出するようになる。
以上詳説のとおり本発明によれば、高いクッション性を有するとともに、肌との接触面積を低減することにより肌ざわり感が良好となり、かつ表面シートの液残りを減少させることができるとともに、熱による蒸れを改善することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。図1は本発明に係る薄型生理用ナプキン1の一部破断斜視図である。
〔吸収性物品1の構造〕
生理用ナプキン1は、主にはパンティライナー、生理用ナプキン、おりものシート、失禁パッドなどの用途に供されるもので、例えば図1に示されるように、不透液性裏面シート2と、透液性表面シート3(以下、単に表面シートという。)との間に、吸収体4または同図に示されるように、クレープ紙5によって囲繞された吸収体4が介在されるとともに、前記表面シート3と吸収体4との間に親水性のセカンドシート6を配置した構造となっている。前記吸収体4の周囲においては、前記不透液性裏面シート2と表面シート3とがホットメルト接着剤等の接着手段によって接合されている。
前記不透液性裏面シート2は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、この他に防水フィルムを介在して実質的に不透液性を確保した上で不織布シート(この場合には、防水フィルムと不織布とで不透液性裏面シートを構成する。)などを用いることができる。近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが好適に用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートが好適に用いられる。
前記表面シート3は、繊度3dtex以上の中空繊維を含有する不織布とされ、ドット状エンボスを規則的パターンで付与することにより、各ドット状エンボス間を繋ぐライン部分が表面シートを圧縮することによって生じた網目状の窪み線が形成されたものが用いられる。この表面シート3については後段でさらに具体的に詳述する。
前記不透液性裏面シート2と表面シート3との間に介在される吸収体4は、たとえばパルプ中に高吸水性樹脂を混入したもの、或いはパルプ中に化学繊維を混入させるとともに、高吸水性樹脂を混入したものが使用される。前記吸収体4は、図示のように、形状保持、および経血等を速やかに拡散させるとともに、一旦吸収した経血等の逆戻りを防止するためにクレープ紙5によって囲繞するのが望ましい。前記パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶融パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用される。
前記高吸水性樹脂としては、たとえばポリアクリル酸塩架橋物、自己架橋したポリアクリル酸塩、アクリル酸エステル−酢酸ビニル共重合体架橋物のケン化物、イソブチレン・無水マレイン酸共重合体架橋物、ポリスルホン酸塩架橋物や、ポリエチレンオキシド、ポリアクリルアミドなどの水膨潤性ポリマーを部分架橋したもの等が挙げられる。これらの内、吸水量、吸水速度に優れるアクリル酸またはアクリル酸塩系のものが好適である。前記吸水性能を有する高吸水性樹脂は製造プロセスにおいて、架橋密度および架橋密度勾配を調整することにより吸水力と吸水速度の調整が可能である。前記高吸水性樹脂の含有率は10〜60%とするのが望ましい。高吸水性樹脂含有率が10%未満の場合には、十分な吸収能を与えることができず、60%を超える場合にはパルプ繊維間の絡み合いが無くなり、シート強度が低下し破れや割れ等が発生し易くなる。
前記透液性表面シート3と吸収体4との間に配置される親水性セカンドシート6は、体液に対して親水性を有するものであればよい。具体的には、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることにより素材自体に親水性を有するものを用いるか、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維を親水化剤によって表面処理し親水性を付与した繊維を用いることができる。
〔表面シート3の構造〕
前記表面シート3は、繊度3dtex以上の中空繊維を含有する不織布とされ、ドット状エンボスを規則的パターンで付与することにより、各ドット状エンボス間を繋ぐライン部分が表面シートを圧縮することによって生じた網目状の窪み線(エンボス影響線)が形成されているものである。
以下、更に具体的に詳述すると、
表面シート3は、繊度3dtex以上の中空繊維を含有する不織布とされる。中空繊維の繊維が3dtex未満である場合は、十分な嵩高性とクッション性が得られなくなる。また、前記中空繊維は、表面シートの全量に対して10〜50重量%の割合で含有されていることが望ましい。前記中空繊維が10重量%未満であると嵩高性とクッション性が低いため、エンボス影響線を効果的に形成できなくなる。また、50重量%を超える場合は、肌触り感が悪化するため好ましくない。前記中空繊維以外の繊維としては、中実の繊維を使用することができる。この中実繊維については、繊度が3dtex以下であっても構わない。
前記中空繊維および中実繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、エアスルー法、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、エアスルー法、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。不織布の繊維は、長繊維または短繊維のいずれでもよいが、好ましくはタオル地の風合いを出すため短繊維を使用するのがよい。また、エンボス処理を容易とするために、比較的低融点のポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系繊維のものを用いるのがよい。また、融点の高い繊維を芯とし融点の低い繊維を鞘とした芯鞘型繊維やサイド−バイ−サイド型繊維、分割型繊維等の複合繊維を好適に用いることもできる。素材自体が撥水性を有する場合には、合成繊維の製造過程で親水基を持つ化合物、例えばポリエチレングリコールの酸化生成物などを共存させて重合させる方法や、塩化第2スズのような金属塩で処理し、表面を部分溶解し多孔性とし金属の水酸化物を沈着させる方法等により合成繊維を膨潤または多孔性とし、毛管現象を応用して親水性を与えた親水処理不織布を用いるようにするのが望ましい。
前述した不織布の内、本願発明として最も好適なものは、エアスルー法によって製造された不織布であり、これを熱風面側を肌面側として配設するのが良い。エアスルー不織布は、繊維ウエブに高温空気を一方側の面から吹き付け、繊維同士を融着させるものであるが、熱風を当てる側の面は、繊維間の空間が大きくふんわりとした感触を有し、嵩高でバルキーな面となっているため、この面を肌面側として配設することにより前記エンボス影響線が顕著に表出するようになる。
また、前記中空繊維に酸化チタンを製造過程で少なくとも1.0重量%以上内添することにより、樹脂の配向性が低くなり、繊維の乾燥伸び率が低くなり、また引張り強さが低下するため繊維強度が低下し、表面の肌触り感を滑らかにすることが可能となる。
前記表面シート3に対しては、図2に示されるように、表面側から格子配列又は千鳥配置等の規則的パターンでドット状エンボス7,7…が付与される。前記ドット状エンボス7,7…の間隔は、概ね7〜15mm、好ましくは10〜13mm程度の間隔とするのが良い。エンボス間隔が7mm未満の場合は、肌との接触面積の低減割合が少なく、かつ繊維の密度差が形成され難くなる。エンボス間隔が15mmを超える場合は前記エンボス影響線が表出され難くなる。
前記表面シート3が3dtex以上の中空繊維を含有することにより、嵩高性と高いクッション性を有することと相まって、各ドット状エンボス7,7間を繋ぐライン部分がエンボスによる影響により表面シートを圧縮することによって生じた網目状の窪み線8,8…(エンボス影響線8)が形成されるようになる。この場合は、エンボス影響線8によって囲まれた三角形領域の内、鎖線で示した円形領域9が肌と接触することになり、接触面積の低減により肌触り感が良好となる。また、前記窪み状のエンボス影響線8,8…が網目状に連続することにより、連続的な通路が形成されることになるため、蒸れを効果的に防止できるようになる。
また、前記ドット状エンボス7を中心とする高圧搾領域と、前記エンボス影響線8に沿うように網目状に形成される中圧搾領域とが存在するようになるため、仮に図3に示されるように、表面シート3のエンボス影響線8,8…によって囲まれた領域に体液が排出されたとすると、繊維の密度差による毛管現象によって、最初にエンボス影響線8側に誘引され、その後にエンボス影響線8に沿ってドット状エンボス7に向かって誘引され、ドット状エンボス7部位から吸収体4側に速やかに移行するようになるため、表面シートの液残りを効果的に減少させることができる。更には、エンボス影響線により、ナプキン全体が拠れたり縮んでも、皺が発生し難くなり、立体的な形状を維持するようになる。
前記ドット状エンボス7としては、エンボス影響線8が形成され易いように、エンボス影響線8に向かって突出部を有する平面形状とするのが望ましい。すなわち、図2に示されるエンボスパターンでは、6方向に向かって突出部を有するように六芒星形状のドット状エンボス7が付与されている。
前記ドット状エンボス7は、表面シート3に対して単独で付与するようにしてもよいが、吸収体側への液移行性を良好にするため、好ましくはセカンドシート6を表面シート3の裏面側にホットメルト又は熱融着によって接合し、両シートを積層状態としたまま表面シート3側からドット状エンボス7,7…を付与するようにするのが良い。更に好ましくは、表面シート3、セカンドシート6に更にホットメルト接着剤により吸収体4と重ね合わせた状態とした上で、表面シート3側からドット状エンボス7,7…を付与するようにするのが良い。
前記ドット状エンボス7,7…は、吸収体4の配設領域の全体に亘って付与することでも良いし、体液排出部位に限定し部分的に付与するようにしてもよい。また、ドット状エンボス7の圧力を高めに設定し、故意にドット状エンボス7の境界部分に破孔が形成されるようにし、体液の透過性を早めるようにすることも可能である。
〔その他の形態例〕
(1)上記形態例では、ドット状エンボス7,7…を千鳥状配列で付与するようにしたが、図5に示されるように、格子配列でドット状エンボス7,7を付与するようにしてもよい。この場合のドット状エンボス7の平面形状は、エンボス影響線8,8…が形成され易いように、4方向に向かって突出部を有するように四芒星形状とするのがよい。
(2)上記形態例では、表面シート3に対して、規則的パターンでドット状エンボス7,7…を施すようにしたが、表面シート3とセカンドシート6とを積層した状態で前記ドット状エンボス7を付与しても良いし、更には表面シート3,セカンドシート6及び吸収体4を積層した状態で前記ドット状エンボス7を付与するようにしてもよい。
本発明に係る吸収性物品1の一部は段斜視図である。 ドット状エンボス7の配列パターン及びエンボス影響線8の形成状態を示す要部平面図である。 図2のIII−III線矢視図である。 体液の移行状態を示す要部拡大図である。 ドット状エンボス7の他の配列パターンを示す要部平面図である。
符号の説明
1…吸収性物品(生理用ナプキン)、2…不透液性裏面シート、3…透液性表面シート、4…吸収体、5…クレープ紙、6…セカンドシート、7…ドット状エンボス、8…エンボス影響線、9…肌接触領域

Claims (4)

  1. 透液性の表面シートと、裏面シートとの間に吸収体が介在された吸収性物品において、
    前記表面シートは、繊度3dtex以上の中空繊維を含有する不織布とされ、ドット状エンボスを規則的パターンで付与することにより、各ドット状エンボス間を繋ぐライン部分がエンボスの影響によって表面シートを圧縮することによって生じた網目状の窪み線が形成され
    前記ドット状エンボスは、前記窪み線に向かって突出部を有する平面形状とされていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記中空繊維が表面シートの全量に対して10〜50重量%の割合で含有されている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記中空繊維に酸化チタンを内添してある請求項1,2いずれかに記載の吸収性物品。
  4. 前記表面シートは、エアスルー法によって製造された不織布とされ、かつ熱風面側を肌面側として配設してある請求項1〜3いずれかに記載の吸収性物品。
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