JP2004049046A - 家畜用固形剤 - Google Patents

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北田 誠
Tomio Matsunaga
松永 富雄
Yasuyuki Suzuta
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Abstract

【課題】舐食性向上と形状保持性とを同時に達成でき、しかも微量ミネラルの給与利用率を大幅に高められるようにした家畜用固形剤を提供する。
【解決手段】基剤1kg当たりにペプチドミネラルを50mg〜10,000mgの範囲で、好ましくは200mg〜4,000mgの範囲で添加した家畜用固形剤により形状保持性と舐食性を高める。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は形状保持性と舐食性を同時に高めることができるようにした家畜用固形剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
家畜が必要とする無機物、特に無機微量ミネラルの要求量は、維持、成長、妊娠、泌乳などの動物の生理的状態、飼料中の無機物の化学的状態、或いは飼料中の各無機物間の含有比率など、さまざまな要因によって変動する。国内では微量ミネラルの要求量は、飼養試験や出納試験などの研究成績とNRC標準の値を参考に算出され、これに基づいた給与が推奨されている。
【0003】
飼料や飼料添加物に添加する微量ミネラルは、ジンプロ社(米国)、アルビオン社(米国)などからペプチドと金属錯体からなるペプチドミネラルが販売されているが、流通しているのはほとんどが無機物で、炭酸塩、硫酸塩、リン酸塩、酸化物、又は塩化物が用いられる。
【0004】
家禽、豚、牛などの家畜へのこれら無機微量ミネラルの給与は、体内に十分に吸収利用されないことが知られており、未利用物として糞中へ排泄されることが多い。このことは、特に近年環境維持などの点から問題視されつつある。このため、例えば豚では銅、亜鉛の使用規制などがある(平成10年3月31日付け農林水産省畜産局長通達、飼料関係団体の飼料含量自主規制値 銅20ppm、亜鉛80ppm)。又、これら微量ミネラルは希少な資源である場合が多く、吸収利用率が低いことは資源の有効利用上及び経済的な面で問題となっている。
【0005】
一方、家畜に舐食させるようにした家畜用固形剤には、食塩或いは重曹を主体とする基剤に、無機微量ミネラルを配合した多くの製品が普及している。
【0006】
しかし、前記したように無機微量ミネラルを配合した家畜用固形剤においては、家畜の舐食量が低下し、このために家畜の微量ミネラルの摂取量が不足する場合があり、従って家畜の微量ミネラルの摂取量を高めるために、家畜用固形剤の舐食性を向上させる必要がある。
【0007】
従来の家畜用固形剤において舐食性の向上を図るために、食塩又は重曹を主体とする基剤に、海草粉末(特許2544959)や糖蜜(特許2544959、特公平6−95891など)などの舐食性改善剤を配合したものが種々実施されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来から知られている舐食性改善剤は、一般に形状保持性は備えておらず、嗜好性の改善効果はみられるものの、添加により家畜用固形剤を柔らかくし崩れ易くすることによって家畜の舐食性を高めたものである。例えば安価で微量ミネラルを含有する海草粉末を舐食性改善剤として基剤に配合した場合、目標値の微量ミネラルを家畜に摂取させるには家畜用固形剤に占める海草粉末の割合が非常に多くなり、家畜用固形剤の硬さ(形状保持性)などの物性が調整できないために柔らかく崩れ易い物性となってしまう。このために、家畜用固形剤の形状を安定させて家畜に対し安定した舐食性を提供することができない。更に、このように形状保持性が悪いと、有用な微量ミネラルが雨などにより流出してしまい家畜が有効に摂取できないために利用率が低下してしまう。更に、海草などは自然物であるために産地や収穫期で含有成分が種々変化し、このために一定量の微量ミネラルを家畜用固形剤に配合しようとしても、安定した割合で配合することができない。
【0009】
従って、従来の嗜好性改善剤を添加した微量ミネラル入り家畜用固形剤では、単に「微量ミネラルが入っている」ことを表示している程度であり、家畜が必要量の微量ミネラルを舐食によって効率良く摂取できるようにした家畜用固形剤は存在しなかった。
【0010】
本発明は、こうした畜産情勢下において、形状保持性と舐食性を同時に高めることができ、しかも微量ミネラルの給与利用率を大幅に高めることができる家畜用固形剤を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、基剤1kg当たりにペプチドミネラルを50mg〜10,000mgの範囲で、好ましくは200mg〜4,000mgの範囲で添加することにより形状保持性と舐食性を高めたことを特徴とする家畜用固形剤、に係るものである。
【0012】
請求項2記載の発明では、前記基剤は、食塩、重曹又はその混合物であることを特徴とする請求項1記載の家畜用固形剤、に係るものである。
【0013】
請求項3記載の発明では、前記ペプチドミネラルは、ペプチド鉄として1mg〜10,000mg、ペプチド銅として50mg〜4,000mg、ペプチドマンガンとして50mg〜4,000mg、ペプチド亜鉛として50mg〜10,000mgの範囲で、それぞれの単独又は2種以上の混合物であることを特徴とする請求項1又は2記載の家畜用固形剤、に係るものである。
【0014】
上記手段によれば、以下のように作用する。
【0015】
基剤1kg当たりにペプチドミネラルを50mg〜10,000mgの範囲で、好ましくは200mg〜4,000mgの範囲で添加した家畜用固形剤は、驚くべきことに、耐水性が大幅に向上されて良好な形状保持性を得ることができる。従って、家畜用固形剤を長期にわたり安定してしかも最後まで無駄なく家畜に給与させられる。
【0016】
更に、ペプチドミネラルを含有した家畜用固形剤は家畜に舐食させた際における舐食量が大幅に増加し、よって家畜が必要とする微量ミネラルを舐食にて効果的に給与できる。又、舐食により家畜が摂取したペプチドミネラルは生物学的利用率が無機のミネラルと比較して40%ほど高くなることが文献的に知られており、よって資源の有効活用と環境問題の低減を達成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
本発明は、牛に舐食させる固形塩或いは重曹に、バイオアベラビリティの高いペプチドミネラルを、食塩或いは重曹を主体とする基剤1kg当たり50mg〜10,000mgの範囲で、好ましくは200mg〜4,000mgの範囲で配合することにより家畜用固形剤を成形し、この家畜用固形剤を家畜に舐食させることにより、ペプチドミネラルを無機の代わりとして又は無機の不足分を補充するのに用いる。
【0019】
前記ペプチドミネラルとしては、ペプチド鉄として1mg〜10,000mg、ペプチド銅として50mg〜4,000mg、ペプチドマンガンとして50mg〜4,000mg、ペプチド亜鉛として50mg〜10,000mgの範囲で、それぞれの単独又は2種以上を混合することによって用いる。ペプチドミネラルの供給元としては、特許2521215、特許2547026、特許2780971などの公知の技術により製造することも可能であるが、ジンプロ社(米国)、アルビオン社(米国)、CMC社(米国)などのメーカーから飼料添加物用として購入したものを使用してもよい。
【0020】
上記したように、食塩或いは重曹を主体とする基剤にペプチドミネラルを添加すると、驚くべきことに形状保持性を大幅に向上することができ、更に、舐食性を大幅に向上することができた。
【0021】
更に、ペプチドミネラルは生物学的利用率が高いため、今まで固形剤に利用されてきた無機ミネラルと比較して、舐食による家畜の利用率が高められると考えられる。
【0022】
以下に、食塩或いは重曹を主体とする基剤に、従来の舐食性改善剤を配合した場合と、本発明のペプチドミネラルを配合した場合とにおける、形状保持性、舐食性、給与利用率について説明する。
【0023】
a)形状保持性について
食塩を或いは重曹を主体とする基剤1kg当たり50mg〜10,000mgの範囲で、好ましくは200mg〜4,000mgの範囲で配合することにより形成された家畜用固形剤は、耐水性が約1.4倍向上した。
このように、家畜用固形剤の耐水性が高められ形状保持性が飛躍的に向上することにより、家畜による舐食性が向上し、家畜用固形剤を長期に亘って安定にしかも最後まで無駄なく家畜に給与させることができる。
【0024】
b)舐食性について
食塩を或いは重曹を主体とする基剤1kg当たり50mg〜10,000mgの範囲で、好ましくは200mg〜4,000mgの範囲で配合することにより形成された家畜用固形剤は、牛に対する一日平均舐食量が約1.4倍向上した。ゆえに、家畜用固形剤の嗜好性を飛躍的に向上させた。
【0025】
c)給与利用率について
食塩を或いは重曹を主体とする基剤1kg当たり50mg〜10,000mgの範囲で、好ましくは200mg〜4,000mgの範囲で配合することにより形成された家畜用固形剤は、形状保持性に優れるため、雨水などの影響を受け難くさせ、又舐食量を向上させることにより、生物学的利用率が無機のミネラルと比較して40%ほど高いことが知られているペプチドミネラルを効率よく給与することができるため、総合的な給与利用率を向上させることができる。
【0026】
上記したように、ペプチドミネラルを食塩又は重曹を主体とする基剤に配合した家畜用固形剤は、驚くべきことに、家畜用固形剤を成形する際に家畜用固形剤の硬度が上昇し、よって良好な形状保持性を得ることができた。又、上記ペプチドミネラルを含有した家畜用固形剤は、家畜に舐食させた際における舐食量が大幅に増加し、よって家畜が必要とする微量ミネラルを舐食によって効果的に摂取することができた。更に、家畜用固形剤を舐食することによって摂取したペプチドミネラルは給与利用率を高めることができ、よって資源の有効活用と環境問題の低減を達成することができた。
【0027】
以下に本発明の実施例を上げて更に詳述するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0028】
[実施例1]
食塩を98重量%、硫酸銅0.038重量%、硫酸コバルト0.026重量%、硫酸亜鉛0.12重量%、炭酸マンガン0.10重量%、ヨウ素酸カルシウム0.004重量%、酸化マグネシウム0.25重量%に、ペプチドミネラルである、ペプチド銅0.038重量%、ペプチド亜鉛0.125重量%、ペプチドマンガン0.125重量%を加え、混合した後、プレス圧750tの油圧プレスで圧搾し固形化し、家畜用固形剤5kgを作製した。作製した固形剤の圧縮強度試験による強度は100〜110kgfであった。尚、圧縮強度試験はアムスラー圧縮強度試験機を使用し、固形剤が崩壊するまでの最大荷重を測定した。作製した固形剤は、牛に舐食させるに充分な物性を示した。
【0029】
[実施例2]
炭酸水素ナトリウム50重量%、食塩39重量%、硫酸銅0.038重量%、硫酸コバルト0.007重量%、硫酸亜鉛0.12重量%、炭酸マンガン0.10重量%、リン酸カルシウム0.7重量%、炭酸マグネシウム0.1重量%に、ペプチドミネラルである、ペプチド銅0.038重量%、ペプチド亜鉛0.125重量%、ペプチドマンガン0.125重量%を加え混合した後、プレス圧750tの油圧プレスで圧搾し固形化することで家畜用固形剤5kgを作製した。作製した固形剤の圧縮強度試験による強度は80〜90kgfであった。尚、圧縮強度試験はアムスラー圧縮強度試験機を使用し、固形剤が崩壊するまでの最大荷重を測定した。作製した固形剤は、牛に舐食させるに充分な物性を示した。
【0030】
[実施例3](物性の改善効果1 水没試験)
実施例1で作製した当該発明品および実施例1の処方からペプチドミネラルを抜き同量の海藻粉末に置き換えた従来型の嗜好性改善固形剤(従来品)5kgを各々3個ずつ用い、水に水没させ、4日後にその残存量(開始時からの残量割合%)を調査した。その結果、従来品の残存量が約33.3%であったのに対し、本発明品の残存量は約46.6%と従来品に比べて約1.4倍の残存量を示した(図1)。
【0031】
上記から、食塩主体の固形剤の水没4日後の残存量が35%以上を保持できることは家畜に舐食させる固形剤の物性として大変有効である。
上記したように形状保持性に優れた固形剤は、家畜に舐食させた際における崩壊を抑制でき、よって固形剤を長期に亘り家畜に安定してしかも最後まで無駄なく給与することができる。
【0032】
又、実施例2で作製した当該発明品および実施例2の処方からペプチドミネラルを抜き同量の糖蜜に置き換えた従来型の嗜好性改善固形剤(従来品)5kgを各々3個ずつ用い、上記と同様の方法で残存量を調査した。その結果、従来品の残存量が約51%であったのに対し、本発明品の残存量は約75%と従来品に比べて約1.5倍の残存量を示した(図2)。
【0033】
上記から、炭酸水素ナトリウム主体の固形剤の水没4日後の残存量が60%以上を保持できることは家畜に舐食させる固形剤の物性として大変有効である。
上記したように形状保持性に優れた固形剤は、家畜に舐食させた際における崩壊を抑制でき、よって固形剤を長期に亘り家畜に安定してしかも最後まで無駄なく給与することができる。
【0034】
[実施例4](物性の改善効果2 衝撃試験)
実施例2で作製した当該発明品および実施例2の処方からペプチドミネラルを抜き同量の糖蜜に置き換えた従来型の嗜好性改善固形剤(従来品)5kgを各々3個ずつ用い、重さ3kgの鉄製の円錐型おもりを75cmの高さから落下させ、割れるまでの回数を測定した。尚、本方法では物性が硬いものほど少ない回数で割れが生じ、衝撃を吸収するような柔らかなものほど割れるまでに回数を必要とする。その結果、従来品の場合、割れが生じたのは平均約15回であった。一方、本発明品の場合、平均約7回で割れが生じた。これは、従来品は柔らかく、本発明品は従来品と比較して約2倍程度硬いものと考えられた(図3)。この結果より、ペプチドミネラル入りの固形剤は、硬度が上昇し、固形剤の物性を大幅に改善した。
【0035】
[実施例5](嗜好性の改善効果)
実施例1で作製した当該発明品および実施例1の処方からペプチドミネラルを抜き同量の海藻粉末に置き換えた従来型の嗜好性改善固形剤(従来品)5kgの固形剤を用い、A農家のホルスタイン種泌乳牛12頭(スタンチョン形式で繋ぎ飼育)を用い、舐食量の比較試験を行った。供試牛を6頭ずつの2群に分け2週間舐食量を調査した。尚、群間のばらつきを少なくするため、1週間目に試験区を交叉させた。その結果、従来品の舐食量が1日平均約42gであったものが、本発明品の舐食量は1日平均で約60gと約1.4倍の舐食量を示した(図4)。本発明品の方が従来品と比較して舐めのばらつきが少ない傾向にあった。
【0036】
又、実施例2で作製した当該発明品および実施例2の処方からペプチドミネラルを抜き同量の糖蜜に置き換えた従来型の嗜好性改善固形剤(従来品)5kgの固形剤を用い、B農家のホルスタイン種泌乳牛12頭(スタンチョン形式で繋ぎ飼育)を用い、舐食量の比較試験を行った。供試牛を6頭ずつの2群に分け2週間舐食量を調査した。尚、群間のばらつきを少なくするため、1週間目に試験区を交叉させた。その結果、従来品の舐食量が1日平均約65gであったものが、本発明品の舐食量は1日平均約90gと約1.4倍の舐食量を示した(図5)。
【0037】
以上の結果より、ペプチドミネラル入りの固形剤は、牛の嗜好性を改善し、舐食量を大幅に増加させることが可能であった。又、ペプチドミネラルは無機微量ミネラルに比べ給与量が同量の場合、生物学的利用率が40%向上するとの報告もあり、舐食性の向上を考慮すると微量ミネラルの家畜に対する吸収量は格段に向上していると考えられた。
【0038】
尚、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】
本発明の家畜用固形剤は、基剤1kg当たりにペプチドミネラルを50mg〜10,000mgの範囲で、好ましくは200mg〜4,000mgの範囲で添加することにより、驚くべきことに、家畜用固形剤を成形する際の硬度が上昇しよって良好な形状保持性を得ることができ、又、ペプチドミネラルを含有した家畜用固形剤は家畜に舐食させた際における舐食量が大幅に増加しよって家畜が必要とする微量ミネラルを舐食にて効果的に給与でき、更に舐食により家畜が摂取したペプチドミネラルは給与利用率が高くよって資源の有効活用と環境問題の低減を達成できるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のペプチドミネラルを含有する食塩を主体とした実施例1記載の家畜用固形剤(当該発明品)と実施例1の処方からペプチドミネラルを抜き同量の海藻粉末に置き換えた従来型の舐食性改善剤を配合した固形剤(従来品)との耐水性試験における結果を比較して示したグラフである。
【図2】本発明のペプチドミネラルを含有する重曹を主体とした実施例2記載の家畜用固形剤(当該発明品)と実施例2の処方からペプチドミネラルを抜き同量の糖蜜に置き換えた従来型の舐食性改善剤を配合した固形剤(従来品)との耐水性試験における結果を比較して示したグラフである。
【図3】本発明のペプチドミネラルを含有する重曹を主体とした実施例2記載の家畜用固形剤(当該発明品)と実施例2の処方からペプチドミネラルを抜き同量の糖蜜に置き換えた従来型の舐食性改善剤を配合した固形剤(従来品)との衝撃試験における結果を比較して示したグラフである。
【図4】本発明のペプチドミネラルを含有する食塩を主体とした実施例1記載の家畜用固形剤(当該発明品)と実施例1の処方からペプチドミネラルを抜き同量の海藻粉末に置き換えた従来型の舐食性改善剤を配合した固形剤(従来品)との牛での舐食試験における結果を比較して示したグラフである。
【図5】本発明のペプチドミネラルを含有する重曹を主体とした実施例2記載の家畜用固形剤(当該発明品)と実施例2の処方からペプチドミネラルを抜き同量の糖蜜に置き換えた従来型の舐食性改善剤を配合した固形剤(従来品)との牛での舐食試験における結果を比較して示したグラフである。

Claims (3)

  1. 基剤1kg当たりにペプチドミネラルを50mg〜10,000mgの範囲で、好ましくは200mg〜4,000mgの範囲で添加することにより形状保持性と舐食性を高めたことを特徴とする家畜用固形剤。
  2. 前記基剤は、食塩、重曹又はその混合物であることを特徴とする請求項1記載の家畜用固形剤。
  3. 前記ペプチドミネラルは、ペプチド鉄として1mg〜10,000mg、ペプチド銅として50mg〜4,000mg、ペプチドマンガンとして50mg〜4,000mg、ペプチド亜鉛として50mg〜10,000mgの範囲で、それぞれの単独又は2種以上の混合物であることを特徴とする請求項1又は2記載の家畜用固形剤。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016112002A (ja) * 2014-12-16 2016-06-23 伊藤 弘一 発泡性固型混合飼料
CN110590938A (zh) * 2019-08-23 2019-12-20 海南大学 一种胶原蛋白肽-锌螯合物的制备方法

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