JP2004048534A - アンテナ素子の固定方法とアームに固定されたアンテナ素子 - Google Patents
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Abstract
【課題】矢を通す手間と油分を除く工程を省略してコストダウンが図ることを目的とする。
【解決手段】アームの挿通孔にアンテナ素子を挿通させ、アームにアンテナ素子を直角状に固定するアンテナ素子の固定方法であって、アンテナ素子が挿通されアームと当接する挿通孔の近傍をプレス加工して挿通孔を変形させてアンテナ素子とアームとを接触・固定させるようにしたアンテナ素子の固定方法とした。
【選択図】 図1
【解決手段】アームの挿通孔にアンテナ素子を挿通させ、アームにアンテナ素子を直角状に固定するアンテナ素子の固定方法であって、アンテナ素子が挿通されアームと当接する挿通孔の近傍をプレス加工して挿通孔を変形させてアンテナ素子とアームとを接触・固定させるようにしたアンテナ素子の固定方法とした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンテナ素子の固定方法とアームに固定されたアンテナ素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のアンテナ素子をアームに固定する方法を、図7により説明する。
【0003】
アーム101の挿通孔102にアンテナ素子103を挿通させた後、アーム101内壁とアーム101の内側のアンテナ素子103との間隙に、この間隙より大きい断面の矢を、上下同時に通して図示のようにアンテナ素子103を変形させている。
【0004】
アンテナ素子103を矢により上下方向に潰した時にアンテナ素子103の断面は横方向に拡がり楕円形状となり、拡がった部分が挿通孔102に当接し、又アーム101内部のアンテナ素子103も拡がるため、アンテナ素子103がアーム101の左右方向にズレ抜けることはなく、アンテナ素子103がアーム101に固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来のアンテナ素子103をアーム101に固定する方法の欠点としては、アーム101内壁とアーム101の内側のアンテナ素子103との間隙に矢を通す手間と、又、矢を引き抜く時にアンテナ素子103の折損を無くするため、潤滑のために多量の油が必要で、カシメた後、アーム101内部の油分を取り除く酸洗等の脱脂工程が必要である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、上記の事情に鑑み、矢を通す手間と油分を取り除く工程を省略してコストダウンを図るべく、アームの挿通孔にアンテナ素子を挿通させ、アームにアンテナ素子を直角状に固定するアンテナ素子の固定方法であって、アンテナ素子が挿通されアームと当接する挿通孔の近傍をプレス加工して挿通孔を変形させてアンテナ素子とアームとを接触・固定させるようにしたアンテナ素子の固定方法とした。
【0007】
又、本発明は、具体的には、プレス加工が挿通孔の近傍の上下を加圧するアンテナ素子の固定方法とした。
【0008】
更に、本発明は、具体的には、プレス加工が挿通孔の近傍の上方の2箇所と下方の2箇所を加圧するアンテナ素子の固定方法とした。
【0009】
更に又、本発明は、具体的には、アンテナ素子が挿入された箇所のアームの全周を、アンテナ素子の挿入部を除き、アームを縮径させるように加工するアンテナ素子の固定方法とした。
【0010】
更にその上に、本発明は、具体的には、縮径部の幅がアンテナ素子と同幅或いはアンテナ素子幅内に複数の縮径部としたアンナナ素子の固定方法とした。
【0011】
更にその上に、本発明は、上記の方法により製作されたアームに固定されたアンテナ素子である。
【0012】
【発明の実施の態様】
本発明を添付する図面に示す具体的な実施例に基づいて、以下詳細に説明する。
【0013】
本発明は、アーム1の挿通孔2にアンテナ素子3を挿通させ、アーム1にアンテナ素子3を直角状に固定するアンテナ素子3の固定方法であって、アンテナ素子3が挿通孔2に挿通され、アーム1と当接する挿通孔2の近傍をプレス加工して挿通孔2を変形させてアンテナ素子3とアーム1とを接触・固定させるようにしたアンテナ素子の固定方法である。
【0014】
本発明では、矢を用いることなく、プレス加工により、挿通孔2近傍のアーム1をプレス加工し、挿通孔2を変形させて接触・固定させるようにしたものである。
【0015】
挿通孔2近傍のアーム1のプレス加工として次のようなものがある。
【0016】
先ず、図1に示すものは、例えば、プレス加工が外径22mmのアルミ製アーム1の孔径8.1mmの挿通孔2の近傍に、外径8mmのアルミ製アンテナ素子3を挿通し、挿通孔3の上下を加圧するものである。加圧箇所が符号11で示すアーム1の挿通孔2の近傍の上の円弧部分および符号12で示すアーム1の挿通孔2の近傍の下の円弧部分である。
【0017】
アーム1の縮小径は次のようにして設定する。アーム1の挿通孔2の孔径は8.1mm、アンテナ素子3の外径が8mm、挿通孔2の孔径とアンテナ素子3の外径との間隙は0.1mmである。アーム1の縮小径は間隙の1.5倍とすると、0.1mm×1.5=0.15mmとなる。すると、アーム1の挿通孔2の外径は、8.1mm−0.15mm=7.95mmとなって、アンテナ素子3は外径が8mmであったものが、全外周にわたり挿通孔2により押圧される。アーム1の縮小径を間隙の1.0倍とすると、0.1mm×1.0=0.1mmとなる。すると、アーム1の挿通孔2の外径は、8.1mm−0.1mm=8mmとなって、アンテナ素子3は挿通孔2により押圧されない。
【0018】
アーム1の縮小径を間隙の1倍であると、アンテナ素子3はアーム1の挿通孔2より抜けることがある。これが発生しないように約1.5〜2倍が最も好ましい。3倍になるとかなりの加圧が必要となって挿通孔2付近が変形する。
【0019】
アーム1の挿通孔2にアンテナ素子3を挿通し、アンテナ素子3の中央位置を決め、上下より円弧状の金型で上下2箇所を同時に上下よりプレス加工し、挿通孔2を縮径させると共にこの時の加圧でアンテナ素子3もアーム1と当接する上下2箇所で縮小し、アンテナ素子3とアーム1とは接触固定され、電気的にも機械的にも安定する。
【0020】
図6に示すように、多数アンテナ素子で構成されるアンテナの場合は、複数のアンテナ素子3をアーム1の挿通孔2に挿通させ、アンテナ素子3を下型にセットしてその中央部の位置決めを行う。
【0021】
プレス機械に装着した上型と下型で全アンテナ素子3を同時に加工できる。
【0022】
本発明では、アンテナ素子の折損等のおそれがなく、油分を必要としないので、加工工程による油分の付着がなく、脱脂工程が簡単でよい。
【0023】
次に図2に示すものは、プレス加工が挿通孔2の近傍の上方の2箇所と下方の2箇所を加圧するものである。符号13は上方2箇所の加圧箇所で、符号14は下方2箇所の加圧箇所である。アンテナ素子3の全周4箇所(外周90°毎)で確実に接触・固定することができる。
【0024】
図3に示すものは、アンテナ素子3が挿入された箇所のアーム1の全周をアンテナ素子3の挿入部を除き、アーム1を縮径させるように加工するものである。
【0025】
符号15は縮径部である。挿通孔2とアンテナ素子3と共に縮小させた例である。アンテナ素子3の幅の8mm幅で縮径させている。
【0026】
図4に示すものは、縮径部の幅がアンテナ素子3幅8mm内に2個の縮径部161 ・162 としたものである。
【0027】
図5にアンテナ素子3のアーム1の接触部の円環凹部171 ・172 を示す。アーム1を上下よりプレス加工した時にアンテナ素子3も加工され凹み、円環凹部171 ・172 が形成され、アンテナ素子3の左右へのズレがなくなる。
【0028】
本発明は、上記の方法により製作したアーム1に固定されたアンテナ素子3で図6に示すように、八木形アンテナを構成しテレビ電波を受信するアンテナとして使用される。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、上述のように、アームの挿通孔にアンテナ素子を挿通させ、アームにアンテナ素子を直角状に固定するアンテナ素子の固定方法であって、アンテナ素子が挿通されアームと当接する挿通孔の近傍をプレス加工して挿通孔を変形させてアンテナ素子とアームとを接触・固定させるようにしたアンテナ素子の固定方法であるので、矢を通す手間と油分を除く工程を省略してコストダウンが図ることができる。
【0030】
又、本発明は、具体的には、プレス加工が挿通孔の近傍の上下を加圧するアンテナ素子の固定方法とした。
【0031】
更に、本発明は、具体的には、プレス加工が挿通孔の近傍の上方の2箇所と下方の2箇所を加圧するアンテナ素子の固定方法とした。
【0032】
更に又、本発明は、具体的には、アンテナ素子が挿入された箇所のアームの全周を、アンテナ素子の挿入部を除き、アームを縮径させるように加工するアンテナ素子の固定方法とした。
【0033】
更にその上に、本発明は、具体的には、縮径部の幅がアンテナ素子と同幅或いはアンテナ素子幅内に複数の縮径部としたアンナナ素子の固定方法とした。
【0034】
更にその上に、本発明は、上記の方法により製作されたアームに固定されたアンテナ素子である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアームの挿通孔の近傍の上下を加圧してアームにアンテナ素子を組付けた状態を示すアーム部断面の正面図と側面図の二面図である。
【図2】本発明のアームの挿通孔の近傍の上方の2箇所と下方の2箇所とを加圧してアームにアンテナ素子を組付けた状態を示す正面図と側面図の二面図である。
【図3】本発明のアンテナ素子が挿入された箇所のアームの全周を、アンテナ素子の挿入部を除き、アームを縮径させるように加工した状態を示すアーム部断面の正面図と側面図の二面図である。
【図4】本発明の縮径部の幅がアンテナ素子幅内に2個の縮径部を形成した状態の正面図である。
【図5】本発明の2個の円環凹部を設けた状態を示すアンテナ素子の正面図である。
【図6】本発明の方法により製作されたアームに固定されたアンテナ素子を用いたアンテナの二面の斜視図である。
【図7】従来のアームの挿通孔にアンテナ素子を挿通し抜け外れないように矢で加工した状態の正面図と側面図との二面図である。
【符号の説明】
1…アーム
2…挿通孔
3…アンテナ素子
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンテナ素子の固定方法とアームに固定されたアンテナ素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のアンテナ素子をアームに固定する方法を、図7により説明する。
【0003】
アーム101の挿通孔102にアンテナ素子103を挿通させた後、アーム101内壁とアーム101の内側のアンテナ素子103との間隙に、この間隙より大きい断面の矢を、上下同時に通して図示のようにアンテナ素子103を変形させている。
【0004】
アンテナ素子103を矢により上下方向に潰した時にアンテナ素子103の断面は横方向に拡がり楕円形状となり、拡がった部分が挿通孔102に当接し、又アーム101内部のアンテナ素子103も拡がるため、アンテナ素子103がアーム101の左右方向にズレ抜けることはなく、アンテナ素子103がアーム101に固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来のアンテナ素子103をアーム101に固定する方法の欠点としては、アーム101内壁とアーム101の内側のアンテナ素子103との間隙に矢を通す手間と、又、矢を引き抜く時にアンテナ素子103の折損を無くするため、潤滑のために多量の油が必要で、カシメた後、アーム101内部の油分を取り除く酸洗等の脱脂工程が必要である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、上記の事情に鑑み、矢を通す手間と油分を取り除く工程を省略してコストダウンを図るべく、アームの挿通孔にアンテナ素子を挿通させ、アームにアンテナ素子を直角状に固定するアンテナ素子の固定方法であって、アンテナ素子が挿通されアームと当接する挿通孔の近傍をプレス加工して挿通孔を変形させてアンテナ素子とアームとを接触・固定させるようにしたアンテナ素子の固定方法とした。
【0007】
又、本発明は、具体的には、プレス加工が挿通孔の近傍の上下を加圧するアンテナ素子の固定方法とした。
【0008】
更に、本発明は、具体的には、プレス加工が挿通孔の近傍の上方の2箇所と下方の2箇所を加圧するアンテナ素子の固定方法とした。
【0009】
更に又、本発明は、具体的には、アンテナ素子が挿入された箇所のアームの全周を、アンテナ素子の挿入部を除き、アームを縮径させるように加工するアンテナ素子の固定方法とした。
【0010】
更にその上に、本発明は、具体的には、縮径部の幅がアンテナ素子と同幅或いはアンテナ素子幅内に複数の縮径部としたアンナナ素子の固定方法とした。
【0011】
更にその上に、本発明は、上記の方法により製作されたアームに固定されたアンテナ素子である。
【0012】
【発明の実施の態様】
本発明を添付する図面に示す具体的な実施例に基づいて、以下詳細に説明する。
【0013】
本発明は、アーム1の挿通孔2にアンテナ素子3を挿通させ、アーム1にアンテナ素子3を直角状に固定するアンテナ素子3の固定方法であって、アンテナ素子3が挿通孔2に挿通され、アーム1と当接する挿通孔2の近傍をプレス加工して挿通孔2を変形させてアンテナ素子3とアーム1とを接触・固定させるようにしたアンテナ素子の固定方法である。
【0014】
本発明では、矢を用いることなく、プレス加工により、挿通孔2近傍のアーム1をプレス加工し、挿通孔2を変形させて接触・固定させるようにしたものである。
【0015】
挿通孔2近傍のアーム1のプレス加工として次のようなものがある。
【0016】
先ず、図1に示すものは、例えば、プレス加工が外径22mmのアルミ製アーム1の孔径8.1mmの挿通孔2の近傍に、外径8mmのアルミ製アンテナ素子3を挿通し、挿通孔3の上下を加圧するものである。加圧箇所が符号11で示すアーム1の挿通孔2の近傍の上の円弧部分および符号12で示すアーム1の挿通孔2の近傍の下の円弧部分である。
【0017】
アーム1の縮小径は次のようにして設定する。アーム1の挿通孔2の孔径は8.1mm、アンテナ素子3の外径が8mm、挿通孔2の孔径とアンテナ素子3の外径との間隙は0.1mmである。アーム1の縮小径は間隙の1.5倍とすると、0.1mm×1.5=0.15mmとなる。すると、アーム1の挿通孔2の外径は、8.1mm−0.15mm=7.95mmとなって、アンテナ素子3は外径が8mmであったものが、全外周にわたり挿通孔2により押圧される。アーム1の縮小径を間隙の1.0倍とすると、0.1mm×1.0=0.1mmとなる。すると、アーム1の挿通孔2の外径は、8.1mm−0.1mm=8mmとなって、アンテナ素子3は挿通孔2により押圧されない。
【0018】
アーム1の縮小径を間隙の1倍であると、アンテナ素子3はアーム1の挿通孔2より抜けることがある。これが発生しないように約1.5〜2倍が最も好ましい。3倍になるとかなりの加圧が必要となって挿通孔2付近が変形する。
【0019】
アーム1の挿通孔2にアンテナ素子3を挿通し、アンテナ素子3の中央位置を決め、上下より円弧状の金型で上下2箇所を同時に上下よりプレス加工し、挿通孔2を縮径させると共にこの時の加圧でアンテナ素子3もアーム1と当接する上下2箇所で縮小し、アンテナ素子3とアーム1とは接触固定され、電気的にも機械的にも安定する。
【0020】
図6に示すように、多数アンテナ素子で構成されるアンテナの場合は、複数のアンテナ素子3をアーム1の挿通孔2に挿通させ、アンテナ素子3を下型にセットしてその中央部の位置決めを行う。
【0021】
プレス機械に装着した上型と下型で全アンテナ素子3を同時に加工できる。
【0022】
本発明では、アンテナ素子の折損等のおそれがなく、油分を必要としないので、加工工程による油分の付着がなく、脱脂工程が簡単でよい。
【0023】
次に図2に示すものは、プレス加工が挿通孔2の近傍の上方の2箇所と下方の2箇所を加圧するものである。符号13は上方2箇所の加圧箇所で、符号14は下方2箇所の加圧箇所である。アンテナ素子3の全周4箇所(外周90°毎)で確実に接触・固定することができる。
【0024】
図3に示すものは、アンテナ素子3が挿入された箇所のアーム1の全周をアンテナ素子3の挿入部を除き、アーム1を縮径させるように加工するものである。
【0025】
符号15は縮径部である。挿通孔2とアンテナ素子3と共に縮小させた例である。アンテナ素子3の幅の8mm幅で縮径させている。
【0026】
図4に示すものは、縮径部の幅がアンテナ素子3幅8mm内に2個の縮径部161 ・162 としたものである。
【0027】
図5にアンテナ素子3のアーム1の接触部の円環凹部171 ・172 を示す。アーム1を上下よりプレス加工した時にアンテナ素子3も加工され凹み、円環凹部171 ・172 が形成され、アンテナ素子3の左右へのズレがなくなる。
【0028】
本発明は、上記の方法により製作したアーム1に固定されたアンテナ素子3で図6に示すように、八木形アンテナを構成しテレビ電波を受信するアンテナとして使用される。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、上述のように、アームの挿通孔にアンテナ素子を挿通させ、アームにアンテナ素子を直角状に固定するアンテナ素子の固定方法であって、アンテナ素子が挿通されアームと当接する挿通孔の近傍をプレス加工して挿通孔を変形させてアンテナ素子とアームとを接触・固定させるようにしたアンテナ素子の固定方法であるので、矢を通す手間と油分を除く工程を省略してコストダウンが図ることができる。
【0030】
又、本発明は、具体的には、プレス加工が挿通孔の近傍の上下を加圧するアンテナ素子の固定方法とした。
【0031】
更に、本発明は、具体的には、プレス加工が挿通孔の近傍の上方の2箇所と下方の2箇所を加圧するアンテナ素子の固定方法とした。
【0032】
更に又、本発明は、具体的には、アンテナ素子が挿入された箇所のアームの全周を、アンテナ素子の挿入部を除き、アームを縮径させるように加工するアンテナ素子の固定方法とした。
【0033】
更にその上に、本発明は、具体的には、縮径部の幅がアンテナ素子と同幅或いはアンテナ素子幅内に複数の縮径部としたアンナナ素子の固定方法とした。
【0034】
更にその上に、本発明は、上記の方法により製作されたアームに固定されたアンテナ素子である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアームの挿通孔の近傍の上下を加圧してアームにアンテナ素子を組付けた状態を示すアーム部断面の正面図と側面図の二面図である。
【図2】本発明のアームの挿通孔の近傍の上方の2箇所と下方の2箇所とを加圧してアームにアンテナ素子を組付けた状態を示す正面図と側面図の二面図である。
【図3】本発明のアンテナ素子が挿入された箇所のアームの全周を、アンテナ素子の挿入部を除き、アームを縮径させるように加工した状態を示すアーム部断面の正面図と側面図の二面図である。
【図4】本発明の縮径部の幅がアンテナ素子幅内に2個の縮径部を形成した状態の正面図である。
【図5】本発明の2個の円環凹部を設けた状態を示すアンテナ素子の正面図である。
【図6】本発明の方法により製作されたアームに固定されたアンテナ素子を用いたアンテナの二面の斜視図である。
【図7】従来のアームの挿通孔にアンテナ素子を挿通し抜け外れないように矢で加工した状態の正面図と側面図との二面図である。
【符号の説明】
1…アーム
2…挿通孔
3…アンテナ素子
Claims (6)
- アームの挿通孔にアンテナ素子を挿通させ、アームにアンテナ素子を直角状に固定するアンテナ素子の固定方法であって、アンテナ素子が挿通されアームと当接する挿通孔の近傍をプレス加工して挿通孔を変形させてアンテナ素子とアームとを接触・固定させるようにしたアンテナ素子の固定方法。
- プレス加工が挿通孔の近傍の上下を加圧する請求項1記載のアンテナ素子の固定方法。
- プレス加工が挿通孔の近傍の上方の2箇所と下方の2箇所を加圧する請求項1記載のアンテナ素子の固定方法。
- アンテナ素子が挿入された箇所のアームの全周を、アンテナ素子の挿入部を除き、アームを縮径させるように加工する請求項1記載のアンテナ素子の固定方法。
- 縮径部の幅がアンテナ素子と同幅或いはアンテナ素子幅内に複数の縮径部とした請求項4記載のアンナナ素子の固定方法。
- 請求項1、2、3、4或いは5の方法により製作されたアームに固定されたアンテナ素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002205185A JP2004048534A (ja) | 2002-07-15 | 2002-07-15 | アンテナ素子の固定方法とアームに固定されたアンテナ素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002205185A JP2004048534A (ja) | 2002-07-15 | 2002-07-15 | アンテナ素子の固定方法とアームに固定されたアンテナ素子 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003123039A Division JP4393101B2 (ja) | 2003-04-28 | 2003-04-28 | アンテナ素子の固定方法とアームに固定されたアンテナ素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004048534A true JP2004048534A (ja) | 2004-02-12 |
Family
ID=31710556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002205185A Withdrawn JP2004048534A (ja) | 2002-07-15 | 2002-07-15 | アンテナ素子の固定方法とアームに固定されたアンテナ素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004048534A (ja) |
-
2002
- 2002-07-15 JP JP2002205185A patent/JP2004048534A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20051004 |