JP2004291009A - プレス加工後板体 - Google Patents

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静一 伊原
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Abstract

【課題】本発明は、プレス加工後の金属板に抜き穴又は凹部を形成して金属板のソリを抑えることを目的とする。
【解決手段】本発明によるプレス加工後板体は、プレス加工によって複数の板部品(3)を有する金属板(2)に抜き穴(11)又は凹部(30)を形成して応力を吸収し、ソリをなくすようにした構成である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレス加工後板体に関し、特に、金属板にプレス加工し、複数の板部品が残された金属板のソリをなくすために、抜き穴又は凹部を形成し、応力の吸収を図るための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、用いられていたこの種のプレス加工後板体としては、社内製作であるため、特に、その構成を示す文献等は示していないが、一般に、金属板に対してプレス加工した後の複数の板部品を接続して残した状態の金属板は、プレス加工後板体として次工程に送られ、複数の板部品がプレス加工によって金属板から除去されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプレス加工後板体は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、金属板にプレス加工を施して複数の板部品を形成すると、応力の偏りによって金属板全体にソリが発生し、次工程に渡した場合、金型上での収まりが悪く、位置が合わない等の不具合いが発生していた。
【0004】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、金属板にプレス加工し、複数の板部品が残された金属板のソリをなくすために、抜き穴又は凹部を形成し、応力の吸収を図り、ソリを抑えるようにしたプレス加工後板体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によるプレス加工後板体は、金属板にプレス加工を施し複数の板部品を前記金属板に接続したまま残したプレス加工後板体において、前記金属板の前記各板部品間の空領域にプレス加工による抜き穴を形成した構成であり、また、金属板にプレス加工を施し複数の板部品を前記金属板に接続したまま残したプレス加工後板体において、前記金属板の前記各板部品間の空領域の両面に厚さ方向に形成された複数の凹部を有する構成であり、また、前記凹部は、直径又は一辺が1〜2mm、深さが0.05〜0.1mmとした構成である。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明によるプレス加工後板体の好適な実施の形態について説明する。
図1は本発明の第1形態を示すもので、符号1で示されるものはプレス加工後板体であり、このプレス加工後板体1の金属板2には、図示しないプレス加工機によってプレス加工された複数の板部品3が接続部4を介して前記金属板2に接続された状態で残されている。
【0007】
前述のように複数の板部品を有するプレス加工後板体1は、このままの状態では従来構成と同一であるため、ソリを起こさせないために、各板部品4の間に形成された空領域10に丸又は四角等の適宜の形状を有する抜き穴11が形成されている。
前記各空領域10に抜き穴11が形成されることにより、前述のプレス加工時に発生した応力の吸収が行われ、金属板自体のソリが除かれてほぼ平坦状となり、次工程の二次プレス加工工程によって各板部品3の切り離しが行われる。
【0008】
次に、図2で示される本発明の第2形態の場合、同一と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略するが、前記空領域10に多数の凹部30がプレス加工によって形成されている。
前記凹部30は、図3に示されているように前記金属板2の両面に形成されていると共に、その形状は図示のように四角形又は図示しない丸形等よりなり、その深さは約0.05〜0.1mm、その形状寸法は四角形の一辺が1〜2mm又はその丸形の直径が約1〜2mmで形成されている場合が、金属板2の強度等の関係から考慮すると最適であった。
【0009】
前記凹部30が金属板2の両面に多数形成されていることにより、金属板2に発生した応力が吸収され、ソリが抑えられ、平坦状の金属板2が得られる。また、図4は他の形態を示すもので、金属板2の長手方向Aに沿って中心の両側に形成された帯状の抜き穴11、11が実験の結果、最も効果的で、この長手方向Aと直交する短手方向Bに沿って形成された帯状の抜き穴11a、11aを追加するとさらに効果的で、他の丸形の抜き穴11bの追加も効果がある。
【0010】
【発明の効果】
本発明によるプレス加工後板体は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、プレス加工した複数の板部品を有する金属板の空領域に、複数の抜き穴又は多数の凹部が形成されているため、プレス加工時に発生した応力が吸収され、金属板のソリが効果的に抑えられ、平坦状態が保たれた状態で次工程に送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプレス加工後板体を示す平面図である。
【図2】図1の他の形態の平面図である。
【図3】図2の要部の拡大断面図である。
【図4】図1の他の形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 プレス加工後板体
2 金属板
3 板部品
10 空領域
11、11a、11b 抜き穴
30 凹部

Claims (3)

  1. 金属板(2)にプレス加工を施し複数の板部品(3)を前記金属板(2)に接続したまま残したプレス加工後板体において、前記金属板(2)の前記各板部品(3)間の空領域(10)にプレス加工による抜き穴(11)を形成したことを特徴とするプレス加工後板体。
  2. 金属板(2)にプレス加工を施し複数の板部品(3)を前記金属板(2)に接続したまま残したプレス加工後板体において、前記金属板(2)の前記各板部品(3)間の空領域(10)の両面に厚さ方向に形成された複数の凹部(30)を有することを特徴とするプレス加工後板体。
  3. 前記凹部(30)は、直径又は一辺が1〜2mm、深さが0.05〜0.1mmであることを特徴とする請求項2記載のプレス加工後板体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006272631A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Seiko Epson Corp 金型装置、穴付き被加工板の製造方法、穴付き被加工板、及び液体噴射ヘッド
US7980731B2 (en) 2006-05-30 2011-07-19 Fujikura Ltd. Light-emitting element mounting substrate, light source, lighting device, display device, traffic signal, and method of manufacturing light-emitting element mounting substrate

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