JP2004048132A - 視聴装置および視聴方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】異なる機器間で放送番組/記録コンテンツを継続視聴することができるようにする。
【解決手段】視聴装置は、テレビジョン放送を受信する第1のチューナと、この第1のチューナが受信した番組を表示する第1の表示装置と、ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付ける受付装置と、前記継続視聴指示に応じて前記番組を視聴するための選局情報を出力する選局情報出力装置とを備える。継続視聴する視聴装置は、入力された前記選局情報に応じたテレビジョン放送の番組を選局受信する第2のチューナと、この第2のチューナが受信した番組を表示する第2の表示装置とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】視聴装置は、テレビジョン放送を受信する第1のチューナと、この第1のチューナが受信した番組を表示する第1の表示装置と、ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付ける受付装置と、前記継続視聴指示に応じて前記番組を視聴するための選局情報を出力する選局情報出力装置とを備える。継続視聴する視聴装置は、入力された前記選局情報に応じたテレビジョン放送の番組を選局受信する第2のチューナと、この第2のチューナが受信した番組を表示する第2の表示装置とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、テレビジョン放送や番組を視聴する視聴装置および視聴方法に関し、特に例えば携帯端末のような第1の視聴装置から据え置きTVのような第2の視聴装置へ継続視聴可能な視聴装置および視聴方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯端末と据え置きTVとの連携に関する技術については、例えば特開2000−181421号公報「親子連携型表示システム」に記載されている。この文献では、画像情報は大画面の親機(据え置きTV)で見ながら、文字などの関連情報はユーザーの手元あるいは近傍にある子機(携帯型端末も可能)で見ることを可能とするものである。実際には、大型の据え置きTV(親機)と小型のTV(子機)を連動させて親機から特に文字情報で提供されるような番組情報をユーザーの手元にある子機に送信し、文字情報の視認度を向上させている。また、文字情報の他、画像や音声情報,タイムシフト視聴の情報等を子機に送信することについても記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術においては据え置きTV(親機)からモバイル(携帯型)TV(子機)に番組の表示のための情報を転送するのみで、番組の選局情報や視聴位置情報を据え置きTV(親機)とモバイルTV(子機)とで共有していない。このため例えば据え置きTVで見ていた番組を外出するあるいは別の部屋に移動する等してその部屋から離れた場合に、自分でモバイルTVの選局を設定し直さなければ同じ番組を継続して視聴することができなかった。
【0004】
この発明は、据え置きTVとモバイルTVとの間で番組の選局情報を引き継ぐことにより、例えば、据え置きTVで見ていた番組を外出するあるいは別の部屋に移動する等してその部屋から離れた場合に手元のモバイルTVで同じ番組の継続視聴することを可能とする、視聴装置および視聴方法を提供することを目的とする。
【0005】
また、特にモバイルTVと据え置きTVに蓄積装置が内蔵されている場合には、据え置きTVとモバイルTVとの間で、ユーザーが番組をどこまで視聴していたかを判断するための視聴位置情報を引き継ぐことにより、据え置きTVとモバイルTVとで同じ番組を同じ位置から継続視聴することが可能とする、視聴装置および視聴方法を提供することを目的とする。
【0006】
また、機器を変えて継続視聴することができる使い勝手の良い、視聴装置および視聴方法を提供することを目的とする。
また、継続視聴する側の機器の電源を手動でONさせることなく継続視聴を開始することができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明においては、表示する動画を指定する指定手段と、
この指定手段により指定された動画を出力する動画出力手段と、この動画出力手段から入力された前記動画を表示する表示手段と、ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付ける受付手段と、この受付手段により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記動画を継続視聴するための継続視聴情報を他の視聴装置へ出力する継続視聴情報出力手段とを備えたことを特徴とする視聴装置を提供する。
【0008】
また、上記の目的を達成するために、この発明においては、表示する動画を指定する指定手段と、この指定手段により指定された動画を出力する第1の動画出力手段と、この第1の動画出力手段から入力された前記動画を表示する第1の表示手段と、ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付ける受付手段と、この受付手段により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記動画を継続視聴するための継続視聴情報を出力する継続視聴情報出力手段とを備えた装置から、前記継続視聴情報が入力される継続視聴情報入力端と、前記第1の動画出力手段とは異なる第2の動画出力手段と、前記継続視聴情報入力端から入力された前記継続視聴情報に応じた動画を前記第2の動画出力手段から出力させる継続視聴制御手段と、
【0009】
この継続視聴制御手段により制御の結果、前記第2の動画出力手段から出力された動画を表示する第2の表示手段とを備えたことを特徴とする視聴装置を提供する。
また、上記の目的を達成するために、この発明においては、指定装置により、表示する動画を指定し、動画出力装置により、前記指定装置によって指定された動画を出力し、表示装置により、前記動画出力装置から入力された前記動画を表示し、受付装置により、ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付け、継続視聴情報出力装置により、前記受付装置により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記動画を継続視聴するための継続視聴情報を他の視聴装置へ出力することを特徴とする視聴方法を提供する。
【0010】
また、上記の目的を達成するために、この発明においては、表示する動画を指定する指定装置と、前記指定装置により指定された動画を出力する第1の動画出力装置と、この第1の動画出力装置から入力された前記動画を表示する第1の表示装置と、ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付ける受付装置と、前記受付装置により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記動画を継続視聴するための継続視聴情報を出力する継続視聴情報出力装置とを備えた装置から、継続視聴情報入力端に前記継続視聴情報が入力され、継続視聴制御装置により、前記継続視聴情報入力端から入力された前記継続視聴情報に応じた動画を前記第1の動画出力装置とは異なる第2の動画出力装置から出力させ、第2の表示装置により、前記継続視聴制御装置により制御の結果、前記第2の動画出力装置から出力された動画を表示することを特徴とする視聴方法を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本明細書中、コンテンツとは、映画、TV番組等そのプログラムを識別可能なものであれば何であっても良い。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態の構成について図1を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る視聴装置(据え置きTV,モバイルTV)の構成を示すブロック図である。
この第1の実施の形態は、内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが内蔵記録再生装置を持たないモバイルTV200を持って外出する場合とその逆の内蔵記録再生装置を持たないモバイルTV200で番組を視聴していたユーザーが外出先から帰宅して内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100の設置してある部屋に戻ってきた場合の例である。この場合は両者とも番組を記録するための記録再生装置を持たないので番組情報として選局情報および有料放送の契約情報を引き継ぐことにより、視聴番組の引継ぎを行う。契約情報に関しては機密保持の為に暗号化を行い情報を転送するために、契約情報の記録されたICカードを差し替える、或いは契約情報の記録されたICカードを据え置きTV100とモバイルTV200の両者に挿入する等が必要である。
【0012】
図1において、100は家庭の居間などに置かれる据え置き型の大型テレビ(据え置きTV)、101はテレビ画面を表示する為の表示部、102は据え置きTV100に接続され、外部からのTV放送電波を受信する為の受信アンテナ、103は受信した信号を選局する為のチューナー、104は据え置きTV100の各種制御を行う制御部の中心となるCPU(Central Processing Unit)、105はCPU104が実行する制御プログラムを記憶する記憶領域とメモリ作業領域を有するメモリ、107は外部機器からのデータ送受信部やコマンド受信部とのインターフェイス部、108は外部機器と有線あるいは無線によりデータ通信を行う為の受信部、同様に109はデータ通信を行う為の送信部、110は据え置きTV100の外部からコマンドを送信して据え置きTV100の制御を行うリモートコントローラ(いわゆるリモコン)、111はリモートコントローラ110からのコマンドの受信を行うコマンド受信部である。
【0013】
200は持ち運んで使用する小型の携帯用テレビ(モバイルTV)、201はテレビ画面を表示する為の表示部、202はモバイルTV200に接続され、外部からのTV放送電波を受信する為の受信アンテナ、203は受信した信号を選局する為のチューナー、204はモバイルTV200の制御部の中心となるCPU、205はCPU204が実行する制御プログラムを記憶する記憶領域とメモリ作業領域を有するメモリ、207は外部機器からのデータ送受信部やコマンド受信部とのインターフェイス部、208は外部機器と有線あるいは無線によりデータ通信を行う為の受信部、同様に209はデータ通信を行う為の送信部、210はコマンド入力をするコマンド入力部である。
【0014】
以上説明した通り、据え置きTV100とモバイルTV200はほぼ同じ構成をしている。異なるのはモバイルTV200が持ち運んで使用するために携帯に便利なように軽量で小型なTVであり、機器自体にコマンド入力をする装置(コマンド入力部210)を持っていることである。
【0015】
据え置きTV100とモバイルTV200とは、データ送信部109,208及びデータ受信部108,208を用いて相互に有線あるいは無線でデータを送受信可能な構成となっている。
【0016】
次に、本発明の第1の実施の形態の動作について図2を参照しながら詳細に説明する。
(据え置きTV100からモバイルTV200へ視聴継続する場合の動作)
まず、内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持たないモバイルTV200を持って外出する場合の動作について詳細に説明する。
【0017】
図2は、内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持たないモバイルTV200を持って外出する場合の動作を示すフローチャートである。この場合は両者とも番組を記録するための記録再生装置を持たないので番組情報として選局情報を引き継ぐことにより視聴番組の引継ぎを行う。
【0018】
図2において据え置きTV100内のCPU104は、据え置きTV100で放送中の番組を視聴しているとき(ステップS101)に、まず番組引継ぎモードが設定されているかどうか判定を行う(ステップS102)。CPU104はステップS102で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されている場合は、続いて有線でモバイルTV200と接続されているかどうか検知する(ステップS103)。またCPU104はステップS102で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わずステップS101に戻る。
【0019】
CPU104はステップS103で、有線でモバイルTV200と接続されていることが確認された場合は、番組情報転送処理開始コマンドを発行する(ステップS104)。CPU104はステップS103で、有線でモバイルTV200と接続されていない場合はステップS101に戻る。
【0020】
CPU104はステップS104で発行された番組情報転送処理開始コマンドにより、視聴中の番組情報、例えば、アナログ放送であれば放送局情報、デジタル放送であればPID(Packet Identification)等の選局情報の抽出を行い、更に有料放送の場合は契約情報の抽出も行い(ステップS105)、抽出した選局情報および必要に応じて暗号化した契約情報を番組情報としてモバイルTV200に送信する(ステップS106)。
【0021】
図2では有線での通信を例にとって説明を行っているが、もちろん他の検知手段を用いて番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。例えばリモートコントローラ110に存在する特定のボタン(例えば番組情報送出ボタン等:図示せず)が押されたこと、据え置きTV100の近傍で相互通信可能なモバイルTV200の電源が入れられたことを据え置きTV100が検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。或いは据え置きTV100と相互通信可能なモバイルTV200との間で基準信号を一定の時間間隔で通信を行い、この基準信号の強度がある閾値を超えたことを検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。
【0022】
また、有線による通信と、BluetoothやIEEE802.11のような無線による通信とを自動検出するような手段を組み込んでも構わない。
また、モバイルTV200の電源が切れていた場合でも、モバイルTV200のデータ受信部208,インターフェイス部207,CPU204,メモリ205だけ動作させておく待機状態のときにデータ受信部208が選局情報を受け取ると、CPU204は自動的に継続視聴する側の機器(この例ではモバイルTV200)の電源をONして前記選局情報に応じた選局を行うようにしても良い。これにより継続視聴する側の機器の電源を手動でONさせることなく継続視聴を開始することができる。これについては以下、全ての実施の形態でも同様に適用することができる。
【0023】
モバイルTV200内のCPU204は、据え置きTV100から送信された番組情報を受信する(ステップS201)。
次に、CPU204は番組情報引継ぎモードに設定されているかどうか判定を行い(ステップS202)、番組情報引継ぎモードに設定されている場合は続けて現在放送中の番組かどうか判定を行う(ステップS203)。またCPU204はステップS202で判定した結果、番組情報引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わず終了する。
【0024】
CPU204はステップS203の判定の結果、現在放送中の番組であればチューナー203を選局して番組を受信し(ステップS204)、現在放送中の番組でなければ、番組が現在放送中の番組でないことをユーザーに案内する画面や音声等を表示/再生する(ステップS205)。上記ステップS204では、有料放送の場合、必要に応じて契約情報を基にスクランブルの解除についても行う。
【0025】
(モバイルTV200から据え置きTV100へ視聴継続する場合の動作)
次に、内蔵記録再生装置を持たないモバイルTV200で番組を視聴していたユーザーが外出先から帰宅して内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100の設置してある部屋に戻ってきた場合の動作について詳細に説明する。
【0026】
図3は、内蔵記録再生装置を持たないモバイルTV200で番組を視聴していたユーザーが外出先から帰宅して内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100の設置してある部屋に戻ってきて、据え置きTV100で引き続き同じ番組を視聴する場合の動作を示すフローチャートである。この場合は両者とも番組を記録するための記録再生装置を持たないので番組情報として選局情報を引き継ぐことにより視聴番組の引継ぎを行う。
【0027】
図3においてモバイルTV200内のCPU204は、モバイルTV200で放送中の番組を視聴しているとき(ステップS301)に、まず番組引継ぎモードが設定されているかどうか判定を行う(ステップS302)。CPU104はステップS302で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されている場合は、続いて有線で据え置きTV100と接続されているかどうか検知する(ステップS303)。またCPU204はステップS302で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わずステップS301に戻る。
【0028】
CPU204はステップS303で、有線で据え置きTV100と接続されていることが確認された場合は、番組情報転送処理開始コマンドを発行する(ステップS304)。CPU204はステップS303で、有線で据え置きTV100と接続されていない場合はステップS301に戻る。
【0029】
CPU204はステップS304で発行された番組情報転送処理開始コマンドにより、視聴中の番組情報、例えば、アナログ放送であれば放送局情報、デジタル放送であればPID(Packet Identification)等の選局情報の抽出を行い、更に有料放送の場合は契約情報の抽出も行い(ステップS305)、抽出した選局情報および必要に応じて暗号化した契約情報を番組情報として据え置きTV100に送信する(ステップS306)。
【0030】
図3では有線通信を例にとって説明を行っているが、もちろん他の検知手段を用いて番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。例えばモバイルTVに存在する特定のボタン(例えば番組情報送出ボタン等:図示せず)が押されたこと、モバイルTV200の近傍で相互通信可能な据え置きTV100の電源が入れられたことをモバイルTV200が検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。或いは据え置きTV100と相互通信可能なモバイルTV200との間で基準信号を一定の時間間隔で通信を行い、この基準信号の強度がある閾値を超えたことを検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。
【0031】
また、有線による通信と、BluetoothやIEEE802.11のような無線による通信とを自動検出するような手段を組み込んでも構わない。
据え置きTV100内のCPU104は、モバイルTV200から送信された番組情報を受信する(ステップS401)。
次に、CPU104は番組情報引継ぎモードに設定されているかどうか判定を行い(ステップS402)、番組情報引継ぎモードに設定されている場合は続けて現在放送中の番組かどうか判定を行う(ステップS403)。またCPU104はステップS402で判定の結果、番組情報引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わない。
【0032】
CPU104はステップS403の判定の結果、現在放送中の番組であればチューナー103を選局して番組を受信し(ステップS404)、
現在放送中の番組でなければ番組が放送中の番組でないことをユーザーに案内する画面や音声等を表示/再生する(ステップS405)。上記ステップS404では、有料放送の場合、必要に応じて契約情報を基にスクランブルの解除についても行う。
【0033】
TV100とTV200はそれぞれ据え置きTVとモバイルTVに限る必要はなく、番組情報転送処理開始コマンドを発行するしくみを工夫して組み合わせることは自由である。
【0034】
以上説明したとおり本発明の第1の実施の形態によれば、複数の機器間で番組を継続視聴することができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態の構成について図4を参照しながら詳細に説明する。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る視聴装置(据え置きTV,モバイルTV)の構成を示すブロック図である。
この第2の実施の形態は内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200を持って外出する場合とその逆の内蔵記録再生装置を持っているモバイルTV200で番組を視聴していたユーザーが外出先から帰宅して内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100の設置してある部屋に戻ってきた場合の実施例である。
【0035】
図4は図1と比較して、モバイルTV200内に記録再生装置401が追加された点のみが異なっている。図1と同じ構成については説明を省略し、異なる点についてのみ説明をする。
【0036】
図4において、モバイルTV200内に放送番組の画像データや音声データ・文字情報等を記録する為の記録再生装置401が設けられている。記録再生装置401は、CPU204により制御され、チューナー203により受信された信号を内部の記録媒体に記録/再生する。
【0037】
次に、本発明の第2の実施の形態の動作について図5を参照しながら詳細に説明する。
(据え置きTV100からモバイルTV200へ視聴継続する場合の動作)
まず、内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200を持って外出する場合の動作について詳細に説明する。
【0038】
図5は、内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持たないモバイルTV200を持って外出する場合の動作を示すフローチャートである。この場合はモバイルTV200が番組を記録するための記録再生装置を持っているが据え置きTV100は記録再生装置を持っていないので番組情報として選局情報および有料放送の契約情報を引き継ぐことにより視聴番組の引継ぎを行う。
【0039】
図5は図2と比較して、ステップS501が追加された点のみが異なっている。図2と同じフローチャートについては説明を省略し、異なる点についてのみ説明をする。
【0040】
図5において、CPU204はステップS203の判定の結果、現在放送中の番組であればチューナー203を選局して番組を受信し(ステップS204)、外出先に移動するときに画面を見ていられないことが有り得るので記録再生装置401で番組を記録開始する(ステップS501)。この番組の記録を自動で行うかユーザーに対して記録の確認を求めるようにするかユーザーが予め設定し選択できるようにしたり、記録前にユーザーに対して記録の確認を求めるようにするようにしたり、記録再生装置401内の記録媒体の空き記録領域が不足している場合はユーザーに対して確認を求める手順を踏むようにするのは特に図示していないが自由である。上記ステップS204では、有料放送の場合、必要に応じて契約情報を基にスクランブルの解除についても行う。
【0041】
図5では有線通信を例にとって説明を行っているが、もちろん他の検知手段を用いて番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。例えばリモートコントローラ110に存在する特定のボタン(例えば番組情報送出ボタン等:図示せず)が押されたこと、据え置きTV100の近傍で相互通信可能なモバイルTV200の電源が入れられたことを据え置きTV100が検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。或いは据え置きTV100と相互通信可能なモバイルTV200との間で基準信号を一定の時間間隔で通信を行い、この基準信号の強度がある閾値を超えたことを検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。
【0042】
また、有線による通信と、BluetoothやIEEE802.11のような無線による通信とを自動検出するような手段を組み込んでも構わない。
(モバイルTV200から据え置きTV100へ視聴継続する場合の動作)
次に、内蔵記録再生装置を持っているモバイルTV200で番組を視聴していたユーザーが外出先から帰宅して内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100の設置してある部屋に戻ってきた場合の動作については、第1の実施の形態と同じなので説明は省略する。
【0043】
以上説明したとおり本発明の第2の実施の形態によれば、複数の機器間で番組を継続視聴することができる。
(第3の実施の形態)
以下、本発明の第3の実施の形態の構成について図6を参照しながら詳細に説明する。
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る視聴装置(据え置きTV,モバイルTV)の構成を示すブロック図である。
この第3の実施の形態は内蔵記録再生装置を持つ据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200を持って外出する場合と、この逆で内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200で番組を視聴していたユーザーが内蔵記録再生装置を持つ据え置きTV100を持って外出する場合の実施例である。この場合は据え置きTV100およびモバイルTV200の両者が番組を記録するための記録再生装置を持っているので番組情報として選局情報および有料放送の契約情報と共に番組視聴位置情報(再生位置情報)を引き継ぐことにより、視聴番組の継続視聴を実現している。
【0044】
また第3の実施の形態では番組情報だけでなく、蓄積されている番組内容(映像・音声・文字情報など)を両TV間で転送することも可能となっている。番組内容データの転送は必要に応じてコード化方式の変換を行う(例えばMPEG2方式からMPEG4方式に変換する)等してデータ転送を高速に行ってもよい。
【0045】
図6は図4と比較して、据え置きTV100内に記録再生装置601が追加された点のみが異なっている。図4と同じ構成については説明を省略し、異なる点についてのみ説明をする。
【0046】
図6において、据え置きTV100内に放送番組の画像データや音声データ・文字情報等を記録する為の記録再生装置601が設けられている。記録再生装置601は、CPU104により制御され、チューナー103により受信された信号を内部の記録媒体に記録/再生する。
【0047】
次に、本発明の第3の実施の形態の動作について図7を参照しながら詳細に説明する。
(据え置きTV100からモバイルTV200へ視聴継続する場合の動作)
まず、内蔵記録再生装置を持つ据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200を持って外出する場合の動作について詳細に説明する。
【0048】
図7は、内蔵記録再生装置を持つ据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200を持って外出する場合の動作を示すフローチャートである。
【0049】
図7において、据え置きTV100内のCPU104は、据え置きTV100で放送中の番組を視聴しているとき(ステップS701)に、まず番組引継ぎモードが設定されているかどうか判定を行う(ステップS702)。CPU104はステップS702で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されている場合は、続いて有線でモバイルTV200と接続されているかどうか検知する(ステップS703)。またCPU104はステップS702で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わずステップS701に戻る。
【0050】
CPU104はステップS703で、有線でモバイルTV200と接続されていることが確認された場合は、番組情報転送処理開始コマンドを発行する(ステップS704)。CPU104はステップS703で、有線でモバイルTV200と接続されていない場合はステップS701に戻る。
【0051】
CPU104は、この番組情報処理開始コマンドにより現在放送中の番組であるかどうかを判断し(ステップS705)、放送中の番組であると判定した場合、視聴中の番組情報、例えばアナログ放送であれば放送局情報、デジタル放送であればPID等の選局情報、更には有料放送の場合には契約情報の抽出を行う(ステップS706)。
【0052】
ステップS705でCPU104が放送中の番組でないと判定した場合には記録再生装置601から再生した番組を視聴している状態なので、再生視聴中の番組情報、例えばアナログ放送であれば放送局情報、デジタル放送であればPID等の選局情報、更には有料放送の場合は契約情報、視聴位置情報(番組のどの位置まで視聴したかを示す情報)の抽出を行う(ステップS707)。
【0053】
上記ステップS706にて抽出した番組情報(選局情報+暗号化した[契約情報])またはステップS707にて抽出した番組情報(選局情報+暗号化した[契約情報]+視聴位置情報)をモバイルTV200に送信する(ステップS708)。
【0054】
ステップS706,S707では、番組がスクランブル等の暗号化がかけられておらず平文で記録されている場合は契約情報の転送は必要ない。
また、上記した視聴位置情報(番組のどの位置まで視聴したかを示す情報)とは、番組をどこまで再生していたかを示す情報で、番組の先頭からの積算時間(タイムスタンプ)、あるいはデジタル放送であれば、パケット内に記載されているPTS(Presentation Time Stamp)やDTS(Decoding Time Stamp)等のタイムスタンプを利用しても良い。
【0055】
図7では有線通信を例にとって説明を行っているが、もちろん他の検知手段を用いて番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。例えばリモートコントローラ110に存在する特定のボタン(例えば番組情報送出ボタン等:図示せず)が押されたこと、据え置きTV100の近傍で相互通信可能なモバイルTV200の電源が入れられたことを据え置きTV100が検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。或いは据え置きTV100と相互通信可能なモバイルTV200との間で基準信号を一定の時間間隔で通信を行い、この基準信号の強度がある閾値を超えたことを検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。
【0056】
また、有線による通信と、BluetoothやIEEE802.11のような無線による通信とを自動検出するような手段を組み込んでも構わない。
モバイルTV200内のCPU204は、据え置きTV100から送信された番組情報を受信する(ステップS801)。
次に、CPU204は番組情報引継ぎモードに設定されているかどうか判定を行い(ステップS802)、番組情報引継ぎモードに設定されている場合は続けて現在放送中の番組かどうか判定を行う(ステップS803)。またCPU204はステップS802で判定した結果、番組情報引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わず終了する。
【0057】
CPU204はステップS803の判定の結果、現在放送中の番組であればチューナー203を選局して番組を受信し(ステップS804)、現在放送中の番組でなければ、記録再生装置401からこれまでユーザーが視聴していた番組が記録再生装置401内の記録媒体に記録されていないか検索する(ステップS805)。上記ステップS804では、有料放送の場合、必要に応じて契約情報を基にスクランブルの解除についても行う。
【0058】
CPU204は、ステップS805での検索の結果、ステップS806にてこれまで据え置きTV100で視聴していた番組が記録再生装置401内の記録媒体に見つかった場合は、視聴位置情報を解釈し(ステップS807)、指定された位置から番組の再生を行う(ステップS808)。これにより据え置きTV100で視聴していたものと同じ番組を同じ位置からモバイルTVでも視聴を継続することができる。
【0059】
CPU204はステップS808で、これまで据え置きTV100で視聴していた番組が記録再生装置401内の記録媒体に見つからなかった場合は、映像・音声・文字情報等から構成されている番組内容そのものを据え置きTV100からデータ転送して貰うように据え置きTV100に対して番組内容の転送要求コマンドを発行する(ステップS809)。
【0060】
据え置きTV100内のCPU104は、モバイルTV200からの番組内容の転送要求コマンドを受ける(ステップS709)。
CPU104は、ステップS709で受けた番組内容の転送要求コマンドを受け入れるか否かを判定する(ステップS710)。
CPU104は、ステップS710で受け入れる場合には、指定された番組内容が記録再生装置601内の記録媒体に記録されているか否かを判定する(ステップS711)。反対にCPU104は、ステップS710で受け入れない場合には、転送要求を拒否する信号をモバイルTV200へ出力することにより、モバイルTV200内のCPU204では継続視聴をあきらめる(ステップS813)。
【0061】
CPU104は、ステップS711で、指定された番組内容が記録再生装置601内の記録媒体に記録されている場合には番組内容をモバイルTV200に転送し(ステップS712)、記録されていない場合には番組内容が存在しないことを示す信号(エラーフラグ等)をモバイルTV200に送信する(ステップS713)。
【0062】
上記ステップS712では、記録再生装置601内の記録媒体にスクランブル等の暗号化がかけられて記録されている場合は、番組内容と共に暗号化された契約情報をモバイルTV200に転送する、或いは番組内容のスクランブルを解いて番組データをモバイルTV200に転送してもよい。
【0063】
モバイルTV200内のCPU204は、ステップS713で番組内容が存在しないことを示す信号を受信すると、先のステップS813へジャンプすることによりモバイルTV200内のCPU204では継続視聴をあきらめる。
【0064】
モバイルTV200内のCPU204は、ステップS712で据え置きTV100からデータ転送されると、このデータ転送された番組内容そのものを受信し、記録再生装置401内の記録媒体に記録する(ステップS810)。
【0065】
CPU204は、据え置きTV100からデータ転送された番組内容受信して記録再生装置401で記録できたか否かを判定する(ステップS811)。
CPU204は、ステップS811にて記録できた場合には、先のステップS807の処理へジャンプすることにより継続視聴が行われる。
CPU204は、ステップS811にてデータの転送途中でデータ転送エラーが生じたり或いは他の原因で番組内容を記録再生装置401内の記録媒体に記録できなかった場合には、継続視聴をあきらめるか否かを判定する(ステップS812)。
【0066】
CPU204は、ステップS812であきらめる場合には、先のステップS813へジャンプすることによりモバイルTV200内のCPU204では継続視聴をあきらめる。また、ステップS812であきらめない場合には、先のステップS809へジャンプすることにより再度番組内容の転送を要求する。また、データ転送回線の品質が悪く転送に何度も失敗し、このステップS812の処理を実行しているような場合、転送要求をあきらめるような判断を行う。
【0067】
(モバイルTV200から据え置きTV100へ視聴継続する場合の動作)
次に、内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200で番組を持って外出していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持つ据え置きTV100で継続視聴する場合の動作について詳細に説明する。
【0068】
図8は、内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200で番組を持って外出していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持つ据え置きTV100で継続視聴する場合の動作を示すフローチャートである。
【0069】
図8において、モバイルTV200内のCPU204は、モバイルTV200で放送中の番組を視聴しているとき(ステップS901)に、まず番組引継ぎモードが設定されているかどうか判定を行う(ステップS902)。CPU204はステップS902で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されている場合は、続いて有線で据え置きTV100と接続されているかどうか検知する(ステップS903)。またCPU204はステップS902で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わずステップS901に戻る。
【0070】
CPU204はステップS903で、有線で据え置きTV100と接続されていることが確認された場合は、番組情報転送処理開始コマンドを発行する(ステップS904)。CPU204はステップS903で、有線で据え置きTV100と接続されていない場合はステップS901に戻る。
【0071】
CPU204は、この番組情報処理開始コマンドにより現在放送中の番組であるかどうかを判断し(ステップS905)、放送中の番組であると判定した場合、視聴中の番組情報、例えばアナログ放送であれば放送局情報、デジタル放送であればPID等の選局情報、更には有料放送の場合には契約情報の抽出を行う(ステップS906)。
【0072】
ステップS905でCPU204が放送中の番組でないと判定した場合には記録再生装置601から再生した番組を視聴している状態なので、再生視聴中の番組情報、例えばアナログ放送であれば放送局情報、デジタル放送であればPID等の選局情報、更には有料放送の場合は契約情報、視聴位置情報(番組のどの位置まで視聴したかを示す情報)の抽出を行う(ステップS907)。
【0073】
上記ステップS906にて抽出した番組情報(選局情報+暗号化した[契約情報])またはステップS907にて抽出した番組情報(選局情報+暗号化した[契約情報]+視聴位置情報)を据え置きTV100に送信する(ステップS908)。
【0074】
ステップS906,S907では、番組がスクランブル等の暗号化がかけられておらず平文で記録されている場合は契約情報の転送は必要ない。
また、上記した視聴位置情報(番組のどの位置まで視聴したかを示す情報)とは、番組をどこまで再生していたかを示す情報で、番組の先頭からの積算時間(タイムスタンプ)、あるいはデジタル放送であれば、パケット内に記載されているPTS(Presentation Time Stamp)やDTS(Decoding Time Stamp)等のタイムスタンプを利用しても良い。
【0075】
図8では有線通信を例にとって説明を行っているが、もちろん他の検知手段を用いて番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。例えばモバイルTV200に存在する特定のボタン(例えば番組情報送出ボタン等:図示せず)が押されたこと、モバイルTV200の近傍で相互通信可能な据え置きTV100の電源が入れられたことをモバイルTV200が検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。或いはモバイルTV200と相互通信可能な据え置きTV100との間で基準信号を一定の時間間隔で通信を行い、この基準信号の強度がある閾値を超えたことを検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。
【0076】
また、有線による通信と、BluetoothやIEEE802.11のような無線による通信とを自動検出するような手段を組み込んでも構わない。
据え置きTV100内のCPU104は、モバイルTV200から送信された番組情報を受信する(ステップS1001)。
次に、CPU104は番組情報引継ぎモードに設定されているかどうか判定を行い(ステップS1002)、番組情報引継ぎモードに設定されている場合は続けて現在放送中の番組かどうか判定を行う(ステップS1003)。またCPU104はステップS1002で判定した結果、番組情報引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わず終了する。
【0077】
CPU104はステップS1003の判定の結果、現在放送中の番組であればチューナー203を選局して番組を受信し(ステップS1004)、現在放送中の番組でなければ、記録再生装置401からこれまでユーザーが視聴していた番組が記録再生装置401内の記録媒体に記録されていないか検索する(ステップS1005)。上記ステップS1004では、有料放送の場合、必要に応じて契約情報を基にスクランブルの解除についても行う。
【0078】
CPU104は、ステップS1005での検索の結果、ステップS1006にてこれまでモバイルTV200で視聴していた番組が記録再生装置401内の記録媒体に見つかった場合は、視聴位置情報を解釈し(ステップS1007)、指定された位置から番組の再生を行う(ステップS1008)。これによりモバイルTV200で視聴していたものと同じ番組を同じ位置からモバイルTVでも視聴を継続することができる。
【0079】
CPU104はステップS1008で、これまでモバイルTV200で視聴していた番組が記録再生装置401内の記録媒体に見つからなかった場合は、映像・音声・文字情報等から構成されている番組内容そのものをモバイルTV200からデータ転送して貰うようにモバイルTV200に対して番組内容の転送要求コマンドを発行する(ステップS1009)。
【0080】
モバイルTV200内のCPU204は、据え置きTV100からの番組内容の転送要求コマンドを受ける(ステップS909)。
CPU204は、ステップS909で受けた番組内容の転送要求コマンドを受け入れるか否かを判定する(ステップS910)。
CPU204は、ステップS910で受け入れる場合には、指定された番組内容が記録再生装置601内の記録媒体に記録されているか否かを判定する(ステップS911)。反対にCPU204は、ステップS910で受け入れない場合には、転送要求を拒否する信号を据え置きTV100へ出力することにより、据え置きTV100内のCPU104では継続視聴をあきらめる(ステップS1013)。
【0081】
CPU204は、ステップS911で、指定された番組内容が記録再生装置601内の記録媒体に記録されている場合には番組内容を据え置きTV100に転送し(ステップS912)、記録されていない場合には番組内容が存在しないことを示す信号(エラーフラグ等)を据え置きTV100に送信する(ステップS913)。
【0082】
上記ステップS912では、記録再生装置601内の記録媒体にスクランブル等の暗号化がかけられて記録されている場合は、番組内容と共に暗号化された契約情報を据え置きTV100に転送する、或いは番組内容のスクランブルを解いて番組データを据え置きTV100に転送してもよい。
【0083】
据え置きTV100内のCPU104は、ステップS913で番組内容が存在しないことを示す信号を受信すると、先のステップS1013へジャンプすることにより据え置きTV100内のCPU104では継続視聴をあきらめる。
【0084】
据え置きTV100内のCPU104は、ステップS912でモバイルTV200からデータ転送されると、このデータ転送された番組内容そのものを受信し、記録再生装置401内の記録媒体に記録する(ステップS1010)。
【0085】
CPU104は、モバイルTV200からデータ転送された番組内容受信して記録再生装置401で記録できたか否かを判定する(ステップS1011)。
CPU104は、ステップS1011にて記録できた場合には、先のステップS1007の処理へジャンプすることにより継続視聴が行われる。
CPU104は、ステップS1011にてデータの転送途中でデータ転送エラーが生じたり或いは他の原因で番組内容を記録再生装置401内の記録媒体に記録できなかった場合には、継続視聴をあきらめるか否かを判定する(ステップS1012)。
【0086】
CPU104は、ステップS1012であきらめる場合には、先のステップS1013へジャンプすることにより据え置きTV100内のCPU104では継続視聴をあきらめる。また、ステップS1012であきらめない場合には、先のステップS1009へジャンプすることにより再度番組内容の転送を要求する。また、データ転送回線の品質が悪く転送に何度も失敗し、このステップS1012の処理を実行しているような場合、転送要求をあきらめるような判断を行う。
【0087】
なお、番組を継続視聴する場合、必ずしも同じ番組の同じ再生位置から再生する必要はなく、同じ番組の頭から再生するようにしても良い。また、全く同じ位置から再生するのではなく、10秒程度戻った位置から再生するようにしても良い。これにより継続視聴したとき継続視聴の繋がり部分でストーリー等が切れないようにすることができる。
【0088】
また、継続視聴先の機器に番組データを記録可能な記録装置を内蔵することで、現在放送されている番組をそのまま継続視聴させるだけでなく、継続視聴先の機器の内蔵記録装置に番組を記録しておくようにすることにより、この記録した番組をユーザーが視聴したいときに視聴することができるようになる。
【0089】
TV100とTV200はそれぞれ据え置きTVとモバイルTVに限る必要はなく、番組情報転送処理開始コマンドを発行するしくみを工夫して組み合わせることは自由である。
【0090】
以上説明したとおり本発明の第3の実施の形態によれば、複数の機器間で番組を継続視聴することができる。
(第4の実施の形態)
この第4の実施の形態は、モバイルTV200の記録再生装置401内の記録媒体の容量があまり大きいものではないであろうということを考慮し、据え置きTV100でユーザーが視聴した番組と同じ番組がモバイルTV200の記録再生装置601内の記録媒体に記録されている場合は、この番組内容データを削除する実施の形態である。
【0091】
ユーザーが番組を見終わったかどうかについては視聴位置情報(再生位置情報)によって判断可能であるので、この視聴位置情報(再生位置情報)を利用して制御を行う。
【0092】
発明の構成を示すブロック図は上記第3の実施の形態の図6と同じであるため説明は省略し、異なる動作について図9を参照しながら詳細に説明する。
図9は、内蔵記録再生装置を持つ据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200を持って外出する場合の動作を示すフローチャートである。
【0093】
図9は、上記第3の実施の形態で用いた図7に、新たにステップS1101とステップS1102の2つの処理ステップを追加しただけである。ここでは図7と同じ動作については説明を省略し、この異なる動作についてのみ説明する。
【0094】
図9において、CPU204は、ステップS805での検索の結果、ステップS806にてこれまで据え置きTV100で視聴していた番組が記録再生装置401内の記録媒体に見つかった場合は、視聴位置情報を解釈する(ステップS807)。
【0095】
次に、CPU204は、番組視聴位置情報を用いて番組は最後まで視聴されていたか否かを判定する(ステップS1101)。
次に、CPU204は、ステップS1101で番組の最後まで視聴されていると判定した場合は、記録再生装置401内の記録媒体に記録されている該当番組内容データを消去する(S1102)。またCPU204は、番組の最後まで視聴されていないと判定した場合は、ステップS808へ移り、指定された位置から番組の再生を行う。これにより据え置きTV100で視聴していたものと同じ番組を同じ位置からモバイルTVでも視聴を継続することができる。
【0096】
以上説明したとおり本発明の第4の実施の形態によれば、複数の機器間で番組を継続視聴することができる。更に、据え置きTV100の記録再生装置内の記録媒体に重複されて記録されていて視聴済の番組は自動的に消去されるので、モバイルTV200の記録再生装置601内の記録媒体を有効活用することができる。
【0097】
(第5の実施の形態)
この第5の実施の形態は、モバイルTV200と据え置きTV100間での番組内容データの転送回数を減らすため、モバイルTV200でユーザーが番組を視聴し始めると同じ番組を据え置きTV100の記録装置106で記録を開始する実施の形態である。
【0098】
モバイルTV200と据え置きTV100が相互に通信可能な状態において、モバイルTV200の電源が入っており、ユーザーが番組を視聴していることを検知した場合にモバイルTV200で視聴している番組情報(選局情報)を据え置きTV100に送信することでこの機能を実現している。
【0099】
本実施の形態では、番組情報を貰ったらその番組を記録するという“番組引継ぎ記録モード”というモードを追加し、このモードが設定されている場合はモバイルTV200から据え置きTV100に番組情報(選局情報および有料放送の場合は契約情報)を送信する。
【0100】
発明の構成を示すブロック図は上記第3の実施の形態の図6と同じであるため説明は省略し、異なる動作について図10を参照しながら詳細に説明する。
図10は、上記第3の実施の形態で用いた図8に、新たにステップS1201,ステップS1202およびステップS1301乃至ステップS1304の処理ステップを追加しただけである。ここでは図8と同じ動作については説明を省略し、この異なる動作についてのみ説明する。
【0101】
図10において、モバイルTV200内のCPU204は、モバイルTV200で放送中の番組を視聴しているとき(ステップS901)に、まず番組引継ぎ記録モードが設定されているかどうか判定を行う(ステップS1201)。CPU204はステップS1201で判定の結果、番組引継ぎ記録モードに設定されている場合は、続いて有線で据え置きTV100と接続されているかどうか検知する(ステップS903)。CPU204はステップS1201で判定の結果、番組引継ぎ記録モードに設定されていない場合は、番組引継ぎモードが設定されているかどうか判定を行う(ステップS1202)。CPU204はステップS1202で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されている場合は、上記したステップS903にて有線で据え置きTV100と接続されているかどうか検知する。またCPU204はステップS1202で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わずステップS901に戻る。
【0102】
据え置きTV100内のCPU104は、モバイルTV200から送信された番組情報を受信する(ステップS1001)。
次に、CPU104は番組情報引継ぎ記録モードに設定されているかどうか判定を行い(ステップS1301)、番組情報引継ぎ記録モードに設定されていない場合は番組情報引継ぎ記録モードに設定されているかどうか判定を行う(ステップS1002)。またCPU104はステップS1301で判定した結果、番組情報引継ぎ記録モードに設定されている場合は続けて現在放送中の番組かどうか判定を行う(ステップS1302)。
【0103】
CPU104はステップS1302の判定の結果、現在放送中の番組であればチューナー103を選局して番組を受信すると共に(ステップS1303)、記録再生装置601内の記録媒体へ記録する(ステップ1304)。また、CPU104はステップS1302の判定の結果、現在放送中の番組でなければ何も処理を行わず終了する。
【0104】
上記ステップS1303では、有料放送の場合、必要に応じて契約情報を基にスクランブルの解除についても行う。
以上説明したとおり本発明の第5の実施の形態によれば、複数の機器間で番組を継続視聴することができる。更に、モバイルTV200でユーザーが番組を視聴している放送番組を自動的に受信・記録するので、モバイルTV200と据え置きTV100間での番組内容データの転送回数を減らすことができる。
【0105】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、継続視聴する前に視聴していた番組情報を継続視聴する機器に引き継いでいるので、異なる機器間で番組を継続視聴することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る視聴装置の第1の実施の形態の構成を説明するためのブロック図。
【図2】本発明に係る視聴装置の第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート(据え置きTV100からモバイルTV200へ視聴継続する場合の動作)。
【図3】本発明に係る視聴装置の第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート(モバイルTV200から据え置きTV100へ視聴継続する場合の動作)。
【図4】本発明に係る視聴装置の第2の実施の形態に係る据え置きTVと携帯型TVの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る視聴装置の第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート(据え置きTV100からモバイルTV200へ視聴継続する場合の動作)。
【図6】本発明に係る視聴装置の第3の実施の形態に係る据え置きTVとモバイルTVの構成を示すブロック図。
【図7】本発明に係る視聴装置の第3の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート(据え置きTV100からモバイルTV200へ視聴継続する場合の動作)。
【図8】本発明に係る視聴装置の第3の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート(モバイルTV200から据え置きTV100へ視聴継続する場合の動作)。
【図9】本発明に係る視聴装置の第4の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート(据え置きTV100からモバイルTV200へ視聴継続する場合の動作)。
【図10】本発明に係る視聴装置の第5の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート(モバイルTV200から据え置きTV100へ視聴継続する場合の動作)。
【符号の説明】
100…据え置きTV、101,201…表示部、102,202…受信アンテナ、103,203…チューナー、104,204…CPU、105,205…メモリ、107,207…インターフェイス部、108,208…受信部、109,209…送信部、110…コマンド受信部、200…モバイルTV、210…コマンド入力部、401,601…記録再生装置。
【発明の属する技術分野】
この発明は、テレビジョン放送や番組を視聴する視聴装置および視聴方法に関し、特に例えば携帯端末のような第1の視聴装置から据え置きTVのような第2の視聴装置へ継続視聴可能な視聴装置および視聴方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯端末と据え置きTVとの連携に関する技術については、例えば特開2000−181421号公報「親子連携型表示システム」に記載されている。この文献では、画像情報は大画面の親機(据え置きTV)で見ながら、文字などの関連情報はユーザーの手元あるいは近傍にある子機(携帯型端末も可能)で見ることを可能とするものである。実際には、大型の据え置きTV(親機)と小型のTV(子機)を連動させて親機から特に文字情報で提供されるような番組情報をユーザーの手元にある子機に送信し、文字情報の視認度を向上させている。また、文字情報の他、画像や音声情報,タイムシフト視聴の情報等を子機に送信することについても記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来技術においては据え置きTV(親機)からモバイル(携帯型)TV(子機)に番組の表示のための情報を転送するのみで、番組の選局情報や視聴位置情報を据え置きTV(親機)とモバイルTV(子機)とで共有していない。このため例えば据え置きTVで見ていた番組を外出するあるいは別の部屋に移動する等してその部屋から離れた場合に、自分でモバイルTVの選局を設定し直さなければ同じ番組を継続して視聴することができなかった。
【0004】
この発明は、据え置きTVとモバイルTVとの間で番組の選局情報を引き継ぐことにより、例えば、据え置きTVで見ていた番組を外出するあるいは別の部屋に移動する等してその部屋から離れた場合に手元のモバイルTVで同じ番組の継続視聴することを可能とする、視聴装置および視聴方法を提供することを目的とする。
【0005】
また、特にモバイルTVと据え置きTVに蓄積装置が内蔵されている場合には、据え置きTVとモバイルTVとの間で、ユーザーが番組をどこまで視聴していたかを判断するための視聴位置情報を引き継ぐことにより、据え置きTVとモバイルTVとで同じ番組を同じ位置から継続視聴することが可能とする、視聴装置および視聴方法を提供することを目的とする。
【0006】
また、機器を変えて継続視聴することができる使い勝手の良い、視聴装置および視聴方法を提供することを目的とする。
また、継続視聴する側の機器の電源を手動でONさせることなく継続視聴を開始することができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明においては、表示する動画を指定する指定手段と、
この指定手段により指定された動画を出力する動画出力手段と、この動画出力手段から入力された前記動画を表示する表示手段と、ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付ける受付手段と、この受付手段により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記動画を継続視聴するための継続視聴情報を他の視聴装置へ出力する継続視聴情報出力手段とを備えたことを特徴とする視聴装置を提供する。
【0008】
また、上記の目的を達成するために、この発明においては、表示する動画を指定する指定手段と、この指定手段により指定された動画を出力する第1の動画出力手段と、この第1の動画出力手段から入力された前記動画を表示する第1の表示手段と、ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付ける受付手段と、この受付手段により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記動画を継続視聴するための継続視聴情報を出力する継続視聴情報出力手段とを備えた装置から、前記継続視聴情報が入力される継続視聴情報入力端と、前記第1の動画出力手段とは異なる第2の動画出力手段と、前記継続視聴情報入力端から入力された前記継続視聴情報に応じた動画を前記第2の動画出力手段から出力させる継続視聴制御手段と、
【0009】
この継続視聴制御手段により制御の結果、前記第2の動画出力手段から出力された動画を表示する第2の表示手段とを備えたことを特徴とする視聴装置を提供する。
また、上記の目的を達成するために、この発明においては、指定装置により、表示する動画を指定し、動画出力装置により、前記指定装置によって指定された動画を出力し、表示装置により、前記動画出力装置から入力された前記動画を表示し、受付装置により、ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付け、継続視聴情報出力装置により、前記受付装置により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記動画を継続視聴するための継続視聴情報を他の視聴装置へ出力することを特徴とする視聴方法を提供する。
【0010】
また、上記の目的を達成するために、この発明においては、表示する動画を指定する指定装置と、前記指定装置により指定された動画を出力する第1の動画出力装置と、この第1の動画出力装置から入力された前記動画を表示する第1の表示装置と、ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付ける受付装置と、前記受付装置により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記動画を継続視聴するための継続視聴情報を出力する継続視聴情報出力装置とを備えた装置から、継続視聴情報入力端に前記継続視聴情報が入力され、継続視聴制御装置により、前記継続視聴情報入力端から入力された前記継続視聴情報に応じた動画を前記第1の動画出力装置とは異なる第2の動画出力装置から出力させ、第2の表示装置により、前記継続視聴制御装置により制御の結果、前記第2の動画出力装置から出力された動画を表示することを特徴とする視聴方法を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
本明細書中、コンテンツとは、映画、TV番組等そのプログラムを識別可能なものであれば何であっても良い。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態の構成について図1を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る視聴装置(据え置きTV,モバイルTV)の構成を示すブロック図である。
この第1の実施の形態は、内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが内蔵記録再生装置を持たないモバイルTV200を持って外出する場合とその逆の内蔵記録再生装置を持たないモバイルTV200で番組を視聴していたユーザーが外出先から帰宅して内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100の設置してある部屋に戻ってきた場合の例である。この場合は両者とも番組を記録するための記録再生装置を持たないので番組情報として選局情報および有料放送の契約情報を引き継ぐことにより、視聴番組の引継ぎを行う。契約情報に関しては機密保持の為に暗号化を行い情報を転送するために、契約情報の記録されたICカードを差し替える、或いは契約情報の記録されたICカードを据え置きTV100とモバイルTV200の両者に挿入する等が必要である。
【0012】
図1において、100は家庭の居間などに置かれる据え置き型の大型テレビ(据え置きTV)、101はテレビ画面を表示する為の表示部、102は据え置きTV100に接続され、外部からのTV放送電波を受信する為の受信アンテナ、103は受信した信号を選局する為のチューナー、104は据え置きTV100の各種制御を行う制御部の中心となるCPU(Central Processing Unit)、105はCPU104が実行する制御プログラムを記憶する記憶領域とメモリ作業領域を有するメモリ、107は外部機器からのデータ送受信部やコマンド受信部とのインターフェイス部、108は外部機器と有線あるいは無線によりデータ通信を行う為の受信部、同様に109はデータ通信を行う為の送信部、110は据え置きTV100の外部からコマンドを送信して据え置きTV100の制御を行うリモートコントローラ(いわゆるリモコン)、111はリモートコントローラ110からのコマンドの受信を行うコマンド受信部である。
【0013】
200は持ち運んで使用する小型の携帯用テレビ(モバイルTV)、201はテレビ画面を表示する為の表示部、202はモバイルTV200に接続され、外部からのTV放送電波を受信する為の受信アンテナ、203は受信した信号を選局する為のチューナー、204はモバイルTV200の制御部の中心となるCPU、205はCPU204が実行する制御プログラムを記憶する記憶領域とメモリ作業領域を有するメモリ、207は外部機器からのデータ送受信部やコマンド受信部とのインターフェイス部、208は外部機器と有線あるいは無線によりデータ通信を行う為の受信部、同様に209はデータ通信を行う為の送信部、210はコマンド入力をするコマンド入力部である。
【0014】
以上説明した通り、据え置きTV100とモバイルTV200はほぼ同じ構成をしている。異なるのはモバイルTV200が持ち運んで使用するために携帯に便利なように軽量で小型なTVであり、機器自体にコマンド入力をする装置(コマンド入力部210)を持っていることである。
【0015】
据え置きTV100とモバイルTV200とは、データ送信部109,208及びデータ受信部108,208を用いて相互に有線あるいは無線でデータを送受信可能な構成となっている。
【0016】
次に、本発明の第1の実施の形態の動作について図2を参照しながら詳細に説明する。
(据え置きTV100からモバイルTV200へ視聴継続する場合の動作)
まず、内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持たないモバイルTV200を持って外出する場合の動作について詳細に説明する。
【0017】
図2は、内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持たないモバイルTV200を持って外出する場合の動作を示すフローチャートである。この場合は両者とも番組を記録するための記録再生装置を持たないので番組情報として選局情報を引き継ぐことにより視聴番組の引継ぎを行う。
【0018】
図2において据え置きTV100内のCPU104は、据え置きTV100で放送中の番組を視聴しているとき(ステップS101)に、まず番組引継ぎモードが設定されているかどうか判定を行う(ステップS102)。CPU104はステップS102で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されている場合は、続いて有線でモバイルTV200と接続されているかどうか検知する(ステップS103)。またCPU104はステップS102で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わずステップS101に戻る。
【0019】
CPU104はステップS103で、有線でモバイルTV200と接続されていることが確認された場合は、番組情報転送処理開始コマンドを発行する(ステップS104)。CPU104はステップS103で、有線でモバイルTV200と接続されていない場合はステップS101に戻る。
【0020】
CPU104はステップS104で発行された番組情報転送処理開始コマンドにより、視聴中の番組情報、例えば、アナログ放送であれば放送局情報、デジタル放送であればPID(Packet Identification)等の選局情報の抽出を行い、更に有料放送の場合は契約情報の抽出も行い(ステップS105)、抽出した選局情報および必要に応じて暗号化した契約情報を番組情報としてモバイルTV200に送信する(ステップS106)。
【0021】
図2では有線での通信を例にとって説明を行っているが、もちろん他の検知手段を用いて番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。例えばリモートコントローラ110に存在する特定のボタン(例えば番組情報送出ボタン等:図示せず)が押されたこと、据え置きTV100の近傍で相互通信可能なモバイルTV200の電源が入れられたことを据え置きTV100が検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。或いは据え置きTV100と相互通信可能なモバイルTV200との間で基準信号を一定の時間間隔で通信を行い、この基準信号の強度がある閾値を超えたことを検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。
【0022】
また、有線による通信と、BluetoothやIEEE802.11のような無線による通信とを自動検出するような手段を組み込んでも構わない。
また、モバイルTV200の電源が切れていた場合でも、モバイルTV200のデータ受信部208,インターフェイス部207,CPU204,メモリ205だけ動作させておく待機状態のときにデータ受信部208が選局情報を受け取ると、CPU204は自動的に継続視聴する側の機器(この例ではモバイルTV200)の電源をONして前記選局情報に応じた選局を行うようにしても良い。これにより継続視聴する側の機器の電源を手動でONさせることなく継続視聴を開始することができる。これについては以下、全ての実施の形態でも同様に適用することができる。
【0023】
モバイルTV200内のCPU204は、据え置きTV100から送信された番組情報を受信する(ステップS201)。
次に、CPU204は番組情報引継ぎモードに設定されているかどうか判定を行い(ステップS202)、番組情報引継ぎモードに設定されている場合は続けて現在放送中の番組かどうか判定を行う(ステップS203)。またCPU204はステップS202で判定した結果、番組情報引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わず終了する。
【0024】
CPU204はステップS203の判定の結果、現在放送中の番組であればチューナー203を選局して番組を受信し(ステップS204)、現在放送中の番組でなければ、番組が現在放送中の番組でないことをユーザーに案内する画面や音声等を表示/再生する(ステップS205)。上記ステップS204では、有料放送の場合、必要に応じて契約情報を基にスクランブルの解除についても行う。
【0025】
(モバイルTV200から据え置きTV100へ視聴継続する場合の動作)
次に、内蔵記録再生装置を持たないモバイルTV200で番組を視聴していたユーザーが外出先から帰宅して内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100の設置してある部屋に戻ってきた場合の動作について詳細に説明する。
【0026】
図3は、内蔵記録再生装置を持たないモバイルTV200で番組を視聴していたユーザーが外出先から帰宅して内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100の設置してある部屋に戻ってきて、据え置きTV100で引き続き同じ番組を視聴する場合の動作を示すフローチャートである。この場合は両者とも番組を記録するための記録再生装置を持たないので番組情報として選局情報を引き継ぐことにより視聴番組の引継ぎを行う。
【0027】
図3においてモバイルTV200内のCPU204は、モバイルTV200で放送中の番組を視聴しているとき(ステップS301)に、まず番組引継ぎモードが設定されているかどうか判定を行う(ステップS302)。CPU104はステップS302で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されている場合は、続いて有線で据え置きTV100と接続されているかどうか検知する(ステップS303)。またCPU204はステップS302で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わずステップS301に戻る。
【0028】
CPU204はステップS303で、有線で据え置きTV100と接続されていることが確認された場合は、番組情報転送処理開始コマンドを発行する(ステップS304)。CPU204はステップS303で、有線で据え置きTV100と接続されていない場合はステップS301に戻る。
【0029】
CPU204はステップS304で発行された番組情報転送処理開始コマンドにより、視聴中の番組情報、例えば、アナログ放送であれば放送局情報、デジタル放送であればPID(Packet Identification)等の選局情報の抽出を行い、更に有料放送の場合は契約情報の抽出も行い(ステップS305)、抽出した選局情報および必要に応じて暗号化した契約情報を番組情報として据え置きTV100に送信する(ステップS306)。
【0030】
図3では有線通信を例にとって説明を行っているが、もちろん他の検知手段を用いて番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。例えばモバイルTVに存在する特定のボタン(例えば番組情報送出ボタン等:図示せず)が押されたこと、モバイルTV200の近傍で相互通信可能な据え置きTV100の電源が入れられたことをモバイルTV200が検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。或いは据え置きTV100と相互通信可能なモバイルTV200との間で基準信号を一定の時間間隔で通信を行い、この基準信号の強度がある閾値を超えたことを検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。
【0031】
また、有線による通信と、BluetoothやIEEE802.11のような無線による通信とを自動検出するような手段を組み込んでも構わない。
据え置きTV100内のCPU104は、モバイルTV200から送信された番組情報を受信する(ステップS401)。
次に、CPU104は番組情報引継ぎモードに設定されているかどうか判定を行い(ステップS402)、番組情報引継ぎモードに設定されている場合は続けて現在放送中の番組かどうか判定を行う(ステップS403)。またCPU104はステップS402で判定の結果、番組情報引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わない。
【0032】
CPU104はステップS403の判定の結果、現在放送中の番組であればチューナー103を選局して番組を受信し(ステップS404)、
現在放送中の番組でなければ番組が放送中の番組でないことをユーザーに案内する画面や音声等を表示/再生する(ステップS405)。上記ステップS404では、有料放送の場合、必要に応じて契約情報を基にスクランブルの解除についても行う。
【0033】
TV100とTV200はそれぞれ据え置きTVとモバイルTVに限る必要はなく、番組情報転送処理開始コマンドを発行するしくみを工夫して組み合わせることは自由である。
【0034】
以上説明したとおり本発明の第1の実施の形態によれば、複数の機器間で番組を継続視聴することができる。
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態の構成について図4を参照しながら詳細に説明する。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る視聴装置(据え置きTV,モバイルTV)の構成を示すブロック図である。
この第2の実施の形態は内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200を持って外出する場合とその逆の内蔵記録再生装置を持っているモバイルTV200で番組を視聴していたユーザーが外出先から帰宅して内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100の設置してある部屋に戻ってきた場合の実施例である。
【0035】
図4は図1と比較して、モバイルTV200内に記録再生装置401が追加された点のみが異なっている。図1と同じ構成については説明を省略し、異なる点についてのみ説明をする。
【0036】
図4において、モバイルTV200内に放送番組の画像データや音声データ・文字情報等を記録する為の記録再生装置401が設けられている。記録再生装置401は、CPU204により制御され、チューナー203により受信された信号を内部の記録媒体に記録/再生する。
【0037】
次に、本発明の第2の実施の形態の動作について図5を参照しながら詳細に説明する。
(据え置きTV100からモバイルTV200へ視聴継続する場合の動作)
まず、内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200を持って外出する場合の動作について詳細に説明する。
【0038】
図5は、内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持たないモバイルTV200を持って外出する場合の動作を示すフローチャートである。この場合はモバイルTV200が番組を記録するための記録再生装置を持っているが据え置きTV100は記録再生装置を持っていないので番組情報として選局情報および有料放送の契約情報を引き継ぐことにより視聴番組の引継ぎを行う。
【0039】
図5は図2と比較して、ステップS501が追加された点のみが異なっている。図2と同じフローチャートについては説明を省略し、異なる点についてのみ説明をする。
【0040】
図5において、CPU204はステップS203の判定の結果、現在放送中の番組であればチューナー203を選局して番組を受信し(ステップS204)、外出先に移動するときに画面を見ていられないことが有り得るので記録再生装置401で番組を記録開始する(ステップS501)。この番組の記録を自動で行うかユーザーに対して記録の確認を求めるようにするかユーザーが予め設定し選択できるようにしたり、記録前にユーザーに対して記録の確認を求めるようにするようにしたり、記録再生装置401内の記録媒体の空き記録領域が不足している場合はユーザーに対して確認を求める手順を踏むようにするのは特に図示していないが自由である。上記ステップS204では、有料放送の場合、必要に応じて契約情報を基にスクランブルの解除についても行う。
【0041】
図5では有線通信を例にとって説明を行っているが、もちろん他の検知手段を用いて番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。例えばリモートコントローラ110に存在する特定のボタン(例えば番組情報送出ボタン等:図示せず)が押されたこと、据え置きTV100の近傍で相互通信可能なモバイルTV200の電源が入れられたことを据え置きTV100が検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。或いは据え置きTV100と相互通信可能なモバイルTV200との間で基準信号を一定の時間間隔で通信を行い、この基準信号の強度がある閾値を超えたことを検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。
【0042】
また、有線による通信と、BluetoothやIEEE802.11のような無線による通信とを自動検出するような手段を組み込んでも構わない。
(モバイルTV200から据え置きTV100へ視聴継続する場合の動作)
次に、内蔵記録再生装置を持っているモバイルTV200で番組を視聴していたユーザーが外出先から帰宅して内蔵記録再生装置を持たない据え置きTV100の設置してある部屋に戻ってきた場合の動作については、第1の実施の形態と同じなので説明は省略する。
【0043】
以上説明したとおり本発明の第2の実施の形態によれば、複数の機器間で番組を継続視聴することができる。
(第3の実施の形態)
以下、本発明の第3の実施の形態の構成について図6を参照しながら詳細に説明する。
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る視聴装置(据え置きTV,モバイルTV)の構成を示すブロック図である。
この第3の実施の形態は内蔵記録再生装置を持つ据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200を持って外出する場合と、この逆で内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200で番組を視聴していたユーザーが内蔵記録再生装置を持つ据え置きTV100を持って外出する場合の実施例である。この場合は据え置きTV100およびモバイルTV200の両者が番組を記録するための記録再生装置を持っているので番組情報として選局情報および有料放送の契約情報と共に番組視聴位置情報(再生位置情報)を引き継ぐことにより、視聴番組の継続視聴を実現している。
【0044】
また第3の実施の形態では番組情報だけでなく、蓄積されている番組内容(映像・音声・文字情報など)を両TV間で転送することも可能となっている。番組内容データの転送は必要に応じてコード化方式の変換を行う(例えばMPEG2方式からMPEG4方式に変換する)等してデータ転送を高速に行ってもよい。
【0045】
図6は図4と比較して、据え置きTV100内に記録再生装置601が追加された点のみが異なっている。図4と同じ構成については説明を省略し、異なる点についてのみ説明をする。
【0046】
図6において、据え置きTV100内に放送番組の画像データや音声データ・文字情報等を記録する為の記録再生装置601が設けられている。記録再生装置601は、CPU104により制御され、チューナー103により受信された信号を内部の記録媒体に記録/再生する。
【0047】
次に、本発明の第3の実施の形態の動作について図7を参照しながら詳細に説明する。
(据え置きTV100からモバイルTV200へ視聴継続する場合の動作)
まず、内蔵記録再生装置を持つ据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200を持って外出する場合の動作について詳細に説明する。
【0048】
図7は、内蔵記録再生装置を持つ据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200を持って外出する場合の動作を示すフローチャートである。
【0049】
図7において、据え置きTV100内のCPU104は、据え置きTV100で放送中の番組を視聴しているとき(ステップS701)に、まず番組引継ぎモードが設定されているかどうか判定を行う(ステップS702)。CPU104はステップS702で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されている場合は、続いて有線でモバイルTV200と接続されているかどうか検知する(ステップS703)。またCPU104はステップS702で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わずステップS701に戻る。
【0050】
CPU104はステップS703で、有線でモバイルTV200と接続されていることが確認された場合は、番組情報転送処理開始コマンドを発行する(ステップS704)。CPU104はステップS703で、有線でモバイルTV200と接続されていない場合はステップS701に戻る。
【0051】
CPU104は、この番組情報処理開始コマンドにより現在放送中の番組であるかどうかを判断し(ステップS705)、放送中の番組であると判定した場合、視聴中の番組情報、例えばアナログ放送であれば放送局情報、デジタル放送であればPID等の選局情報、更には有料放送の場合には契約情報の抽出を行う(ステップS706)。
【0052】
ステップS705でCPU104が放送中の番組でないと判定した場合には記録再生装置601から再生した番組を視聴している状態なので、再生視聴中の番組情報、例えばアナログ放送であれば放送局情報、デジタル放送であればPID等の選局情報、更には有料放送の場合は契約情報、視聴位置情報(番組のどの位置まで視聴したかを示す情報)の抽出を行う(ステップS707)。
【0053】
上記ステップS706にて抽出した番組情報(選局情報+暗号化した[契約情報])またはステップS707にて抽出した番組情報(選局情報+暗号化した[契約情報]+視聴位置情報)をモバイルTV200に送信する(ステップS708)。
【0054】
ステップS706,S707では、番組がスクランブル等の暗号化がかけられておらず平文で記録されている場合は契約情報の転送は必要ない。
また、上記した視聴位置情報(番組のどの位置まで視聴したかを示す情報)とは、番組をどこまで再生していたかを示す情報で、番組の先頭からの積算時間(タイムスタンプ)、あるいはデジタル放送であれば、パケット内に記載されているPTS(Presentation Time Stamp)やDTS(Decoding Time Stamp)等のタイムスタンプを利用しても良い。
【0055】
図7では有線通信を例にとって説明を行っているが、もちろん他の検知手段を用いて番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。例えばリモートコントローラ110に存在する特定のボタン(例えば番組情報送出ボタン等:図示せず)が押されたこと、据え置きTV100の近傍で相互通信可能なモバイルTV200の電源が入れられたことを据え置きTV100が検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。或いは据え置きTV100と相互通信可能なモバイルTV200との間で基準信号を一定の時間間隔で通信を行い、この基準信号の強度がある閾値を超えたことを検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。
【0056】
また、有線による通信と、BluetoothやIEEE802.11のような無線による通信とを自動検出するような手段を組み込んでも構わない。
モバイルTV200内のCPU204は、据え置きTV100から送信された番組情報を受信する(ステップS801)。
次に、CPU204は番組情報引継ぎモードに設定されているかどうか判定を行い(ステップS802)、番組情報引継ぎモードに設定されている場合は続けて現在放送中の番組かどうか判定を行う(ステップS803)。またCPU204はステップS802で判定した結果、番組情報引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わず終了する。
【0057】
CPU204はステップS803の判定の結果、現在放送中の番組であればチューナー203を選局して番組を受信し(ステップS804)、現在放送中の番組でなければ、記録再生装置401からこれまでユーザーが視聴していた番組が記録再生装置401内の記録媒体に記録されていないか検索する(ステップS805)。上記ステップS804では、有料放送の場合、必要に応じて契約情報を基にスクランブルの解除についても行う。
【0058】
CPU204は、ステップS805での検索の結果、ステップS806にてこれまで据え置きTV100で視聴していた番組が記録再生装置401内の記録媒体に見つかった場合は、視聴位置情報を解釈し(ステップS807)、指定された位置から番組の再生を行う(ステップS808)。これにより据え置きTV100で視聴していたものと同じ番組を同じ位置からモバイルTVでも視聴を継続することができる。
【0059】
CPU204はステップS808で、これまで据え置きTV100で視聴していた番組が記録再生装置401内の記録媒体に見つからなかった場合は、映像・音声・文字情報等から構成されている番組内容そのものを据え置きTV100からデータ転送して貰うように据え置きTV100に対して番組内容の転送要求コマンドを発行する(ステップS809)。
【0060】
据え置きTV100内のCPU104は、モバイルTV200からの番組内容の転送要求コマンドを受ける(ステップS709)。
CPU104は、ステップS709で受けた番組内容の転送要求コマンドを受け入れるか否かを判定する(ステップS710)。
CPU104は、ステップS710で受け入れる場合には、指定された番組内容が記録再生装置601内の記録媒体に記録されているか否かを判定する(ステップS711)。反対にCPU104は、ステップS710で受け入れない場合には、転送要求を拒否する信号をモバイルTV200へ出力することにより、モバイルTV200内のCPU204では継続視聴をあきらめる(ステップS813)。
【0061】
CPU104は、ステップS711で、指定された番組内容が記録再生装置601内の記録媒体に記録されている場合には番組内容をモバイルTV200に転送し(ステップS712)、記録されていない場合には番組内容が存在しないことを示す信号(エラーフラグ等)をモバイルTV200に送信する(ステップS713)。
【0062】
上記ステップS712では、記録再生装置601内の記録媒体にスクランブル等の暗号化がかけられて記録されている場合は、番組内容と共に暗号化された契約情報をモバイルTV200に転送する、或いは番組内容のスクランブルを解いて番組データをモバイルTV200に転送してもよい。
【0063】
モバイルTV200内のCPU204は、ステップS713で番組内容が存在しないことを示す信号を受信すると、先のステップS813へジャンプすることによりモバイルTV200内のCPU204では継続視聴をあきらめる。
【0064】
モバイルTV200内のCPU204は、ステップS712で据え置きTV100からデータ転送されると、このデータ転送された番組内容そのものを受信し、記録再生装置401内の記録媒体に記録する(ステップS810)。
【0065】
CPU204は、据え置きTV100からデータ転送された番組内容受信して記録再生装置401で記録できたか否かを判定する(ステップS811)。
CPU204は、ステップS811にて記録できた場合には、先のステップS807の処理へジャンプすることにより継続視聴が行われる。
CPU204は、ステップS811にてデータの転送途中でデータ転送エラーが生じたり或いは他の原因で番組内容を記録再生装置401内の記録媒体に記録できなかった場合には、継続視聴をあきらめるか否かを判定する(ステップS812)。
【0066】
CPU204は、ステップS812であきらめる場合には、先のステップS813へジャンプすることによりモバイルTV200内のCPU204では継続視聴をあきらめる。また、ステップS812であきらめない場合には、先のステップS809へジャンプすることにより再度番組内容の転送を要求する。また、データ転送回線の品質が悪く転送に何度も失敗し、このステップS812の処理を実行しているような場合、転送要求をあきらめるような判断を行う。
【0067】
(モバイルTV200から据え置きTV100へ視聴継続する場合の動作)
次に、内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200で番組を持って外出していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持つ据え置きTV100で継続視聴する場合の動作について詳細に説明する。
【0068】
図8は、内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200で番組を持って外出していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持つ据え置きTV100で継続視聴する場合の動作を示すフローチャートである。
【0069】
図8において、モバイルTV200内のCPU204は、モバイルTV200で放送中の番組を視聴しているとき(ステップS901)に、まず番組引継ぎモードが設定されているかどうか判定を行う(ステップS902)。CPU204はステップS902で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されている場合は、続いて有線で据え置きTV100と接続されているかどうか検知する(ステップS903)。またCPU204はステップS902で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わずステップS901に戻る。
【0070】
CPU204はステップS903で、有線で据え置きTV100と接続されていることが確認された場合は、番組情報転送処理開始コマンドを発行する(ステップS904)。CPU204はステップS903で、有線で据え置きTV100と接続されていない場合はステップS901に戻る。
【0071】
CPU204は、この番組情報処理開始コマンドにより現在放送中の番組であるかどうかを判断し(ステップS905)、放送中の番組であると判定した場合、視聴中の番組情報、例えばアナログ放送であれば放送局情報、デジタル放送であればPID等の選局情報、更には有料放送の場合には契約情報の抽出を行う(ステップS906)。
【0072】
ステップS905でCPU204が放送中の番組でないと判定した場合には記録再生装置601から再生した番組を視聴している状態なので、再生視聴中の番組情報、例えばアナログ放送であれば放送局情報、デジタル放送であればPID等の選局情報、更には有料放送の場合は契約情報、視聴位置情報(番組のどの位置まで視聴したかを示す情報)の抽出を行う(ステップS907)。
【0073】
上記ステップS906にて抽出した番組情報(選局情報+暗号化した[契約情報])またはステップS907にて抽出した番組情報(選局情報+暗号化した[契約情報]+視聴位置情報)を据え置きTV100に送信する(ステップS908)。
【0074】
ステップS906,S907では、番組がスクランブル等の暗号化がかけられておらず平文で記録されている場合は契約情報の転送は必要ない。
また、上記した視聴位置情報(番組のどの位置まで視聴したかを示す情報)とは、番組をどこまで再生していたかを示す情報で、番組の先頭からの積算時間(タイムスタンプ)、あるいはデジタル放送であれば、パケット内に記載されているPTS(Presentation Time Stamp)やDTS(Decoding Time Stamp)等のタイムスタンプを利用しても良い。
【0075】
図8では有線通信を例にとって説明を行っているが、もちろん他の検知手段を用いて番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。例えばモバイルTV200に存在する特定のボタン(例えば番組情報送出ボタン等:図示せず)が押されたこと、モバイルTV200の近傍で相互通信可能な据え置きTV100の電源が入れられたことをモバイルTV200が検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。或いはモバイルTV200と相互通信可能な据え置きTV100との間で基準信号を一定の時間間隔で通信を行い、この基準信号の強度がある閾値を超えたことを検知して番組情報転送処理開始コマンドの発行を行っても構わない。
【0076】
また、有線による通信と、BluetoothやIEEE802.11のような無線による通信とを自動検出するような手段を組み込んでも構わない。
据え置きTV100内のCPU104は、モバイルTV200から送信された番組情報を受信する(ステップS1001)。
次に、CPU104は番組情報引継ぎモードに設定されているかどうか判定を行い(ステップS1002)、番組情報引継ぎモードに設定されている場合は続けて現在放送中の番組かどうか判定を行う(ステップS1003)。またCPU104はステップS1002で判定した結果、番組情報引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わず終了する。
【0077】
CPU104はステップS1003の判定の結果、現在放送中の番組であればチューナー203を選局して番組を受信し(ステップS1004)、現在放送中の番組でなければ、記録再生装置401からこれまでユーザーが視聴していた番組が記録再生装置401内の記録媒体に記録されていないか検索する(ステップS1005)。上記ステップS1004では、有料放送の場合、必要に応じて契約情報を基にスクランブルの解除についても行う。
【0078】
CPU104は、ステップS1005での検索の結果、ステップS1006にてこれまでモバイルTV200で視聴していた番組が記録再生装置401内の記録媒体に見つかった場合は、視聴位置情報を解釈し(ステップS1007)、指定された位置から番組の再生を行う(ステップS1008)。これによりモバイルTV200で視聴していたものと同じ番組を同じ位置からモバイルTVでも視聴を継続することができる。
【0079】
CPU104はステップS1008で、これまでモバイルTV200で視聴していた番組が記録再生装置401内の記録媒体に見つからなかった場合は、映像・音声・文字情報等から構成されている番組内容そのものをモバイルTV200からデータ転送して貰うようにモバイルTV200に対して番組内容の転送要求コマンドを発行する(ステップS1009)。
【0080】
モバイルTV200内のCPU204は、据え置きTV100からの番組内容の転送要求コマンドを受ける(ステップS909)。
CPU204は、ステップS909で受けた番組内容の転送要求コマンドを受け入れるか否かを判定する(ステップS910)。
CPU204は、ステップS910で受け入れる場合には、指定された番組内容が記録再生装置601内の記録媒体に記録されているか否かを判定する(ステップS911)。反対にCPU204は、ステップS910で受け入れない場合には、転送要求を拒否する信号を据え置きTV100へ出力することにより、据え置きTV100内のCPU104では継続視聴をあきらめる(ステップS1013)。
【0081】
CPU204は、ステップS911で、指定された番組内容が記録再生装置601内の記録媒体に記録されている場合には番組内容を据え置きTV100に転送し(ステップS912)、記録されていない場合には番組内容が存在しないことを示す信号(エラーフラグ等)を据え置きTV100に送信する(ステップS913)。
【0082】
上記ステップS912では、記録再生装置601内の記録媒体にスクランブル等の暗号化がかけられて記録されている場合は、番組内容と共に暗号化された契約情報を据え置きTV100に転送する、或いは番組内容のスクランブルを解いて番組データを据え置きTV100に転送してもよい。
【0083】
据え置きTV100内のCPU104は、ステップS913で番組内容が存在しないことを示す信号を受信すると、先のステップS1013へジャンプすることにより据え置きTV100内のCPU104では継続視聴をあきらめる。
【0084】
据え置きTV100内のCPU104は、ステップS912でモバイルTV200からデータ転送されると、このデータ転送された番組内容そのものを受信し、記録再生装置401内の記録媒体に記録する(ステップS1010)。
【0085】
CPU104は、モバイルTV200からデータ転送された番組内容受信して記録再生装置401で記録できたか否かを判定する(ステップS1011)。
CPU104は、ステップS1011にて記録できた場合には、先のステップS1007の処理へジャンプすることにより継続視聴が行われる。
CPU104は、ステップS1011にてデータの転送途中でデータ転送エラーが生じたり或いは他の原因で番組内容を記録再生装置401内の記録媒体に記録できなかった場合には、継続視聴をあきらめるか否かを判定する(ステップS1012)。
【0086】
CPU104は、ステップS1012であきらめる場合には、先のステップS1013へジャンプすることにより据え置きTV100内のCPU104では継続視聴をあきらめる。また、ステップS1012であきらめない場合には、先のステップS1009へジャンプすることにより再度番組内容の転送を要求する。また、データ転送回線の品質が悪く転送に何度も失敗し、このステップS1012の処理を実行しているような場合、転送要求をあきらめるような判断を行う。
【0087】
なお、番組を継続視聴する場合、必ずしも同じ番組の同じ再生位置から再生する必要はなく、同じ番組の頭から再生するようにしても良い。また、全く同じ位置から再生するのではなく、10秒程度戻った位置から再生するようにしても良い。これにより継続視聴したとき継続視聴の繋がり部分でストーリー等が切れないようにすることができる。
【0088】
また、継続視聴先の機器に番組データを記録可能な記録装置を内蔵することで、現在放送されている番組をそのまま継続視聴させるだけでなく、継続視聴先の機器の内蔵記録装置に番組を記録しておくようにすることにより、この記録した番組をユーザーが視聴したいときに視聴することができるようになる。
【0089】
TV100とTV200はそれぞれ据え置きTVとモバイルTVに限る必要はなく、番組情報転送処理開始コマンドを発行するしくみを工夫して組み合わせることは自由である。
【0090】
以上説明したとおり本発明の第3の実施の形態によれば、複数の機器間で番組を継続視聴することができる。
(第4の実施の形態)
この第4の実施の形態は、モバイルTV200の記録再生装置401内の記録媒体の容量があまり大きいものではないであろうということを考慮し、据え置きTV100でユーザーが視聴した番組と同じ番組がモバイルTV200の記録再生装置601内の記録媒体に記録されている場合は、この番組内容データを削除する実施の形態である。
【0091】
ユーザーが番組を見終わったかどうかについては視聴位置情報(再生位置情報)によって判断可能であるので、この視聴位置情報(再生位置情報)を利用して制御を行う。
【0092】
発明の構成を示すブロック図は上記第3の実施の形態の図6と同じであるため説明は省略し、異なる動作について図9を参照しながら詳細に説明する。
図9は、内蔵記録再生装置を持つ据え置きTV100で番組を視聴していたユーザーが、内蔵記録再生装置を持つモバイルTV200を持って外出する場合の動作を示すフローチャートである。
【0093】
図9は、上記第3の実施の形態で用いた図7に、新たにステップS1101とステップS1102の2つの処理ステップを追加しただけである。ここでは図7と同じ動作については説明を省略し、この異なる動作についてのみ説明する。
【0094】
図9において、CPU204は、ステップS805での検索の結果、ステップS806にてこれまで据え置きTV100で視聴していた番組が記録再生装置401内の記録媒体に見つかった場合は、視聴位置情報を解釈する(ステップS807)。
【0095】
次に、CPU204は、番組視聴位置情報を用いて番組は最後まで視聴されていたか否かを判定する(ステップS1101)。
次に、CPU204は、ステップS1101で番組の最後まで視聴されていると判定した場合は、記録再生装置401内の記録媒体に記録されている該当番組内容データを消去する(S1102)。またCPU204は、番組の最後まで視聴されていないと判定した場合は、ステップS808へ移り、指定された位置から番組の再生を行う。これにより据え置きTV100で視聴していたものと同じ番組を同じ位置からモバイルTVでも視聴を継続することができる。
【0096】
以上説明したとおり本発明の第4の実施の形態によれば、複数の機器間で番組を継続視聴することができる。更に、据え置きTV100の記録再生装置内の記録媒体に重複されて記録されていて視聴済の番組は自動的に消去されるので、モバイルTV200の記録再生装置601内の記録媒体を有効活用することができる。
【0097】
(第5の実施の形態)
この第5の実施の形態は、モバイルTV200と据え置きTV100間での番組内容データの転送回数を減らすため、モバイルTV200でユーザーが番組を視聴し始めると同じ番組を据え置きTV100の記録装置106で記録を開始する実施の形態である。
【0098】
モバイルTV200と据え置きTV100が相互に通信可能な状態において、モバイルTV200の電源が入っており、ユーザーが番組を視聴していることを検知した場合にモバイルTV200で視聴している番組情報(選局情報)を据え置きTV100に送信することでこの機能を実現している。
【0099】
本実施の形態では、番組情報を貰ったらその番組を記録するという“番組引継ぎ記録モード”というモードを追加し、このモードが設定されている場合はモバイルTV200から据え置きTV100に番組情報(選局情報および有料放送の場合は契約情報)を送信する。
【0100】
発明の構成を示すブロック図は上記第3の実施の形態の図6と同じであるため説明は省略し、異なる動作について図10を参照しながら詳細に説明する。
図10は、上記第3の実施の形態で用いた図8に、新たにステップS1201,ステップS1202およびステップS1301乃至ステップS1304の処理ステップを追加しただけである。ここでは図8と同じ動作については説明を省略し、この異なる動作についてのみ説明する。
【0101】
図10において、モバイルTV200内のCPU204は、モバイルTV200で放送中の番組を視聴しているとき(ステップS901)に、まず番組引継ぎ記録モードが設定されているかどうか判定を行う(ステップS1201)。CPU204はステップS1201で判定の結果、番組引継ぎ記録モードに設定されている場合は、続いて有線で据え置きTV100と接続されているかどうか検知する(ステップS903)。CPU204はステップS1201で判定の結果、番組引継ぎ記録モードに設定されていない場合は、番組引継ぎモードが設定されているかどうか判定を行う(ステップS1202)。CPU204はステップS1202で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されている場合は、上記したステップS903にて有線で据え置きTV100と接続されているかどうか検知する。またCPU204はステップS1202で判定の結果、番組引継ぎモードに設定されていない場合は何も処理を行わずステップS901に戻る。
【0102】
据え置きTV100内のCPU104は、モバイルTV200から送信された番組情報を受信する(ステップS1001)。
次に、CPU104は番組情報引継ぎ記録モードに設定されているかどうか判定を行い(ステップS1301)、番組情報引継ぎ記録モードに設定されていない場合は番組情報引継ぎ記録モードに設定されているかどうか判定を行う(ステップS1002)。またCPU104はステップS1301で判定した結果、番組情報引継ぎ記録モードに設定されている場合は続けて現在放送中の番組かどうか判定を行う(ステップS1302)。
【0103】
CPU104はステップS1302の判定の結果、現在放送中の番組であればチューナー103を選局して番組を受信すると共に(ステップS1303)、記録再生装置601内の記録媒体へ記録する(ステップ1304)。また、CPU104はステップS1302の判定の結果、現在放送中の番組でなければ何も処理を行わず終了する。
【0104】
上記ステップS1303では、有料放送の場合、必要に応じて契約情報を基にスクランブルの解除についても行う。
以上説明したとおり本発明の第5の実施の形態によれば、複数の機器間で番組を継続視聴することができる。更に、モバイルTV200でユーザーが番組を視聴している放送番組を自動的に受信・記録するので、モバイルTV200と据え置きTV100間での番組内容データの転送回数を減らすことができる。
【0105】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、継続視聴する前に視聴していた番組情報を継続視聴する機器に引き継いでいるので、異なる機器間で番組を継続視聴することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る視聴装置の第1の実施の形態の構成を説明するためのブロック図。
【図2】本発明に係る視聴装置の第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート(据え置きTV100からモバイルTV200へ視聴継続する場合の動作)。
【図3】本発明に係る視聴装置の第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート(モバイルTV200から据え置きTV100へ視聴継続する場合の動作)。
【図4】本発明に係る視聴装置の第2の実施の形態に係る据え置きTVと携帯型TVの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明に係る視聴装置の第2の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート(据え置きTV100からモバイルTV200へ視聴継続する場合の動作)。
【図6】本発明に係る視聴装置の第3の実施の形態に係る据え置きTVとモバイルTVの構成を示すブロック図。
【図7】本発明に係る視聴装置の第3の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート(据え置きTV100からモバイルTV200へ視聴継続する場合の動作)。
【図8】本発明に係る視聴装置の第3の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート(モバイルTV200から据え置きTV100へ視聴継続する場合の動作)。
【図9】本発明に係る視聴装置の第4の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート(据え置きTV100からモバイルTV200へ視聴継続する場合の動作)。
【図10】本発明に係る視聴装置の第5の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート(モバイルTV200から据え置きTV100へ視聴継続する場合の動作)。
【符号の説明】
100…据え置きTV、101,201…表示部、102,202…受信アンテナ、103,203…チューナー、104,204…CPU、105,205…メモリ、107,207…インターフェイス部、108,208…受信部、109,209…送信部、110…コマンド受信部、200…モバイルTV、210…コマンド入力部、401,601…記録再生装置。
Claims (10)
- 表示する動画を指定する指定手段と、
この指定手段により指定された動画を出力する動画出力手段と、
この動画出力手段から入力された前記動画を表示する表示手段と、
ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付ける受付手段と、
この受付手段により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記動画を継続視聴するための継続視聴情報を他の視聴装置へ出力する継続視聴情報出力手段とを備えたことを特徴とする視聴装置。 - 表示する動画を指定する指定手段と、この指定手段により指定された動画を出力する第1の動画出力手段と、この第1の動画出力手段から入力された前記動画を表示する第1の表示手段と、ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付ける受付手段と、この受付手段により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記動画を継続視聴するための継続視聴情報を出力する継続視聴情報出力手段とを備えた装置から、前記継続視聴情報が入力される継続視聴情報入力端と、
前記第1の動画出力手段とは異なる第2の動画出力手段と、
前記継続視聴情報入力端から入力された前記継続視聴情報に応じた動画を前記第2の動画出力手段から出力させる継続視聴制御手段と、
この継続視聴制御手段により制御の結果、前記第2の動画出力手段から出力された動画を表示する第2の表示手段とを備えたことを特徴とする視聴装置。 - テレビジョン放送を受信するチューナと、
このチューナが受信した番組を表示する表示手段と、
ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付ける受付手段と、
この受付手段により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記番組を選局するための選局情報を他の視聴装置へ出力する選局情報出力手段とを備えたことを特徴とする視聴装置。 - テレビジョン放送を受信する第1のチューナと、この第1のチューナが受信した番組を表示する第1の表示手段と、ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付ける受付手段と、この受付手段により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記番組を視聴するための選局情報を出力する選局情報出力手段とを備えた装置から、前記選局情報が入力される選局情報入力端と、
この選局情報入力端から入力された前記選局情報に応じたテレビジョン放送の番組を選局受信する第2のチューナと、
この第2のチューナが受信した番組を表示する第2の表示手段とを備えたことを特徴とする視聴装置。 - テレビジョン放送を受信する第1のチューナと、この第1のチューナが受信した番組を表示する第1の表示手段と、ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付ける受付手段と、この受付手段により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記番組を視聴するための選局情報を出力する選局情報出力手段とを備えた装置から、前記選局情報が入力される選局情報入力端と、
この選局情報入力端から入力された前記選局情報に応じたテレビジョン放送の番組を選局受信する第2のチューナと、
この第2のチューナが受信した番組を記録媒体へ記録する記録手段と、
前記記録媒体へ記録された前記番組を再生する再生手段とを備えたことを特徴とする視聴装置。 - 記録媒体に記録されているコンテンツを再生する再生手段と、
この再生手段が再生したコンテンツを表示する表示手段と、
ユーザーにより入力された前記コンテンツを継続視聴するための継続視聴指示を受け付ける受付手段と、
この受付手段により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記コンテンツを視聴するための継続視聴情報を他の視聴装置へ出力する継続視聴情報出力手段とを備えたことを特徴とする視聴装置。 - 第1の記録媒体に記録されているコンテンツを再生する第1の再生手段と、この第1の再生手段が再生したコンテンツを表示する第1の表示手段と、ユーザーにより入力された前記コンテンツを継続視聴するための継続視聴指示を受け付ける受付手段と、この受付手段により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記コンテンツを視聴するための継続視聴情報を他の視聴装置へ出力する継続視聴情報出力手段とを備えた装置から、前記継続視聴情報が入力される継続視聴情報入力端と、
この継続視聴情報入力端から入力された前記継続視聴情報に応じたコンテンツを第2の記録媒体から検索する検索手段と、
この検索手段により検索されたコンテンツを再生する第2の再生手段と、
この第2の再生手段が再生したコンテンツを表示する第2の表示手段とを備えたことを特徴とする視聴装置。 - 前記継続視聴情報は前記コンテンツの再生位置情報を含み、前記第2の再生手段は前記検索手段により検索されたコンテンツを前記再生位置情報に応じた位置から再生を開始する手段を備えたことを特徴とする請求項7に記載の視聴装置。
- 指定手段により、表示する動画を指定し、
動画出力手段により、前記指定手段によって指定された動画を出力し、
表示手段により、前記動画出力手段から入力された前記動画を表示し、
受付手段により、ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付け、
継続視聴情報出力手段により、前記受付手段により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記動画を継続視聴するための継続視聴情報を他の視聴装置へ出力することを特徴とする視聴方法。 - 表示する動画を指定する指定手段と、前記指定手段により指定された動画を出力する第1の動画出力手段と、この第1の動画出力手段から入力された前記動画を表示する第1の表示手段と、ユーザーにより入力された前記番組を継続視聴するための継続視聴指示を受け付ける受付手段と、前記受付手段により受け付けられた前記継続視聴指示に応じて前記動画を継続視聴するための継続視聴情報を出力する継続視聴情報出力手段とを備えた装置から、継続視聴情報入力端に前記継続視聴情報が入力され、
継続視聴制御手段により、前記継続視聴情報入力端から入力された前記継続視聴情報に応じた動画を前記第1の動画出力手段とは異なる第2の動画出力手段から出力させ、
第2の表示手段により、前記継続視聴制御手段により制御の結果、前記第2の動画出力手段から出力された動画を表示することを特徴とする視聴方法。
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