JP4578161B2 - 携帯型電子装置 - Google Patents

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本発明は、他のテレビ視聴装置の視聴番組を自動的に自装置の視聴対象としたり、他のテレビ視聴装置の視聴番組を自動的に別の他のテレビ視聴装置の視聴対象とする機能を備えたテレビ付き携帯電話機、携帯型電子装置、及び、テレビ視聴装置に関する。
リモコン装置にテレビ視聴機能を具備させ、該リモコン装置にて視聴しているチャンネルの情報を、所定のキー操作に応答して遠隔操作対象のテレビ視聴装置へ送信し、該送信先のテレビ視聴装置にて当該チャンネルの受信・表示を継続する機能を備えた装置が提案されている(特許文献1,参照)。この装置では、通常はリモコン装置でテレビ放送を視聴し、大画面で見たい場面になると大型のテレビ視聴装置に切り換えるため、大型のテレビ視聴装置の視聴時間を低減することができる。このため、電力消費を低減できるとともに、受像管の寿命を長くできる効果がある。
特開平6−303452号公報。
例えば、客間でテレビを視聴していた時に家族に来客があったため、自室へ移動して続きを視聴する場合には、自室のテレビをオンした後、そのチャンネル(番組)を客間のテレビと同じチャンネル(番組)に設定する必要がある。
また、帰宅途中にテレビ付き携帯電話機で視聴していた番組を、自宅のテレビ視聴装置で継続して視聴する場合には、自宅のテレビをオンした後、そのチャンネル(番組)をテレビ付き携帯電話機と同じチャンネル(番組)に設定する必要がある。
本発明は、別のテレビと同じ番組を視聴する場合に、そのチャンネル(番組)の設定操作を不要とすることを目的とする。
本発明は、下記[1]〜[7]のように構成される。
[1]構成1:
視聴情報で指示されるテレビ放送を受信して映像等出力するテレビ視聴機能と近距離無線通信機能とを備えた携帯電話機であって、
前記テレビ視聴機能により受信されるテレビ放送を特定する視聴情報又は前記近距離無線通信機能により受信される視聴情報を取得して所定の視聴情報メモリに記憶する記憶制御手段と、
前記視聴情報メモリが持つ最新の視聴情報を読み出して前記近距離無線通信機能を介して外部機器へ送信する送信制御手段と、
テレビ放送の視聴開始が指令されると前記視聴情報メモリが持つ最新の視聴情報を読み出して前記テレビ視聴機能に与える視聴制御手段と、
を有することを特徴とする携帯電話機。
映像等出力するとは、受信した情報を、映像、音声、文字等を用い、ユーザが五感で知覚可能な形態で出力することをいう。
近距離無線通信方式は、通常の部屋程度の広さの範囲で無線通信可能な方式であればよく、例えば、ブルートゥース(Bluetooth)を挙げることができる。
視聴情報は、視聴した放送や、視聴している放送を特定できる情報であればよい。アナログ放送であれば、チャンネル(テレビ局)を挙げることができる。また、地上波デジタル放送であれば、チャンネル(テレビ局)とイベントID又は番組名を挙げることができる。なお、チャンネルとテレビ局とは必ずしも一致しないが、地域が特定されれば一致するため、ここでは、チャンネル=テレビ局とする。
記憶制御手段が視聴情報メモリのデータを最新の視聴情報で更新するように制御する場合、つまり、従前のデータと今回の視聴情報を比較して、従前のデータが古い場合には該従前のデータを消去して今回の視聴情報を記憶し、従前のデータが新しい場合には何も記憶しないように制御する場合には、送信制御手段や視聴制御手段が視聴情報メモリから読み出すデータは、最新か否かをチェックするまでもなく、最新の視聴情報となる。上記の構成は、かかる場合をも含む。
[2]構成2:
構成1に於いて、
前記記憶制御手段は、取得した視聴情報の日時が前記視聴情報メモリが保持する視聴情報の日時よりも新しいことを条件として、当該取得した視聴情報を記憶する、
ことを特徴とする携帯電話機。
日時とは、受信されるテレビ放送から視聴情報を取得した日時、又は、視聴情報を視聴情報メモリに記憶した日時である。
[3]構成3:
構成1に於いて、
前記記憶制御手段は、前記テレビ視聴機能が動作中でないことを条件として、前記近距離無線通信機能により受信される視聴情報を記憶する、
ことを特徴とする携帯電話機。
テレビ視聴機能が動作中の場合は他の装置から受信される視聴情報は記憶されない。このため、視聴終了後にテレビをオフし、その後、オンした場合には、オフ直前に視聴していたチャンネル・イベントの映像等出力、又は、オフ後に他の装置から受信されて記憶された視聴情報に基づくチャンネル・イベントの映像等出力が行なわれる。
[4]構成4:
構成1に於いて、
前記送信制御手段は、所定のタイミング毎に前記近距離無線通信機能を介して外部機器へ視聴情報の送信を要求する、
ことを特徴とする携帯電話機。
所定のタイミング毎とは、例えば、1秒毎、5秒毎、10秒毎、30秒毎、1分毎、5分毎等、付近のテレビ視聴装置の視聴対象(チャンネル・イベント)を反映していると見做せる程度の間隔をおいたタイミングである。
[5]構成5:
構成4に於いて、
前記送信制御手段は、外部機器から受信される送信要求に応じて、又は所定のタイミング毎に、又は視聴番組の切換に応じて、視聴情報を送信する、
ことを特徴とする携帯電話機。
番組が切り換えられた時は、当該装置の視聴情報として付近の装置が持っている情報が正しく無くなった時であるから、切換後の視聴情報を送信する。これにより、付近の装置は、正しい視聴情報を持つことができる。
[6]構成6:
近距離無線通信機能を備えた携帯型電子装置であって、
前記近距離無線通信機能により受信される状態情報を取得して所定の状態情報メモリに記憶する記憶制御手段と、
前記状態情報メモリが持つ最新の状態情報を読み出して前記近距離無線通信機能を介して外部機器へ送信する送信制御手段と、
を有することを特徴とする携帯型電子装置。
近距離無線通信方式は、病院の待合室程度の広さの範囲で無線通信可能な方式であればよく、例えば、ブルートゥース(Bluetooth)を挙げることができる。
携帯型電子装置としては、例えば、携帯電話機、腕時計、PDA、ICカード、リモコン等、個人が携帯できる電子機器を挙げることができる。
状態情報としては、先述の視聴情報の他に、例えば、付近のコンピュータで起動されているアプリケーションを特定する情報、自動車の座席の設定位置を特定する情報、エアコンの温度やモード等の設定状態を特定する情報、等を挙げることができる。
構成6の装置を用いると、例えば、会社のコンピュータで実行していたアプリケーションを、帰宅後に自宅のコンピュータを起動した時に自動的に起動したり、自分の自動車から会社の自動車に乗り換えて運転を開始する時に、座席の位置やシートバックの角度等の設定を自動的に自分に合わせたり、部屋を移動してエアコンをオンした時に、温度等の設定を自動的に好みの設定に合わせる等が可能となる。但し、それぞれの機器が対応する機能を具備していることが条件となる。
構成6の装置に、前記構成2〜5と同様の構成を取り入れてもよい。なお、「視聴」の部分を、「状態情報」が想定する機能に応じて適宜に読み替えるものとする。
[7]構成7:
視聴情報で指示されるテレビ放送を受信して映像等出力するテレビ視聴機能と近距離無線通信機能とを備えたテレビ視聴装置であって、
前記テレビ視聴機能により受信されるテレビ放送を指示する視聴情報又は前記近距離無線通信機能により受信される視聴情報を取得して所定の視聴情報メモリに記憶する記憶制御手段と、
前記視聴情報メモリが持つ最新の視聴情報を読み出して前記近距離無線通信機能を介して外部機器へ送信する送信制御手段と、
テレビ放送の視聴開始が指令されると前記視聴情報メモリが持つ最新の視聴情報を読み出して前記テレビ視聴機能に与える視聴制御手段と、
を有することを特徴とするテレビ視聴装置。
構成1に於いて、携帯電話機という限定を解除した構成である。
構成7の装置に、前記構成2〜5と同様の構成を取り入れてもよい。
構成1の携帯電話機は、視聴情報で指示されるテレビ放送を受信して映像等出力するテレビ視聴機能と近距離無線通信機能とを備え、前記テレビ視聴機能により受信されるテレビ放送を特定する視聴情報又は前記近距離無線通信機能により受信される視聴情報を取得して所定の視聴情報メモリに記憶する記憶制御手段と、前記視聴情報メモリが持つ最新の視聴情報を読み出して前記近距離無線通信機能を介して外部機器へ送信する送信制御手段と、テレビ放送の視聴開始が指令されると前記視聴情報メモリが持つ最新の視聴情報を読み出して前記テレビ視聴機能に与える視聴制御手段とを有するため、付近の装置(据え置き型のテレビ視聴装置等)が持つ視聴情報を視聴情報メモリに記憶しておき、テレビ放送の視聴開始が指令されると、最新の視聴情報が指すチャンネル(番組)を自動的に設定して視聴開始できる。
構成6の携帯型電子装置は、近距離無線通信機能を備え、前記近距離無線通信機能により受信される状態情報を取得して所定の状態情報メモリに記憶する記憶制御手段と、前記状態情報メモリが持つ最新の状態情報を読み出して前記近距離無線通信機能を介して外部機器へ送信する送信制御手段とを有するため、例えば、会社のコンピュータで実行していたアプリケーションを自宅のコンピュータを起動した時に自動的に起動したり、自分の自動車から会社の自動車に乗り換えて運転を開始する時に座席の位置等の設定を自動的に自分に合わせたり、部屋を移動してエアコンをオンした時に温度等の設定を自動的に好みの設定に合わせる等を可能とすることができる。
構成7のテレビ視聴装置は、視聴情報で指示されるテレビ放送を受信して映像等出力するテレビ視聴機能と近距離無線通信機能とを備え、前記テレビ視聴機能により受信されるテレビ放送を指示する視聴情報又は前記近距離無線通信機能により受信される視聴情報を取得して所定の視聴情報メモリに記憶する記憶制御手段と、前記視聴情報メモリが持つ最新の視聴情報を読み出して前記近距離無線通信機能を介して外部機器へ送信する送信制御手段と、テレビ放送の視聴開始が指令されると前記視聴情報メモリが持つ最新の視聴情報を読み出して前記テレビ視聴機能に与える視聴制御手段とを有するため、付近の装置(テレビ付き携帯電話機等)が持つ視聴情報を視聴情報メモリに記憶しておき、テレビ放送の視聴開始が指令されると、最新の視聴情報が指すチャンネル(番組)を自動的に設定して視聴開始できる。
以下、本発明の実施の形態を図を参照して説明する。
[1]機器の連携の概要:
図1は実施の形態の各機器(居間に設置されているテレビ視聴装置10、テレビ付き携帯電話機20、車載テレビ視聴装置30)の連携を示す説明図であり、図2は各機器間のデータ送受信を説明するブロック図である。
居間に於いて、テレビ付き携帯電話機20とテレビ視聴装置10は、それぞれの近距離無線通信機を介して視聴情報を送受信して、それぞれの視聴情報メモリに記憶する。
所有者の移動に伴い、テレビ付き携帯電話機20が居間から自動車へ移動すると、今度は、テレビ付き携帯電話機20と車載テレビ視聴装置30が、それぞれの近距離無線通信機を介して視聴情報を送受信して、それぞれの視聴情報メモリに記憶する。
送受信のタイミングや手順、受信した視聴情報をそれぞれの視聴情報メモリに記憶するか否か等の規則は、フローチャート(図4)に即して後述する。
[2]携帯電話機20の機能:
本発明の実施の形態では、視聴情報を機器間で送受信してそれぞれの視聴情報メモリに記憶する機器連携に於いて、テレビ付き携帯電話機20が主要な機能を果たす。このテレビ付き携帯電話機20の機能を、図3を参照して簡単に説明する。
携帯電話機としての機能:
携帯電話機としての構成要素は、アンテナ259、電話用送受信回路221、チャネルコーデック222、音声コーデック223、マイク251、スピーカ252、入力装置254、表示装置255、及び制御装置210である。
アンテナ259で受信された電話電波は、電話用送受信回路221で復調され、チャネルコーデック222で分解されて必要なチャネルの音声信号が取り出され、音声コーデック223でアナログ信号に変換され、スピーカ252から音声として出力される。
一方、マイク251から入力された音声は、音声コーデック223によりデジタル化され、制御装置210からの制御信号とともにチャネルコーデック222にてTDMA(又はCDMAでもよい)信号へ変換され、電話用送受信回路221にて変調されて、アンテナ259から送出される。
着信が検出されると制御装置210は報知音をスピーカ252から出力する。なお、不図示のバイブレータを振動させるようにしてもよい(マナーモードの場合)。
入力装置254は、呼出相手先の電話番号の入力、モードの設定若しくは切り換え(電話モード/テレビ視聴モード/ビデオ録画モード,の切り換え等)や、携帯電話機やテレビ/ビデオ視聴装置に於いて必要とされる種々の入力に用いられる。
表示装置255は、着信/呼出相手先の電話番号の表示や、モードの表示、メールの表示等、携帯電話機として必要な種々の表示に用いられる。
また、表示装置255は、テレビ/ビデオ映像の表示に用いられる。
テレビ視聴装置としての機能:
テレビ視聴装置としての構成要素は、アンテナ259、テレビ用受信回路231、デスクランブラ232、デマルチプレクサ233、デコーダ(例:MPEGデコーダ)234、音声処理回路235、スピーカ252、映像処理回路236、表示装置255、入力装置254、及び制御装置210である。
アンテナ259で受信されたテレビ電波は、テレビ用受信回路231にて選局・復調・誤り訂正され、デスクランブラ232によりスクランブルを解除されてトランスポートストリーム(TS)が取り出される。このトランスポートストリーム(TS)からデマルチプレクサ233にて必要な番組のパケットが取り出され、更にサービスインフォメーション(SI)が取得され、クロックが再生される。取り出されたパケットは、デコーダ234にて音声データと映像データに復号され、それぞれ、音声処理回路235によりアナログの音声信号に変換されてスピーカ252から音声として出力され、映像処理回路236により表示装置255に適合する走査フォーマットのアナログのビデオ信号に変換されて表示装置255から映像として出力される。
テレビ視聴の開始が指令されると、制御装置210は記憶装置211内の視聴情報メモリから最新の視聴情報(後述のように最新の視聴情報が更新されて記憶されている)を読み出して、該視聴情報が指す番組(チャンネル・イベント)に視聴対象を設定して、テレビ視聴(音声・映像出力)を開始する。
録画装置としての機能:
録画装置257は、録画時には、トランスポートストリームからデマルチプレクサ233により取り出した所望の番組のパケットを、内蔵の記録装置(例:ハードディスク、メモリ等,不図示)に記録する。
また、録画装置257は、再生時には、記録したパケットを順に取り出してデコーダ234へ送って復号し、映像及び音声として出力する。
なお、圧縮状態のパケットではなく、デコーダ234にて復号した後のデータを記録するように構成してもよい。復号後のデータを録画した場合には、再生時には、デコードすることなく、音声処理回路235や映像処理回路236へ出力することとなる。
近距離無線通信機能:
制御装置210は、所定の番組調査タイミング毎に、又は、近距離無線通信機270を介して入力される視聴情報の要求に応答して、又は、テレビ視聴機能に於いて視聴番組が切り換えられる毎に、記憶装置211内の視聴情報メモリに蓄積している視聴情報を読み出して、近距離無線通信機270を介して送信する。
近距離無線通信機270としては、ここでは、ブルートゥース(Bluetooh)方式の無線通信機を用いるものとする。
また、制御装置210は、所定の番組調査タイミング毎に、近距離無線通信機270を介して周辺の機器へ視聴情報の送信を要求する。
[3]機器の連携の詳細:
図4のフローチャートに即して、及び、図5〜図6の視聴情報メモリのデータの推移を参照して、機器連携の詳細を説明する。なお、図4はテレビ付き携帯電話機の制御手順であるが、特徴点(視聴情報の送受信・記憶)の制御手順は、居間に設置のテレビ視聴装置10や車載のテレビ視聴装置30でも同様である。
(a)番組調査タイミング到来時(S01〜S05):
所定の時間間隔で到来する番組調査タイミングになると(S01でYES)、制御装置210は、記憶装置211の視聴情報メモリから最新の視聴情報(後述のS21に示すように最新の視聴情報が更新されて記憶されている)を読み出して無線通信機270を介して送信するとともに(S03)、付近のテレビ視聴装置に対して、視聴情報の送信を要求する(S05)。なお、ブルートゥース方式の無線通信機270は、同方式の近距離無線通信機を備えた装置の有無を調べて、有る場合には当該装置の近距離無線通信機との間でデータの送受信が可能なように設定を行なっているものとする。
視聴情報として、本例の各装置では、図5や図6に示すように、チャンネル番号、イベント番号、テレビ視聴機能の状態(視聴中/待機中)、更新日時、同期機能の状態(オン/オフ)を採用している。
同期機能の状態とは、付近のテレビ視聴装置との間で視聴情報の送受信を行なうか否かを規定するデータであり、同期機能オンの場合にのみ、図4に示す処理(ステップS01〜S53の処理)が可能とされる。
また、チャンネル番号とイベント番号は、視聴番組を特定する情報である。即ち、地上波デジタル放送では、図6(b)に示すように、1テレビ局から1チャンネルが放送されるとともに、1チャンネルに3イベントが多重されており、放送内容(番組)がイベント毎に異なるため、視聴番組の特定には、チャンネル番号とイベント番号が必要となる。なお、テレビ付き携帯電話機向けの地上波デジタル放送の場合、現時点では1チャンネルに1イベントのみであるが、他のテレビ視聴装置の視聴情報との関連付け(送受信と状態に応じて行なう更新)のために、イベント番号も必要となる。
(b)視聴情報の受信時(S11〜S21):
付近の装置から視聴情報が受信されると(S11でYES)、自装置のテレビ視聴機能が待機中であるか、又は視聴中であるかをチェックする(S13)。具体的には、自装置の視聴情報メモリの状態項目(図5の中段の状態項目を参照)のデータを調べる。
その結果、自装置のテレビ視聴機能の状態が視聴中の場合は(S13でNO)、ステップS15〜S21の処理は行なわない。つまり、受信された視聴情報を無視する。
一方、自装置のテレビ視聴機能の状態が待機中の場合は(S13でYES)、当該視聴情報の送信元装置のテレビ視聴機能が待機中であるか、又は視聴中であるかをチェックする(S15)。具体的には、今回受信した視聴情報の状態項目(図5の上段の状態項目を参照)のデータを調べる。
その結果、送信元装置のテレビ視聴機能の状態が視聴中の場合は(S15でNO)、直ちにステップS21の処理へ進む。即ち、自装置の視聴情報メモリのデータを、受信した視聴情報で更新する(S21;図5の中段〜下段のデータ推移を参照)。
一方、送信元装置のテレビ視聴機能の状態が待機中の場合は(S15でYES)、自装置の視聴情報メモリの更新日時項目(図5の中段の更新日時項目を参照)のデータと、今回受信した送信元装置の視聴情報の更新日時項目(図5の上段の更新日時項目を参照)のデータの、新旧を調べる(S17)。
その結果、自装置の視聴情報メモリの更新日時が新しい場合は(S19でNO)、ステップS21の処理は行なわない。つまり、受信された視聴情報を無視する。
一方、自装置の視聴情報メモリの更新日時が古い場合は(S19でYES)、ステップS21の処理へ進む。即ち、自装置の視聴情報メモリのデータを、受信した視聴情報で更新する(S21;図5の中段〜下段のデータ推移を参照)。
このように、視聴情報が外部機器から受信された場合には、自装置のテレビ視聴機能が待機中であるか視聴中であるか、及び、送信元の装置のテレビ視聴機能が待機中であるか視聴中であるかに応じて、それぞれ異なる処理を実行する。
なお、図5は、自装置がテレビ付き携帯電話機20で、付近の装置が居間に設置のテレビ視聴装置10の場合の視聴情報メモリのデータの推移を示すが、図6(a)は、自装置が車載のテレビ視聴装置30で、付近の装置がテレビ付き携帯電話機20の場合の視聴情報メモリのデータの推移を示す。
(c)番組切換時(S31〜S35):
自装置のテレビ視聴機能で視聴番組(チャンネル・ID)が切り換えられると(S31でYES)、記憶装置211の視聴情報メモリの視聴情報を番組切換後の視聴情報で更新するとともに(S33)、更新後の視聴情報を無線通信機270を介して付近の外部機器へ送信する(S35)。即ち、番組の切換を直ちに付近の装置へ知らせる。
(d)視聴情報の送信要求受信時(S41〜S43):
付近の装置から視聴情報の送信要求が受信されると(S41でYES)、記憶装置211の視聴情報メモリから最新の視聴情報(S21に示すように最新の視聴情報が更新されて記憶されている)を読み出して、無線通信機270を介して当該送信元の装置へ送信する(S43)。
(e)視聴開始時(S51〜S53):
自装置のテレビ視聴機能で視聴開始が指令されると(S51でYES)、記憶装置211の視聴情報メモリから視聴情報を読み出して、そのチャンネル番号とイベント番号で指示される番組を視聴対象として設定する(S53)。これにより、視聴情報が指す番組の視聴が開始される。
[4]構成6の携帯型電子装置の場合:
図4のフローチャートに於いて、視聴情報を機器の種別に応じた状態情報(実行中のアプリケーションを特定する情報/自動車座席の設定状態を特定する情報/エアコンの温度等の設定状態を特定する情報,等)と読み替えるとともに、番組の切換(S31)を状態の切換に読み替え、視聴開始(S51)を動作開始に読み替えることで、携帯型電子装置が対象とする機器としての処理が可能となる。なお、携帯型電子装置自体はアプリケーションの実行/座席の状態の設定/温度設定等の機能を実行する装置ではないため、自装置が待機中か否かをチェックするステップS13、状態の切換に関するステップS31〜S35、動作開始に関するステップS51〜S53は不要である。
本発明の全体概念を示す説明図。 図1内のテレビと携帯電話機の構成を示すブロック図。 図2内のテレビ付き携帯電話機の20の構成を示すブロック図。 テレビ付き携帯電話機20の制御手順を示すフローチャート。 居間設置テレビ10とテレビ付き携帯電話機20の視聴情報の送受によりテレビ付き携帯電話機20の視聴情報メモリが更新される様子を示す説明図。 (a)はテレビ付き携帯電話機20と車載テレビ30の視聴情報の送受により車載テレビ30の視聴情報メモリが更新される様子を示す説明図、(b)は地上波デジタル放送の1チャンネルのデータ構成を示す説明図。
符号の説明
10 居間に設置されるテレビ
20 テレビ付き携帯電話機
30 車載テレビ

Claims (3)

  1. 外部機器より送信されるチャンネル情報を受信する携帯型電子装置であって、
    外部機器から送信されるチャンネル情報を保存する情報保存部と、
    テレビ放送の受信を開始する場合に、前記情報保存部に保存されたチャンネル情報に基づいたテレビ放送を受信する放送受信部と
    前記放送受信部により受信したテレビ放送に係る映像を出力する映像出力部と
    前記映像出力部により映像を出力している場合は、前記外部機器より送信されるチャンネル情報を保存しない制御部と
    を備えたことを特徴とする携帯型電子装置。
  2. 外部機器より送信されるチャンネル情報を受信する携帯型電子装置であって
    外部機器から送信されるチャンネル情報を保存する情報保存部と、
    テレビ放送の受信を開始する場合に、前記情報保存部に保存されたチャンネル情報に基づいたテレビ放送を受信する放送受信部と、
    前記放送受信部により受信したテレビ放送に係る映像を出力する映像出力部と、
    前記映像出力部により映像を出力している場合において前記外部機器からチャンネル情報を受信したときは、前記チャンネル情報を保存しない保存制御部と、
    を備えたことを特徴とする携帯型電子装置
  3. 所定のタイミング毎に、前記外部機器対してチャンネル情報の送信を要求する情報要求部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯型電子装置
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