JP2004047654A - 基板位置決め装置及び基板処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御部10は、回転駆動機構6によって半導体ウエハWを略一周回転させ、この時に検出機構9の受光部に入射する光量の変化から、半導体ウエハWの周縁部に形成されたノッチを検出するとともに、基板載置台5の回転中心からの半導体ウエハWの中心の偏心を検出する。この後、更に、半導体ウエハWを所定角度回転させ、最初に半導体ウエハWを略一周回転させた際に得られたデータと、更に半導体ウエハWを回転させた際に得られたデータとを比較することにより、半導体ウエハWの位置ずれ量を算出する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハ等の基板の位置決めを行う基板位置決め装置及び基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、基板、例えば略円形に形成された半導体ウエハを処理する際には、この半導体ウエハの方向を検出し易くするため、半導体ウエハの周縁部に特定形状部、例えば、オリエンテーションフラットやノッチを設けることが行われている。
【0003】
また、半導体ウエハを自動的に搬送して所定の処理を施す装置等では、半導体ウエハを回転させながら、その周縁部の位置を検出し、上記のようなオリエンテーションフラットやノッチの位置を検出するとともに、半導体ウエハ中心の回転中心からのずれ(偏心)を検出して位置決めを行うよう構成された基板位置決め装置が用いられている。
【0004】
すなわち、上記基板位置決め装置では、基板載置台上に半導体ウエハを載置してこの基板載置台とともに半導体ウエハを回転させるとともに、半導体ウエハの周縁部の位置を所定位置に設けられたCCD等のセンサーで検出し、オリエンテーションフラットやノッチの位置及び、半導体ウエハ中心の基板載置台の回転中心からのずれ(偏心)を検出する。
【0005】
そして、このような検出結果に基づいて、オリエンテーションフラット或いはノッチを所定方向に向けるように半導体ウエハを回転させ、また、自動搬送装置で基板載置台上の半導体ウエハを受け取る際に、上記半導体ウエハ中心のずれ (偏心)を補正するようにして半導体ウエハを受け取り、この状態で基板処理装置の処理チャンバー内等に搬送する。
【0006】
これによって、基板処理装置の処理チャンバー内等の所定位置に、正確に位置決めされた状態で半導体ウエハを搬入することができるようになっている。
【0007】
上記のような基板位置決め装置では、半導体ウエハを機械的にクランプしたりすると、半導体ウエハを傷つけたり塵埃の発生の原因となるため、半導体ウエハを基板載置台上に載せた状態で、半導体ウエハを回転させる。また、基板載置台上には、半導体ウエハがスリップすることを防止するため、例えばOリング等のスリップ防止のための部材が配置されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような基板位置決め装置では、Oリング等のスリップ防止のための部材が汚れると、スリップを防止する機能が低下する。また、長期間の使用によりOリング等のスリップ防止のための部材が摩耗した場合も、同様にスリップを防止する機能が低下する。
【0009】
このため、従来から、Oリング等のスリップ防止部材を、洗浄したり交換する等のメンテナンスが定期的に行われている。
【0010】
しかしながら、上記のようなメンテナンスには時間と労力が必要とされるため、過度にメンテナンスを行うことは、装置の稼働率の低下を招き、生産性の低下を引き起こすという問題が発生する。一方、適切なタイミングでメンテナンスが実施されなければ、半導体ウエハのスリップによる位置ずれ量の増加によって、正確な位置決めが行えなくなり、装置の信頼性が低下するという問題が発生する。本発明は、かかる従来の事情に対処してなされたもので、適切なタイミングでメンテナンスを行うことができ、従来に比べて生産性の向上と、信頼性の向上を図ることのできる基板位置決め装置及び基板処理装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、基板を載置する基板載置台と、前記基板載置台とともに前記基板を回転させる回転駆動機構と、前記回転駆動機構によって回転される前記基板の周縁部の位置を検出する検出機構と、前記基板を略一周回転させた後、さらに所定角度回転させ、前記基板を略一周回転させた際の前記基板の周縁部の位置検出データと、前記基板を所定角度回転させた際の前記基板の周縁部の位置検出データとを比較して、前記基板の前記基板載置台上での位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】
請求項2の発明は、請求項1記載の基板位置決め装置において、前記所定角度が略360度であることを特徴とする。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1記載の基板位置決め装置において、前記基板を略一周回転させた後、さらに所定角度回転させた際に前記位置ずれ量算出手段によって算出された位置ずれ量が所定値以上の場合は、前記基板をさらに回転させて、前記基板の周縁部の位置検出データを採取し、再度前記位置ずれ量を算出することを特徴とする。
【0014】
請求項4の発明は、基板を載置する基板載置台と、前記基板載置台とともに前記基板を回転させる回転駆動機構と、前記回転駆動機構によって回転される前記基板の周縁部の位置を検出する検出機構と、前記基板を略一周回転させ、前記検出機構によって検出された前記基板の周縁部の位置検出データから前記基板の周縁部に形成された特定形状部の位置を検出する特定形状部位置検出手段と、前記特定形状部位置検出手段によって検出された前記基板の特定形状部が所定方向に向くように前記基板を回転させる際に、前記検出機構によって得られる前記基板の周縁部の位置検出データと、前記基板を略一周回転させた際の前記基板の周縁部の位置検出データとを比較して、前記基板の前記基板載置台上での位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出手段とを具備したことを特徴とする。
【0015】
請求項5の発明は、請求項1〜4いずれか1項記載の基板位置決め装置において、前記位置ずれ量算出手段によって算出された前記基板の前記基板載置台上での位置ずれ量が所定値以上の場合は、メンテナンスが必要である旨の警告を発することを特徴とする。
【0016】
請求項6の発明は、請求項1〜5いずれか1項記載の基板位置決め装置において、前記位置ずれ量算出手段による前記基板の前記基板載置台上での位置ずれ量の算出が、複数枚の基板の位置決め動作の中の所定のタイミングで実施されることを特徴とする。
【0017】
請求項7の発明は、請求項1〜6いずれか1項記載の基板位置決め装置を具備し、前記基板に所定の処理を施すことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細を、図面を参照して実施の形態について説明する。
【0019】
図1は、本発明の一実施形態に係わる基板位置決め装置(オリエンタ)の概略構成を模式的に示すものである。
【0020】
同図に示すように、基板位置決め装置1には、半導体ウエハWを収容可能な位置決め室2が設けられており、この位置決め室2の側壁部分に設けられた開口3を通じて半導体ウエハWを位置決め室2内に搬入及び、位置決め室2内から搬出可能に構成されている。
【0021】
位置決め室2内には、半導体ウエハWを載置するための基板載置台5が設けられている。この基板載置台5は、略円板状に形成されており、その中央下側には、回転駆動機構6のシャフト7が接続されている。また、基板載置台5の上面には、図2にも示すように、スリップ防止部材として、複数(本実施形態では3個)のOリング8が、基板載置台5の周縁部近傍に等間隔で設けられている。なお、これらのOリング8は、基板載置台5の上面に設けられた図示しない溝内に嵌め込まれ、着脱自在な状態で基板載置台5に固定されている。
【0022】
また、位置決め室2内には、基板載置台5上に載置された半導体ウエハWの周縁部の位置を検出する検出機構9が設けられている。この検出機構9は、例えば、CCDセンサ等からなる受光部とLED等からなる発光部とから構成されている。これらの受光部と発光部は、上下に対向するように配置されており、発光部からの光のうちの一部は半導体ウエハWの周縁部で遮られ、残りの光が受光部に入射するように構成されている。
【0023】
上記検出機構9による検出信号は、CPU等から構成された制御部10に入力されるようになっている。そして、この制御部10は、回転駆動機構6によって半導体ウエハWを略一周回転させ、この時に検出機構9の受光部に入射する光量の変化から、半導体ウエハWの周縁部に形成された特定形状部(オリエンテーションフラットやノッチ)を検出するとともに、基板載置台5の回転中心からの半導体ウエハWの中心のずれ(偏心)を検出するように構成されている。
【0024】
すなわち、半導体ウエハWの中心が、基板載置台5の回転中心からずれた状態(偏心した状態)で基板載置台5上に載置された場合、半導体ウエハWを略一周回転させた際に検出機構9によって検出される検出信号は、縦軸を検出信号の出力値、横軸を半導体ウエハの周方向位置とした図3のグラフに示すように、サインカーブのように変化する。また、半導体ウエハWのノッチ部分については、図中に符号Nで示すように、滑らかに変化する検出信号中にスパイク状に現れる。なお、半導体ウエハの周方向位置については、基板載置台5の回転方向位置をロータリーエンコーダーによって検出すること等により、検知する。また、上記のような検出機構9からのアナログ検出信号は、半導体ウエハWの一周分の信号を必要とされる精度に応じた分割数(例えば3000程度)に分割したデジタル信号として、制御部10において演算処理する。
【0025】
そして制御部10は、上記のような検出機構9からの検出信号に基づいて、ノッチ部分の位置(回転方向の位置)と、半導体ウエハWの中心の基板載置台5の回転中心からの偏心量と偏心方向を算出する。この後、制御部10は、半導体ウエハWのノッチ部分が所定方向に向くように、半導体ウエハWを回転させ、偏心量と偏心方向については、基板載置台5上に載置された半導体ウエハWを搬出する搬送機構の制御機構に送り、搬送機構によって、基板載置台5上に載置された半導体ウエハWを受け取る際に、この偏心を補正して、搬送機構の中心と半導体ウエハの中心とが一致するように搬送機構上に支持する。
【0026】
基板位置決め装置(オリエンタ)1において、上記のような半導体ウエハWの位置決めを、多数の半導体ウエハWについて繰り返して行うと、半導体ウエハWのスリップを防止するための部材であるOリング8が汚れたり、摩耗したりし、半導体ウエハWを回転させた際に、半導体ウエハWにスリップが生じ、また、そのスリップによる位置ずれ量が次第に多くなる。
【0027】
このような半導体ウエハWの位置ずれ量は、半導体ウエハWを回転させる際の回転速度及び加速度を低下させることによってある程度低減することができる。しかしながら、このように半導体ウエハWの回転速度及び加速度を低下させると、一枚の半導体ウエハWの位置決めを行うために必要となる時間が長くなり、スループットの低下を招くことになるため好ましくない。
【0028】
そこで、従来では、定期的にOリング8の洗浄や交換等のメンテナンスを実施していた。
【0029】
一方、本実施形態では、上記のように半導体ウエハWを略一周回転させて、ノッチ部分の位置(回転方向の位置)と、半導体ウエハWの中心の基板載置台5の回転中心からの偏心量と偏心方向を検出した後、更に、半導体ウエハWを所定角度回転させる。そして、最初に半導体ウエハWを略一周回転させた際に得られたデータと、更に半導体ウエハWを回転させた際に得られたデータとを比較することにより、半導体ウエハWの位置ずれ量を算出する。
【0030】
すなわち、図3のグラフと同様に縦軸を検出信号の出力値、横軸を半導体ウエハの周方向位置とした図4のグラフに曲線A(1周目)、曲線B(2周目)で示すように、上記のようにして半導体ウエハWを2回(360°+360°)回転させた場合、半導体ウエハWにスリップが生じていると、これらのデータには差(ずれ)が生じ、このずれ量は、実質的に半導体ウエハWのスリップによる位置ずれ量を示している。なお、半導体ウエハWに全くスリップが生じていなければ、これらのデータは一致し、差(ずれ)は生じない。
【0031】
そこで、制御部10は、上記のようなデータのずれから、半導体ウエハWの位置ずれ量を算出する。このような半導体ウエハWの位置ずれ量の具体的な算出方法としては、例えば、図4に示されるような曲線A,Bのピークの位置および大きさのずれ量等から算出する方法、半導体ウエハWの偏心量と偏心方向を2回とも算出してこれらのずれ量等から算出する方法等があるが、どのような方法を採用しても良い。
【0032】
なお、上記のような半導体ウエハWの位置ずれ量の算出は、例えば、複数枚の半導体ウエハWを繰り返して位置決めする際に、例えば、所定枚数毎に行ったり、新しいロットの処理を開始する際に最初の一枚目の半導体ウエハWに対して行ったり、一日の処理を開始する際に最初の一枚目の半導体ウエハWに対して行う等、所定のタイミングに応じて行う。
【0033】
また、図4に示す曲線A,Bでは、半導体ウエハWを2回(360°+360°)回転させた場合を示しているが、図5に示すように、1回目の回転(▲1▼)の後、2回目に半導体ウエハWを回転させる場合には、半導体ウエハWを一周(360°)回転させなくとも、例えば、180°程度回転させて(▲2▼)、一回転目の0からα°の出力値と、2回転目の出力値とを比較することで位置ずれ量を算出できる。また、この場合、2回転目の回転を1回転目と逆方向に回転した場合でも(図中右側に示される▲2▼)、1回転目の((360−α)→360)での出力と、2回転目の出力を比較することで、同様に位置ずれ量の算出が可能である。さらに、このような回転角度を90°あるいは30°程度に少なくした場合でも、正確な位置ずれ量は検出できないが、スリップの有無およびその大きさはある程度知ることができる。
【0034】
そして、上記のように2回目の半導体ウエハWの回転角度を少なくすれば、位置ずれ量の検出に要する時間を少なくすることができ、スループットを向上させることができる。このため、2回目の半導体ウエハWの回転角度は、適宜選択することができる。
【0035】
また、図6に示すように、2回目の半導体ウエハWの回転角度を少なく設定しておき(▲2▼)、この少ない回転角度から検出された位置ずれ量が所定値よりも大きかった場合のみ、図中点線で示すようにさらに半導体ウエハWを回転(▲3▼)させて、正確な位置ずれ量を検出するように設定することもできる。
【0036】
また、前述したとおり、基板位置決め装置(オリエンタ)1では、半導体ウエハWのノッチ部分の位置を検出し、この検出工程の後に、ノッチ部分が所定方向に向くように、半導体ウエハWを回転させる。
【0037】
すなわち、例えば、図7(A)に示すように、ノッチNの方向が位置決めされていない状態(例えば、図中左側に向いている)の半導体ウエハWが基板位置決め装置(オリエンタ)1に搬入されてきた場合に、まず、前述したとおり半導体ウエハWを略一周回転させてノッチNの位置と、半導体ウエハWの偏心方向及び偏心量の検出を行う(B)。
【0038】
そしてこの後、ノッチNの位置検出結果に基づいて、ノッチNを所定方向(例えば図中上側)に向けるよう半導体ウエハWを回転させることによって、半導体ウエハWの回転方向の位置決めを行う(C)。
【0039】
したがって、このノッチNの方向を所定方向に向けるよう半導体ウエハWを回転させる際に、検出機構9からの検出信号を採取し、半導体ウエハWの位置ずれ量を検出することもできる。このようにすれば、半導体ウエハWを、スリップによる位置ずれ量の検出のためのみに回転させる必要がなくなり、スループットの低下を抑制することができる。
【0040】
但し、上記のようなノッチNを所定方向に向ける際の半導体ウエハWの回転角度は、半導体ウエハW毎に異なり、その回転角度が大きなものも、小さなものもある。また、通常では、半導体ウエハWを、時計回りか反時計回りのいずれかの回転角度が少なくなる方向に回転させるので、半導体ウエハWの回転角度は、最大でも180°となっている。
【0041】
このため、上記のような少ない回転角度で検出された位置ずれ量が所定値よりも大きかった場合は、さらに半導体ウエハWを回転させて、正確な位置ずれ量を検出することが好ましい。
【0042】
以上のようにして検出される半導体ウエハWの位置ずれ量は、縦軸を位置ずれ量、横軸を半導体ウエハWの位置決めを行った回数とした図8のグラフに示すように、位置決めを行った回数に応じて次第に増加する。これは、前述したとおり、Oリング8が汚れたり摩耗したりして、そのスリップを防止する機能が次第に低下するためである。
【0043】
そこで、図8に示すように、上記半導体ウエハWの位置ずれ量が、正常範囲を超えて所定値よりも大きくなり、ワーニング(警告)領域に入った場合、制御部10は、かかる旨の表示や警報を鳴らして、メンテナンスが必要となっていることを作業者に知らせる。また、ワーニング領域を超えてエラー領域に入っている場合は、処理動作の中断等を行い、事故の発生等を未然に防止するようになっている。
【0044】
次に、上記のように構成された基板位置決め装置(オリエンタ)が設けられた基板処理装置の構成について説明する。
【0045】
図9に示すように、基板処理装置は、半導体ウエハWに所定の処理を施す処理部を構成する複数(図9の装置では2つ)のプロセスシップPS1、PS2と、これらに半導体ウエハWを搬送する搬送機構を構成するローダモジュールLMとを組合わせて構成されている。
【0046】
ローダモジュールLMは、半導体ウエハWを収容する複数(図9の装置では3つ)のロードポートLP1〜LP3と、半導体ウエハWを搬送する搬送室TRと、半導体ウエハWの位置決めを行う前述した基板位置決め装置(オリエンタ)ORとから構成されている。
【0047】
搬送室TRには、オリエンタORが連結されるとともに、ロードロックドアLG1、LG2を介してプロセスシップPS1、PS2が連結され、さらに、ロードポートドアCG1〜CG3を介してロードポートLP1〜LP3が連結されている。このロードポートLP1〜LP3には、未処理の半導体ウエハWおよび処理済みの半導体ウエハWを収容するカセット又はフープ(FOUP)CS1〜CS3(以下ではカセットの場合について説明する。)が設置される。
【0048】
搬送室TRには、2段構成のローダアームLA1、LA2が設けられ、このローダアームLA1、LA2は、ロードポートLP1〜LP3とプロセスシップPS1、PS2(ロードロック室LL1、LL2)との間や、オリエンタORとの間での半導体ウエハWの搬送を行う(図9の▲1▼▲2▼▲6▼の搬送)。ここで、ローダアームLA1、LA2を2段構成とすることにより、一方のローダアームLA1、LA2で半導体ウエハWの搬入を行いつつ、他方のローダアームLA2、LA1で半導体ウエハWの搬出を行うことが可能となり、半導体ウエハWの入れ替えを効率よく行うことが可能となる。
【0049】
プロセスシップPS1、PS2には、ロードロック室LL1、LL2およびプロセス室PM1、PM2が設けられ、ロードロック室LL1、LL2とプロセス室PM1、PM2とは、プロセスゲートPG1、PG2を介して互いに連結されている。
【0050】
ロードロック室LL1、LL2には、ウエハ載置台B11、B12、B21、B22およびロードロックアームLR1、LR2がそれぞれ設けられ、ウエハ載置台B11、B21には、ローダモジュールLMから搬入された半導体ウエハWが載置されるとともに、ロードロック室LL1、LL2から搬出される半導体ウエハWが載置される。
【0051】
また、ウエハ載置台B12、B22には、プロセス室PM1、PM2に搬入される半導体ウエハWが載置される。また、ロードロックアームLR1、LR2は、ロードロック室LL1、LL2とプロセス室PM1、PM2との間での半導体ウエハWの搬送を行う(図9の▲3▼▲4▼▲5▼の搬送)。
【0052】
ここで、搬送の効率化を図るため、搬送室TRは大気開放されるとともに、ロードポートドアCG1〜CG3は、開放された状態に維持される。また、コンタミネーションを防止するため、プロセス室PM1、PM2は所定の真空度に維持される。このため、ロードロック室LL1、LL2では、搬送室TRとの間での搬送、またはプロセス室PM1、PM2との間での搬送に応じ、それぞれの真空度に対応させるための給排気が行われる。
【0053】
以下、ロードポートLP1とプロセスシップPS1との間での搬送を行う場合を例に取って、基板処理装置の動作について説明する。
【0054】
まず、ローダアームLA1、LA2は、ロードポートLP1に載置されているカセットCS1から半導体ウエハWを取り出し、オリエンタORに搬入する(▲1▼)。
【0055】
オリエンタORは、半導体ウエハWが搬入されると、前述したようにして、半導体ウエハWの位置決め及び、必要に応じて半導体ウエハWの位置ずれ量の検出を行う。
【0056】
上記のようなオリエンタORにおける半導体ウエハWの位置決め等の工程が終わると、ローダアームLA1、LA2は、半導体ウエハWをオリエンタORから取り出す。この時、前述したとおり、ローダアームLA1、LA2は、オリエンタORによって検出された偏心量及び偏心方向に基づいて、半導体ウエハWの偏心を補正して、ローダアームLA1、LA2の中心と半導体ウエハの中心とが一致するように支持する。
【0057】
そして、内部を大気圧とした状態で、ロードロック室LL1のロードロックドアLG1が開かれ、ローダアームLA1、LA2は、その半導体ウエハWをロードロック室LL1内に搬入し、ウエハ載置台B11上に載置する(▲2▼)。この時、前述したとおり、半導体ウエハWは、オリエンタORによって正確に位置決めされた状態となっており、このように正確に位置決めされた状態で半導体ウエハWが搬入される。
【0058】
なお、半導体ウエハWをロードロック室LL1内に搬入する際に許容される半導体ウエハWの位置決め精度は、例えば、±0.5mm以内程度である。このため、オリエンタORにおける半導体ウエハWの位置ずれ量のエラー範囲は、上記の値に基づいて、例えば±0.5mm以上等に設定される。また、ワーニング範囲と正常範囲との境界値は、上記の値より少ない値、例えば、±0.2mm等に設定される。
【0059】
ウエハ載置台B11上に半導体ウエハWが載置されると、ロードロックドアLG1が閉じられ、ロードロック室LL1内の排気が行われるとともに、ロードロックアームLR1が、ウエハ載置台B11上の半導体ウエハWをウエハ載置台B12に搬送する(▲3▼)。
【0060】
半導体ウエハWがウエハ載置台B12に搬送され、プロセス室PM1へ半導体ウエハWを搬入可能な状態になると、プロセス室PM1のプロセスゲートPG1が開かれ、ロードロックアームLR1は、ウエハ載置台B12上の半導体ウエハWをプロセス室PM1内に搬入する(▲4▼)。
【0061】
半導体ウエハWがプロセス室PM1内に搬入されると、プロセスゲートPG1が閉じれられ、半導体ウエハWにプロセス室PM1内で所定の処理が施される。この所定の処理は、例えば、エッチング、成膜等の処理である。
【0062】
プロセス室PM1内での半導体ウエハWの処理が終了し、ロードロック室LL1へ半導体ウエハWを搬出可能な状態になると、プロセスゲートPG1が開かれ、ロードロックアームLR1は、プロセス室PM1内の半導体ウエハWをウエハ載置台B11に搬送する(▲5▼)。
【0063】
そして、プロセスゲートPG1が閉じられ、ロードロック室LL1内の大気開放が行われる。ロードロック室LL1内の大気開放が終了すると、次の半導体ウエハWの搬入タイミングに従って、ロードロックドアLG1が開かれ、一方のローダアームLA1、LA2が、ウエハ載置台B11上の半導体ウエハWをロードポートLP1に搬出するとともに(▲6▼)、他方のローダアームLA1、LA2が、オリエンタORで位置決めされた次の半導体ウエハWをロードロック室LL1内に搬入する(▲2▼)。
【0064】
以上のように本実施形態の基板位置決め装置(オリエンタ)及び基板処理装置によれば、半導体ウエハWの位置ずれ量を正常範囲に保った状態で、確実に半導体ウエハWの位置決めを行うことができ、この位置決めされた状態で半導体ウエハWを処理することができる。また、Oリング8について、適切なタイミングでメンテナンスを行うことができるので、従来に比べて生産性の向上と、信頼性の向上を図ることができる。
【0065】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の基板位置決め装置及び基板処理装置によれば、適切なタイミングでメンテナンスを行うことができ、従来に比べて生産性の向上と、信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の基板位置決め装置の概略構成を模式的に示す図。
【図2】図1の基板位置決め装置の要部構成を模式的に示す図。
【図3】検出信号の例を説明するためのグラフ。
【図4】位置ずれ量を検出する際の検出信号の例を説明するためのグラフ。
【図5】位置ずれ量を検出する際の検出信号の例を説明するためのグラフ。
【図6】位置ずれ量を検出する際の検出信号の例を説明するためのグラフ。
【図7】図1の基板位置決め装置の動作を説明するめための図。
【図8】位置ずれ量の経時変化を説明するためのグラフ。
【図9】本発明の一実施形態の基板処理装置の概略構成を模式的に示す図。
【符号の説明】
W……半導体ウエハ、1……基板位置決め装置、2……位置決め室、5……基板載置台、6……回転駆動機構、8……Oリング、9……検出機構、10……制御部。
Claims (7)
- 基板を載置する基板載置台と、
前記基板載置台とともに前記基板を回転させる回転駆動機構と、
前記回転駆動機構によって回転される前記基板の周縁部の位置を検出する検出機構と、
前記基板を略一周回転させた後、さらに所定角度回転させ、前記基板を略一周回転させた際の前記基板の周縁部の位置検出データと、前記基板を所定角度回転させた際の前記基板の周縁部の位置検出データとを比較して、前記基板の前記基板載置台上での位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出手段と
を具備したことを特徴とする基板位置決め装置。 - 請求項1記載の基板位置決め装置において、
前記所定角度は略360度であることを特徴とする基板位置決め装置。 - 請求項1記載の基板位置決め装置において、
前記基板を略一周回転させた後、さらに所定角度回転させた際に前記位置ずれ量算出手段によって算出された位置ずれ量が所定値以上の場合は、前記基板をさらに回転させて、前記基板の周縁部の位置検出データを採取し、再度前記位置ずれ量を算出することを特徴とする基板位置決め装置。 - 基板を載置する基板載置台と、
前記基板載置台とともに前記基板を回転させる回転駆動機構と、
前記回転駆動機構によって回転される前記基板の周縁部の位置を検出する検出機構と、
前記基板を略一周回転させ、前記検出機構によって検出された前記基板の周縁部の位置検出データから前記基板の周縁部に形成された特定形状部の位置を検出する特定形状部位置検出手段と、
前記特定形状部位置検出手段によって検出された前記基板の特定形状部が所定方向に向くように前記基板を回転させる際に、前記検出機構によって得られる前記基板の周縁部の位置検出データと、前記基板を略一周回転させた際の前記基板の周縁部の位置検出データとを比較して、前記基板の前記基板載置台上での位置ずれ量を算出する位置ずれ量算出手段と
を具備したことを特徴とする基板位置決め装置。 - 請求項1〜4いずれか1項記載の基板位置決め装置において、
前記位置ずれ量算出手段によって算出された前記基板の前記基板載置台上での位置ずれ量が所定値以上の場合は、メンテナンスが必要である旨の警告を発することを特徴とする基板位置決め装置。 - 請求項1〜5いずれか1項記載の基板位置決め装置において、
前記位置ずれ量算出手段による前記基板の前記基板載置台上での位置ずれ量の算出が、複数枚の基板の位置決め動作の中の所定のタイミングで実施されることを特徴とする基板位置決め装置。 - 請求項1〜6いずれか1項記載の基板位置決め装置を具備し、前記基板に所定の処理を施すことを特徴とする基板処理装置。
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