JP2002353292A - 基板処理装置、基板処理システム及び判別方法並びに基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置、基板処理システム及び判別方法並びに基板処理方法

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JP2002353292A
JP2002353292A JP2001161125A JP2001161125A JP2002353292A JP 2002353292 A JP2002353292 A JP 2002353292A JP 2001161125 A JP2001161125 A JP 2001161125A JP 2001161125 A JP2001161125 A JP 2001161125A JP 2002353292 A JP2002353292 A JP 2002353292A
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Japan
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substrate
light
plate
unit
wafer
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JP2001161125A
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English (en)
Inventor
Takayuki Yoshimatsu
孝之 吉松
Atsushi Okura
淳 大倉
Hiroyuki Kudo
裕幸 工藤
Hiroshi Osono
啓 大薗
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板が正常位置に載置されなかった場合に直
ちに載置異常を検出することができる基板処理装置及び
判別方法、また、かかる載置異常を高精度に修正するこ
とができる基板処理システム及び基板処理方法を提供す
ること。 【解決手段】 基板の異常載置を検出するために2対の
受光部52a、53a及び発光部52b、53bが設け
られ、受光部52b及び53bによる受光量の情報は、
制御部62に伝えられるようになっており、この制御部
62は、当該受光量基づき、アーム48を水平面内で互
いに直角方向(X−Y方向)にそれぞれ移動させるモー
タM1及びM2の駆動量を制御するようになっている。
これにより、直ちに載置異常を検出することができ、か
かる載置異常を高精度かつ迅速に修正することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造工程に
おいて半導体基板を加熱又は冷却処理する際に、基板の
状態を判別する基板処理装置、基板処理システム及び判
別方法並びに基板処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイス(ICチップ)やLCD
の製造プロセスにおいては、フォトリソグラフィー技術
を利用することで、半導体ウエハやガラス基板等の基板
の表面に微細なパターンを高精度かつ高密度に形成して
いる。
【0003】例えば、半導体デバイスの製造において
は、半導体ウエハ基板の表面にレジストを塗布してレジ
スト膜を形成した後、これを所定のパターンに露光し、
さらに現像処理・エッチング処理することにより所定の
回路パターンを形成するようにしている。また、レジス
ト塗布処理の前後や現像処理の前後においては、半導体
ウエハに対して所定の加熱処理及び冷却処理を施してし
ている。
【0004】これらレジスト塗布処理や現像処理、ま
た、加熱処理及び冷却処理は、各処理ユニットごとに枚
葉式で行われ、従来からこれら一連の工程は、各処理ユ
ニットに対して基板の搬送を行う搬送装置を含む塗布現
像基板処理システムによって行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、搬送装
置による基板の各処理ユニットへの搬送の際、何らかの
原因により基板の載置位置にずれが発生し、処理ユニッ
ト内の所定位置に基板が載置されない場合がある。
【0006】例えば、加熱処理ユニットや冷却処理ユニ
ットには、基板を載置させ加熱あるいは冷却処理するプ
レートが設けられており、基板を正常位置に載置させる
ために当該プレート上に位置決めのための案内ピンが設
けられているが、この案内部材によっても、搬送装置に
よるトラッキング処理に異常がある場合には、基板が案
内部材に乗り上げてしまい正常位置に載置されないとい
う問題がある。基板が所定位置に載置されずに、そのま
まその後の処理を続けていくと、塗布された膜厚の偏倚
や欠陥が生じ、多大な損害が発生することになる。
【0007】以上のような事情に鑑み、本発明の目的
は、基板が正常位置に載置されなかった場合に直ちに載
置異常を検出することができる基板処理装置及び判別方
法を提供すること、また、かかる載置異常を高精度に修
正することができる基板処理システム及び基板処理方法
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点は、基板を表面に載置させ熱的
処理を施すプレートと、前記載置された基板を囲むよう
に前記プレートの表面に配置され、基板を所定の位置に
載置させるための位置決め部材と、前記プレート表面に
対してほぼ平行な光を発する発光部と、前記発光部から
発せられた光を受光する受光部と、前記受光部による受
光量が所定値よりも低くなったときに、異常が発生した
ものとみなす手段とを具備する。
【0009】このような構成によれば、発光部から発せ
られた光がプレート表面に対してほぼ平行になるように
したことにより、基板が所定の正常位置に載置された場
合には、当該光は基板表面に対して平行となり遮られる
ことはなく、一方、基板がプレート上に異常載置された
場合には、当該光は基板表面に対して平行にはならず基
板によって遮られ、これにより受光部による受光量が所
定値よりも低くなったときに異常が発生したものとみな
すこととしているので、確実に基板の異常載置を判別す
ることができる。
【0010】本発明の一の形態によれば、前記一対の発
光部及び受光部は複数設けられ、それぞれ前記受光部及
び前記発光部が前記プレートを挟んで対向して配置され
ている。
【0011】このような構成によれば、一対の発光部及
び受光部を複数設ける構成としたので、基板の載置状態
に関するより正確な情報を得ることができる。
【0012】本発明の一の形態によれば、前記発光部か
ら発せられた光は、前記位置決め部材の高さよりも低い
位置を通る。
【0013】このような構成によれば、基板が位置決め
部材を乗り上げたときには発光部からの光を確実に遮る
ことができ、基板の異常載置を正確に判断することがで
きる。
【0014】本発明の一の形態によれば、前記位置決め
部材の少なくとも基板が載置される側の壁面は前記プレ
ートの表面に対してほぼ垂直であり、前記壁面の高さは
3mm〜4mmである。
【0015】このような構成によれば、約2mmである
従来までの位置決め部材の高さより前記壁面の高さを高
くし、基板が位置決め部材に乗り上げるか、正常位置に
落ちるかをはっきり区別させることができる。また、例
えば、従来では基板が所定の正常位置に導かれやすくす
るために、その位置決め部材の基板が載置される側の壁
面はテーパ状に形成されていたにも関わらず、当該テー
パ面に基板が載置された場合であっても基板は正常位置
に滑り落ちずに位置決め部材に乗り上げたまま処理され
ることがあったが、本発明によれば、正常位置に落ちる
かをはっきり区別させることができ、確実に基板の異常
載置を判別することができる。
【0016】本発明の一の形態によれば、前記プレート
による熱的処理は冷却処理である。
【0017】このような構成によれば、例えば、従来で
は基板を100℃以上で加熱する加熱系の処理装置にお
いて、基板が位置決め部材に乗り上げて異常載置された
場合に基板の温度変化に基づいてウエハの異常載置を判
別していたので、処理された際の基板の温度変化が急激
でない冷却処理では、この温度変化による載置異常判別
はできないという問題があったが、本発明によれば、光
を利用する発光部及び受光部を使用しているので、その
ような問題は生じない。
【0018】本発明の2の観点は、基板を表面に載置さ
せ熱的処理を施すプレートと、前記載置された基板を囲
むように前記プレートの表面に配置され、基板を所定の
位置に載置させるための位置決め部材と、前記プレート
表面に対してほぼ平行な光を発する発光部と、前記発光
部から発せられた光を受光する受光部と、前記受光部に
よる受光量が所定値よりも低くなったときに、異常が発
生したものとみなす手段とを備えた複数の基板処理装置
と、少なくとも前記複数の基板処理装置間で基板の搬送
を行い、前記プレートの所定位置に基板を載置させる搬
送装置と、前記異常が発生したものとみなされたとき
に、前記所定位置に基板を載置させるように前記搬送装
置による基板の載置位置の補正を行う手段とを具備す
る。
【0019】このような構成によれば、上記異常が発生
したものとみなされた場合、所定位置に基板を載置させ
るように搬送装置による基板の載置位置の補正を行うよ
うにしているので、処理不良の基板を減少させることが
でき、本システムの歩留まりを向上させることができ
る。
【0020】本発明の一の形態によれば、前記補正手段
は、前記受光部による受光量に基づき前記搬送装置の補
正量を決定する手段を具備する。
【0021】このような構成によれば、例えば、1対の
発光部及び受光部を複数設け、多数のパターンの基板の
異常載置に対応させてそれぞれ各受光部による受光量の
組み合わせを予め記憶させておき、この記憶された組み
合わせに基づいて搬送装置の補正量を決定するようにす
れば、搬送装置のずれ補正を容易かつ迅速に行うことが
できる。
【0022】本発明の第3の観点は、基板を表面に載置
させ熱的処理を施すプレートと、前記載置された基板を
囲むように前記プレートの表面に配置され、基板を所定
の位置に載置させるための位置決め部材とを備える基板
処理装置内で、前記プレート上に載置された基板が前記
所定の位置に載置されているかどうか判別する方法であ
って、前記プレート表面に対してほぼ平行に発せられた
光を受光する工程と、前記受光工程による受光量が所定
値よりも低くなったときに異常が発生したものとみなす
工程とを具備する。
【0023】このような構成によれば、プレート表面に
対してほぼ平行になるように光を発し、基板が所定の正
常位置に載置された場合には、当該光は基板表面に対し
て平行となり遮られることはなく、一方、基板がプレー
ト上に異常載置された場合には、当該光は基板表面に対
して平行にはならず基板によって遮られ、これにより上
記受光工程による受光量が所定値よりも低くなったとき
に異常が発生したものとみなすこととしているので、確
実に基板の異常載置を判別することができる。
【0024】本発明の一の形態によれば、前記プレート
表面に対してほぼ平行に発せられた光は、前記位置決め
部材の高さよりも低い位置を通るようにする。
【0025】このような構成によれば、基板が位置決め
部材を乗り上げたときには発光部からの光を確実に遮る
ことができ、基板の異常載置を正確に判断することがで
きる。
【0026】本発明の第4の観点は、基板を表面に載置
させ熱的処理を施すプレートと、前記載置された基板を
囲むように前記プレートの表面に配置され、基板を所定
の位置に載置させるための位置決め部材とを備える複数
の基板処理装置と、前記複数の基板処理装置間で少なく
とも基板の搬送を行う搬送装置により前記プレート上に
載置された基板が前記所定の位置からずれて載置された
場合にこのずれを補正する方法であって、前記プレート
表面に対してほぼ平行に発せられた光を受光する工程
と、前記受光工程による受光量が所定値よりも低くなっ
たときに異常が発生したものとみなす工程と、前記異常
が発生したものとみなされたときに、前記受光量に基づ
き前記搬送装置の補正量を決定する工程とを具備する。
【0027】このような構成によれば、例えば、1対の
発光部及び受光部を複数設けてこの複数の受光部により
受光を行い、多数のパターンの基板の異常載置に対応さ
せてそれぞれ各受光部による受光量の組み合わせを予め
記憶させておき、この記憶された組み合わせに基づいて
搬送装置の補正量を決定するようにすれば、搬送装置の
ずれ補正を容易かつ迅速に行うことができる。
【0028】本発明の更なる特徴と利点は、添付した図
面及び発明の実施の形態の説明を参酌することによりよ
り一層明らかになる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0030】図1〜図3は本発明が適用される基板処理
システムの全体構成を示す図であって、図1は平面図、
図2は正面図及び図3は背面図である。
【0031】この基板処理システムとしての塗布現像処
理システム1は、被処理基板として半導体ウエハWをウ
エハカセットCRで複数枚例えば25枚単位で外部から
システムに搬入し又はシステムから搬出したり、ウエハ
カセットCRに対して半導体ウエハWを搬入・搬出した
りするためのカセットステーション10と、塗布現像工
程の中で1枚ずつ半導体ウエハWに所定の処理を施す枚
葉式の各種処理ユニットを所定位置に多段配置してなる
処理ステーション11と、この処理ステーション11と
隣接して設けられる露光装置(図示せず)との間で半導
体ウエハWを受け渡しするためのインタフェース部12
とを一体に接続した構成を有している。
【0032】カセットステーション10では、図1に示
すように、カセット載置台20上の突起20aの位置に
複数個例えば4個までのウエハカセットCRがそれぞれ
のウエハ出入口を処理ステーション11側に向けてX方
向一列に載置され、カセット配列方向(X方向)及びウ
エハカセットCR内に収納されたウエハのウエハ配列方
向(Z方向)に移動可能なウエハ搬送体21が各ウエハ
カセットCRに選択的にアクセスするようになってい
る。さらに、このウエハ搬送体21は、θ方向に回転可
能に構成されており、後述するように処理ステーション
11側の第3の組G3の多段ユニット部に属するアライ
メントユニット(ALIM)及びイクステンションユニ
ット(EXT)にもアクセスできるようになっている。
【0033】処理ステーション11では、図1に示すよ
うに、中心部に垂直搬送型の主ウエハ搬送機構22が設
けられ、その周りに全ての処理ユニットが1組または複
数の組に亙って多段に配置されている。この例では、5
組G1,G2,G3,G4,G5の多段配置構成であり、第
1及び第2の組G1,G2の多段ユニットはシステム正
面(図1において手前)側に並置され、第3の組G3の
多段ユニットはカセットステーション10に隣接して配
置され、第4の組G4の多段ユニットはインタフェース
部12に隣接して配置され、第5の組G5の多段ユニッ
トは背部側に配置されている。なお第5の組G5は、主
ウエハ搬送機構22のメンテナンスのためにレール25
に沿って移動可能に構成されている。
【0034】図2に示すように、第1の組G1では、カ
ップCP内で半導体ウエハWをスピンチャックに載せて
所定の処理を行う2台のスピンナ型処理ユニット、例え
ばレジスト塗布ユニット(COT)、及び後述する現像
ユニット(DEV)が下から順に2段に重ねられてい
る。第2の組G2でも、2台のスピンナ型処理ユニッ
ト、例えばレジスト塗布ユニット(COT)及び現像ユ
ニット(DEV)が下から順に2段に重ねられている。
レジスト塗布ユニット(COT)ではレジスト液の排液
が機構的にもメンテナンスの上でも面倒であることか
ら、このように下段に配置するのが好ましい。しかし、
必要に応じて上段に配置することも可能である。
【0035】図3に示すように、第3の組G3では、半
導体ウエハWを載置台に載せて所定の処理を行うオーブ
ン型の処理ユニット、例えば下から順にクーリングユニ
ット(COL)、アドヒージョンユニット(AD)、ア
ライメントユニット(ALIM)、イクステンションユ
ニット(EXT)、プリベーキングユニット(PREB
AKE)及びポストベーキングユニット(POBAK
E)が重ねられている。第4の組G4でも、オーブン型
の処理ユニット、例えば下から順にクーリングユニット
(COL)が2段、イクステンション・クーリングユニ
ット(EXTCOL)、イクステンションユニット(E
XT)、プリベーキングユニット(PREBAKE)及
びポストベーキングユニット(POBAKE)が重ねら
れている。
【0036】このように処理温度の低いクーリングユニ
ット(COL)、(EXTCOL)を下段に配置し、処
理温度の高いベーキングユニット(PREBAKE)や
ポストベーキングユニット(POBAKE)を上段に配
置することで、ユニット間の熱的な相互干渉を少なくす
ることができる。しかし、ランダムな多段配置とするこ
とも可能である。
【0037】インタフェース部12は、奥行方向では処
理ステーション11と同じ寸法を有するが、幅方向では
小さなサイズにつくられている。インタフェース部12
の正面部には可搬性のピックアップカセットCRと定置
型のバッファカセットBRが2段に配置され、背面部に
は周辺露光装置23が配設され、中央部にはウエハ搬送
体24が設けられている。このウエハ搬送体24は、
X,Z方向に移動して両カセットCR,BR及び周辺露
光装置23にアクセスするようになっている。さらに、
ウエハ搬送体24は、θ方向に回転可能に構成され、処
理ステーション11側の第4の組G4の多段ユニットに
属するイクステンションユニット(EXT)にも、及び
隣接する露光装置側のウエハ受渡し台(図示せず)にも
アクセスできるようになっている。
【0038】図4は主ウエハ搬送機構22の外観を示し
た斜視図であり、この主ウエハ搬送機構22は上端及び
下端で相互に接続され対向する一対の壁部31、32か
らなる筒状支持体30の内側に、上下方向(Z方向)に
昇降自在なウエハ搬送装置46を装備している。筒状支
持体30はモータ33の回転軸に接続されており、この
モータ33の回転駆動力によって、前記回転軸を中心と
してウエハ搬送装置46と一体に回転する。従って、ウ
エハ搬送装置46はθ方向に回転自在となっている。こ
のウエハ搬送装置46の搬送基台47上にはアーム48
が例えば3本備えられている。これらのアーム48は、
いずれも筒状支持体30の両壁部31、32間の側面開
口部35を通過自在な形態及び大きさを有しており、搬
送基台47に内蔵されたモータによりX方向に沿って前
後移動が自在となるように構成されている。そして、主
ウエハ搬送機構22はアーム48をその周囲に配置され
た処理ステーションにアクセスしてこれら処理ステーシ
ョンとの間でウエハWの受け渡しを行う。
【0039】以上説明した塗布現像処理システム1の処
理工程については、先ず、カセットステーション10に
おいて、ウエハ搬送体21がカセット載置台20上の処
理前のウエハを収容しているカセットCRにアクセスし
て、そのカセットCRから1枚の半導体ウエハWを取り
出し、アライメントユニット(ALIM)に搬送され
る。このアライメントユニット(ALIM)にてウエハ
Wの位置合わせが行われた後、主ウエハ搬送機構22に
よりアドヒージョンユニット(AD)へ搬送され疎水化
処理が行われ、次いでクーリングユニット(COL)に
て所定の冷却処理が行われた後、レジスト塗布ユニット
(COT)に搬送され、ここでレジストの塗布処理が行
われる。
【0040】次にプリベーキングユニット(PREBA
KE)において所定温度例えば100゜Cで所定時間だ
け加熱される。これによって、半導体ウエハW上の塗布
膜から残存溶剤が蒸発除去される。その後、クーリング
ユニット(COL)において冷却処理され、その後ウエ
ハ搬送体26によりインターフェース部12を介して図
示しない露光装置により露光処理が行われる。
【0041】次に、ウエハWは現像ユニット(DEV)
に搬送され、ここで現像処理が行われた後、ポストベー
キングユニット(POBAKE)において例えば100
゜Cで所定時間だけ加熱される。これによって、現像で
膨潤したレジストが硬化し、耐薬品性が向上する。その
後、ウエハWは第3の組G3のイクステンションユニッ
ト(EXT)を介してカセットステーション10におけ
るカセットCRに戻される。
【0042】次に、図5〜図10を参照して本発明に係
るクーリングユニット(COL)について説明する。
【0043】図5及び図6はクーリングユニット(CO
L)を示す平面図及び断面図である。このクーリングユ
ニット(COL)のほぼ中央には、ウエハWを載置させ
て冷却処理を施す冷却プレート51が設けられている。
この冷却プレート51には図示しないペルチェ素子が内
蔵されており、これにより冷却機構が構成されている。
冷却プレート51には、表面から裏面にかけて複数個、
例えば3個の孔51aが貫通されており、これら各孔5
1aには、ウエハWを裏面から支持する3本の支持ピン
58がそれぞれ挿通されている。これら3本の支持ピン
58は、冷却プレートの裏面側の支持部材59を介して
ユニット端に設けられた昇降シリンダ55に接続されて
おり、この昇降シリンダ55の昇降駆動により冷却プレ
ート51の表面から出没可能になっている。これによっ
て支持ピン58は、冷却プレート51の表面から突き出
た状態で、主ウエハ搬送機構22のアーム48との間で
ウエハWの受け渡しが行われ、主ウエハ搬送機構22か
らウエハWを受け取った支持ピン58は、下降して冷却
プレート51内に没し、これによりウエハWが冷却プレ
ート51上に載置され所定の冷却処理が行われるように
なっている。
【0044】冷却プレート51の表面には、ウエハWを
プレート51に密着させることなく浮かせて保持するた
めのプロキシミティシート54が複数、例えば6つ設け
られ、これらプロキシミティシート54上には、ウエハ
Wを囲むようにウエハWを所定の位置に載置させるため
の位置決め部材A、B、C、D、E、Fがそれぞれ固定
されている。冷却プレート51の周辺には、このプレー
ト51表面に対してほぼ平行な光を発する発光部52a
と、この発光部52aから発せられた光を受ける受光部
52bが設けられており、この一対の発光部52a及び
受光部52bは冷却プレート51を挟んでその光軸60
がプレート51のほぼ中心上を通るように配置されてい
る。
【0045】この一対の発光部52a及び受光部52b
は、例えば光ファイバセンサを使用しており、図7に示
すように、発光部52aから発せられた光が位置決め部
材A〜Fの高さtよりも低い位置を通るような高さに配
置されている。この位置決め部材A〜Fの高さtは約3
mm〜4mmとされており、ウエハWの厚さよりも十分
高く設定されている。また、位置決め部材A〜Fのウエ
ハWが載置されている側の壁面65は冷却プレート51
表面に対してほぼ垂直になっており、後述するように、
アーム48からウエハWが受け渡された際にウエハWが
位置決め部材A〜F上に乗り上げてしまうような場合で
あっても、図7に示すように、ウエハWが所定の正常位
置であるプロキシミティシート54上に落ちやすいよう
に構成されている。そしてウエハWが位置決め部材A〜
Fに乗り上げてしまい、ウエハWがプロキシミティシー
ト54上に落ちない場合には、発光部52a及び受光部
52b間の光60が遮られるようになっている。
【0046】受光部52bによる受光量の情報は、制御
部62に伝えられるようになっており、この制御部62
は、後述するように上記受光量がしきい値よりも低くな
った場合に例えば警告を命令するようになっている。
【0047】次に、本発明に係るクーリングユニット
(COL)における冷却プレート51にウエハWを載置
させる場合において、ウエハ載置状態の判別作用につい
て説明する。
【0048】先ず、図8(a)に示すように、冷却プレ
ート51の表面から支持ピン58が突き出た状態で、ア
ーム48から支持ピン58上にウエハWが受け渡され
る。次に、図8(b)に示すように、アーム48からウ
エハWを受け取った支持ピン58が下降して冷却プレー
ト51内に没入し、所定時間、例えば3秒後に受光部5
2bによる受光量が計測される。そして、ウエハWが冷
却プレート51上に載置され、ウエハWの所定の冷却処
理が行われる。その後、ウエハWの冷却処理が終了する
と、再び支持ピン58が突き出て、アーム48が支持ピ
ン58上に載置されたウエハWを受け取る。
【0049】図8(a)及び(b)はアーム48と支持
ピン58との間でのウエハWの受け渡しが位置ずれする
ことなく行われ、ウエハWが冷却プレート51の所定の
位置に正確に載置された例を示している。この場合、発
光部52aからの光60は遮られることなく受光部52
bまで達しており、受光量はしきい値以上である。
【0050】ところが、図9(a)に示すように、アー
ム48から支持ピン58へウエハWを受け渡す際に、ア
ーム48のトラッキング動作の不良によりウエハWが支
持ピン58上の所望の位置(一点鎖線で示す。)からず
れた位置に受け渡されると、その後支持ピン58が下降
して冷却プレート51内に没入したときに、例えば図9
(b)に示すように、ウエハWは冷却プレート51に正
確に載置されずに位置決め部材E上に乗り上げてしま
う。この場合には、光60がウエハWにより遮られてし
まい受光部52bによる受光量がしきい値以下となって
警告を発する。また、しきい値以下となった場合には、
主ウエハ搬送機構22の作動を停止するようにしてい
る。
【0051】図10は、ウエハWが6つの位置決め部材
A〜Eのうちいずれかに乗り上げたときの受光部52b
による受光量を示している。なお、ここで受光量の単位
は、「digit」である。ここでいう受光量の単位「digi
t」とは、発光部52aから受光部52bへの光を完全
に遮断した状態を0digitに設定し、発光部52aによ
る発光量と同じレベルの光を受光した場合(最大値)を
4000digitとして設定し、単に発光量をレベル分け
したものである。従ってセンサの種類や発光量が変わる
ことにより、単位、レベル分けが変わることはいうまで
もない。
【0052】本実施形態では、ウエハWの正常載置の場
合には受光量は1860digitであり、しきい値を例え
ば1600digitとし、これより低い場合には異常載置
とみなしている。
【0053】本実施形態によれば、発光部52aの光が
冷却プレート51表面に対してほぼ平行になるように
し、また位置決め部材A〜Eの高さよりも低い位置を通
るようにしたことにより、主ウエハ搬送機構22の動作
不良によりウエハWが冷却プレート51上に異常載置さ
れた場合であっても、光がウエハWによって遮られるこ
とにより確実にウエハWの異常載置を判別することがで
きる。
【0054】特に、従来における位置決め部材の高さは
約2mmとされ、ウエハが正常位置に導かれやすくする
ために、その位置決め部材のウエハが載置される側の壁
面はテーパ状に形成されていたにも関わらず、当該テー
パ面にウエハが載置された場合であってもウエハは正常
位置に滑り落ちずに位置決め部材に乗り上げたまま処理
されることがあった。
【0055】これに対し本実施形態によれば、位置決め
部材A〜Eの高さを3mm〜4mmとし、かつ位置決め
部材A〜FのウエハWが載置されている側の壁面65を
冷却プレート51表面に対してほぼ垂直にしているの
で、ウエハWが位置決め部材A〜Fに乗り上げるか、正
常位置(プロキシミティシート54上)に落ちるかをは
っきり区別させることができ、確実にウエハWの異常載
置を判別することができる。
【0056】また、従来では例えばウエハを100℃以
上で加熱する加熱系の処理ユニットにおいて、ウエハW
が位置決め部材に乗り上げて異常載置された場合に、ウ
エハWの温度変化に基づいてウエハの異常載置を判別し
ていたので、処理された際のウエハの温度変化が急激で
ないクーリングユニットでは、この温度変化による載置
異常判別システムは使用できないという問題があった。
これに対し本実施形態によれば、光センサ52a、52
bを使用しているので、そのような問題は生じない。
【0057】本実施形態においては、ウエハWによって
光が遮られる程度が最も小さい場合、すなわち図10に
示した位置決め部材B、C及びDの3つに乗り上げた場
合であっても、その受光量の最高値は920digitであ
るので、しきい値を1600digitよりも更に低く設定
してもかまわない。
【0058】図11及び図12は他の実施形態に係るク
ーリングユニット(COL)を示している。図11及び
図12において上記実施形態に係る構成要素と同一のも
のについては同一の符号を付すものとしその説明を省略
する。
【0059】本実施形態では、一方の発光部52a及び
受光部52bのほかに、更にもう1対の発光部53a及
び受光部53bが、発光部52aからの光軸と平行にな
らないように設けられている。例えば両者の光軸同士の
角度θは70°〜90°とされている。この他方の発光
部53a及び受光部53bは一方の発光部52a及び受
光部52bと同様に、発光部53aからの光が冷却プレ
ート51表面に対してほぼ平行になるように配置され、
かつ位置決め部材A〜Fの高さよりも低い位置を通るよ
うに配置されている。
【0060】なお、発光部52a−受光部52b間の光
軸と発光部53a−受光部53b間の光軸とが干渉しな
いようにそれぞれの発光部又は受光部の高さを相違させ
ている。
【0061】図12に示すように、受光部52b及び5
3bによる受光量の情報は、制御部62に伝えられるよ
うになっており、この制御部62は、当該受光量基づ
き、主ウエハ搬送機構22のアーム48を水平面内で互
いに直角方向(X−Y方向)にそれぞれ移動させるモー
タM1及びM2の駆動量を制御するようになっている。
例えば、モータM1の駆動が制御されることによりアー
ム48の進退方向(図中X方向)の移動量が定められ、
一方、モータM2の駆動が制御されることによりアーム
48の進退方向に直角方向(図中Y方向)の移動量が定
められる。
【0062】このような構成によれば、図12に示すよ
うに、例えば位置決め部材B、C及びDの3つにウエハ
Wが乗り上げた場合、受光部52bによる受光量及び受
光部53bによる受光量に基づいて、一点鎖線で示す正
常載置状態のウエハWの中心位置Cに対する、実線で示
す異常載置状態のウエハWの中心位置C'の座標が制御
部62により求められる。すなわちCを原点として予め
制御部62に記憶させておくことにより、C'の座標
(α、β)が求められる。この距離α及びβを補正量と
して、各モータM1及びM2の駆動量が補正されること
により、アームの移動が補正される。
【0063】この場合、図10に示したようにウエハW
の位置決め部材A〜Fに対する各異常載置に対応させ
て、それぞれ受光部52bによる受光量と受光部53b
による受光量との組み合わせを予め制御部に記憶させて
おく。すなわちDのみに乗り上げたとき、CとDに乗り
上げたとき等のそれぞれに対しての受光部52bによる
受光量と受光部53bによる受光量との組み合わせを記
憶させておけば、ウエハWの異常載置状態をパターン化
させアーム48のずれ補正を容易に行うことができる。
【0064】以上のように本実施形態によれば、上記第
1の実施形態により得られる効果と同一の効果が得られ
るとともに、2軸の光センサを設ける構成としたので、
ウエハWの載置状態に関するより正確な情報を得ること
ができる。従って受光部52bによる受光量及び受光部
53bによる受光量に基づいてアーム48のずれを高精
度に補正することができる。
【0065】また、本実施形態によれば、主ウエハ搬送
機構22の動作を停止することなく動的にアーム48の
ずれ補正を行うことができる。なお、ウエハWが異常載
置された場合には、かかるウエハのみを破棄するように
してもよい。
【0066】なお、本発明は以上説明した実施形態には
限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
【0067】例えば、上記実施形態では光センサを1対
あるいは2対設けるようにしたが、3対以上設け、更に
精度良くウエハの載置情報を得るようにしてもよい。
【0068】また、本発明はクーリングユニット(CO
L)だけでなく、アドヒージョンユニット(AD)、あ
るいは他の加熱処理系のユニットであるプリベーキング
ユニット(PREBAKE)やポストベーキングユニッ
ト(POBAKE)にも適用可能である。
【0069】更に、本実施形態では、半導体ウエハ基板
を処理する装置について説明したが、これに限らず、光
センサ発光量や受光量のしきい値を変えることにより、
液晶表示等に使用されるガラス基板を処理する装置にも
本発明は適用可能である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板が正常位置に載置されなかった場合に直ちに載置異
常を検出することができ、かかる載置異常を高精度かつ
迅速に修正することができる。これにより処理不良の基
板を減少させることができ、歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される半導体ウエハ基板の基板処
理装置の全体構成を示す平面図である。
【図2】同基板処理装置の全体構成を示す正面図であ
る。
【図3】同基板処理装置の全体構成を示す背面図であ
る。
【図4】一実施形態に係る搬送装置を示す斜視図であ
る。
【図5】一実施形態に係るクーリングユニット(CO
L)の平面図である。
【図6】図5に示すクーリングユニット(COL)の断
面図である。
【図7】光センサによるウエハ載置状態の判別方法を示
す側面図である。
【図8】ウエハが正常位置に載置された状態を示す側面
図である。
【図9】ウエハが異常位置に載置された状態を示す側面
図である。
【図10】ウエハが各異常位置に載置された場合の受光
部の受光量を示す表である。
【図11】他の実施形態に係るクーリングユニット(C
OL)の平面図である。
【図12】同実施形態によるアームの位置ずれ補正シス
テムを示す模式図である。
【符号の説明】
W…半導体ウエハ A〜F…位置決め部材 M1、M2…モータ 1…塗布現像処理システム 22…主ウエハ搬送機構 46…ウエハ搬送装置 48…アーム 51…冷却プレート 52a、53a…発光部 52b、53b…受光部 54…プロキシミティシート 60…光軸 62…制御部 65…壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 裕幸 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター 東京エレクトロン株式会社内 (72)発明者 大薗 啓 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター 東京エレクトロン株式会社内 Fターム(参考) 2H096 AA25 GB03 5F031 CA02 FA01 FA12 GA02 HA08 HA37 JA02 JA17 JA25 JA27 JA51 KA01 KA15 MA21 MA26 MA27 PA02 5F046 KA04 KA10

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を表面に載置させ熱的処理を施すプ
    レートと、 前記載置された基板を囲むように前記プレートの表面に
    配置され、基板を所定の位置に載置させるための位置決
    め部材と、 前記プレート表面に対してほぼ平行な光を発する発光部
    と、 前記発光部から発せられた光を受光する受光部と、 前記受光部による受光量が所定値よりも低くなったとき
    に、異常が発生したものとみなす手段とを具備すること
    を特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記一対の発光部及び受光部は複数設けられ、それぞれ
    前記受光部及び前記発光部が前記プレートを挟んで対向
    して配置されていることを特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の基板処理
    装置において、 前記発光部から発せられた光は、前記位置決め部材の高
    さよりも低い位置を通ることを特徴とする基板処理装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のうちいずれか1
    項に記載の基板処理装置において、 前記位置決め部材の少なくとも基板が載置される側の壁
    面は前記プレートの表面に対してほぼ垂直であり、前記
    壁面の高さは3mm〜4mmであることを特徴とする基
    板処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のうちいずれか1
    項に記載の基板処理装置において、 前記プレートによる熱的処理は冷却処理であることを特
    徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 基板を表面に載置させ熱的処理を施すプ
    レートと、前記載置された基板を囲むように前記プレー
    トの表面に配置され、基板を所定の位置に載置させるた
    めの位置決め部材と、前記プレート表面に対してほぼ平
    行な光を発する発光部と、前記発光部から発せられた光
    を受光する受光部と、前記受光部による受光量が所定値
    よりも低くなったときに、異常が発生したものとみなす
    手段とを備えた複数の基板処理装置と、 少なくとも前記複数の基板処理装置間で基板の搬送を行
    い、前記プレートの所定位置に基板を載置させる搬送装
    置と、 前記異常が発生したものとみなされたときに、前記所定
    位置に基板を載置させるように前記搬送装置による基板
    の載置位置の補正を行う手段とを具備することを特徴と
    する基板処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の基板処理システムにお
    いて、 前記補正手段は、 前記受光部による受光量に基づき前記搬送装置の補正量
    を決定する手段を具備することを特徴とする基板処理シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 基板を表面に載置させ熱的処理を施すプ
    レートと、前記載置された基板を囲むように前記プレー
    トの表面に配置され、基板を所定の位置に載置させるた
    めの位置決め部材とを備える基板処理装置内で、前記プ
    レート上に載置された基板が前記所定の位置に載置され
    ているかどうか判別する方法であって、 前記プレート表面に対してほぼ平行に発せられた光を受
    光する工程と、 前記受光工程による受光量が所定値よりも低くなったと
    きに異常が発生したものとみなす工程とを具備すること
    を特徴とする判別方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の判別方法において、 前記プレート表面に対してほぼ平行に発せられた光は、
    前記位置決め部材の高さよりも低い位置を通るようにす
    ることを特徴とする判別方法。
  10. 【請求項10】 基板を表面に載置させ熱的処理を施す
    プレートと、前記載置された基板を囲むように前記プレ
    ートの表面に配置され、基板を所定の位置に載置させる
    ための位置決め部材とを備える複数の基板処理装置と、
    前記複数の基板処理装置間で少なくとも基板の搬送を行
    う搬送装置により前記プレート上に載置された基板が前
    記所定の位置からずれて載置された場合にこのずれを補
    正する方法であって、 前記プレート表面に対してほぼ平行に発せられた光を受
    光する工程と、 前記受光工程による受光量が所定値よりも低くなったと
    きに異常が発生したものとみなす工程と、 前記異常が発生したものとみなされたときに、前記受光
    量に基づき前記搬送装置の補正量を決定する工程とを具
    備することを特徴とする基板処理方法。
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