JP2004047165A - シーソースイッチ、これを用いたカメラ及び電気機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成により、操作釦を中立状態にバランス良く維持させることができると共に、良好な操作性を得ることのできるシーソースイッチ、これを用いたカメラ及び電気機器を提供すること。
【解決手段】2つの可動接点22を有する可撓性部材20をスイッチ基板10上に設け、該可撓性部材20上に操作釦30を中央の支点を中心に揺動可能に設けると共に、該操作釦30の押圧操作時に上記可動接点22を押圧して上記スイッチ基板10上に当接させることによりスイッチ動作を行わせるスイッチ動作部32と、上記可動接点以外の可撓性部材25を押圧する押圧部33とを操作釦30に設けたことを特徴とするシーソースイッチ1、これを操作スイッチとして有するカメラ及び電気機器。
【選択図】 図1
【解決手段】2つの可動接点22を有する可撓性部材20をスイッチ基板10上に設け、該可撓性部材20上に操作釦30を中央の支点を中心に揺動可能に設けると共に、該操作釦30の押圧操作時に上記可動接点22を押圧して上記スイッチ基板10上に当接させることによりスイッチ動作を行わせるスイッチ動作部32と、上記可動接点以外の可撓性部材25を押圧する押圧部33とを操作釦30に設けたことを特徴とするシーソースイッチ1、これを操作スイッチとして有するカメラ及び電気機器。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラのズームスイッチ等の操作スイッチとして使用されるシーソースイッチ、これを用いたカメラ及び電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
撮影レンズをテレ(遠)側又はワイド(近)側に切り替えるズーム手段を備えたカメラでは、ズーム手段の連続的な切り替え操作を行うための操作スイッチとして、一つのスイッチで2方向の選択的操作が可能なシーソースイッチが多用されている。
【0003】
従来のシーソースイッチの構成を図5に示す。シーソースイッチ100は、スイッチ基板110と可撓性部材120と操作用の操作釦130とを有して構成されている。
【0004】
スイッチ基板110上面にはそれぞれ印刷パターン等により2個1組の固定接点111、111が2組形成されており、更に、このスイッチ基板110上面に可撓性部材120が設けられている。
【0005】
可撓性部材120は、可撓性を有するシリコンゴム等のゴムシートによって全体が形成されている。上記固定接点111、111の各組の上方には、各固定接点111、111をそれぞれ覆うように下方に向けて拡開状に傾斜する袴状の薄肉部123を介して可動接点121が各固定接点111、111と一定の間隔をおいてそれぞれ一体に形成されている。この可動接点121の下面には導電ゴム等によって導電部122が形成されており、可動接点121がスイッチ基板110側へ向けて撓んで下降した時に、その下面の導電部122が1組の固定接点111、111に接触することで導通させ、スイッチ動作が行われるようになっている。
【0006】
操作釦130は、外装部品140に設けられた軸部141に取付溝131が嵌合することにより、スイッチ基板110上に図示左右方向に揺動可能に取り付けられている。操作釦130の下面側には、可撓性部材120の各可動接点121に対応するように、取付溝131を挟んで左右対称に突起132が突設され、その先端面は、操作釦130が中立の状態(左右どちらにも押圧力が作用していない状態)の時に、各可動接点121の上面と当接している。
【0007】
このようなシーソースイッチ100は、操作釦130を図示左右のいずれかに押圧操作すると、軸部141を支点として操作釦130が押圧側に傾き、その操作側の突起132が対応する可動接点121の上面を押圧する。可動接点121はこの押圧力を受けることにより下方に撓み、その下面の導電部122をスイッチ基板110の1組の固定接点111、111に接触させる。これによって1組の固定接点111、111は導通し、スイッチ動作が行われる。このスイッチ動作は操作釦130を押圧操作している期間継続し、押圧を解除すると、可動接点121は薄肉部123の復元力により上昇し、その上面に当接している突起132を押し上げて操作釦130を中立の状態に戻すようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
かかるシーソースイッチは、どちらの押圧操作も行われない状態では、操作釦130がバランスを保って中立状態を維持していなくてはならない。そこで、従来のシーソースイッチ100では、この中立状態を可撓性部材120の弾性復元力を利用して維持するために、各突起132によってそれぞれ可動接点121の上面に均等に図示下方向に若干の初期テンションを掛けた状態で操作釦130を取り付けるようにしているが、この場合、各可動接点121は初期テンションによって常に下方に若干撓んだ状態となるため、その分、可動ストロークが減少してしまい、スイッチの操作性を低下させる問題がある。
【0009】
また、上記可動接点121は、容易に撓むようにその周囲が薄肉状に形成されているため、反発力に乏しく、突起132によって初期テンションを掛けにくく、また、初期テンションを掛けてもバランスよく中立を保つことが困難であるという問題がある。
【0010】
更に、従来のシーソースイッチ100では可動接点121の反発力に乏しいために、スイッチ操作を行う際の操作加重が低く、操作釦130に軽く触れただけで不意に動作してしまう問題もあった。
【0011】
かかる問題点を解消するため、シーソースイッチに、操作釦の中立状態を維持させると共に所定の操作加重を付与するためのバネ等の弾発部材を組み付けることも考えられるが、スイッチ構造が複雑化し、組み立て作業を煩雑にするばかりでなく、部品点数の増加によりコストアップとなるため好ましくない。
【0012】
そこで、本発明の課題は、簡易な構成により、操作釦を中立状態にバランス良く維持させることができると共に、良好な操作性を得ることのできるシーソースイッチ、これを用いたカメラ及び電気機器を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
【0014】
1.2つの可動接点を有する可撓性部材をスイッチ基板上に設け、該可撓性部材上に操作釦を中央の支点を中心に揺動可能に設けると共に、該操作釦の押圧操作時に上記可動接点を押圧して上記スイッチ基板上に当接させることによりスイッチ動作を行わせるスイッチ動作部と、上記可動接点以外の可撓性部材を押圧する押圧部とを操作釦に設けたことを特徴とするシーソースイッチ。
【0015】
2.上記スイッチ動作部は、可動接点の上面に向けて突出する突起であることを特徴とする1記載のシーソースイッチ。
【0016】
3.上記押圧部は、可撓性部材の上面に向けて突出する突起であることを特徴とする1又は2記載のシーソースイッチ。
【0017】
4.上記可動接点は、操作釦裏面に向けて突出する突出部を有し、スイッチ動作部は、該突出部を押圧する平面であることを特徴とする1又は3記載のシーソースイッチ。
【0018】
5.上記可撓性部材の上記押圧部により押圧される部位は、操作釦裏面に向けて突出する突出部を有し、上記押圧部は、該突出部を押圧する平面であることを特徴とする1、2又は4記載のシーソースイッチ。
【0019】
6.上記操作釦が中立状態の時、上記スイッチ動作部は上記可動接点から離間すると共に、上記押圧部は可撓性部材を若干押し込む長さにそれぞれ形成されていることを特徴とする1〜5のいずれかに記載のシーソースイッチ。
【0020】
7.上記可撓性部材は、押圧部により押圧される部位が上記可動接点の周囲よりも厚肉状に形成されていることを特徴とする1〜6のいずれかに記載のシーソースイッチ。
【0021】
8.1〜7のいずれかに記載のシーソースイッチを操作スイッチとして有することを特徴とするカメラ。
【0022】
9.撮影レンズをテレ側又はワイド側に切り替えるズーム手段を備え、上記操作スイッチは、上記ズーム手段を選択的に切り替え操作するズームスイッチであることを特徴とする8記載のカメラ。
【0023】
10.1〜7のいずれかに記載のシーソースイッチを操作スイッチとして有することを特徴とする電気機器。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0025】
図1は本発明に係るシーソースイッチの縦断面図、図2はその動作状態を示す縦断面図である。図中、1はシーソースイッチ、10はスイッチ基板、20は可撓性部材、30は操作釦である。
【0026】
スイッチ基板10上面には、印刷パターン等によりそれぞれ2個1組の固定接点(図示せず)が2組形成されており、このスイッチ基板10の上面に可撓性部材20が設けられている。
【0027】
可撓性部材20は、シリコンゴム等の可撓性を有するゴムによってほぼ全体が厚肉状に形成され、復元可能な弾性を有している。可撓性部材20の下面には、上記スイッチ基板10上面の固定接点の周囲を取り囲むようにそれぞれ凹部21が形成され、該凹部21の底部からスイッチ基板10上の固定接点との間に一定の間隔をあけて可動接点22が一体に突設されている。これにより可動接点22の周囲には、可撓性部材20の肉厚の薄い薄肉部24が形成され、可動接点22を容易に下方に撓ませることができるようにしている。なお、各可動接点22の下面には、1組の固定接点に接触して導通させることによりスイッチ動作を行わせるための導電部23が導電ゴム等により形成されている。
【0028】
操作釦30は、下面側に一体成形された取付溝31が外装部品40に設けられた軸部41に嵌合することにより、該軸部41を支点としてスイッチ基板10上に図示左右方向に揺動可能に取り付けられている。操作釦30の下面側には、可撓性部材20の各可動接点22に対応するように、取付溝31を挟んで左右対称に第1の突起32が一体に突設され、その長さは、操作釦30が中立の状態の時に、可動接点22の上面と当接することなく、該可動接点22の上面との間に若干の間隙をおいて配置される長さに形成されている。本実施形態においては、この第1の突起32が、可動接点22を押圧してスイッチ基板10上に当接させることによりスイッチ動作を行わせるスイッチ動作部を構成している。
【0029】
また、操作釦30の下面における上記各第1の突起32の内側には、該各第1の突起32とは別に、取付溝31を挟んで左右対称に第2の突起33が一体に突設されている。この第2の突起33は、操作釦30が中立状態の時に、その先端面が可撓性部材20における可動接点22の上面を外れた厚肉部25の上面に達すると共に厚肉部25の上面を更に若干下方に押し込む長さに形成されている。これにより第2の突起33は、可撓性部材20の厚肉部25からの弾性復元力をそれぞれ均等に受けることで、操作釦30に中立状態時の初期テンションが掛かるようにしている。本実施形態においては、この第2の突起が、可動接点22以外の可撓性部材20を押圧する押圧部を構成している。
【0030】
このように構成されたシーソースイッチ1において、操作釦10の図示左側を押圧操作すると、図2に示すように、操作釦30は軸部12を支点にして左側に傾き、その操作側に位置する第1の突起32が、対応する可動接点22の上部を押圧する。可動接点22はこの第1の突起32による押圧力を受けることにより下方に撓み、その下面の導電部23をスイッチ基板10上面の1組の固定接点に接触させて導通させる。このとき、同時に操作釦30の下面の図示左側の第2の突起33も可撓性部材20の厚肉部25を更に下方に押し込んで撓ませる。そして、操作釦30の押圧を解除すると、可撓性部材20を押し込んでいた操作釦30の第1の突起32及び第2の突起33が該可撓性部材20の弾性復元力を受けて中立状態に復帰しようとするが、このとき操作釦30は、第2の突起33が可撓性部材20の厚肉部25の有する高い反発力を受けることによって速やかに中立状態に復帰する。
【0031】
このシーソースイッチ1によれば、操作釦30に一体形成された第2の突起33が可撓性部材20の厚肉部25の上面を押圧することで、操作釦30に初期テンションを掛けることができるため、可動接点22に対応する第1の突起32によって初期テンションを持たせる必要がない。従って、可動接点22のストロークには何ら影響を与えることがなく、可動接点22のストロークが制限される形状とする場合に特に有利である。また、部品点数を増加させることなく簡易な構成で操作釦30の中立状態のバランスをとることができる。
【0032】
本実施形態では、可動接点22を押圧してスイッチ動作を行うための第1の突起32は、操作釦30が中立状態の時に先端が可動接点22の上面との間に若干の間隙をおいて配置されているが、可動接点22の上面に当接されていてもよい。しかし、本発明によれば、上記のように第2の突起33によって操作釦30に初期テンションを掛け、操作釦30の中立状態のバランスをとることができるため、必ずしも第1の突起32の先端を可動接点22上面に当接させておく必要はなく、しかも、本実施形態のように第1の突起32の先端と可動接点22の上面との間に間隙をおいた場合には、それだけスイッチ動作の際の操作釦30のストロークを多くとることができる利点があるために好ましい態様である。
【0033】
更に、可撓性部材20の厚肉部25は、薄肉部24により下方に容易に撓み易い可動接点22とは異なり、高い反発力を有しているため、操作釦30を押圧操作する際の操作加重が増して良好な操作感を与えることができると共に、軽く触れただけでスイッチ動作が行われてしまう問題を解消することができる。
【0034】
以上の実施形態では、可撓性部材20の上面がほぼ平坦面とされ、可動接点22を押圧するためのスイッチ動作部及び該可動接点22以外の可撓性部材20を押圧するための押圧部として、それぞれ第1の突起32及び第2の突起33によって構成した例を示したが、上記スイッチ動作部及び押圧部は突起によって構成するものに限らず、以下に説明するように、可撓性部材20が操作釦30の裏面に向けて突出する突出部を有するようにしてもよい。
【0035】
図3に本発明に係るシーソースイッチの別の実施形態を示す。図1及び図2と同一符号は同一構成を示している。
【0036】
この実施形態において、可撓性部材20には、各可動接点22の上面に操作釦30の裏面に向けて突出する第1の突出部26が形成され、更に各可動接点22の内側には、可撓性部材20の各厚肉部25の上面に、同じく操作釦30の裏面に向けて突出する第2の突出部27が形成されている。
【0037】
一方、操作釦30は、可撓性部材20に対向する裏面側に平面34が形成されており、操作釦30の押圧操作時にはこの平面34で上記各突出部26、27の上面を共に押圧するようになっている。
【0038】
上記各突出部26、27の突出高さは、操作釦30が中立状態の時に、第1の突出部26が操作釦30の平面34に当接する長さ、好ましくは若干の間隙をおいて配置される長さとされ、第2の突出部27が、その上面が操作釦30の平面34に当接し、更に操作釦30側に向けて若干押し込む程度の長さとされ、操作釦30は、常に第2の突出部27の弾性復元力をその裏面側で左右均等に受けるようになっている。これにより、操作釦30には中立状態時の初期テンションが掛かるようになっており、この実施形態に示すシーソースイッチにおいても上記同様の効果が得られる。
【0039】
なお、この実施形態においては、この操作釦30の裏面の平面34が、該操作釦30の押圧操作時に可動接点22を押圧してスイッチ基板10上に当接させることによりスイッチ動作を行わせるスイッチ動作部と、上記可動接点22以外の可撓性部材20を押圧する押圧部とを兼用している。
【0040】
また、例えば操作釦30のスイッチ動作部を、図1に示すように第1の突起32とし、操作釦30の押圧部を、図3に示すように可撓性部材20側に設けた第2の突出部27としたり、あるいはその逆とする等のように、操作釦30側に設けられる突起と可撓性部材20側に設けられる突出部とを混用してもよい。
【0041】
かかるシーソースイッチ1は、スイッチ操作によって電気信号を伝達させることにより各種動作を行う電気機器の操作スイッチの一つとして使用することができる。例えば、図4は、上記シーソースイッチ1を、撮影レンズをテレ側又はワイド側に切り替えるズーム手段を備えたカメラCAのズームスイッチZSとして用いた例を示している。ズームスイッチZSはカメラCAの背面側に設けられ、撮影者が親指でそのテレ(T)側又はワイド(W)側に押圧操作することで、ズーム手段を選択的に切り替え操作することができ、これによりズーム操作の操作感の良好なカメラとすることができる。このカメラCAは背面に液晶表示モニタLMを備えたデジタルカメラを例示しているが、ズーム手段を備えたビデオカメラや、ズーム手段を電気的に操作する銀塩カメラであってもよいことはもちろんである。
【0042】
また、電気機器は上記カメラに限らず、例えば、テレビ、ラジオ、ステレオ装置、有線又は無線電話器、各種リモートコントローラ、カセット又はビデオテープレコーダ等、シーソースイッチを操作スイッチの一つとして使用する電気機器に広く適用可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、簡易な構成により、操作釦を中立状態にバランス良く維持することができると共に、良好な操作性を得ることのできるシーソースイッチ、これを用いたカメラ及び電気機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシーソースイッチの縦断面図
【図2】本発明に係るシーソースイッチの動作状態を示す縦断面図
【図3】本発明に係るシーソースイッチの他の実施形態を示す縦断面図
【図4】シーソースイッチをズームスイッチに用いたカメラの背面図
【図5】従来のシーソースイッチの縦断面図
【符号の説明】
1:シーソースイッチ
10:スイッチ基板
20:可撓性部材
21:凹部
22:可動接点
23:導電部
24:薄肉部
25:厚肉部
26:第1の突出部
27:第2の突出部
30:操作釦
31:取付溝
32:第1の突起(スイッチ動作部)
33:第2の突起(押圧部)
34:平面(スイッチ動作部、押圧部)
40:外装部品
41:軸部
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラのズームスイッチ等の操作スイッチとして使用されるシーソースイッチ、これを用いたカメラ及び電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
撮影レンズをテレ(遠)側又はワイド(近)側に切り替えるズーム手段を備えたカメラでは、ズーム手段の連続的な切り替え操作を行うための操作スイッチとして、一つのスイッチで2方向の選択的操作が可能なシーソースイッチが多用されている。
【0003】
従来のシーソースイッチの構成を図5に示す。シーソースイッチ100は、スイッチ基板110と可撓性部材120と操作用の操作釦130とを有して構成されている。
【0004】
スイッチ基板110上面にはそれぞれ印刷パターン等により2個1組の固定接点111、111が2組形成されており、更に、このスイッチ基板110上面に可撓性部材120が設けられている。
【0005】
可撓性部材120は、可撓性を有するシリコンゴム等のゴムシートによって全体が形成されている。上記固定接点111、111の各組の上方には、各固定接点111、111をそれぞれ覆うように下方に向けて拡開状に傾斜する袴状の薄肉部123を介して可動接点121が各固定接点111、111と一定の間隔をおいてそれぞれ一体に形成されている。この可動接点121の下面には導電ゴム等によって導電部122が形成されており、可動接点121がスイッチ基板110側へ向けて撓んで下降した時に、その下面の導電部122が1組の固定接点111、111に接触することで導通させ、スイッチ動作が行われるようになっている。
【0006】
操作釦130は、外装部品140に設けられた軸部141に取付溝131が嵌合することにより、スイッチ基板110上に図示左右方向に揺動可能に取り付けられている。操作釦130の下面側には、可撓性部材120の各可動接点121に対応するように、取付溝131を挟んで左右対称に突起132が突設され、その先端面は、操作釦130が中立の状態(左右どちらにも押圧力が作用していない状態)の時に、各可動接点121の上面と当接している。
【0007】
このようなシーソースイッチ100は、操作釦130を図示左右のいずれかに押圧操作すると、軸部141を支点として操作釦130が押圧側に傾き、その操作側の突起132が対応する可動接点121の上面を押圧する。可動接点121はこの押圧力を受けることにより下方に撓み、その下面の導電部122をスイッチ基板110の1組の固定接点111、111に接触させる。これによって1組の固定接点111、111は導通し、スイッチ動作が行われる。このスイッチ動作は操作釦130を押圧操作している期間継続し、押圧を解除すると、可動接点121は薄肉部123の復元力により上昇し、その上面に当接している突起132を押し上げて操作釦130を中立の状態に戻すようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
かかるシーソースイッチは、どちらの押圧操作も行われない状態では、操作釦130がバランスを保って中立状態を維持していなくてはならない。そこで、従来のシーソースイッチ100では、この中立状態を可撓性部材120の弾性復元力を利用して維持するために、各突起132によってそれぞれ可動接点121の上面に均等に図示下方向に若干の初期テンションを掛けた状態で操作釦130を取り付けるようにしているが、この場合、各可動接点121は初期テンションによって常に下方に若干撓んだ状態となるため、その分、可動ストロークが減少してしまい、スイッチの操作性を低下させる問題がある。
【0009】
また、上記可動接点121は、容易に撓むようにその周囲が薄肉状に形成されているため、反発力に乏しく、突起132によって初期テンションを掛けにくく、また、初期テンションを掛けてもバランスよく中立を保つことが困難であるという問題がある。
【0010】
更に、従来のシーソースイッチ100では可動接点121の反発力に乏しいために、スイッチ操作を行う際の操作加重が低く、操作釦130に軽く触れただけで不意に動作してしまう問題もあった。
【0011】
かかる問題点を解消するため、シーソースイッチに、操作釦の中立状態を維持させると共に所定の操作加重を付与するためのバネ等の弾発部材を組み付けることも考えられるが、スイッチ構造が複雑化し、組み立て作業を煩雑にするばかりでなく、部品点数の増加によりコストアップとなるため好ましくない。
【0012】
そこで、本発明の課題は、簡易な構成により、操作釦を中立状態にバランス良く維持させることができると共に、良好な操作性を得ることのできるシーソースイッチ、これを用いたカメラ及び電気機器を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
【0014】
1.2つの可動接点を有する可撓性部材をスイッチ基板上に設け、該可撓性部材上に操作釦を中央の支点を中心に揺動可能に設けると共に、該操作釦の押圧操作時に上記可動接点を押圧して上記スイッチ基板上に当接させることによりスイッチ動作を行わせるスイッチ動作部と、上記可動接点以外の可撓性部材を押圧する押圧部とを操作釦に設けたことを特徴とするシーソースイッチ。
【0015】
2.上記スイッチ動作部は、可動接点の上面に向けて突出する突起であることを特徴とする1記載のシーソースイッチ。
【0016】
3.上記押圧部は、可撓性部材の上面に向けて突出する突起であることを特徴とする1又は2記載のシーソースイッチ。
【0017】
4.上記可動接点は、操作釦裏面に向けて突出する突出部を有し、スイッチ動作部は、該突出部を押圧する平面であることを特徴とする1又は3記載のシーソースイッチ。
【0018】
5.上記可撓性部材の上記押圧部により押圧される部位は、操作釦裏面に向けて突出する突出部を有し、上記押圧部は、該突出部を押圧する平面であることを特徴とする1、2又は4記載のシーソースイッチ。
【0019】
6.上記操作釦が中立状態の時、上記スイッチ動作部は上記可動接点から離間すると共に、上記押圧部は可撓性部材を若干押し込む長さにそれぞれ形成されていることを特徴とする1〜5のいずれかに記載のシーソースイッチ。
【0020】
7.上記可撓性部材は、押圧部により押圧される部位が上記可動接点の周囲よりも厚肉状に形成されていることを特徴とする1〜6のいずれかに記載のシーソースイッチ。
【0021】
8.1〜7のいずれかに記載のシーソースイッチを操作スイッチとして有することを特徴とするカメラ。
【0022】
9.撮影レンズをテレ側又はワイド側に切り替えるズーム手段を備え、上記操作スイッチは、上記ズーム手段を選択的に切り替え操作するズームスイッチであることを特徴とする8記載のカメラ。
【0023】
10.1〜7のいずれかに記載のシーソースイッチを操作スイッチとして有することを特徴とする電気機器。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0025】
図1は本発明に係るシーソースイッチの縦断面図、図2はその動作状態を示す縦断面図である。図中、1はシーソースイッチ、10はスイッチ基板、20は可撓性部材、30は操作釦である。
【0026】
スイッチ基板10上面には、印刷パターン等によりそれぞれ2個1組の固定接点(図示せず)が2組形成されており、このスイッチ基板10の上面に可撓性部材20が設けられている。
【0027】
可撓性部材20は、シリコンゴム等の可撓性を有するゴムによってほぼ全体が厚肉状に形成され、復元可能な弾性を有している。可撓性部材20の下面には、上記スイッチ基板10上面の固定接点の周囲を取り囲むようにそれぞれ凹部21が形成され、該凹部21の底部からスイッチ基板10上の固定接点との間に一定の間隔をあけて可動接点22が一体に突設されている。これにより可動接点22の周囲には、可撓性部材20の肉厚の薄い薄肉部24が形成され、可動接点22を容易に下方に撓ませることができるようにしている。なお、各可動接点22の下面には、1組の固定接点に接触して導通させることによりスイッチ動作を行わせるための導電部23が導電ゴム等により形成されている。
【0028】
操作釦30は、下面側に一体成形された取付溝31が外装部品40に設けられた軸部41に嵌合することにより、該軸部41を支点としてスイッチ基板10上に図示左右方向に揺動可能に取り付けられている。操作釦30の下面側には、可撓性部材20の各可動接点22に対応するように、取付溝31を挟んで左右対称に第1の突起32が一体に突設され、その長さは、操作釦30が中立の状態の時に、可動接点22の上面と当接することなく、該可動接点22の上面との間に若干の間隙をおいて配置される長さに形成されている。本実施形態においては、この第1の突起32が、可動接点22を押圧してスイッチ基板10上に当接させることによりスイッチ動作を行わせるスイッチ動作部を構成している。
【0029】
また、操作釦30の下面における上記各第1の突起32の内側には、該各第1の突起32とは別に、取付溝31を挟んで左右対称に第2の突起33が一体に突設されている。この第2の突起33は、操作釦30が中立状態の時に、その先端面が可撓性部材20における可動接点22の上面を外れた厚肉部25の上面に達すると共に厚肉部25の上面を更に若干下方に押し込む長さに形成されている。これにより第2の突起33は、可撓性部材20の厚肉部25からの弾性復元力をそれぞれ均等に受けることで、操作釦30に中立状態時の初期テンションが掛かるようにしている。本実施形態においては、この第2の突起が、可動接点22以外の可撓性部材20を押圧する押圧部を構成している。
【0030】
このように構成されたシーソースイッチ1において、操作釦10の図示左側を押圧操作すると、図2に示すように、操作釦30は軸部12を支点にして左側に傾き、その操作側に位置する第1の突起32が、対応する可動接点22の上部を押圧する。可動接点22はこの第1の突起32による押圧力を受けることにより下方に撓み、その下面の導電部23をスイッチ基板10上面の1組の固定接点に接触させて導通させる。このとき、同時に操作釦30の下面の図示左側の第2の突起33も可撓性部材20の厚肉部25を更に下方に押し込んで撓ませる。そして、操作釦30の押圧を解除すると、可撓性部材20を押し込んでいた操作釦30の第1の突起32及び第2の突起33が該可撓性部材20の弾性復元力を受けて中立状態に復帰しようとするが、このとき操作釦30は、第2の突起33が可撓性部材20の厚肉部25の有する高い反発力を受けることによって速やかに中立状態に復帰する。
【0031】
このシーソースイッチ1によれば、操作釦30に一体形成された第2の突起33が可撓性部材20の厚肉部25の上面を押圧することで、操作釦30に初期テンションを掛けることができるため、可動接点22に対応する第1の突起32によって初期テンションを持たせる必要がない。従って、可動接点22のストロークには何ら影響を与えることがなく、可動接点22のストロークが制限される形状とする場合に特に有利である。また、部品点数を増加させることなく簡易な構成で操作釦30の中立状態のバランスをとることができる。
【0032】
本実施形態では、可動接点22を押圧してスイッチ動作を行うための第1の突起32は、操作釦30が中立状態の時に先端が可動接点22の上面との間に若干の間隙をおいて配置されているが、可動接点22の上面に当接されていてもよい。しかし、本発明によれば、上記のように第2の突起33によって操作釦30に初期テンションを掛け、操作釦30の中立状態のバランスをとることができるため、必ずしも第1の突起32の先端を可動接点22上面に当接させておく必要はなく、しかも、本実施形態のように第1の突起32の先端と可動接点22の上面との間に間隙をおいた場合には、それだけスイッチ動作の際の操作釦30のストロークを多くとることができる利点があるために好ましい態様である。
【0033】
更に、可撓性部材20の厚肉部25は、薄肉部24により下方に容易に撓み易い可動接点22とは異なり、高い反発力を有しているため、操作釦30を押圧操作する際の操作加重が増して良好な操作感を与えることができると共に、軽く触れただけでスイッチ動作が行われてしまう問題を解消することができる。
【0034】
以上の実施形態では、可撓性部材20の上面がほぼ平坦面とされ、可動接点22を押圧するためのスイッチ動作部及び該可動接点22以外の可撓性部材20を押圧するための押圧部として、それぞれ第1の突起32及び第2の突起33によって構成した例を示したが、上記スイッチ動作部及び押圧部は突起によって構成するものに限らず、以下に説明するように、可撓性部材20が操作釦30の裏面に向けて突出する突出部を有するようにしてもよい。
【0035】
図3に本発明に係るシーソースイッチの別の実施形態を示す。図1及び図2と同一符号は同一構成を示している。
【0036】
この実施形態において、可撓性部材20には、各可動接点22の上面に操作釦30の裏面に向けて突出する第1の突出部26が形成され、更に各可動接点22の内側には、可撓性部材20の各厚肉部25の上面に、同じく操作釦30の裏面に向けて突出する第2の突出部27が形成されている。
【0037】
一方、操作釦30は、可撓性部材20に対向する裏面側に平面34が形成されており、操作釦30の押圧操作時にはこの平面34で上記各突出部26、27の上面を共に押圧するようになっている。
【0038】
上記各突出部26、27の突出高さは、操作釦30が中立状態の時に、第1の突出部26が操作釦30の平面34に当接する長さ、好ましくは若干の間隙をおいて配置される長さとされ、第2の突出部27が、その上面が操作釦30の平面34に当接し、更に操作釦30側に向けて若干押し込む程度の長さとされ、操作釦30は、常に第2の突出部27の弾性復元力をその裏面側で左右均等に受けるようになっている。これにより、操作釦30には中立状態時の初期テンションが掛かるようになっており、この実施形態に示すシーソースイッチにおいても上記同様の効果が得られる。
【0039】
なお、この実施形態においては、この操作釦30の裏面の平面34が、該操作釦30の押圧操作時に可動接点22を押圧してスイッチ基板10上に当接させることによりスイッチ動作を行わせるスイッチ動作部と、上記可動接点22以外の可撓性部材20を押圧する押圧部とを兼用している。
【0040】
また、例えば操作釦30のスイッチ動作部を、図1に示すように第1の突起32とし、操作釦30の押圧部を、図3に示すように可撓性部材20側に設けた第2の突出部27としたり、あるいはその逆とする等のように、操作釦30側に設けられる突起と可撓性部材20側に設けられる突出部とを混用してもよい。
【0041】
かかるシーソースイッチ1は、スイッチ操作によって電気信号を伝達させることにより各種動作を行う電気機器の操作スイッチの一つとして使用することができる。例えば、図4は、上記シーソースイッチ1を、撮影レンズをテレ側又はワイド側に切り替えるズーム手段を備えたカメラCAのズームスイッチZSとして用いた例を示している。ズームスイッチZSはカメラCAの背面側に設けられ、撮影者が親指でそのテレ(T)側又はワイド(W)側に押圧操作することで、ズーム手段を選択的に切り替え操作することができ、これによりズーム操作の操作感の良好なカメラとすることができる。このカメラCAは背面に液晶表示モニタLMを備えたデジタルカメラを例示しているが、ズーム手段を備えたビデオカメラや、ズーム手段を電気的に操作する銀塩カメラであってもよいことはもちろんである。
【0042】
また、電気機器は上記カメラに限らず、例えば、テレビ、ラジオ、ステレオ装置、有線又は無線電話器、各種リモートコントローラ、カセット又はビデオテープレコーダ等、シーソースイッチを操作スイッチの一つとして使用する電気機器に広く適用可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、簡易な構成により、操作釦を中立状態にバランス良く維持することができると共に、良好な操作性を得ることのできるシーソースイッチ、これを用いたカメラ及び電気機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシーソースイッチの縦断面図
【図2】本発明に係るシーソースイッチの動作状態を示す縦断面図
【図3】本発明に係るシーソースイッチの他の実施形態を示す縦断面図
【図4】シーソースイッチをズームスイッチに用いたカメラの背面図
【図5】従来のシーソースイッチの縦断面図
【符号の説明】
1:シーソースイッチ
10:スイッチ基板
20:可撓性部材
21:凹部
22:可動接点
23:導電部
24:薄肉部
25:厚肉部
26:第1の突出部
27:第2の突出部
30:操作釦
31:取付溝
32:第1の突起(スイッチ動作部)
33:第2の突起(押圧部)
34:平面(スイッチ動作部、押圧部)
40:外装部品
41:軸部
Claims (10)
- 2つの可動接点を有する可撓性部材をスイッチ基板上に設け、該可撓性部材上に操作釦を中央の支点を中心に揺動可能に設けると共に、該操作釦の押圧操作時に上記可動接点を押圧して上記スイッチ基板上に当接させることによりスイッチ動作を行わせるスイッチ動作部と、上記可動接点以外の可撓性部材を押圧する押圧部とを操作釦に設けたことを特徴とするシーソースイッチ。
- 上記スイッチ動作部は、可動接点の上面に向けて突出する突起であることを特徴とする請求項1記載のシーソースイッチ。
- 上記押圧部は、可撓性部材の上面に向けて突出する突起であることを特徴とする請求項1又は2記載のシーソースイッチ。
- 上記可動接点は、操作釦裏面に向けて突出する突出部を有し、スイッチ動作部は、該突出部を押圧する平面であることを特徴とする請求項1又は3記載のシーソースイッチ。
- 上記可撓性部材の上記押圧部により押圧される部位は、操作釦裏面に向けて突出する突出部を有し、上記押圧部は、該突出部を押圧する平面であることを特徴とする請求項1、2又は4記載のシーソースイッチ。
- 上記操作釦が中立状態の時、上記スイッチ動作部は上記可動接点から離間すると共に、上記押圧部は可撓性部材を若干押し込む長さにそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のシーソースイッチ。
- 上記可撓性部材は、押圧部により押圧される部位が上記可動接点の周囲よりも厚肉状に形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のシーソースイッチ。
- 請求項1〜7のいずれかに記載のシーソースイッチを操作スイッチとして有することを特徴とするカメラ。
- 撮影レンズをテレ側又はワイド側に切り替えるズーム手段を備え、上記操作スイッチは、上記ズーム手段を選択的に切り替え操作するズームスイッチであることを特徴とする請求項8記載のカメラ。
- 請求項1〜7のいずれかに記載のシーソースイッチを操作スイッチとして有することを特徴とする電気機器。
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---|---|---|---|
JP2002200020A JP2004047165A (ja) | 2002-07-09 | 2002-07-09 | シーソースイッチ、これを用いたカメラ及び電気機器 |
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ID=31706999
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JP2002200020A Withdrawn JP2004047165A (ja) | 2002-07-09 | 2002-07-09 | シーソースイッチ、これを用いたカメラ及び電気機器 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009288434A (ja) * | 2008-05-28 | 2009-12-10 | Nikon Corp | 駆動機構、それを備えたレンズ鏡筒及びカメラ |
JP2011096377A (ja) * | 2009-10-27 | 2011-05-12 | Casio Computer Co Ltd | スイッチ装置 |
JP2013065398A (ja) * | 2011-09-15 | 2013-04-11 | Alps Electric Co Ltd | 多方向入力装置 |
CN113168986A (zh) * | 2019-03-25 | 2021-07-23 | Jvc建伍株式会社 | 交互转换开关以及电子设备 |
CN113168986B (zh) * | 2019-03-25 | 2024-06-04 | Jvc建伍株式会社 | 交互转换开关以及电子设备 |
-
2002
- 2002-07-09 JP JP2002200020A patent/JP2004047165A/ja not_active Withdrawn
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