JP2004047068A - カートリッジ、カートリッジアセンブリ、カートリッジドライブアセンブリ、テープライブラリ、カートリッジ保持部、およびカートリッジの破損を防ぐ方法 - Google Patents

カートリッジ、カートリッジアセンブリ、カートリッジドライブアセンブリ、テープライブラリ、カートリッジ保持部、およびカートリッジの破損を防ぐ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】テープの破損を防ぐカートリッジ、およびテープドライブによる読出および書込の精度を向上する媒体カートリッジを製造するための費用効果が高く効率的な方法を提供する。
【解決手段】カートリッジアセンブリ(10)は、カートリッジ(12)およびカートリッジ保持部(14)を含む。カートリッジ(12)は、回転軸(46)およびフランジ(48、50)を有するリール(22)と、リール(22)を回転可能に固定するカートリッジハウジング(16)とを含む。リールは、カートリッジハウジングに対して傾斜するように適合される。カートリッジハウジングは、各々が面取部(72)を有する複数のリブを含む。カートリッジは、リールを横向きに位置づけるための位置決めリブ(66)も含み得る。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の分野】
この発明は、記録媒体を含む媒体カートリッジの分野に関する。
【0002】
【背景】
磁気テープカートリッジは、磁気記録媒体を便利かつ効率良く格納および取扱うためにテープドライブに使用されてきた。テープカートリッジの1つの種類は、実質的に長方形の外部カートリッジハウジングおよびそのハウジング内に位置付けられる磁気テープを含む1つのリールからなる。カートリッジハウジングは上方ハウジング部および下方ハウジング部を含み、これらは実質的に磁気テープを包囲し、磁気テープはカートリッジリーダ(始端部)を含む。カートリッジリーダは、カートリッジがテープドライブに挿入されている間、カートリッジハウジングの開口部を通じて露出される。すると、テープドライブはカートリッジからテープに係合してテープを検索し、記録および/または再生することができる。
【0003】
リールは、ハブ、1つまたは複数のフランジ、および下方ハウジング部のアクセス開口部を通じて露出される複数の歯を含む。テープドライブ上のドライブクラッチは、歯と係合してリールを回転させる。通常、カートリッジハウジング内のばねがリールを下方ハウジング部の方に偏らせる。ドライブクラッチが歯と係合している間、テープドライブはリールに力を及ぼし、リールを上方ハウジング部の方に押し、このことによってばねが部分的に圧縮され、ドライブクラッチとリールとの間の係合が確実となる。次に、テープドライブはリールを回転させ、テープをデータ変換器にわたって案内し、これはテープからデータを読出しおよび/またはテープにデータを書込む。リールは一般に、回転軸に沿って縦方向に動くことができるが、リールは、下方ハウジング部および上方ハウジング部に対していくらか軸方向に動くこともでき、駆動許容差が得られる。
【0004】
テープドライブ内での通常動作中は、上方ハウジング部と下方ハウジング部との間でのリールの動きが必要であるが、そのような動きはテープドライブ外での取扱いの際に問題となることがわかった。特に、リールの望ましくない動きによって、そこに巻き取られている磁気テープが破損され得る。たとえば、カートリッジが落下した場合、またはさもなくば強く押された場合、リールの軸方向または傾斜する動きによって、1つまたは複数のフランジとカートリッジハウジングとの間に接触が生じ、これがリールの1つまたは複数のフランジとテープとの接触につながることがある。一般に、フランジは比較的薄く、容易にいくらか偏向し得る。現在テープ製造業者の間では、より薄いテープを開発して記憶容量を増加させる設計が好まれているため、そのようなテープはさらに破損しやすい。このようなテープの外縁の破損の他にも、テープが不均一または左右にふらついてリールに巻付けられる結果(すなわち巻取られたテープの横ずれ(packslip)、巻取られたテープの突出(popped strand))につながるテープの巻取り現象によっても、テープは破損しやすくなる。たとえば、磁気テープの破損は、テープドライブによる不正確なデータの読取および/または書込、もしくはデータの喪失につながり得る。
【0005】
したがって、カートリッジハウジング内でのリールの軸方向の動きによるテープの破損を防ぐカートリッジを提供する必要がある。さらに、テープドライブによる読出および書込の精度向上を促進する媒体カートリッジを製造する、費用効果が高く効率の良い方法を提供する必要もある。
【0006】
【概要】
この発明は、カートリッジおよびカートリッジ保持部を含むカートリッジアセンブリに向けられる。カートリッジは、カートリッジハウジング、およびフランジ表面を備えるフランジを有するリールを含む。ハウジングは回転可能にリールを固定し、リールが回転軸のまわりを回転するのを可能にする。リールは、カートリッジハウジングに対して傾斜するように適合される。カートリッジハウジングは、近端接触点および遠端接触点を有するリブを含む。近端接触点は、遠端接触点よりも回転軸の近くに位置付けられ、リールがカートリッジハウジングに対して十分傾斜している場合、フランジ面は両方の接触点に接触する。
【0007】
リブは面取部も含み得る。ある実施例では、リールはカートリッジハウジングに対する接触傾斜角度を有し、面取部は、接触傾斜角度に実質的に同様である、カートリッジハウジングに対する面取部角度を有する。リールが十分傾斜すると、フランジは面取部に接触して、フランジは面取部に対して実質的に平行になる。
【0008】
さらに、リブは回転軸に対して放射状に位置付けることができる。カートリッジは、カートリッジハウジングに配置される位置付けリブも含み得る。さらに、リールは中央開口部も含み得るため、リールをカートリッジハウジングに対して横方向に位置付けるために位置決めリブは少なくとも部分的に中央開口部の方に延在する。位置付けリブは、たとえば、実質的に円形または円盤形であり得る。
【0009】
別の実施例では、カートリッジハウジングは、各々が近端接触点および遠端接触点を有する複数のリブを含む。フランジ面は、リールがカートリッジハウジングに対して十分傾斜している場合、少なくとも1つのリブ上で実質的に同時に両方の接触点に接触する。リブは、上方ハウジング部、下方ハウジング部、またはカートリッジハウジングの両方の部に配置することができる。さらにフランジは、ほぼフランジの外周に位置付けられるフランジ縁部を含む。この実施例では、リールがカートリッジハウジングに対して傾斜している場合、フランジ縁部はカートリッジハウジングに接触しない。
【0010】
カートリッジ保持部は、カートリッジがドライブによって使用されていない間、カートリッジを保持する。カートリッジ保持部は、カートリッジがカートリッジ保持部内に保持されている間、カートリッジのリールをカートリッジハウジングの上方ハウジング部の方に偏らせるリール位置決め部を含む。この設計では、リールはカートリッジハウジング内での望まれない動きの影響を受けにくい。
【0011】
【説明】
以下の説明は、この発明のいくつかの可能な実施例に関係する。ここに記載されるシステムおよび方法の多くの変形が当業者によって構想され得ること、およびそのような変形ならびに改良はこの発明の範囲内にあると意図されることが理解される。したがって、この発明は、以下のある例示的な実施例の開示によって限定されるわけではない。
【0012】
ここに記載されるシステムおよび方法は、耐久性のあるテープカートリッジに関する。特に、ここに記載されるカートリッジは、落下したときの破損または損傷に対してより耐性があり、かつ通常使用中の摩耗に対してより耐性があるため、生成される屑が少ない。明確にするため、ここに記載するテープカートリッジは、コンピュータのデータ、ビデオデータ、アナログ信号、またはテープに記憶し得るその他いかなる種類の情報も記憶するためのある長さの記憶テープなどの、ある長さのテープを保持するためのカートリッジとして記載する。しかしながら、カートリッジは他の用途に使用可能であることが当業者には理解されるであろう。
【0013】
図1は、カートリッジ12およびカートリッジ保持部14を含むカートリッジアセンブリ10の分解上面斜視図である。カートリッジ12はテープドライブ13(図12に示す)とともに使用するように適合されるが、これは、テープライブラリ(図示せず)で使用することもできるし、しないこともできる。カートリッジ12およびカートリッジ12の構成要素の設計は変化し得る。図1では、カートリッジ12は、上方内面19(図2に示す)を含む上方ハウジング部18と、下方内面21を含む下方ハウジング部20と、リール22と、リール22のまわりに巻き取られたテープ24と、作用部26と、扉28とを有するカートリッジハウジング16を含む。カートリッジハウジング16は、リール22およびテープ24の破損を防ぐ、間隔を空けられた1つまたは複数のリブ30も含む。カートリッジ保持部14は、保持部上部32、保持部底部34およびリール位置決め部36を含む。
【0014】
カートリッジハウジング16は、回転可能にリール22およびテープ24を固定し、破損から保護する。カートリッジハウジング16の設計は、カートリッジ12およびリール22の設計要件に応じて変化し得る。カートリッジハウジング16は、カートリッジ12に衝撃があった場合に破損を防ぐ好適な強い材料であれば、どのような材料からでも形成することができる。たとえば、実質的にグラスファイバを含まない材料を使用してカートリッジハウジング16を形成することができる。好適な材料は、金属、プラスチック、ゴム、セラミックおよびそれらの複合材料を含む。カートリッジハウジング16を形成するために一般に使用されるプラスチックの具体例は、ポリカーボネートである。これらのグラスファイバを欠く材料を使用することによって、プラスチックが衝撃に対して強化されるだけでなく、カートリッジ12の通常使用中に見られる摩耗に対する耐性も向上することができる。さらに、実質的にグラスファイバを含まない材料を使用することにより、カートリッジハウジング16の製造のために使用する金型の寿命が向上する。金型の寿命が向上することによって、そのようなカートリッジハウジング16の製造コストが低減する。
【0015】
カートリッジハウジング16は、リール22を内部に含むことができかつカートリッジ12をテープドライブに適切に収めることができれば、いかなる形状または大きさであってもよい。図1に示されるカートリッジハウジング16は、箱型でリール22を含むが、1つまたは複数のリール22を含み得る、円盤型、楕円形、正方形および長方形のカートリッジハウジング16を含む他の形状もこの発明により企図され、この発明に含まれる。
【0016】
さらに、カートリッジハウジング16は、カートリッジハウジング16のさらなる強度および剛性のために1つまたは複数の内壁38を含み得る。図1に示される実施例では、内壁38は下方ハウジング部20に示される。ここで使用されるように、内壁38は、高さ寸法が幅寸法より実質的に大きい。たとえば、内壁38は、上方ハウジング部18の上方内面19と下方ハウジング部20の下方内面21との間の全長にわたって延在してもよい。またはこれに代えて、内壁38は、上方ハウジング部18と下方ハウジング部20との間で部分的に延在してもよい。図1に示されるように、内壁38は半円形の輪郭を有してもよく、または任意で、それらの輪郭は、楕円形でも、曲がっていても、真っ直ぐでもよいし、または正方形でもよい。それらはカートリッジハウジング16と同じ材料からなってもよく、所望の強度が得られればどのような厚みであってもよい。さらに内壁38は、カートリッジハウジング16と一体として形成することもできるし、またはカートリッジハウジング16に装着される別個の構造物であってもよい。
【0017】
下方ハウジング部20は、下方内面21から延在する複数の下方側壁40を含む。さらに、図1に示されるカートリッジハウジング16の下方ハウジング部20は、中央開口部42を含む。中央開口部42によって、外部機構43(図12に示す)が係合してリール22を回転させることが可能となる。外部機構43は、たとえば、テープドライブ13の一部であり得る。中央開口部42は下方ハウジング部20に示されるが、これに代えて、中央開口部42をカートリッジハウジング16の上方ハウジング部18に位置付けることもできる。
【0018】
下方ハウジング部20は、下方ハウジング部20を上方ハウジング部18と結合するための1つまたは複数のねじ支柱44をさらに含んでもよい。当業者には下方ハウジング部20を上方ハウジング部18に結合する他の方法が思い浮かぶであろうが、これらの方法は、ここに開示されるシステムおよび方法の精神から離れない。
【0019】
リール22は回転可能にカートリッジハウジング16内に取付けられる。リール22は、テープ24の巻取りまたは巻出し中、回転軸46のまわりを回転する。リール22の設計は、カートリッジ12の設計要件を満たすように変化し得る。図1に示されるリール22は、ハブ47、上方フランジ48、下方フランジ50およびリールの窪み52を含む。上方フランジ48は上方フランジ面54および上方フランジ縁部56を含み、下方フランジ50は下方フランジ面58(図2に示す)および下方フランジ縁部60を含む。下方フランジ50は、たとえば、プラスチック、金属またはセラミックなどの材料から形成し得る。またはこれに代えて、他の比較的軽量な材料を下方フランジ50の形成に使用することができる。
【0020】
リール22は、リール22がある長さのテープ24を保持できるような幾何学的配置であれば、どのような配置であってもよい。図1に示すように、複数のフランジの歯62をリール22の上方フランジ縁部56に沿って配置してもよい。リール22に取付けられるフランジの歯62は各々、フランジの歯62を強化することよってフランジの歯62がリール22からずれる可能性を低減または防止するように、その根元のところが広くなっていてもよい。またはこれに代えて、フランジの歯62の各々は異なる構造を有し得る。上方フランジ48はしばしばフランジの歯62を含むため、上方フランジ48は、下方フランジ50を形成するために使用される材料よりもいくぶん硬くかつ丈夫な材料から形成され得る。たとえば、上方フランジ48に使用される材料は、カートリッジハウジング16を形成するのに使用されるものと同様であり得る。またはこれに代えて、上方フランジ48は、異なるプラスチック、金属、セラミックまたはその他好適な強い材料から形成し得る。
【0021】
テープ24は、リール22のハブ47のまわりに巻取られ、テープ24からの読出およびテープ24への書込中、テープドライブ13によって巻出しおよび/または再巻取りすることができる。テープ24の大きさは変化し得る。たとえば、テープ24は約2分の1インチのテープ幅を有することがあり得る。またはこれに代えて、テープ24は約4ミリメートルから12ミリメートルの間のテープ幅を有してもよい。テープ24は2分の1インチよりも幅広くてもよい。約2分の1ミリのテープ24の厚みが比較的一般的であるが、わずかに薄いまたは厚いテープ24も使用され得る。一般に、より薄いテープ24はより厚いテープ24よりも剛性に欠け、テープ24の動きの制御が低下することがある。
【0022】
作用部26は力を及ぼしてリール22をカートリッジハウジング16の下方ハウジング部20の方に偏らせる。さらに、作用部26はリール22を偏らせて、下方フランジ面58が下方ハウジング部20の下方内面21に対して実質的に平行になるようにすることができる。図1に示される実施例では、作用部26はばねである。ばねの一端はカートリッジハウジング16の上方ハウジング部18に担持される。ばねの他端はリール22に担持され得る。十分弾性のある材料であればどのような材料でも作用部26に使用することができる。またはこれに代えて、当業者に公知の、リール22を下方ハウジング部20に対して偏らせる他の手段をこの発明で使用することができる。
【0023】
さらに、カートリッジハウジング16は、1つまたは複数のリブ30を含む。図1に示される実施例では、下方ハウジング部20は、下方ハウジング部20の下方内面21にある中央開口部42の近くから放射状に配置される、間隔をあけられた複数のリブ30を含む。代替の実施例では、リブ30は非放射状に位置付けることができる。たとえば、排他的でない例として、リブ30は、実質的に斜め、螺旋形、十文字または弓形に配向され得る。リブ30の設計は、カートリッジハウジング16およびリール22の設計要件を満たすように変化し得る。この実施例では、リブ30は、リール22の傾斜中にリール22が下方ハウジング部20の下方内面21に接触しないように位置付けられる。その代わり、後に詳しく説明するように、リール22は1つまたは複数のリブ30に接触し、リブ30は、それらの設計によって、リール22およびテープ24の破損を防ぐ。
【0024】
さらに、各リブ30の寸法は変化し得る。各リブ30は中央開口部42の近くから下方側壁40の1つの近くに延在してもよく、またはその距離のある一部分のみ延在してもよい。たとえば、一実施例では、下方ハウジング部20に配置されるリブ30の長さは、約20ミリメートルより小さい。別の実施例では、下方ハウジング部20に配置されるリブ30の長さは、約20ミリメートルよりも小さく、約5ミリメートルよりも大きい。さらに別の実施例では、下方ハウジング部20に配置されるリブ30の長さは、約16ミリメートルよりも小さく、約8ミリメートルよりも大きい。下方ハウジング部20のリブ30は、中央開口部42から内壁38に向かって、または下方側壁40に向かって延在してもよい。各リブ30は、カートリッジハウジング16の内面19、21に対して、たとえば約0.04インチの高さを有してもよい。別の実施例では、各リブ30の高さは0.04インチよりも大きいこともあれば、小さいこともある。
【0025】
カートリッジ保持部14は、使用されない期間、すなわち保管または輸送中にカートリッジ12の1つを保持および保護するのに使用される。カートリッジ保持部14の設計は、カートリッジ12の要件に依存して変化し得る。図1に示される実施例では、カートリッジ保持部14は、保持部上部32、装着された保持部底部34、および保持部底部34に固定されたリール位置決め部36を含む。またはこれに代えて、保持部上部32および保持部底部34は、組合さってカートリッジ12を包囲する2つの別々の構造物であってもよい。保持部上部32および保持部底部34は、カートリッジ保持部14へのかなりの衝撃を十分吸収するであろう材料から形成し得る。そのような材料は、さまざまなプラスチック、金属、ゴムまたはその他の好適な材料を含み得る。
【0026】
リール位置決め部36は、カートリッジ保持部14が閉じているときに中央開口部42を通じてカートリッジ12のリール22に力を及ぼす。この力によって、リール22がカートリッジハウジング16の上方ハウジング部18の方に動く。一実施例では、リール22は、上方ハウジング部18および/または上方ハウジング部18に固定される構造物に対して完全に偏っている。換言すると、リール位置決め部36によって、リール22の上方フランジ48が上方ハウジング部18および/または上方ハウジング部18に固定される構造物に担持され、このことによってカートリッジハウジング16内でのリール22の安定性が強化される。この設計では、カートリッジ12への衝撃を含み得る保管中および輸送中のリール22の傾斜が防止される。
【0027】
リール位置決め部36は、円形、正方形、三角形であってもよく、またはリール22に力を及ぼして、リール22をカートリッジハウジング16の上方ハウジング部18の方に偏らせる形状であればその他どのような形状でもよい。さらに、非排他的な例として、リール位置決め部36は、中実の構造を有してもよいし、または環状の形状でもよい。リール位置決め部36はリール22に適切な力を及ぼすために硬い材料から形成され得る。この発明では、プラスチック、エポキシ、金属、セラミックなどの材料、またはその他の好適を使用することができる。さらに、リール位置決め部36は保持部底部34と一体として形成することもできるし、または保持部底部34に固定する別個の構造物であってもよい。代替の実施例では、リール位置決め部は保持部上部に一体として形成されるか、または保持部上部に固定される。さらに代替の実施例では、リール位置決め部は、たとえば、リールの一部として形成し、カートリッジハウジングに固定することができる。
【0028】
図2は、上方ハウジング部18、下方ハウジング部20、リール22およびカートリッジ保持部14を含む、カートリッジアセンブリ10の底面斜視図である。リール22のハブ47は、リール22の回転中にテープドライブ13と係合する複数のハブの歯63を含む。
【0029】
この実施例では、カートリッジハウジング16の上方ハウジング部18は、軸取付台64および1つまたは複数の位置決めリブ66を含む。軸取付台64は、リール22をカートリッジハウジング16内に取付けるために設けられる。軸取付台64は、それに対してリール22が回転することのできる支えを提供する。軸取付台64の設計は変化し得る。軸取付台64は、リール22を支え、それを回転させることのできる構造であればどのような構造でもよい。図2の軸取付台64は上方ハウジング部18に示されているが、これに代えて、軸取付台64はカートリッジハウジング16の下方ハウジング部20に位置付けることもできる。
【0030】
図2に示される実施例では、位置決めリブ66は、リール22が上方ハウジング部18の方に偏っている場合、すなわちリール22とテープドライブ(図示せず)が係合している間、カートリッジハウジング16の上方ハウジング部18からリールの窪み52(図1に示す)まで延在する。図2に示される位置決めリブ66は実質的に円形である。しかしながら、位置決めリブ66のその他の好適な構造は、この発明に含まれ得る。一実施例では、位置決めリブ66は、カートリッジハウジング16の上方ハウジング部18に配置されるリブ30の少なくとも1つに交差する。位置決めリブ66は、カートリッジ12の剛性をさらに増し、テープドライブとの係合中にリール22にさらなる支えを与えることもできる。
【0031】
図2において、扉28はヒンジ68によってカートリッジハウジング16の上方ハウジング部18に結合される。ヒンジ68は、扉28が制御可能にカートリッジハウジングの開口部を被覆および除覆して、テープ24がテープドライブとリール22の間を移動することができるような設計であれば、どのような設計であってもよい。扉28は、好適な強い材料であればどのような材料から形成してもよく、扉28の面に沿って横向きに配置される補剛材70で強化することができるが、2つ以上の補剛材70を用いればさらに強化されるであろう。補剛材70の大きさは変化し得る。すなわち補剛材70は、扉28の全長に沿って配置してもよく、または扉28の長さのある部分のみに沿って配置してもよい。さらに扉28は、テープドライブ(図示せず)との使用中にテープ24がそれを通って移動するカートリッジハウジング16の開口部を制御可能に被覆および除覆することができる形状であれば、たとえば長方形、円形、楕円形、三角形等、どのような形状であってもよい。
【0032】
上方ハウジング部18は、上方内面19から延在する複数の内壁38を含み得る。さらに、上方ハウジング部18は、1つまたは複数のリブ30を含み得る。リブ30の設計は、カートリッジハウジング16およびリール22の設計要件を満たすように変化し得る。図2に示される実施例では、リブ30は、上方ハウジング部18の上方内面19上に軸取付台64の近くから放射状に配置される。この実施例では、リブ30は、リール22の傾斜中、リール22が上方ハウジング部18の上方内面19と接触しないように位置付けられる。その代わりに、リール22は1つまたは複数のリブ30に接触し得、後に詳しく示すように、リブ30の設計によって、リール22およびテープ24の破損が防止される。
【0033】
下方ハウジング部20および/または上方ハウジング部18に配置されるリブ30は、カートリッジハウジング16の材料から形成してもよいし、または別に形成して、内面19、21(上方内面19のみを図2に示す)の1つまたは複数に結合してもよい。リブ30の一部は、異なる量だけ、または同じ量だけ、内面19、21から突出してもよい。これらのリブ30は、カートリッジハウジング16と同じ材料からなってもよく、カートリッジハウジング16の構造を補剛かつ強化する。カートリッジハウジング16の内面19、21には配置できるだけ多くのリブ30があってもよいが、少なくとも1つのリブ30があるべきである。リブ30はカートリッジハウジング16のまわりに均一または不均一に間隔を空けられてもよく、任意で、すべてのリブ30が放射状であるわけではないように配置される。リブ30は、真っ直ぐである必要はなく、曲がっていても、円形でも、角張っていてもよいし、またはその他いかなる形状であってもよい。リブ30は、リール22の回転を妨げるほどカートリッジハウジング16に突出していないが、所望される構造的な強化が得られるように十分隆起させてもよい。
【0034】
さらに、上方ハウジング部18に配置される各リブ30の長さおよび幅は変化し得る。各リブ30は、カートリッジハウジング16の中央近くから上方側壁41の1つの近くまで延在してもよく、またはその距離のある一部分のみ延在してもよい。一実施例では、上方ハウジング部18に配置されるリブ30の長さは、約25ミリメートルより小さい。別の実施例では、上方ハウジング部18に配置されるリブ30の長さは、約22ミリメートルより小さく、約5ミリメートルより大きい。さらに別の実施例では、上方ハウジング部18に配置されるリブ30の長さは、約20ミリメートルよりも小さく、約10ミリメートルよりも大きい。図2に示されるように、上方ハウジング部18に配置されるリブ30は、半径方向に位置決めリブ66から1つまたは複数の上方側壁41に向かって、または1つまたは複数の内壁38に向かって延在してもよい。
【0035】
上で詳しく説明したさまざまな構成要素は、すべて当該技術分野で周知の製造技術を使用して金型で生産することができる。次に、当該技術分野で周知の手順に従って、個々の部品をともに組立および固定することができる。
【0036】
図3は、カートリッジ12の上面図である。図4および図5は、図3のカートリッジ12の断面図である。図4は、リール22を上方ハウジング部18の方に動かすための力がリール22に加えられていない場合の静止位置にあるカートリッジ12のリール22を示す。作用部26は、リール22を下方ハウジング部20の方に偏らせている。したがって、リール22の上方フランジ面54は、上方ハウジング部18に配置されるリブ30に接触していない。
【0037】
図5は、中央開口部42を有するカートリッジハウジング16およびカートリッジハウジング16に対して傾いて配向されるリール22を含むカートリッジ12を示す。この配向は、カートリッジ12が落下した場合、またはさもなくばカートリッジ12に衝撃が与えられた場合に起こり得る。図5に示されるリール22は中央開口部42を含む。この実施例では、リール22の下方フランジ面58は、カートリッジハウジング16の下方ハウジング部20に配置されるリブ30の少なくとも1つに接触している。図5に示されるように、リブ30と下方フランジ面58との接触は、下方フランジ縁部60から離れて起こり、下方フランジ50がより硬いところで起こる。さらに、上方フランジ面54は、カートリッジハウジング16の上方ハウジング部18に配置されるリブ30の少なくとも1つに接触している。同様に、リブ30と上方フランジ面54との接触は、上方フランジ縁部56から離れて起こり、上方フランジ48がより硬いところで起こる。この設計では、この接触によってフランジ48、50が偏向してテープが破損する可能性は低い。換言すると、リブ30とフランジ48、50との接触は、フランジ縁部56、60の方では起こらない。
【0038】
この実施例では、リール22は、カートリッジハウジング16内で実質的に回転軸46に沿って垂直に動くこともできる。リール22とテープドライブ13(図12に示す)とが係合している間、リール22は、カートリッジハウジング16に対してもとから傾斜していることもあり得る。
【0039】
図6は、図5に示されるカートリッジ12の一部の拡大図である。この実施例では、カートリッジハウジング16の下方ハウジング部20に配置されるリブ30は、これ以降面取部72と称する、面取された領域を含む。一実施例では、下方ハウジング部20に配置される複数のリブ30の少なくとも1つは面取部72を含む。別の実施例では、下方ハウジング部20に配置される複数のリブ30の各々が面取部72を含む。各面取部72は、リール22が十分に傾斜した場合に下方フランジ縁部60から離れたところでリール22の下方フランジ面58に接触する第1の接触点74Aおよび第2の接触点74Bを含む、少なくとも2つの接触点を含み得る。接触点74A、74Bは、第1の接触点74Aが第2の接触点74Bよりも中央開口部42(図5に示す)に近くなるように位置付けられる。換言すると、第1の接触点74Aは近端接触点74Aと称することができ、第2の接触点74Bは遠端接触点74Bと称することができる。接触点74A、74Bは、互いに隣接していてもよく、またはある距離だけ離れていてもよい。さらに、接触点74A、74Bの間のリブ30の形状は変化し得る。たとえば、接触点74A、74B間のリブの部分は、線形であってもまたは非線形であってもよい。重要なことは、接触点74A、74Bのどちらでも第1の接触点または第2の接触点となり得るということである。
【0040】
一実施例では、下方ハウジング部20に配置されるリブ30上の接触点74Aと74Bとの距離は、0.1ミリメートルより大きく、約25ミリメートルより小さい。別の実施例では、接触点74Aと74Bとの距離は、0.5ミリメートルより大きく、約10ミリメートルより小さい。さらに別の実施例では、接触点74Aと74Bとの距離は、約1ミリメートルより大きく、約5ミリメートルより小さい。
【0041】
さらに接触点74A、74Bは、リブ30の、連続する実質的に平坦で角度をつけられた面の一部であり得る。換言すると、面取部72は、実質的に平坦ではあるが下方内面21に対して角度をつけられた一表面を形成する複数の連続する接触点74A、74Bを含み得る。またはこれに代えて、接触点74A、74Bは、基本的に面取部72の面に配置される複数の頂点のそれぞれの上部であってもよい。
【0042】
図7は、図6に示されるリブ30および下方フランジ50の一部の拡大図である。各カートリッジ12は、下方フランジ50と下方ハウジング部20の下方内面21との間に形成される接触傾斜角度θを有する。つまり、リール22の傾斜または軸方向の動きは、フランジ50の下方フランジ面58がカートリッジハウジング16の下方内面21に配置されるリブ30の少なくとも1つに接触するまで起こる。接触傾斜角度θは変化し得る。一実施例では、接触傾斜角度θはゼロ度から30度の間である。またはこれに代えて、接触傾斜角度θは30度より大きいこともあり得る。
【0043】
この実施例では、面取部72は、リール22の接触傾斜角度θに実質的に同様の、下方内面21に対する面取部角度θを有する。この設計では、リール22が接触傾斜角度θまで十分傾斜している場合、下方フランジ面58は実質的に面取部72の全長に接触する。結果として、下方フランジ50とリブ30との接触の力が、面取部72の表面上および下方フランジ縁部60から離れた下方フランジ面58の対応する部分上で分散される。したがって、リブ30との接触による下方フランジ50上の力は、下方フランジ縁部60の近くの1点に集中するのではなく、下方フランジ面58のある領域にかけて分散されるため、カートリッジ12に衝撃があった場合、下方フランジ50およびテープ24(図7には図示せず)は破損しにくい。
【0044】
またはこれに代えて、カートリッジハウジング16の下方ハウジング部20に配置されるリブ30の面取部角度θは、リール22の接触傾斜角度θよりもいくらか大きいこともあり、または小さいこともある。たとえば、一実施例では、面取部角度θは、接触傾斜角度θの約20%よりも大きく、接触傾斜角度θの約200%よりも小さい。別の実施例では、面取部角度θは、接触傾斜角度θの50%よりも大きく、接触傾斜角度θの約150%よりも小さい。さらに別の実施例では、面取部角度θは、接触傾斜角度θの約75%よりも大きく、接触傾斜角度θの約125%よりも小さい。さらに別の実施例では、面取部角度θは、接触傾斜角度θの約90%よりも大きく、接触傾斜角度θの約110%よりも小さい。
【0045】
さらに、一実施例では、面取部72は、ゼロ度よりも大きく約60度よりも小さい、下方内面21に対する面取部角度θを有する。別の実施例では、面取部角度θは、ゼロ度よりも大きく、約30度よりも小さい。さらに別の実施例では、面取部角度θは、約1度よりも大きく、約15度よりも小さい。
【0046】
さらに一実施例では、面取部は、約0.1ミリメートルより大きく約25ミリメートルよりも小さい、面取部長さ78を有する。別の実施例では、面取部長さ78は、約0.5ミリメートルよりも大きく、約10ミリメートルよりも小さい。さらに別の実施例では、面取部長さ78は、約1ミリメートルよりも大きく、約5ミリメートルよりも小さい。
【0047】
図8は、上方フランジ48およびカートリッジハウジング16の上方ハウジング部18に配置されるリブ30の1つを含む、図5に示されるカートリッジ12の一部の拡大図である。この実施例では、上方ハウジング部18に配置されるリブ30(1つのリブ30のみを図示)は、各々面取部72を含む。一実施例では、上方ハウジング部18に配置される複数のリブ30の少なくとも1つは面取部72を含む。各面取部72は、リール22が十分傾斜した場合にリール22の上方フランジ面54に接触する、第1の接触点76Aおよび第2の接触点76Bを含む、間隔を空けられた少なくとも2つの接触点を含み得る。上方フランジ面54はリール22が傾斜している間のみ面取部72に接触し、上方内面19には接触しない。接触点76A、76Bは、第1の接触点76Aが第2の接触点76Bよりも軸取付台64(図5に図示)に近くなるように位置付けられる。換言すると、第1の接触点76Aは近端接触点76Aと称することができ、第2の接触点76Bは遠端接触点76Bと称することができる。重要なのは、接触点76A、76Bのどちらもが第1の接触点または第2の接触点となり得ることである。
【0048】
一実施例では、リブ30上の接触点76A、76Bは、約0.1ミリメートルより大きく離れ、約25ミリメートル未満離れている。別の実施例では、接触点76A、76Bは、約0.5ミリメートルより大きく離れ、約10ミリメートル未満離れている。さらに別の実施例では、接触点76A、76Bは、約1ミリメートルより大きく離れ、約5ミリメートル未満離れている。
【0049】
図9は、図8に示されるリブ30および上方フランジ48の一部の拡大図である。この実施例では、面取部72は、リール22の接触傾斜角度θに実質的に同様の、上方内面19に対する面取部角度θを有する。この設計では、上方フランジ面54は、リール22が接触傾斜角度θまで十分傾斜している場合、面取部72の実質的に全長に接触する。結果として、上方フランジ48とリブ30との接触の力は、面取部72の表面上および上方フランジ面54の対応する部分上で分散される。したがって、リブ30との接触による上方フランジ48への力は、上方フランジ縁部56の近くの1点に集中するのでなく、上方フランジ面54のある領域上で分散されるため、カートリッジ12に衝撃があった場合、上方フランジ48およびテープ24(図9には図示せず)は破損しにくい。
【0050】
またはこれに代えて、リブ30の面取部角度θは、リール22の接触傾斜角度θよりもいくらか大きいこともあり、または小さいこともある。たとえば、一実施例では、面取部角度θは、接触傾斜角度θの約20%よりも大きく、接触傾斜角度θの約200%よりも小さい。別の実施例では、面取部角度θは、接触傾斜角度θの約50%よりも大きく、接触傾斜角度θの約150%よりも小さい。さらに別の実施例では、面取部角度θは、接触傾斜角度θの約75%よりも大きく、接触傾斜角度θの約125%よりも小さい。さらに別の実施例では、面取部角度θは、接触傾斜角度θの約90%よりも大きく、接触傾斜角度θの約110%よりも小さい。
【0051】
さらに一実施例では、面取部72は、ゼロ度よりも大きく約60度よりも小さい、上方内面19に対する面取部角度θを有する。別の実施例では、面取部角度θは、ゼロ度よりも大きく、約30度よりも小さい。別の実施例では、面取部角度θは、約1度よりも大きく、約15度よりも小さい。
【0052】
さらに一実施例において、面取部72の面取部長さ80は、約0.1ミリメートルよりも大きく、約25ミリメートルよりも小さい。別の実施例では、面取部長さ80は、約0.5ミリメートルよりも大きく、約10ミリメートルよりも小さい。さらに別の実施例では、面取部長さ80は、約1ミリメートルよりも大きく、約5ミリメートルよりも小さい。
【0053】
図10は、閉じた位置でのカートリッジ保持部14の上面図である。この実施例では、カートリッジ保持部14はカートリッジ12(図11に示す)を保持している。
【0054】
図11に示されるように、カートリッジ保持部14のリール位置決め部36は、閉じた位置にあるカートリッジ保持部14内にカートリッジ12が保持されている場合に上方ハウジング部18に向かう方向でリール22に力を及ぼす。
【0055】
この実施例では、リール位置決め部36は、上方ハウジング部18に配置される位置決めリブ66に対してリール22の上方フランジ面54を偏らせる。この位置では、リール22の上方フランジ面54は隙間を有することによって、たとえば上方ハウジング部18に配置されるリブ30と接触しないことによって、リール22およびテープ24が破損する可能性が低減する。さらに、位置決めリブ66の位置付けは、リール22のハブ47と実質的に整列し得る。この実施例では、位置決めリブ66は、リール22からの実質的に垂直な負荷を受け得る。この設計では、リール22およびテープ24はカートリッジ12への衝撃によって破損しにくい。
【0056】
図12は、カートリッジ12と組合わせて使用することのできるテープドライブ13の一実施例を示す。テープドライブ13のさまざまな構成要素は、サリバ(Saliba)に発行され、この発明の譲受人であるクウォンタム・コーポレイション(Quantum Corporation)に譲渡された米国特許番号第5,371,638号に詳細に説明される。米国特許番号第5,371,638号の内容は、ここに引用により援用される。しかしながら、カートリッジ12は、別の種類のテープドライブ13用に設計、使用することができる。
【0057】
ここに示し、詳細に説明した特定のカートリッジ12およびカートリッジアセンブリ10は、目的を達成しかつ先に述べた利点を提供することが十分可能であるが、それはこの発明の好ましい実施例の例示にすぎず、上掲の特許請求の範囲に説明される以外は、ここに示される構造または設計の詳細に対する限定は一切意図されないことを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の特徴を有するカートリッジアセンブリの分解上面斜視図である。
【図2】図1のカートリッジアセンブリの分解底面斜視図である。
【図3】この発明の特徴を有するテープカートリッジの上面図である。
【図4】テープカートリッジの一実施例の、図3の線4−4での断面図である。
【図5】リールが傾斜している状態のテープカートリッジの、図3の線4−4での断面図である。
【図6】フランジおよびリブの部分を含むテープカートリッジの、図5の線5−5での拡大図である。
【図7】図6に示されるフランジおよびリブの一部の拡大図である。
【図8】フランジおよびリブの部分を含むテープカートリッジの、図5の線7−7での拡大図である。
【図9】図8に示されるフランジおよびリブの一部の拡大図である。
【図10】この発明の特徴を有するカートリッジ保持部およびカートリッジアセンブリの上面図である。
【図11】図10における10−10線断面図である。
【図12】この発明の特徴を有するテープドライブの上面図である。
【符号の説明】
10 カートリッジアセンブリ、12 カートリッジ、14 カートリッジ保持部、16 カートリッジハウジング。

Claims (44)

  1. テープドライブとともに使用するためのカートリッジであって、
    フランジ面を有するフランジを含むリールと、
    回転可能に前記リールを固定しかつ前記リールが回転軸のまわりを回転するのを可能にするカートリッジハウジングとを含み、前記リールは、前記カートリッジハウジングに対して傾斜した位置と傾斜していない位置との間で動くように適合され、前記カートリッジハウジングは、近端接触点および遠端接触点を有するリブを含み、前記近端接触点は、前記遠端接触点よりも前記回転軸の近くに位置付けられ、前記フランジ面は、前記リールが前記傾斜した位置に動く場合に両方の接触点に接触する、カートリッジ。
  2. 前記リブは、前記回転軸に対して実質的に放射状に位置付けられる、請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記接触点間の距離は、約0.5ミリメートルよりも大きく、約10ミリメートルよりも小さい、請求項1に記載のカートリッジ。
  4. 前記カートリッジハウジングに配置される位置決めリブをさらに含み、前記位置決めリブは、前記リールが前記傾斜していない位置で前記カートリッジハウジングの方に偏っている場合にリールが位置決めリブに接触するように、前記リールの方に前記リブより長い距離に延在する、請求項1に記載のカートリッジ。
  5. 前記リールが前記傾斜しない位置で前記カートリッジハウジングの方に偏っている場合、前記リールは前記リブに接触しない、請求項4に記載のカートリッジ。
  6. 前記位置決めリブは実質的に円形の形状である、請求項4に記載のカートリッジ。
  7. 前記カートリッジハウジングは、各々が近端接触点および遠端接触点を含む複数のリブを含み、前記近端接触点は、前記遠端接触点よりも前記回転軸の近くに位置付けられ、前記フランジ面は、前記リールが前記カートリッジハウジングに対して十分傾斜している場合、前記リブの少なくとも1つの上で両方の接触点に接触する、請求項1に記載のカートリッジ。
  8. 前記リブの各々は、前記回転軸に対して実質的に放射状に位置付けられる、請求項7に記載のカートリッジ。
  9. 前記リブは面取部を含み、前記接触点は前記面取部に位置付けられる、請求項1に記載のカートリッジ。
  10. 前記カートリッジハウジングは内面を含み、前記リールは前記内面に対する接触傾斜角度を有し、前記面取部は、前記接触傾斜角度に実質的に同様である、前記内面に対する面取部角度を有する、請求項9に記載のカートリッジ。
  11. 前記面取部角度は、約ゼロ度よりも大きく、約30度よりも小さい、請求項10に記載のカートリッジ。
  12. 前記面取部角度は、約1度よりも大きく、約15度よりも小さい、請求項10に記載のカートリッジ。
  13. 前記フランジは、前記リールが十分傾斜している場合に前記面取部に接触する、請求項9に記載のカートリッジ。
  14. 前記面取部は、約0.1ミリメートルよりも大きく約25ミリメートルよりも小さい面取部長さを有する、請求項9に記載のカートリッジ。
  15. 前記面取部は、約0.5ミリメートルよりも大きく約15ミリメートルよりも小さい面取部長さを有する、請求項9に記載のカートリッジ。
  16. 前記面取部は、約1.0ミリメートルよりも大きく約10ミリメートルよりも小さい面取部長さを有する、請求項9に記載のカートリッジ。
  17. 前記カートリッジハウジングは上方ハウジング部を含み、前記リブは前記上方ハウジング部に配置される、請求項1に記載のカートリッジ。
  18. 前記カートリッジハウジングは下方ハウジング部を含み、前記リブは前記下方ハウジング部に配置される、請求項1に記載のカートリッジ。
  19. 前記カートリッジハウジングは、各々が近端接触点および遠端接触点を含む複数のリブを含み、各リブ上の前記近端接触点は、対応するリブ上の前記遠端接触点よりも前記回転軸の近くに位置付けられ、前記フランジ面は、前記リールが前記カートリッジハウジングに対して十分傾斜しているときに、前記リブの少なくとも1つの上で両方の接触点に接触し、前記カートリッジハウジングは、前記リブの少なくとも1つを含む上方ハウジング部を含む、請求項18に記載のカートリッジ。
  20. 前記リブの長さは約20ミリメートルよりも小さい、請求項1に記載のカートリッジ。
  21. 前記リブの長さは約15ミリメートルよりも小さい、請求項1に記載のカートリッジ。
  22. 前記フランジは、実質的に前記フランジの外周に位置付けられるフランジ縁部を含み、前記フランジ縁部は、前記フランジ面が前記接触点に接触している場合、前記カートリッジハウジングに接触しない、請求項1に記載のカートリッジ。
  23. カートリッジ保持部および請求項1に記載のカートリッジを含むカートリッジアセンブリであって、前記カートリッジハウジングは上方ハウジング部を含み、前記カートリッジアセンブリは、前記リールを前記上方ハウジングの方に選択的に偏らせるリール位置決め部を含む、カートリッジアセンブリ。
  24. カートリッジ保持部および請求項1に記載のカートリッジを含むカートリッジアセンブリであって、前記カートリッジ保持部は、前記ドライブによって使用されていない間、前記カートリッジを保持し、前記カートリッジハウジングは上方ハウジング部を含み、前記カートリッジ保持部は、前記カートリッジが前記カートリッジ保持部内で保持されている間、前記リールを前記カートリッジハウジングの前記上方ハウジング部の方に偏らせるリール位置決め部を有する、カートリッジアセンブリ。
  25. テープドライブおよび請求項1に記載のカートリッジを含むカートリッジドライブアセンブリ。
  26. カートリッジ取扱い部および請求項25に記載のカートリッジドライブアセンブリを含むテープライブラリ。
  27. カートリッジであって、
    内面および前記内面に固定されるリブを含むカートリッジハウジングを含み、前記リブは、前記内面に対する面取部角度を有する面取部を含み、前記カートリッジはさらに、
    前記カートリッジハウジングに回転可能に固定されるリールを含み、前記リールは回転軸を有し、前記リールは、前記リールが前記内面に対してある接触傾斜角度で傾斜する場合に前記面取部に接触する、カートリッジ。
  28. 前記接触傾斜角度は、前記面取部角度に実質的に同様である、請求項27に記載のカートリッジ。
  29. 前記リールは、前記面取部に接触するフランジを含み、前記フランジは、前記面取部との接触中、前記面取部に対して実質的に平行である、請求項28に記載のカートリッジ。
  30. 前記リールは、前記カートリッジハウジングに対して傾斜するように適合され、前記フランジは、実質的に前記フランジの外周に位置付けられるフランジ縁部を含み、前記フランジ縁部は、前記フランジ面が前記面取部に接触している場合、前記カートリッジハウジングに接触しない、請求項29に記載のカートリッジ。
  31. 前記リブは、前記回転軸に対して実質的に放射状に位置付けられる、請求項28に記載のカートリッジ。
  32. 前記カートリッジハウジングに配置される位置決めリブをさらに含み、前記位置決めリブは、前記リールが傾斜していない位置で前記カートリッジハウジングの方に偏っている場合に前記リールが前記位置決めリブに接触するように、前記リールの方に前記リブより長い距離に延在する、請求項28に記載のカートリッジ。
  33. 前記面取部角度は、前記カートリッジハウジングに対して約ゼロ度よりも大きく、約30度よりも小さい、請求項28に記載のカートリッジ。
  34. 前記面取部は、約1.0ミリメートルよりも大きく約10ミリメートルよりも小さい面取部長さを有する、請求項28に記載のカートリッジ。
  35. カートリッジハウジングは上方ハウジング部を含み、前記リブは前記上方ハウジング部に配置される、請求項28に記載のカートリッジ。
  36. カートリッジハウジングは下方ハウジング部を含み、前記リブは前記下方ハウジング部に配置される、請求項28に記載のカートリッジ。
  37. 前記カートリッジハウジングは、各々が前記内面に対する面取部角度を備える面取部を有する複数のリブを含み、前記リールは、前記リールが前記カートリッジハウジングに対して十分傾斜している場合、前記リブの少なくとも1つに接触し、前記カートリッジハウジングは、前記リブの少なくとも1つを含む上方ハウジング部を含む、請求項36に記載のカートリッジ。
  38. カートリッジ保持部および請求項28に記載のカートリッジを含むカートリッジアセンブリであって、前記カートリッジ保持部は、前記ドライブによって使用されていない間、前記カートリッジを保持し、前記カートリッジハウジングは上方ハウジング部を含み、前記カートリッジ保持部は、前記カートリッジが前記カートリッジ保持部内に保持されている間、前記カートリッジハウジングの前記上方ハウジング部の方に前記リールを偏らせるリール位置決め部を有する、カートリッジアセンブリ。
  39. カートリッジハウジングおよびリールを有するカートリッジを保持するためのカートリッジ保持部であって、前記カートリッジハウジングは上方ハウジング部を有し、前記カートリッジ保持部は、
    保持部ハウジングと、
    前記保持部ハウジング内に位置付けられるリール位置決め部とを含み、前記リール位置決め部は前記カートリッジが前記カートリッジ保持部内に保持されているときに前記上方ハウジング部の方に前記リールを偏らせる、カートリッジ保持部。
  40. 前記リール位置決め部は、前記保持部ハウジングに固定される、請求項39に記載のカートリッジ保持部。
  41. カートリッジおよび請求項39に記載のカートリッジ保持部を含む、カートリッジアセンブリ。
  42. カートリッジハウジングおよびフランジを有するリールを含むカートリッジの破損を防ぐ方法であって、前記リールは、前記カートリッジに十分な衝撃があった場合に、前記カートリッジハウジング内で傾斜するように適合され、前記方法は、
    面取部を有するリブを前記カートリッジハウジング内で、前記リールが傾斜した場合に前記フランジが前記面取部に接触するように、位置付けるステップを含む、方法。
  43. リブを位置付ける前記ステップは、前記面取部と前記フランジとの接触中、前記面取部が前記フランジに対して実質的に平行であるように、前記面取部を位置付けるステップを含む、請求項42に記載の方法。
  44. 前記面取部は、少なくとも約1ミリメートルの面取部長さを有する、請求項43に記載の方法。
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