JP2004044128A - 枠組足場シート取付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】枠組足場1にシート8を安全に迅速に取付け取外しする。
【解決手段】シート8の両側縁には円筒状の滑り縁8fが形成されており、この滑り縁8fを滑動可能に抱え込む断面形状のガイド溝6aが形成されたスライドガイドレール6を、各建枠2の正面に上下にはみ出さないようにクランプ4で取り付けたものであり、この各建枠2を組み立てて枠組足場1を作り、この各建枠2のスライドガイドレール6のガイド溝6aにシート8の滑り縁8fを連通挿入してシート8を取り付ける。抜き出して取り外す。
【選択図】 図2
【解決手段】シート8の両側縁には円筒状の滑り縁8fが形成されており、この滑り縁8fを滑動可能に抱え込む断面形状のガイド溝6aが形成されたスライドガイドレール6を、各建枠2の正面に上下にはみ出さないようにクランプ4で取り付けたものであり、この各建枠2を組み立てて枠組足場1を作り、この各建枠2のスライドガイドレール6のガイド溝6aにシート8の滑り縁8fを連通挿入してシート8を取り付ける。抜き出して取り外す。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、建築工事などで使用するために多数の建枠を組み立てて作った枠組足場の正面にメッシュシートなどのシートを取り付ける枠組足場シート取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
枠組足場の正面にシートを取り付ける従来の手段としては、シートの全周にわたって所要の間隔で鳩目を取り付けておき、作業員は、組み立てられた枠組足場の上に上がって、シートを足場の上まで引き上げ、そのシートの周囲の鳩目に紐を通しながら枠組足場の各建枠にその紐を巻き縛り付けてシートを取り付ける。また、シートを取り外すときはシートの周囲の多数の鳩目に通した紐を抜き取ってシートを取り外すというような手段が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の枠組足場シート取付手段は上記のようであり、作業員は、多数の建枠を組み立てて作った高い枠組足場の各段の上に上がってシートを持ち上げ、シートの四周の多数の鳩目に順々に紐を通しながら建枠に縛り付けるという作業を行っているが、この縛り付け作業は、高所から段々と作業位置を変えながら行うという面倒な作業であり、転落の危険も高いというような安全上の課題がある。また、シートが台風などの風圧を受けて足場が倒壊するなどの危険を避けるため、緊急にシートを取り外さなければならないとき、多数の鳩目に通した紐を抜き取るのは手間がかかり迅速対応が困難である。というような課題がある。
【0004】
この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、枠組足場にシートを取り付ける作業において、足場上の面倒な高所作業が少なく、転落の危険が少なく、きわめて簡単かつ迅速に行うことができ、また、シートを取り外す作業もきわめて迅速に行うことができる枠組足場シート取付装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明による枠組足場シート取付装置では、シートは両側縁部に円筒状の滑り縁が形成されており、このシートの滑り縁を滑動可能に抱え込むように形成されたガイド溝を有するスライドガイドレールと、このスライドガイドレールを建枠に取り付けるクランプとからなり、このクランプにより建枠の前面に取り付けられたスライドガイドレールを有する建枠を組み立てて枠組足場を作り、この枠組足場の建枠のスライドガイドレールのガイド溝にシートの滑り縁を挿入して引き込み抱え込ませてシートを取り付けるようにしたものである。
【0006】
この発明によるスライドガイドレールを有する建枠を組み立てて枠組足場を作り、一対のスライドガイドレールのガイド溝の端部からその中へシートの両側縁の滑り縁をそれぞれ挿入してシートを引き込めば、シートの滑り縁はガイド溝の中へ滑り込み、滑り縁はガイド溝に抱え込まれた状態となり、これだけでシートは簡単かつ迅速に取り付けられた。シートを取り外すときは、シートを引っ張ってシートの滑り縁をスライドガイドレールのガイド溝から抜き出すだけでよく、きわめて簡単かつ迅速に取り外すことができる。
【0007】
また、この発明による枠組足場シート取付装置におけるスライドガイドレールの長さは、建枠を組み立てて枠組足場を作ったとき、隣接する上の建枠のスライドガイドレールの下端と下の建枠のスライドガイドレールの上端との間に、ガイド溝の中へシートの滑り縁を挿入することができる空間ができるように、建枠の高さより短い長さとし、このスライドガイドレールを建枠の高さ方向長さからはみださないように取り付けたものである。
【0008】
この発明によるスライドガイドレールの長さは上記のようであるので、いずれの箇所の建枠のスライドガイドレールの間からでもガイド溝の中へシートの両側縁の滑り縁を挿入してシートを引き込むことができて、シートを取り付けることができる。シートを取り外すときも同様にいずれの箇所からでも抜き出して取り外すことができる。また、スライドガイドレールは建枠の高さ方向長さからはみださないように取り付けられているので、スライドガイドレールが取り付けられている建枠の保管,運搬,取扱いなどに便利であり、スライドガイドレールを損傷させるおそれが少ない。
【0009】
また、この発明による枠組足場シート取付装置におけるスライドガイドレールのガイド溝の両端部の形状を斜め又は曲線曲面形状に切除して滑らかに形成すれば、シートの滑り縁をガイド溝の中へスムースに挿入して引き込むことができるので、容易かつ迅速に取り付けることができる。
【0010】
また、スライドガイドレールの幅を建枠の建地の幅(外径)以下として建地の幅からはみ出さないようにスライドガイドレールを建枠に取り付ければ、スライドガイドレールが取り付けられた建枠の保管運搬等の際に便利であり、スライドガイドレールを損傷させるおそれが少なくなる。
【0011】
また、スライドガイドレールとしてアルミニウム又はアルミニウム合金の押出し形材を採用すれば、簡単に製造することができ、加工も容易であり、軽量で丈夫なスライドガイドレールが得られる。
【0012】
また、シートの両端部を補強端部とし、この補強端部に牽引索を取り付ければ、この牽引索によってシートを容易に引っ張ることができ、スライドガイドレールのガイド溝に挿入したシートの滑り縁をスライドさせて、シートを容易に安全に迅速に昇降させることができる。
【0013】
また、シートの両端部を補強端部とし、この補強端部に鳩目を取り付ければ、上下に隣接するシートの鳩目に紐を通して結ぶことにより上下のシートを連結することができる。また、シートを足場に結びつけることもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。図1乃至図4はこの発明による枠組足場シート取付装置の実施の一形態を示す。図1はこの発明による枠組足場シート取付装置が取り付けられた枠組足場を示し、(A)は側面図、(B)は正面図である。図2はスライドガイドレールとその取付け要領を示し、(A)は側面図、(B)及び(C)はそれぞれ図示位置における断面図である。図3はシートの着脱要領を示す側面図である。図4はシートを示し、(A)は正面図、(B)は断面図、(C)は上下のシートの連結要領を示す図である。
【0015】
図において、1は枠組足場、2は建枠、22は建地、23は建地接続部、3は筋交い、4はクランプ、40はクランプ台体、41はクランプ抑え体、42は管取付ボルト、46はレール取付ボルト、6はスライドガイドレール、6aはガイド溝、6bは整形端部、8はシート、8fは滑り縁、8eは補強端部、85はガイドロープ、86はスライドテープ、87は端補強管、92は索留め具、94は牽引索、96は鳩目、98は連結紐を示す。
【0016】
図1に示すように、枠組足場1は、構成ユニットである多数の建枠2を用いて横方向及び高さ方向に組み立てて作る。横方向には、図1(B)に示すように、所定の長さ寸法の筋交い3で斜めにクロスに連結して、所定の単位正面幅(通常約1.8m)とし、所要の正面幅を得るのに必要な個数の建枠2を用意してこれを次々に筋交い3で連結する。上下方向には、図1及び図2(A)に示すように、下の建地接続部23に上の建地22の下端を嵌め込んでピンなどで抜け止めして立て、上記のように横方向に筋交い3で連結し、これを所要段数だけ上記のように積み重ねて組み立てる。通常の建枠2の1個の高さは約1.7mである。なお、図1では横方向には1対のみ、上下方向には3段のみを示す。
【0017】
この枠組足場1に取り付けるシート8の寸法は、図1(B)に示すように、幅は隣り合う一対の建枠2の間の上記単位正面幅(例えば1.8m)に合わせ、長さ(図の高さ方向の長さ)は、長ければ長いほど一度に広い面積のシート8を取り付けることができるが、あまり長いとシート8の取扱いに骨が折れるので、例えば、建枠2の3段分(約5.1m)の高さに合わせた長さとするのが適当であろう。
【0018】
図1に示すように、多数の建枠2を組み立てて形成した枠組足場1の上で建築工事などの作業をするにあたって、人,工具,資材等の落下や塗料等の飛散を防止するため、枠組足場1の正面にメッシュシートなどのシート8を展張して取り付けるものであるが、この発明による枠組足場シート取付装置では、各建枠2の前側の建地22の正面側に、それぞれスライドガイドレール6をクランプ4で取り付けて設けてあり、この各スライドガイドレール6に支持させて枠組足場1の正面にシート8を取り付けるものである。
【0019】
この発明による枠組足場シート取付装置では、取り付けるべきメッシュシートなどのシート8は、図1,図2(B)(C)及び図4に示すように、その両側縁部には、円形断面のガイドロープ85をきっちりと巻き込んで縫製又は接着し、スライドテープ86を被覆することにより、又は、円形断面のガイドロープ85をスライドテープ86できっちりと巻き込んで円形断面を形成し、このスライドテープ86をシート8に縫製又は接着して接続することにより、円筒状の滑り縁8fが形成されている。ガイドロープ85としては、丈夫で円形断面を保持し、かつ、長さ方向には可撓性があるもの、例えば合成樹脂繊維製の円形断面のロープなどを用いるのが適当である。
【0020】
また、図1及び図4に示すように、シート8の両端部には細い棒又は小径のアルミなどの管である端補強管87を巻き付けるなどして補強端部8eが形成されている。補強端部8eの両側端に近い箇所には三角環などの索留め具92が取り付けられている。索留め具92に牽引索94を取り付けてシート8の引き上げ引き下ろしをするために用いる。また、補強端部8eには必要により鳩目96が着設されている。鳩目96は連結紐98により上下に隣接するシート8を互いに連結することができる。また、シートを足場1に結びつけることもできる。
【0021】
図2に示すように、スライドガイドレール6を建枠2の建地22に取り付けるクランプ4は、クランプ台体40とクランプ抑え体41と管取付ボルト42とレール取付ボルト46とからなる。クランプ台体40とクランプ抑え体41とはヒンジピンで連結されて建地22を挟み込む形状であり、管取付ボルト42にナットをねじ込み締め付けて建地22に挟着させる。クランプ台体40にはレール取付ボルト46が溶接などにより取り付けられており、スライドガイドレール6にあけられている穴にレール取付ボルト46を通してナットによりスライドガイドレール6がクランプ台体40に取り付けられる。建枠2にスライドガイドレール6を取り付けるときの角度はガイド溝6aの方向ががシート8の展張方向となるようにする。
【0022】
スライドガイドレール6の長さは、建枠2の高さより短い長さとし、建枠2の高さ方向長さからはみださないように建地22に取り付けるのがよい。建枠2の保管,運搬,取扱いなどの便宜とか、スライドガイドレール6の損傷を防止するなどのためである。特に、図2(A)及び図3に示すように、スライドガイドレール6の長さは、建枠2を組み立てて枠組足場1を作ったとき、隣り合う上の建枠2のスライドガイドレール6の下端と下の建枠2のスライドガイドレール6の上端との間に、ガイド溝6aの中へシート8の滑り縁8fを挿入するのに、滑り縁8fの湾曲可能度を考慮して、支障がない程度の空間が得られるようにするのがよい。この空間が短いと、この箇所からガイド溝6aの中へシート8の滑り縁8fを挿入することができないし、この空間が長すぎると、シート8の滑り縁8fをガイド溝6aに連通挿入させることが難しくなるとか、シート8の支持が不足してシート8が強風に煽られるおそれが生じる。
【0023】
スライドガイドレール6の断面形状は、長方形箱形の短辺(図2(B)の上下方の辺)に狭い溝開口のガイド溝6aが形成された形状となっている。ガイド溝6aのこの狭い溝開口の寸法は、溝の中に入っているシート8の円筒状の滑り縁8fを十分受け止め、かつ、シートのスライドテープ86の厚さを余裕をもって通すことができる寸法とする。ガイド溝6aの溝開口部は丸みをもたせて滑らかに形成されている。特に、シート8の滑り縁8fが当接してスライドする溝開口の内側の部分は滑らかに形成されている。
【0024】
スライドガイドレール6の素材としては、各種の金属又は各種のエンジニアリングプラスチック(特に、フッ素系やシリコン系の樹脂など)を用いることができるが、アルミニウム又はアルミニウム合金の押出し形材を採用すれば、簡単に製造することができ、加工も容易であり、軽量で丈夫なスライドガイドレールが得られるので適当である。
【0025】
スライドガイドレール6の長さ方向の両端部は、図2(A)及び図3に示すように、ガイド溝6aの溝開口の端部が斜め又は曲線曲面状に削られて滑らかに整形されて整形端部6bとされている。シート8の円筒状の滑り縁8fがガイド溝6a内にスムースに進入することができるようにするためである。この整形端部6bの整形はシート8を挿入抜脱するときシート8の滑り縁8fが湾曲する側を重点的に整形すればよい。
【0026】
組み立てられた枠組足場1にシート8を取り付けるには、図1(B)において左右のスライドガイドレール6のガイド溝6aの中にシート8の両側縁の滑り縁8fを挿入し、図4(A)に示すように、シート8の補強端部8eに着設されている索留め具92に付けた牽引索94を引いてシート8の両側縁の滑り縁8fをガイド溝6aの中にスライドさせて引き込み、例えば図1(B)に示すように、建枠2の3段分まで引き込んで止め、牽引索94又は鳩目96に通した紐で枠組足場1にシート8を固縛する。これで、シート8は、両側縁の円筒状の滑り縁8fがスライドガイドレール6のガイド溝6aで抱え込まれて、取り付けられた。図4(C)に示すように、隣接する上下のシート8を鳩目96に連結紐98を通して互いに連結すればさらによい。
【0027】
シート8を取り外すときは、シート8を枠組足場1に固縛している索又は紐を解き、シート8を引っ張って、滑り縁8fをスライドガイドレール6のガイド溝6aの中で滑らせて抜けばよく、きわめて簡単に安全に迅速に取り外すことができる。前述の台風対応など迅速な取り外しができる。
【0028】
なお、前述の牽引索94を引いて、ガイド溝6aの中に滑り縁8fを滑らせて、シート8を取り付け取り外す作業において、滑車などを利用して牽引索94を引くようにすれば、作業員は危険な高所ではなく地上などの良い条件で作業を行うことができる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明による枠組足場シート取付装置は、シート8の滑り縁8fをスライドガイドレール6のガイド溝6aの中に挿入して引き込むだけでシート8を取り付けることができるので、作業がきわめて簡単容易で迅速にでき、高所作業を減らし、転落の危険が少なくなり、安全性が向上する。また、シート8を引っ張って滑り縁8fをガイド溝6aの中でスライドさせて引き抜くだけで、シート8を簡単迅速に取り外すことができるので、前記台風などの被害予防の迅速対応が容易にできる。
【0030】
また、上下のスライドガイドレール6の間に上記のよう空間をあければ、いずれの箇所からでもガイド溝6aの中へシート8の滑り縁8fを挿入してシート8を引き込み取り付けることができる。また、スライドガイドレール6を建枠2からはみ出さないように取り付ければ、建枠2の保管運搬等に便利であり、スライドガイドレール6を損傷させるおそれが少なくなる。
【0031】
また、スライドガイドレール6のガイド溝6aの両端部を斜め又は曲線曲面形状に切除して滑らかに整形すれば、シート8の滑り縁8fをガイド溝6aの中へスムースに挿入して取り付けることができる。
【0032】
また、スライドガイドレール6の幅を建枠2の幅からはみ出さないように取り付ければ、建枠2の保管運搬等の際に便利であり、スライドガイドレール6を損傷させるおそれが少なくなる。
【0033】
また、スライドガイドレール6としてアルミニウム又はアルミニウム合金の押出し形材を採用すれば、軽量で丈夫なものを簡単に製造することができる。
【0034】
また、シート8の両端部を補強端部8eとして牽引索94を取り付ければ、シート8を容易に安全に迅速に昇降させることができる。
【0035】
また、シート8の両端部を補強端部8eとして鳩目96を取り付ければ、上下のシート8を連結することができる。また、足場に結びつけることもできる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による枠組足場シート取付装置を示し、(A)は側面図、(B)は正面図である。
【図2】この発明による枠組足場シート取付装置の要部を示し、(A)は側面図、(B)及び(C)は各図示箇所の断面図である。
【図3】この発明による枠組足場シート取付装置のシート挿抜要領を示す側面図である。
【図4】この発明による枠組足場シート取付装置のシートを示し、(A)は端部付近の正面平面図、(B)は断面図、(C)は連結要領を示す正面平面図である。
【符号の説明】
1:枠組足場、
2:建枠、 22:建地、 23:建地接続部、3:筋交い、4:クランプ、40:クランプ台体、 41:クランプ抑え体、42:管取付ボルト、 46:レール取付ボルト、6:スライドガイドレール、6a:ガイド溝、 6b:整形端部、8:シート、 8f:滑り縁、 8e:補強端部、85:ガイドロープ、 86:スライドテープ、87:端補強管、92:索留め具、 94:牽引索、96:鳩目、 98:連結紐。
【発明が属する技術分野】
この発明は、建築工事などで使用するために多数の建枠を組み立てて作った枠組足場の正面にメッシュシートなどのシートを取り付ける枠組足場シート取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
枠組足場の正面にシートを取り付ける従来の手段としては、シートの全周にわたって所要の間隔で鳩目を取り付けておき、作業員は、組み立てられた枠組足場の上に上がって、シートを足場の上まで引き上げ、そのシートの周囲の鳩目に紐を通しながら枠組足場の各建枠にその紐を巻き縛り付けてシートを取り付ける。また、シートを取り外すときはシートの周囲の多数の鳩目に通した紐を抜き取ってシートを取り外すというような手段が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の枠組足場シート取付手段は上記のようであり、作業員は、多数の建枠を組み立てて作った高い枠組足場の各段の上に上がってシートを持ち上げ、シートの四周の多数の鳩目に順々に紐を通しながら建枠に縛り付けるという作業を行っているが、この縛り付け作業は、高所から段々と作業位置を変えながら行うという面倒な作業であり、転落の危険も高いというような安全上の課題がある。また、シートが台風などの風圧を受けて足場が倒壊するなどの危険を避けるため、緊急にシートを取り外さなければならないとき、多数の鳩目に通した紐を抜き取るのは手間がかかり迅速対応が困難である。というような課題がある。
【0004】
この発明はこのような課題を解決するためになされたもので、枠組足場にシートを取り付ける作業において、足場上の面倒な高所作業が少なく、転落の危険が少なく、きわめて簡単かつ迅速に行うことができ、また、シートを取り外す作業もきわめて迅速に行うことができる枠組足場シート取付装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明による枠組足場シート取付装置では、シートは両側縁部に円筒状の滑り縁が形成されており、このシートの滑り縁を滑動可能に抱え込むように形成されたガイド溝を有するスライドガイドレールと、このスライドガイドレールを建枠に取り付けるクランプとからなり、このクランプにより建枠の前面に取り付けられたスライドガイドレールを有する建枠を組み立てて枠組足場を作り、この枠組足場の建枠のスライドガイドレールのガイド溝にシートの滑り縁を挿入して引き込み抱え込ませてシートを取り付けるようにしたものである。
【0006】
この発明によるスライドガイドレールを有する建枠を組み立てて枠組足場を作り、一対のスライドガイドレールのガイド溝の端部からその中へシートの両側縁の滑り縁をそれぞれ挿入してシートを引き込めば、シートの滑り縁はガイド溝の中へ滑り込み、滑り縁はガイド溝に抱え込まれた状態となり、これだけでシートは簡単かつ迅速に取り付けられた。シートを取り外すときは、シートを引っ張ってシートの滑り縁をスライドガイドレールのガイド溝から抜き出すだけでよく、きわめて簡単かつ迅速に取り外すことができる。
【0007】
また、この発明による枠組足場シート取付装置におけるスライドガイドレールの長さは、建枠を組み立てて枠組足場を作ったとき、隣接する上の建枠のスライドガイドレールの下端と下の建枠のスライドガイドレールの上端との間に、ガイド溝の中へシートの滑り縁を挿入することができる空間ができるように、建枠の高さより短い長さとし、このスライドガイドレールを建枠の高さ方向長さからはみださないように取り付けたものである。
【0008】
この発明によるスライドガイドレールの長さは上記のようであるので、いずれの箇所の建枠のスライドガイドレールの間からでもガイド溝の中へシートの両側縁の滑り縁を挿入してシートを引き込むことができて、シートを取り付けることができる。シートを取り外すときも同様にいずれの箇所からでも抜き出して取り外すことができる。また、スライドガイドレールは建枠の高さ方向長さからはみださないように取り付けられているので、スライドガイドレールが取り付けられている建枠の保管,運搬,取扱いなどに便利であり、スライドガイドレールを損傷させるおそれが少ない。
【0009】
また、この発明による枠組足場シート取付装置におけるスライドガイドレールのガイド溝の両端部の形状を斜め又は曲線曲面形状に切除して滑らかに形成すれば、シートの滑り縁をガイド溝の中へスムースに挿入して引き込むことができるので、容易かつ迅速に取り付けることができる。
【0010】
また、スライドガイドレールの幅を建枠の建地の幅(外径)以下として建地の幅からはみ出さないようにスライドガイドレールを建枠に取り付ければ、スライドガイドレールが取り付けられた建枠の保管運搬等の際に便利であり、スライドガイドレールを損傷させるおそれが少なくなる。
【0011】
また、スライドガイドレールとしてアルミニウム又はアルミニウム合金の押出し形材を採用すれば、簡単に製造することができ、加工も容易であり、軽量で丈夫なスライドガイドレールが得られる。
【0012】
また、シートの両端部を補強端部とし、この補強端部に牽引索を取り付ければ、この牽引索によってシートを容易に引っ張ることができ、スライドガイドレールのガイド溝に挿入したシートの滑り縁をスライドさせて、シートを容易に安全に迅速に昇降させることができる。
【0013】
また、シートの両端部を補強端部とし、この補強端部に鳩目を取り付ければ、上下に隣接するシートの鳩目に紐を通して結ぶことにより上下のシートを連結することができる。また、シートを足場に結びつけることもできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。図1乃至図4はこの発明による枠組足場シート取付装置の実施の一形態を示す。図1はこの発明による枠組足場シート取付装置が取り付けられた枠組足場を示し、(A)は側面図、(B)は正面図である。図2はスライドガイドレールとその取付け要領を示し、(A)は側面図、(B)及び(C)はそれぞれ図示位置における断面図である。図3はシートの着脱要領を示す側面図である。図4はシートを示し、(A)は正面図、(B)は断面図、(C)は上下のシートの連結要領を示す図である。
【0015】
図において、1は枠組足場、2は建枠、22は建地、23は建地接続部、3は筋交い、4はクランプ、40はクランプ台体、41はクランプ抑え体、42は管取付ボルト、46はレール取付ボルト、6はスライドガイドレール、6aはガイド溝、6bは整形端部、8はシート、8fは滑り縁、8eは補強端部、85はガイドロープ、86はスライドテープ、87は端補強管、92は索留め具、94は牽引索、96は鳩目、98は連結紐を示す。
【0016】
図1に示すように、枠組足場1は、構成ユニットである多数の建枠2を用いて横方向及び高さ方向に組み立てて作る。横方向には、図1(B)に示すように、所定の長さ寸法の筋交い3で斜めにクロスに連結して、所定の単位正面幅(通常約1.8m)とし、所要の正面幅を得るのに必要な個数の建枠2を用意してこれを次々に筋交い3で連結する。上下方向には、図1及び図2(A)に示すように、下の建地接続部23に上の建地22の下端を嵌め込んでピンなどで抜け止めして立て、上記のように横方向に筋交い3で連結し、これを所要段数だけ上記のように積み重ねて組み立てる。通常の建枠2の1個の高さは約1.7mである。なお、図1では横方向には1対のみ、上下方向には3段のみを示す。
【0017】
この枠組足場1に取り付けるシート8の寸法は、図1(B)に示すように、幅は隣り合う一対の建枠2の間の上記単位正面幅(例えば1.8m)に合わせ、長さ(図の高さ方向の長さ)は、長ければ長いほど一度に広い面積のシート8を取り付けることができるが、あまり長いとシート8の取扱いに骨が折れるので、例えば、建枠2の3段分(約5.1m)の高さに合わせた長さとするのが適当であろう。
【0018】
図1に示すように、多数の建枠2を組み立てて形成した枠組足場1の上で建築工事などの作業をするにあたって、人,工具,資材等の落下や塗料等の飛散を防止するため、枠組足場1の正面にメッシュシートなどのシート8を展張して取り付けるものであるが、この発明による枠組足場シート取付装置では、各建枠2の前側の建地22の正面側に、それぞれスライドガイドレール6をクランプ4で取り付けて設けてあり、この各スライドガイドレール6に支持させて枠組足場1の正面にシート8を取り付けるものである。
【0019】
この発明による枠組足場シート取付装置では、取り付けるべきメッシュシートなどのシート8は、図1,図2(B)(C)及び図4に示すように、その両側縁部には、円形断面のガイドロープ85をきっちりと巻き込んで縫製又は接着し、スライドテープ86を被覆することにより、又は、円形断面のガイドロープ85をスライドテープ86できっちりと巻き込んで円形断面を形成し、このスライドテープ86をシート8に縫製又は接着して接続することにより、円筒状の滑り縁8fが形成されている。ガイドロープ85としては、丈夫で円形断面を保持し、かつ、長さ方向には可撓性があるもの、例えば合成樹脂繊維製の円形断面のロープなどを用いるのが適当である。
【0020】
また、図1及び図4に示すように、シート8の両端部には細い棒又は小径のアルミなどの管である端補強管87を巻き付けるなどして補強端部8eが形成されている。補強端部8eの両側端に近い箇所には三角環などの索留め具92が取り付けられている。索留め具92に牽引索94を取り付けてシート8の引き上げ引き下ろしをするために用いる。また、補強端部8eには必要により鳩目96が着設されている。鳩目96は連結紐98により上下に隣接するシート8を互いに連結することができる。また、シートを足場1に結びつけることもできる。
【0021】
図2に示すように、スライドガイドレール6を建枠2の建地22に取り付けるクランプ4は、クランプ台体40とクランプ抑え体41と管取付ボルト42とレール取付ボルト46とからなる。クランプ台体40とクランプ抑え体41とはヒンジピンで連結されて建地22を挟み込む形状であり、管取付ボルト42にナットをねじ込み締め付けて建地22に挟着させる。クランプ台体40にはレール取付ボルト46が溶接などにより取り付けられており、スライドガイドレール6にあけられている穴にレール取付ボルト46を通してナットによりスライドガイドレール6がクランプ台体40に取り付けられる。建枠2にスライドガイドレール6を取り付けるときの角度はガイド溝6aの方向ががシート8の展張方向となるようにする。
【0022】
スライドガイドレール6の長さは、建枠2の高さより短い長さとし、建枠2の高さ方向長さからはみださないように建地22に取り付けるのがよい。建枠2の保管,運搬,取扱いなどの便宜とか、スライドガイドレール6の損傷を防止するなどのためである。特に、図2(A)及び図3に示すように、スライドガイドレール6の長さは、建枠2を組み立てて枠組足場1を作ったとき、隣り合う上の建枠2のスライドガイドレール6の下端と下の建枠2のスライドガイドレール6の上端との間に、ガイド溝6aの中へシート8の滑り縁8fを挿入するのに、滑り縁8fの湾曲可能度を考慮して、支障がない程度の空間が得られるようにするのがよい。この空間が短いと、この箇所からガイド溝6aの中へシート8の滑り縁8fを挿入することができないし、この空間が長すぎると、シート8の滑り縁8fをガイド溝6aに連通挿入させることが難しくなるとか、シート8の支持が不足してシート8が強風に煽られるおそれが生じる。
【0023】
スライドガイドレール6の断面形状は、長方形箱形の短辺(図2(B)の上下方の辺)に狭い溝開口のガイド溝6aが形成された形状となっている。ガイド溝6aのこの狭い溝開口の寸法は、溝の中に入っているシート8の円筒状の滑り縁8fを十分受け止め、かつ、シートのスライドテープ86の厚さを余裕をもって通すことができる寸法とする。ガイド溝6aの溝開口部は丸みをもたせて滑らかに形成されている。特に、シート8の滑り縁8fが当接してスライドする溝開口の内側の部分は滑らかに形成されている。
【0024】
スライドガイドレール6の素材としては、各種の金属又は各種のエンジニアリングプラスチック(特に、フッ素系やシリコン系の樹脂など)を用いることができるが、アルミニウム又はアルミニウム合金の押出し形材を採用すれば、簡単に製造することができ、加工も容易であり、軽量で丈夫なスライドガイドレールが得られるので適当である。
【0025】
スライドガイドレール6の長さ方向の両端部は、図2(A)及び図3に示すように、ガイド溝6aの溝開口の端部が斜め又は曲線曲面状に削られて滑らかに整形されて整形端部6bとされている。シート8の円筒状の滑り縁8fがガイド溝6a内にスムースに進入することができるようにするためである。この整形端部6bの整形はシート8を挿入抜脱するときシート8の滑り縁8fが湾曲する側を重点的に整形すればよい。
【0026】
組み立てられた枠組足場1にシート8を取り付けるには、図1(B)において左右のスライドガイドレール6のガイド溝6aの中にシート8の両側縁の滑り縁8fを挿入し、図4(A)に示すように、シート8の補強端部8eに着設されている索留め具92に付けた牽引索94を引いてシート8の両側縁の滑り縁8fをガイド溝6aの中にスライドさせて引き込み、例えば図1(B)に示すように、建枠2の3段分まで引き込んで止め、牽引索94又は鳩目96に通した紐で枠組足場1にシート8を固縛する。これで、シート8は、両側縁の円筒状の滑り縁8fがスライドガイドレール6のガイド溝6aで抱え込まれて、取り付けられた。図4(C)に示すように、隣接する上下のシート8を鳩目96に連結紐98を通して互いに連結すればさらによい。
【0027】
シート8を取り外すときは、シート8を枠組足場1に固縛している索又は紐を解き、シート8を引っ張って、滑り縁8fをスライドガイドレール6のガイド溝6aの中で滑らせて抜けばよく、きわめて簡単に安全に迅速に取り外すことができる。前述の台風対応など迅速な取り外しができる。
【0028】
なお、前述の牽引索94を引いて、ガイド溝6aの中に滑り縁8fを滑らせて、シート8を取り付け取り外す作業において、滑車などを利用して牽引索94を引くようにすれば、作業員は危険な高所ではなく地上などの良い条件で作業を行うことができる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明による枠組足場シート取付装置は、シート8の滑り縁8fをスライドガイドレール6のガイド溝6aの中に挿入して引き込むだけでシート8を取り付けることができるので、作業がきわめて簡単容易で迅速にでき、高所作業を減らし、転落の危険が少なくなり、安全性が向上する。また、シート8を引っ張って滑り縁8fをガイド溝6aの中でスライドさせて引き抜くだけで、シート8を簡単迅速に取り外すことができるので、前記台風などの被害予防の迅速対応が容易にできる。
【0030】
また、上下のスライドガイドレール6の間に上記のよう空間をあければ、いずれの箇所からでもガイド溝6aの中へシート8の滑り縁8fを挿入してシート8を引き込み取り付けることができる。また、スライドガイドレール6を建枠2からはみ出さないように取り付ければ、建枠2の保管運搬等に便利であり、スライドガイドレール6を損傷させるおそれが少なくなる。
【0031】
また、スライドガイドレール6のガイド溝6aの両端部を斜め又は曲線曲面形状に切除して滑らかに整形すれば、シート8の滑り縁8fをガイド溝6aの中へスムースに挿入して取り付けることができる。
【0032】
また、スライドガイドレール6の幅を建枠2の幅からはみ出さないように取り付ければ、建枠2の保管運搬等の際に便利であり、スライドガイドレール6を損傷させるおそれが少なくなる。
【0033】
また、スライドガイドレール6としてアルミニウム又はアルミニウム合金の押出し形材を採用すれば、軽量で丈夫なものを簡単に製造することができる。
【0034】
また、シート8の両端部を補強端部8eとして牽引索94を取り付ければ、シート8を容易に安全に迅速に昇降させることができる。
【0035】
また、シート8の両端部を補強端部8eとして鳩目96を取り付ければ、上下のシート8を連結することができる。また、足場に結びつけることもできる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による枠組足場シート取付装置を示し、(A)は側面図、(B)は正面図である。
【図2】この発明による枠組足場シート取付装置の要部を示し、(A)は側面図、(B)及び(C)は各図示箇所の断面図である。
【図3】この発明による枠組足場シート取付装置のシート挿抜要領を示す側面図である。
【図4】この発明による枠組足場シート取付装置のシートを示し、(A)は端部付近の正面平面図、(B)は断面図、(C)は連結要領を示す正面平面図である。
【符号の説明】
1:枠組足場、
2:建枠、 22:建地、 23:建地接続部、3:筋交い、4:クランプ、40:クランプ台体、 41:クランプ抑え体、42:管取付ボルト、 46:レール取付ボルト、6:スライドガイドレール、6a:ガイド溝、 6b:整形端部、8:シート、 8f:滑り縁、 8e:補強端部、85:ガイドロープ、 86:スライドテープ、87:端補強管、92:索留め具、 94:牽引索、96:鳩目、 98:連結紐。
Claims (7)
- 多数の建枠を組み立てて作った枠組足場の正面にシートを取り付ける装置であって、前記シートは両側縁部に円筒状の滑り縁が形成されており、このシートの滑り縁を滑動可能に抱え込むように形成されたガイド溝を有するスライドガイドレールと、このスライドガイドレールを前記建枠に取り付けるクランプとからなり、このクランプにより前記建枠の前面に取り付けられたスライドガイドレールを有する各建枠を組み立てて枠組足場を作り、この枠組足場の建枠のスライドガイドレールのガイド溝にシートの前記滑り縁を挿入して引き込み抱え込ませてシートを取り付けるようにしたことを特徴とする枠組足場シート取付装置。
- 前記スライドガイドレールの長さは、前記建枠を組み立てて枠組足場を作ったとき、隣接する上の建枠のスライドガイドレールの下端と下の建枠のスライドガイドレールの上端との間に、前記ガイド溝の中へ前記シートの滑り縁を挿入することができる空間ができるように、建枠の高さより短い長さとし、このスライドガイドレールを建枠の高さ方向長さからはみださないように取り付けたものである請求項1に記載の枠組足場シート取付装置。
- 前記スライドガイドレールのガイド溝の両端部の形状は斜め又は曲線曲面形状に切除して滑らかに形成されたものである請求項1に記載の枠組足場シート取付装置。
- 前記スライドガイドレールの幅は前記建枠の建地の幅(外径)以下として建地の幅からはみ出さないように前記スライドガイドレールを前記建枠に取り付けたものである請求項1に記載の枠組足場シート取付装置。
- 前記スライドガイドレールはアルミニウム又はアルミニウム合金の押出し形材である請求項1に記載の枠組足場シート取付装置。
- 前記シートの両端部は補強端部となっており、この補強端部にシートを牽引する牽引索を取り付けるための索留め具を着設したものである請求項1に記載の枠組足場シート取付装置。
- 前記シートの両端部は補強端部となっており、この補強端部に鳩目を着設したものである請求項1に記載の枠組足場シート取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002200074A JP2004044128A (ja) | 2002-07-09 | 2002-07-09 | 枠組足場シート取付装置 |
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ID=31707036
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2004044128A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015197026A (ja) * | 2014-04-03 | 2015-11-09 | 林口工業株式会社 | シート状物の取付装置 |
-
2002
- 2002-07-09 JP JP2002200074A patent/JP2004044128A/ja active Pending
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