JP2004042311A - マルチプリントシステム - Google Patents

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Koji Fukuda
福田 浩司
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

【課題】排紙されたプリント写真の整理作業が簡単なマルチプリントシステムを低価格で提供する。
【解決手段】マルチプリントシステム10は、複数台のプリンタユニット11〜14と、これら各プリントユニット11〜14に対して、プリント処理を割り当てて実行させるコントロールユニット16とからなる。コントロールユニット16は、プリント処理を割り当てる際に、画像データとともに、画像データに関連する付帯情報として、画像データのコマ番号を送る。このコマ番号は、各プリントユニット11〜14に備えられている付帯情報記録装置を用いて、記録紙へ不可視的に記録される。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データに関連する付帯情報を不可視的に記録紙に記録するマルチプリントシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
記録紙に画像をプリントする複数台のプリンタユニットと、入力された画像データのプリント要求を受け付けるとともに、受け付けた画像データのプリント処理を、前記各プリンタユニットに割り当てて実行させるコントロールユニットとを備えたマルチプリントシステムが知られている。
【0003】
コントロールユニットと各プリンタユニットとは、例えば、SCSI(Small Computer System Interface ) 規格やUSB(Unversal Serial Bus )規格などの通信インタフェースで接続される。コントロールユニットには、メモリーカードからデータを読み取るカードリーダが設けられている。メモリカードには、デジタルカメラで撮影した画像データが、撮影した順番にコマ番号が付与されて記録される。
【0004】
コントロールユニットは、画像のプリント要求を受け付けると、メモリーカードから読み出した画像データをプリンタユニットへ転送して、プリント処理を実行させる。コントロールユニットは、画像が複数ある場合には、画像データをコマ番号順に読み出し、それら複数の画像データのプリント処理を、各プリンタユニットへ割り当てて並行処理をさせる。そのため、マルチプリントシステムでプリントをする場合には、1台のプリンタでプリント処理をする場合と比較して、プリント処理時間を短縮することができる。さらに、特開2000−66856号公報に記載されているマルチプリントシステムでは、各プリンタユニットの処理能力に応じて、各プリンタユニットにプリント処理を割り当てることにより、プリント処理時間が最短になるようにしている。
【0005】
各プリンタユニットから排紙されたプリント写真は、オペレータによって回収されて1つにまとめられる。オペレータは、メモリーカード内の画像データをモニタに出力し、モニタに表示された画像とプリント写真の画像とを照合して、プリント写真を撮影順に並べ替える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のマルチプリントシステムを使用した場合にはこのようなプリント写真の整理作業に手間と時間がかかってしまうため、いくらプリント処理時間を短縮しても、1台のプリンタで処理する場合と比べて、作業時間全体が大きく短縮されることはなかった。そこで、前記整理作業を短縮するために、各プリンタユニットから排紙されたプリント写真を、画像データのコマ番号順に並べ替えて1つにまとめるソータ装置を設けることも考えられる。しかし、このようなソータ装置は高額であるため、マルチプリントシステムの価格が上昇してしまう。
【0007】
本発明は、排紙されたプリント写真の整理作業が簡単なマルチプリントシステムを低価格で提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のマルチプリントシステムは、記録紙に画像をプリントする複数台のプリンタユニットと、入力された画像データのプリント要求を受け付けるとともに、前記複数台のプリンタユニットに対して、受け付けた画像データのプリント処理を割り当てて実行させるコントロールユニットとからなるマルチプリントシステムにおいて、前記コントロールユニットには、前記プリント処理を割り当てる際に、前記プリンタユニットに対して、前記画像データに関連する付帯情報を通知する通知手段が設けられており、さらに、前記各プリンタユニットには、前記記録紙へ前記付帯情報を不可視的に記録する付帯情報記録手段が設けられていることを特徴とする。
【0009】
前記付帯情報は、蛍光インクにより記録してもよいし、また、記録紙の表面を変形させて記録してもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施例を示すもので、マルチプリントシステム10の全体構成を示している。マルチプリントシステム10は、4台のプリンタユニット11〜14と、これら各プリンタユニット11〜14を制御するコントロールユニット16とからなる。コントロールユニット16と、各プリンタユニット11〜14とは、データ通信可能に接続されている。
【0011】
コントロールユニット16には、画像データが記録されたメモリーカード26がセットされるスロットが設けられている。メモリーカード26は、例えば、デジタルカメラで撮影された画像データを記憶する。デジタルカメラは、例えば、001,002,003・・・というように、撮影された順番に画像データにコマ番号を付与して、メモリーカード26へ記録する。コントロールユニット16は、オペレータからのプリント要求を受け付けると、メモリーカード26から画像データを読み出して、各画像データを各プリンタユニット11〜14に転送して、プリント処理を実行させる。
【0012】
コントロールユニット16は、操作パネル28,ディスプレイ29,CPU31,ROM32,RAM33,カードリーダ34,通信インタフェースボード(通信I/F)36から構成される。操作パネル28には、プリントボタンや汎用キーなどの各種操作キーが設けられている。ディスプレイ29は、例えば、LCDパネルが使用されており、操作画面やメモリーカード26内の画像が表示される。オペレータはディスプレイ29に表示される操作画面を見ながら、操作パネル28を操作して、CPU31に各種の指示を与える。
【0013】
カードリーダ34は、メモリーカード26内の画像データをコマ番号順に読み取る。CPU31は、操作パネル28からの指示に従って、マルチプリントシステム10の各部を制御する。ROM32には、システムを制御するための制御プログラムが格納されており、CPU31は、このプログラムをRAM33にロードしてそこに記述された処理ステップを実行する。RAM33は、CPU31がプログラムを実行する際の作業用メモリとして用いられる。
【0014】
通信I/F36は、各プリンタユニット11〜14に設けられた通信I/F38とケーブルで接続されており、各プリンタユニット11〜14に対して、制御コマンドや画像データを転送するとともに、各プリンタユニット11〜14から送信される情報を受信する。各通信I/F36,38は、例えば、SCSI(Small Computer System Interface ) 規格やUSB(Universal Serial Bus) 規格のものが使用される。
【0015】
各プリンタユニット11〜14には、各ユニットを識別するためのユニットID番号(1〜4)が付与されている。コントロールユニット16は、読み出された画像データのプリント処理を、ユニットID番号順に1枚分ずつ割り当てる。コントロールユニット16は、プリント処理を割り当てる際に、各プリント処理に対してジョブNoを付与する。このジョブNoは、プリント処理を識別するためのもので、例えば、画像データのコマ番号がジョブNoとして付与される。コントロールユニット16は、画像データとともに、このジョブNoを当該画像データに関連する付帯情報として、各プリンタユニット11〜14に転送する。
【0016】
各プリンタユニット11〜14は、画像とともにジョブNoを記録紙に記録する。このジョブNoは、オペレータが、各プリンタユニット11〜14から排紙されたプリント写真を整理する際に使用される。
【0017】
図2は、プリンタユニット11の概略図を示している。プリンタユニット11のプリント方式としては、サーマルヘッドで感熱記録紙を加熱して画像を発色記録する感熱記録方式を採用している。プリンタユニット11には、長尺のカラー感熱記録紙41をロール状に巻いた記録紙ロール42がセットされる。
【0018】
カラー感熱記録紙41は、周知のように、支持体上に、シアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱発色層を順次層設したものである。最上層となるイエロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネルギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアンに発色する。カラー感熱記録紙41は、良好な熱伝導性が要求されるので、その厚みは、印画紙と比較して薄い。
【0019】
また、イエロー感熱発色層及びマゼンタ感熱発色層は、それぞれ特有の波長の光による光定着性を備えている。イエロー感熱発色層は、発光ピークの波長が約420nmの近紫外線であるイエロー定着光が照射されたときに発色能力が消失する。マゼンタ感熱発色層は、発光ピークの波長が約365nmの紫外線であるマゼンタ定着光が照射されたときに発色能力が消失する。
【0020】
カラー感熱記録紙41は、給紙ローラ43によって搬送路に引き出されて給紙される。搬送路上には、サーマルヘッド46、搬送ローラ対47,48、光定着装置49が配置されている。給紙されたカラー感熱記録紙41は、搬送ロール対47,48にニップされて、順方向及び逆方向に往復搬送される。
【0021】
この搬送中に、サーマルヘッド46による3色面順次の熱記録と、光定着装置49によるイエロー画像及びマゼンタ画像の光定着が行われる。給紙ローラ43及び搬送ローラ対47,48は、搬送モータ50によって駆動される。搬送モータ50としては、例えば、1個の駆動パルスを与える毎に所定角度回転するパルスモータが使用されている。プリントコントローラ51は、搬送モータ50に与える駆動パルス数をカウントすることにより、カラー感熱記録紙41の搬送量を制御する。
【0022】
サーマルヘッド46は、周知のように、多数の発熱素子を主走査方向にライン状に配列された発熱素子アレイ46aを備えており、この発熱素子アレイをカラー感熱記録紙41に押し当てて画像を熱記録する。サーマルヘッド46は、ヘッドドライバ53を介してプリントコントローラ51に制御される。プリントコントローラ51は、コントロールユニット16から転送された画像データに対して画像処理を施し、処理済みの画像データを画像メモリ52に書き込む。ヘッドドライバ53は、この画像データに基づいて各発熱素子を駆動する。各発熱素子は、画素の濃度に応じた熱エネルギーを、イエロー,マゼンタ,シアンの各感熱発色層に与えて各色の画像を発色させる。
【0023】
サーマルヘッド46と対向する位置には、プラテンローラ54が配置されている。このプラテンローラ54は、サーマルヘッド46に押圧されたカラー感熱記録紙41を裏面から支持する。
【0024】
光定着装置49は、イエロー用光定着器31と、マゼンタ用光定着器32とからなる。イエロー用光定着器31は、イエロー定着光を放射する蛍光ランプ31aと、この蛍光ランプ31aからの光をカラー感熱記録紙41に向けて反射するリフレクタ31bとからなる。イエロー用光定着器31は、イエロー画像が記録済みのイエロー感熱発色層に対してイエロー定着光を照射して、未発色部分の発色能力を消失させる。
【0025】
マゼンタ用光定着器32は、マゼンタ定着光を放射する蛍光ランプ32aと、リフレクタ32bとからなる。マゼンタ用光定着器32は、マゼンタ画像が記録済みのマゼンタ感熱発色層に対して、マゼンタ定着光を照射して、未発色部分の発色能力を消失させる。シアン感熱発色層は最下層に位置しており、熱記録時の混色が発生しないため、光定着は行われない。もちろん、シアン感熱発色層に光定着をしてもよい。
【0026】
搬送ローラ対48の下流側には、付帯情報記録装置61が設けられている。付帯情報記録装置61は、前記ジョブNoを記録するためのもので、プリントコントローラ51によって制御される。プリントコントローラ51は、コントロールユニット16からジョブNoのデータが転送されると、それをプリントコントローラ51内の情報メモリ51aに一時的に記憶させる。プリントコントローラ51は、このデータを記録タイミングに合わせて付帯情報記録装置61に送る。
【0027】
図3に示すように、付帯情報記録装置61は、記録ヘッド62と、この記録ヘッド62を移動する移動機構63とからなり、カラー感熱記録紙41に対して、上述したジョブNoを記録する。記録エリア71に画像が記録されたカラー感熱記録紙41は、付帯情報記録装置61まで送られた後、いったん停止する。この停止中に、ジョブNoが記録される。オペレータは、このジョブNoを見てプリント写真の整理を行う。ジョブNoは、画像データの入力順に付与されるので、プリント写真の整理が簡単になる。
【0028】
ジョブNoは、オペレータがプリント写真を整理するための情報であるから、プリント注文者には見えない方がよい。そこで、インクには、可視光を反射しない不可視インクを使用している。これにより、プリント品質が損なわれることを防止している。不可視インクとしては、例えば、約300〜450nmの近紫外線(ブラックライト)を照射することにより紫色の光を励起発光するUV(UltraViolet)蛍光インクが使用される。
【0029】
記録方式としては、インクジェット方式を採用しており、記録ヘッド62は、インクをカラー感熱記録紙41の表面に噴射して付着させる噴射ノズルを備えている。記録ヘッド62と、インクが収納されるインクカートリッジ64とは、キャリッジ66に設けられている。移動機構63は、ベルト67と、一対のプーリ68と、駆動モータ69とからなる。キャリッジ66は、ベルト67に取り付けられており、駆動モータ69の駆動によってベルト67が回転すると、移動する。これにより記録ヘッド62も移動して、付帯情報(ジョブNo)が記録される。
【0030】
付帯情報記録エリア72は、記録エリア71の周囲の余白部分に設定されている。記録ヘッド62は、付帯情報記録エリア72の位置に応じて配置されており、移動機構63は、付帯情報の記録方向に合わせて配置される。
【0031】
なお、付帯情報を記録面に記録する例で説明しているが、もちろん、裏面に記してもよい。ただし、上述したように、カラー感熱記録紙は印画紙と比較して厚みが薄いので、可視インクで記録すると、その情報が記録面側から透けて見えてしまうおそれがある。そのため、裏面に記録する場合でも、不可視インクを使用することが好ましい。
【0032】
また、付帯情報記録エリア72を余白部分に設定した例で説明しているが、記録エリア71内に設定してもよい。記録エリア71内に付帯情報を記録しても、不可視インクで記録されるから、付帯情報が記録された部分の画質が著しく低下してしまうことはない。
【0033】
付帯情報記録装置61の下流側には、カッタ81が配置されている。カッタ81は、カラー感熱記録紙41を切断して、画像及び付帯情報が記録された記録済み部分を所定のサイズのシートに切り離す。切断されたシートは、プリンタユニット11外へ排紙される。なお、プリンタユニット12〜14についても、プリンタユニット11と同様の構成であるため、説明を省略する。
【0034】
以下、上記構成による作用について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。オペレータは、コントロールユニット16にメモリカード26をセットして、操作パネル28上のプリントボタンを押して、プリント指示を与える。コントロールユニット16は、プリント要求を受け付けると、メモリーカード26からコマ番号順に画像データを読み出す。
【0035】
画像データが読み出されると、その読み出し順に、当該画像データのプリント処理にジョブNoが付与される。コントロールユニット16は、画像データとそのジョブNoのデータを各プリンタユニット11〜14に転送するとともに、割り当てたプリント処理を実行させる。
【0036】
各プリンタユニット11〜14は、コントロールユニット16から転送された画像データ及びジョブNoのデータを、それぞれ画像メモリ52及び情報メモリ51aに書き込み、これらのデータに基づいてプリント処理を実行する。サーマルヘッド46及び光定着装置49によって、記録エリア71にフルカラー画像が記録される。
【0037】
この画像の記録が完了すると、画像記録済み部分が付帯情報記録装置61へ送られて、カラー感熱記録紙41がいったん停止する。付帯情報記録装置61は、プリントコントローラ51から送られたジョブNoのデータに基づいて、付帯情報記録エリア72にジョブNoを記録する。ジョブNoが記録が完了した後、カラー感熱記録紙41は、カッタ81に送られて、シートは切断されて排紙される。
【0038】
オペレータは、各プリンタユニット11〜14から排紙されたプリント写真を1つにまとめた後、ブラックライトをプリント写真に照射してジョブNoを確認しながら、プリント写真を番号順に並べ換える。ジョブNoは、画像データの入力順と一致しているので、プリント写真の整理を簡単に行うことができる。また、ジョブNoは、UV蛍光インクで記録されるから、プリント品質が損なわれることはない。
【0039】
上記実施形態では、付帯情報として、プリント処理のジョブNoを記録する例で説明しているが、画像データのプリント注文情報を記録してもよい。プリント注文情報としては、画像データのファイル名,注文受付番号,注文受付日,受付店舗名等が含まれる。プリント業者が注文を受けたプリント写真を注文者に引き渡す場合には、通常、プリント写真の他に、プリント注文情報が記録されたレシートや伝票が発行される。しかし、再プリント注文がなされる際には、こうしたレシートや伝票は紛失されている場合が多く、画像データがプリント業者に残されている場合でも、プリント写真の画像から、画像データを特定しなければならず、画像データの検索作業が非常にめんどうであった。プリント注文情報をプリント写真に記録することで、レシートや伝票がなくても、その情報から該当する画像データの特定することができるので、検索作業を簡単にすることができる。
【0040】
また、付帯情報は、文字や数字からなるキャラクターで記録しなくてもよく、バーコードなど、文字や数字をコード化した形で記録してもよい。また、オペレータが、操作パネルから入力した任意の文字や記号などのキャラクタを付帯情報として記録してもよい。
【0041】
また、上記実施形態では、付帯情報の記録方式として、インクジェット記録方式を採用しているが、インクジェット記録方式でなくてもよく、インクフイルムをサーマルヘッドで加熱してインクを記録紙に溶融転写する熱転写方式でもよい。
【0042】
また、インクを用いずに、例えば、記録面の表面を変形させて記録してもよい。この方法には、例えば、サーマルヘッドによる三色の面順次記録をした後に、再度サーマルヘッドにより記録面を加熱して表面を変形させる方法や、スタンプなどを用いて情報を刻印する方法などがある。サーマルヘッドによる方法を使用する場合には、未定着のシアン感熱発色層が発色しない程度に加熱することが必要である。こうして記録された情報は、光干渉やUV光を用いた表面形状観察装置を用いて確認される。
【0043】
なお、上記実施形態では、画像をプリントするプリント方式として、感熱記録方式を採用した例で説明したが、感熱記録方式でなくてもよく、上述のインクジェット方式,熱転写方式,また、レーザープリント方式など各種のプリント方式を採用することができる。
【0044】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明は、複数のプリンタユニットを備えたマルチプリントシステムにおいて、各プリンタユニットにプリント処理を割り当てる際に、画像データとともに、画像データに関連する付帯情報を送り、この付帯情報を記録紙へ不可視的に記録するようにしたから、各プリンタユニットから排紙されたプリント写真の整理が簡単なマルチプリントシステムを低コストで提供することができる。また、付帯情報は、不可視的に記録されるので、プリント品質が損なわれることも防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチプリントシステムを示す構成図である。
【図2】プリンタユニットの概略図である。
【図3】付帯情報記憶装置を用いて、カラー感熱記録紙に付帯情報を記録する場合の斜視図である。
【図4】付帯情報記録手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 マルチプリントシステム
11, 12, 13, 14 プリンタユニット
31 CPU
41 カラー感熱記録紙
51 プリントコントローラ
61 付帯情報記録装置
72 付帯情報記録エリア

Claims (3)

  1. 記録紙に画像をプリントする複数台のプリンタユニットと、入力された画像データのプリント要求を受け付けるとともに、前記複数台のプリンタユニットに対して、受け付けた画像データのプリント処理を割り当てて実行させるコントロールユニットとからなるマルチプリントシステムにおいて、
    前記コントロールユニットには、前記プリント処理を割り当てる際に、前記プリンタユニットに対して、前記画像データに関連する付帯情報を通知する通知手段が設けられており、
    さらに、前記各プリンタユニットには、前記記録紙へ前記付帯情報を不可視的に記録する付帯情報記録手段が設けられていることを特徴とするマルチプリントシステム。
  2. 前記付帯情報記録手段は、蛍光インクを用いて前記付帯情報を記録することを特徴とする請求項1記載のマルチプリントシステム。
  3. 前記付帯情報記録手段は、前記記録紙の表面を変形させることによって前記付帯情報を記録することを特徴とする請求項1記載のマルチプリントシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8482771B2 (en) 2007-10-19 2013-07-09 Citizen Holdings Co., Ltd. Printing apparatus
JP2016173654A (ja) * 2015-03-16 2016-09-29 ブラザー工業株式会社 印刷データ処理プログラム及び印字装置

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