JP2004040572A - ページャ受信機 - Google Patents

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Akihiro Muraishi
村石 明裕
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Abstract

【課題】通信品質の状態を段階的に利用者に報知することによって、通信エリアの限界付近における利用者の判断基準を明確にすることができるページャ受信機を提供する。
【解決手段】同期コードワード信号SC中に発生する誤りビットの総数kを統計的に計数管理することによって、この誤りビットの総数kに応じて、受信電波の入力電界強度すなわち受信品質の状態を、表示部107に段階分け表示する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電波の受信状況の表示機能を備えたページャ受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、無線伝送を用いる携帯型通信端末装置では、通信品質の状態を利用者に知らせる手段を有するのが一般的であり、利用者は画面等で表示される通信品質の状態を参考にして、その利用場所を選択する。
【0003】
図10は、従来の携帯型通信端末装置の一例としての、一般の携帯型電話機の構成図である。
【0004】
図10において、携帯型電話機100は、アンテナ101,アンテナ共用部102を備え、アンテナ共用部102には、受信系の受信高周波部121と、送信系の送信アンプ部111とが、それぞれ接続されている。
【0005】
受信系の受信高周波部121は、高周波増幅部,ミキサ部を備え、局部発振部103からは局部発振信号が供給される。
【0006】
受信系は、アンテナ101から受信した受信高周波信号が、受信高周波部121に供給されると、高周波増幅部で増幅され、ミキサ部で局部発振信号により周波数変換されて、受信中間周波数信号を生じる。この受信中間周波数信号は、受信中間周波部122に供給されて増幅された後、復調部123に供給されて復調される。復調部123からの復調信号は、信号処理部104によって信号変換処理された後、音声処理部105によって音声信号に変換されて、受話部126から音声出力される。
【0007】
これに対し、送信系は、送話部114から音声が入力されると、音声処理部105で音声信号に変換され、信号処理部104によって信号変換処理された後、変調部113によって送信中間周波数信号に変調される。この送信中間周波数信号は、送信部112に供給されて、局部発振部103からの局部発振信号に基づいて高周波信号に周波数変換される。送信部112からの高周波信号は、送信アンプ部111に供給され、高周波送信信号が生じる。
【0008】
なお、図10において、106は、電源スイッチ,ダイヤルキー,発信キー等の操作キーが備えられた操作部、107は、操作状況等の各種情報を表示するための液晶表示装置からなる表示部を示す。
【0009】
ところで、この一般の携帯型電話機100では、利用者に電波の受信状況、すなわち通信品質の状態を知らせる構成は、次のようになっている。
【0010】
図10において、一般の携帯型電話機100では、上述した受信中間周波部122は、一般に、受信入力レベルが変わっても出力レベルがほぼ一定のレベルになるように振幅を制限するリミッタアンプ等の手法によって 復調部123において復調するのに適したレベルの信号に変換する構成になっている。そして、このリミッタアンプでは、その回路的な性質により、受信入力レベルすなわち入力電界強度(受信電波の強さ)に比例したリミッタ電流がその回路内部を流れる。
【0011】
そこで、一般の携帯型電話機100では、このリミッタ電流を取り出し、図10に示す受信電界検出部127に供給して、電波の受信状況を検出する構成となっている。この受信電界検出部127では、リミッタアンプのリミッタ電流を抵抗器に流すことにより、リミッタ電流の電流値すなわち受信電波の強さに比例した電圧値に変換する。その上で、受信電界検出部127は、この受信電波の強さに比例した電圧値、すなわち入力電界強度に比例した電圧値を、アナログデジタルコンバータによってデジタル信号に変換し、通信品質を示す指標としての受信レベル信号を表示部107に出力して、利用者に通信品質の状態(電波の受信状況)を報知する。
【0012】
図11は、受信電界検出部によって表示部に表示される、通信品質の状態を示す指標の表示例の説明図である。
【0013】
一般の携帯型電話機100においては、図11に示すように、通信品質の状態は、アンテナマークをインデックスに、それぞれ高さの異なる3本のバー表示の組み合わせを利用して、アナログデジタルコンバータによって変換されたデジタル信号が、受信入力基準電圧の目安範囲の何れに属するかに対応して表示される。
【0014】
したがって、利用者は、アンテナマークの隣りにバー表示が何本表示されているかを、表示部107で視認することにより、現在いる場所の通信品質の状態を段階的に確認することができる(この場合は、図11中のNo.1〜4で表される4段階で確認できる)。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、携帯型通信端末装置にあっても、従来のページャ受信機においては、通信品質が良好であるか不適であるかの判定及び表示を行うことは可能であったが、その構成上の違いから、上述した携帯型電話機100の場合のように、現在いる場所の通信品質の状態を段階的に判定して表示することは、不可能であった。
【0016】
すなわち、従来のページャ受信機は、携帯型電話機100と異なり音声信号を取り扱わず、数字情報/文字情報等を取り扱うだけなので、音声処理部105を必要としないばかりか、受信中間周波部122においてもリミッタアンプがリミッタ電流を取り出せる構造となっておらず、復調部123によって復調された復調信号は、後述する復号部によって復号された後、数字情報/文字情報等のデータが抽出されて信号処理部104に供給される構成になっている。そして、信号処理部104は、この復号部から供給されるデータに基づいて、当該データに対応して予め定められている数字情報/文字情報を、表示部107に表示する構成になっている。
【0017】
そのため、従来のページャ受信機では、図示せぬ送信側で、数字情報/文字情報等のデータの送信に当たって予め付される所定のコードワード(例えば、後述する同期コードワードSC等)を正しく復号できたか否かで、その通信品質の状態を直接検出し、表示部107に通信可能状態又は通信不可能状態を表示する構成になっている。
【0018】
この結果、従来のページャ受信機では、通信エリアの限界付近では、いきなり通信可能状態から通信不可能状態に移行してしまうため、通信エリアの限界付近における利用者の判断基準が不明確になる、という問題点があった。
【0019】
また、携帯型電話機100のように、通信品質の状態を段階的に利用者に報知するには、そのためにわざわざ受信中間周波部122のリミッタアンプをリミッタ電流を取り出せる構造に変更し、さらに受信電界検出部127を追加して設けなければならない。
【0020】
このことは、従来のページャ受信機における受信回路のハードウェア構成の変更を行わなければならず、コストがかかるばかりか、ページャ受信機の携帯型電話機に対する小型化等の利便性を損うことにもなる。
【0021】
本発明は、以上述べた問題点を解決し、従来のページャ受信機の受信回路のハードウェア構成の変更を最小限に抑え、通信品質の状態を段階的に利用者に報知することによって、通信エリアの限界付近における利用者の判断基準を明確にすることができるページャ受信機を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、本発明のページャ受信機は、復号部、コードワード検出部、信号処理部、表示部を備えたページャ受信機であって、
前記コードワード検出部において検出される同期コードワード信号中に発生する誤りビット数を前記信号処理部にて集計し、複数の同期コードワード信号について統計的に計数管理することによって、受信する同期コードワード信号における受信ビット誤り率を等価的に演算し、演算した受信ビット誤り率を基に、予め定めた表示条件を参照して段階分けに応じた受信品質状態を前記表示部に表示することを特徴とする。
【0023】
また、本発明のページャ受信機は、復号部、コードワード検出部、信号処理部、表示部を備えたページャ受信機であって、
前記復号部におけるメッセージコードワード信号の誤り訂正や誤り検出の過程及び結果を前記信号処理部にて集計し、複数のメッセージコードワード信号について統計的に計数管理することによって、受信するメッセージコードワード信号における受信ビット誤り率を等価的に演算し、演算した受信ビット誤り率を基に、予め定めた表示条件を参照して段階分けに応じた受信品質状態を前記表示部に表示することを特徴とする。
【0024】
本発明のページャ受信機によれば、従来のページャ受信機の受信回路のハードウェア構成の変更を最小限に抑え、通信品質の状態を段階的に利用者に報知することによって、通信エリアの限界付近における利用者の判断基準を明確にすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明のページャ受信機1の好適な実施の形態について、詳細に説明する。
【0026】
図1は、本発明の一実施の形態によるページャ受信機の構成図である。
なお、本実施の形態のページャ受信機1を説明するに当たっては、図10で説明した携帯型電話機100の構成と同様又は同一の構成部分について、同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0027】
本実施の形態のページャ受信機1では、復調部123によって復調された復調信号は、復号部24に供給される。
【0028】
復号部24は、復調部123から出力される復調信号(すなわち、図示せぬ送信側で、高周波変換される前に、符号化器によって符号化されて生成された符号化データ信号に対応)を、送信側との間で予め定められた手順に従って復号し、復号信号(送信側で符号化される前の送信信号に対応する受信信号)を生成する。
そして、復号部24は、この復号信号(受信信号)を、コードワード検出部25に供給する。
【0029】
コードワード検出部25は、受信信号の中に含まれる同期信号を検出し、この同期信号を検出した場合には、同期検出信号を信号処理部4に出力する。
【0030】
なお、本実施の形態では、ハードウェア的には、信号処理部4はCPUにより構成され、復号部24及びコードワード検出部25は専用の集積回路(LSI)によって構成される一方、同期検出信号としての後述する同期コードワード検出信号は、復号部24及びコードワード検出部25を構成するLSIから、信号処理部4を構成するCPUに割込信号として供給される。
【0031】
そして、信号処理部4は、コードワード検出部25からの同期検出信号が供給されると、この同期検出信号の供給タイミングに合わせて、復号部24から復号信号を取り込み、その取り込みデータ(メッセージデータ)に対応する数字情報/文字情報等を表示部107に表示する。
【0032】
ところで、本実施の形態のページャ受信機1の場合、その復号信号の受信処理方式には、POCSAG(Post Office Code Standardi−zation Advisory Group)方式の無線呼出(ページャ)システムが、使用されている。
【0033】
図2は、POCSAG方式の無線呼出(ページャ)システムにおける受信信号のフォーマットの説明図である。
図2において、プリアンブル信号preは、無線伝送されるデジタル信号のビット間の同期を確立するための信号である。このプリアンブル信号preは、最低576ビット以上の‘1,0’の繰り返しパターンによって構成されている。
【0034】
このプリアンブルpreの検出は、コードワード検出部25によって、復号信号の中に含まれる‘1,0,1,0,1,0’又は‘0,1,0,1,0,1’の6ビットのビットパターンを検出することによって行われる。
【0035】
また、同期コードワード信号SCは、プリアンブル信号preに続く各データバッチDBの先頭に位置し、データバッチDBの読み込みの開始を指示するために用いられる信号である。
【0036】
図3は、同期コードワード信号のビット構成の説明図である。
同期コードワード信号SCは、31ビットから構成される最長符号系列(m系列)のビットパターンに、1ビットのパリティビットを付加し、全体として32ビットの、図3に示すような構成となっている。
【0037】
その上で、図2に示すように、受信信号は、このプリアンブル信号preと、当該プリアンブル信号preに続いて、先頭の同期コードワードSCとこれに連続する8個のフレームとから構成されるデータバッチDBが、適宜数だけ連結されて構成されている。
【0038】
そして、1フレームは、2コードワード(64ビット)のデータ長さからなり、各コードワードは、当該ページャ受信機1を特定するアドレス信号を送信するためのアドレスコードワード信号ADDと、数字情報/文字情報等のメッセージ信号を送信するためのメッセージコードワード(ユーザデータ)信号MESとに分類される。
【0039】
図4は、メッセージコードワード信号の構成の説明図である。
メッセージコードワード(ユーザデータ)信号MESは、その長さが32ビットで構成され、ビット番号1が当該コードワードがアドレス信号であるか、メッセージ信号であるかを示すフラグビットになっている。そして、メッセージコードワードMESすなわちメッセージ信号の場合は、フラグビットが‘1’になっており、その後のビット番号2〜ビット番号21までは、メッセージビットとなっていて、この部分が数字情報/文字情報等に対応したメッセージデータ部分となっている。図4の場合は、数字情報‘3681 ’に対応して、‘11000110000110000011’といった20ビットのメッセージデータとなっている。
【0040】
さらに、メッセージコードワード(ユーザデータ)信号MESは、このメッセージビットの後のビット番号22〜ビット番号31までが、BCHチェックビットとなっており、最後の1ビット(ビット番号32)が偶数パリティビットになっている。BCHチェックビットは、ビット番号1〜ビット番号21のビットデータから生成されたBCH符号( Bose−Chaudhuri−Hocquenghem Code:誤り訂正用ブロック符号 )である。
【0041】
そして、本実施の形態のページャ受信機1の場合、そのコードワード検出部25は、受信信号の中に含まれる前述の図3に示した同期コードワード信号SCを検出すると、同期検出信号Synを信号処理部4に供給する。また、コードワード検出部25は、この同期コードワード信号SCの検出の際、その誤りビットのチェックも行っており、その誤りビット数の状況を表すエラー状況信号Escを、同期検出信号Synとともに信号処理部4に供給するようになっている。
【0042】
これに対し、復号部24は、メッセージコードワード(ユーザデータ)信号MESを受信して、メッセージコードワード信号MESに含まれる数字情報/文字情報等に対応したメッセージデータMD部分を抽出して信号処理部4に供給する。そして、復号部24は、メッセージコードワード信号MESからメッセージデータMD部分を抽出する際に、前述したメッセージコードワード信号MESに含まれるBCHチェックビットによるメッセージコードワード信号MESの誤りビットのチェックも行っており、その誤りビット数の状況を表すエラー状況信号Emesを、メッセージデータMD部分とともに信号処理部4に供給するようになっている。
【0043】
図5は、コードワード検出部,復号部から信号処理部に供給されるエラー状況信号の説明図である。
本実施の形態の場合、復号部24,コードワード検出部25からは、同期コードワード信号SC,メッセージコードワード信号MESを受信し、同期検出信号Syn,メッセージデータMD部分を信号処理部に供給する毎に、受信した同期コードワード信号SC,メッセージコードワード信号MESについて、エラー無し,1ビットエラー,2ビットエラー,3ビット以上エラーが、図5に示すようなビットデータで、併せて信号処理部4に供給される。
【0044】
次に、本実施の形態のページャ受信機1における、信号処理部4による受信状況処理の実施例について説明する。
なお、各実施例の説明に当たっては、簡便のため、受信信号は、100バッチで構成されているものとする。
この場合、100バッチ全体における同期コードワード信号SCの総ビット数は、32×100より3200ビットとなる。
【0045】
<第1の実施例>
図6は、信号処理部による受信状況処理の第1の実施例のフローチャートである。
以下、図6に基づいて、本実施例の信号処理部4による受信状況処理について説明する。
【0046】
信号処理部4は、同期検出信号Synがコードワード検出部25から供給され,同期コードワード信号SCを検出すると(ステップS10)、データバッチDBの数を計数するバッチカウンタBの値bをインクリメントし(ステップS11)、データバッチDBの欠落等を判断するためのインターバルカウンタ(タイムカウンタ)tをリセット/スタートしてその計時を開始させるとともに(ステップS12)、コードワード検出部25から供給されるエラー状況信号Escにより、今回の同期コードワード検出信号SCの検出の際の誤りビット数kinを取得する(ステップS13)。
【0047】
これに対し、同期検出信号Synがコードワード検出部25から供給されていない場合は(ステップS10)、信号処理部4は、インターバルカウンタ(タイムカウンタ)tの値がデータバッチDBの長さ(544ビット)の受信時間よりも長い予め定められたエラー時間tを超えているか否かを判断し(ステップS20)、超えていない場合は、同期コードワード信号SCの検出処理(ステップS10)を行う一方、越えている場合は、後述するステップS21以下の処理を行う。
【0048】
信号処理部4は、前述のステップS13で誤りビット数kinを取得すると、誤りビット数kinが3ビット以上であるか否かを判別する(ステップS30)。
【0049】
そして、このステップS30による判別で、誤りビット数kが2ビット以下である場合は、信号処理部4は、誤りビット数kinの積算値を計数する誤りビット数カウンタKの値kに、誤りビット数kinを加算して、誤りビット数カウンタKの値kを更新する(ステップS31)。その上で、信号処理部4は、誤りビット数カウンタKの値kが32ビットを超えているか否かについて判別し(ステップS40)、誤りビット数カウンタKの値kが超えていない場合は、バッチカウンタBの値bが100バッチになっているか否かを確認する(ステップS50)。この結果、ステップS50の処理で、バッチカウンタBの値bが未だ100バッチになっていない場合は、前述した同期検出信号Synの検出処理(ステップS10)に戻り、以上説明したステップS10,20,30,40,50の一連の処理を繰り返す。
【0050】
一方、この一連の処理において、ステップS30で誤りビット数kinが3ビット以上であると判別された場合、またステップS40で誤りビット数カウンタKの値kが32ビットを超えていると判別された場合は、処理部4は、先の図11のNo.4で示した通信品質の状態を、バー表示は行わずにアンテナマークのインデックスのみを表示部107に表示して行い(ステップS21)、通信品質の状態(電波の受信状況)が悪いことを、利用者に対して報知する。
【0051】
これに対し、ステップS50で、バッチカウンタBの値bが100バッチになっている場合は、誤りビット数カウンタKの値kが0であるか否か(ステップS60),3以下であるか否か(ステップS70),16以下であるか否か(ステップS80)をそれぞれ判別する。
【0052】
これにより、誤りビット数カウンタKの値kが0の場合は、処理部4は、先の図11のNo.1で示したアンテナマークのインデックスともに3本のバーを表示部107に表示し、通信品質の状態(電波の受信状況)が良好であることを、利用者に対して報知する(ステップS61)。同様にして、処理部4は、誤りビット数カウンタKの値kが3ビット以下の場合は、アンテナマークのインデックスともに2本のバーを表示部107に表示し(図11の表示図案No.2)、通信品質の状態がまあまあ良好であることを(ステップS71)、誤りビット数カウンタKの値kが16ビット以下の場合は、アンテナマークのインデックスともに1本のバーを表示部107に表示し(図11の表示図案No.3)、通信品質の状態がやや悪いことを(ステップS61)、利用者に対してそれぞれ報知する。また、誤りビット数カウンタKの値kが16を超える場合は、処理部4は、アンテナマークのみを表示し(図11の表示図案No.4)、通信品質の状態が悪いこと、すなわち通信圏外であることを(ステップS21)、利用者に対して報知する。
【0053】
ここで、上述した、誤りビット数カウンタKの値kが3ビット以下の、通信品質の状態(電波の受信状況)がまあまあ良好である状態は、ビット誤り率に換算すると、概ね1×10−3に相当する。また、誤りビット数カウンタKの値kが16ビット以下の、通信品質の状態がやや悪い状態は、ビット誤り率に換算すると、概ね5×10−3に相当する。
【0054】
そして、これらステップS21,61,71,81による通信品質の状態の表示後、処理部4は、次の通信品質の状態表示に備えて、誤りビット数カウンタKの値k、及びバッチカウンタBの値bをリセットし(ステップS22,23)、インターバルカウンタ(タイムカウンタ)tの計時をストップした上(ステップS24)、再び同期検出信号Synの検出処理(ステップS10)に戻る。
【0055】
このように構成された本実施例によれば、同期コードワード信号SC中に発生する誤りビットの総数kを統計的に計数管理することによって、受信ビット誤り率を等価的に計測したのと同様の効果を有するようになり、受信電波の入力電界強度を計測する手段を持たずして受信品質の段階分け表示を実現することが可能となる。
【0056】
なお、本実施例のステップS60等における、誤りビットの総数kの判断基準値は、一例として挙げたものなので、システムに適した数値に選択可能であることは言うまでもない。
【0057】
また、本実施例は、全バッチにおける誤りビットの総数kの統計と、1バッチ内で生じる誤りビット数kinとの統計とを適宜組み合わせて、受信品質の状態の段階を判定することも可能である。
【0058】
<第2の実施例>
図7は、信号処理部による受信状況処理の第2の実施例のフローチャートである。
以下、図6に基づいて、本実施例の信号処理部4による受信状況処理について説明する。
【0059】
信号処理部4は、同期検出信号Synがコードワード検出部25から供給されているか否か(ステップS100)、コードワードのメッセージコードワードすなわちメッセージコードワード信号MESのメッセージデータMD部分が復号部24から供給されているか否か(ステップS110)、データバッチDBの欠落等を判断するためのインターバルカウンタ(タイムカウンタ)tのカウント値が予め定められた所定値tに達しているか否かを判別する。
【0060】
なお、上記データバッチDBの欠落等を判断するためのインターバルカウンタ(タイムカウンタ)tには、受信状況処理の開始に際して、予め定められた所定値tが初期設定されている。
【0061】
信号処理部4は、同期検出信号Synがコードワード検出部25から供給され,同期コードワード信号SCを検出すると(ステップS100)、データバッチDBの数を計数するバッチカウンタBの値bをインクリメントし(ステップS110)、データバッチDBの欠落等を判断するためのインターバルカウンタ(タイムカウンタ)tをリセット/スタートしてその計時を開始させるとともに(ステップS120)、バッチカウンタBの値bが10未満であるか否かを判別する(ステップS400)。
【0062】
そして、信号処理部4は、バッチカウンタBの値bが10未満である、すなわち受信信号の受信を開始して間もない場合は(ステップS400)、前述のステップS100,200,300からなる一連の検出処理に戻る。
【0063】
また、信号処理部4は、メッセージコードワード信号MESのメッセージデータMD部分が復号部24から供給されている場合は(ステップS200)、メッセージコードワード信号MESの供給回数、すなわちメッセージコードワードの取得数を計数するメッセージCWカウンタMの値mをインクリメントする(ステップS210)。なお、このメッセージCWカウンタMの値mは、初期設定においてゼロリセットされている。
【0064】
そして、信号処理部4は、復号部24から供給されるエラー状況信号Emesにより、今回のメッセージコードワード信号MESの検出の際の誤りビット数kinを取得する(ステップS220)。
【0065】
信号処理部4は、この取得した誤りビット数kinを、信号処理部4に備えられている図示せぬ誤りビット数メモリMemに記憶する(ステップS230)。この誤りビット数メモリMemは、予め定められた所定数のメッセージコードワード信号MES分だけ、各メッセージコードワード信号MESの誤りビット数をFIFO(Fast In Fast Out)方式で記憶できる構成になっている。
【0066】
信号処理部4は、この誤りビット数メモリMemに、今回受信したメッセージコードワード信号MESの誤りビット数kinを記憶した後、前述のステップS100,200,300からなる一連の検出処理に戻る。
【0067】
一方、信号処理部4は、データバッチDBの欠落等を判断するためのインターバルカウンタ(タイムカウンタ)tのカウント値が予め定められた所定値tに達している場合は(ステップS300)、データバッチDB自体が受信できない、又はできなくなったものとして、データバッチDBの数を計数するバッチカウンタBの値bをリセットし(ステップS310)、メッセージコードワードの取得数を計数するメッセージCWカウンタMの値mをリセットするとともに(ステップS320)、インターバルカウンタ(タイムカウンタ)tのカウントを停止させる(ステップS330)。
【0068】
そして、信号処理部4は、ページャ受信機1がいわゆる圏外にあるものとして、後述する通信品質の状態(電波の受信状況)の表示部107への表示を取り止め、既に表示部107に表示されている表示は消去する(ステップS410)。
【0069】
この後、信号処理部4は、また、通信品質の状態確認に備えて、前述のステップS100,200,300からなる一連の検出処理に戻る。
【0070】
ところで、本実施例のページャ受信機1では、受信状況処理の初期段階において、利用者に通信品質の状態(電波の受信状況)をいち早く報知するため、信号処理部4は、次に説明するステップS400以降の処理を行っている。
【0071】
すなわち、信号処理部4は、前述したステップS100で、コードワード検出部25から同期検出信号Synが供給される毎に、ステップS110によりバッチカウンタBによって計数される処理バッチ数bに応じた通信品質の状態確認を行う構成になっている。なお、この処理バッチ数bは、取得コードワード数(取得CW数)に対応する。
【0072】
そのために、本実施例では、信号処理部4は、バッチカウンタBにより計数された処理バッチ数bが、10より少ないか否か(ステップS400)、10以上31未満であるか否か(ステップS500)、31以上63未満であるか否か(ステップS600)、63以上99未満であるか否か(ステップS700)、100以上であるか否か(ステップS700)によって、第1の実施例で説明した図11に示した表示図案No.1〜4の表示条件を異ならせて、この表示図案No.1〜4を表示部107に対する表示処理D0〜D4を行う構成となっている。
【0073】
図8は、処理バッチ数の値範囲に応じた表示図案No.1〜4の表示条件と、この表示条件に基づき信号処理部が行う表示処理D0〜D4との説明図である。
【0074】
なお、図8中において、表示処理D0〜D4の項目に対応させて記載したステップ番号S410〜810は、図7中に示した同じステップ番号Sの表示処理D0〜D4に対応する。
【0075】
まず、処理バッチ数bが10バッチより少ない場合(ステップS400)、信号処理部4は表示処理D0を行い、アンテナマークのインデックス,3本のバーからなる通信品質の状態表示を表示部107に表示せず(ステップS410)、利用者に通信品質の状態を調査中(通信品質の状態表示が準備中)であることを知らせる。
【0076】
処理バッチ数bが10以上31未満で(ステップS500)、図8に示した10〜30バッチの値範囲である場合、信号処理部4は表示処理D1を行う。
【0077】
この場合、図7にその詳細を示すように、信号処理部4は、メッセージコードワードの取得数を計数するメッセージCWカウンタMの値mが0であるか否か、すなわちメッセージコードワードが未検出であるか否かを判別し(ステップS511)、取得した誤りビット数kinが3以上であるか否かに基づき、今回のメッセージコードワード信号MESに3ビット以上の誤りがあるか否かを判別する(ステップS512)。
【0078】
この結果、処理部4は、メッセージコードワードが未検出であるか、又は今回のメッセージコードワード信号MESに3ビット以上の誤りがある場合は、表示図案No4を、表示部107に表示する(ステップS513)。
【0079】
逆に、処理部4は、メッセージコードワードが検出済みであり、かつ今回のメッセージコードワード信号MESに3ビット以上の誤りが無い場合は、メッセージCWカウンタMの値m分に対応するメッセージコードワード信号MES分の数だけ、予め定められた所定数のメッセージコードワード信号MES分について各メッセージコードワード信号MESの誤りビット数がFIFO(Fast In Fast Out)方式で記憶されている誤りビット数メモリMemから、誤りビット数kinのデータを記憶が新しい順番に読み出し、これら読み出した各誤りビット数kinのデータを加算して、積算誤りビット数KTを演算する(ステップS514)。
【0080】
そして、処理部4は、積算誤りビット数KTの演算結果が1ビット以上である否かを判別し(ステップS515)、1ビット以上である場合は、表示図案No.3を表示部107に表示する一方(ステップS516)、1ビットも無い場合は、表示図案No.1を表示部107に表示する(ステップS517)。
【0081】
このようにして、図7ではその詳細処理の図示を省略するが、処理部4は、バッチカウンタBにより計数された処理バッチ数bに応じて、処理バッチ数bが31〜62バッチの値範囲である場合は表示処理D2(ステップS610)を、処理バッチ数bが63〜99バッチの値範囲である場合は表示処理D3(ステップS710)を、また処理バッチ数bが100バッチ以上の場合は表示処理D4(ステップS810)を、それぞれ上記表示処理D1の場合と同様にして、メッセージCWカウンタMの値m,取得した誤りビット数kin,誤りビット数メモリMem等のデータを利用して行う。
【0082】
したがって、本実施例によれば、処理バッチ数bに応じて、通信品質の状態すなわち電波の受信状況を、適確に利用者に報知することができる。
【0083】
このように構成された本実施例によれば、ページャ受信機1の復号部24からメッセージコードワード信号MESのメッセージデータMD部分とともに出力されるエラー状況信号Emesにより、誤りビット数kinの検出動作を行い、受信したメッセージコードワード信号MESの数に対する、積算誤り発生ビット数KTの比率を算出し、この算出結果を基に、通信品質の段階的判定を擬似的に実現することができる。
【0084】
そして、本実施例によれば、復号部24における誤りビットの検出や誤りビットの訂正の過程及び結果は、信号処理部4にて集計ができるようになっているので、受信したメッセージコードワード信号MESのメッセージデータMD部分に含まれる誤り発生ビットkinの総数KTを掌握することが可能である。
【0085】
また、処理バッチ数bに基づいて求められる全受信ビット数(すなわち、図8中の総ビット数)と誤り発生ビットの総数KTの比を演算することにより、ビット誤り率の推定ができる。
【0086】
この結果を基に、本実施例は、第1の実施例で説明したのと同様の考え方により、通信品質の段階を分類することによって、受信品質の段階分け表示が実現できる。
【0087】
以上、本実施例によれば、メッセージコードワード(ユーザデータ)信号MES中に発生する誤り発生ビットkinの総数KTを統計的に計数管理することによって、受信ビット誤り率を等価的に計測したのと同様の効果を有するようになり、これによって入力電界強度を計測する手段を持たずして受信品質の段階分け表示を実現することが可能になる。
【0088】
<第3の実施例>
本実施例は、図6に示した信号処理部4による受信状況処理の第1の実施例において、そのステップS40とステップS50との間に、図9のフローチャートに示す処理が追加されて構成されている。
【0089】
図9は、信号処理部による受信状況処理の第3の実施例として、図6に示した信号処理部による受信状況処理に対する追加処理のフローチャートである。
【0090】
本実施例は、信号処理部4に、今回取得した同期コードワード検出信号SCの検出の際の誤りビット数kinが0ビットである場合にインクリメントされ(ステップS41,43)、誤りビット数kinが0ビットない場合にリセットされる(ステップS41,43)構成の誤り無し数カウンタQを備えている。
【0091】
これにより、本実施例では、この誤り無し数カウンタQのカウント値qに基づいて、誤りの検出されない同期コードワード検出信号SCの数が10バッチ連続した場合には(ステップS44)、現在判定されている通信品質の状態表示を1ランクアップさせ(ステップS46)、誤りの検出されない同期コードワード検出信号SCの数が20バッチ連続した場合には(ステップS45)、無条件で最高位の通信品質の状態表示(図11に示した表示図案No.1)を表示する(ステップS47)。
【0092】
この結果、本実施例によれば、通信品質が良好な場所での、通信品質の状態判定の即応性が向上する。
【0093】
【発明の効果】
以上のように、本発明のページャ受信機によれば、同期コードワード信号中、又はメッセージコードワード信号中に発生する誤りビットを、受信した複数の同期コードワード信号、又は受信した複数のメッセージコードワード信号に対して、その総数を統計的に計数管理することによって、受信する一の同期コードワード信号又はメッセージコードワード信号における受信誤りビット率を等価的に計測したのと同様な効果を有するようになり、従来のページャ受信機の受信回路のハードウェア構成の変更を最小限に抑え、通信品質の状態を段階的に利用者に報知することによって、通信エリアの限界付近における利用者の判断基準を明確にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるページャ受信機の構成図である。
【図2】POCSAG方式の無線呼出(ページャ)システムにおける受信信号のフォーマットの説明図である。
【図3】同期コードワード信号のビット構成の説明図である。
【図4】メッセージコードワード信号の構成の説明図である。
【図5】コードワード検出部,復号部から信号処理部に供給されるエラー状況信号の説明図である。
【図6】信号処理部による受信状況処理の第1の実施例のフローチャートである。
【図7】信号処理部による受信状況処理の第2の実施例のフローチャートである。
【図8】処理バッチ数の値範囲に応じた表示図案No.1〜4の表示条件と、この表示条件に基づき信号処理部が行う表示処理との説明図である。
【図9】信号処理部による受信状況処理の第3の実施例として、図6に示した信号処理部による受信状況処理に対する追加処理のフローチャートである。
【図10】従来の携帯型通信端末装置の一例としての、一般の携帯型電話機の構成図である。
【図11】受信電界検出部によって表示部に表示される、通信品質の状態を示す指標の表示例の説明図である。
【符号の説明】
1 携帯型電話機
4 信号処理部
24 復号部
25 コードワード検出部
100 携帯型電話機
101 アンテナ
102 アンテナ共用部
103 局部発振部
104 信号処理部
105 音声処理部
106 操作部
107 表示部
121 受信高周波部
122 受信中間周波部
123 復調部
126 受話部
127 受信電界検出部

Claims (5)

  1. 復号部、コードワード検出部、信号処理部、表示部を備えたページャ受信機であって、
    前記コードワード検出部において検出される同期コードワード信号中に発生する誤りビット数を前記信号処理部にて集計し、複数の同期コードワード信号について統計的に計数管理することによって、受信する同期コードワード信号における受信ビット誤り率を等価的に演算し、演算した受信ビット誤り率を基に、予め定めた表示条件を参照して段階分けに応じた受信品質状態を前記表示部に表示することを特徴とするページャ受信機。
  2. 復号部、コードワード検出部、信号処理部、表示部を備えたページャ受信機であって、
    前記復号部によって復号されるメッセージコードワード信号の誤り訂正や誤り検出の過程及び結果を前記信号処理部にて集計し、複数のメッセージコードワード信号について統計的に計数管理することによって、受信するメッセージコードワード信号における受信ビット誤り率を等価的に演算し、演算した受信ビット誤り率を基に、予め定めた表示条件を参照して段階分けに応じた受信品質状態を前記表示部に表示することを特徴とするページャ受信機。
  3. 前記表示条件は、前記同期コードワード信号を先頭に備えたバッチ信号の受信数に応じて複数備えられていることを特徴とする請求項1又は2記載のページャ受信機。
  4. 前記表示条件の一として、前記コードワード検出部において検出される同期コードワード信号中に発生する誤りビットが所定回数連続して無かった場合は、前記表示部に表示される受信品質状態の表示を上位段階に変更することを特徴とする請求項1記載のページャ受信機。
  5. 前記表示条件の一として、前記コードワード検出部において検出される同期コードワード信号中に発生する誤りビットが所定回数連続して無かった場合は、前記表示部に表示される受信品質状態の表示を最上位段階に変更することを特徴とする請求項1記載のページャ受信機。
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