JP2001095054A - 無線通信端末および無線通信システム - Google Patents
無線通信端末および無線通信システムInfo
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Abstract
い場合であっても、精度の高い端末時刻を生成できるこ
とを目的とする。 【解決手段】 携帯電話端末1において、制御回路2
は、無線回路3が抽出したシステム時刻の経過時間と、
時計回路8の時計カウンタ17が生成した端末時刻の経
過時間とが一致する条件を満たす補正値を算出し、その
算出した補正値に基づいてカウンタ16における基準値
を補正する。基準値が一度補正されると、カウンタ16
は、それ以降、補正された基準値を使用して単位時間信
号を出力するようになり、よって、圏外に位置している
場合或いは電源を切断している場合などの電波を受信し
ていない場合であっても、システム時刻に基づいた精度
の高い端末時刻を生成することができる。
Description
電波を受信し、受信した電波からシステム時刻を抽出す
ることが可能な無線通信端末および上記無線通信端末を
備えてなる無線通信システムに関する。
ある携帯電話端末は、一般的に、時計機能を備えてお
り、日付および時刻をディスプレイに表示することが可
能に構成されている。さて、時計機能を実現する構成と
して、従来より、時計用ICであるリアルタイムクロッ
ク(RTC:Real Time Clock )がある。このリアルタ
イムクロックは、発振器が出力したクロックパルスのパ
ルス数をカウントし、カウントしたカウント値が基準値
に到達したことを条件として、単位時間を示す単位時間
信号を生成し、その生成した単位時間信号に基づいて端
末時刻を生成するように構成されている。すなわち、発
振器が発振する周波数が例えば32.768KHzであ
ると仮定すると、基準値を「32768」に設定するこ
とにより、単位時間として1秒を示す単位時間信号を生
成し、端末時刻を秒単位で生成することが可能になる。
り、発振する周波数が32.768KHzからずれてい
る発振器も存在するので、発振する周波数が32.76
8KHzからずれているクロックパルスを入力するリア
ルタイムクロックでは、ある程度の時間が経過すると、
発振する周波数が32.768KHzからずれているこ
とに起因して、端末時刻の精度が低下してしまうという
問題がある。
として、特開平9−197070号公報に、基地局が送
信した電波を受信し、受信した電波からシステム時刻を
抽出し、端末時刻をシステム時刻に追従させる構成が開
示されている。このものによれば、システム時刻が精度
の高い時刻であることから、端末時刻を精度の高いシス
テム時刻に追従させることにより、精度の高い端末時刻
を獲得することが可能になる。
からシステム時刻を抽出することが条件であるので、携
帯電話端末が電波を受信できない地域或いは受信した電
波を解読できない地域である圏外に位置している場合に
は、システム時刻を抽出することが不可能であり、端末
時刻の精度を高めることは不可能である。すなわち、ユ
ーザは、圏外に位置していると、正確な時刻を認識する
ことができないという問題がある。
置している場合に限らず、携帯電話端末の電源を切断し
ているときは、換言すれば、電波を受信することを強制
的に禁止していることであるので、この場合にも、ユー
ザは、正確な時刻を認識することができないという問題
がある。
ものであり、その目的は、電波を受信していない場合で
あっても、精度の高い端末時刻を生成することができ、
それによって、ユーザが正確な時刻を認識することがで
きる無線通信端末および上記無線通信端末を備えてなる
無線通信システム提供することにある。
端末によれば、システム時刻抽出手段は、基地局が送信
した電波を受信し、受信した電波からシステム時刻を抽
出する。また、カウント手段は、発振手段が出力したク
ロックパルスのパルス数をカウントし、カウントしたカ
ウント値が基準値に到達したことを条件として、単位時
間を示す単位時間信号を出力し、端末時刻生成手段は、
カウント手段が出力した単位時間信号に基づいて端末時
刻を生成する。
出手段が抽出したシステム時刻と、端末時刻生成手段が
生成した端末時刻とを記憶し、所定時刻から所定時間が
経過したのちに、システム時刻の経過時間と、端末時刻
の経過時間とを比較し、両者の経過時間が一致する条件
を満たす補正値を算出する。そして、補正手段は、制御
手段が算出した補正値に基づいてカウント手段における
基準値を補正する。
刻抽出手段が抽出したシステム時刻の経過時間と、端末
時刻生成手段が生成した端末時刻の経過時間とが一致す
る条件を満たす補正値に基づいてカウント手段における
基準値を補正するようになるので、基準値は、システム
時刻の経過時間に基づいて補正されるようになり、ま
た、このようにして基準値が一度補正されると、カウン
ト手段は、それ以降、補正された基準値を使用して単位
時間信号を出力するようになる。
は電源を切断している場合などの電波を受信していない
場合であっても、システム時刻に基づいた精度の高い端
末時刻を生成することができ、それによって、ユーザ
は、正確な時刻を認識することができる。また、この場
合、発振手段の個体差による影響を排除することもでき
る。
御手段は、算出した補正値が許容範囲を越えているとき
には、報知手段に異常を示す報知情報を報知させる。す
なわち、このものによれば、算出した補正値が許容範囲
を越えると、異常を示す報知情報を報知するようになる
ので、ユーザは、システム時刻の経過時間と端末時刻の
経過時間との間のずれが極めて大きいことを認識するこ
とができる。
御手段は、電源の投入を検出したときには、端末時刻を
システム時刻に書換え、電源の投入を検出した時刻を所
定時刻としてシステム時刻と端末時刻とを記憶し、これ
以降、上記した請求項1に記載したように、所定時刻か
ら所定時間が経過したのちに、システム時刻の経過時間
と、端末時刻の経過時間とを比較し、両者の経過時間が
一致する条件を満たす補正値を算出する。そして、補正
手段は、制御手段が算出した補正値に基づいてカウント
手段における基準値を補正する。
すると、端末時刻をシステム時刻に書換えるようになる
ので、ユーザは、システム時刻に基づいた正確な時刻を
認識することができる。また、これ以降、システム時刻
の経過時間と端末時刻の経過時間との間にずれが発生し
た場合であっても、所定時刻から所定時間が経過する
と、上記した請求項1に記載したように、カウント手段
における基準値を補正するようになるので、両者の経過
時間の間のずれが補正され、ユーザは、システム時刻に
基づいて補正された正確な時刻を認識することができ
る。
御手段は、端末時刻が設定時刻に到達したことを検出し
たときには、端末時刻をシステム時刻に書換え、端末時
刻が設定時刻に到達した時刻を所定時刻としてシステム
時刻と端末時刻とを記憶し、これ以降、上記した請求項
1に記載したように、所定時刻から所定時間が経過した
のちに、システム時刻の経過時間と、端末時刻の経過時
間とを比較し、両者の経過時間が一致する条件を満たす
補正値を算出する。そして、補正手段は、制御手段が算
出した補正値に基づいてカウント手段における基準値を
補正する。
設定時刻に到達すると、端末時刻をシステム時刻に書換
えるようになるので、この場合にも、ユーザは、システ
ム時刻に基づいた正確な時刻を認識することができる。
また、これ以降、システム時刻の経過時間と端末時刻の
経過時間との間にずれが発生した場合であっても、所定
時刻から所定時間が経過すると、上記した請求項1に記
載したように、カウント手段における基準値を補正する
ようになるので、両者の経過時間の間のずれが補正さ
れ、ユーザは、システム時刻に基づいて補正された正確
な時刻を認識することができる。
御手段は、時刻入力手段が時刻を入力したときには、端
末時刻を時刻入力手段が入力した時刻に書換え、時刻入
力手段が入力した時刻を所定時刻としてシステム時刻と
端末時刻とを記憶し、これ以降、上記した請求項1に記
載したように、所定時刻から所定時間が経過したのち
に、システム時刻の経過時間と、端末時刻の経過時間と
を比較し、両者の経過時間が一致する条件を満たす補正
値を算出する。そして、補正手段は、制御手段が算出し
た補正値に基づいてカウント手段における基準値を補正
する。
段が時刻を入力すると、端末時刻をその入力した時刻に
書換えるようになるので、ユーザは、端末時刻を容易に
書換えることができる。また、これ以降、システム時刻
の経過時間と端末時刻の経過時間との間にずれが発生し
た場合であっても、所定時刻から所定時間が経過する
と、上記した請求項1に記載したように、カウント手段
における基準値を補正するようになるので、両者の経過
時間の間のずれが補正され、ユーザは、システム時刻に
基づいて補正された正確な時刻を認識することができ
る。
ば、無線通信端末において精度の高い端末時刻を生成す
ることができるシステムを構築することができる。
(CDMA:Code Division Multiple Access )方式の
無線通信システムにおいて使用可能な携帯電話端末に適
用した一実施例について、図面を参照して説明する。
成を機能ブロック図として示している。携帯電話端末1
において、制御回路2(本発明でいう制御手段)は、無
線回路3(本発明でいうシステム時刻抽出手段)、音声
入出力回路4、キー操作識別回路5、ディスプレイ制御
回路6、LED制御回路7および時計回路8の各回路を
接続している。
り、基地局10との間で無線通信に係る無線処理を実行
する。また、無線回路3は、基地局10が送信した電波
を受信すると、受信した電波からシステム時刻を抽出
し、抽出したシステム時刻を制御回路2に出力する。
尚、符号分割多元接続方式の無線通信システムにおい
て、システム時刻は、精度の高い時刻である。
マイクロホン11および受話音声を出力するレシーバ1
2を接続しており、無線通信に係る音声処理を実行す
る。キー操作識別回路5は、例えば通話開始キー、リダ
イヤルキー、通話終了/電源キー、「0」〜「9」の数
字キーなどの各種のキーを配列してなるキーパッド13
(本発明でいう時刻入力手段)を接続しており、キーパ
ッド13におけるキー操作を検出すると、キー操作信号
を制御回路2に出力し、制御回路2は、キー操作識別回
路5からキー操作信号を入力すると、その入力したキー
操作信号を解読する。
14(本発明でいう報知手段)を接続しており、制御回
路2から表示指令を入力すると、その入力した表示指令
に応じた表示情報をディスプレイ14に表示させる。L
ED制御回路7は、LED15を接続しており、制御回
路2から点滅指令を入力すると、その入力した点滅指令
に応じてLED15を点滅させる。
うカウント手段)、時計カウンタ17(本発明でいう端
末時刻生成手段)および補正カウンタ18(本発明でい
う補正手段)を備えている。カウンタ16は、発振器1
9が出力したクロックパルスのパルス数をカウントし、
カウントしたカウント値が基準値に到達すると、単位時
間を示す単位時間信号を時計カウンタ17に出力する。
位時間信号を入力すると、その入力した単位時間信号に
基づいて端末時刻を生成し、端末時刻を制御回路2に出
力する。そして、制御回路2は、時計カウンタ17から
端末時刻を入力すると、表示指令をディスプレイ制御回
路6に出力することにより、その入力した端末時刻をデ
ィスプレイ14に表示させる。
する周波数が理想的な値である例えば32.768KH
zであると仮定すると、基準値を「32768」に設定
することにより、単位時間として1秒を示す単位時間信
号を生成し、端末時刻を秒単位でディスプレイ14に表
示させることが可能になる。
無線回路3からシステム時刻を入力し、また、時計回路
8の時計カウンタ17から端末時刻を入力すると、それ
ら入力したシステム時刻と端末時刻とを記憶する。そし
て、制御回路2は、所定時刻から所定時間が経過する
と、システム時刻の経過時間と端末時刻の経過時間とを
比較し、比較結果に応じて補正値を算出し、算出した補
正値を時計回路8の補正カウンタ18に出力する。
値を入力し、また、時計カウンタ17から補正指令を入
力すると、制御回路2から入力した補正値に基づいてカ
ウンタ16における基準値を補正する。
から入力したキー操作信号を解読することにより、電源
を投入するためのキーの操作が実行されたことを検出す
ると、システム時刻設定指令を時計回路8の時計カウン
タ17に出力し、時計カウンタ17は、制御回路2から
システム時刻設定指令を入力すると、端末時刻をシステ
ム時刻に書換える。また、時計カウンタ17は、このよ
うに制御回路2からシステム時刻設定指令を入力した場
合に限らず、自己が生成する端末時刻が設定時刻に到達
した場合にも、端末時刻をシステム時刻に書換える。
5から入力したキー操作信号を解読することにより、ユ
ーザが時刻を設定するためのキーの操作が実行されたこ
とを検出すると、ユーザ入力時刻設定指令を時計回路8
の時計カウンタ17に出力し、時計カウンタ17は、制
御回路2からユーザ入力時刻設定指令を入力すると、端
末時刻をユーザが入力した時刻に書換える。
ないし図5も参照して説明する。◎図2は、携帯電話端
末1において、制御回路2が無線回路3からシステム時
刻を入力したときに実行する処理をフローチャートにし
て示している。まず、制御回路2は、無線回路3からシ
ステム時刻を入力すると、過去に補正値を算出したか否
かを判定する(ステップS1)。
していないと仮定すると、制御回路2は、ステップS1
において「NO」と判定し、基準時刻(本発明でいう所
定時刻)を記憶しているか否かを判定する(ステップS
2)。
を参照して説明する。基準時刻とは、制御回路2が後述
する補正処理を実行するか否かの判断基準となる時刻で
あり、制御回路2は、基準時刻から所定時間(例えば1
2時間)経過していることを条件として補正処理を実行
する。そして、制御回路2は、以下に(1)〜(3)に
示す3通りの方法のうちのいずれかの方法にしたがって
基準時刻を記憶する。
刻を基準時刻として記憶する。 (2)時計カウンタ17が生成する端末時刻が設定時刻
に到達した時点でのシステム時刻を基準時刻として記憶
する。 (3)ユーザが時刻を入力した時点でのシステム時刻を
基準時刻として記憶する。 以下、これら3通りの方法について順次説明する。
刻を基準時刻として記憶する場合 この場合、制御回路2は、図3に示すように、電源の投
入を検出すると、電源を投入した時点でのシステム時刻
(Ta )を基準時刻として記憶し、また、システム時刻
設定指令を時計回路8の時計カウンタ17に出力する。
そして、時計カウンタ17は、これに応じて、制御回路
2からシステム時刻設定指令を入力すると、端末時刻
(Ta')をシステム時刻に書換える。したがって、この
場合、システム時刻と端末時刻とは一致することにな
る。
刻が設定時刻に到達した時点でのシステム時刻を基準時
刻として記憶する場合 この場合、制御回路2は、図3に示すように、時計カウ
ンタ17が生成する端末時刻が設定時刻(例えば0時0
0分)に到達すると、端末時刻が設定時刻に到達した時
点でのシステム時刻(Ta )を基準時刻として記憶し、
また、この場合にも、システム時刻設定指令を時計回路
8の時計カウンタ17に出力する。そして、時計カウン
タ17は、これに応じて、制御回路2からシステム時刻
設定指令を入力すると、端末時刻(Ta')をシステム時
刻に書換える。したがって、この場合にも、システム時
刻と端末時刻とは一致することになる。
ステム時刻を基準時刻として記憶する場合 この場合、制御回路2は、図4に示すように、ユーザが
任意の時刻を入力すると、時刻を入力した時点でのシス
テム時刻(Ta )を基準時刻として記憶し、また、ユー
ザ入力時刻設定指令を時計回路8の時計カウンタ17に
出力する。そして、時計カウンタ17は、これに応じ
て、制御回路2からユーザ入力時刻設定指令を入力する
と、端末時刻(Ta')をユーザが入力した時刻に書換え
る。したがって、この場合は、システム時刻と端末時刻
とは一致するとは限らない。以上のようにして、制御回
路2は、基準時刻を記憶する。
いると仮定すると、制御回路2は、ステップS2におい
て「YES」と判定し、基準時刻を記憶した時点から所
定時間が経過しているか否かを判定する(ステップS
3)。
別することにより、基準時刻を記憶した時点から所定時
間が経過していると仮定すると、ステップS3において
「YES」と判定し、システム時刻の経過時間と端末時
刻の経過時間とを比較し、比較結果に応じて補正値を算
出する(ステップS4)。
発振器19が発振する実際の周波数をf1 、発振器19
が発振する理想の周波数(32.768KHz)をf2
、基準時刻から所定時間が経過した時点でのシステム
時刻をTb 、基準時刻から所定時間が経過した時点での
端末時刻をTb'とすると、f1 、f2 、Ta 、Ta'、T
b およびTb'の関係は、
は、
よびf2 の関係は、補正カウンタ18において、(1)
f1 >f2 の場合
代入すると、
f2 の場合
代入すると、
数であるf2 は、上記したように、
憶した時点でのシステム時刻(Ta )および端末時刻
(Ta')と、基準時刻から所定時間が経過した時点、つ
まり、補正処理を実行する時点でのシステム時刻(Tb
)および端末時刻(Tb')とを識別することにより、
上記(4)式或いは(6)式にしたがって補正値を算出
することができる。
出した補正値が許容範囲を越えているか否かを判定する
(ステップS5)。ここで、算出した補正値が許容範囲
を越えていなければ、制御回路2は、ステップS5にお
いて「NO」と判定し、算出した補正値を時計回路8の
補正カウンタ18に出力する。そして、補正カウンタ1
8は、制御回路2から補正値を入力し、また、時計カウ
ンタ17から補正指令を入力すると、制御回路2から入
力した補正値に基づいてカウンタ16における基準値を
補正する(ステップS6)。そして、制御回路2は、補
正した実績をクリア(消去)すると共に、基準時刻をク
リア(消去)する(ステップS7)。
を越えていれば、制御回路2は、ステップS5において
「YES」と判定し、あらかじめ設定している限界値を
時計回路8の補正カウンタ18に出力する。そして、補
正カウンタ18は、制御回路2から限界値を入力し、ま
た、時計カウンタ17から補正指令を入力すると、制御
回路2から入力した限界値に基づいてカウンタ16にお
ける基準値を補正する(ステップS8)。
示指令をディスプレイ制御回路6に出力することによ
り、図5に示すように、発振器19が異常であることを
示す異常メッセージをディスプレイ14に表示させる
(ステップS9)。そして、制御回路2は、この場合に
も、補正した実績をクリアすると共に、基準時刻をクリ
アする(ステップS7)。
(3)の処理を実行することがなく、基準時刻を記憶し
ていないと仮定すると、ステップS2において「NO」
と判定し、その時点でのシステム時刻および端末時刻を
識別し、その時点でのシステム時刻を基準時刻として記
憶する(ステップS10)。
末1において、無線回路3が抽出したシステム時刻の経
過時間と、時計回路8の時計カウンタ17が生成した端
末時刻の経過時間とが一致する条件を満たす補正値を算
出し、その算出した補正値に基づいてカウンタ16にお
ける基準値を補正するように構成したので、基準値が一
度補正されると、カウンタ16は、それ以降、補正され
た基準値を使用して単位時間信号を出力するようにな
る。
は電源を切断している場合などの電波を受信していない
場合であっても、システム時刻に基づいた精度の高い端
末時刻を生成することができ、それによって、ユーザ
は、正確な時刻を認識することができる。また、この場
合、発振器19の個体差による影響を排除することもで
きる。
いる場合には、異常を示す異常メッセージをディスプレ
イ14に表示するように構成したので、ユーザは、シス
テム時刻の経過時間と端末時刻の経過時間との間のずれ
が極めて大きいことを認識することができる。
テム時刻に書換えるように構成したので、ユーザは、シ
ステム時刻に基づいた正確な時刻を認識することがで
き、さらに、これ以降、システム時刻の経過時間と端末
時刻の経過時間との間にずれが発生した場合であって
も、所定時間(例えば12時間)が経過すると、上記し
たように、カウンタ16おける基準値を補正するように
構成したので、両者の経過時間の間のずれが補正され、
ユーザは、システム時刻に基づいて補正された正確な時
刻を認識することができる。
0分)に到達すると、端末時刻をシステム時刻に書換え
るように構成したので、この場合にも、ユーザは、シス
テム時刻に基づいた正確な時刻を認識することができ、
さらに、これ以降、システム時刻の経過時間と端末時刻
の経過時間との間にずれが発生した場合であっても、所
定時間(例えば12時間)が経過すると、上記したよう
に、カウンタ16における基準値を補正するように構成
したので、この場合にも、両者の経過時間の間のずれが
補正され、ユーザは、システム時刻に基づいて補正され
た正確な時刻を認識することができる。
端末時刻をその入力した時刻に書換えるように構成した
ので、ユーザは、端末時刻を容易に書換えることがで
き、さらに、これ以降、システム時刻の経過時間と端末
時刻の経過時間との間にずれが発生した場合であって
も、所定時間(例えば12時間)が経過すると、上記し
たように、カウンタ16おける基準値を補正するように
構成したので、この場合にも、両者の経過時間の間のず
れが補正され、ユーザは、システム時刻に基づいて補正
された正確な時刻を認識することができる。
るものでなく、次のように変形または拡張することがで
きる。無線通信システムとしては、符号分割多元接続方
式のシステムに限らず、精度の高いシステム時刻を採用
するものであれば、公衆通信システムや事業所(自営)
通信システムに拘らず、他の通信システムであっても良
い。
らず、電波からシステム時刻を抽出可能であり、また、
端末時刻を生成可能なものであれば、PDA(Personal
Digital Assistant)端末などの他の端末であっても良
い。
る構成に限らず、レシーバを採用し、異常を示す報知情
報として、特定の音信号を出力する構成であっても良
い。また、ディスプレイに異常メッセージを表示すると
同時に、レシーバから特定の音信号を出力する構成であ
っても良い。所定時間は12時間に限らず、他の時間で
あっても良く、また、設定時刻は、0時00分に限ら
ず、他の時刻であっても良い。
ロック図
を示す図
回路(制御手段)、3は無線回路(システム時刻抽出手
段)、13はキーパッド(時刻入力手段)、14はディ
スプレイ(報知手段)、16はカウンタ(カウント手
段)、17は時計カウンタ(端末時刻生成手段)、18
は補正カウンタ(補正手段)である。
Claims (6)
- 【請求項1】 基地局が送信した電波を受信し、受信し
た電波からシステム時刻を抽出するシステム時刻抽出手
段と、 発振手段が出力したクロックパルスのパルス数をカウン
トし、カウントしたカウント値が基準値に到達したこと
を条件として、単位時間を示す単位時間信号を出力する
カウント手段と、 このカウント手段が出力した単位時間信号に基づいて端
末時刻を生成する端末時刻生成手段とを備えてなる無線
通信端末において、 所定時刻に前記システム時刻抽出手段が抽出したシステ
ム時刻と前記端末時刻生成手段が生成した端末時刻とを
記憶し、所定時刻から所定時間が経過したのちに前記シ
ステム時刻の経過時間と前記端末時刻の経過時間とを比
較し、両者の経過時間が一致する条件を満たす補正値を
算出する制御手段と、 この制御手段が算出した補正値に基づいて前記カウント
手段における前記基準値を補正する補正手段とを備えて
なることを特徴とする無線通信端末。 - 【請求項2】 報知情報を報知する報知手段を備え、 前記制御手段は、算出した補正値が許容範囲を越えてい
るときには、前記報知手段に異常を示す報知情報を報知
させることを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。 - 【請求項3】 前記制御手段は、電源の投入を検出した
ときには、前記端末時刻を前記システム時刻に書換え、
電源の投入を検出した時刻を前記所定時刻として前記シ
ステム時刻と前記端末時刻とを記憶することを特徴とす
る請求項1または2記載の無線通信端末。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記端末時刻が設定時
刻に到達したことを検出したときには、前記端末時刻を
前記システム時刻に書換え、前記端末時刻が設定時刻に
到達した時刻を前記所定時刻として前記システム時刻と
前記端末時刻とを記憶することを特徴とする請求項1ま
たは2記載の無線通信端末。 - 【請求項5】 時刻を入力する時刻入力手段を備え、 前記制御手段は、前記時刻入力手段が時刻を入力したと
きには、前記端末時刻を前記時刻入力手段が入力した時
刻に書換え、前記時刻入力手段が入力した時刻を前記所
定時刻として前記システム時刻と前記端末時刻とを記憶
することを特徴とする請求項1または2記載の無線通信
端末。 - 【請求項6】 システム時刻を送信する基地局と、 請求項1ないし5のいずれかに記載の無線通信端末とを
備えてなることを特徴とする無線通信システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP26857199A JP3293604B2 (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 無線通信端末および無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26857199A JP3293604B2 (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 無線通信端末および無線通信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001095054A true JP2001095054A (ja) | 2001-04-06 |
JP3293604B2 JP3293604B2 (ja) | 2002-06-17 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP26857199A Expired - Fee Related JP3293604B2 (ja) | 1999-09-22 | 1999-09-22 | 無線通信端末および無線通信システム |
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1999
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