JP2006105643A - 携帯通信端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の携帯通信端末装置1は、操作部16と、操作部16に対する操作によって入力された報知時刻、メッセージを送信すべき通信端末装置の識別情報及びメッセージの送信時点情報を記憶するメモリ19と、制御部10とを具えている。該制御部10は、前記報知時刻の到来が検知された時点で報知動作を開始すると共に、報知動作の開始時点から前記送信時点情報が表わす時点までに前記操作部16に対しユーザ操作がなかった場合に、前記識別情報を有する通信端末装置にメッセージを送信する。
【選択図】 図1
Description
この様なアラーム機能を有する携帯電話機は、例えば目覚まし時計として利用され、起床時刻をアラーム開始時刻として設定しておけば、アラーム開始時刻にアラーム機能が動作してアラームが鳴動し、ユーザはそのアラーム音によって目を覚ますことが出来る。その後、アラーム停止操作を行なうことによって、アラームを停止させることが出来る。
そこで本発明の目的は、予め設定した時刻の到来を報知する報知動作がユーザによる操作が行なわれることなく自動的に停止した場合に、ユーザがその後に該設定時刻の到来を知ることが出来る携帯通信端末装置を提供することである。
キー入力手段と、
キー入力手段に対する操作によって入力された報知時刻と、メッセージを送信すべき通信端末装置の識別情報と、メッセージを送信すべき時点を表わす送信時点情報とを記憶する記憶手段と、
記憶手段に記憶されている報知時刻の到来を検知する報知時刻検知手段と、
報知時刻の到来を報知する報知手段と、
記憶手段に記憶されている識別情報を有する通信端末装置にメッセージを送信する通信手段と、
報知時刻の到来が検知された時点で前記報知手段を動作させると共に、報知動作の開始時点から記憶手段に記憶されている送信時点情報が表わす時点までにキー入力手段に対してユーザ操作がなかった場合に、前記通信手段を動作させる制御手段
とを具えている。
そして、報知動作が開始されてから前記送信時点情報が表わす時点までにキー入力手段に対して操作を行なわなかった場合には、前記識別情報を有する通信端末装置にメッセージが送信され、その後、メッセージを受信した通信端末装置のユーザが該メッセージの内容に従ってメッセージ送信者に電話をかける等の行為を行なえば、メッセージ送信者は、該行為を受けることにより前記報知時刻の到来を知ることが出来る。
或いは、携帯通信端末装置はマイクロフォンを具え、前記メッセージは音声データから構成されており、前記記憶手段は、マイクロフォンから入力されたメッセージを記憶し、前記通信手段は、記憶手段に記憶されているメッセージを送信する。
上記具体的構成によれば、所望のメッセージを文字或いは音声で他の通信端末装置のユーザに伝えることが出来る。
図1は、本発明に係る携帯電話機(1)の構成を表わしており、アンテナ(11)によって受信された信号は、RF部(12)を経てBB(ベースバンド)部(13)に供給され、受話信号が復調される。該受話信号は、CPUからなる制御部(10)を経てスピーカ(14)に供給され、放音される。又、マイクロフォン(15)に入力された送話信号は、制御部(10)を経てBB部(13)に供給され、変調を受ける。変調を受けた送話信号は、RF部(12)を経てアンテナ(11)から外部へ送信される。
上記制御部(10)には、複数の操作キーからなる操作部(16)と、種々の情報を表示するための表示部(17)と、後述のアラーム機能を実現するためのタイマー(18)と、後述の情報を格納するためのメモリ(19)とが接続されている。
ユーザによりアラーム機能及びメッセージ送信機能の設定を開始するための操作が行なわれると、先ずステップS1にて、所定のアラーム/メッセージ送信機能設定画面を表示部(17)に表示した後、ステップS2では、送信先アドレスを入力する操作が行なわれたか否かを判断する。ここで、ユーザが操作部(16)を操作してメッセージを送信すべき通信端末装置のアドレスを入力すると、イエスと判断されてステップS3に移行し、入力された送信先アドレスをメモリ(19)に格納した後、ステップS4に移行する。尚、送信先アドレスの入力は、予め登録されているアドレスの中から選択することによって行なうことも可能である。
上記手続きによって、アラーム機能及びメッセージ送信機能の設定に必要な情報が設定されることになる。
先ずステップS11では、アラーム停止操作有無フラグとして0の値をメモリ(19)に格納した後、ステップS12では、タイマー(18)の出力に基づいてメモリ(19)に格納されているアラーム開始時刻となったか否かを判断し、ノーと判断された場合はステップS12にて同じ判断を繰り返す。
アラーム動作の継続中にユーザがアラーム停止操作を行なうと、ステップS14にてイエスと判断されてステップS16に移行し、メモリ(19)に格納されているアラーム停止操作有無フラグをアラーム停止操作が行なわれたことを表わす1の値に書き換えた後、ステップS17にて、アラーム動作を停止する。
これに対し、アラーム動作が開始された後、ユーザがアラーム停止操作を行なうことなく前記アラーム継続時間が経過すると、その時点でステップS15にてイエスと判断されてステップS17に移行し、アラーム動作を停止する。
これに対し、メッセージ送信機能有効/無効フラグが1の値である場合には、該値はメッセージ送信機能が有効であることを表わしているので、ステップS19に移行して、アラーム停止操作有無フラグが1の値であるか否かを判断する。ここで、アラーム停止操作有無フラグが1の値である場合には、アラーム停止操作が行なわれたことを表わしているので、ステップS21に移行して待受け状態に戻り、上記手続きを終了する。
一方、アラーム停止操作有無フラグが0の値である場合には、該値はアラーム停止操作が行なわれなかったことを表わしているので、ステップS20に移行して、メモリ(19)に格納されているメッセージを該メモリ(19)に格納されている送信先アドレスを有する通信端末装置に送信した後、ステップS21にて待受け状態に戻り、上記手続きを終了する。
その後、アラーム動作の継続中にユーザがアラーム音により目を覚ましてアラーム停止操作を行なうと、その時点でアラーム動作が停止される。一方、ユーザが目を覚まさず、アラーム停止操作が行なわれることなくアラーム継続時間が経過すると、その時点でアラーム動作が停止されると共に、前記送信先アドレスを有する通信端末装置に前記メッセージが送信される。
その後、メッセージを受信した通信端末装置のユーザが該メッセージの内容に従ってメッセージ送信者に電話をかける等の行為を行なえば、メッセージ送信者は該行為を受けて目を覚ますことになる。
例えば、上記実施の形態においては、文字データからなるメッセージを送信する構成を採用しているが、音声データからなるメッセージをマイクロフォン(15)から入力しておき、該メッセージを送信する構成を採用することも可能である。
又、アラーム継続時間を入力しておき、アラーム動作の継続中にアラーム停止操作が行なわれなかった場合にメッセージを送信する構成を採用しているが、アラーム動作の開始時点からメッセージの送信時点までの時間を入力しておき、アラーム動作の開始時点から該時間が経過する時点までにユーザ操作が行なわれなかった場合にメッセージを送信する構成や、アラーム動作の停止時点からメッセージの送信時点までの時間を入力しておき、アラーム動作の開始時点からアラーム動作の停止後に前記時間が経過する時点までにユーザ操作が行なわれなかった場合にメッセージを送信する構成を採用することも可能である。
更に、本発明は、アラーム音を一定時間(例えば1分)だけ発する動作をアラーム開始時刻から予め設定したアラーム継続時間(例えば30分)が経過するまで一定の周期(例えば5分)で繰り返す所謂スヌーズ機能を有する携帯電話機に応用することが可能である。該携帯電話機においては、例えば、アラーム開始時刻からアラーム継続時間が経過するまでにアラーム停止操作が行なわれなかった場合にメッセージを送信する構成を採用することが出来る。
(10) 制御部
(11) アンテナ
(12) RF部
(13) BB部
(14) スピーカ
(15) マイクロフォン
(16) 操作部
(17) 表示部
(18) タイマー
(19) メモリ
Claims (4)
- 予め設定した時刻の到来を報知するアラーム機能と、アラーム機能の動作後に他の通信端末装置に対し音声データ或いは文字データからなるメッセージを送信するメッセージ送信機能とを有している携帯通信端末装置であって、
キー入力手段と、
キー入力手段に対する操作によって入力された報知時刻と、メッセージを送信すべき通信端末装置の識別情報と、メッセージを送信すべき時点を表わす送信時点情報とを記憶する記憶手段と、
記憶手段に記憶されている報知時刻の到来を検知する報知時刻検知手段と、
報知時刻の到来を報知する報知手段と、
記憶手段に記憶されている識別情報を有する通信端末装置にメッセージを送信する通信手段と、
報知時刻の到来が検知された時点で前記報知手段を動作させると共に、報知動作の開始時点から記憶手段に記憶されている送信時点情報が表わす時点までにキー入力手段に対してユーザ操作がなかった場合に、前記通信手段を動作させる制御手段
とを具えていることを特徴とする携帯通信端末装置。 - 前記送信時点情報は、報知動作を継続すべき時間を表わす情報であって、前記制御手段は、報知動作の継続中に報知動作停止操作が行なわれたときに前記報知手段の報知動作を停止させ、報知動作の継続中に報知動作停止操作が行なわれなかったときに前記通信手段を動作させる請求項1に記載の携帯通信端末装置。
- 前記メッセージは文字データから構成されており、前記記憶手段は、キー入力手段に対する操作によって入力されたメッセージを記憶し、前記通信手段は、記憶手段に記憶されているメッセージを送信する請求項1又は請求項2に記載の携帯通信端末装置。
- マイクロフォンを具え、前記メッセージは音声データから構成されており、前記記憶手段は、マイクロフォンから入力されたメッセージを記憶し、前記通信手段は、記憶手段に記憶されているメッセージを送信する請求項1又は請求項2に記載の携帯通信端末装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004289576A JP2006105643A (ja) | 2004-10-01 | 2004-10-01 | 携帯通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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Family
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JP2004289576A Pending JP2006105643A (ja) | 2004-10-01 | 2004-10-01 | 携帯通信端末装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009060294A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Sharp Corp | 通信装置、通信装置の制御方法、通信プログラム、記録媒体 |
JP2011217145A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Ntt Docomo Inc | 情報送信装置及び情報送信方法 |
JP2013502809A (ja) * | 2009-08-19 | 2013-01-24 | サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド | 未確認イベント発生通知方法及びこれを用いた携帯端末機 |
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JP2000151766A (ja) * | 1998-11-12 | 2000-05-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 目覚し機能を有する電話機及び電話機の時刻報知方法 |
JP2004266691A (ja) * | 2003-03-04 | 2004-09-24 | Hitachi Ltd | 通信端末、通信方法及びプログラム |
-
2004
- 2004-10-01 JP JP2004289576A patent/JP2006105643A/ja active Pending
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