JP2010056847A - 雷発生通報機能付き無線基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯端末の利用者の存在する位置における雷の発生を予測し、雷発生予測機能を有さない携帯端末の利用者に、いち早く通報することができる無線基地局の提供を目的とする。
【解決手段】 無線通信網に接続され、1以上の無線端末を制御する機能を有する無線基地局において、自無線基地局が受信する無線信号に基づき雷の発生を予測する雷発生予測手段と、前記雷発生予測手段により雷の発生が予測された場合に、前記無線端末へ当該雷発生の予測を通報する通報手段とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線基地局に関し、特に無線基地局の周辺における雷の発生予測を利用者に通報する機能を有する無線基地局に関する。
従来から、雷の発生を予測する様々な技術が開示されている。例えば、特許文献1には、複数の周波数について、無線基地局から送信される信号のエラーの発生の有無を検証し、複数の周波数において、信号にエラーが発生している場合に、利用者に警告を発する携帯端末が開示されている。また、特許文献2には、無線区間の検波出力の値と雷鳴を検出するまでの時間差を判断し、雷サージ検出を上位装置に通知する無線基地局が開示されている。なお、非特許文献1には、携帯電話システムのうちQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式に関する送受信の方法、データ構成について開示されている。
特開2007―110552号公報 特開2007−214799号公報 次世代コードレス電話システム 標準規格 4.1版 社団法人電波産業会
しかしながら、特許文献1の携帯端末によると、携帯端末自体に複数の周波数におけるエラー検証手段が必要になり、当該手段を有さない一般的な携帯端末(以下、「無線端末」ともいう)においては実現できないという問題がある。また、特許文献2の無線基地局によると、雷サージ検出を上位装置に通知するのみであり、利用者に警告を発することができないという問題がある。
そこで、本発明は、かかる問題を解決するために、利用者の存在する位置における雷の発生を予測し、雷発生予測機能を有さない携帯端末の利用者に、いち早く通報することができる無線基地局を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、無線通信網に接続され、1以上の無線端末を制御する機能を有する無線基地局において、自基地局が受信する無線信号に基づき雷の発生を予測する雷発生予測手段と、前記雷発生予測手段により雷の発生が予測がされた場合に、前記無線端末へ当該雷発生の予測を通報する通報手段とを備えた。
本発明においては、前記通報は、予め定められた時間帯することができる。更に、前記通報する内容は、前記無線通信網より取得することができ、また、前記予め定められた時間帯は、前記無線通信網より取得することができる。
また、本発明においては、前記通報手段は、電子メールまたはショートメッセージサービスとすることができる。
また、本発明の前記雷発生予測手段は、前記無線端末を制御する第1の周波数帯域の無線信号を受信する第1の受信手段と、前記第1の周波数帯域よりも低い第2の周波数帯域の無線信号を受信する第2の受信手段と、前記第1の受信手段が受信した無線信号に誤りが発生しているか否かを判定する誤り判定手段と、前記第2の受信手段が受信した無線信号の雑音強度を計測し、当該雑音強度が所定の強度閾値以上であるか否かを判定する雑音強度判定手段とから構成され、前記誤り判定手段により、誤りが発生していると判定された回数が所定の回数以上で、前記雑音強度判定手段により、前記雑音強度が所定の強度閾値以上であると判定された場合に、雷が発生したと予測することができる。
本発明によれば、利用者の存在する位置における雷の発生を予測し、雷発生予測機能を有さない携帯端末の利用者に、いち早く雷発生を通報することができる。更に、予め定められた時間帯に通報を実行することができるため、例えば、就寝中その他の利用者が屋外で活動していない時間帯には通報を行わないことにより、通報を必要としない時間帯における雷発生通報を確認する煩わしさから、利用者を解放することができるという優れた効果を奏する。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態では、公衆用の無線通信網の無線基地局を例にあげて説明する。しかし、本発明はこれに限定されない。例えば、事業所用の無線通信網の無線基地局で用いることができる。さらに、無線LAN(Local Area Ntework)における無線アクセスポイントや、無線LANアドホックネットワークにおけるゲートウェイ端末にも適用することができる。以下、図面を参照しながら説明する。
まず、図1は、本発明に係る無線基地局10と、無線基地局10の通信エリア内にある複数の携帯端末30−1〜30−nと、無線基地局10が接続される無線通信網40とから構成されている。そして、無線基地局10と携帯端末30−1〜30−nとは制御情報および通話情報を初めとする各種の情報を送受信している。
ここで、特定の無線基地局の通信エリア内にある携帯端末に一斉に同報通信(以下、「同報通信機能」ともいう)を行うセルブロードキャスト(Cell Broadcast)が知られており、また、携帯電話の通信事業会社(例えば、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ)では所定の容量以下の電子メールを携帯電話の電話番号で通信ができるようにするショートメッセージサービス(Short Massage Service)(以下、「SMS」ともいう)を行っている。
そこで、本発明では、このセルブロードキャスト・ショートメッセージ(以下、「ショートメッセージ」ともいう)を利用し、本発明に係る無線基地局10にて雷の発生を予測した場合に、無線基地局10の通信エリア内にある携帯端末30−1〜30−nに対して、雷発生情報を含むショートメッセージを送信する。そして、ショートメッセージを受信した携帯端末の所有者は、当該ショートメッセージを読むことにより雷発生を知ることができるため、その後の退避行動をとることができる。
無線基地局10の近辺で雷が発生している場合、携帯端末30と無線基地局10との間で送受信される無線信号(第1の周波数帯域)は、その影響によってエラー(以下、「誤り」ともいう)を生じ易くなる。受信した制御情報のエラーの発生度合いと、制御情報を含む電波の受信強度を基に、無線基地局10は、雷の発生を予測し(雷発生予測手段)、無線基地局10の通信エリア内にある携帯端末30−1〜30−nに対して、上述したショートメッセージを送信する(通報手段)。以下、無線基地局10の各構成要素について説明する。
無線基地局10は、アンテナ11、無線部12、ベースバンド部13、制御部14、エラー検出部15、監視判定部16、強度検証部17、通話処理部18、SMS生成部19、 放送受信部20、アンテナ21、受信部22、リミッタ23、検波部24およびノイズ検出部25から構成される。
アンテナ11、無線部12およびベースバンド部13は、携帯端末30との間の音声又は情報の送受信を行う。無線部12は、高周波増幅器、受信ミキサ、送信電力増幅器、送信ミキサ、フィルターなどを含み、アンテナ11を介して受信した無線信号を選択し、拡散符号を用いて逆拡散して増幅し、ベースバンド部13へ出力する。また、ベースバンド部13から受け取った信号を、拡散符号を用いて拡散し、増幅し、アンテナ11により出力する。
ベースバンド部13は、変復調器を含み、無線部12と制御部14との間、および、無線部12と通話処理部18との間で入出力する各種の信号の処理を行う。図示していないが、携帯端末30と無線基地局10の間で、1.2秒周期でスーパーフレームと呼ばれる構成のデータを送受信している。このスーパーフレームは、12個の下り間欠送信周期に分割され、各下り間欠送信周期は100msである。
各下り間欠送信周期は、さらに20個のフレームに分割される。各フレームは、5msである。
各フレームは、さらに、8個のスロットに分割される。各スロットは、625μsである。8個のスロットのうち、前半の4個に相当する時間には、無線基地局から、その無線基地局の通信エリア内の携帯端末への情報の送信が行われ、後半の4個のスロットに相当する時間には、各携帯端末から無線基地局への情報の送信が行われる。各スロットでは、240ビットの情報を送受信することができる。
前半の4個のスロットのうち1番目のスロットにおいて送信される情報を「制御情報」と呼び、2〜4番目のスロットにおいて送信される情報を「通話情報」と呼ぶ。また、制御情報のうち先頭から96ビットまでの部分を「制御情報の固定部分」と呼び、各通話情報のうち先頭から24ビットまでの部分を「通話情報の固定部分」と呼ぶ。なお、QPSK方式による送受信の方法、データ構成については、非特許文献1に詳細に説明されているので、ここでは簡単な説明に留める。
エラー検出部15は、予め、固定制御情報、制御情報エラー閾値を記憶している。固定制御情報は、96ビット長のデータであり、上述した制御情報の固定部分と同一である。制御情報エラー閾値は、制御情報の固定部分にエラーが発生しているか否かを決定する基準値である。
エラー検出部15は、アンテナ11、無線部12、ベースバンド部13、および、制御部14を介して、携帯端末30から送信された制御情報を受け取る。
制御情報を受け取ると、エラー検出部15は、受け取った制御情報の固定部分と記憶している固定制御情報とを1ビット毎に比較し、一致しないビットの数を計数する(以下、一致しないビットをエラービットという)。続いて、エラービットの数と、記憶している制御情報エラー閾値とを比較する。エラービットの数が制御情報エラー閾値に満たない場合は、受信した制御情報には、エラーが発生していないことを示す正常通知を監視判定部16へ出力する。
エラービットの数が制御情報エラー閾値以上である場合、エラー検出部15は、受け取った制御情報にエラーが発生していることを示すエラー通知を監視判定部16へ出力する。
強度検証部17は、予め所定の強度閾値を記憶している。強度閾値は、当該無線基地局10が、音声及び情報の送受信を正常に行うために必要な電波の受信強度である。受信強度とは、受信する電波の電界強度である。強度検証部17は、制御部14から制御情報を含んだ信号を受け取る。次に、受け取った信号の受信強度を検出する。検出した受信強度と記憶している強度閾値とを比較し、比較結果を監視判定部16へ出力する。
制御部14は、アンテナ11、無線部12、および、ベースバンド部13を介して、携帯端末30−1〜30−nから、1.2秒おきに情報を受信し、受信した制御情報をエラー検出部15及び強度検証部17へ出力する。
監視判定部16は、ノイズ閾値、判定期間および回数閾値を予め記憶している。ノイズ閾値および判定期間は、受信する放送波(第2の周波数帯域)にノイズが発生しているか否かを判定する基準であり、判定期間内に検出されたノイズ信号の総数が、ノイズ閾値を超える場合、その放送波にノイズが生じていると判定される。回数閾値は、雷の発生の危険性を携帯端末30に通報するか否かを判定する基準であり、受信する放送波の周波数を変更して、ノイズ発生の検証を繰り返し、ノイズが発生している周波数の個数が回数閾値以上の場合、雷発生の危険性が高いことをSMS生成部19へ通知し、携帯端末30へ通報する。
また、監視判定部16は、時間の経過を計測するタイムカウンタT、および、ノイズ信号の発生回数を計数するノイズカウンタNを備えている。また、ノイズの発生している周波数の数を計数する回数カウンタCを備えている。
監視判定部16は、エラー検出部15からエラー通知又は正常通知を受け取り、強度検証部17から制御情報の受信強度と強度閾値との比較結果を受け取る。正常通知を受け取った場合は何もしない。
監視判定部16は、エラー通知を受け取り、かつ、受け取った比較結果が、受信強度≧強度閾値を示している場合(第1の受信手段の受信した無線信号に誤りが発生しているか否かを判定する誤り判定手段により、誤りが発生していると判定した場合)、放送受信部20を起動させ、回数カウンタC、ノイズカウンタNおよびタイムカウンタTを「0」に初期化する。なお、タイムカウンタTは、初期化されることにより時間の計測を開始する。
監視判定部16は、放送受信部20のノイズ検出部25から、ノイズ検出通知を受け取る。タイムカウンタTが0〜判定期間の間、ノイズ検出通知を受け取る度に、ノイズカウンタNに1加算する。つまり、判定期間の間に検出されたノイズ信号の総数を計数する。タイムカウンタT=判定期間になると、監視判定部16は、ノイズカウンタNとノイズ閾値とを比較する。ノイズカウンタNがノイズ閾値未満であれば、監視判定部16は、放送受信部20を停止させる。
ノイズカウンタNがノイズ閾値以上であれば、回数カウンタCに1加算する。続いて、放送受信部20の受信部22およびアンテナ21に受信周波数の変更を指示する。このときの変更後の周波数は、予め、監視判定部16に記憶させておいてもよいし、AM放送及びFM放送に使用される周波数をサーチして、受信強度の高い周波数を選択してもよい。
以後、同様にして回数カウンタCが回数閾値と等しくなるか、ノイズカウンタNがノイズ閾値未満と判定されるまで、ノイズ信号の数の計数、ノイズカウンタNとノイズ閾値との比較、回数カウンタCへの加算を繰り返す。回数カウンタCが回数閾値と等しくなると(第2の受信手段の受信した無線信号の雑音強度を計測し、当該雑音強度が所定の強度閾値以上であるか否かを判定する雑音強度判定手段により、前記雑音強度が所定の強度閾値以上であると判定された場合)、監視判定部16は、雷発生予測の情報を履歴として記憶すると共に、SMS生成部19へ雷発生を通知し、携帯端末30へ通報する。また、SMS生成部19への雷発生通知は、予め定められた時間帯(例えば、午前9時から午後7時までの間は通知する)に行うこともできる。なお、当該時間帯は、予め、監視判定部16に記憶させておいてもよいし、無線通信網40を介してサーバ等(図示していない)から取得してもよい。
通話処理部18は、本発明とは関連しないので、説明は省略する。
SMS生成部19は、監視判定部16より通知を受け取ると、雷発生予測通報の電文を生成し(例えば、「雷に注意してください。この周辺で雷の発生が予測されます。」)、制御部14を介してセルブロードキャスト・ショートメッセージを送信する。なお、当該電文は、予め、SMS生成部19に記憶させておいてもよいし、無線通信網40を介してサーバ等(図示していない)から取得してもよい。
放送受信部20は、受信部22、リミッタ23、検波部24、および、ノイズ検出部25から構成される。
アンテナ21および受信部22は、放送局から送信される放送波を受信し、リミッタ23は、受信した放送波に含まれる極端に受信強度の高い信号(以下、ノイズ信号という)を削除し、検波部24は、受信した放送波から音声信号を抽出する。一般的な放送受信機では、検波部24の後段に増幅部やスピーカが設けられるが、説明は省略する。また、アンテナ21、受信部22、リミッタ23、検波部24は、一般的な放送受信機の構成と同様であるので、簡単な説明に留める。
ノイズ検出部25は、予め所定の基準値を記憶している。リミッタ23を介して、アンテナ21および受信部22の受信した放送波を受け取る。受け取った放送波を監視し、ノイズ信号を検出する。具体的には、所定の基準値を超える受信強度の信号をノイズ信号として検出する。ノイズ信号を検出する毎に、ノイズ検出部25は、監視判定部16へノイズ検出通知を出力する。
これまでに実施形態を説明してきたが、以下、無線基地局10の動作について、図2のフローチャートを用いて整理して説明する。
電源が投入されると、制御部14は、各種の初期設定処理を行う(ステップS51)。初期設定処理が終了すると、制御部14は、アンテナ11、無線部12、ベースバンド部13を介して、無線端末30から送信された、1スーパフレーム(1.2秒周期)を受信する(ステップS52)。受信した制御情報をエラー検出部15と強度監視部17へ出力する(ステップS53)。
エラー検出部15は、受け取った制御情報の固定部分と記憶している固定制御情報とを比較して、制御情報の固定部分に含まれるエラービットの数を計数する(ステップS54)。エラービットの数と制御情報エラー閾値とを比較し、エラービットの数が制御情報エラー閾値未満であれば(ステップS55のNo)、エラー検出部15は、正常通知を監視判定部16へ出力する。制御部14は、ステップS52へ戻り、次のスーパーフレームを受信する。
計数したエラービットの数が、制御情報エラー閾値以上であれば(ステップS55のYes)、エラー検出部15は、監視判定部16へエラー通知を出力する。強度検証部17は、制御情報を含む信号を受け取り、受け取った信号の受信強度と記憶している強度閾値とを比較し、比較結果を監視判定部16へ出力する(ステップS56)。
監視判定部16は、エラー検出部15からエラー通知を受け取る。さらに強度検証部17から受け取った比較結果が、受信強度<強度閾値であることを示している場合(ステップS56のNo)、監視判定部16は、何もしない。制御部14は、ステップS52へ戻る。受け取った比較結果が、受信強度≧強度閾値であることを示している場合(ステップS56のYes)、監視判定部16は、放送受信部20を起動させ、アンテナ21、放送受信部20は放送波の受信を開始する(ステップS57)。次に、監視判定部16は、回数カウンタC、ノイズカウンタN、および、タイムカウンタTを「0」に初期化する(ステップs58〜S59)。
タイムカウンタTが0から判定期間に達するまでの間、ステップS61およびステップS62の処理を繰り返す(ステップS60)。ノイズ検出部25は、アンテナ21および受信部22を介して受信された放送波を監視し、ノイズ信号を検出する(ステップS61)。ノイズ信号を検出すると、ノイズ検出部25は、ノイズ検出通知を監視判定部16へ出力する。
監視判定部16は、ノイズ検出通知を受け取ると、ノイズカウンタNに1を加算する(ステップS62)。繰り返しが終了すると(ステップS63)、監視判定部16は、ノイズカウンタNとノイズ閾値とを比較する(ステップS64)。ノイズカウンタNがノイズ閾値未満の場合(ステップS64のNo)、監視判定部16は、放送受信部20による放送波の受信を停止させ(ステップS71)、ステップS52へ戻る。
ノイズカウンタNがノイズ閾値以上の場合(ステップS64のYes)、監視判定部16は、回数カウンタCに1を加算する(ステップS65)。加算後の回数カウンタCと回数閾値とを比較し、回数カウンタCが回数閾値未満であれば(ステップS66のNo)、監視判定部16は、放送受信部20に受信周波数の変更を指示し、放送受信部20の受信部22は、受信周波数を変更する(ステップS67)。受信周波数の変更を指示すると、監視判定部16は、ステップS59へ戻る。
回数カウンタCが回数閾値と等しい場合(ステップS66のYes)、監視判定部16は、雷発生予測の情報を履歴として記憶する(ステップS68)。なお、この履歴は無線通信網40側からモニタできる構成とすることが望ましい。
次に、通報時間帯であるか否かを判定し(ステップS69)、通報時間帯以外の場合(ステップS69のNo)、監視判定部16は、放送受信部20による放送波の受信を停止させ(ステップS71)、ステップS52へ戻る。
通報時間帯の場合(ステップS69のYes)、監視判定部16は、SMS生成部19へ雷発生を通知し、携帯端末30へ通報する(ステップS70)。そして、監視判定部16は、放送受信部20による放送波の受信を停止させ(ステップS71)、ステップS52へ戻る。
本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコピュータプログラムであるとしてもよい。
本発明に係る無線基地局の構成およびシステム全体を示した概略ブロック図 本発明に係る無線基地局の処理フローチャート
符号の説明
10 無線基地局
11 アンテナ
12 無線部
13 ベースバンド部
14 制御部
15 エラー検出部
16 監視判定部
17 強度検証部
18 通話処理部
19 SMS生成部
20 放送受信部
21 アンテナ
22 受信部
23 リミッタ
24 検波部
25 ノイズ検出部
30 携帯端末(無線端末)
40 無線通信網

Claims (6)

  1. 無線通信網に接続され、1以上の無線端末を制御する機能を有する無線基地局において、
    自無線基地局が受信する無線信号に基づき雷の発生を予測する雷発生予測手段と、
    前記雷発生予測手段により雷の発生が予測された場合に、前記無線端末へ当該雷発生の予測を通報する通報手段とを備えたことを特徴とする無線基地局。
  2. 請求項1に記載の無線基地局において、
    前記通報手段による通報は、予め定められた時間帯に実行することを特徴とする無線基地局。
  3. 請求項2に記載の無線基地局において、
    前記予め定められた時間帯は、前記無線通信網より取得することを特徴とする無線基地局。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の無線基地局において、
    前記通報手段が通報する内容は、前記無線通信網より取得することを特徴とする無線基地局。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の無線基地局において、
    前記通報手段は、電子メールまたはショートメッセージサービスであることを特徴とする無線基地局。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の無線基地局において、
    前記雷発生予測手段は、前記無線端末を制御する第1の周波数帯域の無線信号を受信する第1の受信手段と、
    前記第1の周波数帯域よりも低い周波数帯域である第2の周波数帯域の無線信号を受信する第2の受信手段と、
    前記第1の受信手段が受信した無線信号に誤りが発生しているか否かを判定する誤り判定手段と、
    前記第2の受信手段が受信した無線信号の雑音強度を計測し、当該雑音強度が所定の強度閾値以上であるか否かを判定する雑音強度判定手段とから構成され、
    前記誤り判定手段により誤りが発生していると判定された回数が所定の回数以上で、
    前記雑音強度判定手段により前記雑音強度が所定の強度閾値以上であると判定された場合に、雷が発生したと予測することを特徴とする無線基地局。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014115083A (ja) * 2012-12-06 2014-06-26 Casio Comput Co Ltd 時刻情報取得装置、及び、電波時計
KR102187355B1 (ko) * 2019-11-21 2020-12-07 주식회사 대경산전 외부 잡음 차단 기능을 구비한 낙뢰 검출 장치, 및 이를 포함한 태양광 발전 장치

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