JP2004039144A - 光学ピックアップ装置及び記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源の発光波長の短波長化や、対物レンズの高開口数(NA)化により、従来よりも情報信号の記録密度が高い光ディスクに対応しつつも、この光ディスクを収納して構成されるディスクカートリッジの大きさを基準として充分に小型化を図る。
【解決手段】光源1を内蔵した固定光学系3と、対物レンズ4を有する可動光学系5とから構成し、固定光学系3から可動光学系5への平行光束の入射は、対物レンズ4の移動方向に平行な光路L1を経て、かつ、可動光学系5に対してスピンドルモータ10が設けられている側から入射される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光記録媒体である光ディスクに対して情報信号の書込みまたは読出しを行う光学ピックアップ装置及びこの光学ピックアップ装置を備え光ディスクに対して情報信号の記録または再生を行う記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、光記録媒体である光ディスクに対して情報信号の書込みまたは読出しを行う光学ピックアップ装置が提案され、また、このような光学ピックアップ装置を備え光ディスクに対して情報信号の記録または再生を行う記録再生装置が提案されている。
【0003】
このような光学ピックアップ装置においては、光源となる半導体レーザの発振波長の短波長化や、対物レンズの高開口数(NA)化により、従来より情報信号の記録密度が高い光ディスクに対応することが求められている。
【0004】
例えば、近年提案されている、高開口数の対物レンズを用いて構成された光学ピックアップ装置(高密度相変化光ディスク用の光学ピックアップ装置)においては、図9に示すように、半導体レーザ101から発せられた光束は、コリメータレンズ102によって平行光束となされ、さらに、アナモルフィックプリズム103によって、等方的な光量分布(光束断面強度分布)を有する光束に整形されてから、ビームスプリッタ104に入射する。
【0005】
ビームスプリッタ104を透過した光束は、凹レンズ105及び凸レンズ106からなる球面収差補正用ビームエキスパンダを透過し、立ち上げミラー107によって光ディスク109に垂直な方向に偏向され、対物レンズ108に入射される。対物レンズ108に入射された光束は、この対物レンズ108により、光ディスク109の信号記録面上に、微小な光スポットとして集光される。
【0006】
また、半導体レーザ101の発光光量を一定に保つため、ビームスプリッタ104において反射された光束を光検出器110によって受光し、この光検出器110の出力に基づいて半導体レーザ101の発光出力を帰還制御している。
【0007】
光ディスク109の信号記録面において反射された光束は、再び対物レンズ108を通り、立ち上げミラー107で偏向されて、ビームエキスパンダの凸レンズ14及び凹レンズ13を通り、ビームスプリッタ104に戻る。このビームスプリッタ104において、光ディスク109からの戻り光は、反射されて偏向され、集光レンズ171により、光検出器112の受光面上に集光される。
【0008】
このような光学系を構成する光学素子は、光学ブロック113内に配設されている。そして、この光学ブロック113は、図9中矢印Tで示すように、対物レンズ108が光ディスク109の中心部を支持するスピンドル軸114に対して接離することとなるトラッキング方向に移動操作される。
【0009】
このような高記録密度の光ディスクに対応した光学ピックアップ装置においては、アナモルフィックプリズム103やビームエキスパンダが設けられていることによって、光学系の構成が複雑になり、大型化してしまう虞れがある。
【0010】
そして、この光学ピックアップ装置においては、所定の目的のある情報トラックにアクセスするには、光学ブロック113の全体を移動操作することとなるため、高速の起動及び停止ができず、目的情報トラックへのアクセス時間が長くなってしまう虞れがある。
【0011】
そこで、近年、記録再生装置(高密度相変化光ディス用記録再生装置)においては、図10に示すように、光源となる半導体レーザ101やビームスプリッタ104及び各光検出器110,112などを固定光学ブロック115内に配設し、対物レンズ108や立ち上げミラー107などの光学部品のみを可動光学ブロック113内に配設した構成の光学ピックアップ装置が提案されている。
【0012】
この光学ピックアップ装置においては、固定光学ブロック115において、半導体レーザ101から発せられた光束は、コリメータレンズ102によって平行光束となされ、さらに、アナモルフィックプリズム103によって、等方的な光量分布(光束断面強度分布)を有する光束に整形されてから、ビームスプリッタ104に入射する。半導体レーザ101の発光光量を一定に保つため、ビームスプリッタ104において反射された光束を光検出器110によって受光し、この光検出器110の出力に基づいて半導体レーザ101の発光出力を帰還制御している。
【0013】
ビームスプリッタ104を透過した光束は、固定光学ブロック115から出射される。固定光学ブロック115から出射された光束は、可動光学ブロック113に入射し、この可動光学ブロック113内において、凹レンズ105及び凸レンズ106からなる球面収差補正用ビームエキスパンダを透過し、立ち上げミラー107によって光ディスク109に垂直な方向に偏向され、対物レンズ108に入射される。対物レンズ108に入射された光束は、この対物レンズ108により、光ディスク109の信号記録面上に、微小な光スポットとして集光される。
【0014】
光ディスク109の信号記録面において反射された光束は、再び対物レンズ108を通り、立ち上げミラー107で偏向されて、ビームエキスパンダの凸レンズ14及び凹レンズ13を通り、可動光学ブロック113から出射され、固定光学ブロック115に入射する。
【0015】
固定光学ブロック115において、光ディスク109からの戻り光は、ビームスプリッタ104に戻る。このビームスプリッタ104において、光ディスク109からの戻り光は、反射されて偏向され、集光レンズ171により、光検出器112の受光面上に集光される。
【0016】
この光学ピックアップ装置においては、所定の目的のある情報トラックにアクセスするには、可動光学ブロック113のみを、図10中矢印Tで示すように、対物レンズ108が光ディスク109の中心部を支持するスピンドル軸114に対して接離することとなるトラッキング方向に移動操作すればよい。そのため、この光学ピックアップ装置においては、可動光学ブロック113の高速の起動及び停止ができ、目的情報トラックへのアクセス時間を短くすることができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のように固定光学ブロックと可動光学ブロックとにより構成した光学ピックアップ装置を用いた記録再生装置においては、光学ピックアップ装置は、図10に示すように、固定光学ブロック115と可動光学ブロック113とが光ディスク109の半径方向に配列されて構成されている。そのため、固定光学ブロック115は、光ディスク109の外側に配置される。したがって、この記録再生装置の外筐体は、光ディスク109を収納して構成されるディスクカートリッジ116の大きさ、すなわち、光ディスク109に外接する正方形に略々対応する領域の大きさよりも、少なくとも固定光学ブロック115を収納するための大きさだけ、大きくなってしまう。
【0018】
例えば、光ディスク109の直径を50mmとして、小型の記録再生装置を構成しようとしても、この光ディスク109を収納して構成されるディスクカートリッジ116の大きさ、すなわち、縦が約55mm、横が約55mmという大きさよりも相当に大きくなってしまい、充分な小型化を図ることが困難である。
【0019】
特願平7−105565号公報にも、上述のような構成の光学ピックアップ装置を用いた記録再生装置が記載されているが、光ディスクを収納して構成されるディスクカートリッジの大きさに比較して、充分な小型化は達成されていない。
【0020】
そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、光源の発光波長の短波長化や、対物レンズの高開口数(NA)化により、従来より情報信号の記録密度が高い光ディスクに対応しつつ、この光ディスクを収納して構成されるディスクカートリッジの大きさに比較して充分な小型化が達成された光学ピックアップ装置を提供し、このような光学ピックアップ装置を用いることにより、装置構成の小型化が達成された記録再生装置を提供しようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため、本発明に係る光学ピックアップ装置は、光源及びコリメータレンズを有し記録再生装置内において固定して配設される固定光学系と、対物レンズを有しこの対物レンズの光軸をこの記録再生装置において記録媒体となる光ディスクを回転操作するスピンドルモータの軸に平行となして記録再生装置内において支持され該対物レンズが該スピンドルモータの軸に対して接離する方向に移動操作可能となされて配設され光源から発せられコリメータレンズを経て固定光学系から出射された平行光束を入射されこの光束を該対物レンズによってスピンドルモータによって回転操作される光ディスクの信号記録面上に集光させる可動光学系と、光ディスクの信号記録面上に対物レンズによって集光された光束の該信号記録面による反射光束を検出する光検出手段とを備え、固定光学系から可動光学系へ入射される平行光束は、対物レンズの移動操作可能な方向に平行な光路を経て、かつ、該可動光学系に対してスピンドルモータが設けられている側から入射されることを特徴とするものである。
【0022】
この光学ピックアップ装置においては、固定光学系から可動光学系へ入射される平行光束が、対物レンズの移動操作可能な方向に平行な光路を経て、かつ、該可動光学系に対してスピンドルモータが設けられている側から入射されるようになっているので、これら固定光学系及び可動光学系は、スピンドルモータの軸によって中心部を支持される光ディスクの該中心部に対し、略々均等に振り分けられた位置に配設されることができ、この光ディスクを収納して構成されるディスクカートリッジに対応する領域内に収めることが容易に行える。
【0023】
また、本発明に係る記録再生装置は、記録媒体となる光ディスクを回転操作するスピンドルモータと、光源及びコリメータレンズをする固定光学系と、対物レンズを有しこの対物レンズの光軸をスピンドルモータの軸に平行となして支持され該対物レンズが該スピンドルモータの軸に対して接離する方向に移動操作可能となされて配設され光源から発せられコリメータレンズを経て固定光学系から出射された平行光束を入射されこの光束を該対物レンズによってスピンドルモータによって回転操作される光ディスクの信号記録面上に集光させる可動光学系と、光ディスクの信号記録面上に対物レンズによって集光された光束の該信号記録面による反射光束を検出する光検出手段と、この光検出手段からの光検出出力を信号処理する信号処理手段とを備え、固定光学系から可動光学系へ入射される平行光束は、対物レンズの移動操作可能な方向に平行な光路を経て、かつ、該可動光学系に対してスピンドルモータが設けられている側から入射されることを特徴とするものである。
【0024】
この記録再生装置においては、固定光学系から可動光学系へ入射される平行光束が、対物レンズの移動操作可能な方向に平行な光路を経て、かつ、該可動光学系に対してスピンドルモータが設けられている側から入射されるようになっているので、これら固定光学系及び可動光学系は、スピンドルモータの軸によって中心部を支持される光ディスクの該中心部に対し、略々均等に振り分けられた位置に配設されることができ、この光ディスクを収納して構成されるディスクカートリッジに対応する領域内に収めることが容易に行える。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0026】
本発明に係る光学ピックアップ装置は、図1に示すように、光源となる半導体レーザ1を内蔵し、本発明に係る記録再生装置内のシャーシ2上に固定して配設される固定光学系3と、対物レンズ4を有し、記録再生装置内において、シャーシ2上を移動操作可能となされて配設され、半導体レーザ1から発せられた光束を入射される可動光学系5とを有して構成される。これら固定光学系3及び可動光学系5は、それぞれ固定光学ブロック3a及び可動光学ブロック5a内に配設される。固定光学ブロック3aは、図2に示すように、シャーシ2上に固定して配設されている。
【0027】
固定光学系3においては、図1に示すように、半導体レーザ1から発せられた光束は、コリメータレンズ6によって平行光束となされ、さらに、アナモルフィックプリズム7によって、等方的な光量分布(光束断面強度分布)を有する光束に整形されてから、ビームスプリッタ8に入射する。そして、半導体レーザ1の発光光量を一定に保つため、ビームスプリッタ8を透過した平行光束を光検出器9によって受光し、この光検出器9の出力に基づいて半導体レーザ1の発光出力を帰還制御している。
【0028】
ビームスプリッタ8において反射された平行光束は、固定光学ブロック3aから出射される。固定光学ブロック3aから出射された平行光束は、可動光学ブロック5aに入射する。
【0029】
可動光学ブロック5a内に配設された可動光学系5は、対物レンズ4の光軸を、記録再生装置において記録媒体となる光ディスク109を回転操作するスピンドルモータ10の軸、すなわち、スピンドル軸10aに平行となして支持されている。そして、この可動光学系5は、可動光学ブロック5aがシャーシ2上に配設されたシャフト11にガイドされることにより、図1中矢印Tで示すように、対物レンズ4がスピンドル軸10aに対して接離する方向に移動操作可能となされている。
【0030】
なお、スピンドル軸10aは、図2に示すように、先端側にディスクテーブル12が取付けられており、このディスクテーブル12によって、光ディスク109の中心部分を支持する。スピンドルモータ10が駆動されスピンドル軸10aが回転されると、光ディスク109は、ディスクテーブル12とともに回転操作される。
【0031】
可動光学ブロック5aに入射された平行光束は、図1に示すように、凹レンズ13及び凸レンズ14からなる球面収差補正用ビームエキスパンダを経て、第1の偏向手段となるミラー15に入射する。このミラー15は、固定光学系3から出射された平行光束を偏向させ、対物レンズ4の光軸に交差する方向に導く。
【0032】
ミラー15によって偏向された平行光束の光路と対物レンズ4の光軸との交点には、図2に示すように、第2の偏向手段となる立ち上げミラー16が配置されている。この立ち上げミラー16は、ミラー15によって対物レンズ4の光軸に交差する方向に導かれた光束を、対物レンズ4の光軸方向、すなわち、光ディスク109の主面部に垂直な方向に偏向させて、対物レンズ4に入射させる。対物レンズ4に入射された平行光束は、この対物レンズ4により、光ディスク109の信号記録面上に、微小な光スポットとして集光される。
【0033】
光ディスク109の信号記録面において反射された光束は、再び対物レンズ4を通り、立ち上げミラー16で偏向され、さらに、ミラー15で偏向されて、図1に示すように、ビームエキスパンダの凸レンズ14及び凹レンズ13を通り、可動光学ブロック5aから出射され、固定光学ブロック3aに戻る。
【0034】
固定光学ブロック3a内の固定光学系3において、光ディスク109からの戻り光は、ビームスプリッタ8に戻る。このビームスプリッタ8において、光ディスク109からの戻り光は、光検出器9に向かう光束と可動光学系5に向かう光束とを分ける反射面を透過し、この反射面とは別の面において反射されて偏向され、集光レンズ17により、光検出手段となる光検出器18の受光面上に集光される。この光検出器18は、このようにして、光ディスク109の信号記録面上に対物レンズ4によって集光された光束の信号記録面による反射光束を検出することとなる。
【0035】
この光学ピックアップ装置においては、所定の目的のある情報トラックにアクセスするには、可動光学ブロック5aのみを、図1中矢印Tで示すように、対物レンズ4が光ディスク109の中心部を支持するスピンドル軸10aに対して接離することとなるトラッキング方向に移動操作すればよい。そのため、この光学ピックアップ装置においては、可動光学系5の高速の起動及び停止ができ、目的情報トラックへのアクセス時間を短くすることができる。
【0036】
そして、この光学ピックアップ装置においては、固定光学系3から可動光学系5へ入射される平行光束は、図1中矢印Tで示す対物レンズ4の移動操作可能な方向に平行な光路L1を経て、かつ、可動光学系5に対してスピンドルモータ10が設けられている側から入射される。すなわち、固定光学系3と可動光学系5とは、スピンドルモータ10を挟んで対峙するように、互いにスピンドルモータ10に対して反対側となる位置に配置されている。
【0037】
そのため、この光学ピックアップ装置及び記録再生装置においては、固定光学系3及び可動光学系5は、スピンドル軸10aによって中心部を支持される光ディスク109の中心部に対し、略々均等に振り分けられた位置に配設されており、この光ディスク109を収納して構成されるディスクカートリッジ116に対応する領域内に収められている。
【0038】
なお、ディスクカートリッジ116は、光ディスク109と、この光ディスク109を回転可能に収納した薄い筐体状のカートリッジとから構成されている。カートリッジは、光ディスク109に外接する正方形に略々対応する主面部を有して構成されている。
【0039】
したがって、この記録再生装置の外筐体は、ディスクカートリッジ116の大きさ、すなわち、光ディスク109に外接する正方形に略々対応する領域の大きさに略々対応した大きさとすることができる。
【0040】
例えば、光ディスク109の直径を50mmとすると、小型の記録再生装置を構成しようとすれば、この記録再生装置の外筐体は、光ディスク109を収納して構成されるディスクカートリッジ116の大きさ、すなわち、縦が約55mm程度、横が約55mm程度という大きさとすることができ、充分な小型化を図ることができる。
【0041】
なお、この光学ピックアップ装置及びこの光学ピックアップ装置を用いて構成した記録再生装置においては、半導体レーザの駆動回路であるレーザドライバが発熱源となるが、このレーザドライバを固定光学系3とともに記録再生装置内に固定して配置することができるので、このレーザドライバから記録再生装置のシャーシ2等への放熱を良好に行うことができる。
【0042】
ところで、この光学ピックアップ装置における対物レンズ4は、図3に示すように、可動光学ブロック5a上に、2軸アクチュエータ19を介して支持されている。この2軸アクチュエータ19は、可動光学ブロック5a上に取付けられるアクチュエータベース20と、このアクチュエータベース20に対して弾性アーム21を介して取付けられ対物レンズ4を保持しているレンズホルダ22とを有して構成されている。レンズホルダ22は、弾性アーム21を弾性変形させつつ、アクチュエータベース20に対して、対物レンズ4の光軸方向及びこの光軸に直交する方向の2方向を含む平面内において、移動が可能である。
【0043】
この2軸アクチュエータ19においては、レンズホルダ22には、図示しないフォーカスコイル及びトラッキングコイルが取付けられている。そして、アクチュエータベース20上には、図示しないマグネット及びヨークが取付けられている。これらマグネット及びヨークは、形成する磁界中にフォーカスコイル及びトラッキングコイルを位置させる磁気回路を構成している。
【0044】
この2軸アクチュエータにおいては、フォーカスコイルに駆動電流が供給されると、この電流と磁気回路が形成する磁界との相互作用により、レンズホルダ22は、対物レンズ4の光軸方向、すなわち、フォーカス方向に移動操作される。また、この2軸アクチュエータにおいては、トラッキングコイルに駆動電流が供給されると、この電流と磁気回路が形成する磁界との相互作用により、レンズホルダ22は、対物レンズの光軸に直交する方向、すなわち、トラッキング方向に移動操作される。すなわち、この2軸アクチュエータ19において、レンズホルダ22は、フォーカスコイル及びトラッキングコイルに給電することにより、対物レンズ4の光軸方向及びこの光軸に直交する方向の2方向を含む平面内の任意の方向に移動操作することができる。
【0045】
そして、この2軸アクチュエータ19においては、立ち上げミラー16を介して対物レンズ4に入射される光束は、アクチュエータベース20の底板部に形成された透孔23を通って、対物レンズ4に入射される。
【0046】
この2軸アクチュエータ19においては、フォーカスコイルに、対物レンズ4による集光点と光ディスク109の信号記録面との該対物レンズ4の光軸方向の距離を示すフォーカスエラー信号に基づく駆動電流が供給されることにより、フォーカスサーボ動作が実行される。また、この2軸アクチュエータ19においては、フォーカスコイル及びトラッキングコイルに、対物レンズ4による集光点と光ディスク109の信号記録面上に形成された記録トラックとの該光ディスク109の径方向の距離を示すトラッキングエラー信号に基づく駆動電流が供給されることにより、トラッキングサーボ動作が実行される。このようなフォーカスサーボ動作及びトラッキングサーボ動作が実行されることにより、対物レンズ4による集光点は、常に光ディスク109の信号記録面上の記録トラック上に形成される。
【0047】
そして、この2軸アクチュエータ19には、立ち上げミラー16を介して対物レンズ4に入射される光束に対する対物レンズ4のスキュー(傾き)を調整するスキュー調整機構を設けてもよい。このスキュー調整機構は、アクチュエータベース20の底面部が可動光学ブロック5a側に球面状に膨出形成された球状突起24と、可動光学ブロック5aの上面部において該球状突起24を支持する凹球面状の球面座25とを有して構成される。そして、アクチュエータベース20は、可動光学ブロック5a上に設けられた支柱26に巻回された圧縮コイルバネ27により、一端側を、図3中矢印Aで示すように、可動光学ブロック5a側に押圧されるとともに、可動光学ブロック5aの上面部に形成されたネジ孔に螺入された引きネジ28により、他端側を、図3中矢印Bで示すように、可動光学ブロック5a側に所定位置まで引っ張られて支持されている。
【0048】
このスキュー調整機構においては、アクチュエータベース20の他端側の位置は、引きネジ28のネジ頭の位置によって決まり、また、球状突起24と球面座25とは、圧縮コイルバネ27の押圧力によって、常に接触している。したがって、このような引きネジ28を、対物レンズ4の光軸からみて2以上の方向となる位置にそれぞれ設けておけば、これら引きネジの可動光学ブロック5aのネジ孔に対する螺入量を調整することにより、立ち上げミラー16を介して対物レンズ4に入射される光束に対する対物レンズ4のスキューを調整することができる。
【0049】
このスキュー調整により、対物レンズ4の光軸の光ディスク109の信号記録面に対する傾きを防止することができ、このような傾きによる収差の発生を抑えることができる。
【0050】
なお、このスキュー調整機構においては、立ち上げミラー16もアクチュエータベース20側に取付けることとして、対物レンズ4及び立ち上げミラー16が、互いの位置関係を一定に保ったまま、光ディスク109の信号記録面に対する傾きを調整されるように構成することもできる。このようなスキュー調整により、立ち上げミラー16から対物レンズ4に入射される光束の光軸の光ディスク109の信号記録面に対する傾きを防止することができ、このような傾きによる収差の発生を抑えることができる。
【0051】
また、この記録再生装置においては、スピンドルモータ10をシャーシ2に対して傾けることによって、対物レンズ4から出射される光束に対する光ディスク109の傾きを調整することとしてもよい。この場合には、スピンドルモータ10は、図4に示すように、シャーシ2の中央部に形成された透孔29内に挿通されて配置され、底部に取付けられた調整板30を介して、シャーシ2により支持される。調整板30は、一端側をシャーシ2に対して固定された状態で容易に変形させることができ、この調整板30を変形させることによって、スピンドルモータ10のシャーシ2に対する傾きを調整することができる。そして、スピンドルモータ10のシャーシ2に対する傾きが最適となった状態で、調整板30の複数箇所を半田31によってシャーシ2に対して固定し、調整板30が変形しないようにすれば、スピンドルモータ10が固定される。
【0052】
このようなスピンドルモータ10のシャーシ2に対する傾きの調整によって、対物レンズ4から出射される光束の光軸に対する光ディスク109の信号記録面の傾きを防止することができ、このような傾きによる収差の発生を抑えることができる。
【0053】
そして、上述の光学ピックアップ装置において、第1の偏向手段であるミラー15が平行光束を偏向させる角度としては、上述した実施の形態においては、90°として示している。しかし、この角度は、90°に限定されるものではなく、図5に示すように、ミラー15の光束に対する角度を適宜設定することによって、90°より小さい角度としてもよく、また、90°より大きな角度としてもよい。
【0054】
また、第1の偏向手段は、図6に示すように、入射光束を2回内面反射させて出射させるペンタプリズム32としてもよい。このペンタプリズム32は、5角柱形状のプリズムであり、5面の周面のうちの第1の面から入射した光束を第3の面において内面反射させ、この光束を第5の面において再び内面反射させて、第2の面から出射させる。
【0055】
このペンタプリズム32においては、入射光束と出射光束とのなす角度は、内面反射がなされる第3及び第5の面間の角度で決まってしまい、ペンタプリズム32の可動光学ブロック5a内における取り付け時の角度誤差の影響を受けない。したがって、第1の偏向手段をペンタプリズム32にすることによって、このペンタプリズム32の可動光学ブロック5aへの取り付け位置精度、環境変化や経時変化によるペンタプリズム32の可動光学ブロック5aにおける位置ずれ(移動)に依存した光軸ずれの発生を抑えることができる。
【0056】
なお、上述の実施の形態においては立ち上げミラー16となっている第2の偏向手段も、ペンタプリズムにすることができる。
【0057】
また、上述の実施の形態においては、第1の偏向手段は、可動光学系5に設けられている。しかし、第1の偏向手段は、図7に示すように、可動光学系5外となる位置に固定して、すなわち、固定光学系3の一部として固定して設けてもよい。
【0058】
すなわち、この場合には、固定光学系3のビームスプリッタ8から出射された平行光束は、記録再生装置内において固定して配置された第1の偏向手段となるミラー15によって反射されて偏向する。そして、この平行光束は、さらに、ミラー15とともに第1の偏向手段となる第2のミラー15aによって反射されて偏向し、対物レンズ4の移動操作可能な方向に平行な光路L2を経て、対物レンズ4の光軸に交差する方向に導かれて、可動光学系5に対し、スピンドルモータ10が設けられている側から入射される。
【0059】
なお、この光学ピックアップ装置においては、上述のように、第1及び第2の偏向手段を用いなくとも、対物レンズ4の移動操作可能な方向に平行な光路を経た平行光束が、可動光学系5に対してスピンドルモータ10が設けられている側から入射されるように構成することができる。例えば、光ファイバの如き導光素子を用いることにより、ビームエキスパンダから出射された光束を対物レンズ4まで直接的に導くようにしてもよい。
【0060】
そして、本発明に係る記録再生装置は、上述のように、シャーシ2上に光学ピックアップ装置及びスピンドルモータ10を備えるとともに、図8に示すように、サーボ制御回路33及びシステムコントローラ34等を有する電子回路部を備えて構成されている。
【0061】
この記録再生装置において、スピンドルモータ10は、サーボ制御回路33及びシステムコントローラ34によって制御され、所定の回転数で駆動する。光学ピックアップ装置35は、スピンドルモータ10によって回転操作される光ディスク109に対し、情報信号の書き込み及び読出しを行う。この光学ピックアップ装置35の可動光学系5は、送りモータ36によって、ディスクテーブル12上に装着された光ディスク109の径方向に移動操作される。これら光学ピックアップ装置35及び送りモータ36も、サーボ制御回路33によって制御されて駆動する。
【0062】
光学ピックアップ装置35は、光ディスク109の信号記録面に光束を照射し、この光束の反射光束を検出することにより、該信号記録面より情報信号を読み出す。光学ピックアップ装置35により光ディスク109より読み出された信号は、プリアンプ37により増幅されて、信号変復調及びECCブロック38及びサーボ制御回路33に送られる。信号変復調及びECCブロック38は、再生する光ディスクの種類に応じて、信号の変調、復調及びECC(エラー訂正符号)の付加を行う。また、信号変復調及びECCブロック38は、送られた信号に基づき、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、トラック判別信号、RF信号等を生成する。サーボ制御回路33は、信号変復調及びECCブロック38にて生成されるフォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、トラック判別信号に基づいて、光学ピックアップ装置35を制御する。
【0063】
信号変復調及びECCブロック38において復調された信号は、この信号が例えばコンピュータのデータストレージ用のデータであれば、インターフェイス39を介して、外部コンピュータ40等に送出される。この場合、外部コンピュータ40等は、光ディスク109に記録された信号を、再生信号として受け取ることができる。
【0064】
また、光学ピックアップ装置35は、信号変復調及びECCブロック38から送られる信号に基づいて、スピンドルモータ10により回転操作される光ディスク109の信号記録面に対して、光束の照射を行う。このような光束の照射により、光ディスク109の信号記録面に対する情報信号の書き込みが行われる。
【0065】
【発明の効果】
上述のように、本発明に係る光学ピックアップ装置及び記録再生装置においては、固定光学系から可動光学系へ入射される平行光束が、対物レンズの移動操作可能な方向に平行な光路を経て、かつ、該可動光学系に対してスピンドルモータが設けられている側から入射されるようになっている。
【0066】
そのため、この光学ピックアップ装置及び記録再生装置においては、固定光学系及び可動光学系は、スピンドルモータの軸によって中心部を支持される光ディスクの該中心部に対し、略々均等に振り分けられた位置に配設されることができ、この光ディスクを収納して構成されるディスクカートリッジに対応する領域内に収めることが容易に行える。例えば、φ50mm以下の小径ディスク対応カートリッジの投影面積内に各光学系を収めるような、従来の光学ピックアップ装置に比較して大幅な小型化を図ることが可能である。
【0067】
また、この光学ピックアップ装置及び記録再生装置においては、可動光学系を軽量化できるので、トラック方向のシークを高速化できる。さらに、発熱源であるレーザドライバを記録装置内に固定して配置でき、シャーシ等への放熱が良好に行える。
【0068】
すなわち、本発明は、光源の発光波長の短波長化や、対物レンズの高開口数(NA)化により、従来より情報信号の記録密度が高い光ディスクに対応しつつも、この光ディスクを収納して構成されるディスクカートリッジの大きさに比較して充分な小型化が達成された光学ピックアップ装置を提供し、このような光学ピックアップ装置を用いることにより、装置構成の小型化が達成された記録再生装置を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学ピックアップ装置及び記録再生装置の要部の構成を示す平面図である。
【図2】上記光学ピックアップ装置及び記録再生装置の要部の構成を示す側面図である。
【図3】上記光学ピックアップ装置における対物レンズのスキュー調整機構の構成を示す断面図である。
【図4】上記記録再生装置におけるスピンドルモータのスキュー調整機構の構成を示す側面図である。
【図5】上記光学ピックアップ装置の構成の他の例(第1の偏向手段による偏向角度を90°より小さくしたもの)及び記録再生装置の要部の構成を示す平面図である。
【図6】上記光学ピックアップ装置の構成の他の例(第1の偏向手段をペンタプリズムとしたもの)及び記録再生装置の要部の構成を示す平面図である。
【図7】上記光学ピックアップ装置の構成の他の例(第1の偏向手段を固定光学系の一部としたもの)及び記録再生装置の要部の構成を示す平面図である。
【図8】上記記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図9】従来の光学ピックアップ装置(一体型の光学ブロックを用いたもの)及び記録再生装置の要部の構成を示す平面図である。
【図10】従来の光学ピックアップ装置(分離型の光学ブロックを用いたもの)及び記録再生装置の要部の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ、2 シャーシ、3 固定光学系、4 対物レンズ、5 可動光学系、10 スピンドルモータ、15 ミラー、16 立ち上げミラー、18 光検出器、32 ペンタプリズム、109 光ディスク、116 ディスクカートリッジ

Claims (14)

  1. 光源及びコリメータレンズを有し、記録再生装置内において固定して配設される固定光学系と、
    対物レンズを有し、上記記録再生装置内において、該対物レンズの光軸を、この記録再生装置において記録媒体となる光ディスクを回転操作するスピンドルモータの軸に平行となして支持され、該対物レンズが該スピンドルモータの軸に対して接離する方向に移動操作可能となされて配設され、上記光源から発せられ上記コリメータレンズを経て上記固定光学系から出射された平行光束を入射され、この光束を該対物レンズによって上記スピンドルモータによって回転操作される光ディスクの信号記録面上に集光させる可動光学系と、
    上記光ディスクの信号記録面上に上記対物レンズによって集光された光束の該信号記録面による反射光束を検出する光検出手段と
    を備え、
    上記固定光学系から上記可動光学系へ入射される平行光束は、上記対物レンズの移動操作可能な方向に平行な光路を経て、かつ、該可動光学系に対して上記スピンドルモータが設けられている側から入射される
    ことを特徴とする光学ピックアップ装置。
  2. 上記固定光学系から出射された平行光束を偏向させ、上記対物レンズの光軸に交差する方向に導く第1の偏向手段と、
    上記可動光学系に設けられ、上記第1の偏向手段によって上記対物レンズの光軸に交差する方向に導かれた光束を、該光軸方向に偏向させて、該対物レンズに入射させる第2の偏向手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の光学ピックアップ装置。
  3. 上記第1の偏向手段は、上記可動光学系に設けられていることを特徴とする請求項2記載の光学ピックアップ装置。
  4. 上記第1及び第2の偏向手段は、入射光束を反射して偏向させるミラーであることを特徴とする請求項3記載の光学ピックアップ装置。
  5. 上記第1の偏向手段は、入射光束を2回内面反射させて出射させるペンタプリズムであることを特徴とする請求項3記載の光学ピックアップ装置。
  6. 上記第1の偏向手段は、入射光束を90°偏向させることを特徴とする請求項3記載の光学ピックアップ装置。
  7. 記録媒体となる光ディスクを回転操作するスピンドルモータと、
    光源及びコリメータレンズをする固定光学系と、
    対物レンズを有し、この対物レンズの光軸を、上記スピンドルモータの軸に平行となして支持され、該対物レンズが該スピンドルモータの軸に対して接離する方向に移動操作可能となされて配設され、上記光源から発せられ上記コリメータレンズを経て上記固定光学系から出射された平行光束を入射され、この光束を該対物レンズによって上記スピンドルモータによって回転操作される光ディスクの信号記録面上に集光させる可動光学系と、
    上記光ディスクの信号記録面上に上記対物レンズによって集光された光束の該信号記録面による反射光束を検出する光検出手段と、
    上記光検出手段からの光検出出力を信号処理する信号処理手段と
    を備え、
    上記固定光学系から上記可動光学系へ入射される平行光束は、上記対物レンズの移動操作可能な方向に平行な光路を経て、かつ、該可動光学系に対して上記スピンドルモータが設けられている側から入射される
    ことを特徴とする記録再生装置。
  8. 上記固定光学系及び可動光学系は、上記スピンドルモータに回転操作される光ディスクに外接する正方形に略々対応する領域内に配設されていることを特徴とする請求項7記載の記録再生装置。
  9. 上記光ディスクは、直径が約50mmであることを特徴とする請求項8記載の記録再生装置。
  10. 上記固定光学系から出射された平行光束を偏向させ、上記対物レンズの光軸に交差する方向に導く第1の偏向手段と、
    上記可動光学系に設けられ、上記第1の偏向手段によって上記対物レンズの光軸に交差する方向に導かれた光束を、該光軸方向に偏向させて、該対物レンズに入射させる第2の偏向手段と
    を備えたことを特徴とする請求項7記載の記録再生装置。
  11. 上記第1の偏向手段は、上記可動光学系に設けられていることを特徴とする請求項10記載の記録再生装置。
  12. 上記第1及び第2の偏向手段は、入射光束を反射して偏向させるミラーであることを特徴とする請求項11記載の記録再生装置。
  13. 上記第1の偏向手段は、入射光束を2回内面反射させて出射させるペンタプリズムであることを特徴とする請求項11記載の記録再生装置。
  14. 上記第1の偏向手段は、入射光束を90°偏向させることを特徴とする請求項11記載の記録再生装置。
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