JP2004039130A - 最尤復号方法及び最尤復号装置 - Google Patents

最尤復号方法及び最尤復号装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004039130A
JP2004039130A JP2002195906A JP2002195906A JP2004039130A JP 2004039130 A JP2004039130 A JP 2004039130A JP 2002195906 A JP2002195906 A JP 2002195906A JP 2002195906 A JP2002195906 A JP 2002195906A JP 2004039130 A JP2004039130 A JP 2004039130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
maximum likelihood
likelihood decoding
metric
partial response
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002195906A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Ide
井手 直紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2002195906A priority Critical patent/JP2004039130A/ja
Priority to US10/610,931 priority patent/US7302019B2/en
Publication of JP2004039130A publication Critical patent/JP2004039130A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • G11B20/10046Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • G11B20/10046Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter
    • G11B20/10055Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter using partial response filtering when writing the signal to the medium or reading it therefrom
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/37Decoding methods or techniques, not specific to the particular type of coding provided for in groups H03M13/03 - H03M13/35
    • H03M13/39Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes
    • H03M13/41Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes using the Viterbi algorithm or Viterbi processors
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/63Joint error correction and other techniques
    • H03M13/6331Error control coding in combination with equalisation
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/63Joint error correction and other techniques
    • H03M13/6343Error control coding in combination with techniques for partial response channels, e.g. recording
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0045Arrangements at the receiver end
    • H04L1/0054Maximum-likelihood or sequential decoding, e.g. Viterbi, Fano, ZJ algorithms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

【課題】時間的に相関があり周波数特性をもっているような記録再生系のノイズに対しても効果的なデータ復号を行う。
【解決手段】最尤復号において、複数のパーシャルレスポンスと、各パーシャルレスポンスからメトリックを生成するメトリック生成器、および、これらのメトリックを合成して最尤復号を実現するビタビ復号器を用意する。
第一のパーシャルレスポンスは従来のパーシャルレスポンスとする。第二のパーシャルレスポンスは、第一のパーシャルレスポンスを一クロックシフトして減算することで生成した差分レスポンスとする。あるいは、第一のパーシャルレスポンスを2クロックシフトして減算することで生成した差分レスポンスとしてもよい。もしくは、第一のパーシャルレスポンスを2クロックシフトして加算して生成するレスポンスでもよい。あるいは、第一のパーシャルレスポンスを過去の全てのサンプルにわたって加算した積分レスポンスでもよい。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体から再生した再生信号や伝送媒体を通して取得した信号を元の情報に復号する最尤復号方法及び最尤復号装置に関し、特にパーシャルレスポンス最尤復号を応用した最尤復号方法及び最尤復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、各種記録媒体を用いたデータの記録再生技術で利用される再生側の装置は、その記録媒体に記録した信号を再生信号として読み取るピックアップ装置や、このピックアップ装置で読み取った再生信号から元のバイナリデータを復号する復号装置等を有して構成されている。
また、このような記録再生技術における記録密度の高密度化に伴い、再生信号から記録データを復号する復号装置は復号確度の高いパーシャルレスポンス最尤復号法(PRML)が取り入れられている。
このPRMLとは、データ列を複数ビット単位で所定のレベルに対応させるパーシャルレスポンスと、全ての可能なデータ列の中からパーシャルレスポンスによって生成される参照信号が実際の再生信号に最も近くなるデータ列を選択する最尤復号とを融合した技術である。
【0003】
すなわち、パーシャルレスポンスは、データ列を連続した複数のビットを単位でまとめて、起こり得るビットパターンを再生信号レベルに対応させる方法である。
例えば、データをd とし、再生信号をサンプリングしたサンプルをr とする。nはデータの番号である。このとき、d はパーシャルレスポンスの入力であり、r はパーシャルレスポンスの出力に相当する。なお、ここでは、4つの連続したビットを再生信号のレベルに対応させるタイプのパーシャルレスポンスを考える。
ここで、パーシャルレスポンスの出力は連続した4つのビット入力を、順に重みa、b、b、aを乗じて加算する。これを式で表すと、
= ad+ bdn+1+ bdn+2+ adn+3  ……式(1)
となる。このようなパーシャルレスポンスをPR(abba)と表す。
【0004】
一方、最尤復号は、可能な全データ列を所定のパーシャルレスポンスを通して再生信号の参照信号に変換し、このうち、実際に検出した再生信号のサンプル列に最も近いものを選択して復号する方法である。ここで、データ列から生成される参照信号は、ノイズのない理想的な再生信号でもある。
この最尤復号は、全ての可能なデータ列に対して、検出した再生信号が、ある参照信号にノイズを加算した信号であるという条件で、元の参照信号である確率(条件付確率)が最も高くなる参照信号を選択するアルゴリズムである。
そして、この条件付確率は、次のメトリックと呼ばれる量から計算する。
  = (r〜− r )         ……式(2)
ここで、r〜 は、時刻nで検出した再生信号のサンプル値、r は、時刻nにおける参照信号のサンプル値である。
【0005】
なお、実際の最尤復号では、条件付確率を求める代わりに、前記メトリックの総和を求め、これを最も小さくするデータ列を出力する。また、全てのデータ列におけるメトリックを計算する代わりに、チャネルクロック毎にデータ列を取捨選択しながら、最終的なデータ列を決定する。このようなデータ列探索アルゴリズムはビタビアルゴリズムによって実現される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したPRMLは、ランダムノイズに対して効果を発揮することが知られているが、記録再生チャネルにおけるノイズについては、ランダムノイズだけではなく、周波数特性をもつノイズが含まれているため、このようなノイズについての対応が必要となる。
【0007】
図12は、従来の記録再生系とノイズを示すブロック図である。
図示のように、記録媒体12Aではメディアノイズが発生し、ピックアップ12B及び最尤復号部12Cではシステムノイズが発生している。
記録再生系の全ノイズは、このようなシステムノイズとメディアノイズの二つの要素で構成されていると考えることができる。
したがって、
Ntotal  = Nsystem + Nmedia      ……式(3)
となる。なお、Ntotal は全ノイズを表し、Nsystemはシステムノイズを表し、Nmedia はメディアノイズを表すものとする。
【0008】
ここで、システムノイズはディテクタや電気回路、PRMLのレベルのずれから発生するノイズから生じるもので、通常ランダムノイズであると考えられる。従来のPRMLでは、このようなランダムノイズに対して効果的な復号を実現したものである。
【0009】
一方、メディアノイズは、主としてメディア上のディフェクトやクロストーク、反射率のゆらぎなどから発生するノイズであると考えられる。
一般に、このようなメディアノイズは、システムノイズと異なり周波数特性をもつ伝達手段を通過して再生信号に加算される。したがって、メディア上ではランダムなノイズであっても、再生信号では、周波数特性があり時間的な相関を有するノイズとなる。
【0010】
たとえば、前述のPR(abba)を実現するような系を通過する場合、メディア上のn番目のチャネルビットにおけるノイズをn とすると、再生信号のn番目のサンプルにおけるノイズN は、
 =an+ bnn+1+ bnn+2+ ann+3   ……式(4)
と表される。この場合、メディアノイズn 自体がランダムなノイズであっても、再生信号におけるノイズが低い周波数成分が強調されたノイズになっていることが分かる。
【0011】
図13は、メディアノイズを含む信号とシステムノイズを含む信号の波形例を示す説明図である。
図13(A)は、上述した式(1)に式(4)で表されるメディアノイズを加算した信号である。また、図13(B)は、上述した式(1)にランダムノイズを加算した信号である。なお、ここでは、メディアノイズのデータ信号に対するSN比と、システムノイズの再生信号に対するSN比を等しくした。また、ノイズのない理想信号は点線で示した。
【0012】
図13の両波形を比較すると、メディアノイズを加算した信号が、システムノイズを加算した信号よりも、元の状態を維持しているように見える。これは、メディアノイズが低い周波数のノイズとなるため、オフセットのように振る舞い、その結果、相対レベルが維持されるからである。
一般に、記録再生系におけるノイズは、チャネルの周波数特性により時間的に相関のあるノイズとなるため、同じSN比のランダムノイズがある場合と比べて、信号波形が比較的維持される。
【0013】
しかし、従来のPRMLでは、ランダムノイズには効果があるが、オフセットノイズにはあまり効果がない。また、同様に、ノイズに周波数特性があっても、これを積極的に利用することができない。
すなわち、従来のPRMLは、ノイズに周波数特性がある場合は最適な復号方法とはならない。このため、ノイズに周波数特性がある場合に、より適切な復号方法を開発することが必要となる。
【0014】
ところで、前述のように高域を減衰する特性をもつパーシャルレスポンスPR(a b b a)を経たノイズは、低い周波数成分が強調されるため、オフセット的にふるまうことになり、その結果、信号の相対レベルは比較的維持されることは前述の通りである。
そこで、相対レベルを比較することができるパーシャルレスポンスとして、差分波形など低域を減衰する周波数特性を有するパーシャルレスポンスを考える。
【0015】
ここで、パーシャルレスポンスPR(a b b a)が、データを転送する過程の周波数特性と比較して実現可能であれば、これを一クロックシフトさせたレスポンスと差分をとった差分レスポンスであるパーシャルレスポンスPR(ab−a 0 a−b −a)は実現可能である。
また、PR(a b−a 0 a−b −a)によって生成される再生信号は、次のように表すことができる。
=a(d −dn+4 )+(b−a)(dn+1 −dn+3 ) ……式(5)
となる。
式(5)のレスポンスはPR(a b b a)のレスポンスを1クロックずらして引くものであるため、前述のようにPR(a b b a)への等化が可能ならば、PR(a b−a 0 a−b −a)も可能である。
したがって、以上のような上記パーシャルレスポンスの時間差分として得られるパーシャルレスポンスを用いて振幅の相対レベルを比較すれば、より効果的な最尤復号が実現できることが期待できる。
【0016】
しかしながら、パーシャルレスポンスPR(a b−a 0 a−b −a)を経たメディアノイズn は、再生信号のn番目のサンプルにおけるノイズN とすると、
 =a(n −nn+4 )+(b−a)(nn+1 −nn+3 ) ……式(6)
のように寄与する。
したがって、パーシャルレスポンスPR(a b−a 0 a−b −a)は、パーシャルレスポンスPR(a b b a)を経た場合と異なり、より高い周波数成分が強調されたノイズになることがわかる。
また、差分をとることで、ランダムノイズの高い周波数成分も増幅される。よって、時間差分を用いて生成されたパーシャルレスポンスを用いた最尤復号が、従来のパーシャルレスポンスを用いた最尤復号と比較して必ずしも有効であるとは限らない。そこで、従来のパーシャルレスポンスを用いた最尤復号と、時間的差分を用いたさパーシャルレスポンスを用いた最尤復号を組み合わせて使うことを考える。
【0017】
以上をまとめると次のようになる。
(1)記録再生系におけるノイズは、ランダムなシステムノイズと非ランダムなメディアノイズによって構成されているため、非ランダムなノイズに効果を発揮するPRMLが必要となる課題が生じる。
(2)従来のパーシャルレスポンスでは、メディアノイズの低い周波数成分が強調されるため、再生信号中のノイズが低い周波数成分を多く有する。
(3)従来のパーシャルレスポンスの時間差分をとると、低い周波数成分のノイズは減衰されるが、高い周波数成分のノイズが強調される。
(4)よって、従来のパーシャルレスポンスと、従来のパーシャルレスポンスの時間差分で生成されるパーシャルレスポンスを組み合わせた最尤復号を開発すれば効果が期待できる。
【0018】
以上のように、本発明の目的は、ランダムなシステムノイズと非ランダムなメディアノイズを含む記録再生系の全ノイズに有効に対応できる最尤復号方法及び最尤復号装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明の最尤復号方法は、前記目的を達成するため、記録媒体からの再生信号または伝送媒体を通して取得した再生信号から元の情報を復号する最尤復号方法であって、第一のパーシャルレスポンスを通して生成された再生信号のメトリックを生成する第一のメトリック生成工程と、第二のパーシャルレスポンスを通して生成された再生信号のメトリックを生成する第二のメトリック生成工程と、前記第一のメトリックと前記第二のメトリックとの両方を用いて最尤復号を実現する最尤復号工程と、を有することを特徴とする。
【0020】
また、本発明の最尤復号装置は、記録媒体からの再生信号または伝送媒体を通して取得した再生信号から元の情報を復号する最尤復号装置であって、第一のパーシャルレスポンスを通して生成された再生信号のメトリックを生成する第一のメトリック生成手段と、第二のパーシャルレスポンスを通して生成された再生信号のメトリックを生成する第二のメトリック生成手段と、前記第一のメトリックと前記第二のメトリックとの両方を用いて最尤復号を実現する最尤復号手段と、を有することを特徴とする。
【0021】
本発明の最尤復号方法及び最尤復号装置では、第一の所定応答によって生成された再生信号とその応答によって生成された参照値との間のメトリックを生成するとともに、第二の所定応答によって生成された再生信号とその応答によって生成された参照値との間のメトリックを生成し、これらのメトリックを所定の比で加算したメトリックを生成するようにしたことから、2つのメトリックの組み合わせにより、特性の異なる種々のノイズに有効に対応した最尤復号を行うことができる。
【0022】
例えば、前記第一のパーシャルレスポンスは、データ信号から再生信号を生成するチャネルの有する周波数特性から調整して実現できる所定の周波数特性を示すパーシャルレスポンスであるとして、データ信号をデータ転送過程に通して再生した再生信号を、前記第一のパーシャルレスポンスに等化する波形等化器によって等化して生成する。
また、前記第一のメトリック生成手段は、データ信号を再生して前記第一のパーシャルレスポンスに等化した再生信号と、復号データ列として可能なデータ列を前記第一のパーシャルレスポンスに入力して得た参照信号との間のメトリックを計算して生成することでなされるものとする。
【0023】
一方、前記第二のパーシャルレスポンスは、前記第一のパーシャルレスポンスと、前記第一のパーシャルレスポンスを1チャネルクロック分だけシフトしたレスポンスと、の差をとって得られる差分パーシャルレスポンスとする。あるいは、前記第二のパーシャルレスポンスは、前記第一のパーシャルレスポンスと、前記第一のパーシャルレスポンスを2チャネルクロック分だけシフトしたレスポンスと、の差をとって得られる差分パーシャルレスポンスとする。または、前記第二のパーシャルレスポンスは、前記第一のパーシャルレスポンスと、前記第一のパーシャルレスポンスを2チャネルクロック分だけシフトしたレスポンスと、の和をとって得られるパーシャルレスポンスとする。もしくは、前記第二のパーシャルレスポンスは、前記第一のパーシャルレスポンスを過去のレスポンス全てにわたって積算して得られる積分パーシャルレスポンスとする。
また、前記第二のメトリック生成手段は、データ信号を再生して前記第二のパーシャルレスポンスに等化した再生信号と、復号データ列として可能なデータ列を前記第二のパーシャルレスポンスに入力して得た参照信号との間のメトリックを計算して生成することでなされるものとする。
ここで、前記メトリックは、データ信号を所定のパーシャルレスポンスを通して再生した再生信号のサンプルと、復号データ信号として可能なデータ信号をパーシャルレスポンスに通して生成した基準信号のサンプルとの間の振幅レベル差の二乗、あるいは、絶対値、もしくは、その関数として得られるものとする。
【0024】
さらに、前記最尤復号を実現する手段は、前記第一のメトリックと前記第二のメトリックを所定の組み合わせで加算するメトリック合成手段と、前記合成されたメトリックを用いて元のデータを最尤復号するビタビ復号手段とを用いて構成されるとし、前記第一のメトリックと前記第二のメトリックを加算する比は、データ信号をデータ転送過程に通して再生した再生信号に含まれるノイズの周波数特性に応じて調整できるようにする。
前記最尤復号を実現する手段は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号手段であって、前記ビタビアルゴリズムを構成するステートをあらわすデータパターンが、前記第一のパーシャルレスポンスを生成するために必要なデータ数と同じ個数のデータで構成されている。
【0025】
また、最尤復号を具体的に実現するため、前記ビタビアルゴリズムを構成するステートをあらわすデータパターンを、前記第二のパーシャルレスポンスを生成するために必要なデータ数より一つ少ない個数のデータで構成する。あるいは、前記ビタビアルゴリズムを構成するステートをあらわすデータパターンを、第二のパーシャルレスポンスを生成するために必要なデータ数と同じ個数のデータで構成する。
ここで、前記第一のメトリックを、ビタビ復号における各ステートに対して定義し、前記第二のメトリックが、ビタビ復号における各ブランチに対して定義するものとする。あるいは、前記第一のメトリックが、前記第二のメトリックが、ビタビ復号における各ブランチに対して定義する。もしくは、前記第一のメトリックをビタビ復号における各ブランチに対して定義し、前記第二のメトリックを、ビタビ復号における各ステートに対して定義する。
【0026】
以上のようにメトリックを設定して、最尤復号を実現するビタビ復号は、前記各ステートにいたる生き残りパスが、前記各ステートにいたるパスのうち最小なるパスメトリックを有するパスであるように構成する。また、前記各ステートにおけるパスのパスメトリックは前記各ステートにいたる生き残りパスの有するパスメトリックに前記第一の所定応答に対するメトリックに所定の定数を乗じた値を加算して得られるようにする。前記各ブランチにおけるパスのパスメトリックは前記各ブランチにいたる生き残りパスの有するパスメトリックに、前記第二の所定の応答に対するメトリックに所定の定数を乗じた値を加算して得られるようにする。
以上のような構成で、2つのメトリックを所定の比で組み合わせたメトリックを用いた最尤復号を行えば、ノイズが時間相関を有し、特定の周波数特性を含む場合であっても、効率よく低いエラーレートでデータを復号する最尤復号を実現できる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による最尤復号方法及び最尤復号装置の実施の形態例について説明する。
本実施の形態は、従来のパーシャルレスポンスから第一のメトリックを生成する一方、従来のパーシャルレスポンスの差分レスポンスから第二のメトリックを生成して、この2つのメトリックを所定の比で組み合わせたメトリックを用いた最尤復号を行うようにしたものである。
すなわち、従来のパーシャルレスポンスでは高い周波数のメディアノイズが減衰される一方、時間差分のパーシャルレスポンスでは低い周波数のメディアノイズが減衰される。そこで、2つのパーシャルレスポンスとを組み合わせれば、高い周波数のメディアノイズと低い周波数のメディアノイズを効果的に減衰した最尤復号が実現できる。
そこで、本実施の形態例では、従来のパーシャルレスポンスから得られる第一のメトリックと、時間差分パーシャルレスポンスから得られる第二のメトリックを所定の比で組み合わせたメトリックを用いて、最尤復号を実現する。そのため、時間的に相関があり周波数特性を有する記録再生系のノイズに対して、従来よりも効果的なデータ復号を実現する。
【0028】
図1は、本発明の実施の形態における最尤復号方法を適用した記録情報再生装置の概要を示すブロック図である。
この記録情報再生装置は、記録情報を記録した記録媒体1Aと、この記録媒体1Aに記録した信号を再生信号として読み取るピックアップ1Bと、このピックアップ1Bによって読み出された再生信号をAD変換してサンプリングするADコンバータ1Cと、このADコンバータ1Cによって得られた再生信号のサンプル列からデータ列を復号する最尤復号装置1Dとによって構成されている。
【0029】
図2は、上述した最尤復号装置1Dを実現するための構成例を示すブロック図である。
図示のように、この最尤復号装置1Dは、波形等化器2A、第一メトリック生成器2B、第二メトリック生成器2C、合成メトリック生成器2D、ビタビ復号器2Eによって構成されている。
この最尤復号装置1Dに入力された再生信号は、まず波形等化器2Aに入力される。この波形等化器2Aからは、所定のターゲットパーシャルレスポンスPR(abba)に等化された等化信号u が出力され、第一メトリック生成器2B、及び第二メトリック生成器2Cに入力される。
【0030】
第一メトリック生成器2Bでは、第一のパーシャルレスポンスに基づいてメトリックが生成されて第一のメトリックとして出力される。
第二メトリック生成器2Cでは、第二のパーシャルレスポンスに基づいてメトリックが生成されて第二のメトリックとして出力される。
また、メトリック合成器2Dでは、第一メトリック生成器2Bから出力された第一のメトリックと、第二メトリック生成器2Cから出力された第二のメトリックが入力され、所定の関係に基づいて生成された合成メトリックが出力される。
ビタビ復号器2Eでは、メトリック合成器2Dから出力されたメトリックを入力し、ビタビアルゴリズムによって復号された復号ビットデータが出力される。
【0031】
図3は、本例における波形等化器2Aの構成例を示すブロック図である。
この波形等化器2Aは、増幅器3A〜3D、フリップフロップ3E〜3H、加算器3Iによって構成されるフィルタを成している。
この波形等化器2Aに入力された再生信号は、フリッピフロップ3Eによってチャネルクロックの1クロック分遅延され、フリップフロップ3Fによってさらに1クロック遅延され、フリップフロップ3Gによってさらに1クロック遅延され、フリップフロップ3Hによってさらに1クロック遅延される。
また、フリップフロップ3Eから出力された再生信号は増幅器3Aによって−k倍され、フリップフロップ3Fから出力された再生信号は増幅器3Bによって1+k倍され、フリップフロップ3Gから出力された再生信号は増幅器3Cによって1+k倍され、フリップフロップ3Hから出力された再生信号は増幅器3Dによって−k倍されて出力される。
また、増幅器3A、3B、3C、3Dから出力された4つの再生信号は、加算器3Iによって加算される。さらに、加算器3Iの出力は等化信号として波形等化器2Aから出力される。
ここで、各増幅器3A〜3Dの係数の値を決定するkは、等化信号のノイズを最も小さくするように調整する。
【0032】
図4は、本例における第一メトリック生成器2Cの構成例を示すブロック図である。
この第一メトリック生成器2Cは、予測サンプル値(参照値)レジスタ4A〜4J、メトリックレジスタ4a〜4k、および、フリップフロップ4Lを有している。
まず、フリップフロップ4Lには、この第一メトリック生成器2Cに入力された等化信号u が入力され、1チャネルクロック遅延した等化信号un−1 が出力される。
また、レジスタ4Aには、データ列0000に対応する参照値r0000を記憶する。レジスタ4Bには、データ列0001に対応する参照値r0001を記憶する。レジスタ4Cには、データ列1000に対応する参照値r1000を記憶する。レジスタ4Dには、データ列1001に対応する参照値r1001を記憶する。レジスタ4Eには、データ列0011に対応する参照値r0011を記憶する。レジスタ4Fには、データ列1100に対応する参照値r1100を記憶する。レジスタ4Gには、データ列0110に対応する参照値r0110を記憶する。レジスタ4Hには、データ列0111に対応する参照値r0111を記憶する。レジスタ4Iには、データ列1110に対応する参照値r1110を記憶する。レジスタ4Jには、データ列1111に対応する参照値r1111を記憶する。
【0033】
また、レジスタ4aには、等化信号un−1 と参照値r0000の間のメトリックms0000を記憶する。レジスタ4bには、等化信号un−1 と参照値r0001の間のメトリックms0001を記憶する。レジスタ4cには、等化信号un−1 と参照値r1000の間のメトリックms1000を記憶する。レジスタ4dには、等化信号un−1 と参照値r1001の間のメトリックms1001を記憶する。レジスタ4eには、等化信号un−1 と参照値r0011の間のメトリックms0011を記憶する。
レジスタ4fには、等化信号un−1 と参照値r1100の間のメトリックms1100を記憶する。レジスタ4gには、等化信号un−1 と参照値r0110の間のメトリックms0110を記憶する。レジスタ4hには、等化信号un−1 と参照値r0111の間のメトリックms0111を記憶する。レジスタ4iには、等化信号un−1 と参照値r1110の間のメトリックms1110を記憶する。レジスタ4jには、等化信号un−1 と参照値r1111の間のメトリックms1111を記憶する。
【0034】
そして、レジスタ4Aからレジスタ4a、レジスタ4Bからレジスタ4b、レジスタ4Cからレジスタ4c、レジスタ4Dからレジスタ4d、レジスタ4Eからレジスタ4e、レジスタ4Fからレジスタ4f、レジスタ4Gからレジスタ4g、レジスタ4Hからレジスタ4h、レジスタ4Iからレジスタ4i、レジスタ4Jからレジスタ4jに到る過程には、それぞれ加算器41と掛け算器42が1つずつ設けられている。
そして、加算器41では、入力した等化信号un−1 と各レジスタ4A〜4Jから得られた参照信号r0000、r0001、r1000、r1001、r0011、r1100、r0110、r0111、r1110、r1111のいずれかの信号を入力し、その誤差を出力する。
また、掛け算器42は、加算器41から出力された誤差信号を二乗した信号を出力する。なお、掛け算器42の代わりに絶対値計算器を配してもよい。
以上のような構成により、チャネルビットクロック毎に各レジスタ4a〜4jの値が出力される。
【0035】
図5〜図7は、本例における第二メトリック生成器2Cの構成例を示すブロック図である。
本例における第二メトリック生成器2Cは、図5に示す差分信号生成器5と、図6に示す差分参照生成器6と、図7に示す差分メトリック生成装置7とによって構成されている。
図5に示す差分信号生成器5は、フリップフロップ5Aと、加算器5Bによって生成されている。
差分信号生成器5に入力された等化信号u は、フリップフロップ5Aは入力される。フリップフロップ5Aからは、チャネルビットクロック分遅延した等化信号un−1 が出力される。
差分信号生成器5に入力された等化信号u とチャネルビットクロック分遅延した等化信号un−1 は、加算器5Bに入力される。加算器5Bからは、差分信号v =u −un−1 が出力される。
このようにして、再生信号をパーシャルレスポンスPR(a b−a 0 a−b −a)に等化する。
【0036】
図6に示す差分参照生成器6は、レジスタ6A〜6Jとレジスタ6a〜6pによって構成されている。
レジスタ6Aには、レジスタ4Aと同じ参照値r0000が入力されている。レジスタ6Bには、レジスタ4Bと同じ参照値r0001が入力されている。レジスタ6Cには、レジスタ4Cと同じ参照値r1000が入力されている。レジスタ6Dには、レジスタ4Dと同じ参照値r1001が入力されている。レジスタ6Eには、レジスタ4Eと同じ参照値r0011が入力されている。レジスタ6Fには、レジスタ4Fと同じ参照値r1100が入力されている。レジスタ6Gには、レジスタ4Gと同じ参照値r0110が入力されている。レジスタ6Hには、レジスタ4Hと同じ参照値r0111が入力されている。レジスタ6Iには、レジスタ4Iと同じ参照値r11 10が入力されている。レジスタ6Jには、レジスタ4Jと同じ参照値r1111が入力されている。
【0037】
また、レジスタ6A〜6Jからレジスタ6a〜6jの間には、差分参照値を得るための加算器61が設けられている。
そして、レジスタ6aには、差分参照値d00000 =r0000−r0000が記憶されている。レジスタ6bには、差分参照値d00001 =r0001−r0000が記憶されている。レジスタ6cには、差分参照値d00011 =r0011−r0001が記憶されている。レジスタ6dには、差分参照値d10000 =r0000−r1000が記憶されている。レジスタ6eには、差分参照値d10001 =r1000−r0001が記憶されている。レジスタ6fには、差分参照値d10011 =r0011−r1001が記憶されている。レジスタ6gには、差分参照値d00110 =r0110−r0011が記憶されている。レジスタ6hには、差分参照値d00111 =r0111−r0011が記憶されている。レジスタ6iには、差分参照値d11000 =r1000−r1100が記憶されている。
【0038】
レジスタ6jには、差分参照値d11001 =r1001−r1100が記憶されている。レジスタ6kには、差分参照値d01100 =r1100−r0110が記憶されている。レジスタ6lには、差分参照値d01110 =r1110−r0111が記憶されている。レジスタ6mには、差分参照値d01111 =r1111−r0111が記憶されている。レジスタ6nには、差分参照値d11100 =r1100−r1110が記憶されている。レジスタ6oには、差分参照値d11110 =r1110−r1111が記憶されている。レジスタ6pには、差分参照値d11111 =r11111 −r1111が記憶されている。
以上のような構成を用いて、パーシャルレスポンスPR(a b−a 0 a−b −a)の参照レベルを生成する。
【0039】
また、図7に示す第二メトリック生成器7は、参照値レジスタ7A〜7P、第二メトリックレジスタ7a〜7pによって構成される。
レジスタ7Aには、レジスタ6aの差分参照値d00000 が記憶されている。レジスタ7Bには、レジスタ6bの差分参照値d00001 が記憶されている。レジスタ7Cには、レジスタ6cの差分参照値d00011 が記憶されている。レジスタ7Dには、レジスタ6dの差分参照値d10000 が記憶されている。レジスタ7Eには、レジスタ6eの差分参照値d10001 が記憶されている。レジスタ7Fには、レジスタ6fの差分参照値d10011 が記憶されている。レジスタ7Gには、レジスタ6gの差分参照値d00110 が記憶されている。レジスタ7Hには、レジスタ6hの差分参照値d00111 が記憶されている。
【0040】
レジスタ7Iには、レジスタ6iの差分参照値d11000 が記憶されている。レジスタ7Jには、レジスタ6jの差分参照値d11001 が記憶されている。レジスタ7Kには、レジスタ6kの差分参照値d01100 が記憶されている。レジスタ7Lには、レジスタ6lの差分参照値d01110 が記憶されている。レジスタ7Mには、レジスタ6mの差分参照値d01111 が記憶されている。レジスタ7Nには、レジスタ6nの差分参照値d11100 が記憶されている。レジスタ7Oには、レジスタ6oの差分参照値d11110 が記憶されている。レジスタ7Pには、レジスタ6pの差分参照値d11111 が記憶されている。
【0041】
また、レジスタ7aには、差分信号v と差分参照値d00000 の間のメトリックmb00000 を記憶する。レジスタ7bには、差分信号v と差分参照値d00001 の間のメトリックmb00001 を記憶する。レジスタ7cには、差分信号v と差分参照値d00011 の間のメトリックmb00011 を記憶する。レジスタ7dには、差分信号v と差分参照値d10000 の間のメトリックmb10000 を記憶する。レジスタ7eには、差分信号v と差分参照値d10001 の間のメトリックmb10001 を記憶する。レジスタ7fには、差分信号v と差分参照値d10011 の間のメトリックmb10011 を記憶する。レジスタ7gには、差分信号v と差分参照値d00110 の間のメトリックmb00110 を記憶する。レジスタ7hには、差分信号v と差分参照値d00111 の間のメトリックmb00111 を記憶する。
【0042】
レジスタ7iには、差分信号v と差分参照値d11000 の間のメトリックmb11000 を記憶する。レジスタ7jには、差分信号v と差分参照値d11001 の間のメトリックmb11001 を記憶する。レジスタ7kには、差分信号v と差分参照値d01100 の間のメトリックmb01100 を記憶する。レジスタ7lには、差分信号v と差分参照値d01110 の間のメトリックmb01110 を記憶する。レジスタ7mには、差分信号v と差分参照値d01111 の間のメトリックmb01111 を記憶する。レジスタ7nには、差分信号v と差分参照値d11100 の間のメトリックmb11100 を記憶する。レジスタ7oには、差分信号v と差分参照値d11110 の間のメトリックmb11110 を記憶する。レジスタ7pには、差分信号v と差分参照値d11111 の間のメトリックmb11111 を記憶する。
【0043】
また、レジスタ7Aからレジスタ7a、レジスタ7Bからレジスタ7b、レジスタ7Cからレジスタ7c、レジスタ7Dからレジスタ7d、レジスタ7Eからレジスタ7e、レジスタ7Fからレジスタ7f、レジスタ7Gからレジスタ7g、レジスタ7Hからレジスタ7h、レジスタ7Iからレジスタ7i、レジスタ7Jからレジスタ7j、レジスタ7Kからレジスタ7k、レジスタ7Lからレジスタ7l、レジスタ7Mからレジスタ7m、レジスタ7Nからレジスタ7n、レジスタ7Oからレジスタ7o、レジスタ7Pからレジスタ7pに到る過程では加算器71と掛け算器72が1つずつ設けられている。
加算器71では、入力した差分信号v と、レジスタ7A〜7Pにおける参照値d00000 、d00001 、d00011 、d10000 、d10001 、d10011 、d00110 、d00111 、d11000 、d11001 、d01100 、d01110 、d01111 、d11100 、d11110 、d11111 の中の該当する信号を入力し、その誤差を出力する。
また、掛け算器72は、加算器71から出力された誤差信号を二乗した信号を出力する。なお、掛け算器72の代わりに絶対値計算器を配してもよい。
以上のような構成によって、チャネルビットクロック毎にレジスタ7a〜7pの値が出力される。
【0044】
図8は、本例におけるメトリック合成器2Dの構成例を示すブロック図である。
このメトリック合成器2Dは、第一メトリック生成器2Bのレジスタ4a〜4jから出力された10個のメトリック{ms}、第二メトリック生成装置2Cのレジスタ7a〜7pから出力された16個のメトリック{mb}が入力されて、レジスタ8A〜8Pから得られる16個のメトリック{m}が出力されるように構成されている。
レジスタ8Aには、第一メトリックms0000、第二メトリックmb00000 が入力され、所定の定数kを係数として生成された合成メトリックmp00000 =ms0000+k*mb00000 が記憶されている。レジスタ8Bには、第一メトリックms0000、第二メトリックmb00001 が入力され、所定の定数kを係数として生成された合成メトリックmp00001 =ms0000+k*mb00001 が記憶されている。レジスタ8Cには、第一メトリックms0001、第二メトリックmb00011 が入力され、所定の定数kを係数として生成された合成メトリックmp00011 =ms0001+k*mb00011 が記憶されている。
【0045】
レジスタ8Dには、第一メトリックms1000、第二メトリックmb10000 が入力され、所定の定数kを係数として生成された合成メトリックmp10000 =ms1000+k*mb10000 が記憶されている。レジスタ8Eには、第一メトリックms1001、第二メトリックmb10011 が入力され、所定の定数kを係数として生成された合成メトリックmp10011 =ms1001+k*mb10011 が記憶されている。レジスタ8Fには、第一メトリックms0011、第二メトリックmb00110 が入力され、所定の定数kを係数として生成された合成メトリックmp00110 =ms0011+k*mb00110 が記憶されている。
レジスタ8Gには、第一メトリックms0011、第二メトリックmb00111 が入力され、所定の定数kを係数として生成された合成メトリックmp00111 =ms0011+k*mb00111 が記憶されている。レジスタ8Hには、第一メトリックms1100、第二メトリックmb11000 が入力され、所定の定数kを係数として生成された合成メトリックmp11000 =ms1100+k*mb11000 が記憶されている。レジスタ8Iには、第一メトリックms1100、第二メトリックmb11001 が入力され、所定の定数kを係数として生成された合成メトリックmp11001 =ms1100+k*mb11001 が記憶されている。
【0046】
レジスタ8Jには、第一メトリックms0110、第二メトリックmb01100 が入力され、所定の定数kを係数として生成された合成メトリックmp01100 =ms0110+k*mb01100 が記憶されている。レジスタ8Kには、第一メトリックms0111、第二メトリックmb01110 が入力され、所定の定数kを係数として生成された合成メトリックmp01110 =ms0111+k*mb01110 が記憶されている。レジスタ8Lには、第一メトリックms0111、第二メトリックmb01111 が入力され、所定の定数kを係数として生成された合成メトリックmp0111=ms0111+k*mb01111 が記憶されている。
レジスタ8Mには、第一メトリックms1110、第二メトリックmb11100 が入力され、所定の定数kを係数として生成された合成メトリックmp11100 =ms1110+k*mb11100 が記憶されている。レジスタ8Nには、第一メトリックms1111、第二メトリックmb11110 が入力され、所定の定数kを係数として生成された合成メトリックmp11110 =ms1111+k*mb11110 が記憶されている。
【0047】
レジスタ8Oには、第一メトリックms1111、第二メトリックmb11111 が入力され、所定の定数kを係数として生成された合成メトリックmp11111 =ms1111+k*mb11111 が記憶されている。レジスタ8Pには、第一メトリックms0000、第二メトリックmb00000 が入力され、所定の定数kを係数として生成された合成メトリックmp00000 =ms0000+k*mb00000 が記憶されている。以上の構成にしたがい、チャネルビットクロック毎にレジスタ8A〜8Pのメトリック値が出力される。
【0048】
図9及び図10は、本例におけるビタビ復号器2Eの構成例を示すブロック図である。
このビタビ復号器2Eは、図9に示すパスメトリック更新器9と、図10に示すパスメモリ更新器10によって構成されている。
パスメトリック更新器9は、図9に示すように、パスメトリックレジスタ9A〜9J、9A’〜9J’と、フリップフロップ9a〜9jによって構成されている。
レジスタ9Aには、ステートs0000における生き残りパスのパスメトリックpm0000が記憶されている。レジスタ9A’では、ステートs0000に至るパスのパスメトリックpm00000 =pm0000+m00000 、pm10000 =pm1000+m10000 のうち小さい値が選択される。ここで、上記パスメトリック値を計算するためのメトリックmp00000 、mp10000 はメトリック合成器2Dから入力される。フリップフロップ9aによってラッチされたレジスタ9A’の値は、レジスタ9Aの値として記憶される。
【0049】
レジスタ9Bには、ステートs0001における生き残りパスのパスメトリックpm0001が記憶されている。レジスタ9B’では、ステートs0001に至るパスのパスメトリックpm00001 =pm0000+mp00001 、pm10001 =pm1000+mp10001 のうち小さい値が選択される。ここで、上記パスメトリック値を計算するためのメトリックmp00001 、mp10001 はメトリック合成器2Dから入力される。フリップフロップ9bによってラッチされたレジスタ9B’の値は、レジスタ9Bの値として記憶される。
レジスタ9Cには、ステートs1000における生き残りパスのパスメトリックpm1000が記憶されている。レジスタ9C’には、ステートs1000に至るパスのパスメトリックpm11000 =pm1100+mp11000 が記憶されている。上記パスメトリック値を計算するためのメトリックmp11000 はメトリック合成器2Dから入力される。フリップフロップ9cによってラッチされたレジスタ9C’の値は、レジスタ9Cの値として記憶される。
【0050】
レジスタ9Dには、ステートs1001における生き残りパスのパスメトリックpm1001が記憶されている。レジスタ9D’には、ステートs1001に至るパスのパスメトリックpm11001 =pm1100+mp11001 が記憶されている。上記パスメトリック値を計算するためのメトリックmp11001 はメトリック合成器2Dから入力される。フリップフロップ9dによってラッチされたレジスタ9D’の値は、レジスタ9Dの値として記憶される。
レジスタ9Eには、ステートs0011における生き残りパスのパスメトリックpm0011が記憶されている。レジスタ9E‘では、ステートs0011に至るパスのパスメトリックpm00011 =pm0001+m00011 、pm10011 =pm1001+m10011 のうち小さい値が選択される。ここで、上記パスメトリック値を計算するためのメトリックmp00011 、mp10011 はメトリック合成器2Dから入力される。フリップフロップ9eによってラッチされたレジスタ9E’の値は、レジスタ9Eの値として記憶される。
【0051】
レジスタ9Fには、ステートs1100における生き残りパスのパスメトリックpm1100が記憶されている。レジスタ9F’では、ステートs1100に至るパスのパスメトリックpm01100 =pm0110+mp01100 、pm11100 =pm1110+mp11100 のうち小さい値が選択される。ここで、上記パスメトリック値を計算するためのメトリックmp01100 、mp11100 はメトリック合成器2Dから入力される。フリップフロップ9fによってラッチされたレジスタ9F’の値は、レジスタ9Fの値として記憶される。
レジスタ9Gには、ステートs0110における生き残りパスのパスメトリックpm0110が記憶されている。レジスタ9G’には、ステートs0110に至るパスのパスメトリックpm00110 =pm0011+mp00110 が記憶されている。上記パスメトリック値を計算するためのメトリックmp00110 はメトリック合成器2Dから入力される。フリップフロップ9gによってラッチされたレジスタ9G’の値は、レジスタ9Gの値として記憶される。
【0052】
レジスタ9Hには、ステートs0111における生き残りパスのパスメトリックpm0111が記憶されている。レジスタ9H’には、ステートs0111に至るパスのパスメトリックpm00111 =pm0011+mp00111 が記憶されている。上記パスメトリック値を計算するためのメトリックmp00111 はメトリック合成器2Dから入力される。フリップフロップ9hによってラッチされたレジスタ9H’の値は、レジスタ9Hの値として記憶される。
レジスタ9Iには、ステートs1110における生き残りパスのパスメトリックpm1110が記憶されている。レジスタ9I’では、ステートs1110に至るパスのパスメトリックpm01110 =pm0111+m01110 、pm11110 =pm1111+m11110 のうち小さい値が選択される。ここで、上記パスメトリック値を計算するためのメトリックmp01110 、mp11110 はメトリック合成器2Dから入力される。フリップフロップ9iによってラッチされたレジスタ9I’の値は、レジスタ9Iの値として記憶される。
【0053】
レジスタ9Jには、ステートs1111における生き残りパスのパスメトリックpm1111が記憶されている。レジスタ9J’では、ステートs1111に至るパスのパスメトリックpm01111 =pm0111+mp01111 、pm11111 =pm1111+mp11111 のうち小さい値が選択される。ここで、上記パスメトリック値を計算するためのメトリックmp01111 、mp11111 はメトリック合成器2Dから入力される。フリップフロップ9Jによってラッチされたレジスタ9J’の値は、レジスタ9Jの値として記憶される。
【0054】
また、パスメモリ更新器10は、図10に示すように、パスメモリレジスタ10A〜10J、10A’〜10J’と、フリップフロップ10a〜10jによって構成されている。
レジスタ10Aには、ステートs0000における生き残りパスのパスメモリM0000が記憶されている。レジスタ10A’では、ステートs0000に至る2つのパスのパスメモリM0000、M1000うち、パスメトリックが小さくなるパスのパスメモリを選択して、選択されたメモリ値を2倍して0を加算する。フリップフロップ10aによってラッチされたレジスタ10A’の値は、レジスタ10Aの値として記憶される。
レジスタ10Bには、ステートs0001における生き残りパスのパスメモリM0001が記憶されている。レジスタ10B’では、ステートs0001に至る2つのパスのパスメモリM0000、M1000うち、パスメトリックが小さくなるパスのパスメモリを選択して、選択されたメモリ値を2倍して1を加算する。フリップフロップ10bによってラッチされたレジスタ10B’の値は、レジスタ10Bの値として記憶される。
【0055】
レジスタ10Cには、ステートs1000における生き残りパスのパスメモリM1000が記憶されている。レジスタ10C’には、ステートs1000に至るパスのパスメモリM1100を2倍して0を加算する。フリップフロップ10cによってラッチされたレジスタ10C’の値は、レジスタ10Cの値として記憶される。
レジスタ10Dには、ステートs1001における生き残りパスのパスメモリM1001が記憶されている。レジスタ10D’には、ステートs1001に至るパスのパスメモリM1100を2倍して1を加算する。フリップフロップ10dによってラッチされたレジスタ10D’の値は、レジスタ10Dの値として記憶される。
レジスタ10Eには、ステートs0011における生き残りパスのパスメモリM0011が記憶されている。レジスタ10E’では、ステートs0011に至る2つのパスのパスメモリM0001、M1001のうち、パスメトリックが小さくなるパスのパスメモリを選択して、選択されたメモリ値を2倍して1を加算する。フリップフロップ10eによってラッチされたレジスタ10E’の値は、レジスタ10Eの値として記憶される。
【0056】
レジスタ10Fには、ステートs1100における生き残りパスのパスメモリM1100が記憶されている。レジスタ10F’では、ステートs1100に至る2つのパスのパスメモリM0001、M1001のうち、パスメトリックが小さくなるパスのパスメモリを選択して、選択されたメモリ値を2倍して0を加算する。フリップフロップ10fによってラッチされたレジスタ10F’の値は、レジスタ10Fの値として記憶される。
レジスタ10Gには、ステートs0110における生き残りパスのパスメモリM0110が記憶されている。レジスタ10G’には、ステートs0110に至るパスのパスメモリM0011を2倍して0を加算する。フリップフロップ10gによってラッチされたレジスタ10G’の値は、レジスタ10Gの値として記憶される。
レジスタ10Hには、ステートs0111における生き残りパスのパスメモリM01 11が記憶されている。レジスタ10H’には、ステートs0111に至るパスのパスメモリM0011を2倍して1を加算する。フリップフロップ10hによってラッチされたレジスタ10H’の値は、レジスタ10Hの値として記憶される。
【0057】
レジスタ10Iには、ステートs1110における生き残りパスのパスメモリM1110が記憶されている。レジスタ10I’では、ステートs1110に至る2つのパスのパスメモリM0111、M1111のうち、パスメトリックの小さくなるパスのパスメモリを選択して、選択したメモリ値を2倍して0を加算する。フリップフロップ10iによってラッチされたレジスタ10I’の値は、レジスタ10Iの値として記憶される。
レジスタ10Jには、ステートs1111における生き残りパスのパスメトリックM1111が記憶されている。レジスタ10J’では、ステートs1111に至る2つのパスのパスメモリM0111、M1111のうち、パスメトリックの小さくなるパスのパスメモリを選択して、選択したメモリ値を2倍して1を加算する。フリップフロップ10Jによってラッチされたレジスタ10J’の値は、レジスタ10Jの値として記憶される。
【0058】
そして、このようなパスメモリ更新器10におけるパスメモリレジスタ10A’〜10J’のいずれかのMSB(最小ビット)は、復号データとして外部に出力される。
この結果、合成メトリックを入力したビタビ復号器2Eから復号ビット情報が出力される。
【0059】
以上のような構成により、本実施の形態例による最尤復号方法及び最尤復号装置のパーシャルレスポンス最尤復号が実現される。
なお、本例における第一メトリック生成器2Bは、本発明の請求項1及び請求項24における第一のメトリック生成手段に相当する。また、本実施の形態例における第二メトリック生成器2Cは、本発明の請求項1及び請求項24における第二のメトリック生成手段に相当する。また、本実施の形態例におけるメトリック合成器2D、および、ビタビ復号器2Eは、本発明の請求項1及び請求項24、における第一のメトリックと第二のメトリックを用いて最尤復号を実現するための最尤復号手段に相当する。
【0060】
また、本実施の形態例における第一メトリック生成器2Bは、請求項2、3及び請求項25、26の第一のパーシャルレスポンスによって生成される請求項4、27の第一のメトリックを生成する方法或いは装置に相当する。また、本実施の形態例における第二メトリック生成器2Cは、請求項5及至8及び請求項28及至31の第二のパーシャルレスポンスによって生成される請求項9、32の第二のメトリックを生成する方法或いは装置に相当する。なお、上記の第一メトリック生成器2Bが、第二メトリック生成器2Cにおける番号は便宜的なものであり、2Bを第二メトリック生成器、2Cを第一メトリック生成器とするような構成であってもよい。
【0061】
また、本実施の形態例における第二メトリック生成器2Cの差分信号生成器5(図5)および差分参照生成器6(図6)は、請求項5及び請求項28における第一のパーシャルレスポンスと第二のパーシャルレスポンスとの関係を実現するものに相当する。なお、請求項6及至8及び請求項29及至31における、第一のパーシャルレスポンスと第二のパーシャルレスポンスとの間の関係は、本実施の形態例における第二メトリック生成器2Cの差分信号生成器5および差分参照生成器6を若干変形することで、容易に実現できるため図示略した。
【0062】
なお、以上の例では、参照値を4ビットのパーシャルレスポンスから構成されるものとしたが、参照値を4ビットより少ないビットで構成されるパーシャルレスポンスの値としてもよい。また、参照値を4ビットより多いビットで構成されるパーシャルレスポンスの値としてもよい。
【0063】
さらに、本例における参照値を復号データに応じてサンプリングレベルを適応的に帰還する学習型のテーブルによって与えるようにしてもよい。
図11は、適応テーブルを用意した場合の最尤復号装置1Dの構成例を示すブロック図である。
図中の波形等化器2A、第一メトリック生成器2B、第二メトリック生成器2C、メトリック合成器2D、ビタビ復号器2Eは図2の構成例と共通であるが、図11では、ビタビ復号器2Eの復号データ出力を適応レベル帰還部11A、11Bに取り込み、この適応レベル帰還部11A、11Bの内部テーブルよって復号データに応じた参照値を求め、これを第一メトリック生成器2B、第二メトリック生成器2Cに帰還させてメトリックの生成に反映させる。
【0064】
なお、以上の例では、本発明を光ディスク型の記録媒体の再生系に適用した例を説明したが、本発明は、光ディスクのみならず、磁気ディスクの再生するものや、同様の再生信号をネットワーク等を通して入力するようなシステム等、ノイズに相関がある各種のシステムに広く活用することができるものである。
【0065】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の最尤復号方法及び最尤復号装置によれば、第一のパーシャルレスポンスによって生成された再生信号と同じパーシャルレスポンスによって生成された参照値との間のメトリックを生成するとともに、第二のパーシャルレスポンスによって生成された再生信号と同じパーシャルレスポンスによって生成された参照値との間のメトリックを生成する。これらのメトリックを所定の比で加算したメトリックを生成することで、2つのメトリックの組み合わせによって特性の異なる種々のノイズに有効に対応した最尤復号を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における最尤復号方法を適用した記録情報再生装置の概要を示すブロック図である。
【図2】図1に示す記録情報再生装置における最尤復号装置の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2に示す最尤復号装置における波形等化器の構成例を示すブロック図である。
【図4】図2に示す最尤復号装置における第一メトリック生成器の構成例を示すブロック図である。
【図5】図2に示す最尤復号装置における第二メトリック生成器の差分信号生成器の構成例を示すブロック図である。
【図6】図2に示す最尤復号装置における第二メトリック生成器の差分参照生成器の構成例を示すブロック図である。
【図7】図2に示す最尤復号装置における第二メトリック生成器の差分メトリック生成装置の構成例を示すブロック図である。
【図8】図2に示す最尤復号装置におけるメトリック合成器の構成例を示すブロック図である。
【図9】図2に示す最尤復号装置におけるビタビ復号器のパスメトリック更新器の構成例を示すブロック図である。
【図10】図2に示す最尤復号装置におけるビタビ復号器のパスメモリ更新器の構成例を示すブロック図である。
【図11】図2に示す最尤復号装置の変形例として適応テーブルを用意した場合の構成例を示すブロック図である。
【図12】従来の記録再生系で生じるノイズを示すブロック図である。
【図13】図12に示す記録再生系における再生信号のメディアノイズを含む信号とシステムノイズを含む信号の波形例を示す説明図である。
【符号の説明】
1A……記録媒体、1B……ピックアップ、1C……ADコンバータ、1D……最尤復号装置、2A……波形等化器、2B……第一メトリック生成器、2C……第二メトリック生成器、2D……メトリック合成器、2E……ビタビ復号器。

Claims (46)

  1. 記録媒体からの再生信号または伝送媒体を通して取得した再生信号から元の情報を復号する最尤復号方法であって、
    第一のパーシャルレスポンスを通して生成された再生信号のメトリックを生成する第一のメトリック生成工程と、
    第二のパーシャルレスポンスを通して生成された再生信号のメトリックを生成する第二のメトリック生成工程と、
    前記第一のメトリックと前記第二のメトリックとの両方を用いて最尤復号を実現する最尤復号工程と、
    を有することを特徴とする最尤復号方法。
  2. 前記第一のパーシャルレスポンスは、データ信号から再生信号を生成するチャネルの有する周波数特性から調整して実現できる所定の周波数特性を示すパーシャルレスポンスであることを特徴とする請求項1記載の最尤復号方法。
  3. 前記第一のパーシャルレスポンスは、データ信号をデータ転送過程に通して再生した再生信号を、前記第一のパーシャルレスポンスに等化する波形等化器によって等化して生成することを特徴とする請求項1記載の最尤復号方法。
  4. 前記第一のメトリック生成工程は、データ信号を再生して前記第一のパーシャルレスポンスに等化した再生信号と、復号データ列として可能なデータ列を前記第一のパーシャルレスポンスに入力して得た参照信号との間のメトリックを計算して生成することを特徴とする請求項1記載の最尤復号方法。
  5. 前記第二のパーシャルレスポンスは、前記第一のパーシャルレスポンスと、前記第一のパーシャルレスポンスを1チャネルクロック分だけシフトしたレスポンスと、の差をとって得られる差分パーシャルレスポンスであることを特徴とする請求項1記載の最尤復号方法。
  6. 前記第二のパーシャルレスポンスは、前記第一のパーシャルレスポンスと、前記第一のパーシャルレスポンスを2チャネルクロック分だけシフトしたレスポンスと、の差をとって得られる差分パーシャルレスポンスであることを特徴とする請求項1記載の最尤復号方法。
  7. 前記第二のパーシャルレスポンスは、前記第一のパーシャルレスポンスと、前記第一のパーシャルレスポンスを2チャネルクロック分だけシフトしたレスポンスと、の和をとって得られるパーシャルレスポンスであることを特徴とする請求項1記載の最尤復号方法。
  8. 前記第二のパーシャルレスポンスは、前記第一のパーシャルレスポンスを過去のレスポンス全てにわたって積算して得られる積分パーシャルレスポンスであることを特徴とする請求項1記載の最尤復号方法。
  9. 前記第二のメトリック生成工程は、データ信号を再生して前記第二のパーシャルレスポンスに等化した再生信号と、復号データ列として可能なデータ列を前記第二のパーシャルレスポンスに入力して得た参照信号との間のメトリックを計算して生成することを特徴とする請求項1記載の最尤復号方法。
  10. 前記メトリックは、データ信号を所定のパーシャルレスポンスを通して再生した再生信号のサンプルと、復号データ信号として可能なデータ信号をパーシャルレスポンスに通して生成した基準信号のサンプルとの間の振幅レベル差の二乗として得られることを特徴とする請求項1記載の最尤復号方法。
  11. 前記メトリックは、データ信号を所定のパーシャルレスポンスを通して再生した再生信号のサンプルと、復号データ信号として可能なデータ信号をパーシャルレスポンスに通して生成した基準信号のサンプルとの間の振幅レベル差の絶対値として得られることを特徴とする請求項1記載の最尤復号方法。
  12. 前記メトリックは、データ信号を所定のパーシャルレスポンスを通して再生した再生信号のサンプルと、復号データ信号として可能なデータ信号をパーシャルレスポンスに通して生成した基準信号のサンプルとの間の振幅レベル差の関数として得られることを特徴とする請求項1記載の最尤復号方法。
  13. 前記最尤復号を実現する工程は、前記第一のメトリックと前記第二のメトリックを所定の組み合わせで加算するメトリック合成工程と、前記合成されたメトリックを用いて元のデータを最尤復号するビタビ復号工程とを用いて構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の最尤復号方法。
  14. 前記第一のメトリックと前記第二のメトリックを加算する比は、データ信号をデータ転送過程に通して再生した再生信号に含まれるノイズの周波数特性に応じて調整できるように構成されている、ことを特徴とする請求項13記載の最尤復号方法。
  15. 前記最尤復号を実現する工程は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号工程であって、前記ビタビアルゴリズムを構成するステートをあらわすデータパターンが、前記第一のパーシャルレスポンスを生成するために必要なデータ数と同じ個数のデータで構成されている、ことを特徴とする請求項1または5記載の最尤復号方法。
  16. 前記最尤復号を実現する工程は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号工程であって、前記ビタビアルゴリズムを構成するステートをあらわすデータパターンが、前記第二のパーシャルレスポンスを生成するために必要なデータ数より一つ少ない個数のデータで構成されている、ことを特徴とする請求項1、6、7のいずれか1項記載の最尤復号方法。
  17. 前記最尤復号を実現する工程は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号工程であって、前記ビタビアルゴリズムを構成するステートをあらわすデータパターンは、第二のパーシャルレスポンスを生成するために必要なデータ数と同じ個数のデータで構成されている、ことを特徴とする請求項1または8記載の最尤復号方法。
  18. 前記最尤復号を実現する工程は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号工程であって、前記第一のメトリックが、ビタビ復号における各ステートに対して定義され、前記第二のメトリックが、ビタビ復号における各ブランチに対して定義されていることを特徴とする請求項1または5記載の最尤復号方法。
  19. 前記最尤復号を実現する工程は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号工程であって、前記第一のメトリック、および、前記第二のメトリックが、ともにビタビ復号における各ブランチに対して定義されていることを特徴とする請求項1、6、7のいずれか1項記載の最尤復号方法。
  20. 前記最尤復号を実現する工程は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号工程であって、前記第一のメトリックが、ビタビ復号における各ブランチに対して定義され、前記第二のメトリックが、ビタビ復号における各ステートに対して定義されていることを特徴とする請求項1または8記載の最尤復号方法。
  21. 前記最尤復号を実現する工程は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号工程であって、前記各ステートにいたる生き残りパスは、前記各ステートにいたるパスのうち最小なるパスメトリックを有するパスであることを特徴とする請求項1記載の最尤復号方法。
  22. 前記最尤復号を実現する工程は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号工程であって、前記各ステートにおけるパスのパスメトリックは前記各ステートにいたる生き残りパスの有するパスメトリックに前記第一の所定応答に対するメトリックに所定の定数を乗じた値を加算して得られることを特徴とする請求項1記載の最尤復号方法。
  23. 前記最尤復号を実現する工程は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号工程であって、前記各ブランチにおけるパスのパスメトリックは前記各ブランチにいたる生き残りパスの有するパスメトリックに、前記第二の所定の応答に対するメトリックに所定の定数を乗じた値を加算して得られることを特徴とする請求項1記載の最尤復号方法。
  24. 記録媒体からの再生信号または伝送媒体を通して取得した再生信号から元の情報を復号する最尤復号装置であって、
    第一のパーシャルレスポンスを通して生成された再生信号のメトリックを生成する第一のメトリック生成手段と、
    第二のパーシャルレスポンスを通して生成された再生信号のメトリックを生成する第二のメトリック生成手段と、
    前記第一のメトリックと前記第二のメトリックとの両方を用いて最尤復号を実現する最尤復号手段と、
    を有することを特徴とする最尤復号装置。
  25. 前記第一のパーシャルレスポンスは、データ信号から再生信号を生成するチャネルの有する周波数特性から調整して実現できる周波数特性を示すパーシャルレスポンスであることを特徴とする請求項24記載の最尤復号装置。
  26. 前記第一のパーシャルレスポンスは、データ信号をデータ転送過程に通して再生した再生信号を、前記第一のパーシャルレスポンスに等化する波形等化器によって等化して生成することを特徴とする請求項24記載の最尤復号装置。
  27. 前記第一のメトリック生成手段は、データ信号を再生して前記第一のパーシャルレスポンスに等化した再生信号と、復号データ列として可能なデータ列を前記第一のパーシャルレスポンスに入力して得た参照信号との間のメトリックを計算して生成することを特徴とする請求項24記載の最尤復号装置。
  28. 前記第二のパーシャルレスポンスは、前記第一のパーシャルレスポンスと、前記第一のパーシャルレスポンスを1チャネルクロック分だけシフトしたレスポンスと、の差をとって得られる差分パーシャルレスポンスであることを特徴とする請求項24記載の最尤復号装置。
  29. 前記第二のパーシャルレスポンスは、前記第一のパーシャルレスポンスと、前記第一のパーシャルレスポンスを2チャネルクロック分だけシフトしたレスポンスと、の差をとって得られる差分パーシャルレスポンスであることを特徴とする請求項24記載の最尤復号装置。
  30. 前記第二のパーシャルレスポンスは、前記第一のパーシャルレスポンスと、前記第一のパーシャルレスポンスを2チャネルクロック分だけシフトしたレスポンスと、の和をとって得られるパーシャルレスポンスであることを特徴とする請求項24記載の最尤復号装置。
  31. 前記第二のパーシャルレスポンスは、前記第一のパーシャルレスポンスを過去のレスポンス全てにわたって積算して得られる積分パーシャルレスポンスであることを特徴とする請求項24記載の最尤復号装置。
  32. 前記第二のメトリック生成手段は、データ信号を再生して前記第二のパーシャルレスポンスに等化した再生信号と、復号データ列として可能なデータ列を前記第二のパーシャルレスポンスに入力して得た参照信号との間のメトリックを計算して生成することを特徴とする請求項24記載の最尤復号装置。
  33. 前記メトリックは、データ信号を所定のパーシャルレスポンスを通して再生した再生信号のサンプルと、復号データ信号として可能なデータ信号をパーシャルレスポンスに通して生成した基準信号のサンプルとの間の振幅レベル差の二乗として得られることを特徴とする請求項24記載の最尤復号装置。
  34. 前記メトリックは、データ信号を所定のパーシャルレスポンスを通して再生した再生信号のサンプルと、復号データ信号として可能なデータ信号をパーシャルレスポンスに通して生成した基準信号のサンプルとの間の振幅レベル差の絶対値として得られることを特徴とする請求項24記載の最尤復号装置。
  35. 前記メトリックは、データ信号を所定のパーシャルレスポンスを通して再生した再生信号のサンプルと、復号データ信号として可能なデータ信号をパーシャルレスポンスに通して生成した基準信号のサンプルとの間の振幅レベル差の関数として得られることを特徴とする請求項24記載の最尤復号装置。
  36. 前記最尤復号を実現する手段は、前記第一のメトリックと前記第二のメトリックを所定の組み合わせで加算するメトリック合成手段と、前記合成されたメトリックを用いて元のデータを最尤復号するビタビ復号手段とを用いて構成されている、ことを特徴とする請求項24記載の最尤復号装置。
  37. 前記第一のメトリックと前記第二のメトリックを加算する比は、データ信号をデータ転送過程に通して再生した再生信号に含まれるノイズの周波数特性に応じて調整できるように構成されている、ことを特徴とする請求項26記載の最尤復号装置。
  38. 前記最尤復号を実現する手段は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号手段であって、前記ビタビアルゴリズムを構成するステートをあらわすデータパターンが、前記第一のパーシャルレスポンスを生成するために必要なデータ数と同じ個数のデータで構成されている、ことを特徴とする請求項24または28記載の最尤復号装置。
  39. 前記最尤復号を実現する手段は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号手段であって、前記ビタビアルゴリズムを構成するステートをあらわすデータパターンが、前記第二のパーシャルレスポンスを生成するために必要なデータ数より一つ少ない個数のデータで構成されている、ことを特徴とする請求項24、29、30のいずれか1項記載の最尤復号装置。
  40. 前記最尤復号を実現する手段は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号手段であって、前記ビタビアルゴリズムを構成するステートをあらわすデータパターンは、第二のパーシャルレスポンスを生成するために必要なデータ数と同じ個数のデータで構成されている、ことを特徴とする請求項24または31記載の最尤復号装置。
  41. 前記最尤復号を実現する手段は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号手段であって、前記第一のメトリックが、ビタビ復号における各ステートに対して定義され、前記第二のメトリックが、ビタビ復号における各ブランチに対して定義されていることを特徴とする請求項24または28記載の最尤復号装置。
  42. 前記最尤復号を実現する手段は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号手段であって、前記第一のメトリック、および、前記第二のメトリックが、ビタビ復号における各ブランチに対して定義されていることを特徴とする請求項24、29、30のいずれか1項記載の最尤復号装置。
  43. 前記最尤復号を実現する手段は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号手段であって、前記第一のメトリックが、ビタビ復号における各ブランチに対して定義され、前記第二のメトリックが、ビタビ復号における各ステートに対して定義されていることを特徴とする請求項24または31記載の最尤復号装置。
  44. 前記最尤復号を実現する手段は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号手段であって、前記各ステートにいたる生き残りパスは、前記各ステートにいたるパスのうち最小なるパスメトリックを有するパスであることを特徴とする請求項24記載の最尤復号装置。
  45. 前記最尤復号を実現する手段は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号手段であって、前記各ステートにおけるパスのパスメトリックは前記各ステートにいたる生き残りパスの有するパスメトリックに前記第一の所定応答に対するメトリックに所定の定数を乗じた値を加算して得られることを特徴とする請求項24記載の最尤復号装置。
  46. 前記最尤復号を実現する手段は、ビタビアルゴリズムを用いた最尤復号手段であって、前記各ブランチにおけるパスのパスメトリックは前記各ブランチにいたる生き残りパスの有するパスメトリックに、前記第二の所定の応答に対するメトリックに所定の定数を乗じた値を加算して得られることを特徴とする請求項24記載の最尤復号装置。
JP2002195906A 2002-07-04 2002-07-04 最尤復号方法及び最尤復号装置 Pending JP2004039130A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002195906A JP2004039130A (ja) 2002-07-04 2002-07-04 最尤復号方法及び最尤復号装置
US10/610,931 US7302019B2 (en) 2002-07-04 2003-07-02 Maximum likelihood decoding method and maximum likelihood decoder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002195906A JP2004039130A (ja) 2002-07-04 2002-07-04 最尤復号方法及び最尤復号装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004039130A true JP2004039130A (ja) 2004-02-05

Family

ID=31704155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002195906A Pending JP2004039130A (ja) 2002-07-04 2002-07-04 最尤復号方法及び最尤復号装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7302019B2 (ja)
JP (1) JP2004039130A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4143489B2 (ja) * 2003-07-09 2008-09-03 キヤノン株式会社 情報再生装置
TWI390506B (zh) * 2009-05-20 2013-03-21 Novatek Microelectronics Corp 資料復原之校正電路與方法
US8467480B2 (en) * 2009-09-14 2013-06-18 Qualcomm Incorporated Combining decision metrics for decoding based on payload difference

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4571734A (en) * 1983-08-05 1986-02-18 International Business Machines Corporation Method and apparatus for decoding the output signal of a partial-response class-IV communication or recording-device channel
US5961658A (en) * 1997-05-23 1999-10-05 Cirrus Logic, Inc. PR4 equalization and an EPR4 remod/demod sequence detector in a sampled amplitude read channel
JP4197755B2 (ja) * 1997-11-19 2008-12-17 富士通株式会社 信号伝送システム、該信号伝送システムのレシーバ回路、および、該信号伝送システムが適用される半導体記憶装置
US6445662B1 (en) * 1998-12-24 2002-09-03 Victor Company Of Japan, Ltd. Reproducing apparatus
JP4048681B2 (ja) * 2000-03-10 2008-02-20 松下電器産業株式会社 デ−タ検出装置
JP4256559B2 (ja) * 2000-03-13 2009-04-22 富士通株式会社 データ再生方法及び装置
US6678230B2 (en) * 2000-10-31 2004-01-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Waveform equalizer for a reproduction signal obtained by reproducing marks and non-marks recorded on a recording medium
JP3753951B2 (ja) * 2001-05-31 2006-03-08 富士通株式会社 データ再生装置における欠陥検出装置及びそのデータ再生装置
CN1235217C (zh) * 2001-12-26 2006-01-04 日本胜利株式会社 重放装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20040064780A1 (en) 2004-04-01
US7302019B2 (en) 2007-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7576935B2 (en) Apparatus for recording and regenerating data
US5729517A (en) Data detecting circuit
US6535345B1 (en) Signal processing apparatus and signal processing method
JP2000276850A (ja) 信号処理装置
US6791776B2 (en) Apparatus for information recording and reproducing
WO2005024822A1 (ja) 再生信号処理装置、及び再生信号処理方法
JP3764269B2 (ja) ディスク記憶装置
JPH11232782A (ja) 記録再生装置
JP3871906B2 (ja) 再生パワー制御方法および再生パワー制御装置並びにそれを備えた記録再生装置
JP2004039130A (ja) 最尤復号方法及び最尤復号装置
WO2021153260A1 (ja) 信号処理装置、信号処理方法、及び、プログラム
JP3858362B2 (ja) 復号化装置とその方法、および、データ再生装置
KR100253735B1 (ko) 디지탈 자기 기록/재생 시스템의 동기식 부분 응답 채널 데이터 검출기
JP3875154B2 (ja) 波形等化装置、情報再生装置、通信装置、波形等化方法、波形等化プログラム、及び波形等化プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4442370B2 (ja) データ処理装置、データ処理方法および光ディスク装置
US20080104490A1 (en) Digital data decoding apparatus and digital data decoding method
US7359463B2 (en) Code sensing method and apparatus
JP3277451B2 (ja) ビタビ復号装置
JP2004039139A (ja) 最尤復号方法及び最尤復号装置
JPH09130273A (ja) データ検出回路
JPH1011913A (ja) データ検出回路
US20080148134A1 (en) Digital data decoding apparatus and digital data decoding method
JPH08180608A (ja) 光ディスクのデータ検出装置
JPS59160808A (ja) マルチトラツクデイジタルレコ−ダのデイジタル自動等化器
JPH07264004A (ja) 信号処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080306