JPH1011913A - データ検出回路 - Google Patents

データ検出回路

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JPH1011913A
JPH1011913A JP16419196A JP16419196A JPH1011913A JP H1011913 A JPH1011913 A JP H1011913A JP 16419196 A JP16419196 A JP 16419196A JP 16419196 A JP16419196 A JP 16419196A JP H1011913 A JPH1011913 A JP H1011913A
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data
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branch metric
data detection
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JP16419196A
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Tomiyuki Numata
富行 沼田
Tsuneo Fujiwara
恒夫 藤原
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体の記録密度に応じて、最適な合成ブ
ランチメトリックを生成してビタビ復号を行うことによ
り、良好な誤り率でデータを復号できるデータ検出回路
を提供する。 【解決手段】 ブランチメトリック演算器6,7は、異
なるパーシャルレスポンス特性に対応する2つのデータ
列6S,7Sから、ブランチメトリック8S,9Sを生
成する。乗算器13,14は、ブランチメトリック8
S,9Sに係数を乗算して重み付けを行う。合成器10
は、重み付けられたブランチメトリックを加算して合成
ブランチメトリックを生成する。ACS回路11及びデ
ータ復号部12は、その合成ブランチメトリックに基づ
いてビタビ復号を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクなどに
記録されているデータをビタビ復号するデータ検出回路
に関し、特に、低データ誤り率で復号することのできる
データ検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から大容量の情報記録媒体として光
ディスクが使用されている。この光ディスクをより大容
量化するためには、情報をより高密度記録し再生する技
術が必要である。
【0003】本願出願人は、先に、高密度記録による符
号間干渉のために、SN比が低下した再生信号や、ノイ
ズが多いためSN比が低下した再生信号から、データを
良好なデータ誤り率で復号することが可能なデータ検出
回路を提案した(出願番号:特願平7−281519
号、出願日:平成7年10月30日、発明の名称:デー
タ検出回路)。このデータ検出回路では、位相の異なる
サンプリング点において再生信号が量子化され、その量
子化データから複数のブランチメトリックが生成され
る。そして、その複数のブランチメトリックを合成した
合成ブランチメトリックを用いてビタビ復号が行われ
る。
【0004】図6は、上記データ検出回路の一構成例を
示すブロック図である。図6において記録媒体1に記録
されているデータは光ピックアップ2により電気信号に
変換される。そして、その電気信号はPLL回路を応用
したクロック抽出部3に入力される。クロック抽出部3
からは、再生信号に同期したチャネルクロックC1と、
再生信号に同期したチャネルクロックC1の2倍周波数
のクロックC2が出力される。AD変換器4は、このク
ロックC2のタイミングで再生信号を量子化する。一
方、データ分別器5はクロック抽出部3から出力される
チャネルクロックC1,C2のタイミングを用いて量子
化データを交互に振り分けて2つのデータ列5S,5
S’として出力する。2つのデータ列5S,5S’はそ
れぞれ等化器6,等化器7に入力され、それぞれ所望の
PR(パーシャルレスポンス)特性に等化される。等化
器6,等化器7の出力6S,7Sはブランチメトリック
演算器8,ブランチメトリック演算器9に入力され、そ
れぞれのPR特性に対応した期待値を用いてブランチメ
トリックが演算される。そして、それぞれのブランチメ
トリックは合成器10によって加算され、1つの合成ブ
ランチメトリックに合成される。その後、ACS回路1
1に入力されて生き残りパスが決定される。ACS回路
11は生き残りパスがどの状態遷移であったかという情
報を出力し、この出力はデータ復号部12に入力され
て、データの復号が行われる。
【0005】以上のような構成で、位相の異なるサンプ
リング点において量子化した2つのデータ列を合成して
ビタビ復号を行うことにより、間違ったパスを最尤パス
として選んでしまう確率が小さくなるので、復号結果の
データ誤りが少なくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本願出
願人が先に提案した上記データ検出回路では、記録媒体
に記録されたデータの記録密度によっては、最適な合成
ブランチメトリックが生成されないという問題を有して
いる。
【0007】つまり、一方のデータ列5Sを等化器6,
ブランチメトリック演算器8,ACS回路11,データ
復号部12を用いて復号した場合のデータ誤り率と、他
方のデータ列5S’を等化器7,ブランチメトリック演
算器9,ACS回路11,データ復号部12を用いて復
号した場合のデータ誤り率とが等しい場合には、ブラン
チメトリックの和を算出して合成ブランチメトリックを
生成すれば、最小の誤り率が得られることになるが、一
方の誤り率が他方の誤り率に比べ劣る場合には、最小の
誤り率が得られない。
【0008】このような誤り率の不一致は、例えば記録
媒体の記録密度が増大して再生信号の符号間干渉が大き
くなったときに、状態数の少ないパーシャルレスポンス
特性に対応するブランチメトリックからのデータ誤り率
が増大すること等に起因する。
【0009】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、その目的はそれぞれ異なるパーシ
ャルレスポンス特性を持った複数の量子化データ列か
ら、光ディスク等の記録媒体の記録密度に応じた最適な
合成ブランチメトリックを生成しビタビ復号を行うこと
により、良好な誤り率でデータを復号できるデータ検出
回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に記載のデータ検出回路は、記
録媒体から読み取った再生信号を、ビタビ復号により復
号して、データを検出するデータ検出回路において、再
生信号を位相の異なるサンプリング点で量子化するとと
もに等化して、それぞれ異なるパーシャルレスポンス特
性を持った複数の量子化データ列を生成するデータ列生
成手段と、各量子化データ列から、対応するパーシャル
レスポンス特性に応じた割合の重み付けを施したブラン
チメトリックを生成するブランチメトリック生成手段
と、その重み付けを施した各ブランチメトリックを加算
して合成ブランチメトリックを生成する加算手段と、そ
の合成ブランチメトリックに基づいて、ビタビ復号を行
うデータ復号手段とを備えてなるものである。
【0011】上記構成によれば、複数の量子化データ列
をそれぞれ単独でビタビ復号した場合のデータ誤り率が
低いものほど、その割合を大きくしてブランチメトリッ
クを合成することができる。よって、最適な合成ブラン
チメトリックを生成し、ビタビ復号を行うので、誤り率
の低いデータ検出を行うことができる。
【0012】請求項2に記載のデータ検出回路は、請求
項1に記載のデータ検出回路において、ブランチメトリ
ック生成手段が、重み付けを施すための乗算器を有して
なるものである。
【0013】上記構成によれば、乗算器によって重み付
けがなされるので、請求項1に記載のデータ検出回路を
容易に構成することが可能となる。
【0014】請求項3に記載のデータ検出回路は、請求
項1または請求項2に記載のデータ検出回路において、
記録媒体の記録密度に応じて、重み付けの割合を変化さ
せる第1の重み付け可変手段を備えてなるものである。
【0015】請求項4に記載のデータ検出回路は、請求
項1乃至請求項3のいずれかに記載のデータ検出回路に
おいて、再生信号を読み出した記録媒体上の位置に応じ
て、重み付け割合を変化させる第2の重み付け可変手段
を備えてなるものである。
【0016】上記の請求項3,請求項4に記載の構成に
よれば、データの記録密度に応じて、重み付けの割合を
変えるので、例えば記録密度の異なる複数種類の光ディ
スクや、半径位置によって記録密度の異なる光ディスク
から、低い誤り率でデータ検出を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施の形態〕以下に、本実施の形態について図
面を参照して説明するが、図6と同一部分については同
一符号を付し、説明を簡略化する。
【0018】図1は、本発明のデータ検出回路の一構成
例を示すブロック図である。
【0019】図1において、光ディスク1に記録されて
いるデータは光ピックアップ2により電気信号に変換さ
れる。そして、その電気信号はPLL回路を応用したク
ロック抽出部3に入力され、そこで、再生信号に同期し
たチャネルクロックC1と、再生信号に同期したチャネ
ルクロックC1の2倍周波数のクロックC2が生成され
る。AD変換器4は、クッロク抽出部3から出力された
クロックC2のタイミングで再生信号を量子化する。一
方、データ分別器5はクロック抽出部3から出力された
チャネルクロックC1,C2の2つのタイミングを用い
て量子化データを交互に振り分けて2つのデータ列5
S,5S’として出力する。2つのデータ列5S,5
S’はそれぞれ等化器6,等化器7に入力され、等化器
6においてPR(1,2,1)特性に等化され、等化器
7においてPR(1,1)特性に等化される。等化器
6,等化器7の出力6S,7Sはブランチメトリック演
算器8,ブランチメトリック演算器9に入力され、それ
ぞれのPR特性に対応した期待値を用いてブランチメト
リック8S,9Sが演算される。
【0020】ブランチメトリック8S,9Sは、それぞ
れ乗算器13,14に入力され、それぞれに所定の係数
が乗算される。係数倍(重み付け)されたブランチメト
リックは合成器10によって加算され、1つの合成ブラ
ンチメトリックとなる。その後、ACS回路11に入力
されて生き残りパスが決定される。ACS回路11は生
き残りパスがどの状態遷移であったかという情報を出力
し、この出力はデータ復号部12に入力されて、データ
の復号が行われる。
【0021】尚、上記の構成において、クロック抽出部
3,AD変換器4,データ分別器5,等化器6,7が請
求項におけるデータ列生成手段を構成しており、ブラン
チメトリック演算器8,9及び乗算器13,14が請求
項におけるブランチメトリック生成手段を構成してい
る。また、合成器10が請求項における加算手段を構成
している。更に、ACS回路11及びデータ復号部12
が請求項におけるデータ復号手段を構成している。
【0022】次に、図2乃至図4の計算機シミュレーシ
ョンの結果を用いて、乗算器13,14において重み付
けのために乗算される係数について説明する。
【0023】図2は、規格化線密度が0.25で一定の
ノイズレベルにおいて、乗算器13,乗算器14の重み
付け係数を変化させて無変調記録データを検出した場合
の誤り率(バイトエラーレート)を示す図である。ここ
で、規格化線密度とは、データ1ビット当たり長さを、
光ピックアップのビームスポット径で割ったもので、数
値が小さいほど記録密度が高いことを表す。
【0024】図2の横軸は、PR(1,2,1)等化さ
れたデータ列6Sのブランチメトリック8Sに重み付け
る乗算器13の係数と、PR(1,1)等化されたデー
タ列7Sのブランチメトリック9Sに重み付ける乗算器
14の係数との比((乗算器13の係数)÷(乗算器1
4の係数))である。
【0025】係数比=1の場合は、ブランチメトリック
演算結果8Sと、ブランチメトリック演算結果9Sに同
じ係数を乗算しており、乗算器13,14が無いのと同
じ場合である(つまり、本願出願人が先に提案した、図
6に示したデータ検出回路と同一の場合である)。ま
た、係数比=5は、乗算器13の係数が乗算器14の係
数に対して5倍である場合を示している。
【0026】図2から分かるように、係数比が2.5〜
3において、誤り率が最も小さくなっている。このた
め、乗算器13の係数が、乗算器14の係数に対して、
2.5倍から3倍の値となるように予め設定しておくこ
とが望ましい。これによって、データ誤り率を、乗算器
13,14を用いない係数比1の場合の2.1×10-3
よりも約1桁低い3.3×10-4に改善することができ
る。
【0027】ここで、乗算器13の係数に2.5〜3の
値を設定し、乗算器14の係数を1とするのであれば、
乗算器14は無くても良い。しかしながら、一般に乗算
器の係数は整数のほうが回路が簡単となるので、例えば
係数比が2.5の場合には、乗算器13の係数を5、乗
算器14の係数を2としたほうが容易に乗算器を構成す
ることができる。
【0028】図3は、規格化線密度(横軸)を変化させ
た場合における検出データの誤り率の乗算器13,乗算
器14の係数比(縦軸)依存性を示す図である。規格化
線密度が低くなる(記録密度が高くなる)ほど最適な係
数比は大きくなっており、高密度なデータを検出する場
合には、乗算器13の係数を、乗算器14の係数に対し
て大きくする必要があることが分かる。
【0029】これは、記録密度が高くなるほど再生信号
の符号間干渉が大きくなり、その信号波形がPR(1,
1)特性から外れて行くために、PR(1,1)特性に
等化したデータ列7Sを用いて単独でデータ復号したと
きのデータ誤り率が、PR(1,2,1)特性に等化し
たデータ列6Sを用いて単独でデータ復号したときのデ
ータ誤り率に比べて高くなるためである。
【0030】図4は、規格化線密度と1×10-4のデー
タ誤り率が得られる再生信号のS/Nの関係を表す図で
ある。ここでは、縦軸にS/N,横軸に規格化線密度を
とっている。図4における実線は、各規格化線密度にお
いて係数比が最適となるように、つまり図3で示した最
適係数比となるように、乗算器13と乗算器14の係数
を設定したときの結果である。破線は、係数比が1、つ
まり乗算器13と乗算器14を用いない場合の結果であ
る。
【0031】この図に示すように最適な係数比を用いる
ことにより、従来に比べて再生信号のS/Nが低くて
も、データ誤り率1×10-4が得られている。特に、規
格化線密度0.2においては、再生信号のS/Nが3
[dB]程度低下しても、従来と同じ誤り率でデータを
検出できる。
【0032】このように、再生する光ディスクの記録密
度に応じて、乗算器13と乗算器14の係数の値を予め
設定しておくことにより、低い誤り率でデータ検出を行
うことができる。また、再生信号のS/Nが低下した場
合にもデータ検出能力が向上する。
【0033】尚、この実施の形態では、乗算器をブラン
チメトリック演算器の後段に配置しているが、ブランチ
メトリック演算器より前段に配置し、それぞれのデータ
列に重み付けを行っても良い。だだし、ブランチメトリ
ック演算器より前段で重み付けを行う場合には、その重
み付けに対応して、ブランチメトリック演算を行う際の
期待値も変更する必要があるので若干複雑となる。
【0034】〔第2の実施の形態〕次に、第2の実施の
形態のデータ検出回路について、図5を用いて説明す
る。
【0035】図5のデータ検出回路は、図1の構成に加
えて、乗算器13と乗算器14の係数を変化させる係数
可変器(請求項における第1の重み付け可変手段及び第
2の重み付け可変手段)15を備えたものである。尚、
ここでは、図1と同一部分については同一符号を付し、
説明を省略する。
【0036】上記第1の実施の形態で説明したように、
乗算器13と乗算器14でそれぞれ乗算される係数の最
適な値は、データの記録密度によって異なっている。と
ころが、光ディスクには、コンピュータ用光磁気ディス
クやDVDなど多くの種類の光ディスクがある。これら
の光ディスクは種類によって記録密度が異なっており、
また、同一の光ディスクでも半径位置によって記録密度
が異なっているものもある。そこで、係数可変器15
は、データの記録密度を表す信号15Sに基づいて、最
も適した係数の値K1と値K2とを、それぞれ乗算器1
3,14に設定する。
【0037】具体的には、図示しない検出器(例えば、
ディスク厚み検出器やディスク反射率検出器)によって
光ディスクの種類が判別され、また、図示しない検出器
(例えば、トラック位置検出器)によって光ディスクの
どの位置から再生されているかが判別されて、データの
記録密度を表す情報信号15SがCPU16に入力され
る。CPU16は信号15Sに基づいて最適な係数値を
ROM17から読み出す。ROM17には、予め、図3
に示したようなデータの記録密度と最適係数比との関係
に基づいた最適係数値K1,K2が記憶されている。C
PU16は、ROM17から読み出した乗算器13の最
適係数値K1をラッチ回路18を介して乗算器13に設
定するとともに、ROM17から読み出した乗算器14
の最適係数値K2をラッチ回路19を介して乗算器14
に設定する。
【0038】このような乗算器13,14の係数の設定
が、光ディスクが変わるたび、あるいは光ディスク上の
再生位置が変わるたびに行われる。
【0039】以上のように、本実施の形態のデータ検出
回路では、乗算器13,14の係数が、データの記録密
度に応じて常に最適な値に変更されるので、より低い誤
り率でデータの検出ができる。
【0040】尚、係数可変器15は、上記構成に限定す
るものではないが、CPUを用いることで簡単に実現で
きる。もちろん、このCPUは光ディスク装置の制御に
用いられるCPUを兼用するのが一般的である。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明のデータ検出回路
は、各量子化データ列に重み付けを行うため、最適な合
成ブランチメトリックを生成して、ビタビ復号を行うこ
とができる。したがって、誤り率の低いデータ検出を行
うことが可能となる。
【0042】また、この重み付けを乗算器により行うこ
とで、データ検出回路の構成を簡略化することができ
る。
【0043】さらに、重み付けの割合を、記録媒体の種
類及び/または記録媒体上の再生位置に応じて変化させ
ることにより、データの記録密度が変化しても、誤り率
の低いデータ検出を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のデータ検出回路の
一構成例を示すブロック図である。
【図2】図1の乗算器13,14の係数比と、データ誤
り率との関係を、計算機シュミレーションで求めた結果
を示す図である。
【図3】規格化線密度と図1の乗算器13,14の最適
係数比との関係を、計算機シュミレーションで求めた結
果を示す図である。
【図4】規格化線密度と、データ誤り率1×10-4が得
られる再生信号のS/Nとの関係を、計算機シュミレー
ションで求めた結果を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のデータ検出回路の
一構成例を示すブロック図である。
【図6】本願出願人が先に提案したデータ検出回路の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
5 データ分別器 6,7 等化器 8,9 ブランチメトリック演算器 10 合成器 13,14 乗算器 15 係数可変器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から読み取った再生信号を、ビ
    タビ復号により復号して、データを検出するデータ検出
    回路において、 前記再生信号を位相の異なるサンプリング点で量子化す
    るとともに等化して、それぞれ異なるパーシャルレスポ
    ンス特性を持った複数の量子化データ列を生成するデー
    タ列生成手段と、 各量子化データ列から、対応するパーシャルレスポンス
    特性に応じた割合の重み付けを施したブランチメトリッ
    クを生成するブランチメトリック生成手段と、前記重み
    付けを施した各ブランチメトリックを加算して合成ブラ
    ンチメトリックを生成する加算手段と、 前記合成ブランチメトリックに基づいて、ビタビ復号を
    行うデータ復号手段と、を備えてなることを特徴とする
    データ検出回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ検出回路におい
    て、 前記ブランチメトリック生成手段は、前記重み付けを施
    すための乗算器を有してなることを特徴とするデータ検
    出回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のデータ
    検出回路において、 前記記録媒体の記録密度に応じて、前記重み付けの割合
    を変化させる第1の重み付け可変手段を備えてなること
    を特徴とするデータ検出回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のデータ検出回路において、 前記再生信号を読み出した前記記録媒体上の位置に応じ
    て、前記重み付けの割合を変化させる第2の重み付け可
    変手段を備えてなることを特徴とするデータ検出回路。
JP16419196A 1995-10-30 1996-06-25 データ検出回路 Pending JPH1011913A (ja)

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JP16419196A JPH1011913A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 データ検出回路
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DE19644808A DE19644808C1 (de) 1995-10-30 1996-10-28 Datenerfassungsschaltung

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011227970A (ja) * 2010-04-21 2011-11-10 Toshiba Corp 信号処理装置、信号処理方法及び信号再生装置

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