JP2004038862A - 情報伝達システム、サーバ、情報伝達方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サーバ5は、ユーザ用端末2から送られたリクエストからキーワードを検索して、その検索結果に基づいて、そのリクエストをいずれのメーカ用端末3に送信するかを判断して送信するとともに、メーカ用端末3から送られたリクエストからキーワードを検索してその検索結果に基づいて、そのリクエストをいずれのベンダ用端末4に送信するかを判断して送信する。また、このサーバ5は、ベンダ用端末4から返信された回答を送信元のメーカ用端末3に返信し、またメーカ用端末3から返信された回答を送信元のユーザ用端末2に返信する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等の通信回線を介して寄せられた情報内容を、その情報内容に基づいて所定の送信先に送信するようにした情報伝達システム等に関し、特に、複数の専門分野を必要とするお客からの質問やオーダ等のリクエストに対し、その回答をそれぞれの専門分野を統合して提供できるようにした情報伝達システム及び情報伝達方法並びにそれらに用いられるサーバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ネットワーク化の進展に伴い、オフィス環境が日々激変している今日、ユーザにとって業務の生産性を向上させるための対策が急務となっている。
このような対策のため、例えばオフィス等において取り扱う書類等を整理し、電子化ファイルとして管理するシステムを構築する必要がある場合、書類等を電子化するためのハードウェアとそのハードウェアに対応したアプリケーションソフトウェアが必要となる。
このような場合、オフィス運営者は、ハードウェアメーカ又はソフトウェアベンダに対し、どのようなハードウェアやソフトウェアを準備するべきかについて相談を行い、あるいはそのシステムの構築における見積、仕様、納期などについて回答を求めるなどのリクエストを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のようにユーザがリクエストするハードウェアメーカやソフトウェアベンダがそのリクエスト内容によっては、必ずしも最適な相手であるとは言えない場合がある。
また、これらハードウェアメーカとソフトウェアベンダは、それぞれ単独ではシステムを構築できず、互いに協力し合って一つのシステムを構築するのが通常であるが、このような場合、両者の連携のもとにリクエストに対する回答が準備されるまでに、相当に長い時間を要することとなって、迅速な対応が図れず、一方、ハードウェアメーカやソフトフェアベンダ側にとっては、受注成約が遅れることともなる。
【0004】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、リクエストに対する最適な回答を迅速に得ることができ、また、互いに専門分野を有する二者以上の連携による受注成約が容易に且つ迅速に成立し得、もって、ネットワーク化の進展に伴うオフィス環境の激変に対して迅速な対策をとることができて業務の生産性を向上させ得る情報伝達システム、情報伝達方法、並びにこれらに用いられるサーバを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明に係る情報伝達システムは、第n(n=1,2,…)のクライアント層を構成する複数の第n階層の端末と、第n+1のクライアント層を構成する複数の第n+1階層の端末と、前記各端末に接続可能であり、第n階層の端末のいずれかから受信された情報内容に基づき、該情報内容を第n+1階層のいずれの端末に送信すべきかを所定のルールに従って判断する判断手段を有し、該判断手段の判断結果に基づいて前記情報内容を第n+1階層の端末に送信するサーバとを備えてなるものである。
【0006】
このような構成によれば、例えば第nのクライアント層としてのユーザが、ある相談やオーダをリクエストとしてサーバに送信した場合に、サーバはその内容を第n+1のクライアント層としてのハードウェアメーカ又はソフトウェアベンダ等に送信するか否かを適宜判断し、迅速にその内容を関連あるハードウェアメーカ又はソフトウェアベンダに送ることができる。なお、この場合に、第n+1のクライアント層としての例えばハードメーカは、更に第kのクライアント層となって、次に第k+1のクライアント層としての例えばソフトウェアベンダに情報内容を送信することにより、ハードウェアメーカとソフトウェアベンダの連携も容易に成立させることができる。従って、ユーザのリクエストに対し、それぞれ適切な専門家がそのリクエストに対する回答として、仕様や見積もり、あるいは納期などを迅速、且つ的確に回答することができ、ネットワーク化の進展に伴うオフィス環境の激変に対して迅速な対策をとることができる。また、互いに専門分野を有する二者以上の連携による受注成約が容易に且つ迅速に成立し得、取引の円滑化を図ることができる。
【0007】
また、本発明に係る情報伝達システムにおいて、前記判断手段は、所定のキーワードと第n+1階層の端末を対応付けるテーブルと、情報内容にある所定のキーワードを検索する検索手段と、該検索手段により検索されたキーワードを用いて前記テーブルから、前記情報内容を送信すべき第n+1階層の端末を選択する選択手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0008】
このような構成によれば、第n階層の端末から送られた情報内容を、第n+1階層のどの端末に送信するべきか否かを容易に判断することができる。なお、キーワードの検索には、公知の日本語検索システムなどを用いることができる。
【0009】
また、本発明に係る情報伝達システムにおいて、前記サーバは送信した情報内容に対して第n+1階層の端末から回答が返送された場合に、該回答を第n階層の送信元の端末に送信する回答返送手段を備えていることを特徴とするものである。
【0010】
このような構成によれば、例えばリクエストとして質問やオーダなどの情報内容を提供した第n階層のクライアントに、その回答や見積もり、仕様などを迅速に返送することができ、取引の円滑化を図ることができる。
【0011】
また、本発明に係る情報伝達システムにおいて、前記サーバには、第n+1階層の端末に送信する情報内容について、所定の事項を管理する管理手段を備えていることを特徴とするものである。
【0012】
このような構成によれば、質問やオーダ等のリクエストに対する回答を的確にそれらの発信者に返送することができる。
【0013】
また、本発明に係る情報伝達システムにおいて、前記所定の事項には、前記情報内容についての回答返送期限又は所定の期限までの回答返送数が含まれていることを特徴とするものである。
【0014】
このような構成によれば、情報発信者は所定の期限までに返送された回答返送数、すなわちハードメーカやソフトウェアベンダなどの専門家の回答、見積、意見などの数を把握することができ、迅速に次の行動をとることができる。
【0015】
また、本発明に係る情報伝達システムにおいて、前記複数の階層は、少なくともユーザと、ハードウェアメーカと、ソフトウェアベンダとからなるそれぞれの階層を含んでいることを特徴とするものである。
【0016】
ハードメーカとソフトベンダとは、一つのユーザからのリクエストに対して連携して、あるいはソフトベンダはハードメーカの下請けとして設計を担当する場合が多く、このような構成によれば、これらそれぞれ専門家の連携が容易に且つ迅速に達成できる。
【0017】
また、本発明に係るサーバは、第nのクライアント層を構成する複数の第n階層の端末と、第n+1のクライアント層を構成する複数の第n+1階層の端末とに接続可能とされたサーバであって、第n階層の端末のいずれかから受信された情報内容に基づき、該情報内容を第n+1階層のいずれの端末に送信すべきかを所定のルールに従って判断する判断手段を有し、該判断手段の判断結果に基づいて前記情報内容を第n+1階層の端末に送信することを特徴とするものである。
【0018】
このような構成によれば、例えば第nのクライアント層としてのユーザが、ある相談やオーダをリクエストとしてサーバに送信した場合に、サーバはその内容を第n+1のクライアント層としてのいずれのハードウェアメーカ又はソフトウェアベンダ等に送信するかを適宜判断し、迅速にその内容を関連あるハードウェアメーカ又はソフトウェアベンダに送ることができる。
【0019】
また、本発明に係る情報伝達方法によれば、第nのクライアント層を構成する第n階層の端末からリクエストを送信するステップと、前記リクエストを受信し、該リクエストの内容から、所定のキーワードを検索するステップと、検索されたキーワードに基づいて、前記リクエストを送信するべき第n+1階層の端末を判断するステップと、前記送信すべきと判断された端末に前記リクエストを送信するステップとを備えてなるものである。
【0020】
このような構成によれば、例えば第kのクライアント層から第mのクライアント層まで、ある相談やオーダについてのリクエストを順次伝達し、各階層の専門家などからの意見、回答、見積などの返送を受けることができる。
【0021】
また、本発明に係る情報伝達方法は、前記リクエストに対する回答が第n+1階層の端末から返送された場合に、該回答を送信元端末に返送するステップを備えたことを特徴とするものである。
【0022】
このような構成によれば、例えば第kのクライアント層から第mのクライアント層まで、ある相談やオーダ等のリクエストを順次伝達した場合に、各階層の専門家などからの意見、回答、見積などをその送信順を遡って返送することができる。したがって、例えば受注が階層的に構成される場合に、効率よく見積もり等の回答を提供できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明の基本構成を示す全体構成図である。図1に示す情報伝達システム1は、第1階層のクライアント層であるユーザが有する複数のユーザ用端末2と、第2階層のクライアント層であるハードウェアメーカが有する複数のメーカ用端末3と、第3階層のソフトウェアベンダが有する複数のソフトウェアベンダ用端末(以下単にベンダ用端末という)4と、これらとインターネットを介して接続可能に設けられ、これら端末間のデータの送受を制御するサーバ5とを備えて構成される。
【0024】
図1では、ユーザが例えば業務効率改善の為のシステムの構築について、その仕様、見積及び納期等についてリクエスト(オリジナルリクエスト)した場合の情報の流れを示している。
(1)先ず、このようなリクエストを出したい場合、ユーザはそのユーザ用端末2を用いてサーバ5により提供されるポータルサイトにアクセスする。ポータルサイトを提供するサーバ5では、第1階層のクライアント層から受けたそのリクエスト内容から、そのリクエストを第2階層のクライアント層を構成する、どのハードウェアメーカ(メーカ用端末3)に対して送信(表示)するかを判断し、判断されたハードウェアメーカに対してのみそのリクエストを表示すべくそのリクエストを表示(送信)データとして管理する。
【0025】
そして、ポータルサイトにアクセスしたハードウェアメーカ(メーカ用端末3)から、そのリクエスト表示要求が合った場合に、サーバ5はそのリクエストを当該メーカに対して表示する。なお、このようなリクエストが表示されるハードウェアメーカに対しては、ユーザからのリクエスト後、直ちにeメールを用いてリクエストがあったことを通知するようにすれば、ハードウェアメーカの対応の迅速化を図ることができる。
【0026】
(2)次に、サーバ5からリクエストを受信したハードウェアメーカではリクエスト内容を検討し、次階層へのリクエストが必要と判断した場合、例えばソフトウェアベンダとの協力の下にシステムを構築するべきと判断した場合は、ユーザからのリクエスト内容に基づいて、新たに作成したリクエスト内容を第3階層のクライアント層であるソフトウェアベンダに送信する。この送信は、やはりサーバ5により提供されるポータルサイトをアクセスしてリクエストする形で行う。
【0027】
この場合に、同じ階層のクライアント層に送信されることを防ぐため、送信者(ハードウェアメーカ)は次階層を指定して行うようにすることができるし、あるいはリクエスト内容を次階層用に変更して行うようにすることもできるし、更にはサーバ側で送信者(ハードウェアメーカ)の階層(例えばIDから識別される)に対し、次の階層のみに送信するようにしておいても良い。なお、オリジナルリクエストを行うユーザがポータルサイトにリクエストする場合には、サーバ側で、ユーザの階層からのリクエストを最初に振り分ける次階層のクライアント層を限定しておくようにしておく。
【0028】
次に、ハードウェアメーカ(第2階層)からのリクエストを受信したサーバでは、そのリクエスト内容から、そのリクエストを第3階層のクライアント層であるどのベンダ用端末に送信(表示)するか否かを判断し、判断されたソフトウェアベンダに対してのみそのリクエストを表示すべく、そのリクエストを表示(送信)データとして管理する。そして、ポータルサイトにアクセスしたソフトウェアベンダから、そのリクエスト表示要求があった場合に、サーバはそのリクエストを当該ベンダに対して表示する。なお、このようなリクエストが表示されるソフトウェアベンダに対しても、ユーザからのリクエスト後、直ちにeメールを用いてリクエストがあったことを通知するようにすれば、ソフトウェアベンダの対応の迅速化を図ることができる。
【0029】
(3)ポータルサイトからリクエストを受信したソフトウェアベンダではリクエスト内容を検討し、そのリクエストに対する回答である、見積、納期等をポータルサイトをアクセスして返送する。サーバ5では、この回答を受信すると、その回答を提出するに至った送信元のハードウェアメーカを特定し、そのハードウェアメーカに回答を送信する。こうしてソフトウェアベンダから回答を得たハードウェアメーカでは、その回答に基づいて、ユーザに対する総見積額、仕様、納品時期等を返信する。この返信はホームページを用いるほかに、eメール、FAX等を用いても良い。
【0030】
以上の説明において、サーバ5からリクエストが送信されるハードウェアメーカが複数ある場合は、それぞれのハードウェアメーカが上述した処理を行うこととなる。また、リクエストが提供されるソフトウェアベンダが複数ある場合、その回答が返送されたハードウェアメーカでは、各ソフトウェアベンダの回答を考慮した複数通りの総見積額、仕様、納品時期等をユーザに対する回答として返信することとなる。
【0031】
図2は以上の動作を行うためのサーバの構成を示すブロック図である。
このサーバ5は、インターネット6から情報(信号)を受信する受信部51、受信部51により受信された情報から、この情報が上位階層からのリクエストに関するものであるか、あるいは下位階層からの回答に関するものであるかを判断する上り/下り情報判断部52、該判断部により下り情報と判断された場合に、その情報内容から所定のキーワードを検索するキーワード検索部53、キーワード検索部53により検索されたキーワードを用いてキーワード種別を判断するキーワード種別判断部54、キーワード種別判断部54により種別されたキーワード種別に基づいて送信先のアドレスを検索する送信先ID検索部55、送信先ID検索部55により検索されたIDを用いて所定の送信先への送信(表示)データを形成する送信(表示)データ形成部56、送信データ形成部56により形成されたデータをインターネット6を介して送信(表示)する送信部57を備えると共に、送信データ形成部56により形成されたデータを管理するデータ管理部58を備えており、このデータ管理部58により、リクエストID、リクエストが送信された日時、送信先ID(回答権)、送信元ID、回答期限等が管理される。
【0032】
また、このサーバ5は、上り/下り情報判断部52により、上り情報と判断された場合に、データ管理部58よりこの回答に係るリクエスト発信者のIDを検索すると共に、この上り情報が正当なものかどうか(回答権を有する者の送信によるか否か)を判断し、正当と判断された場合にそのIDを後段に出力する送信元ID検索部59、送信元ID検索部59により検索されたIDに対し、その回答を送信(表示)する送信(表示)データを形成し、送信部に出力する送信(表示)データ形成部60を備えると共に、リクエストに対する回答を受けていることをeメールで伝えるためのeメール送信部61を備えている。
【0033】
以上の構成において、キーワード検索部53は、キーワードデータベース(テーブル)62を有して、例えば、自然言語検索システムを用いた所定のキーワードを検索する。例えば、ユーザから送られたリクエストが「書類のファイル管理を行いたいが、システム仕様、見積、期限を知りたい」というような情報内容であった場合は、既にキーワードデータベース62には、「書類」「ファイル」「管理」等の言葉がキーワードとして登録されており、キーワード検索部53はこれらのキーワードが上記情報内容に含まれていることを判断し、キーワード種別判断部54に伝える。キーワード種別判断部54は、これらのキーワードのそれぞれ、あるいは適当な組み合わせにおいて、送信先種別を登録した種別データベース(テーブル)63を有しており、その送信先種別を判断し、送信先ID検索部55に出力する。例えば、上記リクエスト例では、種別として、スキャナ、コピー、パソコン等のメーカ種別が登録データから読み出され送信先ID検索部55に出力される。送信先ID検索部55は、送信先種別に対応して送信先IDを登録したIDデータベース(テーブル)64を有しており、このテーブル64から送信先IDを検索する。例えば上記リクエスト例では、スキャナ等のメーカ種別における各社IDが検索されて読み出される。なお、IDデータベース64には各IDを階層毎に区別して記憶しておき、同じリクエストを再度同じ階層に表示しないように構成されている。
【0034】
こうしてリクエストが提供されたハードメーカでは、ソフトウェアベンダの協力の必要性があると判断すると、同様なリクエストあるいはそれをさらに自社用に加工したリクエストを同様の手順でポータルサイトのホームページにアクセスし、そのリクエストをソフトウェアベンダに送信し、ソフトウェアベンダからの回答を待つ。ソフトウェアベンダはそのリクエストをホームページを用いて受けると、その回答を同ホームページを介して回答する。この回答は、サーバ5を介してハードウェアメーカに送られ、ハードウェアメーカではこの回答内容に対して、自己のハードウェアを組み込んだ総見積をホームページあるいはeメールを用いて返送する。
【0035】
以上の構成において、ユーザからのリクエストに対する回答期限などがデータ管理部58で管理されており、回答期限を過ぎた回答は却下するようにすることもできる。また、本来回答を行う地位にない者の送信情報についてもデータ管理部58の情報に基づいて却下される。
【0036】
実施の形態2.
実施の形態1は、一つのサーバによりホームページを階層的に設けて、複数の階層のクライアントを階層的に設ける場合について説明したが、それぞれの階層間に、それぞれの専用のサーバを設け、これらのサーバを用いて上述と同様の動作が行えるようにしても良い。図3に示す情報伝達システム1Aおいては、第1サーバ5−1が例えばユーザ(ユーザ用端末2A)とハードウェアメーカ(メーカ用端末3A)との間に設けられるサーバであり、第2サーバ5−2がハードウェアメーカとソフトウェアベンダ(ベンダ用端末4A)との間に設けられるサーバであり、各サーバ5−1,5−2は実施の形態1で説明したと同様の構成、動作を行う。
【0037】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に示された構成に限定されることはなく、例えば、実施の形態1では、ホームページを用いて階層構造を構築するようにしたが、サーバに対するアクセス権を階層的に設けて全てeメールにより情報伝達を行う構成としても良い。この場合サーバは情報中継器として機能する。また、以上の実施の形態では、リクエストをファイル管理に例をとって説明したが、その他、経理システム、在庫管理システム、メンテナンス管理システム、ホームページ管理システム、金融関連システム、商取引システム等、種々のシステム構築に関するリクエスト、法律、税金相談に関するリクエスト等、様々な形態のリクエストに適用できることは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、リクエストに対する最適な回答を迅速に得ることができ、また、互いに専門分野を有する二者以上の連携による受注成約が容易に且つ迅速に成立し得、もって、ネットワーク化の進展に伴うオフィス環境の激変に対して迅速な対策をとることができて業務の生産性を向上させ得る情報伝達システム、情報伝達方法、並びにこれらに用いられるサーバを提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における基本構成を示すための情報の流れを示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るサーバの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態2を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,1A 情報伝達システム、2,2A ユーザ用端末、3,3A メーカ用端末、4,4A ベンダ用端末、6 インターネット、51 受信部、52 上り/下り情報判断部、53 キーワード検索部、54 キーワード種別判断部、55 送信先ID検索部、56,60 送信(表示)データ形成部、57 送信部、58 データ管理部、59 送信元ID検索部、61 eメール送信部。
Claims (9)
- 第nのクライアント層を構成する複数の第n階層の端末と、
第n+1のクライアント層を構成する複数の第n+1階層の端末と、
前記各端末に接続可能であり、第n階層の端末のいずれかから受信された情報内容に基づき、該情報内容を第n+1階層のいずれの端末に送信すべきかを所定のルールに従って判断する判断手段を有し、該判断手段の判断結果に基づいて前記情報内容を第n+1階層の端末に送信するサーバとを備えてなる情報伝達システム。 - 請求項1に記載の情報伝達システムにおいて、
前記判断手段は、所定のキーワードと第n+1階層の端末を対応付けるテーブルと、情報内容にある所定のキーワードを検索する検索手段と、該検索手段により検索されたキーワードを用いて前記テーブルから、前記情報内容を送信すべき第n+1階層の端末を選択する選択手段とを備えていることを特徴とする情報伝達システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の情報伝達システムにおいて、前記サーバは送信した情報内容に対して第n+1階層の端末から回答が返送された場合に、前記回答を第n階層の送信元の端末に送信する回答返送手段を備えていることを特徴とする情報伝達システム。
- 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報伝達システムにおいて、
前記サーバには、第n+1階層の端末に送信する情報内容について、所定の事項を管理する管理手段を備えていることを特徴とする情報伝達システム。 - 請求項4に記載の情報伝達システムにおいて、
前記所定の事項には、前記情報内容についての回答返送期限又は所定の期限までの回答返送数が含まれていることを特徴とする情報伝達システム。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の情報伝達システムにおいて、
前記複数の階層は、少なくともユーザと、ハードウェアメーカと、ソフトウェアベンダとからなるそれぞれの階層を含んでいることを特徴とする情報伝達システム。 - 第nのクライアント層を構成する複数の第n階層の端末と、第n+1のクライアント層を構成する複数の第n+1階層の端末とに接続可能とされたサーバであって、
第n階層の端末のいずれかから受信された情報内容に基づき、該情報内容を第n+1階層のいずれの端末に送信すべきかを所定のルールに従って判断する判断手段を有し、該判断手段の判断結果に基づいて前記情報内容を第n+1階層の端末に送信することを特徴とするサーバ。 - 第nのクライアント層を構成する第n階層の端末からリクエストを送信するステップと、
前記リクエストを受信し、該リクエストの内容から、所定のキーワードを検索するステップと、
検索されたキーワードに基づいて、前記リクエストを送信するべき第n+1階層の端末を判断するステップと、
前記送信するべきと判断された端末に前記リクエストを送信するステップとを備えてなる情報伝達方法。 - 前記リクエストに対する回答が第n+1階層の端末から返送された場合に、該回答を送信元端末に返送するステップを備えたことを特徴とする情報伝達方法。
Priority Applications (1)
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JP2002198668A JP2004038862A (ja) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | 情報伝達システム、サーバ、情報伝達方法 |
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Publications (2)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009003544A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Nec Corp | 電子商取引における購買支援システム、購買支援方法および購買支援用プログラム |
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2002
- 2002-07-08 JP JP2002198668A patent/JP2004038862A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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