JP4774262B2 - 設計支援システム - Google Patents

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Description

この発明は、設計成果物の設定条件の指定をWEBページ上で行い、その設計条件と進捗状況を依頼者及び会社とがリアルタイムで閲覧可能とし、相互の応答作業を正確に且つ迅速に行って作業効率を飛躍的に向上させる設計支援システムの技術分野に関する。
従来から、設計事務所や設計コンサルタント(以下依頼者という)は、都道府県や自治体等の発注主に対してコンサルティングを行う際、会社に設計条件等を指定して設計図面、割付図の作成や塗装面積の算出等の依頼を行い、指定条件に合わせて作成した設計成果物を収めてきた。
しかしながら、多岐にわたる設計条件があることや都道府県それぞれの設計基準の差異、構造物種別によって解釈の異なる部分またはコンサルタントの誤認識等により、設計開始に足るだけの必要な設計条件が揃うまでに多大な時間を要していた。
また、会社内(本店)の設計担当部署と支店(以下、担当ユーザーとも云う)においては、それら設計条件の指定方法等について本店からの電話による質問に対する回答、ならびに設計上不明瞭な点を明確にするための確認等に時間を費やして多大なタイムロスとなり、本来の責務である設計作業に支障をきたすに到っている。これらの問題は要するに、依頼した案件の設計条件及び進捗状況の把握が、依頼者と会社及び会社の担当ユーザーそれぞれに曖昧となっているためである。
特許文献1には、ビル等の設計において、サーバーコンピューターと営業担当者が使用する端末と、ユーザーが使用する端末とをネットワークを介して接続され、ユーザー登録を受けたユーザーがサーバーコンピューターに物件に関する様々な情報を入力すると、サーバーコンピューターは設計に係る種々の決定事項の可否判定を行い、ユーザーはネットワークを介して営業担当者に相談及び情報提供等を依頼可能として迅速な設計を支援している。さらに、サーバーコンピューターはアクセス履歴と回答内容の情報を有しており、他の営業パーソンが回答内容や進捗状況を閲覧可能として効率の良い設計作業をならしめる技術が開示されている。
しかし、この技術はコンピューターが各種設定事項の可否判定を行うものであり、依頼者からの詳細な設定条件をWEBページ上で入力させて、設計依頼をさせる設計支援システムではない。また、アクセス履歴と応答内容を閲覧することはできるが、案件に対する進捗状況がどうなっているかリアルタイムに閲覧するものでなく、やはり情報確認等のための不必要なタイムロスが生じることを防げない。
特開2002−288273号
本発明の目的は、依頼者がWEBページ上で設定条件の入力を行って会社に設計を依頼する構成とされ、且つ依頼者から指定された設計条件に合わせて作成される設計成果物の設計状況や進捗状況を依頼者及び会社とがリアルタイムで閲覧可能とし、WEBページ上で相互の応答を正確に且つ迅速に行なって作業効率を飛躍的に向上させる設計支援システムを提供することにある。
本発明の次の目的は、全案件の進捗状況を依頼者側と、会社側とが異なる表示形態として、受け手及び作り手から見て分かり易く表示する設計支援システムを提供することにある。
上述した従来技術の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した設計支援システムは、
個人情報データベース(21)及び設計案件データベース(22)並びに進捗状況ベース(23)とを有し、設計成果物の設計条件及び進捗状況をアクセス権者にWEBページ上で閲覧可能に開示する設計支援サーバー(2)と、前記設計支援サーバー(2)へのアクセス権を有する依頼者が使用する通信端末(3)と、同じく設計支援サーバー(2)へのアクセス権を有する会社が使用する通信端末(4)とを、インターネットのネットワーク(5)を介して接続し、前記設計支援サーバー(2)がWEBページ上で設計成果物の設計条件の指定を行わせ、その設計条件と進捗状況を共有化して閲覧可能とし、依頼者と会社とが情報交換を円滑にする設計支援システム(1)であって、
設計支援サーバー(2)は、依頼者及び会社の通信端末(3)、(4)を利用するユーザーへ、WEBページ上で利用規約の同意とメールアドレスの入力を促し、前記各ユーザーへそれぞれ異なる本登録用のURLを指定してアクセスさせることで両者を区別し、アクセス権限の切り分けを行う第一登録手段と、送信したURLへ前記各ユーザーがアクセスすると、住所や任意のID、パスワードを含む個人特定情報の入力を促し、入力されるとユーザーID及びパスワードで成る認証情報を個人情報データベース(21)へ記録する第二登録手段とでユーザー登録を行う手段と、
設計支援サーバー(2)は、前記個人情報データベース(21)内の本登録時に入力された住所等の個人特定情報から予め割り付けられたテーブルに基づいて依頼者に対する会社の担当ユーザーを地域別に割り振る手段と、
設計支援サーバーは、依頼者又は会社の通信端末(3)、(4)を利用するユーザーから、前記認証情報を受信すると、前記個人情報データベース(21)を参照して認証し、認証されたユーザーの通信端末を接続させる手段と、
設計支援サーバー(2)は、メニュー画面の表示により新規案件の設定条件入力の開始を促す、又は現時点での全案件に対する進捗状況の案件履歴の表示を促す手段と、
設計支援サーバー(2)は、依頼者又は依頼者から代理入力を依頼された会社の担当ユーザーへ設計成果物の設計条件の詳細をWEBページ上へ指定すること、及び前記指定した設計条件を設計案件データベース(22)へ保存することを促し、その進捗状況をWEBページ上に開示する手段と、
設計支援サーバー(2)は、依頼者が設定条件の入力が難しい場合、代理入力を要求する旨を設計支援サーバー(2)へ送信させ、その進捗状況をWEBページ上に開示して、上記本登録時に割り振られた会社の担当ユーザーへ直接代理入力を促す手段と
設計支援サーバー(2)は、上記全案件の案件履歴表示において、依頼者及び会社の通信端末(3)、(4)から送信される全案件の進捗状況を依頼者側と、会社側とが異なる表示形態として関連付けたテーブルを有する進捗状況ベース(23)を参照して、依頼者が閲覧する進捗状況と、会社が閲覧する進捗状況とを、責任の所在が明解なそれぞれに異なる表示形態として表示する手段と、
設計支援サーバー(2)は、依頼者又は依頼者から代理入力を上記案件履歴表示上で依頼された会社の担当ユーザーが設計条件の指定を完了すると、その進捗状況をWEBページ上へ開示すると共に、前記会社の担当ユーザに納品先や用紙サイズの指定を含むヘッダーを入力させて設計の依頼書作成、その旨を同設計支援サーバー(2)へ送信させ、その進捗状況をWEBページ上へ開示して会社へ設計作成の開始を促す手段と、
設計支援サーバー(2)は、会社が設計依頼を受けて設計を開始すると、その旨を同設計支援サーバー(2)へ送信させ、その進捗状況をWEBページ上に開示し、前記会社が設計を完了したことを同設計支援サーバー(2)へ送信させ、その進捗状況をWEBページ上に開示する手段と、
設計支援サーバー(2)は、会社が依頼者へ設計成果物を依頼者へ納品すると、その旨を同設計支援サーバー(2)へ送信させ、WEBページ上にその進捗状況を開示する手段と、
から成ることを特徴とする。

本発明に係る設計支援システムは、以下の効果を奏する。
(1)依頼者からの設計条件をWEBページ上で入力させ、それらの設計条件から設計の依頼書を作成でき、その設計条件や進捗状況をリアルタイムで閲覧できるシステムとしたので、情報の伝達不足等による情報の行き違いや入力不足、過誤等で不必要なタイムロスが生じて案件が滞ることを防止して作業効率を飛躍的に向上できる。また、第三者からの指摘及び修正が可能であるのでより正確な設計条件を会社へ提供することができる。もっては会社が依頼者へ納品する設計成果物を速やかに作成することができる。
更に、依頼済みの案件の設計条件について変更が行われても常に最新の設計条件をWEBページ上に反映し共有できるので、変更に係る処理をスムーズに執り行える。
(2)全案件の進捗状況を一覧履歴として閲覧できるので、全案件の管理が非常に容易となり案件を速やかに処理することができる。
(3)また、全案件の進捗状況は、依頼者側と、会社側とが異なる表示形態としているので、受け手及び作り手から見て分かり易い表示にできる。特に会社側においては、各担当者が今何をすべきかの等の責任の所在を明確にして迅速に対応できるためタイムロスを削減し作業効率を向上できる。
以下に、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本実施例に係る設計支援システム1の概略構成を示す図である。
設計支援システム1は、設計支援サーバー2、依頼者(コンサルタントとも云う)の使用する通信端末3、会社の使用する通信端末4とで構成されている。また、設計支援サーバー2、通信端末3、通信端末4とはインターネット等のネットワーク5を介して相互にアクセス可能に接続されている。
前記設計支援サーバー2は、設計支援システム1に関する各種の処理をするためのものであり、例えばCPU(Central Processing Unit)や半導体メモリ、磁気ディスク記録装置などから構成されている。
図示することは省略したが前記設計支援サーバー2は、ルータ等で成る通信制御部、処理制御部、データ記憶部とを備えており、前記CPUによって設計支援プログラム等の動作プログラムを実行する等により実現される。
前記設計支援サーバー2は、複数のデータベース(以下、DBと云う)を有している。例えば個人情報DB21、設計案件DB22、進捗状況DB23等を有している。
前記個人情報DB21は、設計支援システム1の利用を許可する登録を行った際に、各ユーザー(使用者)から入力された住所、電話番号、任意のID、パスワード等の個人情報を記録格納するデータベースである。例えば、ユーザーIDごとにレコードが作成され、各レコードに前記個人情報が記憶される。因みに前記ID及びパスワードは設計支援サーバー1にログオンするためのものである。また、本登録時に入力された住所等の個人特定情報から予め割り付けたテーブルに基づいて依頼者に対する会社の担当ユーザー(支店)が地域別に割り振られメニュー画面上に表示可能に格納されている。
前記設計案件DB22とは、依頼者及び会社の担当ユーザー(支店)がWEBページ上で作成した案件の設計条件を随時記録格納するデータベースであり、各案件ごとに案件名と番号が付され各ユーザーが該当する案件の設計条件を取り出し及び上書き保存等を行えるデータ構造である。
前記進捗状況DB23は、依頼者及び会社の通信端末(3)、(4)から送信される全案件の進捗状況を依頼者側と、会社側とが異なる表示形態として関連付けたテーブルを有するデータベースである。特に会社側においては各担当ユーザーが今何をすべきか等の責任の所在の明確化を図れるデータである。両者の関連付けは図11に示した。
上記の構成とされた設計支援サーバー2は、通信端末3及び4からネットワーク5を介してアクセスしてくる各ユーザーへWEBページを提供し、同ページ上で各ユーザーへ設計条件の詳細を入力させ、その設計条件と進捗状況とをリアルタイムで開示すると共に、依頼者が閲覧する進捗状況と、会社が閲覧する進捗状況とを区別して分かり易くし作業効率の向上を図ることに寄与する。
前記通信端末3及び通信端末4は、マウス、キーボート等で成る入力手段とモニター等で成る出力手段を有する汎用のパーソナルコンピュータ等から構成されインターネット等のネットワーク5を利用可能な環境に設定されている。会社の通信端末4は、会社(本店)及びそれぞれの地域に存在する担当ユーザー(支店)とが同じ属性で接続される。
前記通信端末3及び通信端末4を利用する各ユーザーは、同通信端末3、4からネットワーク5を介して設計支援サーバー2に接続し、例えばえん堤ダム等の設計に必要な設計条件をWEBページ上で入力、閲覧、送信等を行う。
以下に本発明の設計支援システム1の設計支援サーバー2により設計を支援する流れを図2に示すフローチャートにより説明する。
前記設計支援サーバー2は、ステップAで依頼者又は会社の通信端末3、4からアクセスした各ユーザーへ、それぞれ別のURLを指定して、同各URLへアクセスさせることで両者を登録時点で区別しアクセス権限の切り分けを行ない、その上でユーザー登録を行う。
前記ユーザー登録の具体例について図3により詳細に説明する。
前記設計支援サーバー2は、図3のステップA1で、前記各ユーザーへ図4に示したWEBページ上に表示したメニュー画面400によりユーザー未登録者(YES)かユーザー登録者(NO)かを判別させる。ユーザー未登録者(NO)の場合には登録ステップを終了し登録されたIDとパスワードを入力欄401へマウス及びキーボード等の入力手段により入力を促し、図2のステップBへ進ませる。
ユーザー未登録者(YES)の場合、前記設計支援サーバー2は前記ユーザー未登録者がメニュー画面400の登録希望ボタン402をクリックすると、図5のメールアドレス入力画面500を表示させる。そして、ステップA2で前記ユーザー未登録者が利用規約(図示省略)を同意した上で個々のメールアドレスを入力欄501へ入力した後、送信ボタン502をクリックして設計支援サーバー2へ送信する。
すると、設計支援サーバー2は、入力されたメールアドレスを個人情報DB21へ記録して第一登録を行う。
その後、前記設計支援サーバー2はステップA3で、前記アドレスへ図6に示す本登録用のULRのリンクを張ったリンク画面600を前記ユーザー未登録者へ自動的に送信する。前記本登録用のURLは通信端末3からのユーザーと、通信端末4からのユーザーとへ完全に異なるユニークなURLが配信される。このことにより、同じ設計成果物の設計条件を共有しつつも進捗状況をそれぞれの立場から見た分かり易いものに表示できる。前記メールアドレスの送信により本登録用のURLを送信するので、メールアドレスの実在確認ができセキュリティーを確保できる。
次に、前記設計支援サーバー2はステップA4で、前記ユーザー未登録者(又は第一登録者)が前記ステップA2で受信したリンク画面600に張られたURLにアクセスすると、図7の本登録画面700を表示させ、個人情報入力欄701…へ個人特定情報をそれぞれ入力手段により入力させる。個人情報入力欄701には少なくとも住所、氏名、法人名、任意のID、及びパスワード、郵便番号、電話番号、FAX番号を入力するものとする。前記ユーザー未登録者は入力が完了したら送信ボタン702をクリックして設計支援サーバー2へ送信する。
前記設計支援サーバー2は、送信された前記個人特定情報を受信すると、同個人特定情報をステップA5で前記個人情報DB21内へ記録格納し、ユーザー登録を完了する。そして、ユーザー登録の完了と登録情報を本登録画面700上に図7Bに示すように表示させる。
前記個人情報DB21には、前記入力された住所から予め割り付けたテーブルに基づいて依頼者に対する会社の担当ユーザー(支店)が地域別に割り振られ、メニュー画面800(図8)に表示可能に記録格納される。上記のようにユーザー情報が管理されているので、依頼者がユーザー登録すると会社のどの担当ユーザー(支店)に担当してもらうかが自動的に決定され、特定された支店(担当ユーザー)にのみ設計条件を入力した案件が依頼されて、誤認や作業の行き違いをなくすことができる。
上記のようにユーザー登録が完了すると、図4に示すメニュー画面400の入力欄401へ登録されたID及びパスワードを入力して、設計支援サーバー2の設計支援プログラムへログインすると、図8のユーザーメニュー画面800が表示される。
以下に設計条件を入力する流れを説明する。
前記メニュー画面800には、新件入力ボタン801と履歴表示ボタン802が備えられている。これまでの全案件の進捗状況を閲覧したいときには履歴表示ボタン802をクリックすると、図10に示すような案件履歴の一覧が表示された進捗状況表示画面1000が出力画面上に表示される。ここで上述したように、依頼者が利用する通信端末3から接続した場合に表示される進捗状況と、会社が利用する通信端末4から接続した場合に表示される進捗状況とは異なるものである。図示例では会社の端末4からアクセスされた場合に表示される進捗状況を示した。進捗状況に対する会社への表示と、依頼者への表示とは図11に示す通りである。
次に、設計支援サーバー2はステップBにより新しい設計成果物を依頼するための設計条件をWEBページ上へ入力させる。依頼者側のユーザーがWEBページ上の新件入力ボタン801をクリックすると図9の新件入力画面900を表示される。そして、各設定入力欄901…に適切な設計条件を入力させ、設定選択欄902にはプルダウンメニューから適切な設定条件を選択させて各設計条件の詳細な指定を行わせる。
各設計条件の指定が終了すると、ステップCに進み、設計条件を入力した設計依頼書を作成し会社へ提出して正式に依頼する。つまり、依頼者側のユーザーが図9の新件入力画面900の最後尾に設けられている入力完了ボタン903をクリックすると、設計支援サーバー2へその進捗状況と設計条件が送信される。すると設計支援サーバー2は送信された進捗状況を進捗状況DB23へ、設計条件を設計案件DB22へそれぞれ記録格納すると共に、会社側の担当ユーザーには図10の進捗状況表示画面1000の状態欄に「ヘッダ入力待ち」と表示し、依頼者側には前記状態欄に「作成待ち」と表示する。そして、図示することは省略したが会社の担当ユーザーが設計成果物の納品先や用紙サイズの指定等のヘッダを入力すると、会社の担当ユーザー側の進捗状況表示画面1000の状態欄が「作成待ち」と変更されると共に、自動的に設計の依頼書をエクセル等により作成する。斯くすると、依頼者側のユーザーが依頼書を出力し捺印等をして会社へ提出して正式に依頼する運びとなる。因みに、設計条件を全て入力できず次に日等に入力を続けて行いたいときには、一時保存ボタン904をクリックする。すると、図10の進捗状況表示画面1000の状態欄に「一時保存中」と表示される。後日再入力する際には前記ステップA及びBを行えばよい。
また、依頼者が設計条件入力時に専門的な情報が必要で詳細な設計条件の入力が難しい場合には、図9の新件入力画面900の代理入力切替えボタン905をクリックして代理入力を要求する旨を設計支援サーバー2へ送信する。すると設計支援サーバー2はその旨を進捗状況表示画面1000の状態欄に「代理入力待ち」と開示し、会社の担当ユーザー(支店)へ代理入力を促すことができる。この際、本登録時に割り振られた依頼者に対する担当ユーザー(支店)の進捗状況表示画面1000の案件履歴に、前記「代理入力待ち」が表示されることにより依頼される。勿論、設計支援サーバー2は上述した進捗状況を進捗状況DB23へ、途中まで設計条件を入力している場合には設計条件を設計案件DB22へそれぞれ記録格納する。そして、代理入力する会社の担当ユーザーは上述した代理入力用の新件入力画面900(図9と略同様)上で各設計条件を入力する。その際前記ヘッダ入力も同時に入力される。
上記のようにして依頼者又は代理入力をした担当ユーザーが会社(本店)へ設計成果物の設計依頼をすると、ステップDで会社が設計を開始することとなる。次にその点を説明する。
設計支援サーバー2は、前記設計を依頼された会社の担当ユーザー(支店)が通信端末4からアクセスすると、図10の進捗状況表示画面1000を表示させ案件履歴を閲覧させる。依頼者から設計依頼が行われていると、「作成待ち」と表示される案件が開示されている。これが依頼者が設計成果物を依頼し作成を待っている案件である。前記会社の担当ユーザーがその案件の詳細ボタン1001をクリックすると、図12に示すダイアログボックス1200が表示される。そして、依頼者から入力された設定条件に基づいた設計成果物の設計の作成を開始するため「作成中」ボタン1201をクリックし、設計支援サーバー2へ設計成果物の作成を開始したことを送信する。すると、設計支援サーバー2は前記進捗状況を進捗状況DB23へ記録すると共に、図10の進捗状況表示画面1000の状態欄を「作成待ち」から「作成中」へ変更させる。依頼者からの設定条件に変更が必要な場合には内容修正ボタン1202をクリックし、図9に示すような前記新件入力画面900上の設定入力欄901及び設定選択欄902へ適切な条件を指定して修正することができる。
次にステップEで、会社の設計担当者が設計条件を網羅した設計成果物を作成すると、通信端末4から設計支援サーバー2へアクセスし、図10の進捗状況表示画面1000を表示させる。現在「作成中」となっている担当した案件の詳細ボタン1001をクリックすると、図13のダイアログボックス1300が表示される。そして、設計完了ボタン1301をクリックして、その案件の作成が完了した旨を送信する。すると、設計支援サーバー2は前記進捗状況を進捗状況DB23へ記録格納すると共に、図10の進捗状況表示画面1000の状態欄を「作成中」から「作成完了」へと変更させる。また、依頼者側の進捗状況表示画面1000の状態欄には「作成中」から「納品待ち」に変更される(図11参照)。
そしてステップFにおいて、会社は前記設計成果物を依頼者へ納品すると、通信端末4から設計支援サーバー2へアクセスし、図10の進捗状況表示画面1000を表示させ、現在「作成完了」となっている担当した案件の詳細ボタン1001をクリックすると、図14のダイアログボックス1400が表示される。そして、納品済みボタン1401をクリックして、設計成果物を納品した旨を送信する。すると、設計支援サーバー2は前記進捗状況を進捗状況DB23へ記録格納すると共に図10の進捗状況表示画面1000の進捗状況を「作成完了」から「納品済み」へと変更する。依頼者側も同じ表示である(図11参照)。
会社が納品した後に、その案件が消滅又は廃案になった場合には、図示することは省略したがそれらの結果を記録することができる。例えば図10、図12〜14を用いて説明した通り図10の進捗状況表示画面1000に「納品済み」と表示された案件の詳細ボタン1001をクリックして消滅・廃案記録用ダイアログボックスを表示させ、そこから消滅又は廃案かを選択して会社側の記録として進捗状況DB23へ保存することができる。この進捗状況は、会社側からは「納付済み」から「消滅」又は「廃案」へ変更されるが、依頼者側には必要ないため「納品済み」の表示に変更はない(図11参照)。
上記のように依頼者からの設定条件をWEBページ上で作成させ、それぞれの進捗状況をリアルタイムで閲覧可能として、作業の滞りを防止することができる。また会社側と依頼者側との進捗状況の表示を異ならせてそれぞれの立場から分かり易いものとできる。
以上に実施形態を図面に基づいて説明したが、本発明は、図示例の実施形態の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために付言する。
本発明に係る設計支援システムの構成を概略的に示した図である。 本発明に係る設計支援システムを利用した設計支援の全体的な流れを説明する流れ図である。 図2のステップAの具体的な流れを説明する流れ図である。 認証情報を入力するダイアログボックス(WEBページ)の一例を示す図である。 メールアドレスを入力するダイアログボックスの一例を示す図である。 WEBページ上にユニークなURLのリンクを張ったダイアログボックスの一例を示す図である。 Aはユーザー未登録者が個人特定情報を入力するダイアログボックスの一例を示す図である。Bはユーザー登録の完了と登録情報を表示するダイアログボックスの一例を示す図である。 新規入力と履歴表示を選択させるダイアログボックスの一例を示す図である。 設定条件の詳細を指定するダイアログボックスの一例を示す図である。 案件履歴の一覧を表示したダイアログボックスの一例を示す図である。 依頼者側から見た進捗状況と会社側から見た進捗状況との関連付けを示す参考表である。 会社側の担当ユーザーが設計作成を開始する旨を設計支援サーバーへ送信するダイアログボックスの一例を示す図である。 会社側の担当ユーザーが設計作成を完了する旨を設計支援サーバーへ送信するダイアログボックスの一例を示す図である。 会社側の担当ユーザーが設計成果物を納品済みである旨を設計支援サーバーへ送信するダイアログボックスの一例を示す図である。
符号の説明
1 設計支援システム
2 設計支援サーバー
3 依頼者の通信端末
4 会社の通信端末
5 ネットワーク
21 個人情報DB
22 設計案件DB
23 進捗状況DB

Claims (1)

  1. 個人情報データベース(21)及び設計案件データベース(22)並びに進捗状況ベース(23)とを有し、設計成果物の設計条件及び進捗状況をアクセス権者にWEBページ上で閲覧可能に開示する設計支援サーバー(2)と、前記設計支援サーバー(2)へのアクセス権を有する依頼者が使用する通信端末(3)と、同じく設計支援サーバー(2)へのアクセス権を有する会社が使用する通信端末(4)とを、インターネットのネットワーク(5)を介して接続し、前記設計支援サーバー(2)がWEBページ上で設計成果物の設計条件の指定を行わせ、その設計条件と進捗状況を共有化して閲覧可能とし、依頼者と会社とが情報交換を円滑にする設計支援システム(1)であって、
    設計支援サーバー(2)は、依頼者及び会社の通信端末(3)、(4)を利用するユーザーへ、WEBページ上で利用規約の同意とメールアドレスの入力を促し、前記各ユーザーへそれぞれ異なる本登録用のURLを指定してアクセスさせることで両者を区別し、アクセス権限の切り分けを行う第一登録手段と、送信したURLへ前記各ユーザーがアクセスすると、住所や任意のID、パスワードを含む個人特定情報の入力を促し、入力されるとユーザーID及びパスワードで成る認証情報を個人情報データベース(21)へ記録する第二登録手段とでユーザー登録を行う手段と、
    設計支援サーバー(2)は、前記個人情報データベース(21)内の本登録時に入力された住所等の個人特定情報から予め割り付けられたテーブルに基づいて依頼者に対する会社の担当ユーザーを地域別に割り振る手段と、
    設計支援サーバーは、依頼者又は会社の通信端末(3)、(4)を利用するユーザーから、前記認証情報を受信すると、前記個人情報データベース(21)を参照して認証し、認証されたユーザーの通信端末を接続させる手段と、
    設計支援サーバー(2)は、メニュー画面の表示により新規案件の設定条件入力の開始を促す、又は現時点での全案件に対する進捗状況の案件履歴の表示を促す手段と、
    設計支援サーバー(2)は、依頼者又は依頼者から代理入力を依頼された会社の担当ユーザーへ設計成果物の設計条件の詳細をWEBページ上へ指定すること、及び前記指定した設計条件を設計案件データベース(22)へ保存することを促し、その進捗状況をWEBページ上に開示する手段と、
    設計支援サーバー(2)は、依頼者が設定条件の入力が難しい場合、代理入力を要求する旨を設計支援サーバー(2)へ送信させ、その進捗状況をWEBページ上に開示して、上記本登録時に割り振られた会社の担当ユーザーへ直接代理入力を促す手段と
    設計支援サーバー(2)は、上記全案件の案件履歴表示において、依頼者及び会社の通信端末(3)、(4)から送信される全案件の進捗状況を依頼者側と、会社側とが異なる表示形態として関連付けたテーブルを有する進捗状況ベース(23)を参照して、依頼者が閲覧する進捗状況と、会社が閲覧する進捗状況とを、責任の所在が明解なそれぞれに異なる表示形態として表示する手段と、
    設計支援サーバー(2)は、依頼者又は依頼者から代理入力を上記案件履歴表示上で依頼された会社の担当ユーザーが設計条件の指定を完了すると、その進捗状況をWEBページ上へ開示すると共に、前記会社の担当ユーザに納品先や用紙サイズの指定を含むヘッダーを入力させて設計の依頼書作成、その旨を同設計支援サーバー(2)へ送信させ、その進捗状況をWEBページ上へ開示して会社へ設計作成の開始を促す手段と、
    設計支援サーバー(2)は、会社が設計依頼を受けて設計を開始すると、その旨を同設計支援サーバー(2)へ送信させ、その進捗状況をWEBページ上に開示し、前記会社が設計を完了したことを同設計支援サーバー(2)へ送信させ、その進捗状況をWEBページ上に開示する手段と、
    設計支援サーバー(2)は、会社が依頼者へ設計成果物を依頼者へ納品すると、その旨を同設計支援サーバー(2)へ送信させ、WEBページ上にその進捗状況を開示する手段と、
    から成ることを特徴とする、設計支援システム。

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