JP2004037845A - 光結合装置 - Google Patents

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Akira Ishioka
石岡 彰
Shuichi Irikura
入倉 修一
Shinya Hori
堀 伸哉
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Abstract

【課題】挿入損失を効果的に低減することができる光結合装置を提供する。
【解決手段】光ファイバ6,7及び光ファイバー8,9を保持した保持具3,5とGRINレンズ2,4とを備えたコリメータ11,12を対向位置に配置する。両側のコリメータ11,12に、保持具3,5の中心軸に対して同心円上に2本以上の光ファイバ6,7,8,9を配置できる保持具3,5を使用し、両コリメータ11,12の接合面3M,2M,4M,5Mを平行に配置する。ファイバ6とファイバ9間のレンズ2,4内の光路が最短となり、挿入損失が効果的に低減される。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光通信分野で使われる光結合装置の構造に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
光通信では、光ファイバに複数の波長の光を重ね合わせて伝送容量を増加させるWDM(Wavelength Division Multiplex:波長分割多重)という手法が用いられる。WDMでは、特定の波長の光信号のみを選択し、合分波するフィルタやアイソレータ、サーキュレータなど多くの種類の光部品が使用される。これら光部品に必要な基本要素として、光結合装置があり、結合効率を高め、高信頼性、と安定した機能を果たす開発が行われてきた。
【0003】
従来、光結合装置は、非球面レンズやGRIN(Gradient Index)レンズと光ファイバの出射端もしくは入射端を精度良くレンズに位置合せする保持具(一般にはガラスキャビラリ、スリーブ、フェルールなどと呼ばれている)と共に接合して、コリメータを構成、さらにこれらコリメータ2組を対向位置に光結合し、コリメータ間に光学素子(例えば誘電体多層膜フィルタ、結晶素子など)を介在させることにより、必要な機能を実現してきた。保持具の形状は円筒中心に光ファイバを2本または1本入れられるものや形状が直方体のものなど様々な形がある。
【0004】
誘電体多層膜フィルタを使用した光結合装置(フィルタモジュール)の構成は、光信号をレンズ端面に入射するファイバ(コモンポート)、光学素子である誘電体多層膜フィルタと、これを透過しさらにもう一方のレンズ端面から光信号を受け取るファイバ(パスポート)、前記誘電体多層膜フィルタから反射された光信号を同じGRINレンズを通過後レンズ端面から光信号を受けるファイバ(リフレクトポート)と前記コリメータで構成される。コリメータは、GRINレンズと保持具及び保持具に保持されているファイバより構成され、前記各ポートにファイバの数だけ保持できる保持具が使用されていた。例えば一般的な3端子の場合は、2本用と1本用の保持具を使用して保持していた。このため、GRINレンズの光結合を最大にするためにはそれぞれのコリメータは中心線に対し角度を持って配置された構造となっている。
【0005】
従来技術では、光ファイバ2心を保持する保持具は、その中心または、中心軸から同心円の位置に、ほぼ125μmの外径を有する光ファイバ2本が配置されているのに対し、光ファイバ1心を保持する保持具は、前記光ファイバが保持具の中心に1本のみ配置されている。光結合はこれら光ファイバの中心部(コア又はモードフィールド径)の直径約9.5μm(シングルモードファイバ:SMFの場合)の部分で行われる。
【0006】
このため、光学素子を透過してきた光束を効率よくパスポートファイバ内に受け取る、すなわちGRINレンズで結合するにはファイバが保持具内にある2本の光ファイバの配置と相対的に同心円上にあることが望ましい。従来の方法は、保持具はファイバの保持具中心軸に対して2本のファイバが接する配置のものと、光ファイバの中心軸に1本のファイバが配置されたものを使用しており、それぞれの保持具を対向する位置に配置し、結合装置を構成する際、両保持具内のファイバ相対位置は同心円上にないため、必ず軸をずらした位置に調整、固定されなければ結合できない。加えて、両側のコリメータのGRINレンズによる光束は前記レンズの中心軸に対して角度を持つため、両側のコリメータをその角度に調整して光結合する必要があった。これらの調整を完全に行わないと、光束が光ファイバコア内に十分に導入されず、挿入損失の増加や、波長特性の安定性の低下、ならびに温度や湿度変動に対する信頼性の低下につながる。
【0007】
このことから、光結合装置の光学的結合を十分に果たすためには、各コリメータの組立調整時に、角度調整など十分に結合作業を行う必要があった。この場合、調整が困難で十分調整が取れず、できあがった結合装置の挿入損失を小さくするにも限界があった。また、温度や湿度の変化に伴い、材料の膨張係数により光結合のポイントが変動するので、GRINレンズを使用して、光結合をしようとする際、光の通りうる範囲が、光の入射角度によって広がるため、少なくとも光の通りうる範囲(以下、光束径という)が、受け側ファイバのコア径(SMFの場合9.5μm)より小さくする必要がある。即ち、的に対して光束の径が小さければより結合しやすくなるが、こうした設計がなされていないため結合作業は非常に困難を極め、高いスキルと経験が要求された。また光束の径が小さいことから的の中心に調軸できれば、多少の材料の熱膨張があっても、光結合への影響が少なく実現でき、製造のバラツキはもとより、結合のミスによる挿入損失増加を防ぐことができ、波長特性の安定化、温度、湿度などの環境変化に対しても変動の少ない高信頼性の光部品が実現できる。さらに、WDMにおけるフィルタの用途では合分波のために、4ch、8ch、16ch…と複数チャンネル、カスケード接続等の方法で使用されることとなるため、挿入損失の大きさがシステムに与える影響があり問題となる。このため単体の光結合装置の挿入損失を小さくすることが、WDM等の通信システム設計上有利となり、なおかつシステムのマージンを得ることにつながる。
【0008】
そこで、本発明は、このように課題を解決するものであり、挿入損失を効果的に低減することができる光結合装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手投】
挿入損失の低減を図るために、GRINレンズ端面での光束を光ファイバ中心部の径、例えば約9.5μmより小さくなるような構造、即ち、コリメータを構成する際と光結合装置を構成する際に、レンズ内を通過する光路を、斜め研磨されていることを利用し、できる限り短くなるように構成すること、調軸を容易にするために、保持具中心軸に対して、ファイバの配置が同心円上になるように配置すること、及びGRINレンズピッチを0.25より小さくし、光束の径をさらに絞り込むことを要旨とする。
【0010】
尚、レンズピッチは、レンズ内の光線の蛇行周期を示し、ピッチ0.25では、無限遠物の倒立像が出射端面上に結像できるレンズの長さであり、逆に点光源を入射端面の中心に置けば、平行性のよい光ビーム(Collimated beam)を取り出すことができる。また、ピッチ0.5は、入射端面においた物体の倒立像が出射端面上に結像するレンズ長さである。また、ピッチ0.75は、無限遠物体の正立実像が出射端面上に決像するレンズ長さである。
【0011】
請求項1の発明は、光ファイバを保持した保持具とGRINレンズとを備えたコリメータを対向位置に配置した光結合装置において、両側のコリメータに、前記保持具の中心軸に対して同心円上に2本以上の光ファイバを配置できる保持具を使用したものである。
【0012】
この請求項1の構成によれば、組立時に光学的位置調整の容易な光通信用結合装置を実現することができる。
【0013】
そして、GRINレンズ内を通過する光路を短くするように保持具、ファイバとGRINレンズを配置することにより、レンズを通過後の光束が絞り込まれた形状となるので、ファイバヘ効率よく光結合することができ、挿入損失を小さくすることができる。この効果は調軸作業の容易性にも寄与することはいうまでもない。これはGRINレンズを斜め研磨することにより、レンズ内光路長が短くなることを利用したものである。さらに光学素子を通過後、もう一方のコリメータで光を受け、保持具のファイバに光結合させる際、さらにGRINレンズ内を通過する光路を短くする構造であり、もう一度光束が絞り込まれた形状となるため、いっそう効率よく光結合することができるようになる。また、保持具内に配置された光ファイバの相対位置を同心円上に配置する構造を示すものである。即ち、コモンポート側と同じ保持具を使用することでGRINレンズの中心軸から同心円上にファイバが配置された構造となる。
【0014】
また、請求項2の発明は、前記GRINレンズのピッチが0.2477以上0.2500以下である。
【0015】
この請求項2の構成によれば、GRINレンズのピッチを0.25より小さくすることで、前記の効果に加え、さらに光束が絞り込まれるため、より小さな挿入損失をもたらす構造となるものである。請求項1,2の組み合わせでは、コモンポート−パスポートの光結合に効果がでるものであるが、この発明によりコモンボート−リフレクトポート側の光束の径も小さくすることができる。これらの発明により結合装置の挿入損失の低減だけでなく、より絞り込まれた光束による結合は、従来以上に結合効率を高めることが可能で、信頼性の向上や調軸作業にもおおいに寄与することができる。
【0016】
また、請求項3の発明は、斜め研磨面の断面を楕円に見て光ファイバの配置が長軸方向に並ぶように処理した前記保持具を使用したものである。
【0017】
この請求項3の構成によれば、1つのコリメータ内でファイバの配置により、片側のファイバからの光信号がGRINレンズ内の光路を最短になるように構成することにより、レンズ端面での光束を絞れるようにすることができる。
【0018】
さらに、請求項4の発明は、それぞれ斜め研磨された前記保持具及びGRINレンズで形成したコリメータ2組で光結合装置を構成し、前記保持具及びGRINレンズの接合面が平行に配置されているものである。
【0019】
この請求項4の構成によれば、対向するコリメータのいずれもがGRINレンズ内を最短光路を通過するように構成し、片側コリメータからもう片方のコリメータ端面と受光ファイバでの光束が絞れるようにする。
【0020】
【発明の実施形態】
まず、入射された光が光ファイバからGRINレンズ内を通り、GRINレンズ端面のどこに位置するかについて説明する。GRINレンズは、円柱状のガラス母材の屈折率分布をレンズの中心軸から外周部に向かって放射状に付けることにより、形状は円柱状であるが、通常のレンズと同様の集光ができる。このレンズ内を光信号が通過する様は、数1で示される。即ち、レンズへの入射側のレンズ中心軸に対する位置及び入射角度が決まればレンズ出射側での光信号の位置が決まる。
【0021】
【数1】
Figure 2004037845
【0022】
ここで、rl:入射端面状の光線の位置(mm)
l:入射端面状の光線の角度(ラジアン)
r2:出射端面状の光線の位置(mm)
2:出射端面状の光線の角度(ラジアン)
Z:レンズ長(mm)
√(A):屈折率分布定数
NO:レンズ光軸上屈折率
上記数1により、光ファイバから出射した光信号がGRINレンズを通過し、ファイバ出射端から結合するファイバまでのリフレクトボート及びパスポートでの光束の径を計算した結果を表1に示す。なお、計算の前提として、光ファイバの出射または入射に伴う開口数の条件を0.13とし、この角度から求められる光線の位置の幅を光の径にみたてた。
【0023】
また、ファイバ及びレンズの接合端面では斜め研磨処理がなされているので、光束は、楕円状となっている。光結束装置の構成部品の配置を示すため、結合装置を平面においたとき、斜め研磨面の長径方向が、平面より垂直方向になるようにし、その状態で結合装置を真上からみた場合をトップ、真横から見た場合をサイドと定義してそれぞれの位置で評価した。前記光結合装置の2つのGRINレンズ−保持具の接合面がサイドから見て平行、ハの字、逆ハの字となる位置関係があり、それぞれについて評価した。
【0024】
ここで、光結合装置を図面に基いて説明する。図1は、本発明の光結合装置の実施形態例の正面図であり、光ファイバ6,7を保持した保持具3とGRINレンズ2及び光ファイバ8,9を保持した保持具5とGRINレンズ4を、それらの接合面3M,2M,4M,5Mを光の反射を低減させるために斜め8°に研磨し、さらには研磨後のファイバ端面にARコート処理をして接合した2つのコリメータ11,12を対向の位置に配置し、そのGRINレンズ2,4と保持具3,5の接合面3M,2M,4M,5M同士が平行になるように配置したものである。尚、光ファイバ6,7,8,9にはシングルモードファイバが用いられている。また保持具3,5は、図2のように中心に光ファイバが2本保持できる挿通孔21を有し、接合面を3M,5Mを斜め8°に研磨することにより、図3の正面図に示すごとく、接合面3M,5M側のファイバ端面は斜めに研磨されており、かつ光ファイバ6,7,8,9は、斜め研磨の長径方向に並ぶように処理されている。そして、光ファイバ6がコモンポート、光ファイバ7がリフレクトポート、光ファイバ9がパスポートである。
【0025】
図5及び図6に示すように、前記保持具3,5にGRINレンズ2,5を接合するが、GRINレンズ2,5の接合面2M,5Mも斜め8°に研磨され、保持具3,5及びGRINレンズ2,4がそれら接合面(研磨面)3M,2M,4M,5Mを合わせて直線上に接合できるようになっている。さらに、これらコリメータ11,12を対向する位置に配置するが、図6の正面図の場合は、コリメータ11の接合面3M,2Mとコリメータ12の接合面5M,4Mとの位置関係は、ハの字となり、入射したファイバ6からの光路長がGRINレンズ4内で最短光路を取れないため、コリメータ12での接合面4M,5Mにおける光束径が最大限小さくならない。
【0026】
図1の正面図の場合は、コリメータ11の接合面3M,2Mとコリメータ12の接合面5M,4Mとの位置関係は、平行になり、入射側ファイバ6からの光がGRINレンズ2及びGRINレンズ4内の光路を最短となるように通過するため、表1より光束径が20%以上小さくなる。すなわち、GRINレンズ2は、コモンポートの光ファイバ6側の長さがリフレクトポートの光ファイバ7側の長さより短くなるように接合面2Mを斜めに形成し、GRINレンズ4は、パスポートの光ファイバ9側の長さが光ファイバ8側の長さより短くなるように接合面4Mを斜めに形成している。
【0027】
図7は、この光路の説明図であり、入射側ファイバ6の光が、斜め研磨されたファイバ6の端面からGRINレンズ2と光学素子1を通過後、GRINレンズ4を通過しパス側ファイバ9にて受け取り、光学素子1の裏面で反射した光は、反射側ファイバ7にて受け取る様を示している。GRINレンズ2の光路長は、斜め研磨により短くなっており、GRINレンズ4は長い側の光路を取るため、表1のように、リフレクト側の光束は小さくならないが、パスポート側の光束は小さくなる。
【0028】
ここで、コリメータ11の接合面3M,2Mとコリメータ12の接合面5M,4Mとの位置関係について検討する。
【0029】
保持具とGRINレンズの接合面での光ファイバ配列の定義は、保持具の中心にファイバを2本挿入されている接合面(研磨面)3M,2M,5M,4Mから保持具を楕円に見て、ファイバが短径方向に横2本並ぶ配列を横配列、ファイバが長径方向に並ぶ配列を縦配列とした。すなわち、図4は図1の正面図におけるA−A線矢視図であり、接合面3Mは縦方向に長い楕円をなし、光ファイバ6,7が長径方向に並ぶ縦配列である。
【0030】
コリメータ11の接合面3M,2Mとコリメータ12の接合面5M,4Mとの位置関係は、2つのコリメータ11,12を対向位置に配置して光結合装置としてGRINレンズと保持具の接合面2つが研磨角度で見える位置、すなわち正面図において接合面3M,2M,5M,4Mが垂直方向と傾斜する位置(以下、サイドと言う)より見て、逆ハの字、ハの字、平行となるように配置でき、それぞれを定義する。図面を参照して説明すると、図1は平行、図6はハの字である。また、装置を真上から見た状態をトップと定義する。図4において、リフレクトポートの接合面3Mに入射する光束径のトップ側から見た寸法φtと、サイド側から見た寸法φsを測定して表1に示す。すなわちφtは光束径の横寸法、φsは光束径の縦寸法である。尚、上述したように光ファイバ6,7,8,9のコアの直径約9.5μmである。
【0031】
【表1】
Figure 2004037845
【0032】
表1に示す結果では、光ファイバ6,7,8,9を接合面3M,5Mに対して長径方向に2本並べて縦配列し、2つのコリメータ11,12の接合面が平行になるように配置(図1)した場合に、光ファイバ(パスポート)9の接合面5Mでの光束径が最も絞り込まれる。これは、入射した光が、GRINレンズ2,4内を斜め研磨した分だけ最短光路を通過するように配置したからである。
【0033】
なお、GRINレンズのピッチとしては、0.250を使用しているが、市販のピッチ0.230をリフレクト側のGRINレンズ2に使用した場合には、さらに光束径は小さくなる。
【0034】
しかし、この場合、光束が小さくなる位置がGRINレンズと保持具の接合面に対してやや距離を置く必要があり、組み立ての際に軸に対する角度調整の要素も考慮しなければならない。入手可能なGRINレンズのピッチとしては、0.248が適切であり、この場合の端面における光束径を表2に示す。
【0035】
【表2】
Figure 2004037845
【0036】
この場合は、パスポートだけでなく、リフレクトポートでも光束径が小さくなるため、この発明の効果がより顕著になるものである。
【0037】
また、以下の表3〜表6は、レンズピッチを変えた場合の光束径の寸法φt,φsと光束の軸ズレを示す。この軸ズレについて図9に基いて説明すると、図9は図4と同様にファイバを縦配列にした保持具3,4の接合面3M,4Mを図示し、リフレクトポートのファイバ7端面を拡大表示し、ファイバ7のコア7Kの縦方向中心Xcに対して、光束の中心が上方にずれた場合をプラス、下方にずれた場合をマイナスとしている。また、コア7Kの横方向中心に対して一側にずれた場合をプラス、他側にずれた場合をマイナスとしている。尚、この場合も図1に示したようにコリメータ11,12の接合面は光路が最短となるように平行に設定されている。
【0038】
【表3】
Figure 2004037845
【0039】
【表4】
Figure 2004037845
【0040】
【表5】
Figure 2004037845
【0041】
【表6】
Figure 2004037845
【0042】
上記表のように、各レンズピッチの組み合わせにより、光束径が集光て小さくなり、挿入損失のない光結合装置が得られることが分かる。
【0043】
下記の表7は、リフレクトポートのファイバ7端面における光束の寸法φt,φsと軸ズレを示すものであり、リフレクト側のGRINレンズ2のレンズピッチを換えた場合を示す。
【0044】
【表7】
Figure 2004037845
【0045】
上記表7の最上段のピット0.2485で説明すると、ファイバ7のコア7Kの直径は、9.5μmで、φsは2.466μmに集光されて小さくなり、軸ズレは2.474μmとなる。軸ズレの値にφsの二分の一の値を加えてやれば、コア7Kの中心から一番離れた光束の端部の位置が得られ、これが3.707μmであり、コア7Kの半径は、4.75μmであるから、光束が全てコア7Kに入る位置であることが分かる。そして、レンズピッチ0.2477では、コア7Kの中心から一番離れた光束の端部の位置は、4.445(<4.75)μmであるが、レンズピット0.2476では、同位置は、4.8465(>4.75)μmであるから、光束の一部がコア7Kから外れ、ロスが生ずる。このため、レンズピッチは0.2477以上とすることが好ましい。尚、この場合も図1に示したようにコリメータ11,12の接合面は光路が最短となるように平行に設定されている。
【0046】
再び図面を参照すると、図7に示した本発明の光結合装置の光信号の光路をさらに説明すると、GRINレンズ2の中心軸上に同心円上の位置にあるファイバ6から出射された光は、GRINレンズ2の端面に中心軸(OA)よリrl離れた位置に入射し、光学素子1を介してGRINレンズ4の中心軸(OA)よりr2の位置に出射、あるいは光学素子1の表面で反射されGRINレンズ4を介してファイバ8に結合する。調軸は、ほぼストレートで行われるため、角度調整は、初期の位置補正のみでその後は行わなくて良い。また、図2は保持具3の形状であり、断面中心の取付部たる取付孔21に2本の光ファイバ6,7を挿通固定できる。図3は保持具3に斜め研塵を施した正面図である。従来技術では、筒状中心にファイバ1本を固定するため、ファイバの相対的位置は、保持具3と図6の保持具5の組み合わせでは、ファイバ径の1/2だけオフセットする必要があり、ストレートに調軸することはできず、両コリメータに角度をつけて調軸するほかはない。よって保持具3を両側のコリメータ11,12に使用することにより、保持具3,5中心軸に対して、ファイバ6,7,8,9の配置が同心円上になるように配置できるため、各部品をほぼストレートに接続することにより、光結合を容易に実現できる。尚、前記保持具3,5の中心軸はGRINレンズ2,4の中心軸(OA)と同一軸線上にある。
【0047】
また、計算結果より、フィルタを透過したパス側の光束径を最小にする組み合わせが存在し、パスの調軸の際、ファイバのコア径より小な光束とすることができ、リフレクト側の調軸が十分にできれば、従来技術では角度調整も必要で困難と思われるパス側の調軸が容易になることがわかった。
【0048】
本発明の請求項に対応する実施例のフィルタモジュールを図8に示す。中央付近に、光学素子である誘電体多層膜フィルタ31を配したもので、その挿入損失は表8のように、従来の方法に比較して1/2以下となっている。また、これらのモジュールを複数組み合わせて接続し、4ch、8chMUX,DEMUXを組み上げた場合の挿入損失を表8に示した。これらも従来技術に比較し、半分以下の挿入損失となっており、その効果が認められた。またこれらの効果は、その製造においても活用できることがわかった。
【0049】
調軸にかかる時間が従来の10分の1に短縮されているのは、結合する的に対する光束の大きさが小さくなっていること、コリメータ同士を角度をもって調軸する必要がないことなどとなって現れている。
【0050】
さらに、GRINレンズ2,4のピッチとして0.248を使用すれば、表2に示したようにリフレクト側でも光束径を小さくできる。なお、上記実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0051】
フィルタモジュールによるMUX/DEMUXの挿入損失は、表8のように従来の数値に比較し1/2以下となり、十分な効果が得られた。また、図8のフィルタモジュールにおいて、レンズピッチを0.2477以上0.2500以下にすれば、光束径が20%以下と大幅に小さくなるため、取り分けリフレクトポートにおいてその効果があり、より信頼性の高い部品として期待される。
【0052】
表8に従来技術とこの発明による製品の挿入損失の比較を示した。
【0053】
【表8】
Figure 2004037845
【0054】
このように本実施形態では、請求項1に対応して、光ファイバ6,7及び光ファイバー8,9を保持した保持具3,5とGRINレンズ2,4とを備えたコリメータ11,12を対向位置に配置した光結合装置において、両側のコリメータ11,12に、保持具3,5の中心軸に対して同心円上に2本以上の光ファイバ6,7,8,9を配置できる保持具3,5を使用したものであるから、組立時に光学的位置調整の容易な光通信用結合装置を実現することができる。
【0055】
そして、GRINレンズ2,4内を通過する光路を短くするように保持具3,5、ファイバ6,7,8,9とGRINレンズ2,4を配置することにより、レンズ2,4を通過後の光束が絞り込まれた形状となるので、ファイバ7,9ヘ効率よく光結合することができ、挿入損失を小さくすることができる。この効果は調軸作業の容易性にも寄与することはいうまでもない。これはGRINレンズ2,4を斜め研磨することにより、レンズ2,4内光路長が短くなることを利用したものであり、さらに、光学素子1を通過後、もう一方のコリメータ12で光を受け、保持具5のファイバ9に光結合させる際、さらにGRINレンズ4内を通過する光路を短くする構造であり、もう一度光束が絞り込まれた形状となるため、いっそう効率よく光結合することができるようになる。
【0056】
また、保持具3,5内に配置された光ファイバ6,7,8,9の相対位置を同心円上に配置する構造を示すものである。即ち、コモンポート側の保持具3と同じ保持具5を使用することでGRINレンズ2,4の中心軸から同心円上にファイバ8,9が配置された構造となる。また、パスポート側の保持具5に光ファイバ8,9を設けることにより、光ファイバ8に終端処理を施すことにより光ファイバ8が各ポートへの乱反射を押さえ、反射減衰量を低減できる。
【0057】
また、このように本実施形態では、請求項2に対応して、GRINレンズ2のピッチが0.2477以上0.2500以下であり、GRINレンズ2のピッチを0.25より小さくすることで、前記の効果に加え、さらに光束が絞り込まれるためより小さな挿入損失をもたらす構造となるものである。これにより、特にリフレクトポート側のファイバ7における光伝達を良好に行うことができるという優れた効果が得られる。また、請求項1,2の組み合わせでは、コモンポート−パスポートの光結合に効果がでるものであるが、この発明によりコモンボート−リフレクトポート側の光束の径も小さくすることができる。これらの発明により結合装置の挿入損失の低減だけでなく、より絞り込まれた光束による結合は、従来以上に結合効率を高めることが可能で、信頼性の向上や調軸作業にもおおいに寄与することができる。
【0058】
また、このように本実施形態では、請求項3に対応して、斜め研磨面3M,5Mの断面を楕円に見て光ファイバ6,7,8,9の配置が長軸方向に並ぶように処理した保持具3,5を使用したものであるから、1つのコリメータ11内でファイバ6,7の配置及び1つのコリメータ12内でファイバ8,9の配置により、片側のファイバ6からの光信号がGRINレンズ2,4内の光路を最短になるように構成することにより、レンズ4の端面での光束を絞れるようにすることができる。
【0059】
さらに、このように本実施形態では、請求項4に対応して、それぞれ斜め研磨された保持具3,5及びGRINレンズ2,4で形成したコリメータ11,12の2組で光結合装置を構成し、保持具3,GRINレンズ2の接合面3M,2Mと保持具5,GRINレンズ4の接合面5M,4Mとが平行に配置されているものであるから、対向するコリメータ11,12のいずれもがGRINレンズ2,4内を最短光路を通過するように構成し、片側コリメータ11からもう片方のコリメータ12端面と受光ファイバ9での光束が絞れるようにすることができる。
【0060】
また、本実施形態では、GRINレンズを使用する際、小さな挿入損失をもたらす構造を示すものである。また、対向して配置するコリメータ11,12に同一の保持具3,5を使用することにより、光結合を容易にするものである。またGRINレンズピッチを所定範囲にすることによりさらに光束を絞り込むことができ、対向する光結合装置においては、パスのみならず、リフレクトにおいてもその効果が発揮でき、なおかつ組立に際して、何ら方法を変えることなく結合が出来るものである。
【0061】
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形実施が可能である。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、光信号通過時の挿入損失が小さい光通信用結合装置を実現することができるため、従来製品と比較して、システム設計に対するマージンを十分に取ることが可能となり、また装置の安定度や信頼性の面で有益な光部品を供給することができる。また、組立時に光学的位置調整の容易な光通信用結合装置を実現することができ、製品製造時の調整時間の短縮や作業者の習熟期間の圧縮など、コスト削減ならびに品質確保に高い効果がある。
【0063】
また、請求項2の発明によれば、請求項1で示したようなパス側の光束径のみならず、リフレクト側の光束径も小さくすることができ、さらに挿入損失
や光学特性、信頼性が向上した光結合装置を供給できる。
【0064】
また、請求項3の発明によれば、1つのコリメータ内でファイバの配置により、片側のファイバからの光信号がGRINレンズ内の光路を最短になるように構成することにより、レンズ端面での光束を絞れるようにすることができる。
【0065】
さらに、請求項4の発明によれば、対向するコリメータのいずれもがGRINレンズ内を最短光路を通過するように構成し、片側コリメータからもう片方のコリメータ端面と受光ファイバでの光束が絞れるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる光結合装置の実施形態例の正面図であり、両側のコリメータの接合面が平行をなす。
【図2】同上、光結合装置の保持具の斜視図である。
【図3】同上、光結合装置の保持具とファイバ配置を示す断面図である。
【図4】同上、図1のA−A線矢視図である。
【図5】同上、光結合装置の保持具とファイバとGRINレンズで構成されるコリメータの正面図である。
【図6】同上、光結合装置の他の実施形態例の正面図であり、両側のコリメータの接合面がハの字の配置をなす。
【図7】同上、光結合装置の光跡説明図である。
【図8】同上、光結合装置を使用した光部品(フィルタモジュール)の正面図である。
【図9】同上、接合面の正面図であり、一部を拡大表示している。
【符号の説明】
1光学素子
31 誘電体多層膜フィルタ(光学素子)
2,4 GRINレンズ
3,5 保持具(ファイバ2本用)
2M,3M,4M,5M 接合面
6 コモンポートファイバ
7 リフレクトポートファイバ
8 ファイバ(終端処理部)
9 パスポートファイバ
21 取付孔(取付部)
11,12 コリメータ

Claims (4)

  1. 光ファイバを保持した保持具とGRINレンズとを備えたコリメータを対向位置に配置した光結合装置において、両側のコリメータに、前記保持具の中心軸に対して同心円上に2本以上の光ファイバを配置できる保持具を使用したことを特徴とする光結合装置。
  2. 前記GRINレンズのピッチが0.2477以上0.2500以下であることを特徴とする請求項1記載の光結合装置。
  3. 斜め研磨面の断面を楕円に見て光ファイバの配置が長軸方向に並ぶように処理した前記保持具を使用したことを特徴とする請求項1記載の光結合装置。
  4. それぞれ斜め研磨された前記保持具及びGRINレンズで形成したコリメータ2組で光結合装置を構成し、前記保持具及びGRINレンズの接合面が平行に配置されていることを特徴とする請求項3記載の光結合装置。
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