JP2007163969A - 光結合器、光コネクタ及び光結合器の製造方法 - Google Patents

光結合器、光コネクタ及び光結合器の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レンズの形成を簡便に行い、かつレンズと光ファイバを簡易に位置合わせして結合できる光結合器を提供する。
【解決手段】光結合器1Aは、屈折率分散型平面レンズ2が形成されたレンズアレイ3Aと、光ファイバ4が挿入されるファイバガイド溝7が形成されたファイバアレイ5Aを備える。屈折率分散型平面レンズ2は、レンズアレイ3Aを構成する媒質に不純物を拡散して作成され、レンズの形成に、切削や、金型を使用したモールド成形は不要である。レンズアレイ3Aとファイバアレイ5Aは、位置合わせを行うガイドピン6aとガイド孔8aが形成され、ガイドピン6aをガイド孔8aに挿入して、レンズアレイ3Aとファイバアレイ5Aを一体とすると、屈折率分散型平面レンズ2と光ファイバ4の中心位置が略一致して、光学的に結合される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レンズと光ファイバを結合する光結合器、この光結合器を備えた光コネクタ及び光結合器の製造方法に関する。詳しくは、屈折率分散型平面レンズが形成されたレンズアレイにガイド部材を備えて、光ファイバを支持するファイバアレイと接合することで、レンズと光ファイバの位置合わせを、簡単な構成で行えるようにしたものである。
情報処理の大容量化、高速化に伴い、光伝送システムは今日の電子デバイスにおいては欠かせない技術となっている。このような光伝送システムでは、装置間等で光信号の送受を行う結合部等において、電気デバイスに比べて高い位置精度が要求される。
光信号の送受を行う結合部として、光ファイバ同士、光ファイバと受発光素子間等を接続する光コネクタは、結合損失を抑えるために、光ファイバとレンズ等の光学素子の光軸が一致している必要がある。
このため、従来の光コネクタ等の光デバイスでは、発光素子を駆動して光を送受しながら、個々の光学素子を微動させ、結合損失が最小となるように光軸の位置合わせを行うアクティブアライメントが行われていた。
しかし、アクティブアライメントでは、スループットが悪く、作業工程が増えることでコストが高くなるという問題があった。
そこで、近年、個々の光学素子間の光軸位置の調整を、機械的な位置決め精度で行えるようにしたパッシブアライメントを利用する技術が提唱されている。
パッシブアライメントを利用した光デバイスとしては、レンズアレイ部材にピン孔を開け、複数のレンズアレイ部材を重ねてピン孔にピンを挿入して、レンズアレイ部材をピンで位置合わせして一体とする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−304904号公報
しかし、従来は、パッシブアライメントを利用するために部品点数が多くなり、やはりコストが高くなるという問題があった。また、部品点数が多いと、機械的な位置決め精度でアライメントを行うためには、各部品の精度も高いものが要求され、製造工程が複雑になり、コストが一層高くなるという問題があった。中でも、光の結合損失を向上させるためには、精度の高い凸レンズを形成する必要があるが、複数の凸レンズを作製する工程は、時間とコストがかかるという問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、レンズと光ファイバを簡単な構成で高精度に位置合わせできる光結合器、光コネクタ及び光結合器の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る光結合器は、光ファイバとレンズを光学的に結合させるレンズ部材を備えた光結合器であって、レンズ部材は、レンズとして不純物を拡散させた領域の屈折率を周囲の屈折率と異ならせて形成された複数の屈折率分散型平面レンズを有したレンズアレイと、屈折率分散型平面レンズの配置に合わせて光ファイバを支持するファイバアレイと、レンズアレイ及びファイバアレイに形成され、屈折率分散型平面レンズと光ファイバが光学的に結合される位置に合わせて、レンズアレイとファイバアレイを接合するガイド部材とを備えたことを特徴とする。
本発明の光結合器では、所定の配置で複数の屈折率分散型平面レンズが形成されたレンズアレイと、光ファイバを支持するファイバアレイが、ガイド部材で位置合わせされて接合されると、各屈折率分散型平面レンズと光ファイバが光学的に結合されるレンズ部材が構成される。これにより、光ファイバから出射した光は屈折率分散型平面レンズに結合して出射されると共に、屈折率分散型平面レンズに入射した光は光ファイバに結合する。
また、本発明に係る光コネクタは、光ファイバとレンズを光学的に結合させるレンズ部材を有した光結合器と、一対の光結合器を対向させて位置合わせを行う位置合わせ部材を備えた光コネクタであって、レンズ部材は、レンズとして不純物を拡散させた領域の屈折率を周囲の屈折率と異ならせて形成された複数の屈折率分散型平面レンズを有したレンズアレイと、屈折率分散型平面レンズの配置に合わせて光ファイバを支持するファイバアレイと、レンズアレイ及びファイバアレイに形成され、屈折率分散型平面レンズと光ファイバが光学的に結合される位置に合わせて、レンズアレイとファイバアレイを接合するガイド部材とを備えたことを特徴とする。
本発明の光コネクタでは、所定の配置で複数の屈折率分散型平面レンズが形成されたレンズアレイと、光ファイバを支持するファイバアレイが、ガイド部材で位置合わせされて接合されることで、各屈折率分散型平面レンズと光ファイバが光学的に結合されるレンズ部材を有した光結合器が構成される。
光ファイバと屈折率分散型平面レンズが位置合わせされて結合された一対の光結合器は、位置合わせ部材によって、対向する屈折率分散型平面レンズの光軸を略一致させて結合される。これにより、一方の光結合器で光ファイバから出射した光は屈折率分散型平面レンズに結合して出射され、他方の光結合器の屈折率分散型平面レンズに結合する。そして、他方の光結合器の屈折率分散型平面レンズに入射した光は光ファイバに結合する。
更に、本発明に係る光結合器の製造方法は、レンズ形成部材にガイド部材を形成し、レンズ形成部材のレンズ形成面にマスクを形成し、ガイド部材の位置を基準にして、マスクにレンズ形成窓部を形成し、レンズ形成窓部から、レンズ形成部材を構成する材質に対して所定の不純物を拡散して、ガイド部材を基準に規定された位置に、屈折率分散型平面レンズを形成してレンズアレイを作製することを特徴とする。
本発明の光結合器の製造方法では、レンズ形成部材にガイド部材が形成され、ガイド部材が形成されたレンズ形成部材のレンズ形成面にマスクが形成される。マスクには、ガイド部材の位置を基準にしてレンズ形成窓部が形成され、レンズ形成窓部から、レンズ形成部材を構成する材質に対して所定の不純物が拡散される。
これにより、ガイド部材を基準に規定された位置に、不純物が拡散された領域の屈折率を周囲の屈折率と異ならせて屈折率分散型平面レンズが形成されたレンズアレイが作製される。
本発明の光結合器によれば、レンズとして屈折率分散型平面レンズが形成されたレンズアレイと、光ファイバを支持するファイバアレイが、ガイド部材によって位置合わせされてレンズ部材が形成されることで、簡単な構成で、屈折率分散型平面レンズと光ファイバを結合させることができる。
また、レンズアレイとファイバアレイがガイド部材によって位置合わせされるので、レンズアレイとファイバアレイの接合を、パッシブアライメントで実現でき、スループットが向上し、コストを抑えることができる。
本発明の光コネクタによれば、簡単な構成で屈折率分散型平面レンズと光ファイバを結合させた光結合器を用いることで、損失を抑えることができると共に、部品点数を減らすことができることから、低コストで提供することができる。
本発明の光結合器の製造方法によれば、レンズ形成部材に不純物を拡散して、レンズとして屈折率分散型平面レンズを形成するので、複数のレンズを簡便に形成することができる。
また、屈折率分散型平面レンズと結合される光ファイバを支持するファイバアレイとの位置合わせを行うガイド部材の位置を基準に、屈折率分散型平面レンズを形成するので、屈折率分散型平面レンズと光ファイバの位置合わせを、高精度に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の光結合器、光コネクタ及び光結合器の製造方法の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態の光結合器の構成例>
図1は第1の実施の形態の光結合器の一例を示す構成図で、図1(a)は第1の実施の形態の光結合器1Aの正面図、図1(b)は光結合器1Aの上面図、図1(c)は光結合器1Aの背面図である。
第1の実施の形態の光結合器1Aは、屈折率分散型平面レンズ2が形成されたレンズアレイ3Aと、屈折率分散型平面レンズ2と結合される光ファイバ4をガイドするファイバアレイ5Aを接合して構成されるレンズ部材10Aを備える。
レンズアレイ3Aは、プラスチックやガラス等で構成された平板形状で、複数の屈折率分散型平面レンズ2が本例では所定の間隔で1列に並べて配置されると共に、屈折率分散型平面レンズ2が形成されたレンズ形成面3Lに、ファイバアレイ5Aとの位置合わせを行うガイドピン6aが形成される。
屈折率分散型平面レンズ2は、レンズアレイ3Aを構成するプラスチックやガラス等の媒質に、不純物をドーピングすることで周囲との屈折率差を生じさせ、光を集光もしくはコリメート(平行光化)するレンズとして機能させるものである。
不純物ドーピングとは、レンズアレイ3Aを構成する媒質に対して所定の不純物を、熱拡散、イオン交換、あるいはある電場下において放射状に拡散させること(electro migration)を称している。
なお、屈折率分散型平面レンズの作製方法としては、イオン交換法に関しては、例えば、Japanese Journal of Applited Physics Vol 20,April,1981 pp.L296-L298(M.Oikawa, K.Iga, T.Sanada, N.Yamamoto, and K.Nishizawa)に開示されている。
また、electro migrationに関しては、例えば、Applied Optics Vol 23,No.11 1 June 1984 pp.1787-1789(M.Oikawa, K.Iga, M.Morinaga, T.Usui, and T.Chiba)に開示されている。
更に、熱拡散法に関しては、例えば、Applied Optics Vol 21,No.6 15 March 1982 pp.1052-1056(M.Oikawa, K.Iga)に開示されている。
レンズアレイ3Aにおいて、不純物を拡散させた領域は、周囲の媒質よりも屈折率が高くなる。そして、不純物を略半円球状に拡散させることで、入射した光を集光またはコリメートする屈折率分散型平面レンズ2が、レンズアレイ3Aの内部に形成される。なお、本例では、屈折率分散型平面レンズ2は、所定の角度で放射される光をコリメートするように構成されている。
ガイドピン6aはガイド部材の一例で、円筒形状の凸状部材をレンズアレイ3Aのレンズ形成面3Lに一体に形成して構成される。レンズアレイ3Aは、本例では2本のガイドピン6aを備え、屈折率分散型平面レンズ2は、例えばガイドピン6aの位置に合わせて形成される。
ファイバアレイ5Aは、レンズアレイ3Aに形成された屈折率分散型平面レンズ2に合わせて、光ファイバ4を支持する複数のファイバガイド溝7が形成されると共に、レンズアレイ3Aとの位置合わせを行うガイド孔8aが形成される。また、ファイバアレイ5Aは、ファイバガイド溝7に挿入された光ファイバ4を固定する押さえ部材9を備える。
ファイバガイド溝7は、断面形状が例えばV字型で、光ファイバ4が嵌り径方向の位置を規制する形状を有する。また、ファイバガイド溝7は、屈折率分散型平面レンズ2と同じピッチで配置される。これにより、各ファイバガイド溝7に光ファイバ4が挿入されると、複数本の光ファイバ4が、屈折率分散型平面レンズ2のピッチに合わせて支持される。
押さえ部材9は、ファイバアレイ5Aに接着剤等で固定され、ファイバガイド溝7に挿入された光ファイバ4を押さえて固定する。なお、押さえ部材9に、ファイバアレイ5Aのファイバガイド溝7に合わせてファイバガイド溝を形成しても良い。
ガイド孔8aはガイド部材の一例で、レンズアレイ3Aに形成されたガイドピン6aが挿入される直径及び深さを有した円筒形状の凹部を、ガイドピン6aの配置に合わせて形成して構成される。
レンズ部材10Aは、ガイドピン6aをガイド孔8aに挿入し、レンズアレイ3Aとファイバアレイ5Aを接着等で一体とすることで構成される。そして、レンズアレイ3Aとファイバアレイ5Aは、ガイドピン6aをガイド孔8aに挿入して一体とすると、各屈折率分散型平面レンズ2の中心と、各ファイバガイド溝7に支持された光ファイバ4の中心が一致するように構成されている。
<第1の実施の形態の光結合器の製造方法例>
図2及び図3は第1の実施の形態の光結合器1Aの製造方法の一例を示す工程図で、図2はレンズアレイ3Aの製造方法の一例を示す工程図、図3はレンズアレイ3Aとファイバアレイ5Aの組立例を示す工程図であり、次に、第1の実施の形態の光結合器1Aの製造方法について説明する。
まず、図2(a)に示すように、ガラスもしくはプラスチックで作製されたレンズアレイ形成部材11Aの所定の位置に、ガイドピン6aを形成する。本例では、長方形で平板形状のレンズアレイ形成部材11Aの長手方向の両側に、それぞれ1本ずつガイドピン6aが形成される。
次に、図2(b)に示すように、レンズアレイ形成部材11Aのガイドピン6aを形成した面をレンズ形成面3Lとして、マスク12を塗布または蒸着によって形成する。そして、ガイドピン6aの位置を基準にして、フォトリソグラフィを用いてマスク12をエッチングもしくは現像して、マスク12の所定の位置に所定の大きさでレンズ形成窓13Aを開口する。
ここで、ガイドピン6aの中心位置P1と、ガイドピン6aに隣接したレンズ形成窓13Aの中心位置P2の距離をa、レンズ形成窓13Aの中心位置P2の間隔をbとする。
次に、図2(c)に示すように、レンズ形成部材11Aに対して、レンズ形成窓13Aから所定の不純物Dを自然拡散、熱拡散、あるいは電場の下で拡散させる。レンズ形成窓13Aは円形であるので、不純物の拡散速度を制御して、図2(d)に示すように、不純物を略半円球状に拡散させる。なお、不純物の拡散領域Eは、レンズアレイ形成部材11Aを構成する媒質より屈折率が高くなるように構成されている。
マスク12のレンズ形成窓13Aを通してレンズアレイ形成部材11Aに不純物を拡散させて、所定の形状で屈折率の高い領域を作製すると、図2(e)に示すように、マスク12を剥離する。
これにより、複数の屈折率分散型平面レンズ2が、中心位置P2の間隔を所定の間隔bとして1列に並んで形成されると共に、両端の屈折率分散型平面レンズ2が、左右のガイドピン6aの中心位置P1からそれぞれ距離aのところに中心位置P2が形成されて、レンズアレイ3Aが作製される。
さて、図3(a)に示すように、ファイバアレイ5Aは、ガイド孔8aの中心位置P3と、ガイド孔8aに隣接したファイバガイド溝7に挿入された光ファイバ4の中心位置P4との距離をa、各ファイバガイド溝7に挿入された光ファイバ4の中心位置P4の間隔をbとして作製されている。
これにより、レンズアレイ3Aにおける屈折率分散型平面レンズ2の中心位置P2の間隔と、ファイバアレイ5Aにおいてファイバガイド溝7に挿入された光ファイバ4の中心位置P4の間隔は等しく構成される。
また、レンズアレイ3Aにおいて、両端の屈折率分散型平面レンズ2の中心位置P2からガイドピン6aの中心位置P1までの距離と、ファイバアレイ5Aにおいて、両端のファイバガイド溝7に挿入される光ファイバ4の中心位置P4からガイド孔8aの中心位置P3までの距離は等しく構成される。
従って、図3(b)に示すように、レンズアレイ3Aのガイドピン6aをファイバアレイ5Aのガイド孔8aに挿入して、レンズアレイ3Aとファイバアレイ5Aを一体とすると、各屈折率分散型平面レンズ2の中心と、各ファイバガイド溝7に支持された光ファイバ4の中心位置が一致して、屈折率分散型平面レンズ2と光ファイバ4が光学的に結合された光結合器1Aが作製される。
<第1の実施の形態の光結合器の効果例>
第1の実施の形態の光結合器1Aでは、光ファイバ4と結合されるレンズを、凸レンズではなく屈折率分散型平面レンズ2で構成することで、切削や金型を利用したモールド成形等によるレンズの作製工程を省くことができ、簡便にレンズを形成することができる。
また、レンズアレイ3Aに、ファイバアレイ5Aをガイドするガイドピン6aを一体に備えることで、簡単な構成で、屈折率分散型平面レンズ2と光ファイバ4の精密な位置合わせが可能となる。
更に、光結合器1Aは、レンズ部材10Aと光ファイバ4で構成できるので、部品点数が削減され、製作工程の簡便化を図ることができると共に、部品の製作コストを低く抑えることができる。
そして、光結合器1Aを構成するレンズ部材10Aも少ない部品点数で構成できるので、精度が要求される部品が少なくなり、屈折率分散型平面レンズ2と光ファイバ4を結合するレンズアレイ3Aとファイバアレイ5Aの接合を、結合効率を低下させることなくパッシブアライメントで実現でき、スループットが向上してコストを抑えることができる。
<第2の実施の形態の光結合器の構成例>
図4は第2の実施の形態の光結合器の一例を示す構成図で、図4(a)は第2の実施の形態の光結合器1Bの正面図、図4(b)は光結合器1Bの上面図、図4(c)は光結合器1Bの背面図である。
第2の実施の形態の光結合器1Bは、屈折率分散型平面レンズ2が形成されたレンズアレイ3Bと、屈折率分散型平面レンズ2と結合される光ファイバ4をガイドするファイバアレイ5Bを接合して構成されるレンズ部材10Bを備えると共に、屈折率分散型平面レンズ2を作製する工程で使用されるマスク12をレンズアレイ3Bに残して、光ファイバ4のガイドとして使用するものである。
レンズアレイ3Bは、プラスチックやガラス等で構成された平板形状で、複数の屈折率分散型平面レンズ2が本例では所定の間隔で1列に並べて配置されると共に、屈折率分散型平面レンズ2が形成されたレンズ形成面3Lに、ファイバアレイ5Bとの位置合わせを行うガイドピン6aが一体に形成される。また、レンズアレイ3Bは、レンズ形成面3Lにマスク12を備える。
屈折率分散型平面レンズ2は、第1の実施の形態の光結合器1Aで説明したように、レンズアレイ3Bを構成するプラスチックやガラス等の媒質に、不純物をドーピングすることで周囲との屈折率差を生じさせ、光を集光もしくはコリメートするレンズとして機能させるものである。
マスク12は、図2で説明したように、屈折率分散型平面レンズ2を作製する工程で、不純物を拡散する領域を画定するために、レンズ形成窓が形成され、第2の実施の形態の光結合器1Bでは、レンズ形成窓をファイバガイド孔14として使用する。ファイバガイド孔14は、光ファイバ4の直径と略同等の直径を有し、ファイバガイド孔14の中心位置と、屈折率分散型平面レンズ2の中心位置が略一致している。
ファイバアレイ5Bは、レンズアレイ3Bに形成された屈折率分散型平面レンズ2に合わせて、光ファイバ4を支持する複数のファイバガイド溝7が形成されると共に、レンズアレイ3Bに形成されたガイドピン6aの配置に合わせてガイド孔8aが形成される。また、ファイバアレイ5Bは、ファイバガイド溝7に挿入された光ファイバ4を固定する押さえ部材9を備える。
ファイバアレイ5Bは、各ファイバガイド溝7に光ファイバ4が挿入されると、複数本の光ファイバ4が、屈折率分散型平面レンズ2のピッチに合わせて支持される。また、ファイバアレイ5Bは、光ファイバ4の先端をマスク12の厚さに応じて突出させて、各光ファイバ4を支持する。
レンズ部材10Bは、ガイドピン6aをガイド孔8aに挿入し、レンズアレイ3Bとファイバアレイ5Bを接着等で一体とすることで構成される。そして、レンズアレイ3Bとファイバアレイ5Bは、ガイドピン6aをガイド孔8aに挿入して一体とすると、各屈折率分散型平面レンズ2の中心と、各ファイバガイド溝7に支持された光ファイバ4の中心が一致するように構成され、各光ファイバ4の先端が、ファイバガイド孔14に挿入されて支持される。
<第2の実施の形態の光結合器の製造方法例>
図5及び図6は第2の実施の形態の光結合器1Bの製造方法の一例を示す工程図で、図5はレンズアレイ3Bの製造方法の一例を示す工程図、図6はレンズアレイ3Bとファイバアレイ5Bの組立例を示す工程図であり、次に、第2の実施の形態の光結合器1Bの製造方法について説明する。
まず、図5(a)に示すように、ガラスもしくはプラスチックで作製されたレンズアレイ形成部材11Bの所定の位置に、ガイドピン6aを形成する。本例では、長方形で平板形状のレンズアレイ形成部材11Bの長手方向の両側に、それぞれ1本ずつガイドピン6aが形成される。
次に、図5(b)に示すように、レンズアレイ形成部材11Bのガイドピン6aを形成した面をレンズ形成面3Lとして、マスク12を塗布または蒸着によって形成する。そして、ガイドピン6aの位置を基準にして、フォトリソグラフィを用いてマスク12をエッチングもしくは現像して、マスク12の所定の位置に、光ファイバ4の直径と略同等の大きさでレンズ形成窓13Bを開口する。
ここで、ガイドピン6aの中心位置P1と、ガイドピン6aに隣接したレンズ形成窓13Bの中心位置P2の距離をa、レンズ形成窓13Bの中心位置P2の間隔をbとする。
次に、図5(c)に示すように、レンズ形成部材11Bに対して、レンズ形成窓13Bから所定の不純物Dを自然拡散、熱拡散、あるいは電場の下で拡散させる。レンズ形成窓13Bは円形であるので、不純物の拡散速度を制御して、図5(d)に示すように、不純物を略半円球状に拡散させる。なお、不純物の拡散領域Eは、レンズアレイ形成部材11Bを構成する媒質より屈折率が高くなるように構成されている。
これにより、複数の屈折率分散型平面レンズ2が、中心位置P2の間隔を所定の間隔bとして1列に並んで形成されると共に、両端の屈折率分散型平面レンズ2が、左右のガイドピン6aの中心位置P1からそれぞれ距離aのところに中心位置P2が形成されて、レンズアレイ3Bが作製される。
また、レンズアレイ3Bは、屈折率分散型平面レンズ2を作製する工程で使用したマスク12を残すことで、マスク12に形成されたレンズ形成窓13Bがファイバガイド孔14となり、屈折率分散型平面レンズ2の中心位置P2とファイバガイド孔14の中心位置が略一致する。
さて、図6(a)に示すように、ファイバアレイ5Bは、ガイド孔8aの中心位置P3と、ガイド孔8aに隣接したファイバガイド溝7に挿入された光ファイバ4の中心位置P4との距離をa、各ファイバガイド溝7に挿入された光ファイバ4の中心位置P4の間隔をbとして作製されている。
これにより、レンズアレイ3Bにおける屈折率分散型平面レンズ2及びファイバガイド孔14の中心位置P2の間隔と、ファイバアレイ5Bにおいてファイバガイド溝7に挿入された光ファイバ4の中心位置P4の間隔は等しく構成される。
また、レンズアレイ3Bにおいて、両端の屈折率分散型平面レンズ2の中心位置P2からガイドピン6aの中心位置P1までの距離と、ファイバアレイ5Bにおいて、両端のファイバガイド溝7に挿入される光ファイバ4の中心位置P4からガイド孔8aの中心位置P3までの距離は等しく構成される。
従って、図6(b)に示すように、レンズアレイ3Bのガイドピン6aをファイバアレイ5Bのガイド孔8aに挿入して、レンズアレイ3Bとファイバアレイ5Bを一体とすると、各屈折率分散型平面レンズ2の中心と、各ファイバガイド溝7に支持された光ファイバ4の中心位置が一致して、光ファイバ4の先端がファイバガイド孔14に挿入され、屈折率分散型平面レンズ2と光ファイバ4が光学的に結合された光結合器1Bが作製される。
<第2の実施の形態の光結合器の効果例>
第2の実施の形態の光結合器1Bでは、ファイバアレイ5Bに支持された光ファイバ4が、レンズアレイ3Bに形成されたマスク12のファイバガイド孔14に挿入されることで、屈折率分散型平面レンズ2と結合される光ファイバ4の先端位置がレンズアレイ3Bに対して確実に固定される。これにより、屈折率分散型平面レンズ2の中心と光ファイバ4の中心を確実に一致させることができる。
また、ファイバガイド孔14は、屈折率分散型平面レンズ2を作製する工程で使用するマスク12に形成されるレンズ形成窓13Bを兼用するので、新規の部材が不要で、コストを抑えることができる。
<各実施の形態の光結合器の変形例>
上述した各実施の形態の光結合器は、レンズアレイとファイバアレイの位置合わせを、レンズアレイ側に凸状のガイドピンを備えて行う構成としたが、ファイバアレイ側に凸状のガイドピンを備え、レンズアレイ側に凹状のガイド孔を備える構成としても良い。
<第1の実施の形態の光コネクタの構成例>
図7は第1の実施の形態の光コネクタの一例を示す構成図である。第1の実施の形態の光コネクタ21Aは、例えば第1の実施の形態の光結合器1A同士を結合させるものである。
光コネクタ21Aは、一対の光結合器1Aと、光結合器1Aが挿入されるスリーブ22を備える。図1等で説明した光結合器1Aは、フェルールと称され、レンズアレイ3A及びファイバアレイ5Aの外形は、所定の精度で屈折率分散型平面レンズ2の位置合わせを行うために必要な精度を有している。
スリーブ22は位置合わせ部材の一例で、光結合器1Aの外形と合致する内形を有した例えば角筒形状で、スリーブ22に光結合器1Aが挿入されると、光結合器1Aは、屈折率分散型平面レンズ2の光軸に直交する方向の位置が規制される。
これにより、スリーブ22の両側から、一対の光結合器1Aが挿入されると、各光結合器1Aの屈折率分散型平面レンズ2が対向し、対向する屈折率分散型平面レンズ2の光軸が略一致して、光結合器1A同士が光学的に結合される。
<第1の実施の形態の光コネクタの動作例>
光コネクタ21Aは、図示しない送信装置から出力され、光ファイバ4のコアを伝搬される光信号Sが、光ファイバ4の端面から出射して、一方の光結合器1Aの屈折率分散型平面レンズ2に入射する。所定の放射角で光ファイバ4から出射した光信号Sは、屈折率分散型平面レンズ2を通ることで平行光となって、光結合器1Aから出射する。
一方の光結合器1Aの屈折率分散型平面レンズ2から出射した光信号Sは、対向する他方の光結合器1Aの屈折率分散型平面レンズ2に入射する。屈折率分散型平面レンズ2に入射した光信号Sは、光ファイバ4の端面に集光し、コアに入射する。そして、光ファイバ4のコアに入射した光信号Sは、コアを伝搬されて、図示しない受信装置に入力される。
<第2の実施の形態の光コネクタの構成例>
図8は第2の実施の形態の光コネクタの一例を示す構成図である。第2の実施の形態の光コネクタ21Bは、例えば第1の実施の形態の光結合器1Aと同等の構成を有した光結合器1A′を、空気層を介在させることなく結合させるものである。
光コネクタ21Bは、一対の光結合器1A′と、光結合器1A′が挿入されるスリーブ22を備える。光結合器1A′は、図1で説明した光結合器1Aと同様の構成を有し、レンズアレイ3A′の先端に突き当て面23が形成される。
突き当て面23は、少なくとも屈折率分散型平面レンズ2を通る光路において、光結合器1A′のレンズアレイ3A′同士が当接するように構成される。
スリーブ22は、光結合器1A′の外形と合致する内形を有した例えば角筒形状で、スリーブ22に光結合器1A′が挿入されると、光結合器1A′は、屈折率分散型平面レンズ2の光軸に直交する方向の位置が規制される。
そして、スリーブ22の両側から、一対の光結合器1A′が挿入されると、各光結合器1A′の突き当て面23が当接すると共に、各光結合器1A′の屈折率分散型平面レンズ2が対向し、対向する屈折率分散型平面レンズ2の光軸が略一致して、光結合器1A′同士が空気層を介在させることなく光学的に結合される。
<第2の実施の形態の光コネクタの動作例>
光コネクタ21Bは、図示しない送信装置から出力され、光ファイバ4のコアを伝搬される光信号Sが、光ファイバ4の端面から出射して、一方の光結合器1A′の屈折率分散型平面レンズ2に入射する。所定の放射角で光ファイバ4から出射した光信号Sは、屈折率分散型平面レンズ2を通ることで平行光となって、光結合器1A′から出射する。
一方の光結合器1A′の屈折率分散型平面レンズ2から出射した光信号Sは、空気層を通ることなく、対向する他方の光結合器1A′の屈折率分散型平面レンズ2に入射する。屈折率分散型平面レンズ2に入射した光信号Sは、光ファイバ4の端面に集光し、コアに入射する。そして、光ファイバ4のコアに入射した光信号Sは、コアを伝搬されて、図示しない受信装置に入力される。
<各実施の形態の光コネクタの効果例>
第1の実施の形態の光コネクタ21A及び第2の実施の形態の光コネクタ21Bでは、上述した光結合器1A等を使用することで、簡単な構成で光ファイバ4と屈折率分散型平面レンズ2の光軸のずれを抑えて、結合効率を向上させることができる。
図9は本実施の形態の光コネクタの効果の一例を示す説明図である。なお、図9では、第1の実施の形態の光コネクタ21Aを例に説明する。
光コネクタ21Aは、光ファイバ4から出射された光を屈折率分散型平面レンズ2でコリメートしているので、一方の光結合器1Aの光軸C1と、他方の光結合器1Aの光軸C2が一致していなくても、ずれ量が許容範囲内であれば、一方の光結合器1Aから出射された信号光Sを、他方の光結合器1Aの屈折率分散型平面レンズ2で光ファイバ4に集光させることができる。
そして、上述したように、光ファイバ4と屈折率分散型平面レンズ2の光軸のずれは抑えられているので、光結合器1Aを結合する構成における位置精度を、結合効率を低下させることなく緩和することができ、コストを抑えることができる。
第2の実施の形態の光コネクタ21Bでは、光結合器1A′同士を直接接触させることで、光結合器1A′同士を、空気層を介在させることなく結合させることができる。これにより、空気層との界面で発生するフレネル反射を抑制することができ、戻り光の影響を抑えると共に、結合効率を向上させることができる。
なお、光結合器1A′同士を直接接触させる構成では、レンズアレイ3A′を構成する材質と同程度の屈折率を有するポッティング材を注入することで、損失をより抑えることができる。
<各実施の形態の光コネクタの変形例>
上述した各実施の形態の光コネクタは、光結合器として、図1等で説明した第1の実施の形態の光結合器を使用した例で説明したが、図4等で説明した第2の実施の形態の光結合器を使用しても良い。
また、レンズアレイとファイバアレイの位置合わせを、レンズアレイ側に凸状のガイドピンを備えて行う構成としたが、ファイバアレイ側に凸状のガイドピンを備え、レンズアレイ側に凹状のガイド孔を備える構成としても良い。
本発明は、家庭等で光ファイバを利用した光通信システムを構築する際に使用される光コネクタに適用される。
第1の実施の形態の光結合器の一例を示す構成図である。 第1の実施の形態の光結合器の製造方法の一例を示す工程図である。 第1の実施の形態の光結合器の製造方法の一例を示す工程図である。 第2の実施の形態の光結合器の一例を示す構成図である。 第2の実施の形態の光結合器の製造方法の一例を示す工程図である。 第2の実施の形態の光結合器の製造方法の一例を示す工程図である。 第1の実施の形態の光コネクタの一例を示す構成図である。 第2の実施の形態の光コネクタの一例を示す構成図である。 本実施の形態の光コネクタの効果の一例を示す説明図である。
符号の説明
1A,1B・・・光結合器、2・・・屈折率分散型平面レンズ、3A,3B・・・レンズアレイ、4・・・光ファイバ、5A・・・ファイバアレイ、6a・・・ガイドピン、7・・・ファイバガイド溝、8a・・・ガイド孔、9・・・押さえ部材、10A,10B・・・レンズ部材、11・・・レンズアレイ形成部材、12・・・マスク、13A,13B・・・レンズ形成窓、14・・・ファイバガイド孔、21A,21B・・・光コネクタ、22・・・スリーブ、23・・・突き当て面

Claims (6)

  1. 光ファイバとレンズを光学的に結合させるレンズ部材を備えた光結合器であって、
    前記レンズ部材は、
    前記レンズとして、不純物を拡散させた領域の屈折率を周囲の屈折率と異ならせて形成された複数の屈折率分散型平面レンズを有したレンズアレイと、
    前記屈折率分散型平面レンズの配置に合わせて前記光ファイバを支持するファイバアレイと、
    前記レンズアレイ及び前記ファイバアレイに形成され、前記屈折率分散型平面レンズと前記光ファイバが光学的に結合される位置に合わせて、前記レンズアレイと前記ファイバアレイを接合するガイド部材とを備えた
    ことを特徴とする光結合器。
  2. 前記ガイド部材は、前記レンズアレイと前記ファイバアレイの一方に、凸状部材を一体に形成すると共に、
    前記レンズアレイと前記ファイバアレイの他方に、前記凸状部材が嵌る凹部を形成して構成される
    ことを特徴とする請求項1記載の光結合器。
  3. 前記レンズアレイに、不純物を拡散させる領域を画定するレンズ形成窓部が形成されたマスクを残し、前記レンズ形成窓部を前記光ファイバが挿入されるファイバガイド孔として使用する
    ことを特徴とする請求項1記載の光結合器。
  4. 光ファイバとレンズを光学的に結合させるレンズ部材を有した光結合器と、
    一対の前記光結合器を対向させて位置合わせを行う位置合わせ部材を備えた光コネクタであって、
    前記レンズ部材は、
    前記レンズとして、不純物を拡散させた領域の屈折率を周囲の屈折率と異ならせて形成された複数の屈折率分散型平面レンズを有したレンズアレイと、
    前記屈折率分散型平面レンズの配置に合わせて前記光ファイバを支持するファイバアレイと、
    前記レンズアレイ及び前記ファイバアレイに形成され、前記屈折率分散型平面レンズと前記光ファイバが光学的に結合される位置に合わせて、前記レンズアレイと前記ファイバアレイを接合するガイド部材とを備えた
    ことを特徴とする光コネクタ。
  5. 前記位置合わせ部材で位置合わせされた一対の前記光結合器同士を当接させる突き当て面を、対向する前記屈折率分散型平面レンズを通る光路中の前記光結合器に備えた
    ことを特徴とする請求項4記載の光コネクタ。
  6. レンズ形成部材にガイド部材を形成し、
    前記レンズ形成部材のレンズ形成面にマスクを形成し、
    前記ガイド部材の位置を基準にして、前記マスクにレンズ形成窓部を形成し、
    前記レンズ形成窓部から、前記レンズ形成部材を構成する材質に対して所定の不純物を拡散して、
    前記ガイド部材を基準に規定された位置に、屈折率分散型平面レンズを形成してレンズアレイを作製する
    ことを特徴とする光結合器の製造方法。
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