JP2004036551A - 車両のエンジンの始動方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】低電圧電源に接続されるスタータモータと、エンジンにクラッチを介して連結される発電電動機と、発電電動機を高電圧電源に接続するリレーと、複数の制御器(ECU)と、を備える。キー操作によりエンジンを始動する際、エンジン始動時の低電圧電源の電圧が所定の作動保証電圧を下回る可能性を推定し(S1〜S3)、Yesの時には、リレー及びクラッチOFFの状態でスタータモータによるエンジン始動を終えた後(S11〜S15)、メインリレーのON動作を含むシーケンス動作を行う(S17〜S19)。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、SSG車両のエンジンの始動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ハイブリッド車両には、車両を駆動するエンジンと、低電圧電源(12Vバッテリ)に接続され、運転者のキー(KEY)操作によるエンジンの始動を行なうスタータモータと、高電圧電源(例えば36Vバッテリー)に接続され、エンジンの始動・エンジン出力による回生運転・及び車両の力行運転等を行う発電電動機と、この発電電動機と高電圧電源と接続するメインリレーあるいはコンタクトスイッチと、低電圧電源により作動する電子制御ユニット(ECU)などを備えているものがある(特開2000−13910号公報)。
【0003】
スタータモータでのエンジン始動時には、12Vバッテリの電圧低下が発生する。特にバッテリの低温時、劣化時には電圧が低下し易く、その低下電圧がECUの作動保証電圧よりも低くなると、ECUがリセットすることが考えられる。通常のエンジン車(ICE車両)では、始動に関るECUはエンジン制御器(ECM)のみであるため、図3(a)に示すように、ECUのリセットが発生しても電圧復帰後にECMがリセット解除(初期に戻る)すればエンジン始動を継続することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところがハイブリッド車両(HEV)などでは、始動にかかわるECUが、ECMの他に、ハイブリット制御器(HCM)、モータ制御器(M/C)、バッテリ制御器(B/C)など複数ある。36Vバッテリにメインリレーで接続される強電系システムでは、始動時にメインリレーを投入する際に、複数のECUでシーケンス制御(同期制御)を進める必要がある。このメインリレーを投入を含むシーケンス制御は、図3(b)に示すように、メインリレー投入前の診断、投入準備、投入、投入後診断などであり、その間に12Vバッテリ電圧低下によりECUリセットが発生すると、以下間題が考えられる。
【0005】
スタータモータによるエンジン始動でのバッテリ電圧低下で幾つかのECUがリセットすると、複数のECUでシーケンス制御の整合が取れず、制御失敗(FAIL)となって、始動できなくなる(一旦イグニっションキーを0FFするまで復帰できない。)。例えば、図3(a)のように、ICE車(内燃機関車)の場合、リセット解除で初期状態に戻るとシーケンスの最初に戻る。また、図3(c)のように、メインリレー投入のためのシーケンス制御が不要なシステムの場合は、始動に関わるECUであるECM,M/C等が複数あっても、シーケンス制御を行っていないので、仮に電圧低下によるリセットが発生してもそれぞれがリセット解除して初期状態から制御に復帰することにより、制御を継続できる。よって上記問題は発生しない。
【0006】
ところが、図3(b)に示すように、複数のECUを同期させてメインリレーのONを含むシーケンス制御を行うシステムでは、複数のECUはリセット電圧にばらつきがあることなどから、電圧低下時、あるECUはリセットせず、あるECUはリセットして初期状態へ戻ると、複数のECUで整合が取れずに制御がFAILになる。図3(b)の太線は、電圧低下時、M/Cだけリセット解除(初期状態へ復帰)した場合を示し、HCM、B/Cとの整合が取れずFAILする。
【0007】
本発明は、上記課題を解決すべくなされたもので、発電電動機と高電圧電源との間にリレーを有するハイブリット車両において、スタータモータによるエンジン始動時に低電圧電源電圧が低下しても、リレー投入を含むシーケンス制御が失敗することのない車両のエンジンの始動方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る車両のエンジンの始動方法は、エンジンと、運転者のキー操作によってONとなる低電圧電源と、高電圧電源と、高電圧電源をON状態にするリレーと、前記低電圧電源に接続され運転者のキー操作によってエンジンの始動を行なうスタータモータと、前記高電圧電源に接続され、エンジンにクラッチ手段を介して連結され、エンジンの始動及びエンジン出力による発電を行なう発電電動機と、を備え、運転者のキー操作によるエンジン始動時には、前記リレーをON状態にし、前記高電圧電源と発電電動機との間で電力の授受が可能な状態とした上で、前記クラッチ手段を締結状態にして、前記スタータモータによってエンジンを始動する車両のエンジンの始動方法において、少なくとも運転者のキー操作によって低電圧電源がONとなった時の低電圧電源の電圧値に基づいて、スタータモータの駆動によって低電圧電源の電圧が所定の作動保証電圧を下回る可能性の有無を推測し、可能性有りの時には、前記リレーOFF、クラッチ開放の状態でスタータモータによりエンジンを始動し、電圧低下による電子制御器のリセットがあってもエンジン始動を可能とするものである。
【0009】
あるいは、低電圧電源に接続され、エンジンを始動可能なスタータモータと、エンジンと連結され、回生運転及び力行運転の双方が可能な発電電動機と、前記発電電動機と高電圧電源とを接続するリレーと、前記発電電動機を制御する発電電動機制御器を含む複数の制御器と、これら複数の制御器を同期させてリレーのONを含むシーケンス制御を行う手段と、を有し、前記スタータモータによるエンジン始動を行う場合に、前記低電圧電源の低下電圧を推定し、この低下電圧が所定の作動保証電圧未満のとき、前記スタータモータによるエンジン始動を終えてから、前記シーケンス制御を開始する。
【0010】
【発明の効果】
本発明によれば、スタータモータの駆動によって低電圧電源の電圧が所定の作動保証電圧を下回る可能性の有無を推測し、可能性有りの時には、メインリレーOFF、クラッチ開放の状態でエンジンを始動するので、上述したようなリレー投入を含むシーケンス制御の失敗を確実に回避することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は、ハイブリッド車のシステム構成を示す概略構成図である。このハイブリッド車は、ガソリンや軽油のような燃料を燃焼することにより動力を発生するエンジン1と、発電電動機(モータ)2と、エンジン用のスタータモータ3と、低電圧電源(12Vバッテリ)5及び高電圧電源(36Vバッテリ)と、高電圧を低電圧に変換する低電圧電源充電用のDC/DC変換器4と、複数の制御器(ECU)21〜24を備えた電子制御装置20などを備えている。
【0012】
エンジン1の出力軸にはクラッチ11を介してクランクプーリ12が設けられている。またモータ2の回転軸にはプーリ14が取付けられており、クランクプーリ12とプーリ14間にベルト13が掛けられ、エンジン1とモータ2とはクラッチ11とベルト13を介して連結可能となっている。
【0013】
モータ2は、メインリレー7を介して36Vバッテリ6に接続され、エンジン1により駆動されて発電を行う発電機として機能すると共に、要求トルクが負の値のときには回生運転を行って、36Vバッテリ6を充電し、かつ36Vバッテリ6を電源としてエンジン1を始動する始動用モータとしての機能及び車両を駆動する機能を兼ねている。
【0014】
電子制御装置20は、エンジンの燃料噴射制御や点火時期制御のようなエンジン制御を行うエンジン制御器(ECM)21と、スタータモータ3とクラッチ11及びメインリレー7を制御するハイブリッド制御器(HCM)22と、モータ2のトルク・回転数を制御する発電電動機制御器(M/C)23と、36Vバッテリ6の充電量(SOC)を演算・制御する高電圧電源制御器(B/C)24等の複数の電子制御器(ECU)で構成されている。
【0015】
各電子制御器21〜24は、CPU,RAM,ROM,入出力インターフェースを備えた周知のマイクロコンピュータであり、CPUによりRAM,ROM上のプログラムに従って入力信号を処理して制御信号を出力する。エンジン1、スタータモータ3、クラッチ11、及び複数の制御器(ECU)21〜24は、低電圧電源5を電源とし、この低電圧電源5からの電力により作動する。
【0016】
エンジン制御器21は、スロットル開度センサ、クランク角センサ及びエアフロメータのような各種センサ(図示省略)により検出されるスロットル開度、クランク角(エンジン回転数)及び吸入空気量等の入力信号の他、ハイブリッド制御器22から受信した要求エンジントルクに基づいて、点火時期及び燃料噴射量を求め、その点火時期信号及び燃料噴射信号をエンジン1へ出力する。電制スロットルの場合にはスロットル制御信号も出力する。
【0017】
ハイブリッド制御器22は、運転者のキーの操作に応じて発生するスタートスイッチ信号の入力により作動し、12Vバッテリ5の電圧、外気温度、エンジン水温等の条件で低電圧電源5の電圧低下を判断する機能と、スタータモータ3、クラッチ11、メインリレー7等をON/OFF制御する機能、及びメインリレー7の診断を行うリレー故障判定機能などを備えている。また、走行中は、車速信号の他、運転者の操作に応じて発生する、アクセル開度、シフトポジション等の入力信号に基づいて、車両の走行に必要な要求駆動力を求め、その目標トルク指令値を対応するエンジン制御器21、発電電動機制御器23へ送信する。
【0018】
発電電動機制御器23は、ハイブリッド制御器22の要求信号に基づいて、SSGモータ2を制御する。各電子制御器21〜24は、バス25で接続されており、後述するようなシーケンス制御を行うことができる。
【0019】
以下に、図2を用いて実施例に係る車両のエンジンの始動方法を説明する。
【0020】
イグニッションキースイッチ(IGNSW)ONによりスタートスイッチ(スタートSW)がONとなり(S1、S2)、S3で、12Vバッテリ5の電圧、外気温度、エンジン水温等の条件で、通常起動した場合(エンジン1とモータ2が連結されている状態でスタータモータ3でエンジン1を始動したとき)の12Vバッテリ5の電圧低下を予測して12Vバッテリ5の電圧が作動補償電圧(電子制御器21〜24がリセットとなる電圧)を下回る可能性を推測する。すなわち、12Vバッテリ5の低下電圧が所定の作動保証電圧未満であるかを判断する。
【0021】
この電圧低下の判断結果がNo(電圧低下しない)の場合、S4で、メインリレー7の0Nを含むシーケンス制御を開始する。具体的には、図3(b)に示すように、まず、ハイブリッド制御器22から起動信号が発電電動機制御器23へ出力され、この発電電動機制御器23が正常に起動したことを確認すると、高電圧電源制御器24を前診断し、正常であることを確認すると、メインリレー7を投入し、この後、必要に応じて後診断等を行う。このようにシーケンス制御中にハイブリッド制御器22によりメインリレー7がONされる(S5)。このメインリレー7のONにより、モータ2が36Vバッテリ6に接続され、36Vバッテリ6とモータ2との間で電力の授受が可能な状態となる。次いで、ハイブリッド制御器22によりクラッチ11を締結し(S6)、スタータモータ3をONとして(S7)、エンジン1を始動し(S8)、シーケンス制御を終了し(S9)、エンジン1とモータ2の連動状態での走行開始する(S10)。このように、12Vバッテリ5の低下電圧が作動保証電圧を下回る可能性がない場合には、メインリレー7の0N動作を含む複数の制御器のシーケンス制御中に、スタータモータ3によるエンジン始動を行うことができる。
【0022】
一方、上記S3の12Vバッテリ電圧低下判断結果がYes(電圧低下すると判断)の場合、メインリレー7がOFF、クラッチ11がOFFの状態で、スタータモータ3をONとして、このスタータモータ3によりエンジン1を始動し、エンジン1単独での走行開始とする(S11〜S15)。続くS16で、12Vバッテリ5の電圧が復帰したかの判断をし、この判断結果がYes(復帰した)であることを条件に、S17でシーケンス制御を開始し、メインリレー7のON等を行った後、シーケンス制御を終了する(S18、S19)。このメインリレー7のONにより、モータ2が36Vバッテリ6に接続される。このように、メインリレー7のONを含むシーケンス制御を開始する前に、エンジン1を始動しているため、12Vバッテリ5の電圧低下により仮に幾つかの制御器がリセットしたとしても、制御のFAILを招くことはない。つまり、スタータモータ3でエンジン1を始動した後の、12Vバッテリ5の電圧が安定してからモータ2を起動しているので、強電系のシーケンス制御も正常に行われる。
【0023】
停車時に所定の条件の成立によってエンジンを自動停止し、別の所定の条件の成立によってエンジンを自動再始動するアイドルストップ車両では、エンジンの自動再始動時には、モータ2によってエンジンを始動するため、クラッチ11をON(締結)にする必要がある、そこで、本ルーチンではアイドルストップからの再始動時には、クラッチ11をONにし(S21,S21)、36Vバッテリ6によりエンジンの再始動を行い(S23)、車両の走行を行う(S24)。
【0024】
但し、36Vバッテリ6の容量が低下し、エンジン1により36Vバッテリ6を充電する必要がある場合には、クラッチ11を速やかに締結する。詳しくは、S20で36Vバッテリ6の容量が所定値を満たさないと判断された場合には、S25へ進み、エンジン1の回転数に合わせてモータ2の回転数を制御し、回転数がほぼ等しくなったときにクラッチ11をONにする(S26)。そして、エンジン1でモータ2を駆動し、モータ2を発電機として36Vバッテリ6を充電しながら走行し、36Vバッテリ6の容量をOKの状態に戻す。36Vバッテリ6の容量は、高電圧電源制御器24により検出される36Vバッテリ6の蓄電量(S0C)やバッテリ電圧等に基づいて演算される。このようにS20,S25,S26の処理によれば、上記S11〜S15によるメインリレー7のOFF、クラッチ11の開放状態でのエンジン始動を行った後の走行中に、36Vバッテリ6の容量が所定の下限値を下回った場合、S21によるエンジン自動停止/自動再始動を待たずにクラッチ11の締結を行い、モータ2による回生発電による36Vバッテリ6を充電しながらの走行へ速やかに移行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る車両の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例に係るエンジン始動方法を示すフロー図。
【図3】各車両の電子制御器のリセット解除と制御復帰の説明図。
【符号の説明】
1…エンジン
2…モータ、発電電動機
3…スタータモータ
4…DC/DC変換器
5…12Vバッテリ、低電圧電源
6…36Vバッテリ、高電圧電源
7…メインリレー、リレー
11…クラッチ
20…電子制御部
21…エンジン制御器
22…ハイブリット制御器
23…発電電動機制御器
24…バッテリ制御器
Claims (7)
- エンジンと、運転者のキー操作によってONとなる低電圧電源と、高電圧電源と、高電圧電源をON状態にするリレーと、前記低電圧電源に接続され、運転者のキー操作によってエンジンの始動を行なうスタータモータと、前記高電圧電源に接続され、エンジンにクラッチ手段を介して連結され、エンジンの始動及びエンジン出力による発電を行なう発電電動機と、を備え、
運転者のキー操作によるエンジン始動時には、前記リレーをON状態にし、前記高電圧電源と発電電動機との間で電力の授受が可能な状態とした上で、前記クラッチ手段を締結状態にして、前記スタータモータによってエンジンを始動する車両のエンジンの始動方法において、
少なくとも運転者のキー操作によって低電圧電源がONとなった時の低電圧電源の電圧値に基づいて、スタータモータの駆動によって低電圧電源の電圧が所定の作動保証電圧を下回る可能性の有無を推測し、可能性有りの時には、前記リレーOFF、クラッチ開放の状態でスタータモータによりエンジンを始動することを特徴とする車両のエンジンの始動方法。 - 運転者のキー操作により低電圧電源をON状態とした後に、高電圧電源の高電圧電源制御器及び発電電動機の発電電動機制御器が正常状態にあることを診断し、正常と診断された場合にのみ、前記リレーのONを行なうことを特徴とする請求項1に記載の車両のエンジンの始動方法。
- 前記発電電動機は、スタータモータによるエンジン始動時に、エンジンが所定の目標回転数となるよう、回生発電または力行を行なうことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のエンジンの始動方法。
- 前記車両は、停車時に所定の条件の成立によってエンジンを自動停止し、別の所定の条件の成立によってエンジンを自動再始動するアイドルストップ車両で、エンジンの自動再始動時には、前記発電電動機によってエンジンの始動を行なうことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の車両のエンジンの始動方法。
- 前記リレーOFF、クラッチ開放状態でのエンジン始動を行なった際には、その後のエンジン自動停止後のエンジン自動再始動時にクラッチ締結を行ない、高電圧電源と発電電動機との間で電力の授受が可能な状態とした上で、発電電動機によるエンジン始動を行なうことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車両のエンジンの始動方法。
- 前記リレーOFF、クラッチ開放状態でのエンジン始動を行なった後の走行中に、高電圧電源の容量が所定の下限値を下回ったらクラッチ締結を行ない、高電圧電源と発電電動機との間で電力の授受が可能な状態とした上で、発電電動機による回生発電を開始することを特徴とする請求項5に記載の車両のエンジンの始動方法。
- 低電圧電源に接続され、エンジンを始動可能なスタータモータと、
エンジンと連結され、回生運転及び力行運転の双方が可能な発電電動機と、
前記発電電動機と高電圧電源とを接続するリレーと、
前記発電電動機を制御する発電電動機制御器を含む複数の制御器と、
これら複数の制御器を同期させてリレーのONを含むシーケンス制御を行う手段と、を有し、
前記スタータモータによるエンジン始動を行う場合に、前記低電圧電源の低下電圧を推定し、この低下電圧が所定の作動保証電圧未満のとき、前記スタータモータによるエンジン始動を終えてから、前記シーケンス制御を開始する車両のエンジン始動方法。
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