JP2004036262A - 後付け防犯サムターン - Google Patents
後付け防犯サムターン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004036262A JP2004036262A JP2002196015A JP2002196015A JP2004036262A JP 2004036262 A JP2004036262 A JP 2004036262A JP 2002196015 A JP2002196015 A JP 2002196015A JP 2002196015 A JP2002196015 A JP 2002196015A JP 2004036262 A JP2004036262 A JP 2004036262A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turn
- knob
- thumb
- rotating disk
- stop shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Abstract
【課題】針金等によるサムターンの回転を阻止でき、しかも、従来同様の回転のみによる操作を可能とする。
【解決手段】既存サムターン23の摘み31を覆う後付け防犯サムターン21において、摘み31を挿入する嵌入穴51aを後面51bに有し嵌入穴51aに挿入した摘み31を螺着手段53によって固定して摘み31を包囲して被着される回動円板51と、回動円板51の前面51cに取り付け固定され前端面にフランジ部55aを有した止軸55と、湾曲面の凹状内面で回動円板51を前面51cから覆う碗状に形成され止軸55に回動自在に支持されるとともにフランジ部55aによって止軸55からの抜脱が規制され且つ回動円板51の周縁を表出させる窓部を有した空転部材57とを設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】既存サムターン23の摘み31を覆う後付け防犯サムターン21において、摘み31を挿入する嵌入穴51aを後面51bに有し嵌入穴51aに挿入した摘み31を螺着手段53によって固定して摘み31を包囲して被着される回動円板51と、回動円板51の前面51cに取り付け固定され前端面にフランジ部55aを有した止軸55と、湾曲面の凹状内面で回動円板51を前面51cから覆う碗状に形成され止軸55に回動自在に支持されるとともにフランジ部55aによって止軸55からの抜脱が規制され且つ回動円板51の周縁を表出させる窓部を有した空転部材57とを設けた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、扉の施解錠操作に用いられる既存のサムターンを覆う後付け防犯サムターンに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば扉に設けられる施錠装置は、屋外側に表出させたシリンダー錠の鍵孔に、合鍵(キー)を挿入して回動操作することにより、扉の木口より進退させたデッドボルトを扉枠に設けたストライクに係合・係合解除して施解錠を行うとともに、屋内側からは、サムターンの摘みを回動操作するのみで、デッドボルトを進退させて、扉の施解錠を簡便に行えるようにしている。
【0003】
ところが、近年、ポスト口や、機械工具によって開けた小さな穴から針金等を挿入し、回転操作の容易なサムターンに係止して回転させ、施錠装置を解錠する不正解錠が増えている。このようなサムターンに針金等を係止して回転させることを防止するものに例えば実公平4−40362号公報に開示されるサムターン用防犯カバーがある。
【0004】
この防犯カバー1は、図3,図4に示すように、サムターン2が嵌入する嵌入孔3が形成されているとともに、回転時に円状軌跡2bを描くサムターン2の外面2aを覆う部分が、円状軌跡に沿う円形状に形成されている。そして、嵌入孔3内に螺入してサムターン2の側面に当接し、両側から挟持するセットスクリュー4、4が設けられている。
このような構成からなる防犯カバー1は、嵌入孔3にサムターン2を挿入することで、サムターン2に防犯カバー1を覆うように被せる。その後セットスクリュー4、4を螺入させて締め付けることで、防犯カバー1をサムターン2に固定する。従って、サムターン2に被せた防犯カバー1によって、針金等を係止させて回転させることが難しくなる。
【0005】
また、上記した防犯カバーの別態様として、図5に示すように、防犯カバー1を、取付部5及び本体部6から構成したものが開示されている。取付部5は、上記の防犯カバー1の外形を手での操作が容易となるように形成し、本体部6が係止する係止突部5aを設けている。取付部5は、サムターン2に被せた状態で、サムターン2を容易に回転させることができる。また、本体部6は、係止突部5aに係止可能な係止部6aを有している。このようにすることで、係止作業という簡単な作業で、防犯カバー1の着脱が行える。さらに係止部6aで本体部6が空転することにより、針金等を係止させて回転させることが不可能となる。
【0006】
さらに、上記した防犯カバーの別態様として、図6に示すように、係止部6a内に、係止突部5aとの間にバネ部材8を設け、本体部6側の外周縁に複数の係合凹部5bと、この係合凹部5bに係合可能な係合凸部6bとを設けたものが開示されている。
このような構成とすれば、本体部6を常に取り付けたままとしておくことができる。すなわち、常時は係止突部5aと係止部6aとで本体部6が空転し、サムターン2を回転させたいときは、本体部6を手で押圧し、係合凸部6bを取付部5の係合凹部5bに係合させ、この係合状態のまま本体部6を回転させることにより、サムターン2を回転させることができた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図3,図4に示された防犯カバーは、外形が円筒体形状であるため、サムターンに被せた場合、本来小判形状であることからその回転位置によって視認できたサムターンの施錠状態又は非施錠状態を視認不能にしてしまい、施解錠の操作性を低下させる問題があった。
【0008】
また、図5に示された防犯カバーは、サムターンを回転操作可能にする取付部と、この取付部に対し空転しかつ着脱可能となる本体部とから構成されているため、脱着した本体部の保管管理が煩雑となり、本体部を紛失する虞もあった。
【0009】
さらに、図6に示された防犯カバーは、本体部を常に取り付けたままとできるので、本体部の紛失はなくなるが、サムターンの回転操作時には本体部を手で押圧しながら回転させなければならないため、操作性を低下させた。
【0010】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その第一の目的は、針金や棒等によるサムターンの回転を阻止できるとともに、着脱部材を不要にし、しかも、従来同様の回転のみによる操作が可能となる後付け防犯サムターンを提供し、もって、防犯性、操作性の向上を図ることにある。また、その第二の目的は、サムターンの回転位置が容易に視認できる後付け防犯サムターンを提供し、もって、操作性の向上を図ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明の請求項1記載の後付け防犯サムターン21は、扉25の屋内面25aに取り付けられた既存サムターン23の摘み31を覆う後付け防犯サムターン21であって、
前記摘み31を挿入する嵌入穴51aを後面51bに有し該嵌入穴51aに挿入した前記摘み31を螺着手段53によって固定して前記摘み31を包囲して被着される回動円板51と、
該回動円板51の前面51cに取り付け固定され前端面にフランジ部55aを有した止軸55と、
湾曲面57aの凹状内面で前記回動円板51を前面51cから覆う碗状に形成され前記止軸55に回動自在に支持されるとともに前記フランジ部55aによって前記止軸55からの抜脱が規制され且つ前記回動円板51の周縁51kを表出させる窓部57bを有した空転部材57と、
を具備したことを特徴とする。
【0012】
この後付け防犯サムターン21では、既存サムターン23の摘み31が回動円板51によって覆われ、摘み31が回動円板51によって操作可能となり、回動円板51には、回動円板51の一部を表出する空転部材57が被される。従って、針金や棒等を用いても回動円板51は滑りにより、また、空転部材57は空回りにより摘み31へ回転力を伝達しない。そして、サムターンの操作時には、空転部材57と共に窓部57bから表出した回動円板51を摘むことで、従来同様の回転操作のみにより施解錠操作することが可能となる。
【0013】
請求項2記載の後付け防犯サムターン21は、請求項1記載の後付け防犯サムターン21において、
前記止軸55の先端面に、回転位置表示手段55dが設けられたことを特徴とする。
【0014】
この後付け防犯サムターン21では、回動円板51に覆われることで視認できなくなった摘み31の回転位置が、回転位置表示手段55dを介して知ることができ、施錠及び解除の操作性が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る後付け防犯サムターンの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る後付け防犯サムターンを既存サムターンと共に表した縦断面図、図2は図1に示した後付け防犯サムターンの分解斜視図である。
【0016】
まず、本実施の形態による後付け防犯サムターン21の説明に先立ち、後付け防犯サムターン21によって覆われることとなる既存サムターン23について説明する。
図1に示すように、扉25には図示しない錠箱が設けられ、この錠箱にはラッチボルト,デッドボルト,及びこれらを扉25の木口から進退させる錠箱機構部を内設している。
扉25は屋内側の面である屋内面25aに既存サムターン23を突設している。上記した錠箱のデッドボルトは、扉25の屋外側の面に設けたシリンダー錠をキーによって、又はこの既存サムターン23の摘み31を回動することによって扉25の木口から進退可能となる。
【0017】
既存サムターン23は、筒状支持部27と、筒状支持部27に嵌挿されるサムターン軸29と、サムターン軸29と相対回転不能に連結、若しくはこのサムターン軸29と一体に形成される摘み31と、筒状支持部27の先端部に外嵌される飾り筒33と、飾り筒33に外嵌され、筒状支持部27に外挿されたコイルバネ35によって屋内面25aに押付けられる略円錐形状の化粧リング37とを主要な構成部材として有している。
【0018】
筒状支持部27は、略円筒形に形成されている。筒状支持部27の後端部27aには、軸線に直交方向の一対の凸部39,39が外周の上下に設けられている。これら凸部39,39には固定穴41が形成されている。筒状支持部27の後端部は、屋内面25aに穿設した挿入穴25bに挿入され、扉25内に設けた図示しない錠箱にこの固定穴41を介して固定される。これにより、筒状支持部27は、錠箱に回動不能に固定され、この錠箱を介して扉25の屋内面25a側に固設されることになる。
【0019】
筒状支持部27の先端は、屋内面25aより突出し、その外周には、先端側を切除した略円錐状の化粧リング37を、先端部が筒状支持部27の先端となるように取り付けている。また、筒状支持部27の先端には、飾り筒33が設けられ、筒状支持部27の先端面を覆っている。
【0020】
サムターン軸29は、基端部が断面十字形状の入力部43となり、この入力部43が図示しない錠箱機構部の入力軸に相対回転不能に嵌入される。サムターン軸29は、筒状支持部27に挿通支持され、図示しないEリングなどの移動規制部材が取り付けられて、筒状支持部27に対して抜脱が規制され、回動自在に支持される。サムターン軸29の先端部は、飾り筒33の先端面から突出する摘み31に相対回転不能に連結される。従って、既存サムターン23は、摘み31が回動されることで、サムターン軸29を介して入力部43により錠箱機構部内が操作され、デッドボルトが扉25の木口から進退するようになっている。
【0021】
本実施の形態による後付け防犯サムターン21は、この既存サムターン23に後付けすることができる。
後付け防犯サムターン21は、摘み31を挿入する嵌入穴51aを後面51bに有し嵌入穴51aに挿入した摘み31を螺着手段53によって固定して摘み31を包囲して被着される回動円板51と、回動円板51の前面51cに取り付け固定され前端面にフランジ部55aを有した止軸55と、湾曲面57aの反対側の面となる凹状内面で回動円板51を前面51cから覆う碗状に形成され止軸55に回動自在に支持されるとともにフランジ部55aによって止軸55からの抜脱が規制され、かつ回動円板51の周縁51kを表出させる窓部57bを有した空転部材57とを備えている。
【0022】
回動円板51は、後面51b側の大径部51dの前面に、小径部51eを同軸上に形成することで、段部51fを有している。大径部51dの側面には半径方向に螺着手段53であるネジ孔51gが形成され、ネジ孔51gは嵌入穴51aに通じている。このネジ孔51gには螺着手段53である固定用ネジ61が螺合される。すなわち、回動円板51は、嵌入穴51aに摘み31を挿入し、ネジ孔51gに螺合した固定用ネジ61を締め付けることで、固定用ネジ61の先端を摘み31に圧接して摘み31に取り付け固定できるようになっている。つまり、回動円板51は、摘み31と一体回転するように取り付けられる。
【0023】
回動円板51の前面51c略中央には凹部51hが形成され、凹部51hには止軸55の基端55bが嵌入される。また、凹部51hには一対のネジ孔51jが形成されている。一方、止軸55にはフランジ部55aに開口する一対の固定穴55cが軸線方向に穿設されている。止軸55は、この固定穴55cに挿通した図示しないビスを回動円板51のネジ孔51jに螺合することで、基端55bを凹部51hに嵌合して取り付け固定される。
【0024】
この止軸55のフランジ部55aには回転位置表示手段55dが設けられている。回転位置表示手段55dは、微小な凹凸による標示、印刷や刻印、あるいは部分的な着色による色分け等とされている。例えば、図2に示すように、解錠時では回転位置表示手段55dは縦長状とされており、施錠する場合、時計回り方向に回動円板51を90度回転させると、横長状となり、解錠時と施錠時とが識別可能となっている。
【0025】
空転部材57は、中央部に止軸55の挿通される貫通穴63を有している。空転部材57は、碗部57cの湾曲面57aから突出して、貫通穴63ら曲面に沿って放射状に延在する複数、本実施の形態では4つの凸条部65を有している。凸条部65は、碗部57cの裾から延出している。
【0026】
空転部材57の凸条部65は、延出先端を、回動円板51の大径部51dの外側に配置する。凸条部65の延出先端の内側には段部65aが形成されている。この段部65aは、回動円板51の段部51fと組み合わさるようになっている。この状態で、空転部材57は止軸55に対して回転自在となる。従って、空転部材57は、回動円板51に対して相対回転自在に保持される。空転部材57は、凸条部65同士の間隙が窓部57bとなっている。この窓部57bからは、回動円板51の周縁51kが表出するようになっている。
【0027】
従って、回動円板51には回動円板51と止軸55とが組み付けられ、回動円板51が螺着手段53によって摘み31に固定されることで、後付け防犯サムターン21全体が摘み31に取り付け固定されることになる。
【0028】
次に本実施の形態の動作について説明する。
まず、屋内側から施錠する場合について説明する。
操作者は、窓部57bから表出している回動円板51の周縁51kを摘む。このとき、摘んだ手指は、空転部材57も同時に摘むこととなっても良い。
【0029】
摘んだ手を捻って回動円板51を例えば時計回りに回転させると、摘み31もそれに伴って回動する。そして、例えば90度回動されると、サムターン軸29の入力部43により錠箱機構部内が操作され、デッドボルトが扉25の木口に進出する。
【0030】
これにより屋内側から扉25が施錠される。このとき、止軸55のフランジ部55aの回転位置表示手段55dは横長になっており、屋内側から施錠されていることが視認される。
【0031】
なお、回動円板51の周縁51kを摘んだ指が回動円板51の回動に伴って凸条部65の側部に当接し、これによって、空転部材57は回動円板51と同方向に回転する。
【0032】
次に、施錠状態から解掟するときは、凸条部65の間である窓部57bより表出している回動円板51の周縁51kを摘む。回動円板51を反時計回り方向に回転させると、サムターン軸29もそれに伴って回転する。回動円板51が90度回動されると、サムターン軸29の入力部43により錠箱機構部内が操作され、扉25の木口に進出しているデットボルトが扉25の木口から後退させられる。
【0033】
これにより屋内側から扉25が解錠される。このとき、凸条部65のフランジ部55aの回転位置表示手段55dは縦長になっており、屋内側から解錠されていることが視認される。
【0034】
また、施錠時において、扉25等に設けられた小窓を割り、或いは扉25と扉枠の隙間から針金を差し入れて、外部より後付け防犯サムターン21を不正に操作しようとする場合、回動円板51に係止しようとしても円板形状であるために係止することができす、針金が円周方向に滑ることとなる。
【0035】
また、針金が凸条部65に係止されようとしても、空転部材57自身が止軸55に対して回転自在であるため、空転部材57が空転するのみであり、止軸55及び摘み31を回動させることができず、デッドボルトも進退しないこととなる。従って、不正解錠を防止することができる。
【0036】
このように、上記の後付け防犯サムターン21によれば、既存サムターン23の摘み31が回動円板51によって覆われ、摘み31が回動円板51によって操作可能となり、回動円板51には、回動円板51の一部を表出する空転部材57が被される。従って、針金や棒等を用いても回動円板51は滑りにより、また、空転部材57は空回りにより摘み31へ回転力を伝達しない。そして、摘み31の操作時には、窓部57bから表出した回動円板51を摘むことで、従来同様の回転操作のみにより施解錠操作することが可能となる。
【0037】
そして、回動円板51の外側に空転部材57を配設するので、空転部材57と共に、窓部57bから表出した回動円板51を摘むことができ、回動円板51のみを摘む場合に比べて、指が滑り難くなり、またこの回動操作により空転部材57が回動円板51とともに回動することから、操作者の操作感を得られ、操作性を良好にすることができる。
【0038】
また、回動円板51に覆われることで視認できなくなった摘み31の回転位置が、回転位置表示手段55dを介して知ることができ、操作性を向上させることができる。
【0039】
なお、上述した実施の形態では、凸条部65を周方向に4つ形成することとしたが、4つに限定されることはなく、例えば、1個〜3個であってもよく、また5個以上であってもよい。この場合、凸条部65同士の間隔は、回動円板51が指に摘まれて回動操作可能となる程度の間隔であればよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る請求項1記載の後付け防犯サムターンによれば、既存サムターンの摘みが回動円板によって覆われ、摘みが回動円板によって操作可能となり、回動円板には、回動円板の一部を表出する空転部材が被されるので、針金や棒等を用いても回動円板は滑りにより、また、空転部材は空回りにより既存サムターンへの回転力の入力を阻止することができる。そして、サムターンの操作時には、窓部から表出した回動円板を摘むことで、従来同様の回転操作のみにより施解錠操作することができる。この結果、着脱部材を不要にし、防犯性、操作性を向上させることができる。
【0041】
請求項2記載の後付け防犯サムターンによれば、止軸の先端面に回転位置表示手段を設けたので、回動円板に覆われることで視認できなくなった摘みの回転位置を、回転位置表示手段を介して知ることができ、操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る後付け防犯サムターンを既存サムターンと共に表した縦断面図である。
【図2】図1に示した後付け防犯サムターンの分解斜視図である。
【図3】従来の防犯カバーの扉への取り付け状態を示す斜視図である。
【図4】図3に示した防犯カバーの内部状態を表す断面図である。
【図5】図3に示した防犯カバーの別態様を表す部分破断側面図である。
【図6】図3に示した防犯カバーのさらに別態様を表す部分破断側面図である。
【符号の説明】
21…後付け防犯サムターン
23…既存サムターン
25…扉
25a…屋内面
31…摘み
51…回動円板
51a…嵌入穴
51b…後面
51c…前面
51k…周縁
53…螺着手段
55a…フランジ部
55…止軸
55d…回転位置表示手段
57…空転部材
57a…湾曲面
57b…窓部
【発明の属する技術分野】
本発明は、扉の施解錠操作に用いられる既存のサムターンを覆う後付け防犯サムターンに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば扉に設けられる施錠装置は、屋外側に表出させたシリンダー錠の鍵孔に、合鍵(キー)を挿入して回動操作することにより、扉の木口より進退させたデッドボルトを扉枠に設けたストライクに係合・係合解除して施解錠を行うとともに、屋内側からは、サムターンの摘みを回動操作するのみで、デッドボルトを進退させて、扉の施解錠を簡便に行えるようにしている。
【0003】
ところが、近年、ポスト口や、機械工具によって開けた小さな穴から針金等を挿入し、回転操作の容易なサムターンに係止して回転させ、施錠装置を解錠する不正解錠が増えている。このようなサムターンに針金等を係止して回転させることを防止するものに例えば実公平4−40362号公報に開示されるサムターン用防犯カバーがある。
【0004】
この防犯カバー1は、図3,図4に示すように、サムターン2が嵌入する嵌入孔3が形成されているとともに、回転時に円状軌跡2bを描くサムターン2の外面2aを覆う部分が、円状軌跡に沿う円形状に形成されている。そして、嵌入孔3内に螺入してサムターン2の側面に当接し、両側から挟持するセットスクリュー4、4が設けられている。
このような構成からなる防犯カバー1は、嵌入孔3にサムターン2を挿入することで、サムターン2に防犯カバー1を覆うように被せる。その後セットスクリュー4、4を螺入させて締め付けることで、防犯カバー1をサムターン2に固定する。従って、サムターン2に被せた防犯カバー1によって、針金等を係止させて回転させることが難しくなる。
【0005】
また、上記した防犯カバーの別態様として、図5に示すように、防犯カバー1を、取付部5及び本体部6から構成したものが開示されている。取付部5は、上記の防犯カバー1の外形を手での操作が容易となるように形成し、本体部6が係止する係止突部5aを設けている。取付部5は、サムターン2に被せた状態で、サムターン2を容易に回転させることができる。また、本体部6は、係止突部5aに係止可能な係止部6aを有している。このようにすることで、係止作業という簡単な作業で、防犯カバー1の着脱が行える。さらに係止部6aで本体部6が空転することにより、針金等を係止させて回転させることが不可能となる。
【0006】
さらに、上記した防犯カバーの別態様として、図6に示すように、係止部6a内に、係止突部5aとの間にバネ部材8を設け、本体部6側の外周縁に複数の係合凹部5bと、この係合凹部5bに係合可能な係合凸部6bとを設けたものが開示されている。
このような構成とすれば、本体部6を常に取り付けたままとしておくことができる。すなわち、常時は係止突部5aと係止部6aとで本体部6が空転し、サムターン2を回転させたいときは、本体部6を手で押圧し、係合凸部6bを取付部5の係合凹部5bに係合させ、この係合状態のまま本体部6を回転させることにより、サムターン2を回転させることができた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図3,図4に示された防犯カバーは、外形が円筒体形状であるため、サムターンに被せた場合、本来小判形状であることからその回転位置によって視認できたサムターンの施錠状態又は非施錠状態を視認不能にしてしまい、施解錠の操作性を低下させる問題があった。
【0008】
また、図5に示された防犯カバーは、サムターンを回転操作可能にする取付部と、この取付部に対し空転しかつ着脱可能となる本体部とから構成されているため、脱着した本体部の保管管理が煩雑となり、本体部を紛失する虞もあった。
【0009】
さらに、図6に示された防犯カバーは、本体部を常に取り付けたままとできるので、本体部の紛失はなくなるが、サムターンの回転操作時には本体部を手で押圧しながら回転させなければならないため、操作性を低下させた。
【0010】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その第一の目的は、針金や棒等によるサムターンの回転を阻止できるとともに、着脱部材を不要にし、しかも、従来同様の回転のみによる操作が可能となる後付け防犯サムターンを提供し、もって、防犯性、操作性の向上を図ることにある。また、その第二の目的は、サムターンの回転位置が容易に視認できる後付け防犯サムターンを提供し、もって、操作性の向上を図ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明の請求項1記載の後付け防犯サムターン21は、扉25の屋内面25aに取り付けられた既存サムターン23の摘み31を覆う後付け防犯サムターン21であって、
前記摘み31を挿入する嵌入穴51aを後面51bに有し該嵌入穴51aに挿入した前記摘み31を螺着手段53によって固定して前記摘み31を包囲して被着される回動円板51と、
該回動円板51の前面51cに取り付け固定され前端面にフランジ部55aを有した止軸55と、
湾曲面57aの凹状内面で前記回動円板51を前面51cから覆う碗状に形成され前記止軸55に回動自在に支持されるとともに前記フランジ部55aによって前記止軸55からの抜脱が規制され且つ前記回動円板51の周縁51kを表出させる窓部57bを有した空転部材57と、
を具備したことを特徴とする。
【0012】
この後付け防犯サムターン21では、既存サムターン23の摘み31が回動円板51によって覆われ、摘み31が回動円板51によって操作可能となり、回動円板51には、回動円板51の一部を表出する空転部材57が被される。従って、針金や棒等を用いても回動円板51は滑りにより、また、空転部材57は空回りにより摘み31へ回転力を伝達しない。そして、サムターンの操作時には、空転部材57と共に窓部57bから表出した回動円板51を摘むことで、従来同様の回転操作のみにより施解錠操作することが可能となる。
【0013】
請求項2記載の後付け防犯サムターン21は、請求項1記載の後付け防犯サムターン21において、
前記止軸55の先端面に、回転位置表示手段55dが設けられたことを特徴とする。
【0014】
この後付け防犯サムターン21では、回動円板51に覆われることで視認できなくなった摘み31の回転位置が、回転位置表示手段55dを介して知ることができ、施錠及び解除の操作性が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る後付け防犯サムターンの好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る後付け防犯サムターンを既存サムターンと共に表した縦断面図、図2は図1に示した後付け防犯サムターンの分解斜視図である。
【0016】
まず、本実施の形態による後付け防犯サムターン21の説明に先立ち、後付け防犯サムターン21によって覆われることとなる既存サムターン23について説明する。
図1に示すように、扉25には図示しない錠箱が設けられ、この錠箱にはラッチボルト,デッドボルト,及びこれらを扉25の木口から進退させる錠箱機構部を内設している。
扉25は屋内側の面である屋内面25aに既存サムターン23を突設している。上記した錠箱のデッドボルトは、扉25の屋外側の面に設けたシリンダー錠をキーによって、又はこの既存サムターン23の摘み31を回動することによって扉25の木口から進退可能となる。
【0017】
既存サムターン23は、筒状支持部27と、筒状支持部27に嵌挿されるサムターン軸29と、サムターン軸29と相対回転不能に連結、若しくはこのサムターン軸29と一体に形成される摘み31と、筒状支持部27の先端部に外嵌される飾り筒33と、飾り筒33に外嵌され、筒状支持部27に外挿されたコイルバネ35によって屋内面25aに押付けられる略円錐形状の化粧リング37とを主要な構成部材として有している。
【0018】
筒状支持部27は、略円筒形に形成されている。筒状支持部27の後端部27aには、軸線に直交方向の一対の凸部39,39が外周の上下に設けられている。これら凸部39,39には固定穴41が形成されている。筒状支持部27の後端部は、屋内面25aに穿設した挿入穴25bに挿入され、扉25内に設けた図示しない錠箱にこの固定穴41を介して固定される。これにより、筒状支持部27は、錠箱に回動不能に固定され、この錠箱を介して扉25の屋内面25a側に固設されることになる。
【0019】
筒状支持部27の先端は、屋内面25aより突出し、その外周には、先端側を切除した略円錐状の化粧リング37を、先端部が筒状支持部27の先端となるように取り付けている。また、筒状支持部27の先端には、飾り筒33が設けられ、筒状支持部27の先端面を覆っている。
【0020】
サムターン軸29は、基端部が断面十字形状の入力部43となり、この入力部43が図示しない錠箱機構部の入力軸に相対回転不能に嵌入される。サムターン軸29は、筒状支持部27に挿通支持され、図示しないEリングなどの移動規制部材が取り付けられて、筒状支持部27に対して抜脱が規制され、回動自在に支持される。サムターン軸29の先端部は、飾り筒33の先端面から突出する摘み31に相対回転不能に連結される。従って、既存サムターン23は、摘み31が回動されることで、サムターン軸29を介して入力部43により錠箱機構部内が操作され、デッドボルトが扉25の木口から進退するようになっている。
【0021】
本実施の形態による後付け防犯サムターン21は、この既存サムターン23に後付けすることができる。
後付け防犯サムターン21は、摘み31を挿入する嵌入穴51aを後面51bに有し嵌入穴51aに挿入した摘み31を螺着手段53によって固定して摘み31を包囲して被着される回動円板51と、回動円板51の前面51cに取り付け固定され前端面にフランジ部55aを有した止軸55と、湾曲面57aの反対側の面となる凹状内面で回動円板51を前面51cから覆う碗状に形成され止軸55に回動自在に支持されるとともにフランジ部55aによって止軸55からの抜脱が規制され、かつ回動円板51の周縁51kを表出させる窓部57bを有した空転部材57とを備えている。
【0022】
回動円板51は、後面51b側の大径部51dの前面に、小径部51eを同軸上に形成することで、段部51fを有している。大径部51dの側面には半径方向に螺着手段53であるネジ孔51gが形成され、ネジ孔51gは嵌入穴51aに通じている。このネジ孔51gには螺着手段53である固定用ネジ61が螺合される。すなわち、回動円板51は、嵌入穴51aに摘み31を挿入し、ネジ孔51gに螺合した固定用ネジ61を締め付けることで、固定用ネジ61の先端を摘み31に圧接して摘み31に取り付け固定できるようになっている。つまり、回動円板51は、摘み31と一体回転するように取り付けられる。
【0023】
回動円板51の前面51c略中央には凹部51hが形成され、凹部51hには止軸55の基端55bが嵌入される。また、凹部51hには一対のネジ孔51jが形成されている。一方、止軸55にはフランジ部55aに開口する一対の固定穴55cが軸線方向に穿設されている。止軸55は、この固定穴55cに挿通した図示しないビスを回動円板51のネジ孔51jに螺合することで、基端55bを凹部51hに嵌合して取り付け固定される。
【0024】
この止軸55のフランジ部55aには回転位置表示手段55dが設けられている。回転位置表示手段55dは、微小な凹凸による標示、印刷や刻印、あるいは部分的な着色による色分け等とされている。例えば、図2に示すように、解錠時では回転位置表示手段55dは縦長状とされており、施錠する場合、時計回り方向に回動円板51を90度回転させると、横長状となり、解錠時と施錠時とが識別可能となっている。
【0025】
空転部材57は、中央部に止軸55の挿通される貫通穴63を有している。空転部材57は、碗部57cの湾曲面57aから突出して、貫通穴63ら曲面に沿って放射状に延在する複数、本実施の形態では4つの凸条部65を有している。凸条部65は、碗部57cの裾から延出している。
【0026】
空転部材57の凸条部65は、延出先端を、回動円板51の大径部51dの外側に配置する。凸条部65の延出先端の内側には段部65aが形成されている。この段部65aは、回動円板51の段部51fと組み合わさるようになっている。この状態で、空転部材57は止軸55に対して回転自在となる。従って、空転部材57は、回動円板51に対して相対回転自在に保持される。空転部材57は、凸条部65同士の間隙が窓部57bとなっている。この窓部57bからは、回動円板51の周縁51kが表出するようになっている。
【0027】
従って、回動円板51には回動円板51と止軸55とが組み付けられ、回動円板51が螺着手段53によって摘み31に固定されることで、後付け防犯サムターン21全体が摘み31に取り付け固定されることになる。
【0028】
次に本実施の形態の動作について説明する。
まず、屋内側から施錠する場合について説明する。
操作者は、窓部57bから表出している回動円板51の周縁51kを摘む。このとき、摘んだ手指は、空転部材57も同時に摘むこととなっても良い。
【0029】
摘んだ手を捻って回動円板51を例えば時計回りに回転させると、摘み31もそれに伴って回動する。そして、例えば90度回動されると、サムターン軸29の入力部43により錠箱機構部内が操作され、デッドボルトが扉25の木口に進出する。
【0030】
これにより屋内側から扉25が施錠される。このとき、止軸55のフランジ部55aの回転位置表示手段55dは横長になっており、屋内側から施錠されていることが視認される。
【0031】
なお、回動円板51の周縁51kを摘んだ指が回動円板51の回動に伴って凸条部65の側部に当接し、これによって、空転部材57は回動円板51と同方向に回転する。
【0032】
次に、施錠状態から解掟するときは、凸条部65の間である窓部57bより表出している回動円板51の周縁51kを摘む。回動円板51を反時計回り方向に回転させると、サムターン軸29もそれに伴って回転する。回動円板51が90度回動されると、サムターン軸29の入力部43により錠箱機構部内が操作され、扉25の木口に進出しているデットボルトが扉25の木口から後退させられる。
【0033】
これにより屋内側から扉25が解錠される。このとき、凸条部65のフランジ部55aの回転位置表示手段55dは縦長になっており、屋内側から解錠されていることが視認される。
【0034】
また、施錠時において、扉25等に設けられた小窓を割り、或いは扉25と扉枠の隙間から針金を差し入れて、外部より後付け防犯サムターン21を不正に操作しようとする場合、回動円板51に係止しようとしても円板形状であるために係止することができす、針金が円周方向に滑ることとなる。
【0035】
また、針金が凸条部65に係止されようとしても、空転部材57自身が止軸55に対して回転自在であるため、空転部材57が空転するのみであり、止軸55及び摘み31を回動させることができず、デッドボルトも進退しないこととなる。従って、不正解錠を防止することができる。
【0036】
このように、上記の後付け防犯サムターン21によれば、既存サムターン23の摘み31が回動円板51によって覆われ、摘み31が回動円板51によって操作可能となり、回動円板51には、回動円板51の一部を表出する空転部材57が被される。従って、針金や棒等を用いても回動円板51は滑りにより、また、空転部材57は空回りにより摘み31へ回転力を伝達しない。そして、摘み31の操作時には、窓部57bから表出した回動円板51を摘むことで、従来同様の回転操作のみにより施解錠操作することが可能となる。
【0037】
そして、回動円板51の外側に空転部材57を配設するので、空転部材57と共に、窓部57bから表出した回動円板51を摘むことができ、回動円板51のみを摘む場合に比べて、指が滑り難くなり、またこの回動操作により空転部材57が回動円板51とともに回動することから、操作者の操作感を得られ、操作性を良好にすることができる。
【0038】
また、回動円板51に覆われることで視認できなくなった摘み31の回転位置が、回転位置表示手段55dを介して知ることができ、操作性を向上させることができる。
【0039】
なお、上述した実施の形態では、凸条部65を周方向に4つ形成することとしたが、4つに限定されることはなく、例えば、1個〜3個であってもよく、また5個以上であってもよい。この場合、凸条部65同士の間隔は、回動円板51が指に摘まれて回動操作可能となる程度の間隔であればよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る請求項1記載の後付け防犯サムターンによれば、既存サムターンの摘みが回動円板によって覆われ、摘みが回動円板によって操作可能となり、回動円板には、回動円板の一部を表出する空転部材が被されるので、針金や棒等を用いても回動円板は滑りにより、また、空転部材は空回りにより既存サムターンへの回転力の入力を阻止することができる。そして、サムターンの操作時には、窓部から表出した回動円板を摘むことで、従来同様の回転操作のみにより施解錠操作することができる。この結果、着脱部材を不要にし、防犯性、操作性を向上させることができる。
【0041】
請求項2記載の後付け防犯サムターンによれば、止軸の先端面に回転位置表示手段を設けたので、回動円板に覆われることで視認できなくなった摘みの回転位置を、回転位置表示手段を介して知ることができ、操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る後付け防犯サムターンを既存サムターンと共に表した縦断面図である。
【図2】図1に示した後付け防犯サムターンの分解斜視図である。
【図3】従来の防犯カバーの扉への取り付け状態を示す斜視図である。
【図4】図3に示した防犯カバーの内部状態を表す断面図である。
【図5】図3に示した防犯カバーの別態様を表す部分破断側面図である。
【図6】図3に示した防犯カバーのさらに別態様を表す部分破断側面図である。
【符号の説明】
21…後付け防犯サムターン
23…既存サムターン
25…扉
25a…屋内面
31…摘み
51…回動円板
51a…嵌入穴
51b…後面
51c…前面
51k…周縁
53…螺着手段
55a…フランジ部
55…止軸
55d…回転位置表示手段
57…空転部材
57a…湾曲面
57b…窓部
Claims (2)
- 扉の屋内面に取り付けられた既存サムターンの摘みを覆う後付け防犯サムターンであって、
前記摘みを挿入する嵌入穴を後面に有し該嵌入穴に挿入した前記摘みを螺着手段によって固定して前記摘みを包囲して被着される回動円板と、
該回動円板の前面に取り付け固定され前端面にフランジ部を有した止軸と、
湾曲面の凹状内面で前記回動円板を前面から覆う碗状に形成され前記止軸に回動自在に支持されるとともに前記フランジ部によって前記止軸からの抜脱が規制され且つ前記回動円板の周縁を表出させる窓部を有した空転部材と、
を具備したことを特徴とする後付け防犯サムターン。 - 請求項1記載の後付け防犯サムターンにおいて、
前記止軸の先端面に、回転位置表示手段が設けられたことを特徴とする後付け防犯サムターン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002196015A JP2004036262A (ja) | 2002-07-04 | 2002-07-04 | 後付け防犯サムターン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002196015A JP2004036262A (ja) | 2002-07-04 | 2002-07-04 | 後付け防犯サムターン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004036262A true JP2004036262A (ja) | 2004-02-05 |
Family
ID=31704239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002196015A Pending JP2004036262A (ja) | 2002-07-04 | 2002-07-04 | 後付け防犯サムターン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004036262A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006161365A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Miwa Lock Co Ltd | 防犯サムターン |
-
2002
- 2002-07-04 JP JP2002196015A patent/JP2004036262A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006161365A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Miwa Lock Co Ltd | 防犯サムターン |
JP4588426B2 (ja) * | 2004-12-06 | 2010-12-01 | 美和ロック株式会社 | 防犯サムターン |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1264949B1 (en) | Door locking handle assembly of double lock type | |
KR100297034B1 (ko) | 잠금장치 | |
JP2004036262A (ja) | 後付け防犯サムターン | |
JP4181844B2 (ja) | 防犯サムターンの構造 | |
JP4138416B2 (ja) | 後付け防犯サムターン | |
JP4323780B2 (ja) | 防犯サムターン | |
JP4295542B2 (ja) | 防犯サムターン | |
JP4064170B2 (ja) | 後付け防犯サムターン | |
JP4343389B2 (ja) | 施解錠装置 | |
JP4112309B2 (ja) | 後付け防犯サムターン | |
JP4413550B2 (ja) | 防犯サムターンユニット | |
JP4008226B2 (ja) | サムターン | |
JP4588464B2 (ja) | 防犯サムターン | |
JP2005002562A (ja) | 防犯サムターンユニット | |
JP4245898B2 (ja) | 防犯サムターン | |
JP4607625B2 (ja) | 防犯サムターン | |
JP4170059B2 (ja) | 防犯サムターン | |
JP2003155851A (ja) | サムターン | |
JP4588426B2 (ja) | 防犯サムターン | |
JP4112206B2 (ja) | サムターン | |
JP2004316210A (ja) | サムターン保護具 | |
JP4245901B2 (ja) | 防犯サムターン | |
TW202336328A (zh) | 鎖具及其鑰匙 | |
JP2003227252A (ja) | サムターンブロック | |
JP2003064911A (ja) | サムターン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080529 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080610 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081021 |