JP2004031997A - 画像読み取り装置 - Google Patents

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JP2004031997A JP2002085886A JP2002085886A JP2004031997A JP 2004031997 A JP2004031997 A JP 2004031997A JP 2002085886 A JP2002085886 A JP 2002085886A JP 2002085886 A JP2002085886 A JP 2002085886A JP 2004031997 A JP2004031997 A JP 2004031997A
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本保 綱男
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Abstract

【課題】コンタクトイメージセンサにより読み取った画像でセンサの繋目に起因する異常画像(副走査黒すじ)を補正する。
【解決手段】1.繋目に相当するアドレスの画素を其の両側の画素の平均値に置き換える。
2.繋目に相当するアドレスの画素を其の両側の画素のどちらかの画素に置き換える。
3.読み取りモードに応じて、置き換え方を変更する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データの処理方法に関し、特にはデジタル複写機等の画像形成装置における読取画像データ、またはイメージスキャナ装置などにおける読取画像データの処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子ファイリング装置の普及に伴い、その画像入力装置としての画像読取装置が注目されている。電子ファイリング装置の画像入力用に用いられる画像入力装置は、事務作業の効率化のため、より高速な読み取り処理が要求される。一方、一般のオフィスに広く普及させるためには、低価格化、小型化が不可欠である。
【0003】
画像読取装置においては、原稿の画像を読み取るためにイメージセンサが用いられるが、このイメージセンサには、CCDイメージセンサと、密着型イメージセンサがある。これらにはそれぞれ長所、短所があり、CCDイメージセンサの場合には、高速読み取りが可能であるが、装置の小型化が困難でかつ高価である。また、密着型イメージセンサの場合には、装置の小型化が容易でかつ安価であるが、読み取り速度に難がある。
【0004】
このような現状において、小型化・低価格化と高速化を両立させるべく、様々な工夫がなされているが、密着型イメージセンサを分割駆動して読み取り速度の高速化を図る方式が非常に有効である。
【0005】
図7は、従来の画像読取装置における密着型イメージセンサを用いた読取部のブロック図である。図からも明らかなように、それぞれライン状に配列されたフォトセンサを有する4つの密着型イメージセンサ1001、1002、1003、1004を、原稿の主走査方向について直列に配置している。そして、各密着型イメージセンサ1001、1002、1003、1004を独立して同時に駆動して、原稿の1ラインの画像データを4つに分割して読み取る。各密着型イメージセンサ1001、1002、1003、1004からの出力はアナログスイッチ兼シフトレジスタ1005においてシリアルデータに変換され、バッファ1006へと書き込まれる。そして、バッファ1006から読み出される際に正しい画素順に整列され、A/D変換器などの画像処理回路へ出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記のような分割駆動方式で得られた画像データは、図2で示したように、各イメージセンサの境界部分ですじのような異常画像が発生する場合があり、実用上問題があるデータとなってしまうという問題点を有していた。これは、各イメージセンサで主走査方向に分割して読み取られた画像信号を1ラインに合成する際に、アナログSW等の切り替え時のわずかなタイミングずれや、切り替わった瞬間のバッファアンプの応答遅れ等が原因による。
【0007】
本課題を解決する手段として、特開平8−214129号公報によれば、主走査方向にN個に分割された各データにその前後データの終端と先端部データを付加して画像処理し、付加した当該先終端部のデータを削除し各ブロックのデータのみを連続したデータとして出力する手段が提案されている。
【0008】
この場合、イメージセンサをブロックごとに画像処理を行うため、一連の画像信号として生成されるまでに、時間を要してしまう。また、その際に前後に他ブロックのデータを付加して画像処理し、その後また画像を削除するような複雑な制御を要してしまう。
【0009】
本発明は、上記問題点に鑑み、複数の密着型イメージセンサによって原稿の一ラインを分割して読み取る際に、各イメージセンサ間で画素の非連続部分が発生することを防止することによって、小型化、低価格化、高速化を図りながら、かつ高品質な読み取りを行うことができる画像読取装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上のような問題を解決するために、原稿を供給する給紙手段と、前記給紙手段によって供給される原稿を搬送する原稿搬送手段と、前記原稿搬送手段によって搬送される原稿上の画像を読み取る読取手段とを有し、前記読取手段は、それぞれ複数のフォトセンサが複数のブロックに分割されライン状に配列された密着型イメージセンサで、前記ブロックの境界に隣接する画素をその周囲の画素
に応じて置き換えることを特徴とする画像読取装置を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
図1に、コンタクトセンサをイメージセンサとして使用した画像読取装置のスキャナ部の模式構成を示す。
【0012】
同図において、走行体21に搭載されたコンタクトセンサユニット6は、図示しない押圧機構により走行体21に対して上方に押圧され、コロ21a及びコロ21bと、紙面と垂直方向の主走査方向の反対側にコロ21a及びコロ21bと対称に設けられたコロを介して、コンタクトガラス20の下面に接し、コンタクトガラス20上に載置された原稿Dと一定距離を保ち、コンタクトガラス20の上面(そこに原稿Dが載置されていれば、原稿表面)のスキャンラインと交わる主走査方向の1ラインを読み取る。
【0013】
走行体21は、図示しない走行体駆動部と連結されたワイヤー22により駆動されて、副走査方向Aに移動する。これにより、コンタクトセンサユニット6により、原稿Dの画像を読み取ることができる。
【0014】
コンタクトセンサユニットの構成は前記図7と同様なので、説明は省略する。
【0015】
次に前記図2により示された異常画像の補正手段について説明する。
【0016】
この場合、異常画像の発生する位置は、センサモジュール間の境界に発生するため、補正する位置はあらかじめわかっているため、特に検出する手段は必要としない。
【0017】
図7のAD変換器1006によりデジタルデータに変換された画像データは、図示しない画像処理部内のメモリに格納される。このときに異常画像個所を以下の手段で補正しながらメモリに書き込む。
【0018】
図3aに異常画像部分を拡大した図を示す。ここで、副走査方向B列が異常画像部分である。その主走査方向両側のA列、C列の画素を用いて、補正画素列Bhを生成する。
Bhn=(An+Cn)/2(n:副走査画素位置)
上記、補正式で補正後の画像を図3bおよび図4に示す。
【0019】
同様に、両側どちらかの画素でおきかえても同様の効果が得られる場合がある。図5に、B列の画素をA列の画素で置き換えた場合を示す。
【0020】
(第2の実施例)
次に、画像モードによる補正方法に関して説明する。
【0021】
補正する位置は、特に検知手段を用いず、各フォトセンサブロック間の境界に相当するアドレスの画素を補正対象としている。
【0022】
画像モードが「文字モード」の場合、前記手段により、検知され保存されたゴミ、汚れの存在する主走査方向の位置に相当する画素のデータを、所定値に置き換える。
【0023】
具体的には、一番明るい濃度に相当するデータにおきかえる。例えば、読み取った画像データを8bitのデジタル画像で変換するシステムの場合、異常画像の存在する主走査方向の位置に相当する画素のデータを255に置き換える。
【0024】
この場合、結果として画像は、上記のように置き換えた個所は白くなるため、副走査方向に白くスジが発生することになる。しかし、一般的に「文字モード」で使用される原稿は、白地に黒い文字で構成されている画像であることがほとんどであるため、「白スジ」は実用上、ほとんど問題にならない。
【0025】
また、原稿の下地が中間長のような濃度を有する原稿の場合は、あらかじめ所定領域の平均濃度を測定しておき、その平均濃度で置き換えても同様の効果が得られる。画像モードが「写真モード」場合は、各フォトセンサブロック間の境界に相当する画素のデータを、周囲の画像データに置き換える。
【0026】
この手法を第12図から第14図を利用し,簡単のため,扱う画像データを1画素1ビットすなわち白または黒の2値画像に限定して説明する。
【0027】
補正領域の幅がNである場合(N:自然数),図8に示す通り、補正領域の左右隣各N/2画素分の画素値を補正領域に当てはめる。この処理を主走査方向の各ライン毎に行なう。
【0028】
補正領域の幅Nが奇数である場合,図9に示す通り,補正領域の左右隣各1画素の値を参照して,補正領域中央画素の値を決定する。左右隣の画素がどちらも黒なら,中央画素値も黒,どちらも白なら中央画素値も白とし,どちらか一方が黒で一方が白の場合は,白(両画素値のAND)にするか黒(両画素値のOR)にするか予め決めておく。この図の場合は,左右隣の画素値が異なるが,中央画素値は白,すなわち白の画素値を0,黒の画素値を1とした場合,両隣の画素値のANDをとることとしている。
【0029】
補正領域が画像の端に存在して,補正領域の一方の隣にある参照画素となる画素数がN/2画素に満たない場合,図10で示す補正処理を行なう。まず,第9図の▲1▼に示すように,参照画素数N/2以上がある側のN/2画素分の画素値を2回補正領域の画素にコピーする。Nが奇数の場合は,さらに補正領域隣1画素の画素値をコピーしておく。補正領域が画像の最端にある場合はここで処理は完了である。最端でない場合は,▲2▼の処理に進み,N/2に満たない画素数側の参照画素を隣の補正領域に1回コピーして,上書きする。
【0030】
このようにして補正処理をした結果例を第7図:本発明の手法による補正をした結果に示す。
【0031】
以上,1画素1ビットの2値デジタル画像に限定して説明を行なったが,1画素2ビット以上の多値デジタル画像にも同様の手段を適用できることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、原稿を移動させて読み取る装置における原稿ガラス等の読み取り経路内のゴミ・汚れの検知を行い、画像を補正する手段を有する画像読取装置において、画像モードにより画像補正手段を変更することにより、装置動作に影響与えることがなく、実使用に支障のない良好な画像を得る事が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンタクトセンサをイメージセンサとして使用した画像読取装置のスキャナ部の模式構成。
【図2】異常画像の補正手段。
【図3】aは異常画像部分を拡大した図。bは補正式で補正後の画像。
【図4】補正式で補正後の画像。
【図5】B列の画素をA列の画素で置き換えた場合。
【図6】
【図7】従来の画像読取装置における密着型イメージセンサを用いた読取部のブロック図。
【図8】補正領域の左右隣各N/2画素分の画素値を補正領域に当てはめる図。
【図9】補正領域の左右隣各1画素の値を参照して,補正領域中央画素の値を決定する図。
【図10】補正処理。

Claims (4)

  1. 原稿を供給する給紙手段と、前記給紙手段によって供給される原稿を搬送する原稿搬送手段と、前記原稿搬送手段によって搬送される原稿上の画像を読み取る読取手段とを有し、前記読取手段は、それぞれ複数のフォトセンサが複数のブロックに分割されライン状に配列された密着型イメージセンサで、前記ブロックの境界に隣接する画素をその周囲の画素に応じて置き換えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記ブロックの境界に隣接する画素を主走査方向前後の画素の平均濃度を有する画素に置き換えることを特徴とする、請求項1の画像読取装置。
  3. 前記ブロックの境界に隣接する画素をその画素と主走査方向に隣接する画素に置き換えることを特徴とする、請求項1の画像読取装置。
  4. 原稿を供給する給紙手段と、前記給紙手段によって供給される原稿を搬送する原稿搬送手段と、前記原稿搬送手段によって搬送される原稿上の画像を読み取る読取手段とを有し、前記読取手段は、それぞれ複数のフォトセンサが複数のブロックに分割されライン状に配列された密着型イメージセンサで、前記ブロックの境界に隣接する画素を、画像を読み取るモードに応じて置き換えることを特徴とする画像読取装置。
JP2002085886A 2002-03-26 2002-03-26 画像読み取り装置 Withdrawn JP2004031997A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009170959A (ja) * 2008-01-10 2009-07-30 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2015198409A (ja) * 2014-04-03 2015-11-09 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法

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