JP2004031575A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004031575A JP2004031575A JP2002184675A JP2002184675A JP2004031575A JP 2004031575 A JP2004031575 A JP 2004031575A JP 2002184675 A JP2002184675 A JP 2002184675A JP 2002184675 A JP2002184675 A JP 2002184675A JP 2004031575 A JP2004031575 A JP 2004031575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor region
- region
- semiconductor
- conductivity type
- electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
【解決手段】ダブルリサーフを構成する第1領域3と第2領域4と、最外周のウエル領域2で、第2領域に対向するウエル領域2にエミッタ領域51、ゲート絶縁膜となる絶縁膜6、ゲート電極81を形成することで、耐圧構造201内に横型MOSFETを形成し、縦型IGBTのオン時に、この横型MOSFETもオンさせて、主電流通電領域を増大し、オン電圧の低減を図る。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、電力変換装置などに搭載される半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電流容量が大きいパワー半導体装置では、半導体基板の表面と裏面に主電極を配置し、主電流を半導体基板に対して縦方向に流す縦型半導体装置が主流である。
図6は、半導体装置の要部平面図である。この半導体チップ200はIGBTチップであり、チップ周辺部には耐圧構造201、その内側には活性領域202が形成される。この活性領域202には、エミッタ電極やゲートパッドなどが形成される。
【0003】
縦型半導体装置では、半導体装置の阻止耐圧を確保するために、主電流が流れる活性領域の周囲に耐圧構造あお配置している。この耐圧構造は、フィールドリミティングリングやフィールドプレートなどが代表的であり、半導体基板の表面に形成される。
一方、横型半導体装置の耐圧構造は、シングルリサーフおよびダブルリサーフなどの構造が多用されている。
【0004】
このダブルリサーフにすると、横型半導体装置のドリフト層(ベース層)の濃度設計の自由度を広げることが可能であり、前記のフィールドリミッティングリングやフィールドプレートに比べて、耐圧構造の占める面積を低減できる。
図7は、耐圧構造201としてフィールドリミティングリングを適用した縦型のIGBTで、図6のX−X線で切断した要部断面図である。
【0005】
図中の1はn形のドリフト層、2はp形のウエル領域、5はn形のエミッタ領域、6は絶縁膜(ゲート電極下はゲート絶縁膜)、8はゲート電極、10は絶縁膜、11はエミッタ電極、13はn形のバッファ層、14はp形のコレクタ層、15はコレクタ電極、61はフローティングリング、62はp形もしくはn形のストッパ領域、9、63は導電膜である。便宜的に最外周に配置されるウエル領域2の中央部より外側を耐圧構造201と内側を活性領域302とする。
【0006】
図8は、縦型IGBTの耐圧構造201として、横型半導体装置に多用されているリサーフ構造を適用したものである。ここではダブルリサーフ構造を例として挙げた。耐圧構造201としてダブルリサーフ構造を採用すると、フィールドリミティング構造に比べて、製造プロセスにおいて、イオン注入時の濃度の制御が必要となるものの、耐圧構造に要する面積を縮小することができる。
【0007】
図8において、図7と同じ構成については同じ符号を付して説明は省略する。3は第1領域、10は絶縁膜である。
図7、図8の耐圧構造は、半導体装置がオフ状態のときに、活性領域を構成するウエル領域2から広がる空乏層を、半導体チップ200の外周方向へ(活性領域202から遠ざける方向)延ばすことで、ウエル領域2の近傍で電界集中を緩和する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、耐圧構造201が占める領域(耐圧構造領域)は、半導体装置がオフ状態の場合には、阻止耐圧を確保するために有効な領域であるが、半導体装置がオン状態の場合は、この耐圧構造領域には主電流が流れないために、無用な領域となる。
【0009】
このため、電流容量が小さい(半導体チップが小さい)縦型半導体装置ほど、素子面積(活性領域の面積+耐圧構造領域の面積でほぼ半導体チップ200の面積となる)に占める耐圧構造領域の面積の割合が大きくなり、その結果、活性領域の面積の割合は小さくなる。そのため、主電流通電領域の面積が減少して、オン電圧は大きくなる。
【0010】
この発明の目的は、前記の課題を解決して、主電流通電領域を増大し、オン電圧の低減を図ることができる半導体装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、絶縁ゲート構造を有する縦型の半導体装置において、第1導電形の第1半導体領域と、該第1半導体領域の表面層に複数個形成される第2導電形の第2半導体領域と、最外周に配置された該第2半導体領域と接続し、該第2半導体領域の外側の前記第1半導体領域の表面層に形成される第2導電形の第3半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第4半導体領域と、前記第3半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第5半導体領域と、前記最外周に配置された第2半導体領域の表面層に形成される第4半導体領域と前記第5半導体領域との間に形成される第1導電形の第6半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の前記第4半導体領域と前記第1半導体領域に挟まれた領域にゲート絶縁膜を介して形成される主ゲート電極と前記第5半導体領域と前記第6半導体領域に挟まれた領域上にゲート絶縁膜を介して形成される副ゲート電極と、前記第4半導体領域上に形成される第1主電極と、前記第6半導体領域上に形成される第1副電極と、前記縦型の半導体装置の裏面電極としての第2主電極と、前記第5半導体領域上に形成される第2主電極と接続する第2副電極とを具備することを特徴とする半導体装置。
【0012】
(請求項2)絶縁ゲート構造を有する縦型の半導体装置において、第1導電形の第1半導体領域と、該第1半導体領域の表面層に複数個形成される第2導電形の第2半導体領域と、最外周に配置された該第2半導体領域と分離し、該第2半導体領域の外側の前記第1半導体領域の表面層に形成される第2導電形の第3半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第4半導体領域と、前記第3半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第5半導体領域と、最外周に配置された前記第2半導体領域と対向して前記第3半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第6半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の前記第4半導体領域と前記第1半導体領域に挟まれた領域にゲート絶縁膜を介して形成される主ゲート電極と、前記第5半導体領域と前記第6半導体領域に挟まれた領域上にゲート絶縁膜を介して形成される副ゲート電極と、前記第4半導体領域上に形成される第1主電極と、前記第6半導体領域上に形成される第1副電極と、前記縦型の半導体装置の裏面電極としての第2主電極と、前記第5半導体領域上に形成される第2主電極と接続する第2副電極とを具備する構成とする。
【0013】
また、前記第2副主電極と接続し、前記第5半導体領域の表面層に形成される第2導電形の第7半導体領域を有するとよい。
また、前記第5半導体領域上に絶縁膜を介して前記第1副主電極と前記第2副主電極が対向して形成されるとよい。
また、絶縁ゲート構造を有する縦型の半導体装置において、第1導電形の第1半導体領域と、該第1半導体領域の表面層に複数個形成される第2導電形の第2半導体領域と、最外周に配置された該第2半導体領域と接続し、該第2半導体領域の外側の前記第1半導体領域の表面層に形成される第2導電形の第3半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第4半導体領域と、前記第3半導体領域の表面層に形成される第8半導体領域と、最外周に配置された前記第2半導体領域の表面層に形成された第4半導体領域と前記第8半導体領域との間に形成される第1導電形の第6半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の前記第4半導体領域と前記第1半導体領域に挟まれた領域にゲート絶縁膜を介して形成される主ゲート電極と、前記第8半導体領域と前記第6半導体領域に挟まれた領域上にゲート絶縁膜を介して形成される副ゲート電極と、前記第4半導体領域上に形成される第1主電極と、前記第6半導体領域に形成される第1副電極と、前記縦型の半導体装置の裏面電極としての第2主電極とを具備し、
前記第8半導体領域を、互いの半導体領域の表面層に交互に形成される第1導電形の第9半導体領域と第2導電形の第10半導体領域とで構成し、最上段に形成される第9半導体領域上に形成され、前記第2主電極と接続する第2副電極を有する構成とする。
【0014】
また、絶縁ゲート構造を有する縦型の半導体装置において、第1導電形の第1半導体領域と、該第1半導体領域の表面層に複数個形成される第2導電形の第2半導体領域と、最外周に配置された該第2半導体領域と分離し、該第2半導体領域の外側の前記第1半導体領域の表面層に形成される第2導電形の第3半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第4半導体領域と、前記第3半導体領域の表面層に形成される第8半導体領域と、最外周に配置された前記第2半導体領域に対向して前記第3半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第6半導体領域と、全ての前記第2半導体領域ぼ前記第4半導体領域と前記第1半導体領域に挟まれた領域にゲート絶縁膜を介して形成される主ゲート電極と、前記第8半導体領域と前記第6半導体領域に挟まれた領域上にゲート絶縁膜を介して形成される副ゲート電極と、前記第4半導体領域上に形成される第1主電極と、前記第6半導体領域上に形成される第1副電極と、前記縦型の半導体装置の裏面電極としての第2主電極とを具備し、
前記第8半導体領域を、互いの半導体領域の表面層に交互に形成される第1導電形の第9半導体領域と第2導電形の第10半導体領域とで構成し、露出した第9半導体領域上に形成され、前記第2主電極と接続する第2副電極を有する構成とする。
【0015】
また、前記第9半導体領域上に絶縁膜を介して前記第1主電極と前記第2副電極が対向して形成されるとよい。
また、絶縁ゲート構造を有する縦型の半導体装置において、第1導電形の第1半導体領域と、該第1半導体領域の表面層に複数個形成される第2導電形の第2半導体領域と、最外周に配置された該第2半導体領域と接続し、該第2半導体領域の外側の前記第1半導体領域の表面層に形成される第2導電形の第3半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第4半導体領域と、前記第3半導体領域の表面層に形成される第11半導体領域と、最外周に配置された前記第2半導体領域の表面層に形成される第4半導体領域と前記11半導体領域との間に形成される第1導電形の第6半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の前記第4半導体領域と前記第1半導体領域に挟まれた領域にゲート絶縁膜を介して形成される主ゲート電極と、前記第11半導体領域と前記第6半導体領域に挟まれた領域上にゲート絶縁膜を介して形成される副ゲート電極と、前記第4半導体領域上に形成される第1主電極と、前記縦型の半導体装置の裏面電極としての第2主電極とを具備し、
前記第11半導体領域を、前記第3半導体領域の長手方向に、互いに接して交互に形成される第1導電形の第12半導体領域と第2導電形の第13半導体領域とから形成し、前記第12半導体領域上に形成され、前記第2主電極と接続する第2副電極を有する構成とする。
【0016】
また、絶縁ゲート構造を有する縦型の半導体装置において、第1導電形の第1半導体領域と、該第1半導体領域の表面層に複数個形成される第2導電形の第2半導体領域と、最外周に配置された該第2半導体領域と分離し、該第2半導体領域の外側の前記第1半導体領域の表面層に形成される第2導電形の第3半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第4半導体領域と、前記第3半導体領域の表面層に形成される第11半導体領域と、最外周に配置される前記第2半導体領域に対向して前記第3半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第6半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の前記第4半導体領域と前記第1半導体領域に挟まれた領域にゲート絶縁膜を介して形成される主電極と、前記11半導体領域と前記第6半導体領域に挟まれた領域上にゲート絶縁膜を介して形成される副ゲート電極と、前記第4半導体領域上に形成される第1主電極と、前記縦型の半導体装置の裏面電極としての第2主電極とを具備し、
前記第11半導体領域を、前記第3半導体領域の長手方向に、互いに接して交互に形成される第1導電形の第12半導体領域と第2導電形の第13半導体領域とから形成し、前記第12半導体領域上に形成され、前記第2主電極と接続する第2副電極を有する構成とする。
【0017】
また、前記第11半導体領域上に絶縁膜を介して前記第1主電極と前記第2副電極が対向して形成されるとよい。
また、縦型の絶縁ゲート半導体素子の最外周に耐圧構造を有する半導体装置において、前記耐圧構造をダブルリサーフによって構成し、該耐圧構造内に横型の絶縁ゲート素子を形成するとよい。
【0018】
また、前記横型の絶縁ゲート素子を前記縦型の絶縁ゲート素子と並列に接続するとよい。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の第1実施例の半導体装置の構成図で、同図(a)は要部平面図、同図(b)は要部断面図である。要部平面図は、図1(b)の最上層から半導体基板面までの層が分かるように描いた。また、図8と同一箇所には同一の符号を記した。
【0020】
縦型半導体装置は、耐圧クラス600VのIGBTで耐圧構造がダブルリサーフであり、この耐圧構造に、MOSFETを形成した場合である。また、この半導体装置は、半導体チップの大きさが2.5mm□で電流容量は5Aの場合である。厚さが500μm、比抵抗約60Ωcmのn形の半導体基板100を用いた。半導体基板100の一方の主面の表面層に、複数個のp形のウエル領域2を形成し、このウエル領域2の表面層にn形のエミッタ領域5を形成する。エミッタ領域5と半導体基板100(ドリフト層1)に挟まれたウエル領域2上に絶縁膜6(ゲート絶縁膜)を介してゲート電極8を形成する。エミッタ領域5とウエル領域2に接するようにエミッタ電極11を形成する。
【0021】
基板裏面には後述するようにバッファ層13、コレクタ層14、コレクタ電極15を形成して、IGBTセル部を構成する。尚、活性領域202内に形成する縦型半導体装置セルは、プレーナゲート構造のIGBTセルに限るものではない。例えば、ウエル領域2内にトレンチを形成し、トレンチ内に絶縁膜を介してゲート電極を形成したトレンチゲート構造のIGBTセルでもよい。また基板裏面の構造を変更して縦型のMOSFETセルを構成してもよい。また、図中の9は導電膜であり、削除しても構わない。
【0022】
つぎに、耐圧構造について説明する。耐圧構造201は、半導体基板100の外周部にp形の第1領域を形成し、第1領域の表面層にn形の第2領域4を形成し、ダブルリサーフを構成する。図1は、活性領域202の最外側のウエル領域2と第1領域3が接している場合を示したものである。
第1領域3内の第2領域とは離れた位置にn形のエミッタ領域51を形成し、第2領域4とエミッタ領域51とに挟まれた第1領域3上に絶縁膜(ゲート絶縁膜)を介してゲート電極81を形成する。エミッタ領域51並びにゲート電極81は縦型のIGBTセルのエミッタ領域5並びにゲート電極8にそれぞれ接続される。図1に示すように、第1領域3がウエル領域2と接している場合、エミッタ領域51を第1領域内の活性領域202寄りに設けると、共通のエミッタ電極11で一括して配線することができる。また、ゲート電極8とゲート電極81との接続も容易である。
【0023】
第2領域4の外周部に補助コレクタ12を形成し、エミッタ電極11と補助コレクタ電極12は第2領域上に形成した絶縁膜10を介して対向して張り出して形成される。
第1領域3とウエル領域2は通常は、不純物濃度および拡散深さが異なるが、同一条件で形成しても構わない。
【0024】
前記のダブルリサーフを形成するためのイオン種と注入量(ドーズ量)を説明する。第1領域は、イオン種はボロンで、注入量は約6.0×1012cm−2である。第2領域は、イオン種はリンで、注入量は約4.8×1012cm−2である。耐圧構造の幅は約100μmである。深さ方向の拡散プロファイルは図2に示す。
【0025】
このような諸元のダブルリサーフにすると、耐圧構造内に形成したMOSFETのドリフト領域の抵抗率は約0.2Ωcm2 (不純物濃度は約2.0×1016cm−3)と極めて小さな値となる。この値は、通常の600VMOSFETのドリフト領域の抵抗率60Ωcm(不純物濃度は約7.8×1013cm−3)の約1/300となる。
【0026】
前記の500μm厚さの半導体基板100を100μm厚程度まで研削した後、半導体基板100の他方の主面(研削した面)の表面層にn形のバッファ層13を形成し、このバッファ層13の表面層にコレクタ層14を形成し、このコレクタ層14上にコレクタ電極15を形成する。
前記のようにして形成した半導体チップ200の裏面側のコレクタ電極15を図示しない回路パターン付き絶縁基板にはんだで固着し、このコレクタ電極15が固着された回路パターンと補助コレクタ電極12をアルミニウムワイヤでボンディング接続する。また、表面電極パッド(エミッタ電極パッドやゲート電極パッド)と図示しない外部導出端子をアルミニウムワイヤでボンディング接続する。
【0027】
図1(b)に点線で囲んで示すように、耐圧構造内に横型のMOSFETを形成することで、IGBTのオン時に、主電流がIGBTセル部(活性領域)以外にこの横型のMOSFETを介しても流れるために、主電流通電面積を増大できて、オン電圧を低減することができる。
また、IGBTでは0.6Vのえん層電圧(しきい値電圧)を超えるまでは、主電流が殆ど流れないが、この半導体装置では、横型のMOSFETを介して0Vから主電流が流れるために、通常のIGBTに比べてオン特性が向上する。
【0028】
また、主電流が増大し、IGBTのオン電圧が大きくなると、コレクタ層14、バッファ層13、ドリフト層1、第1領域3、第2領域4で構成されるpnpnのサイリスタ部(図1(b)に一点鎖線で示す)にも主電流が伝導度変調状態して流れるようになり、さらにオン電圧は低下する。
以上説明した実施例では、絶縁ゲート構造を有する縦型半導体装置の活性領域の外周に形成される耐圧構造に横型の絶縁ゲート構造を有する素子を形成し、両者のゲート端子同士を接続し、エミッタ端子同士、コレクタ端子同士をそれぞれ接続している。かかる構成により主電流通電領域を増大し、オン電圧の低減を図っている。
【0029】
上記の構成の他に、各端子同士を接続するのではなく個別に引き出してもよい。各素子のゲートしきい値電圧が異なる場合など、各素子にそれぞれ異なる電圧の供給が可能となる。
また、各素子へのゲート信号を同相とすれば、上述のようにオン電圧を低減することができるし、個々にゲート信号を供給すれば両者を独立して駆動することもできる。
【0030】
図3は、この発明の第2実施例の半導体装置の構成図で、同図(a)は要部断面図、同図(b)は要部平面図である。要部平面図は、最上層から半導体基板面までの層が分かるように描いた。
図1との違いは、エミッタ領域5から補助コレクタ電極12方向が長手となるように、n形領域21とp形領域22をそれぞれ形成し、第2領域4に相当する箇所を領域21、22が互いに交互に接するように配置された点である。補助コレクタ電極12とn形領域21はコンタクトホール23で接続する。このn形領域21とp形領域22で構成される領域は、ストライプ状に配置されているのであるが、半導体チップの外周に沿ってリング状をしている第1領域3の表面層に形成され、第1領域3の長手方向に交互に接してリング状に配置される。
【0031】
各領域21、22の不純物濃度を最適化することで、図1よりさらにオン電圧を低減できる。
尚、図3では第1領域3とウエル領域2が接しているが、それぞれを分離していても構わない。
図4は、この発明の第3実施例の半導体装置の要部断面図である。平面図は図1(a)の要部平面図と同じである。
【0032】
図1との違いは、第1領域3内の第2領域4に相当する箇所にn形領域31とp形領域32を交互に形成した点である。補助コレクタ電極12とn形領域31はコンタクトホール33で接続する。
各領域31、32の不純物濃度を最適化することで、図1よりさらにオン電圧を低減できる。尚、図4では第1領域3とウエル領域2が接しているが、それぞれを分離していても構わない。
【0033】
また、前記の図3と図4は、図1の第2領域4に相当する箇所に、超接合構造(super junction構造)と言われる構造を適用したものである。図5は、この発明の第4実施例の半導体装置の要部断面図である。図1との違いは、第2領域の表面層にp形の補助コレクタ領域41を形成して、横型のIGBTとした点である。横型のMOSFETを横型のIGBTとすることで、オン状態において、補助コレクタ電極12からホールの注入が生じ、耐圧構造内に形成する横型素子のオン抵抗を大幅に小さくできる。その結果、図1に比べてオン電圧を小さくできる。尚、図5では第1領域3とウエル領域2が接しているが、それぞれを分離していても構わない。
【0034】
第1から第4実施例に相当する縦型半導体装置(IGBT)を縦型のMOSFETとしても構わない。
【0035】
【発明の効果】
この発明によれば、縦型半導体装置の耐圧構造部に多重リサーフ構造を採用して、この耐圧構造内に横型素子を形成することで、主電流導通領域を拡大し、オン電圧を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の半導体装置の構成図で、(a)は要部断面図、(b)は要部平面図
【図2】第1領域と第2領域の拡散プロフィル図
【図3】この発明の第2実施例の半導体装置の構成図で、(a)は要部断面図、(b)は要部平面図
【図4】この発明の第3実施例の半導体装置の要部断面図
【図5】この発明の第4実施例の半導体装置の構成図で、(a)は要部断面図、(b)は要部平面図
【図6】半導体装置の要部平面図
【図7】耐圧構造としてフィールドリミティングリングを適用した縦型のIGBTの要部断図である。
【図8】耐圧構造としてダブリリサーフを適用した縦型のIGBTの要部断面図
【符号の説明】
1 ドリフト層
2 ウエル領域
3 第1領域
4 第2領域
5、51 エミッタ領域
6 絶縁膜(ゲート絶縁膜を含む)
8、81 ゲート電極
9、63 導電膜
10 絶縁膜(層間絶縁膜)
11 エミッタ電極
12 補助コレクタ電極
13 バッファ層
14 コレクタ層
15 コレクタ電極
21、31 n形領域
22、32 p形領域
23、33 コンタクトホール
61 フィールドリミッティングリング
62 ストッパ領域
100 半導体基板
200 半導体チップ
201 耐圧構造
202 活性領域
Claims (12)
- 絶縁ゲート構造を有する縦型の半導体装置において、第1導電形の第1半導体領域と、該第1半導体領域の表面層に複数個形成される第2導電形の第2半導体領域と、最外周に配置された該第2半導体領域と接続し、該第2半導体領域の外側の前記第1半導体領域の表面層に形成される第2導電形の第3半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第4半導体領域と、前記第3半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第5半導体領域と、前記最外周に配置された第2半導体領域の表面層に形成される第4半導体領域と前記第5半導体領域との間に形成される第1導電形の第6半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の前記第4半導体領域と前記第1半導体領域に挟まれた領域にゲート絶縁膜を介して形成される主ゲート電極と前記第5半導体領域と前記第6半導体領域に挟まれた領域上にゲート絶縁膜を介して形成される副ゲート電極と、前記第4半導体領域上に形成される第1主電極と、前記第6半導体領域上に形成される第1副電極と、前記縦型の半導体装置の裏面電極としての第2主電極と、前記第5半導体領域上に形成される第2主電極と接続する第2副電極とを具備することを特徴とする半導体装置。
- 絶縁ゲート構造を有する縦型の半導体装置において、第1導電形の第1半導体領域と、該第1半導体領域の表面層に複数個形成される第2導電形の第2半導体領域と、最外周に配置された該第2半導体領域と分離し、該第2半導体領域の外側の前記第1半導体領域の表面層に形成される第2導電形の第3半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第4半導体領域と、前記第3半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第5半導体領域と、最外周に配置された前記第2半導体領域と対向して前記第3半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第6半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の前記第4半導体領域と前記第1半導体領域に挟まれた領域にゲート絶縁膜を介して形成される主ゲート電極と、前記第5半導体領域と前記第6半導体領域に挟まれた領域上にゲート絶縁膜を介して形成される副ゲート電極と、前記第4半導体領域上に形成される第1主電極と、前記第6半導体領域上に形成される第1副電極と、前記縦型の半導体装置の裏面電極としての第2主電極と、前記第5半導体領域上に形成される第2主電極と接続する第2副電極とを具備することを特徴とする半導体装置。
- 前記第2副主電極と接続し、前記第5半導体領域の表面層に形成される第2導電形の第7半導体領域を有することを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
- 前記第5半導体領域上に絶縁膜を介して前記第1副主電極と前記第2副主電極が対向して形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体装置。
- 絶縁ゲート構造を有する縦型の半導体装置において、第1導電形の第1半導体領域と、該第1半導体領域の表面層に複数個形成される第2導電形の第2半導体領域と、最外周に配置された該第2半導体領域と接続し、該第2半導体領域の外側の前記第1半導体領域の表面層に形成される第2導電形の第3半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第4半導体領域と、前記第3半導体領域の表面層に形成される第8半導体領域と、最外周に配置された前記第2半導体領域の表面層に形成された第4半導体領域と前記第8半導体領域との間に形成される第1導電形の第6半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の前記第4半導体領域と前記第1半導体領域に挟まれた領域にゲート絶縁膜を介して形成される主ゲート電極と、前記第8半導体領域と前記第6半導体領域に挟まれた領域上にゲート絶縁膜を介して形成される副ゲート電極と、前記第4半導体領域上に形成される第1主電極と、前記第6半導体領域に形成される第1副電極と、前記縦型の半導体装置の裏面電極としての第2主電極とを具備し、
前記第8半導体領域を、互いの半導体領域の表面層に交互に形成される第1導電形の第9半導体領域と第2導電形の第10半導体領域とで構成し、最上段に形成される第9半導体領域上に形成され、前記第2主電極と接続する第2副電極を有することを特徴とする半導体装置。 - 絶縁ゲート構造を有する縦型の半導体装置において、第1導電形の第1半導体領域と、該第1半導体領域の表面層に複数個形成される第2導電形の第2半導体領域と、最外周に配置された該第2半導体領域と分離し、該第2半導体領域の外側の前記第1半導体領域の表面層に形成される第2導電形の第3半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第4半導体領域と、前記第3半導体領域の表面層に形成される第8半導体領域と、最外周に配置された前記第2半導体領域に対向して前記第3半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第6半導体領域と、全ての前記第2半導体領域ぼ前記第4半導体領域と前記第1半導体領域に挟まれた領域にゲート絶縁膜を介して形成される主ゲート電極と、前記第8半導体領域と前記第6半導体領域に挟まれた領域上にゲート絶縁膜を介して形成される副ゲート電極と、前記第4半導体領域上に形成される第1主電極と、前記第6半導体領域上に形成される第1副電極と、前記縦型の半導体装置の裏面電極としての第2主電極とを具備し、
前記第8半導体領域を、互いの半導体領域の表面層に交互に形成される第1導電形の第9半導体領域と第2導電形の第10半導体領域とで構成し、露出した第9半導体領域上に形成され、前記第2主電極と接続する第2副電極を有することを特徴とする半導体装置。 - 前記第9半導体領域上に絶縁膜を介して前記第1主電極と前記第2副電極が対向して形成されることを特徴とする請求項5または6に記載の半導体装置。
- 絶縁ゲート構造を有する縦型の半導体装置において、第1導電形の第1半導体領域と、該第1半導体領域の表面層に複数個形成される第2導電形の第2半導体領域と、最外周に配置された該第2半導体領域と接続し、該第2半導体領域の外側の前記第1半導体領域の表面層に形成される第2導電形の第3半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第4半導体領域と、前記第3半導体領域の表面層に形成される第11半導体領域と、最外周に配置された前記第2半導体領域の表面層に形成される第4半導体領域と前記11半導体領域との間に形成される第1導電形の第6半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の前記第4半導体領域と前記第1半導体領域に挟まれた領域にゲート絶縁膜を介して形成される主ゲート電極と、前記第11半導体領域と前記第6半導体領域に挟まれた領域上にゲート絶縁膜を介して形成される副ゲート電極と、前記第4半導体領域上に形成される第1主電極と、前記縦型の半導体装置の裏面電極としての第2主電極とを具備し、
前記第11半導体領域を、前記第3半導体領域の長手方向に、互いに接して交互に形成される第1導電形の第12半導体領域と第2導電形の第13半導体領域とから形成し、前記第12半導体領域上に形成され、前記第2主電極と接続する第2副電極を有することを特徴とする半導体装置。 - 絶縁ゲート構造を有する縦型の半導体装置において、第1導電形の第1半導体領域と、該第1半導体領域の表面層に複数個形成される第2導電形の第2半導体領域と、最外周に配置された該第2半導体領域と分離し、該第2半導体領域の外側の前記第1半導体領域の表面層に形成される第2導電形の第3半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第4半導体領域と、前記第3半導体領域の表面層に形成される第11半導体領域と、最外周に配置される前記第2半導体領域に対向して前記第3半導体領域の表面層に形成される第1導電形の第6半導体領域と、全ての前記第2半導体領域の前記第4半導体領域と前記第1半導体領域に挟まれた領域にゲート絶縁膜を介して形成される主電極と、前記11半導体領域と前記第6半導体領域に挟まれた領域上にゲート絶縁膜を介して形成される副ゲート電極と、前記第4半導体領域上に形成される第1主電極と、前記縦型の半導体装置の裏面電極としての第2主電極とを具備し、
前記第11半導体領域を、前記第3半導体領域の長手方向に、互いに接して交互に形成される第1導電形の第12半導体領域と第2導電形の第13半導体領域とから形成し、前記第12半導体領域上に形成され、前記第2主電極と接続する第2副電極を有することを特徴とする半導体装置。 - 前記第11半導体領域上に絶縁膜を介して前記第1主電極と前記第2副電極が対向して形成されることを特徴とする請求項8または9に記載の半導体装置。
- 縦型の絶縁ゲート半導体素子の最外周に耐圧構造を有する半導体装置において、前記耐圧構造をダブルリサーフによって構成し、該耐圧構造内に横型の絶縁ゲート素子を形成することを特徴とする半導体装置。
- 前記横型の絶縁ゲート素子を前記縦型の絶縁ゲート素子と並列に接続したことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002184675A JP4078895B2 (ja) | 2002-06-25 | 2002-06-25 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002184675A JP4078895B2 (ja) | 2002-06-25 | 2002-06-25 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004031575A true JP2004031575A (ja) | 2004-01-29 |
JP4078895B2 JP4078895B2 (ja) | 2008-04-23 |
Family
ID=31180535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002184675A Expired - Fee Related JP4078895B2 (ja) | 2002-06-25 | 2002-06-25 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4078895B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008130775A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
JP2013051434A (ja) * | 2012-11-05 | 2013-03-14 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
-
2002
- 2002-06-25 JP JP2002184675A patent/JP4078895B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008130775A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
JP2013051434A (ja) * | 2012-11-05 | 2013-03-14 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4078895B2 (ja) | 2008-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3751463B2 (ja) | 高耐圧半導体素子 | |
EP1683202B1 (en) | Trench gate field effect devices | |
JP3906181B2 (ja) | 電力用半導体装置 | |
JP5900503B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP4185157B2 (ja) | 半導体素子及び電気機器 | |
JP5182766B2 (ja) | 高耐圧半導体装置 | |
JP4289123B2 (ja) | 半導体装置 | |
US6768167B2 (en) | MIS semiconductor device and the manufacturing method thereof | |
JP2003224273A (ja) | 半導体装置 | |
JP6356803B2 (ja) | 絶縁ゲートバイポーラトランジスタ | |
JP5601863B2 (ja) | 電力半導体装置 | |
JP4230681B2 (ja) | 高耐圧半導体装置 | |
JP4073669B2 (ja) | 縦型高電圧半導体素子 | |
JP2000077662A (ja) | 半導体スイッチング素子 | |
KR20120103655A (ko) | 전력 반도체 디바이스 | |
JP5694285B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2021012934A (ja) | 炭化ケイ素半導体装置 | |
JP6854598B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP3875460B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP4432332B2 (ja) | 半導体素子及びその製造方法 | |
JP4074074B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP2003031821A (ja) | 半導体装置 | |
JP2004031575A (ja) | 半導体装置 | |
JP7338242B2 (ja) | 半導体装置 | |
JPH11307785A (ja) | 電力用半導体装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041115 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20060703 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060704 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071016 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080128 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |