JP2004031269A - 二次電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】高出力かつ高容量であって、寿命特性に優れた二次電池の提供。
【解決手段】高容量型の第1電極2Aと高出力型の第2電極2Bとを並列接続し、その並列接続された電極2A,2Bを電解液3とともにラミネートフィルムの袋状外包体100内に収容して、セル1とした。電極2Aは高容量電極材料が形成された正極21と負極22とを積層したものである。一方、電極2Bは高出力電極材料が形成された正極23と負極22とを積層したものである。セル1に電流が流れたときに、電極2Bの発熱量は電極2Aよりも大きくなるが、それらはセル1の袋状外包体100内に収容されているため、電極2A,2B間の温度ばらつきが抑制される。その結果、電極2A,2B間の劣化ばらつきが抑えられ、セル1の寿命特性の向上を図ることができる。
【選択図】 図3
【解決手段】高容量型の第1電極2Aと高出力型の第2電極2Bとを並列接続し、その並列接続された電極2A,2Bを電解液3とともにラミネートフィルムの袋状外包体100内に収容して、セル1とした。電極2Aは高容量電極材料が形成された正極21と負極22とを積層したものである。一方、電極2Bは高出力電極材料が形成された正極23と負極22とを積層したものである。セル1に電流が流れたときに、電極2Bの発熱量は電極2Aよりも大きくなるが、それらはセル1の袋状外包体100内に収容されているため、電極2A,2B間の温度ばらつきが抑制される。その結果、電極2A,2B間の劣化ばらつきが抑えられ、セル1の寿命特性の向上を図ることができる。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高出力かつ高容量な二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気自動車等の駆動用バッテリとして用いられる二次電池には、高出力かつ高容量(高エネルギー密度)であることが要求されている。例えば、特開平11−332023号公報に記載されているバッテリでは、高出力密度型二次電池と高エネルギー密度型二次電池とを並列接続することにより、このような要求に応えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、高出力密度型二次電池は高エネルギー密度型二次電池に比べて内部抵抗が小さいので、並列接続した場合には高出力密度型二次電池側により大きい電流が流れることになる。そのため、高出力密度型二次電池の方が電流による発熱が大きくなり、電池温度上昇も高エネルギー密度型二次電池より大きくなる。このように電池温度が異なると、温度による劣化速度が各々異なり、劣化のばらつきによる寿命特性の低下を招く。
【0004】
本発明の目的は、高出力かつ高容量であって、寿命特性に優れた二次電池を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による二次電池は、高容量電極と高出力電極とを並列接続して並列接続電極とし、その並列接続電極を電解液とともに電池容器に収容したものである。高容量電極と高出力電極とを並列接続して同一の電池容器に収納したことにより上述の目的を達成する。
【0006】
【発明の効果】
本発明によれば、高容量電極と高出力電極とを並列接続して同一の電池容器に収納したので、発熱量の比較的小さな高容量電極が同一電池容器に存在することにより、高出力電極の温度上昇を抑えることができる。その結果、高容量電極と高出力電極との劣化のばらつきが抑制され、電池の寿命特性が向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1〜3は本発明による二次電池の一実施の形態を示す図である。本実施の形態では、シート状二次電池であるラミネートセルを例に説明する。図1はラミネートセル1の斜視図で、図2はラミネートセル1の側面図である。セル1は両タブ型のセルであって、ラミネートフィルムから成る袋状外包体(後述する図3を参照)により包まれたセル本体1aと、セル本体1aの外周縁から伸延するシート状の正極タブ1bおよび負極タブ1cとを備えている。
【0008】
図3は、図2の符号Bで示す部分の断面図である。可撓性の袋状外包体100の内部には、電極層2および電解液3が密封状態で収容されている。電極層2は、高容量型の第1電極2Aと高出力型の第2電極2Bとで構成されている。電極2A,2Bは、いずれもシート状の正極層21,23および負極層22を積層したものである。正極層21,23は集電体25上に正極電極材料を形成したものであり、負極層22は集電体26上に負極電極材料を形成したものである。本実施の形態では、電極2Aと電極2Bとでは正極層21,23の構成を変え、負極層22に関しては共通の構成とした。
【0009】
各集電体25は積層部分から正極タブ1b方向に伸延するリード部25aをそれぞれ有しており、各リード部25aは正極タブ1bにそれぞれ接続されている。一方、図示していないが、集電体26のリード部26a(図4を参照)は、それぞれ負極タブ1cに接続されている。正極タブ1bおよび負極タブ1cはそれぞれ袋状外包体100のヒートシール部103を気密に貫通するとともに、ヒートシール部103にそれぞれ固着される。
【0010】
袋状外包体100は、内面層100a、中間層100bおよび外面層100cの三層構造のラミネートフィルムで形成されている。内面層100aには、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミドなどの耐電解液性およびヒートシール性に優れた熱可塑性樹脂が使用される。中間層100bには、アルミ箔やステンレス箔等の可撓性および強度に優れた金属箔が使用される。外面層100cには、ポリアミド系樹脂やポリエステル系樹脂等の電気絶縁性に優れた絶縁樹脂が使用される。
【0011】
図4は第1電極2Aおよび第2電極2Bの積層構造の詳細を説明する図である。図示下側に高容量型第1電極2Aが、その上側に高出力型第2電極2Bが設けられている。第1電極2Aは、3層の正極層21と4層の負極層22とを交互に積層したものである。一方、第2電極2Bは、3層の正極層23と4層の負極層22とを交互に積層したものである。各層間にはセパレータ24が設けられている。
【0012】
セパレータ24には多孔質膜,不織布,網などが用いられるが、電気絶縁性で正極層21,23および負極層22に対する密着性が十分良く、十分な強度を有するものであればどのような形態ものでも使用可能である。材質は特に限定されないが、ポリエチレンやポリプロピレンの単層多孔質膜、およびこれらを多層化した多孔質膜が接着性および安全性の観点から好ましい。
【0013】
また、イオン伝導体として用いられる電解液3に供する溶剤または電解質塩としては、従来の電池に使用されている非水系の溶剤およびリチウムを含有する電解質塩が使用可能である。具体的に、溶剤としては、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、炭酸ジメチル、炭酸ジエチル、炭酸メチルエチルなどのエステル系溶剤や、ジメトキシエタン、ジエトキシエタン、ジエチルエーテル、ジメチルエーテルなどのエーテル系溶剤の単独液が使用可能である。さらに、これらの中から2種類選んで混合した混合液を使用しても良い。電解質塩としては、LiPF6、LiAsF6、LiClO4、LiBF4、LiCF3SO3、LiN(CF3SO2)2、LiC(CF3SO2)3、LiN(C2F5SO2)2などが使用可能である。
【0014】
正極層21,22の集電体25にはアルミ金属箔を、負極層22の集電体26には銅箔を使用する。高容量型第1電極2Aに設けられた正極層21の電極材料27には、粒径50μmのリチウムマンガン酸化物を正極活物質として使用する。一方、高出力型第2電極2Bに設けられた正極層23の電極材料28には、粒径5μmのリチウムマンガン酸化物を正極活物質として使用する。すなわち、高出力型第2電極2Bに用いられるリチウムマンガン酸化物は高容量型第1電極2Aに比べて粒径が小さいので、リチウムマンガン酸化物の接触表面積が大きくなる。その結果、内部抵抗が小さくなり大きな電流を取り出すことができる。
【0015】
正極層21,23を作製する際には、上述した正活物質にそれぞれ導電体であるカーボンブラックを混合したものを、バインダーであるPVDF(ポリフッ化ビニリデン)を溶解させたNメチル−2−ピロリドン(NMP)中に均一に分散させてスラリーを作製する。そして、ペースト状のスラリーを集電体25の表面に塗布し、加熱してNMPを蒸発させる。正極活物質,導電体およびPVDFの混合重量比は8:1:1とする。また、負極層22の電極材料29には、ハードカーボンとPVDFとを重量比9:1で混合してNMPに分散させたものを使用する。ペースト状の電極材料29を集電体26上に塗布したならば、続く加熱工程においてNMPを蒸発させる。
【0016】
上述したように、本実施の形態では、高容量型の第1電極2Aと高出力型の第2電極2Bとを並列接続し、その並列接続した電極2を電池容器である袋状外包体100に一体で収容する構成とした。高出力型第2電力2Bは内部抵抗が小さいのでより大きな電流が流れ、高容量型の第1電極2Aに比べて発熱量が大きい。しかしながら、電極2A,2Bが一体で同一容器内に収容されているため、電極2Aの温度上昇を抑えることができるとともに、電極2A,2Bの温度をほぼ同一温度に保つことができる。その結果、高容量型第1電池2Aと高出力型第2電極2Bとの間の劣化ばらつきを抑制することができ、電池の高寿命化を図ることができる。
【0017】
図5は上述したセル1の充放電特性に関する実験結果を示す図である。実験ではセル1を2つ並列接続したものを用いた。曲線L1はセル1を用いた場合の特性で、L2は比較例の特性を示す。比較例L2では正極層が6層で負極層が8層のものを2つ並列接続する。ただし、一方のセルは、正極層は6層とも粒径5μmのリチウムマンガン酸化物を正極活物質として使用し、他方のセルは、6層とも粒径50μmのリチウムマンガン酸化物を正極活物質として使用する。
【0018】
充放電は、環境温度25℃において放電率10Cの電流値(以下では、この電流値を10C(A)と記す)で行った。なお、充放電サイクル条件は、電池を定電流で充放電させて各サイクル毎に放電容量を測定するものとした。1充放電サイクルは、「(充電)→(充電休止)→(放電)→(放電休止)」の4ステップから成る。充放電等の条件は下記の通りである。
(放電条件)
電流値は10C(A)とした。これは、6分で全容量を放電させる電流値に相当する。電圧が放電終止電圧2.5(V)になったならば放電を終了する。
(充電条件)
電流値は10C(A)とした。電圧が4.2(V)になったならば充電を終了する。
(休止時間)
充電および放電の休止時間は10(分)とした。
【0019】
放電容量維持率(%)は、各サイクル終了時の放電容量を、1サイクル目の放電容量を100%としてパーセントで表したものである。放電容量は次式(1)により算出する。図5に示すように、従来の並列接続セルの場合(L2)には500サイクル終了時において容量維持率が90%であったが、本実施の形態のセル1の場合(L1)には容量維持率は95%であって、比較例である従来の二次電池よりも優れた充放電サイクル特性を示している。
【数1】
放電容量(Ah)=放電電流(A)×放電時間(h) …(1)
【0020】
上述した実施の形態では、正極活物質の粒径を変えることにより高容量型の電極2Aおよび高出力型の電極2Bとした。そのため、電極2A,2Bに対して共通の電解液を使用することができ、効率よく電力を取り出すことができる。同一の電極材料を用いる代わりに、正極活物質の種類を変えて電極2A,2Bを構成するようにしても良い。例えば、高容量型電極2Aの正極活物質としてコバルト系酸化物を使用し、高出力型電極2Bの正極活物質としてリチウムマンガン酸化物を使用する。この場合、電解液としては、2つの正極活物質のいずれかに対応した電解液を使用する。
【0021】
また、同一種類の正極活物質を使用し、電極材料の厚さを変えることによって高容量電極と高出力型電極とを構成する用にしても良い。例えば、電極2A,2Bの正極活物質をいずれも粒径5μmのリチウムマンガン酸化物とし、高容量型電極2Aの電極材料の厚さを100μmとし、高出力型電極2Bの電極材料の厚さを150μmとする。
【0022】
さらに、図6に示す変形例のように、同一集電体26の一方の面に厚さt1=50μmの電極材料300を、他方の面に厚さt2=100μmの電極材料301をそれぞれ形成して正極層30を形成する。そして、セパレータ24を介して正極層30と上述した負極層22とを交互に積層する。図6に示す電極層2では、正極層30は、電極材料300とそれに対向する負極層22と対で高出力型電極2Bを構成するとともに、電極材料301とそれに対向する負極層22と対で高容量型電極2Aを構成する。
【0023】
なお、集電体30の表裏面に塗布する電極材料の厚さを変えるのに代えて、材質の異なる正極活物質を形成しても良いし、粒径の異なる正極活物質を形成するようにしても良い。また、正極活物質の種類を変えるのではなく、電極材料27,28に含まれる導電体の量を変えても良い。すなわち、内部抵抗の小さな高出力電極2Bの導電体の含有量を、高容量電極2Aよりも多くすれば良い。
【0024】
ところで、正極層21,23および30を形成する際には、集電体25の片面側に電極材料を塗布して加熱乾燥させた後に、他方の面に電極材料を塗布して加熱乾燥させる。例えば、粒径の小さな正極活物質を用いる正極層23の場合には、片面側の電極材料を乾燥させた際に金属箔である集電体が電極材料側に反るという現象が起こりやすい。そのため、他方の面に電極材料を形成する作業がし難くなる場合がある。
【0025】
このような場合、正極活物質の粒径が大きいと反りが生じにくいので、集電体25の片面に粒径の大きな正極活物質を形成した後に、粒径の小さな正極活物質を他方の面に形成するようにすれば良い。その結果、作業性が向上する。集電体25の表裏面に形成する正極活物質の材質を代える場合には、内部応力の生じにくい正極活物質を先に形成すれば良い。
【0026】
図7は電極層2の第2の変形例を示したものであり、図4に対応する図である。図7に示す変形例では、発熱量の大きな高出力型第2電極2Bの間に高容量型第1電極2Aを挟むように配設した。このように、温度が上昇しやすい第2電極2Bが外側となるように配設することにより電極2Bの放熱効率がより向上し、電極2Bの温度上昇を抑えることができる。
【0027】
なお、本願発明はラミネートセルに限らず、正極層と負極層を積層して成る二次電池であれば種々のものに適用することができる。例えば、ロール状に巻いた電極層を筒状容器に収容するタイプのセルの場合には、正極層21,23と負極層22を積層したものをロール状に巻いて、それを筒状容器内に収容すれば良い。
【0028】
以上説明した実施の形態と特許請求の範囲の要素との対応において、正極タブ1bは正極端子を、負極タブ1cは負極端子を、電極材料27,301は高容量電極材料を、電極材料28,300は高出力電極材料をそれぞれ構成する。なお、上述した特徴的な機能作用効果が得られるものであるならば、本発明は上述した実施の形態に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図であり、ラミネートセル1の斜視図である。
【図2】ラミネートセル1の側面図である。
【図3】図2の符号Bで示す部分の断面図である。
【図4】第1電極2Aおよび第2電極2Bの詳細構造を説明する図である。
【図5】セル1の充放電特性に関する実験結果を示す図である。
【図6】電極層2の第1の変形例を示す図である。
【図7】電極層2の第2の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 ラミネートセル
1a セル本体
1b 正極タブ
1c 負極タブ
2 電極層
2A 第1電極
2B 第2電極
3 電解液
21,23 正極層
22 負極層
24 セパレータ
25,26,30 集電体
27,28,29,300,301 電極材料
100 袋状外包体
【発明の属する技術分野】
本発明は、高出力かつ高容量な二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気自動車等の駆動用バッテリとして用いられる二次電池には、高出力かつ高容量(高エネルギー密度)であることが要求されている。例えば、特開平11−332023号公報に記載されているバッテリでは、高出力密度型二次電池と高エネルギー密度型二次電池とを並列接続することにより、このような要求に応えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、高出力密度型二次電池は高エネルギー密度型二次電池に比べて内部抵抗が小さいので、並列接続した場合には高出力密度型二次電池側により大きい電流が流れることになる。そのため、高出力密度型二次電池の方が電流による発熱が大きくなり、電池温度上昇も高エネルギー密度型二次電池より大きくなる。このように電池温度が異なると、温度による劣化速度が各々異なり、劣化のばらつきによる寿命特性の低下を招く。
【0004】
本発明の目的は、高出力かつ高容量であって、寿命特性に優れた二次電池を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明による二次電池は、高容量電極と高出力電極とを並列接続して並列接続電極とし、その並列接続電極を電解液とともに電池容器に収容したものである。高容量電極と高出力電極とを並列接続して同一の電池容器に収納したことにより上述の目的を達成する。
【0006】
【発明の効果】
本発明によれば、高容量電極と高出力電極とを並列接続して同一の電池容器に収納したので、発熱量の比較的小さな高容量電極が同一電池容器に存在することにより、高出力電極の温度上昇を抑えることができる。その結果、高容量電極と高出力電極との劣化のばらつきが抑制され、電池の寿命特性が向上する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1〜3は本発明による二次電池の一実施の形態を示す図である。本実施の形態では、シート状二次電池であるラミネートセルを例に説明する。図1はラミネートセル1の斜視図で、図2はラミネートセル1の側面図である。セル1は両タブ型のセルであって、ラミネートフィルムから成る袋状外包体(後述する図3を参照)により包まれたセル本体1aと、セル本体1aの外周縁から伸延するシート状の正極タブ1bおよび負極タブ1cとを備えている。
【0008】
図3は、図2の符号Bで示す部分の断面図である。可撓性の袋状外包体100の内部には、電極層2および電解液3が密封状態で収容されている。電極層2は、高容量型の第1電極2Aと高出力型の第2電極2Bとで構成されている。電極2A,2Bは、いずれもシート状の正極層21,23および負極層22を積層したものである。正極層21,23は集電体25上に正極電極材料を形成したものであり、負極層22は集電体26上に負極電極材料を形成したものである。本実施の形態では、電極2Aと電極2Bとでは正極層21,23の構成を変え、負極層22に関しては共通の構成とした。
【0009】
各集電体25は積層部分から正極タブ1b方向に伸延するリード部25aをそれぞれ有しており、各リード部25aは正極タブ1bにそれぞれ接続されている。一方、図示していないが、集電体26のリード部26a(図4を参照)は、それぞれ負極タブ1cに接続されている。正極タブ1bおよび負極タブ1cはそれぞれ袋状外包体100のヒートシール部103を気密に貫通するとともに、ヒートシール部103にそれぞれ固着される。
【0010】
袋状外包体100は、内面層100a、中間層100bおよび外面層100cの三層構造のラミネートフィルムで形成されている。内面層100aには、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミドなどの耐電解液性およびヒートシール性に優れた熱可塑性樹脂が使用される。中間層100bには、アルミ箔やステンレス箔等の可撓性および強度に優れた金属箔が使用される。外面層100cには、ポリアミド系樹脂やポリエステル系樹脂等の電気絶縁性に優れた絶縁樹脂が使用される。
【0011】
図4は第1電極2Aおよび第2電極2Bの積層構造の詳細を説明する図である。図示下側に高容量型第1電極2Aが、その上側に高出力型第2電極2Bが設けられている。第1電極2Aは、3層の正極層21と4層の負極層22とを交互に積層したものである。一方、第2電極2Bは、3層の正極層23と4層の負極層22とを交互に積層したものである。各層間にはセパレータ24が設けられている。
【0012】
セパレータ24には多孔質膜,不織布,網などが用いられるが、電気絶縁性で正極層21,23および負極層22に対する密着性が十分良く、十分な強度を有するものであればどのような形態ものでも使用可能である。材質は特に限定されないが、ポリエチレンやポリプロピレンの単層多孔質膜、およびこれらを多層化した多孔質膜が接着性および安全性の観点から好ましい。
【0013】
また、イオン伝導体として用いられる電解液3に供する溶剤または電解質塩としては、従来の電池に使用されている非水系の溶剤およびリチウムを含有する電解質塩が使用可能である。具体的に、溶剤としては、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、炭酸ジメチル、炭酸ジエチル、炭酸メチルエチルなどのエステル系溶剤や、ジメトキシエタン、ジエトキシエタン、ジエチルエーテル、ジメチルエーテルなどのエーテル系溶剤の単独液が使用可能である。さらに、これらの中から2種類選んで混合した混合液を使用しても良い。電解質塩としては、LiPF6、LiAsF6、LiClO4、LiBF4、LiCF3SO3、LiN(CF3SO2)2、LiC(CF3SO2)3、LiN(C2F5SO2)2などが使用可能である。
【0014】
正極層21,22の集電体25にはアルミ金属箔を、負極層22の集電体26には銅箔を使用する。高容量型第1電極2Aに設けられた正極層21の電極材料27には、粒径50μmのリチウムマンガン酸化物を正極活物質として使用する。一方、高出力型第2電極2Bに設けられた正極層23の電極材料28には、粒径5μmのリチウムマンガン酸化物を正極活物質として使用する。すなわち、高出力型第2電極2Bに用いられるリチウムマンガン酸化物は高容量型第1電極2Aに比べて粒径が小さいので、リチウムマンガン酸化物の接触表面積が大きくなる。その結果、内部抵抗が小さくなり大きな電流を取り出すことができる。
【0015】
正極層21,23を作製する際には、上述した正活物質にそれぞれ導電体であるカーボンブラックを混合したものを、バインダーであるPVDF(ポリフッ化ビニリデン)を溶解させたNメチル−2−ピロリドン(NMP)中に均一に分散させてスラリーを作製する。そして、ペースト状のスラリーを集電体25の表面に塗布し、加熱してNMPを蒸発させる。正極活物質,導電体およびPVDFの混合重量比は8:1:1とする。また、負極層22の電極材料29には、ハードカーボンとPVDFとを重量比9:1で混合してNMPに分散させたものを使用する。ペースト状の電極材料29を集電体26上に塗布したならば、続く加熱工程においてNMPを蒸発させる。
【0016】
上述したように、本実施の形態では、高容量型の第1電極2Aと高出力型の第2電極2Bとを並列接続し、その並列接続した電極2を電池容器である袋状外包体100に一体で収容する構成とした。高出力型第2電力2Bは内部抵抗が小さいのでより大きな電流が流れ、高容量型の第1電極2Aに比べて発熱量が大きい。しかしながら、電極2A,2Bが一体で同一容器内に収容されているため、電極2Aの温度上昇を抑えることができるとともに、電極2A,2Bの温度をほぼ同一温度に保つことができる。その結果、高容量型第1電池2Aと高出力型第2電極2Bとの間の劣化ばらつきを抑制することができ、電池の高寿命化を図ることができる。
【0017】
図5は上述したセル1の充放電特性に関する実験結果を示す図である。実験ではセル1を2つ並列接続したものを用いた。曲線L1はセル1を用いた場合の特性で、L2は比較例の特性を示す。比較例L2では正極層が6層で負極層が8層のものを2つ並列接続する。ただし、一方のセルは、正極層は6層とも粒径5μmのリチウムマンガン酸化物を正極活物質として使用し、他方のセルは、6層とも粒径50μmのリチウムマンガン酸化物を正極活物質として使用する。
【0018】
充放電は、環境温度25℃において放電率10Cの電流値(以下では、この電流値を10C(A)と記す)で行った。なお、充放電サイクル条件は、電池を定電流で充放電させて各サイクル毎に放電容量を測定するものとした。1充放電サイクルは、「(充電)→(充電休止)→(放電)→(放電休止)」の4ステップから成る。充放電等の条件は下記の通りである。
(放電条件)
電流値は10C(A)とした。これは、6分で全容量を放電させる電流値に相当する。電圧が放電終止電圧2.5(V)になったならば放電を終了する。
(充電条件)
電流値は10C(A)とした。電圧が4.2(V)になったならば充電を終了する。
(休止時間)
充電および放電の休止時間は10(分)とした。
【0019】
放電容量維持率(%)は、各サイクル終了時の放電容量を、1サイクル目の放電容量を100%としてパーセントで表したものである。放電容量は次式(1)により算出する。図5に示すように、従来の並列接続セルの場合(L2)には500サイクル終了時において容量維持率が90%であったが、本実施の形態のセル1の場合(L1)には容量維持率は95%であって、比較例である従来の二次電池よりも優れた充放電サイクル特性を示している。
【数1】
放電容量(Ah)=放電電流(A)×放電時間(h) …(1)
【0020】
上述した実施の形態では、正極活物質の粒径を変えることにより高容量型の電極2Aおよび高出力型の電極2Bとした。そのため、電極2A,2Bに対して共通の電解液を使用することができ、効率よく電力を取り出すことができる。同一の電極材料を用いる代わりに、正極活物質の種類を変えて電極2A,2Bを構成するようにしても良い。例えば、高容量型電極2Aの正極活物質としてコバルト系酸化物を使用し、高出力型電極2Bの正極活物質としてリチウムマンガン酸化物を使用する。この場合、電解液としては、2つの正極活物質のいずれかに対応した電解液を使用する。
【0021】
また、同一種類の正極活物質を使用し、電極材料の厚さを変えることによって高容量電極と高出力型電極とを構成する用にしても良い。例えば、電極2A,2Bの正極活物質をいずれも粒径5μmのリチウムマンガン酸化物とし、高容量型電極2Aの電極材料の厚さを100μmとし、高出力型電極2Bの電極材料の厚さを150μmとする。
【0022】
さらに、図6に示す変形例のように、同一集電体26の一方の面に厚さt1=50μmの電極材料300を、他方の面に厚さt2=100μmの電極材料301をそれぞれ形成して正極層30を形成する。そして、セパレータ24を介して正極層30と上述した負極層22とを交互に積層する。図6に示す電極層2では、正極層30は、電極材料300とそれに対向する負極層22と対で高出力型電極2Bを構成するとともに、電極材料301とそれに対向する負極層22と対で高容量型電極2Aを構成する。
【0023】
なお、集電体30の表裏面に塗布する電極材料の厚さを変えるのに代えて、材質の異なる正極活物質を形成しても良いし、粒径の異なる正極活物質を形成するようにしても良い。また、正極活物質の種類を変えるのではなく、電極材料27,28に含まれる導電体の量を変えても良い。すなわち、内部抵抗の小さな高出力電極2Bの導電体の含有量を、高容量電極2Aよりも多くすれば良い。
【0024】
ところで、正極層21,23および30を形成する際には、集電体25の片面側に電極材料を塗布して加熱乾燥させた後に、他方の面に電極材料を塗布して加熱乾燥させる。例えば、粒径の小さな正極活物質を用いる正極層23の場合には、片面側の電極材料を乾燥させた際に金属箔である集電体が電極材料側に反るという現象が起こりやすい。そのため、他方の面に電極材料を形成する作業がし難くなる場合がある。
【0025】
このような場合、正極活物質の粒径が大きいと反りが生じにくいので、集電体25の片面に粒径の大きな正極活物質を形成した後に、粒径の小さな正極活物質を他方の面に形成するようにすれば良い。その結果、作業性が向上する。集電体25の表裏面に形成する正極活物質の材質を代える場合には、内部応力の生じにくい正極活物質を先に形成すれば良い。
【0026】
図7は電極層2の第2の変形例を示したものであり、図4に対応する図である。図7に示す変形例では、発熱量の大きな高出力型第2電極2Bの間に高容量型第1電極2Aを挟むように配設した。このように、温度が上昇しやすい第2電極2Bが外側となるように配設することにより電極2Bの放熱効率がより向上し、電極2Bの温度上昇を抑えることができる。
【0027】
なお、本願発明はラミネートセルに限らず、正極層と負極層を積層して成る二次電池であれば種々のものに適用することができる。例えば、ロール状に巻いた電極層を筒状容器に収容するタイプのセルの場合には、正極層21,23と負極層22を積層したものをロール状に巻いて、それを筒状容器内に収容すれば良い。
【0028】
以上説明した実施の形態と特許請求の範囲の要素との対応において、正極タブ1bは正極端子を、負極タブ1cは負極端子を、電極材料27,301は高容量電極材料を、電極材料28,300は高出力電極材料をそれぞれ構成する。なお、上述した特徴的な機能作用効果が得られるものであるならば、本発明は上述した実施の形態に限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図であり、ラミネートセル1の斜視図である。
【図2】ラミネートセル1の側面図である。
【図3】図2の符号Bで示す部分の断面図である。
【図4】第1電極2Aおよび第2電極2Bの詳細構造を説明する図である。
【図5】セル1の充放電特性に関する実験結果を示す図である。
【図6】電極層2の第1の変形例を示す図である。
【図7】電極層2の第2の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 ラミネートセル
1a セル本体
1b 正極タブ
1c 負極タブ
2 電極層
2A 第1電極
2B 第2電極
3 電解液
21,23 正極層
22 負極層
24 セパレータ
25,26,30 集電体
27,28,29,300,301 電極材料
100 袋状外包体
Claims (5)
- 高容量電極と高出力電極とを並列接続した並列接続電極と、
前記並列接続電極と電解液とを収容する電池容器と、
前記並列接続電極の正極が接続される正極端子と、
前記並列接続電極の負極が接続される負極端子とを備えたことを特徴とする二次電池。 - 請求項1に記載の二次電池において、
前記高容量電極は高容量電極材料を集電体上に形成した正極および負極を交互に積層したものであって、前記高出力電極は高出力電極材料を集電体上に形成した正極および負極を交互に積層したものであることを特徴とする二次電池。 - 請求項2に記載の二次電池において、
前記高出力電極の積層体を前記高容量電極の積層体で挟持する構成としたことを特徴とする二次電池。 - 請求項1に記載の二次電池において、
前記並列接続電極は、シート状集電体の一方の面に高容量電極材料を形成するとともに前記集電体の他方の面に高出力電極材料を形成した正極と負極とを交互に積層した積層体であることを特徴とする二次電池。 - 請求項2〜4のいずれかに記載の二次電池において、
前記高容量電極材料および高出力電極材料を同一材質の電極材料とし、
前記高容量電極と前記高出力電極との間で、前記電極材料の厚さ、前記電極材料に含まれる電極活物質の粒径、前記電極材料に含まれる導電剤の組成の中の少なくとも一つを変えたことを特徴とする二次電池。
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- 2002-06-28 JP JP2002189463A patent/JP2004031269A/ja active Pending
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