JP2004027532A - 安全柵の柱用支持金具 - Google Patents

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Yoshiyuki Shiragaki
白垣 善行
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Abstract

【課題】本発明は安全柵の柱の支持が簡単で且つ配筋の邪魔にならないように支持出来ると共に柱の取外しも簡単に行え、更に柱の支持がH形鋼のフランジに対して垂直方向でも水平方向でも可能となり、また柱の役目を兼用させて直接取付けて部品点数を減少させると共に支持作業が簡略化できる安全柵の柱用支持金具を提供することを目的とする。
【解決手段】コの字状で且つ下挟持片11にネジ穴13を有するクランプ本体1と、該クランプ本体1の上挟持片12が挿入可能な角穴21を形成した角パイプ,アングル,チャンネルなどの支持部材2と、ネジ穴13に螺合可能な締付ネジ3とから成す。また支持部材2の底部に、クランプ本体1の下挟持片11が挿入可能な角溝22を穿設させると良い。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は鉄骨建築現場に於いて、建物の内外部に生じた開口部から人が落下しないためにその周囲にロープや鋼管などで安全柵を設ける安全設備に用いるものであり、安全柵の柱用支持金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の安全柵の柱用支持金具としては、図6の左側に示すように取付穴を有したL形鉄板や右側に示す丸パイプなどが用いられている。これは工場でH形鋼(5)のフランジ上面やウェブに溶接固定した状態で現場に持ち込まれていた。また図7(a)のような締付ネジ(3)を有するクランプ本体(1)とその横に連結した円形短筒及びそれに備えた固定ネジとから成るもの、或いは図7(b)に示す2本の締付ネジ(3)を有するクランプ本体(1)とその上部には、くの字状に折曲された90cm以上の長さを有する角パイプが固定したものなどがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前記H形鋼(5)のフランジ上面やウェブに溶接し固定したL形鉄板や丸パイプの柱用支持金具は、その内側に柱(4)を差込むため、丸パイプなどの外径が大きなものになると共にコンクリート打設時に埋没されて突出しない長さしか確保出来ないため、柱(4)の支持には必ずネジなどの固定具が必要であり、配筋後、ネジを弛めて柱(4)及びロープや鋼管などを取外さなければならず、その撤去作業には多くの手間が掛っていた。しかも、この柱用支持金具は、配筋時に主筋と接触して配筋することが出来なくなることが多くあり、この時には柱用支持金具が切断され取外していたので、安全確保が困難であった。又、前記クランプ本体(1)の横に円形短筒が連結された柱用支持金具を用いて支持した柱(4)は、図8に示すように配筋時に主筋(6)と接触して配筋することが出来なくなることが多くあるため、一般に配筋作業を行う時には取外されたままになり、配筋作業時の安全確保が難しかった。この時、強引に主筋(6)をずらし配筋してバンドを掛けて固定すると、柱用支持金具が外れなくなる。また図5に示すようなH形鋼(5)のフランジと水平方向に柱(4)を支持することは出来なかった。一方、前記くの字状に折曲された90cm以上の角パイプを固定した柱用支持金具は、配筋時に主筋(6)と接触して配筋することが出来なくなることが多くあるため、一般に配筋作業を行う時には取外されているのが現状であり、配筋作業を行う際の安全柵がないままとなり、安全確保が出来ない等の問題点があった。
【0004】
本発明は安全柵の柱の支持が簡単で且つ配筋の邪魔にならないように支持出来ると共に柱の取外しも簡単に行え、更に柱の支持がH形鋼のフランジに対して垂直方向でも水平方向でも可能となる安全柵の柱用支持金具を提供することを目的とする。
【0005】
他の目的は安全柵の柱としても役目を兼用させて直接にH形鋼へ取付けることができ、且つ部品点数を減少させると共に支持作業が簡略化できる安全柵の柱用支持金具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記問題点を解消するために成されたものであり、つまり、コの字状で且つ下挟持片にネジ穴を有するクランプ本体と、該クランプ本体の上挟持片が挿入可能な角穴を形成した角パイプ,アングル,チャンネルなどの支持部材と、ネジ穴に螺合可能な締付ネジとから構成させる。また前記支持部材の底部に、クランプ本体の下挟持片が挿入可能な角溝を穿設させると良く、支持部材の長さを90cm以上にして柱の役目を兼用させるものとしても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態を示す図であり、これに基づき説明する。(1)はコの字状に形成した金属製のクランプ本体であり、該クランプ本体(1)にはネジ穴(13)を穿設した下挟持片(11)と、その下挟持片(11)から所定距離を確保して対向する上挟持片(12)とがある。(2)は金属製の扁平な角パイプの支持部材であり、該支持部材(2)の中間部には、上挟持片(12)が挿入可能な角穴(21)を穿設させ、且つ支持部材(2)の底部には、下挟持片(11)が挿入可能な角溝(22)を設けている。又、前記角穴(21)の下辺から角溝(22)の上辺までの距離は、クランプ本体(1)の内側距離と略同じか或いはそれよりも若干小さくすると良い。更に前記支持部材(2)としては、図3に示す(a)のように扁平な角パイプや(b)に示す正方形な角パイプ、(c)に示すコの字状のチャンネル、或いは(d)のようなL形状のアングルなどを用いると良い。この場合、(a)〜(d)を用いて、足場の手摺などに良く使用する丸パイプの内径を差込んで支持すると良く、且つ(b)や(d)を用いて角パイプの内径を差込んで支持させても良い。また前記支持部材(2)の長さを90cm以上にさせて、柱(4)の役目を兼ねたものとしても良い。特に(c)や(d)を用いることが好ましい。この時、(d)に示す角穴(21)を複数穿設させておくと、長さ調整が出来るものとなる。尚、前記支持部材(2)の角溝(22)は必ずしも必要ではない。(3)はネジ穴(13)に螺合させた締付ネジであり、該締付ネジ(3)としては六角ボルトを用いると良い。
【0008】
次に本発明品の取付け方について説明する。図2は本発明品によって安全柵用柱(4)が、H形鋼(5)のフランジと垂直方向に取付けられる状態と共に配筋される主筋(6)との関係を示す図であり、これについて説明する。予めクランプ本体(1)に締付ネジ(3)を取付けておき、且つ支持部材(2)も用意しておく。先ずクランプ本体(1)の上挟持片(12)を支持部材(2)の角穴(21)に貫入させる。この時、角溝(22)を設けたものに対しては、上挟持片(12)を貫入すると同時に下挟持片(11)も角溝(22)に挿入させる。次にH形鋼(5)のフランジにクランプ本体(1)を差込み、H形鋼(5)のフランジに上挟持片(12)の下面を当てると共に支持部材(2)をH形鋼(5)のフランジの右側面に当てる。そして締付ネジ(3)を締付けることにより、支持部材(2)は図中のように立設固定されるのである。そして支持部材(2)に柱(4)の内部を差込むことにより、図4の右側に示す丸パイプの柱(4)がH形鋼(5)のフランジと垂直に取付けられるのである。この時、図3(a)以外の支持部材(2)を使用すると、図4の左側に示す角パイプの柱(4)を取付けたり、図4の両端のように柱(4)の役目が兼ねられた支持部材(2)を取付けても良い。このように支持部材(2)の長さを自由に長くすることが出来るため、柱(4)は差込むだけで安定して支持出来るのである。上記要領で本発明品をH形鋼(5)のフランジに順次取付けると共に支持部材(2)に柱(4)の内部を差込み、柱(4)間をロープで結んだり或いは鋼管を取付けることで安全柵が完成するのである。
【0009】
その後、配筋作業を行う。この時、本発明品によって支持された柱(4)は図2に示すように主筋(6)にぶつからずに配筋作業ができ、その作業が完了後、柱(4)間のロープや鋼管を取外し、且つ柱(4)を支持部材(2)から引抜けば安全柵が解体できるのである。その後、締付ネジ(3)を弛め、本発明品を取外して回収すれば良い。
【0010】
図5は本発明品によって安全柵用柱(4)が、H形鋼(5)のフランジと水平方向に取付けられる状態と共に配筋される主筋(6)との関係を示す図であり、これについて説明する。垂直方向の取付け同様に、予めクランプ本体(1)に締付ネジ(3)を取付けておき、且つ逃げ穴を設けた角パイプの支持部材(2)も用意しておく。この時、チャンネルやアングルの支持部材(2)を用意しても良い。先ずクランプ本体(1)の上挟持片(12)を支持部材(2)の角穴(21)に貫入して90度回転させる。そしてクランプ本体(1)をH形鋼(5)のフランジの左上から差込み、支持部材(2)をH形鋼(5)のフランジ面に密着させると共に締付ネジ(3)を締付ける。このようにして順次本発明品をH形鋼(5)のフランジに取付けると共に支持部材(2)に丸パイプの柱(4)の内部を差込み、柱(4)間をロープで結んだり或いは鋼管を取付けることで安全柵が完成するのである。その後、配筋作業を行えば、本発明品によって支持された柱(4)は図5に示すように主筋(6)にぶつからずに配筋作業ができ、その作業が完了後、柱(4)間のロープや鋼管を取外し、且つ柱(4)を支持部材(2)から引抜けば安全柵が解体できるのである。その後、締付ネジ(3)を弛め、本発明品を取外して回収すれば良い。
【0011】
【発明の効果】
本発明は以下の構成により、次のような効果を有する。
【0012】
請求項1のようにコの字状で且つ下挟持片(11)にネジ穴(13)を有するクランプ本体(1)と、該クランプ本体(1)の上挟持片(12)が挿入可能な角穴(21)を形成した支持部材(2)と、前記ネジ穴(13)に螺合可能な締付ネジ(3)とから成すことにより、H形鋼(5)のフランジに対して垂直方向でも水平方向でも柱(4)の支持が可能となると共に配筋時に主筋(6)と接触して配筋出来なくなることがなくなるため、従来の如き柱用支持金具が取外される恐れがなくなり、安全柵による安全の確保が出来るものとなった。また本発明は、従来の如きコンクリート打設時に埋没される長さよりも長くすることが可能であるので、丸パイプや角パイプの柱(4)を支持部材(2)に差込むだけの簡単な作業で確実な支持が出来るものとなり、且つ、配筋後の安全柵の解体や撤去作業が短時間で手早く行えるものとなる。
【0013】
請求項2のように支持部材(2)として角パイプを用いることにより、丸パイプや角パイプの柱(4)を簡単に支えることが可能となり、且つ重量が軽い支持部材(2)となるため、現場での運搬が楽になる。
【0014】
請求項3に示すように支持部材(2)にアングルやチャンネルを用いると、角パイプの場合と比べ、角穴(21)が1つのため、逃げ穴が不要となり、H形鋼(5)のフランジに対して垂直方向でも水平方向でも自在に柱(4)の支持が可能となる。また重量が軽く、且つコストダウンが可能となる。
【0015】
請求項4に示すように支持部材(2)の底部に、クランプ本体(1)の下挟持片(11)が挿入可能な角溝(22)を穿設させることにより、支持部材(2)はクランプ本体(1)の下挟持片(11)と上挟持片(12)が挿入し規制されてガタツキをなくして固定できるため、柱(4)がしっかりと支持されるものとなる。
【0016】
請求項5のように支持部材(2)の長さを90cm以上とし、且つ柱(4)の役目も兼ねるものとすることにより、柱(4)の手配が不要となると共に安全柵の柱(4)を直接に支持できるため、部品点数が減少でき、支持作業が簡略化できるものとなる。特に支持部材(2)に、アングルやチャンネルを用いると重量が軽く、柱(4)としても適したものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本実施形態によって安全柵用柱がH形鋼のフランジと垂直方向に取付けられる状態と共に配筋される主筋との関係を示す説明図である。
【図3】本実施形態の各種の支持部材を示す斜視図である。
【図4】本実施形態によって安全柵がH形鋼のフランジに取付けられる状態を示す説明図である。
【図5】本実施形態によって安全柵用柱がH形鋼のフランジと水平方向に取付けられる状態と共に配筋される主筋との関係を示す説明図である。
【図6】従来品によって安全柵がH形鋼のフランジに取付けられる状態を示す説明図である。
【図7】従来品を示す斜視図である。
【図8】従来品によって安全柵用柱がH形鋼のフランジに取付けられる状態と共に配筋される主筋との関係の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 クランプ本体
11 下挟持片
12 上挟持片
13 ネジ穴
2 支持部材
21 角穴
22 角溝
3 締付ネジ
4 柱

Claims (5)

  1. コの字状で且つ下挟持片(11)にネジ穴(13)を有するクランプ本体(1)と、該クランプ本体(1)の上挟持片(12)が挿入可能な角穴(21)を形成した支持部材(2)と、前記ネジ穴(13)に螺合可能な締付ネジ(3)とから成ることを特徴とする安全柵の柱用支持金具。
  2. 前記支持部材(2)が角パイプである請求項1記載の安全柵の柱用支持金具。
  3. 前記支持部材(2)がアングル或いはチャンネルである請求項1記載の安全柵の柱用支持金具。
  4. 前記支持部材(2)の底部には、前記クランプ本体(1)の下挟持片(11)が挿入可能な角溝(22)を穿設させた請求項1、2又は3記載の安全柵の柱用支持金具。
  5. 前記支持部材(2)の長さが、90cm以上であり、且つ柱(4)の役目も兼ねる請求項1、2、3又は4記載の安全柵の柱用支持金具。
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