JP2004026430A - 郵便物集配システム及び郵便ポスト - Google Patents

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Abstract

【課題】郵便ポストの回収効率を向上した郵便物集配システムとそれを実現するための郵便ポストを提供する。
【解決手段】ポストから送信された電波を受信するアンテナ1と、そのアンテナ1からの電波を復調してデジタル信号に変換する受信機60と、ポストに投函された郵便物の数が、予め設定した所定の投函数に達しているか否かを判定する投函数判定手段61と、速達郵便物が存在するか否かを判定する速達判定手段62と、復調された信号と速達判定手段62の判定結果に基づいて回収の優先度を決定する優先度決定手段63と、この優先度決定手段63の優先度に基づいて郵便物の回収ルートを決定する回収ルート決定手段64と、その回収ルートを印刷して回収ルート表を作成する回収ルート作成手段65から構成されている。
【選択図】   図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、郵便物集配システム及び郵便ポストに関し、さらに詳しくは、郵便物の回収手順を決定するシステム及び無線機能を有する郵便ポストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現行の郵便物集配システムでは、郵便利用者が切手を貼付した郵便物を街頭の郵便ポストに投函し、郵便システム運営者が毎日予め決められた時刻に各郵便ポスト内に保管された郵便物を回収し、回収センターに集荷してから、仕分け、配送作業を行うものである。しかし、現行のシステムは、利用者側の多様な要求を満たしているとは言えなかった。例えば、速達配達を希望する利用者であっても、郵便ポストからの回収時限を過ぎた場合には、郵便局まで出向いて最終期限に間に合うように発送手続をとるか、或いは回収が翌日以降になるのを甘受して郵便ポストに投函するしか方法がなかった。また、現行の回収方法は、全ての郵便ポストに対する回収順序を一義的に決定した上で行う方法をとっており、郵便ポスト内の郵便物の量の多寡や、速達郵便の有無等の緊急性を一切考慮しないシステムであるため効率的ではなかった。
このような現行システムの問題点の1つの解決策として、特開平8−276988号公報には、公衆に対して幅広い種々のサービスを常時与えることができる郵便ポスト及びそのシステムについて開示されている。それによると、情報センターに設置されたホストコンピュータ、および、郵便物計測機能、郵便料金算出表示機能、物品販売機能、状態監視機能、自己診断機能、および情報通信機能を有する郵便ポストにより郵便ポストシステムを構築し、郵便ポストと情報センターとの間で情報の送受を行なうようにした。これにより、郵便物の受け付け業務が郵便ポストの設置場所で且つ人手を使わずに行なえるようになり、作業の効率化が図れる。また、郵便業務以外にも通信販売や予約確保、契約取引、さらには物品販売までも行なうことができ、サービス提供者側にも利用者側にも便利になるとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記現行システムにおいて、特に、郵便ポストから郵便物を回収する方法は、毎日、決められた時刻に、決められた順序で各郵便ポストを巡回してそのポストに郵便物があれば回収して、なければ確認して次の郵便ポストの回収を行う方法であり、郵便ポストに郵便物があるか否かに関係なく決まったルートを巡回するため、無駄な時間を費やす場合も多く非常に効率が悪かった。また、回収した郵便物の中に速達郵便物が混在している場合、全ての郵便ポストの回収が終了して回収センター(一般に中央郵便局)に一旦全て集荷して、その後、宛先ごとに仕分け、配送が行われる。従って、速達の存在はその仕分け時に始めて確認され、時間帯によっては配達までに多大の時間を要して速達の意味をなさない場合も発生する。
また、特開平8−276988号公報による発明では、郵便物の差し出しに当たっては、その郵便物の寸法、重量を計測し、さらに操作手段から入力された郵便種別に基づいて郵便料金を算出し、料金の精算がなされた後で郵便物の受け付けが行なわれる。そして、郵便ポスト側では、これら種々の処理動作の結果を集計して情報センターのホストコンピュータに通知するものである。しかしながら、本公報による発明では、情報センターに郵便ポスト側の情報を通知するが、それは、あくまでも郵便ポストの状態監視が主たる目的であり、集配システムを運用するための情報を通知するものではなく、集配システムの改善に直接寄与する発明ではない。
本発明は、かかる課題に鑑み、郵便ポストの回収効率を向上した郵便物集配システムとそれを実現するための郵便ポストを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、既定のエリア毎に設置され、利用者により投函されたICタグ付き郵便物を保管する郵便ポストと、各郵便ポストを無線又は有線により統括管理する集配管理センターと、各郵便ポストから回収されたICタグ付き郵便物を集荷する集荷センターと、を備えた郵便物集配システムであって、前記各郵便ポストは、ICタグ付き郵便物のICタグに記録された情報を読み取る情報読み取り手段と、該記録情報を前記集配管理センターに送信する送信手段と、を備え、前記集配管理センターは、前記各郵便ポストの送信手段からの送信情報を受信する受信手段と、前記各郵便ポスト内の郵便物が規定数量に達しているか否かを判定する数量判定手段と、前記郵便ポスト内に速達郵便物が存在するか否かを判定する速達判定手段と、前記数量判定手段と速達判定手段の判定結果に基づいて前記郵便ポストの回収優先度を決定する優先度決定手段と、該優先度決定手段に基づいて前記各郵便ポストの回収ルートを決定するルート決定手段と、前記各手段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記各郵便ポストから受信した記録情報に基づいて前記各郵便ポストから郵便物を回収するための最適なルートを決定することを特徴とする。
現行の集配システムの最大の課題は、各郵便ポストの状況が集配管理センター側で事前に把握できない点にある。そのため、郵便局員を全ての郵便ポストに必ず巡回させなければならず、多大の労力と時間を要していた。そこで、本発明では郵便物にICタグを貼付(同封)するようにして、そのICタグに記録された情報を読み取って郵便物の回収状況を無線等により連絡する手段を備え、集配管理センター側で事前に各郵便ポストと郵便物の状況を把握して、そのデータに基づいて最も効率の良い回収ルートを決定するものである。
かかる発明によれば、郵便ポストに投函された郵便物に貼付されたICタグから、郵便物の回収情報を取得してその情報を集配管理センターに送信するので、集配管理センター側ではリアルタイムで事前に各郵便ポストと郵便物の状況を把握することができ、そのデータに基づいて最も効率の良い回収ルートを決定することができる。
【0005】
請求項2は、前記集配管理センターは、前記制御手段は、前記数量判定手段が予め設定した郵便物の規定数量に達した郵便ポストが存在しないと判定し、且つ前記速達判定手段が郵便物中に速達郵便物が存在する郵便ポストがないと判定した場合、前記郵便物の回収を行わないようにすることを特徴とする。
街頭に設置された多数の郵便ポストから郵便物の回収を効率的に行うには、決まった回収時間に決まったルートを経て全ての郵便ポストから回収を行うのではなく、事前に郵便ポスト内の郵便物が所定の数量に達したことを確認して、そのような郵便ポストの郵便物を優先的に回収することが有効である。従って、全てのポストが所定の数量に達していない場合で、しかも、速達郵便物もない場合は、その日の最後の定時回収時間に回収するようにする。
かかる発明によれば、全ての郵便ポストに郵便物が少なく、しかも、速達郵便物がない場合は、当該回収時に限って回収を行わないので、無駄な回収作業を減らすことができて回収の効率を向上することができる。
【0006】
請求項3は、前記制御手段は、前記数量判定手段が前記規定数量に達した郵便ポストは存在しないが、前記速達判定手段が郵便物中に速達郵便物が存在する郵便ポストがあると判定した場合、前記速達郵便物の回収を優先的に行うようにすることを特徴とする。
郵便ポストに郵便物が所定の数量に達していなくても、その中に速達郵便物が含まれている場合は、その速達郵便物の回収を後にすることができないので、優先的にその速達郵便物の回収を行う。当然、そのときは当該郵便ポストの他の郵便物も同時に回収する。
かかる発明によれば、郵便ポスト内の郵便物が所定の数量に達していなくても、その中に速達郵便物が含まれている場合は、優先的に当該郵便ポストの回収を行うので、速達郵便物を可能な限り速く配達することができる。
【0007】
請求項4は、前記制御手段は、前記数量判定手段が前記規定数量に達した郵便ポストが存在すると判定し、且つ前記速達判定手段が郵便物中に速達郵便物が存在する郵便ポストがあると判定した場合、前記各判定を受けた各郵便ポストからの回収を優先的に行うようにすることを特徴とする。
予め設定した郵便物の規定数量に達した郵便ポストが存在する場合は、無条件にその郵便ポストから回収する。しかも、その中のポスト或いは他のポストに速達郵便物がある場合は、そのポスト内の郵便物も併せて回収を行うことにより、回収の効率を上げると共に、速達郵便物の遅配を減少することができる。
かかる発明によれば、予め設定した規定数量に達した郵便ポストと、速達郵便物が投函された郵便ポストが同時に存在する場合、当該特定の郵便ポストのみを回収対象ポストとしたルートを設定し、この最も早い回収ルートにより、両ポストの郵便物を回収するので、回収の効率を上げると共に、速達郵便物の遅配を減少することができる。
【0008】
請求項5は、既定のエリア毎に設置され、利用者により投函されたICタグ付き郵便物を保管する郵便ポストであって、該郵便ポストは、ICタグ付き郵便物のICタグに記録された情報を読み取る情報読み取り手段と、各郵便ポストを無線又は有線により統括管理する集配管理センターに前記記録情報を送信する送信手段と、投函された郵便物が前記郵便ポストの容量限界値に達したことを検出する投函量検出手段と、郵便物投入口扉をロックする扉ロック手段と、前記各手段を制御するポスト制御手段と、を備え、前記ポスト制御手段は、前記情報読み取り手段により読み取られた情報をメモリに記憶し、予め設定された時間経過により前記情報を前記集配管理センターに送信するように前記送信手段を制御することを特徴とする。
本発明では、前記集配管理センターとの間で情報をやりとりする郵便ポスト及び郵便物に貼付されるICタグの存在が特徴的である。つまり、郵便ポストは従来のポストとしての郵便物保管機能は勿論のこと、それに加えて郵便物に貼付されたICタグの情報を記憶して、その情報を集配管理センターに送信する手段を有している。また、それに伴って、郵便ポストの状態を集配管理センター側で把握できるように、郵便物の容量限界値を検出する手段等も併せて備えている。従って、ICタグが貼付されずに切手を貼付した従来の郵便物が混在しても、不都合が発生しない対策が施されている。
かかる発明によれば、郵便ポストにICタグが貼付された郵便物の情報を読み取る手段と、集配管理センターにその情報を送信する手段を備え、併せて当該郵便ポストの状態も情報として送信するので、集配管理センターは事前に各郵便ポストの状況を把握することができ、最適な回収ルートの決定と郵便ポストのメンテナンスを同時に行うことができる。
【0009】
請求項6は、前記投函量検出手段は、光を発光する発光手段と、該発光手段からの発光光を受光する受光手段と、を備え、前記投函量検出手段の受光手段が所定の時間継続して前記発光手段からの発光光を受光しない場合、前記ポスト制御手段は投函された郵便物が容量限界値に達したと判断して、前記郵便ポストの郵便物投入口扉を遮断するように前記扉ロック手段を制御すると共に、当該ポストの郵便物が容量限界値に達したことを前記集配管理センターに送信するように前記送信手段を制御すること特徴とする。
本発明の郵便ポストは基本的には、ICタグが貼付された郵便物の情報を読み取って集配管理センターにその情報を送信するものである。しかし、郵便物の中にはICタグを貼付しない郵便物も当然混在するはずである。それにより、実際に郵便ポストに投函された郵便物の全数量と、集配センターに送信されたICタグ付き郵便物の数量とは一致しない事態が発生し、実際に郵便ポストに投函された数量が、郵便ポストの容量限界値を超過しても回収がなされない事態が発生する虞がある。それを防ぐためにポスト内部に透過型センサを設置して、郵便物が所定の数量に達してそのセンサを所定時間以上遮ったことを検出して、その情報を集配センターに送信して郵便物の回収を依頼する。当然、この時は扉ロック手段により投入口扉をロックして以後の郵便物の投函ができないようにする。しかし、その間に利用者が郵便物を投函する可能性もあるので、夜間の遅い時間に限って投入口扉をロックするようにしても良い。
かかる発明によれば、ポスト内部に設置されたセンサにより、郵便物の容量限界値を検出して集配センターに連絡するので、集配センターはその状況を即座に把握して当該ポストの郵便物の回収を行うことができ、郵便物の投函が不可能な状態を迅速に解消することができる。
【0010】
請求項7は、前記郵便物投入口扉は、該投入口扉が開かれたことを検出する投入口扉センサを備え、前記ポスト制御手段は前記センサが前記投入口扉の開状態を検出した場合に限り、前記情報読み取り手段を所定時間駆動するように制御することを特徴とする。
郵便ポストには、その郵便物投入口に扉が設けられ、外部からの雨水の浸入を防いでいる。本発明の郵便ポストはICタグの情報を読み取るために、郵便物投入口近傍に読み取り手段を備え、搬送波をその郵便物に放射してICタグと交信して情報を記憶するようになっている。しかし、郵便物はいつ投函されるか予測できないため、常時読み取り手段を動作させておかなければならないが、それでは電力が無駄となり、しかも読み取り手段の寿命にも影響を及ぼすので、本発明では郵便物投入口扉にセンサを設け、そのセンサが動作したときのみ読み取り手段を動作するようにした。また、このセンサによりICタグを貼付していない郵便物の概略の数を把握することができる。
かかる発明によれば、郵便物投入口扉にセンサを設けてそのセンサが動作したときに限り所定の時間読み取り手段を動作させるので、無駄な電力の消費を抑え、読み取り手段の寿命を延ばすことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は、本発明の実施形態に係る郵便物集配システムの概略構成図である。この郵便物集配システム100は、所定の地域を管轄する郵便局内、その他の場所に設置され、管轄地域内の郵便ポストから受信した情報に基づいて回収ルートを決定して、回収と配達の統括管理を行う集配管理センター2と、管轄地域内の所定の場所に配置され、利用者が投函した郵便物を保管してICタグが貼付された郵便物の情報を保持、送信する複数の郵便ポストA、B、C・・・Nから構成され、前記集配管理センター2には複数の郵便ポストA、B、C・・・Nから送信される情報を受信するアンテナ1が備えられている。
【0012】
本実施形態の概略動作について図1を参照して説明する。図1の例では各ポストと集配管理センター2の間を無線により情報の受信を行うように構成されているが、有線による方法でも構わないし、インターネットを介して間接的に行う方法でも構わない。本実施形態では、一例として無線による方法について説明する。集配管理センター2は、常時各郵便ポスト(以下、ポスト、という)からの情報を受信可能なように稼動状態で待機している。例えば、ポストAに図示しない利用者がICタグが貼付された郵便物を投函すると、ポスト内に設置されたリーダライタによりそのICタグと交信をしてタグの情報を、ポスト内の制御回路のメモリに記憶する。例えば普通郵便であれば、ICタグには郵便料金80円に関する情報が記憶されており、それを読み取ったポスト内の制御回路は「普通郵便、80円」としてメモリに記憶する。この情報は即座に集配管理センター2に送信しても構わないが、一定の時間経過後にメモリの内容を一括して送信したほうが効率的である。このように、各ポストに投函された郵便物に関する情報は、夫々のポスト内のメモリに蓄積され、各ポストから時間をずらして順次集配管理センター2に送信される。集配管理センター2では、各ポストから送られた情報を分析して最適な回収ルートを決定して郵便物の回収を行う(詳細は後述する)。
【0013】
次に、全体のシステムの説明に入る前に、本発明のポストの構成と動作について説明しておく。図2は、本発明の郵便ポストの構成を示す側断面図である。郵便ポスト200は、ポストの外壁を構成し内部の各構成要素を保護する外装筐体12と、郵便物投入口26に設けられた扉14と、この扉14の開閉状態を検出する扉センサ13と、扉センサ13を開閉できないようにロックする扉ロック機構15と、郵便物に貼付されたICタグからの情報を読み取るリーダライタ11と、その情報を集配管理センターに送信するために送信電波を放射するアンテナ10と、ICタグの情報を読み取った郵便物を下部の収納袋27に落下させるシャッタ16と、そのシャッタ16を駆動するソレノイド25と、郵便物の投函量の容量限界値を検出する発光部20及び受光部21と、郵便物取り出し口23の開閉状態を検出する取り出し口センサ22と、取出し口23を開閉する扉23aと、CPU、メモリ、送信機等で構成され全体の制御を司るポスト制御装置19から構成される。また、ポスト200内の下部には郵便物を収納する収納袋27が備えられているが、無くても構わない。また、ポスト上部には郵便物がシャッタ16の位置に集まるように傾斜板17が設けられている。また、シャッタ16は観音開きの構成になっているが、左右にスライドする構成でも構わない。
図3は、図2のポスト制御装置19の構成を示すブロック図である。同じ構成要素には同じ参照番号が付されているので、重複する説明は省略する。ポスト制御装置19は、情報を所定の変調方式で変調して送信する送信機27と、この変調波を電波として放射するアンテナ10と、ワークメモリ及び一時的にデータを記憶するRAM28と、ポスト制御装置19の制御手順が記憶されたROM29と、このROM29に記憶されたプログラムに従って動作する制御部(CPU)30から構成され、制御部(CPU)30のI/Oポートには前記で説明したリーダライタ(R/W)11、高さセンサ受光部21、扉センサ13、取り出し口センサ22、高さセンサ発光部20、ソレノイド25、及び扉ロック機構15が接続されている。尚、本制御装置19はCPUによるソフトウェア制御により構成されているが、ハードウェアによる構成でも構わない。また、情報の変調方式は特にその方式を限定するものではない。
【0014】
次に、前記ポストの動作について図4の動作フローチャートを参照して説明する。利用者が郵便物を郵便物投入口26から投函すると、扉センサ13がONとなりその信号は制御部30に伝えられる(S1のYESのルート)。制御部30はそのセンサの信号によりリーダライタ11を起動する(S2)。リーダライタ11は搬送波を送信して投函された郵便物からレスポンスがあるか否かを判定し(S3)、郵便物にICタグが貼付されていれば、そのICタグからレスポンスが返り(S3のYESのルート)、交信を開始してICタグ内のデータを受信して(S4)、そのデータを制御部30が解析してRAM28に記憶する(S5)。例えば、郵便物が普通郵便であれば、ICタグには「80円」の情報が記憶されており、制御部30はRAM28に「普通郵便、80円」と記憶する。また、図5(a)のように速達であれば、封書40の表面にICタグ41と速達であることがわかるように速達シール42が貼付され、ICタグ41には基本料金80円と速達料金270円の合計350円が記憶されており、制御部30はRAM28に「速達郵便、350円」と記憶する。また、ICタグ41は図5(b)のように表面に貼付するのではなく、封書40の中に同封するようにしてもデータを受信する上での不都合はない。ここで、ステップS3で郵便物がICタグが貼付されていない郵便物である場合は、レスポンスは返ってこないので(S3でNOのルート)、S3、S5を行わないでステップS6に進む。このとき、郵便物が1つ投函されたことをRAM28に記憶するようにしても良い。ステップS6では、リーダライタ11がICタグとの交信が終了したので、ソレノイド25を動作させてシャッタ16を開け、郵便物18を下部に落下させる(S6)。この時、郵便物が発光部20の光を一瞬遮るが、制御部30は高さセンサ受光部21が所定の時間継続して光を受光しないことを検出するように制御するので、郵便物が容量の限界値を超えたと誤って判断することは無い。従って、次のステップS7ではこの時間経過の動作は省略している。S7で高さセンサ受光部21の状態を監視して、容量の限界値を越えていなければ(S7でNOのルート)、扉ロック機構15をOFFにして扉14を解除する(S8)。次に、集配管理センターへ情報を送信する時間になったか否かを監視し(S10)、その時間になっていれば(S10でYESのルート)、RAM28に記憶されている情報を一括して送信機27から集配管理センターに送信する(S11)。このとき、当然、どのポストからの情報かを識別するために、各ポストにポストIDを付与してそれと同時に送信される。ステップS10で送信する時間になっていなければ、送信は行わない。ステップS7で容量の限界値を越えていれば(S7でYESのルート)、扉ロック機構15をONにして扉14をロックして(S9)、RAM28に記憶した情報を送信機27から送信して(S14)ステップS12に進む。いずれにしても、次に取り出し口センサ22の状態を監視し(S12)、センサがON(取り出し口が開状態)でなければ、ステップS1に戻って動作を最初から繰り返し、センサがON(取り出し口が開状態)であれば、全ての動作を一時停止して(S13)ステップS12に戻る。
本発明の集配システムでは上記に説明した郵便ポストが、管轄する回収エリアの各所に配置されている。
【0015】
次に、図1の郵便物集配システムの動作について説明する。図6は、本発明の実施形態に係る集配管理センター2の集配制御装置のブロック図である。本実施形態の集配制御装置300は、前記図2で説明したポストから送信された電波を受信するアンテナ1と、そのアンテナ1からの電波を復調してデジタル信号に変換する受信機60と、復調された信号に基づいてポストに投函された郵便物の数が、予め設定した所定の規定投函数に達しているか否かを判定する投函数判定手段61と、同じく復調された信号に基づいて速達郵便物が存在するか否かを判定する速達判定手段62と、同じく復調された信号と速達判定手段62の判定結果に基づいて回収の優先度を決定する優先度決定手段63と、この優先度決定手段63の優先度に基づいて郵便物の回収ルートを決定する回収ルート決定手段64と、その回収ルートを印刷して回収ルート表を作成する回収ルート作成手段65と、前記全ての手段を制御する制御部66から構成されている。
【0016】
本構成による集配制御装置300の動作を、図7の集配管理センター制御フローチャートを参照して説明する。ポストからの情報は予め設定した時間単位に各ポストから順次送信される。従って、受信機60は常に動作状態にしておき、各ポストからポストIDと共に情報を受信する(S21)。そしてその情報を例えば、図8のようにポストID70、普通郵便71、速達郵便72のように分類して記憶する。次に、投函数が予め設定した規定投函数に達しているポストがどれかを投函数判定手段61により判別する(S22)。例えば、予め設定した投函数を150以上とすると、ポストIDがA−2、A−3のポストが選別される(S23)。次に、その中から速達判定手段62により速達があるか否かを判定する(S24)。例えば、図8からポストIDがA−2、A−3の中のA−3のポストに速達1通あるので、さらに優先度を高くする。その結果ここまでの優先度は、A−3、A−2となる(S25)。ここで、このフローではステップS22で投函数が予め設定した投函数に達していないポストについても同時に判定するようにして、次に、速達判定手段62により速達があるか否かを判定し(S27)、なければ回収は行わない(S28)。しかし、速達がある場合、例えば、図8でポストIDがA−1、A−4のポストは所定数150に達していないが、A−4には速達が2通あるので、ステップS25に進み、優先度決定手段63により優先度が決定され、最終的な優先度は図8であれば、A−3、A−4、A−2、A−1となり、それに基づいて回収ルート決定手段64により回収ルートが決定され、回収ルート作成手段65によりルート表が作成される(S26)。
図9は、以上の説明を更に判り易く図式化したルート図である。例えば、ポストが実線のルート50にA〜Fに設置されているとする。通常のルートは実線のルート50であり、集配センター2を出発してポストAから順次Fまで回収して集配センター2に戻るルートである。例えば、各ポストから受信した情報に基づいて分析した結果、所定の投函数に達したポストがB、E、Fであり、夫々のポストには速達が無いとすると、回収ルートは点線のルート51のようにポストAの回収を行わずに、(集配センター2)−(B)−(E)−(F)−(集配センター2)のルートになる。これにより、ポストC、Dの回収を省略してルートを短縮することができる。しかし、ポストDが仮に速達が投函されたポストである場合は、ポストBから一点鎖線52のようにポストDに行き、速達を回収してからポストEに戻るルートとなる。このように、郵便物が所定数に達していなくても、速達があれば優先的に回収を行い、速達の遅配を極力減らすように配慮される。
【0017】
【発明の効果】
以上記載のごとく請求項1の発明によれば、郵便ポストに投函された郵便物に貼付されたICタグから、郵便物の回収情報を取得してその情報を集配管理センターに送信するので、集配管理センター側では事前に各郵便ポストの郵便物の数と種類の状況を把握することができ、そのデータに基づいて最も効率の良い回収ルートを決定することができる。
また請求項2では、全ての郵便ポストに郵便物が所定の数に達してなく、しかも、その郵便物の中に速達郵便物がない場合は、回収を行わないようにするので、無駄な回収作業を減らすことができて回収の効率を向上することができる。
また請求項3では、郵便ポストに郵便物が所定の数量に達していなくても、その中に速達郵便物が含まれている場合は、優先的に当該郵便ポストの回収を行うようにすることにより、速達郵便物を可能な限り速く配達することができる。
また請求項4では、予め設定した郵便物の数量に達した郵便ポストと、速達郵便物が投函された郵便ポストが同時に存在する場合、最も早い回収ルートにより、両ポストの郵便物を回収するので、回収の効率を上げると共に、速達郵便物の遅配を減少することができる。
また請求項5では、郵便ポストにICタグが貼付された郵便物の情報を読み取る手段と、集配管理センターにその情報を送信する手段を備え、併せて当該郵便ポストの状態も情報として送信するので、集配管理センターは事前に各郵便ポストの状況を把握することができ、最適な回収ルートの決定と郵便ポストのメンテナンスを同時に行うことができる。
また請求項6では、ポスト内部に設置されたセンサにより、郵便物の容量限界値を検出して集配センターに連絡するので、集配センターはその状況を即座に把握して当該ポストの郵便物の回収を行うことができ、郵便物の投函が不可能な状態を迅速に解消することができる。
また請求項7では、郵便物投入口扉にセンサ設けてそのセンサが動作したときに限り所定の時間読み取り手段を動作させるので、装置の無駄な電力の消費を抑え、読み取り手段の寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る郵便物集配システムの概略構成図。
【図2】本発明の郵便ポストの構成を示す側断面図。
【図3】本発明の郵便ポストの制御装置の構成を示すブロック図。
【図4】本発明のポストの動作フローチャート。
【図5】本発明のICタグを郵便物に貼付若しくは同封した場合の外形図。
【図6】本発明の実施形態に係る集配管理センターの集配制御装置のブロック図。
【図7】本発明の集配管理センター制御フローチャート。
【図8】本発明の集配制御装置内の情報の記憶形態を示す図。
【図9】本発明の回収ルートをわかりやすく示したルート図。
【符号の説明】
60 受信機、61 投函数判定手段、62 速達判定手段、63 優先度決定手段、64 回収ルート決定手段、65 回収ルート作成手段、66 制御部

Claims (7)

  1. 既定のエリア毎に設置され、投函されたICタグ付き郵便物を保管する郵便ポストと、各郵便ポストを無線又は有線により統括管理する集配管理センターと、各郵便ポストから回収されたICタグ付き郵便物を集荷する集荷センターと、を備えた郵便物集配システムであって、
    前記各郵便ポストは、ICタグ付き郵便物のICタグに記録された情報を読み取る情報読み取り手段と、該記録情報を前記集配管理センターに送信する送信手段と、を備え、
    前記集配管理センターは、前記各郵便ポストの送信手段からの送信情報を受信する受信手段と、前記各郵便ポスト内の郵便物が規定数量に達しているか否かを判定する数量判定手段と、前記郵便ポスト内に速達郵便物が存在するか否かを判定する速達判定手段と、前記数量判定手段と速達判定手段の判定結果に基づいて前記郵便ポストの回収優先度を決定する優先度決定手段と、該優先度決定手段に基づいて前記各郵便ポストの回収ルートを決定するルート決定手段と、前記各手段を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記各郵便ポストから受信した記録情報に基づいて前記各郵便ポストから郵便物を回収するための最適なルートを決定することを特徴とする郵便物集配システム。
  2. 前記制御手段は、前記数量判定手段が予め設定した郵便物の規定数量に達した郵便ポストが存在しないと判定し、且つ前記速達判定手段が郵便物中に速達郵便物が存在する郵便ポストがないと判定した場合、前記郵便物の回収を行わないようにすることを特徴とする請求項1に記載の郵便物集配システム。
  3. 前記制御手段は、前記数量判定手段が前記規定数量に達した郵便ポストは存在しないが、前記速達判定手段が郵便物中に速達郵便物が存在する郵便ポストがあると判定した場合、前記速達郵便物の回収を優先的に行うようにすることを特徴とする請求項1に記載の郵便物集配システム。
  4. 前記制御手段は、前記数量判定手段が前記規定数量に達した郵便ポストが存在すると判定し、且つ前記速達判定手段が郵便物中に速達郵便物が存在する郵便ポストがあると判定した場合、前記各判定を受けた各郵便ポストからの回収を優先的に行うようにすることを特徴とする請求項1に記載の郵便物集配システム。
  5. 既定のエリア毎に設置され、投函されたICタグ付き郵便物を保管する郵便ポストであって、
    該郵便ポストは、ICタグ付き郵便物のICタグに記録された情報を読み取る情報読み取り手段と、各郵便ポストを無線又は有線により統括管理する集配管理センターに前記記録情報を送信する送信手段と、投函された郵便物が前記郵便ポストの容量限界値に達したことを検出する投函量検出手段と、郵便物投入口扉をロックする扉ロック手段と、前記各手段を制御するポスト制御手段と、を備え、前記ポスト制御手段は、前記情報読み取り手段により読み取られた情報をメモリに記憶し、予め設定された時間経過により前記情報を前記集配管理センターに送信するように前記送信手段を制御することを特徴とする郵便ポスト。
  6. 前記投函量検出手段は、光を発光する発光手段と、該発光手段からの発光光を受光する受光手段と、を備え、
    前記投函量検出手段の受光手段が所定の時間継続して前記発光手段からの発光光を受光しない場合、前記ポスト制御手段は投函された郵便物が容量限界値に達したと判断して、前記郵便ポストの郵便物投入口扉を遮断するように前記扉ロック手段を制御すると共に、当該ポストの郵便物が容量限界値に達したことを前記集配管理センターに送信するように前記送信手段を制御すること特徴とする請求項5に記載の郵便ポスト。
  7. 前記郵便物投入口扉は、該投入口扉が開かれたことを検出する投入口扉センサを備え、前記ポスト制御手段は前記センサが前記投入口扉の開状態を検出した場合に限り、前記情報読み取り手段を所定時間駆動するように制御することを特徴とする請求項5又は6に記載の郵便ポスト。
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