JP2001149211A - 郵便ポスト - Google Patents

郵便ポスト

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JP2001149211A
JP2001149211A JP33489499A JP33489499A JP2001149211A JP 2001149211 A JP2001149211 A JP 2001149211A JP 33489499 A JP33489499 A JP 33489499A JP 33489499 A JP33489499 A JP 33489499A JP 2001149211 A JP2001149211 A JP 2001149211A
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postal matter
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accumulation
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JP33489499A
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Yasuo Asai
泰夫 淺井
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Nissin Co Ltd
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Nissin Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】郵便ポストのセキュリテイの向上を向上可能な
郵便ポストを提供することをその目的としている。ま
た、郵便物回収のコストパ−フォ−マンスを従来より格
段に向上可能な郵便ポストを提供すること。 【解決手段】郵便ポストの郵便物堆積状態に関する情報
を検出して、それを外部に出力する機能を有する。この
ようにすれば、郵便ポスト内部の郵便物堆積状態が過大
となった場合には、それを外部(郵便ポスト外面を含
む)に報知するので、この望ましくない状態を解決また
はこれ以上悪化させないための対策を実施することがで
き、この過大堆積状態で生じる内部郵便物が郵便ポスト
の投入口から第三者により抜き取られるという問題の発
生を防止あるいは抑止して、セキュリティの向上を図る
ことができる。また、この郵便物堆積状態に関する情報
に基づいて回収者の回収スケジュ−ルを変更することに
より、回収業務に必要な資源の適正配分及びコストの低
減を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、郵便ポストに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、寮、マンションなどの集合住宅や
オフイスビルなどに設けられる郵便ポスト(以下、建物
内郵便ポストともいう)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ダイレクトメ−ルや宣
伝パンフレットなど郵便物発送業務を頻繁に行うオフイ
スビルなどに設置される上記建物内郵便ポストでは、郵
便物が郵便ポストに一杯に溜まる場合があり、郵便物投
入口から不特定多数の人間が郵便ポスト内の郵便物を抜
き取ることができるという好ましくない可能性が生じる
という問題がある。
【0004】従来、これを防止するには回収巡回頻度を
増加させる意外にないが、資源及びコストの点でこれ以
上の回収頻度の増加は困難であった。
【0005】また、場合によっては、巡回しても郵便ポ
ストが空であるという場合もあり、この場合には、巡回
に投入する資源及びコストの浪費が生じた。この問題
は、特に、人口過疎地域で顕著であった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、郵便ポストのセキュリテイの向上を向上可能な郵
便ポストを提供することをその目的としている。また、
郵便物回収のコストパ−フォ−マンスを従来より格段に
向上可能な郵便ポストを提供することをその目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の郵便ポス
トは、郵便ポストの郵便物堆積状態に関する情報を検出
して、それを外部に出力する機能を有する。
【0008】このようにすれば、郵便ポスト内部の郵便
物堆積状態が過大となった場合には、それを外部(郵便
ポスト外面を含む)に報知するので、この望ましくない
状態を解決またはこれ以上悪化させないための対策を実
施することができ、この過大堆積状態で生じる内部郵便
物が郵便ポストの投入口から第三者により抜き取られる
という問題の発生を防止あるいは抑止して、セキュリテ
ィの向上を図ることができる。
【0009】また、この郵便物堆積状態に関する情報に
基づいて回収者の回収スケジュ−ルを変更することによ
り、回収業務に必要な資源の適正配分及びコストの低減
を実現することができる。
【0010】請求項2記載の構成によれれば請求項1記
載の郵便ポストにおいて更に、郵便物収容室内の郵便物
の堆積高さを検出して郵便物堆積状態に関する情報を得
る。
【0011】このようにすれば、最も重大な問題である
郵便物投入口からの郵便物抜き取りという問題に直結す
る郵便物収容室内の郵便物のあふれを簡素な検出装置で
検出することができる。
【0012】請求項3記載の構成によれば請求項1記載
の郵便ポストにおいて更に、郵便物投入口からの前記郵
便物の投入頻度に関する情報を上記堆積信号として検出
する。
【0013】このようにすれば簡素な構成で郵便物の堆
積状況を推定することができる。すなわち、郵便物があ
ふれを生じるには、最低ある回数以上の郵便物投入が必
要であり、郵便物投入累積回数(これは回収時にリセッ
トされる)を判定することにより郵便物あふれ可能性を
判定することができる。
【0014】この検出方式の利点は、郵便物が1回も投
入されなかった場合の検出を容易かつ確実に検出できる
ことである。もし郵便物の投入回数が0であれば、巡
回、回収は不要となり、巡回に必要な資源、コストを大
きく削減することができる。
【0015】請求項4記載の構成によれば請求項3記載
の郵便ポストにおいて更に、郵便物堆積状態検出センサ
は、前記郵便物投入口に設けられた扉の開閉を検出する
ので、簡素な公正で投入回数を実現することができる。
【0016】請求項5記載の構成によれば請求項4記載
の郵便ポストにおいて更に、郵便物投入口から落下する
郵便物を検出するので、郵便物投入口の扉の郵便物投入
を伴わない開閉に伴う誤検出を防止することができる。
【0017】請求項6記載の構成によれば請求項5記載
の郵便ポストにおいて更に、収容室内部を落下する郵便
物をたとえば光センサや超音波センサからの一時的な信
号変化に基づいて郵便物の投入を検出し、更に、郵便物
の堆積高さの増大による継続的な信号変化に基づいて郵
便物のあふれを検出するので、一個のセンサで複数の機
能を果たすことができ、構成を簡素化することができ
る。
【0018】なお、この共用型センサとしては、その
他、TVカメラでもよい。このTVカメラは、収容室内
部を斜めに撮像するとともに、収容室底部も撮像する。
これにより、郵便物0の状態も、郵便物があふれている
状態も検出することができる。すなわち、この検出方式
によれば実用上、重要な、郵便物0という状態と、郵便
物過大堆積状態との両方を1センサで確実に検出するこ
とができる。
【0019】請求項7記載の構成によれば請求項1ない
し6のいずれか記載の郵便ポストにおいて更に、郵便物
が上記検出手段で所定量以上堆積されていると判定した
場合には、郵便物投入口を開閉する扉を開扉禁止する。
【0020】このようにすれば、収容室内部に郵便物が
あふれて抜き去られるという問題を確実に防止すること
ができる。
【0021】請求項8記載の構成によれば請求項7記載
の郵便ポストにおいて更に、郵便物の過大堆積により上
記開扉禁止がなされた場合に開扉不能状態を警報するの
で、利用者が混乱することがない。この警報はたとえ
ば、「満杯で投入できません」などとの表示を行った
り、あるいは利用者の接近あるいは投入試行時に音声で
同様の表示を行ったりすることにより実現することがで
きる。
【0022】請求項9記載の構成によれば請求項1ない
し8のいずれか記載の郵便ポストにおいて更に、郵便物
堆積状態に関するデータを外部の郵便物回収センターに
報知するので、巡回回収業務の適正化を図ることができ
る。
【0023】請求項10記載の構成によれば請求項9記
載の郵便ポストにおいて更に、郵便物堆積状態が所定レ
ベル以上であると判定された場合に、郵便物堆積状態に
関するデータを外部の郵便物回収センターに報知するの
で、郵便ポストの利用不能状態を早期に解決することが
できる。
【0024】請求項11記載の構成によれば請求項9記
載の郵便ポストにおいて更に、収容室が空であることを
外部の郵便物回収センターに報知するので、回収業務を
省略して、資源、コストの節約を実現することができ
る。
【0025】
【発明を実施するための態様】本発明の郵便ポストの好
適な態様を以下の実施例を参照して説明する。
【0026】
【実施例1】本発明の郵便ポストを適用した荷物管理ボ
ックス一体式ポストを図面を参照して以下に説明する。
【0027】この荷物管理ボックス一体式ポストの正面
図を図1に示し、その回路図を図2に示し、その郵便ポ
スト部分の縦断面図を図3に示す。 (装置の全体構成)この荷物管理ボックス一体式ポスト
1は、郵便ポスト部1a(本発明で言う本体部)と宅配
ボックス部1bと制御ボックス2とを有しており、マン
ションの玄関ホールに設けられている。No.1〜No.8は
それぞれ宅配ボックス1bの各荷物収納室であり、No.
9は郵便ポスト部1aの郵便物収容室である。
【0028】制御ボックス2の前面には、カードリーダ
3、プリンタ4、液晶タッチパネルディスプレーからな
るモニタ5が配置されており、制御パネル2内にはメイ
ンコントローラ7、電話線接続装置8が収容されてい
る。9は各荷物収納室No.1〜No.8の扉、103は郵便
物収容室No.9の郵便物回収用の扉である。
【0029】電話線接続装置8は、公衆電話回線を通じ
て遠隔の宅配ボックス管理センター10のコンピュ−タ
及び郵便物回収センタ−のコンピュ−タ10’に接続さ
れている。
【0030】メインコントローラ7は、各室No.1〜No.
9ごとにそれぞれ設けられたマイコン内蔵のローカルコ
ントローラ11〜19にバス21を通じてデータ授受可
能に接続されている。
【0031】各ローカルコントローラ11〜18はそれ
ぞれ、電子操作可能な錠部31、在荷表示ランプ32、
閉扉センサ33に接続されており、これら錠部31、在
荷表示ランプ32及び閉扉センサ33は、図示省略する
ものの収納室No.1〜No.8の各扉9に設けられている。
【0032】郵便物収容室No.9に関するロ−カル制御
を担当するローカルコントローラ19は、電子操作可能
な錠部31、閉扉センサ33、投入・過堆積センサ2
4、電子操作可能な錠部25に接続され、錠部31は、
図示省略するものの収納室No.9の扉103に設けられ
ている。また、投入・過堆積センサ24は、制御ボック
ス2の内奥部に設けられている。
【0033】投入・過堆積センサ24は、本実施例で
は、光を常時放射し、反射光を検出する光学センサ、い
わゆる反射光学式障害物センサであり、制御ボックス2
の奥壁2aに設けられた窓2bから奥側(図3参照)へ
光を照射し、反射光量の一時的な変化によって郵便物の
落下を検出する。また、郵便物収容室No.9内の堆積郵
便物がこの光の照射エリアまで積み上がった場合には、
持続的な反射光量の変化を生じるので、郵便物の過堆積
も検出することができる。
【0034】なお、カードリーダ3、いわゆるタッチパ
ネルである液晶ディスプレー(モニタ)5などは周知の
装置であり、コントローラ7及びローカルコントローラ
11〜19も周知のマイコン装置であり、詳しい構成説
明については記載を省略する。 (郵便ポスト部1aの構成)次に、郵便ポスト部1aに
ついて、主に図3を参照して説明する。
【0035】図1に示す前面パネル1cには、制御ボッ
クス2の上部に位置して郵便物投入口101が設けら
れ、制御ボックス2の下部には郵便物取り出し口102
を開閉する扉103が設けられ、扉103にはそれを施
錠、解錠する郵便回収用錠104が設けられている。郵
便物取り出し口102は大型で厚い郵便物も投入できる
ように大きく開口されている。
【0036】この制御ボックス2近傍の縦断面図を図3
に示す。
【0037】図3において、郵便物収納室No.9は、投
入された郵便物を後方へ滑落させる上部滑落空間106
と、郵便物を保管する保管室107と、上部滑落空間1
06及び保管室107を上下に連通する連通空間108
とからなる。
【0038】郵便物収納室No.9の前面側には制御ボッ
クス2が設けられており、郵便物投入口101と制御ボ
ックス2の後壁上端との間には投入郵便物を滑落させる
ためのスライド板109が設けられている。これによ
り、郵便物投入口101から投入された郵便物は、上部
滑落空間106内にてスライド板109上をスライドし
つつ連通空間108を落下して保管室107内に懸架さ
れた郵袋105内に堆積される。この郵袋105は郵便
物取り出し口102の扉103を開けることにより取り
出すことができる。
【0039】110は、連通空間108の内奥側に略垂
直に固定された奥側ガイド板であり、郵便物が郵袋10
5内に落下するようにガイドする。この奥側ガイド板1
10の前面は黒色に塗布されており、その前方を郵便物
が落下すると、投入・過堆積センサ24から照射された
光がこの落下郵便物に当たって反射光が増加する。この
反射光に比例する信号は投入・過堆積センサ24からメ
インコントロ−ラ7に出力され、メインコントロ−ラ7
は信号の一時的な増加を判別して郵便物の落下を検出す
る。
【0040】また、郵袋105内の堆積郵便物が過剰と
なって溢れると、堆積郵便物の上部はこの投入・過堆積
センサ24の照射エリアに達する。すると、投入・過堆
積センサ24は反射光の持続する増加を検出し、それに
対応する信号をメインコントロ−ラ7に出力する。メイ
ンコントロ−ラ7はこの信号量の持続的な増加を判別し
て郵便物の過堆積を検出する。
【0041】111は、郵便物投入口101に設けられ
た扉である。この扉111の枢支軸は水平方向に設けら
れて前面パネル1cに回動自在に枢支されている。扉1
11の自重は適切に選択されており、扉111は付勢を
止めると自重によりその枢支軸を中心として閉扉方向に
回動し、その結果、扉111は自然状態で郵便物投入口
101を常時閉鎖する。
【0042】扉111近傍には開扉センサ33が設けら
れている。この開扉センサ33には扉111が閉鎖状態
かどうかを検出するものであるが、この種のセンサ自体
は周知のリミットスイッチ、フォトインタラプタ、近接
スイッチなどで構成できるので、詳細な説明は省略す
る。
【0043】また、扉111の近傍には、閉鎖された扉
111の開扉を拘束、禁止する錠部25が設けられてい
る。錠部25は他の錠部と同様に入力される制御信号に
より閉扉した扉111のロックすなわち開扉禁止とその
解除とを行う電子錠により構成されている。 (動作説明)次に、上述した郵便ポスト1a及び宅配ボ
ックス部1bの制御動作を図4以下のフロ−チャ−トを
参照して以下に説明する。 (利用者認識及び使用目的認識)利用者認識処理及び使
用目的認識処理を図4に示すフローチャートに基づいて
説明する。
【0044】コントローラ7は、電源オンにより初期設
定を実行し、「暗証番号を入力するか又はカードを入れ
てください」という初期画面をモニタ5に出力する(S
100)。なお、この初期画面の他の領域には、0〜9
のキ−が表示されている。
【0045】次に、カ−ドが挿入されたかどうかを調べ
(S102)、挿入されていなければタッチパネルであ
るモニタ5の暗証キ−が押されたかどうかを調べ(S1
04)、押されていなければ所定時間待機してS100
にリタ−ンする。
【0046】S102にてカ−ドが挿入されていれば、
カ−ドを認識し(S106)、正しいカ−ドでなければ
カ−ドを排出して(S108)、間違いである旨の表示
を一定時間行い(S109)、S100にリタ−ンす
る。カ−ドが正常であれば、カ−ドの書き込み情報(こ
の実施例では、カ−ド番号)を記憶してS110に進
む。
【0047】同様に、S104にて暗証キ−が押された
ら、暗証キ−が正しいかどうかを認識し(S112)、
正しくなければ間違いである旨の表示を一定時間行うと
ともに入力された暗証キ−の記憶をリセットして(S1
14)、S100に戻る。S112にて暗証キ−入力が
正しければ、入力された暗証キ−入力(この実施例で
は、利用許可者個々の番号であり、上記個人カ−ド番号
と同じ)を記憶してS110に進む。
【0048】S110では、モニタ5の画面に、「郵便
物投入」というエリアと「荷物収納」というエリアと
「荷物取り出し」というエリアとを表示し、「どれかを
選んでください」との表示を出す。
【0049】次に、利用者が、上記3つのエリアのどれ
かを押したかどうかを調べ(S116)、どれも押して
いなければS110のステップから所定時間経過したか
どうかを調べ(S118)、経過していなければS11
6に戻って入力を待ち、経過すればすべてリセットして
S100へリタ−ンする。S116にて入力があれば上
記3つのエリアのどれが押されたかを判別し、押された
エリアの種類により後述する荷物取り出しル−チンS2
00と荷物収納ル−チンS300と郵便物投入ル−チン
S400とのどちらかを実行し、その後、カ−ドがあれ
ばカ−ドを返却し(S500又はS600)、S100
へ戻る。
【0050】なお、コントローラ7は、荷物が在室する
収納室の番号と収納者の識別番号と取り出し者の識別番
号とを記憶する収納室在荷表をもち、ローカルコントロ
ーラ11〜18は荷物が在室する収納室の在荷表示ラン
プ32を点灯しているものとする。 (収納品取り出し操作)収納品(宅配物取り出し操作)
について、図5に示すフロ−チャ−トを参照して以下に
説明する。
【0051】まず、S202で、このカード挿入者を宛
て先とする収納品があるかどうかを判別し、なければ、
「収納品がない」ことをTVモニタ5に2秒間表示して
(S204)、S600に進む。
【0052】一方、このカード挿入者を宛て先とする収
納品があれば、その収納室番号をモニタ5に表示し、該
当する収納室の在荷表示ランプ32を点滅させ、該当す
る収納室を解錠し(S206)、S208に進む。
【0053】S208では、閉扉センサ33の出力を判
定して、該当するすべての収納室の扉9が、開かれた
後、所定期間後、再び閉鎖されたかどうか(収納品取り
出しがなされたかどうか)を判定して、それがなされる
まで待機し、それがなされればS210へ進んで、該当
する扉9を再び施錠し、在荷表示ランプ32を消灯し、
内蔵の収納室在荷表のうちの上記荷物を取り出した収納
室に空きを書き込む。これにより、この操作者の取り出
し操作が終了するので、S600に進む。 (荷物収納操作)S300による収納品収納操作につい
て図6のサブルーチンを参照して以下に説明する。
【0054】まず、コントローラ7はモニタ5に「現在
空きの収納室一覧」を表示し、利用者は、モニタ5の画
面の希望する収納室の表示エリアを選択できるようにす
る(S302)。
【0055】次に、選択が行われたかどうかを調べ(S
304)、選択が行われていなければ、S302のステ
ップの開始から所定時間経過したかどうかを調べ(S3
06)、経過していなければS304にリタ−ンし、経
過していればS600へ進む。
【0056】S304にて収容室選択がなされていれ
ば、選択された空きの収納室を解錠し、モニタ5に解錠
した収納室の番号を表示するとともに該当する収納室の
在荷表示ランプ32を点滅させる(S308)。
【0057】その後、閉扉センサ33の出力を判定し
て、解錠された収納室の扉9が実際に開かれた後、所定
期間後、再び閉鎖されたかどうか(荷物の収納がなされ
たかどうか)を判定して(S310)、それがなされる
まで待機し、それがなされれば、この扉9を再び施錠
し、該当する収納室の在荷表示ランプ32を点灯する
(S312)。
【0058】次に、コントローラ7はモニタ5に受け取
り者を指定する表を出力し(S314)、操作者がそれ
らから一つを選ぶまで待機し(S316)、選んだなら
その識別番号を収納室在荷表に書き込んで(S31
8)、S600へリターンする。
【0059】なお、操作者のカードが居住者カードであ
れば、受け取り者を指定する上記表は、業者一覧表であ
り、操作者のカードが業者カードであれば、受け取り者
を指定する上記表は、居住者の室番号一覧表である。 (郵便物投入操作)S400による郵便物投入操作につ
いて図7に示すフロ−チャ−トを参照して以下に説明す
る。
【0060】まず、扉111の錠部25を解錠し、扉1
11を押し開いて郵便物投入可能とするとともに、モニ
タ5に「郵便物投入可」の表示を出力する(S40
2)。
【0061】次に、S404〜S408のステップによ
り、S402の完了直後からもしくは直前の落下検出か
らカウントして所定時間経過するまでの間(この実施例
では10秒間)、投入・過堆積センサ24の一時的な信
号量(反射光量)増加により落下を検出し(S40
4)、落下した回数をカウントする(S406)。
【0062】S408にて、S402の完了直後からも
しくは直前の落下検出からカウントして所定時間経過す
るまでの間に落下を検出しなければ、郵便物の投入はも
はやないものとして、現在閉扉中かどうかを開扉センサ
33からの出力により判別し(S410)、閉扉中でな
ければ閉扉されるまで待機し、閉扉されれば、扉111
の錠部25を施錠してその開扉を禁止する(S41
2)。
【0063】次に、検出した落下回数、投入者を識別す
る番号、日付をプリンタ4で印刷してレシ−トとして発
行し、かつ、それらの情報を記憶装置に記憶して(S4
14)、S416に進む。この開扉に関する履歴データ
は、不測の事故が生じても過去の利用履歴を遡及する場
合に利用することができる。
【0064】S416では、前回の郵便物回収からいま
までの累計落下回数Nをカウントし(S416)、カウ
ント値Nが所定のしきい値Nthより大きいかどうかを
調べ(S418)、大きければあふれる可能性ありとし
て、郵便局の郵便物回収センタ−のコンピュ−タ10’
にそれを送信し(S420)、S500へ進む。
【0065】(郵便物あふれ検出)次に、郵便物あふれ
検出のもう一つの処理動作を図8に示すフロ−チャ−ト
を参照して以下に説明する。
【0066】このフロ−チャ−トは所定インタバルで割
り込みにより実行される。
【0067】まず、投入・過堆積センサ24の継続的な
信号量(反射光量)増加により堆積郵便物の高さがある
レベルを超えたかどうかを検出する(S702)。具体
的に言えば、反射光量が増大した状態が所定時間継続し
た時点であふれとして判定する。
【0068】S702にて、反射光量の持続的増加がな
ければ、あふれを生じていないと判定してメインル−チ
ンに戻り、反射光量の持続的増加があれば、あふれと判
定してそれを郵便局の郵便物回収センタ−のコンピュ−
タ10’にそれを送信し(S704)、扉111の錠部
31の開扉禁止と、その旨のモニタ5への表示を行い、
S120で利用者による郵便物投入動作が選択されて
も、S400への進行を阻止する。
【0069】なお、この実施例にて、累積落下回数と堆
積郵便物の高さとの両方であふれを判定するのは、その
一方の判定動作が誤りであり、あふれ検出に失敗する場
合に備えたものである。
【0070】(郵便物空検出)次に、郵便物空検出動作
を図9に示すフロ−チャ−トを参照して以下に説明す
る。
【0071】このフロ−チャ−トは、郵便局の回収セン
タ−のコンピュ−タ10’からの命令で割り込みル−チ
ンを実行することによりなされる。
【0072】まず、S416でカウントした郵便物累積
落下回数Nが0であるかどうかを調べ(S802)、0
であればそれを回収センタ−に報知し(S804)、そ
うでなければ郵便物があることを報知する(S80
6)。
【0073】このようにすれば、郵便物がない場合にお
いて回収を省略乃至遅延することができる。なお、この
空かどうかの調査はできれば、回収時刻の直前に行い、
その結果を、回収物に無線にて報知することが最も効率
的である。
【0074】なお、郵便物の有無ではなく、郵便物累積
投入回数を送信してもよい。
【0075】(変形態様)上記実施例では、投入と過堆
積とを同一のセンサで検出したが、別々のセンサで検出
してもよい。投入検出センサとして、扉111の開閉を
検出する開扉センサ33で代用することもできる。
【0076】上記実施例では、投入・過堆積センサ24
として、光反射型の障害物検出センサを用いたが、透過
光検出型の障害物検出センサを採用してもよく、光の代
わりに超音波を用いてもよいことはもちろんである。
【0077】郵便物投入用の扉111を開口するための
パスワ−ドの入力としては、上記タッチパネルやカ−ド
リ−ダの他に、キ−タブレット、部屋開扉用鍵付きカ−
ド、指紋照合機などを採用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の荷物管理ボックス一体式ポストの正面
図である。
【図2】図1に示す荷物管理ボックス一体式ポストのブ
ロック回路図である。
【図3】図1に示す荷物管理ボックスのポスト部分の縦
断面図である。
【図4】図2に示すコントローラ7の荷物受け渡し動作
及び郵便物受取動作の一部を示すフローチャートであ
る。
【図5】図4に示す荷物取り出しサブルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図6】図4に示す荷物収納サブルーチンを示すフロー
チャートである。
【図7】図4に示す郵便物処理サブルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図8】郵便物あふれ検出動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】郵便物空検出動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
No.1〜No.8は宅配物収納室、No.9は郵便物収容室、
荷物管理ボックス一体式ポスト、2は制御ボックス、4
はプリンタ、101は郵便物投入口、102は郵便物取
り出し口、103は郵便用扉、104は郵便回収扉の
錠、106は上部滑落空間、107は保管室、108は
連通室、109はスライド板、111は扉、24は投入
・過堆積センサ(郵便物堆積状態検出センサ)、S70
4、S804、S706は出力手段、S706は扉開扉
禁止手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部の郵便物収容室に連通する郵便物投入
    口を有する本体部と、 前記郵便物収納室内の郵便物堆積状態に関する情報を検
    出する郵便物堆積状態検出センサと、 検出した前記郵便物堆積状態に関する堆積信号を出力す
    る出力手段と、 を有することを特徴とする郵便ポスト。
  2. 【請求項2】請求項1記載の郵便ポストにおいて、 前記郵便物堆積状態検出センサは、前記堆積信号とし
    て、前記郵便物収容室内の前記郵便物の堆積高さを検出
    することを特徴とする郵便ポスト。
  3. 【請求項3】請求項1記載の郵便ポストにおいて、 前記郵便物堆積状態検出センサは、前記堆積信号とし
    て、前記郵便物投入口からの前記郵便物の投入に関する
    情報を検出することを特徴とする郵便ポスト。
  4. 【請求項4】請求項3記載の郵便ポストにおいて、 前記郵便物堆積状態検出センサは、前記郵便物投入口に
    設けられた扉の開閉を検出することを特徴とする郵便ポ
    スト。
  5. 【請求項5】請求項4記載の郵便ポストにおいて、 前記郵便物堆積状態検出センサは、前記郵便物投入口か
    ら落下する前記郵便物を検出することを特徴とする郵便
    ポスト。
  6. 【請求項6】請求項5記載の郵便ポストにおいて、 前記郵便物堆積状態検出センサは、前記郵便物の落下に
    よる一時的な信号変化に基づいて前記郵便物の投入を検
    出し、前記郵便物の堆積高さの増大による継続的な信号
    変化に基づいて前記郵便物のあふれを検出することを特
    徴とする郵便ポスト。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6のいずれか記載の郵便ポ
    ストにおいて、 前記郵便物投入口を開閉する扉と、 前記扉を開扉禁止状態とする扉開扉禁止手段と、 前記郵便物堆積状態検出センサからの信号に基づいて前
    記郵便物の堆積が所定レベル以上かどうかを判定する判
    定手段と、 前記郵便物の堆積が所定レベル以上であると判定された
    場合に、前記扉開扉禁止手段に開扉禁止を指令する開扉
    禁止指令手段と、 を備えることを特徴とする郵便ポスト。
  8. 【請求項8】請求項7記載の郵便ポストにおいて、 前記本体部に設けられた警報手段と、 前記開扉禁止が指令された場合に前記開扉不能状態を警
    報する警報手段と、 を有することを特徴とする郵便ポスト。
  9. 【請求項9】請求項1ないし8のいずれか記載の郵便ポ
    ストにおいて、 前記郵便物堆積状態に関するデータを外部の郵便物回収
    センターに報知することを特徴とする郵便ポスト。
  10. 【請求項10】請求項9記載の郵便ポストにおいて、 前記郵便物堆積状態が所定所定レベル以上であると判定
    された場合に、前記郵便物堆積状態に関するデータを外
    部の郵便物回収センターに報知することを特徴とする郵
    便ポスト。
  11. 【請求項11】請求項9記載の郵便ポストにおいて、 前記収容室が空であることを外部の郵便物回収センター
    に報知することを特徴とする郵便ポスト。
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