JP2004024599A - 着地マット及び着地マット構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】安定性、柔軟性に富み、且つ、底突き感がなく、又、部分的な変形に対応して長期間の使用が可能な着地マットを提供する。
【解決手段】板状弾性体をカバーシートで包んで成る着地マットであって、圧縮硬さが0.01〜0.4Kgf/cm2の軟層を最上層14として、圧縮硬さが0.01〜0.4Kgf/cm2の軟層と圧縮硬さが0.45〜1.2Kgf/cm2の硬層とが交互に積層されて少なくとも4層が形成された複合層10から成る板状弾性体11を含む着地マットである。又、弾性板状体をカバーシートで包んで成る着地マットであって、該弾性板状体が、面方向に着脱自在に敷詰められた複数の弾性板状体ユニット片から成る集積体を含んで成る着地マットである。
【選択図】 図1
【解決手段】板状弾性体をカバーシートで包んで成る着地マットであって、圧縮硬さが0.01〜0.4Kgf/cm2の軟層を最上層14として、圧縮硬さが0.01〜0.4Kgf/cm2の軟層と圧縮硬さが0.45〜1.2Kgf/cm2の硬層とが交互に積層されて少なくとも4層が形成された複合層10から成る板状弾性体11を含む着地マットである。又、弾性板状体をカバーシートで包んで成る着地マットであって、該弾性板状体が、面方向に着脱自在に敷詰められた複数の弾性板状体ユニット片から成る集積体を含んで成る着地マットである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は鉄棒、あん馬、つり輪等の機械体操に使用される着地マットに関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄棒、あん馬、つり輪、平行棒、平均台等の機械体操に使用される着地マットとしては、従来より、樹脂発泡体から成るシートをカバーシートで包み込んだものが使用されている。着地マットには、着地の際の安定性が求められ、反撥性と柔軟性の微妙なバランスが求められる。又、柔軟性は着地時の衝撃を吸収するうえで重要であるが、柔軟性が増加すると着地の際に底突きを生ずる。
【0003】
又、着地マットは、着地する位置が大略同じ位置に集中するので、長期間使用するとその集中した個所が変形したり弾性が変化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、これら問題点に鑑み、安定性、柔軟性に富み且つ底突き感のない着地マットを提供しようとする。又、部分的な変形に対応して長期間の使用が可能な着地マット及び着地マット構造を提供しようとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の要旨とするところは、板状弾性体をカバーシートで包んで成る着地マットであって、圧縮硬さが0.01〜0.4Kgf/cm2の軟層を最上層として、圧縮硬さが0.01〜0.4Kgf/cm2の軟層と圧縮硬さが0.45〜1.2Kgf/cm2の硬層とが交互に積層されて少なくとも4層が形成された複合層から成る板状弾性体を含む着地マットであることにある。
【0006】
前記着地マットは、前記最上層の圧縮硬さが0.2〜0.4Kgf/cm2であり、前記最上層を除く前記軟層の圧縮硬さが0.01〜0.25Kgf/cm2であり、前記硬層の圧縮硬さが0.5〜1.0Kgf/cm2であり、前記軟層と前記硬層とが交互に積層されて7層が形成されて成り得る。
【0007】
前記着地マットは、前記最上層の圧縮硬さが0.2〜0.4Kgf/cm2であり、前記最上層を除く前記軟層の圧縮硬さが0.01〜0.25Kgf/cm2であり、前記硬層の圧縮硬さが0.5〜1.0Kgf/cm2であり、前記軟層と前記硬層とが交互に積層されて4層が形成されて成り得る。
【0008】
又、本発明の要旨とするところは、弾性板状体をカバーシートで包んで成る着地マットであって、該弾性板状体が、着脱自在に敷詰められた複数の弾性板状体ユニット片から成る集積体を含んで成る着地マットであることにある。
【0009】
前記弾性板状体は、前記集積体の上面の輪郭形状と略同一の面形状を有する弾性板を上面に備え得る。
【0010】
前記弾性板状体は、前記着地マットに用いられる前記板状弾性体であり得る。
【0011】
更に、本発明の要旨とするところは、下方に開口する箱状布体と、該箱状布体に収納された弾性板体と、該開口を塞ぐ蓋と、該箱状布体の上面に敷かれる敷物と、該敷物の縁部と該箱状布体の上面縁部とを着脱自在に連結する連結手段と、該箱状布体の開口縁部と該蓋の縁部とを開閉自在に連結する他の連結手段とを備えた着地マット構造であることにある。
【0012】
前記連結手段は、面ファスナであり得、前記他の連結手段はスライドファスナを含み得る。
【0013】
前記着地マット構造においては、前記面ファスナを構成する一の面部材が、前記敷物の下面縁部を周回して取り付けられ、前記面ファスナを構成する他の面部材が前記箱状布体の上面縁部を周回して取り付けられ得る。
【0014】
前記着地マット構造においては、前記スライドファスナを構成する一の噛合エレメント付きテープ部材が前記箱状布体の開口縁部の少なくとも一部に沿って取り付けられ、前記スライドファスナを構成する他の噛合エレメント付きテープ部材が前記蓋の縁部の少なくとも一部に沿って取り付けられ得る。
【0015】
前記弾性板体は、前記着地マットに用いられる前記板状弾性体又は前記弾性板状体であり得る。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明に係る着地マットの態様を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本発明の着地マット2は、複数の弾性層が積層された複合層10から成る板状弾性体11が不図示のシートカバーで包み込まれて成る。複合層10は圧縮硬さが0.01〜0.4Kgf/cm2の軟層4を最上層14とし、圧縮硬さが0.45〜1.2Kgf/cm2の硬層8を最上層14の下の第二層16とし、その下方に順次圧縮硬さが0.01〜0.4Kgf/cm2の軟層4(第三層18)、圧縮硬さが0.45〜1.2Kgf/cm2の硬層8(第四層20)が配されて成る。即ち、複合層10は軟層4を最上層14とし、軟層4と硬層8とが交互に積層されて4層が形成されて成る。
【0017】
圧縮硬さは、JIS K−6767 に準拠する25%圧縮硬さ(Kgf/cm2)である。
【0018】
弾性層の素材は、ウレタン系樹脂、天然ゴム、ポリエステル系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、又はそれらの共重合系の樹脂であり、弾性層はこれらの板状弾性体から成る。
【0019】
軟層4と硬層8とを交互に積層して4層を形成することにより、着地マット2は、柔軟性を保ちつつ且つ底突き感のないものとなる。
【0020】
最上層14の厚さは15〜30mmであることが好ましい。第二層16の厚さは5〜25mm、第三層18の厚さは30〜60mm、第四層20の厚さは10〜30mmであることがそれぞれ好ましい。複合層10の厚さは110〜130mmであることが好ましい。第三層18をはじめ最上層14、第二層16、第四層20のいずれか又はそのうちのいくつかのそれぞれが、硬さの異なる複数のシートが積層されて成るものであってもよい。
【0021】
最上層14の圧縮硬さが0.2〜0.4Kgf/cm2であり、第三層18の圧縮硬さが0.01〜0.25Kgf/cm2であり、硬層8の圧縮硬さが0.5〜1.0Kgf/cm2である場合は、着地マット2の安定性、柔軟性、底突き感の無さのバランスが良くなる。
【0022】
最上層14の圧縮硬さが0.2〜0.4Kgf/cm2であり、第三層18の圧縮硬さが0.1〜0.2Kgf/cm2であり、硬層8の圧縮硬さが0.5〜1.0Kgf/cm2である場合は、着地マット2の安定性、柔軟性、底突き感の無さのバランスが更に良くなる。
【0023】
複合層10の厚さが180〜220mmである場合は、図2に示す複合層10aのように、軟層4を最上層14aとし軟層4と硬層8とが交互に積層されて、上から順次第二層16a、第三層18a、第四層20a、第五層22a、第六層24a、第七層26aの7層が形成されることが好ましい。各層の厚さは20〜40mmであることが好ましい。各層のいずれか又はそのうちのいくつかのそれぞれが、硬さの異なる複数のシートが積層されて成るものであってもよい。
【0024】
最上層14aの圧縮硬さが0.2〜0.4Kgf/cm2であり、最上層14aを除く軟層4の圧縮硬さが0.01〜0.25Kgf/cm2であり、硬層8の圧縮硬さが0.5〜1.0Kgf/cm2である場合は、複合層10aを用いた着地マットの安定性、柔軟性、底突き感の無さのバランスが更に良くなる。
【0025】
最上層14aの圧縮硬さが0.2〜0.4Kgf/cm2であり、第三層18aの圧縮硬さが0.01〜0.05Kgf/cm2であり、最上層14aと第三層18aを除く軟層4の圧縮硬さが0.1〜0.25Kgf/cm2であり、硬層8の圧縮硬さが0.5〜1.0Kgf/cm2である場合は、複合層10aを用いた着地マットの安定性、柔軟性、底突き感の無さのバランスが最も良くなる。
【0026】
本発明に係る上記態様の着地マットは、複合層10もしくは複合層10aの上面又は下面に、複合層10もしくは複合層10aの機械的な保護やクッション性の補完等の補助的な目的で、補助的な弾性層が形成されていてもよい。
【0027】
本発明に係る上記態様の着地マットは、長期間の使用により厚さや柔軟性が変化するおそれがある。特に、マット面の特定の位置で頻繁に着地が繰り返される部位は、マットにへたりが生じて厚さや柔軟性が変化する傾向がある。これに対処するために、本発明に係る着地マットに用いられる板状弾性体は、図3のようにいくつかの分割された弾性板状体ユニット片52が敷詰められるように集合して成る集積体54を含んで成る弾性板状体50であることが好ましい。図3において、分割された弾性板状体ユニット片52は、一辺の長さが弾性板状体50の一辺の長さの1/2〜1/4もしくはそれ以下の長さである。弾性板状体ユニット片52は寄せ集めて敷詰められ、そのまま不図示のカバーシートに納められる。これにより、特定の弾性板状体ユニット片52を取り出して交換することが出来る。又、集積体54のなかの隣接するもしくは間隔を隔てて敷設されている弾性板状体ユニット片52同士を互いに交換することも出来る。
【0028】
集積体54の上面には、集積体50の上面の輪郭形状と略同一の面形状を有する弾性板56が敷設されている。これにより、弾性板状体50は上面に継ぎ目や亀裂が無い構成となる。
【0029】
弾性板状体ユニット片52は樹脂を素材とする多孔質体シートから成る層60が積層された多層構造を有することが好ましい。これにより、弾性板状体50も多層構造となる。多層構造は図1に示すように軟層と硬層が交互に積層されている構造であることが好ましい。更に弾性板状体ユニット片52の最上層が硬層であり、弾性板56が軟層であることが好ましい。但し、着地マットの使用目的によっては、軟層と硬層の順序が変わっても良いし、弾性板状体ユニット片52が単一の層から成るものであってもよい。
【0030】
図4に弾性板状体50(図3)のような弾性板体53がカバーシート70に収納された着地マット構造51の態様を示す。図4の分解図において、カバーシート70が下方に開口する箱状布体72と、箱状布体72の開口を塞ぐ平面状の蓋74とから成る。箱状布体72の上面には着地マットの上面となる敷物76が敷設される。
【0031】
敷物76の下面の縁部に沿って、面ファスナ77の一の面部材78が周回して取り付けられている。又、面ファスナ77を構成する他の面部材80が箱状布体72の上面縁部を周回して取り付けられている。一の面部材78と他の面部材80とが相対して連結されて、敷物76と箱状布体72の上面とが着脱自在に連結される。即ち、面ファスナ77が、敷物76と箱状布体72の上面とを着脱自在に連結する連結手段79となっている。
【0032】
敷物76と箱状布体72の上面とは粘着性の接着剤により結合されてもよい。
【0033】
箱状布体72の開口縁部に沿って、スライドファスナ81を構成する一の噛合エレメント付きテープ部材85が上面縁部を周回して取り付けられている。又、蓋74の周縁に沿って、スライドファスナ81を構成する他の噛合エレメント付きテープ部材87が取り付けられている。一の噛合エレメント付きテープ部材85と他の噛合エレメント付きテープ部材87とが不図示のファスナ用スライダを介して連結されて、箱状布体72の開口縁部と蓋74とが開閉自在かつ着脱自在に連結される。即ち、スライドファスナ81が、箱状布体72の開口縁部と蓋74とを連結する他の連結手段83となっている。スライドファスナとしては、回転式(両ツマミ)両開きオープンファスナーが好適に用いられる。
【0034】
箱状布体72の開口縁部と蓋74との結合の他の態様を図5に示す。図5において、箱状布体72の開口縁部の一辺が蓋74の一辺と連結布86を介して連結されている。箱状布体72の、その一辺を除く残りの開口縁部には、その開口縁部に沿ってスライドファスナを構成する一の噛合エレメント付きテープ部材85aが取り付けられている。又、蓋74のその一辺を除く残りの縁部には、その縁部に沿ってスライドファスナを構成する他の噛合エレメント付きテープ部材87aが取り付けられている。一の噛合エレメント付きテープ部材85aと他の噛合エレメント付きテープ部材87aとが不図示のファスナ用スライダを介して連結されて、箱状布体72の開口縁部と蓋74とが開閉自在に結合される。
【0035】
本発明のこのような着地マット構造により、弾性板状体ユニット片52(図3)の交換や位置移動が極めて容易になされる。即ち、弾性板状体50のような弾性板体53が収納されている箱状布体72をひっくりかえして、蓋74の側が上側になるようにした図6に示す状態で、蓋74を開けて露出している所定の弾性板状体ユニット片52を容易に取り出し、交換や位置の入れ替えの操作を容易に行なうことが出来る。
【0036】
箱状布体72用の布素材としてはターポリンが好適に用いられる。又、弾性板状体50(図3)のサイズは、使用目的により異なるが、例えば、縦3000mm×横2000mm×高さ120もしくは200mmのものが用いられる。この場合、弾性板状体ユニット片52のサイズは、縦1000mm×横1000mm×高さ120もしくは200mmのものが用いられ、3×2枚が敷詰められることが好ましい。更に、サイズの異なる弾性板56(図3)及び箱状布体72を用いれば、弾性板状体ユニット片52の敷詰めの枚数を変えるだけで多様のサイズの着地マットが得られる。
【0037】
[実施例]
実施例1:
図1に示す複合層10と同様の構成の着地マット2を得た。各層の仕様を表1に示す。縦横のサイズは2000mm×3000mmである。得られた着地マット2は、安定性、柔軟性、底突き感の無さのバランスが良好であった。
【0038】
実施例2:
第三層が表2に示す仕様の上層と下層の2層からなる軟層であることを除いては実施例1と同様にして着地マットを得た。得られた着地マットは、安定性、柔軟性、底突き感の無さのバランスが良好であった。
【0039】
実施例3:
図2に示す複合層10aと同様の構成の複合層を用いて着地マットを得た。各層の仕様を表3に示す。縦横のサイズは2000mm×3000mmである。得られた着地マットは、安定性、柔軟性、底突き感の無さのバランスが良好であった。
【0040】
実施例4:
第七層が表4に示す仕様の上層と下層の2層からなる軟層であることを除いては実施例3と同様にして着地マットを得た。得られた着地マットは、安定性、柔軟性、底突き感の無さのバランスが良好であった。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
【0045】
以上本発明の着地マット及び着地マット構造の態様を説明したが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものであり、これらの態様はいずれも本発明の範囲に属するものである。
【0046】
【発明の効果】
本発明の着地マット及び着地マット構造により、安定性、柔軟性に富み且つ底突き感のない着地マットが得られる。
【0047】
本発明の着地マット及び着地マット構造により、部分的な変形に対応して長期間の使用が可能な着地マットが得られる。
【0048】
本発明の着地マット構造は、弾性板状体ユニット片の交換や入れ替えの操作が容易である。
【0049】
本発明の着地マット構造は、弾性板状体ユニット片の数や配置を変えて多様のサイズの着地マットを得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る着地マットの態様を示す断面説明図である。
【図2】本発明に係る着地マットの他の態様を示す断面説明図である。
【図3】本発明に係る着地マットに用いられる弾性板状体の構成を示す要部斜視模式図である。
【図4】本発明に係る着地マット構造の態様を示す分解図である。
【図5】本発明に係る着地マット構造における箱状布体の開口縁部と蓋との結合の態様の一例を示す要部斜視模式図である。
【図6】本発明に係る着地マット構造において、弾性板状体が収納されている箱状布体の一例を示す要部斜視模式図である。
【符号の説明】
2:着地マット
4:軟層
8:硬層
10、10a:複合層
11:板状弾性体
14:最上層
50:弾性板状体
51:着地マット構造
52:弾性板状体ユニット片
53:弾性板体
54:集積体
56:弾性板
72:箱状布体
74:蓋
76:敷物
77:面ファスナ
78:一の面部材
79:連結手段
80:他の面部材
81:スライドファスナ
83:他の連結手段
85、85a:一の噛合エレメント付きテープ部材
87、87a:他の噛合エレメント付きテープ部材
【発明の属する技術分野】
本発明は鉄棒、あん馬、つり輪等の機械体操に使用される着地マットに関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄棒、あん馬、つり輪、平行棒、平均台等の機械体操に使用される着地マットとしては、従来より、樹脂発泡体から成るシートをカバーシートで包み込んだものが使用されている。着地マットには、着地の際の安定性が求められ、反撥性と柔軟性の微妙なバランスが求められる。又、柔軟性は着地時の衝撃を吸収するうえで重要であるが、柔軟性が増加すると着地の際に底突きを生ずる。
【0003】
又、着地マットは、着地する位置が大略同じ位置に集中するので、長期間使用するとその集中した個所が変形したり弾性が変化する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、これら問題点に鑑み、安定性、柔軟性に富み且つ底突き感のない着地マットを提供しようとする。又、部分的な変形に対応して長期間の使用が可能な着地マット及び着地マット構造を提供しようとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の要旨とするところは、板状弾性体をカバーシートで包んで成る着地マットであって、圧縮硬さが0.01〜0.4Kgf/cm2の軟層を最上層として、圧縮硬さが0.01〜0.4Kgf/cm2の軟層と圧縮硬さが0.45〜1.2Kgf/cm2の硬層とが交互に積層されて少なくとも4層が形成された複合層から成る板状弾性体を含む着地マットであることにある。
【0006】
前記着地マットは、前記最上層の圧縮硬さが0.2〜0.4Kgf/cm2であり、前記最上層を除く前記軟層の圧縮硬さが0.01〜0.25Kgf/cm2であり、前記硬層の圧縮硬さが0.5〜1.0Kgf/cm2であり、前記軟層と前記硬層とが交互に積層されて7層が形成されて成り得る。
【0007】
前記着地マットは、前記最上層の圧縮硬さが0.2〜0.4Kgf/cm2であり、前記最上層を除く前記軟層の圧縮硬さが0.01〜0.25Kgf/cm2であり、前記硬層の圧縮硬さが0.5〜1.0Kgf/cm2であり、前記軟層と前記硬層とが交互に積層されて4層が形成されて成り得る。
【0008】
又、本発明の要旨とするところは、弾性板状体をカバーシートで包んで成る着地マットであって、該弾性板状体が、着脱自在に敷詰められた複数の弾性板状体ユニット片から成る集積体を含んで成る着地マットであることにある。
【0009】
前記弾性板状体は、前記集積体の上面の輪郭形状と略同一の面形状を有する弾性板を上面に備え得る。
【0010】
前記弾性板状体は、前記着地マットに用いられる前記板状弾性体であり得る。
【0011】
更に、本発明の要旨とするところは、下方に開口する箱状布体と、該箱状布体に収納された弾性板体と、該開口を塞ぐ蓋と、該箱状布体の上面に敷かれる敷物と、該敷物の縁部と該箱状布体の上面縁部とを着脱自在に連結する連結手段と、該箱状布体の開口縁部と該蓋の縁部とを開閉自在に連結する他の連結手段とを備えた着地マット構造であることにある。
【0012】
前記連結手段は、面ファスナであり得、前記他の連結手段はスライドファスナを含み得る。
【0013】
前記着地マット構造においては、前記面ファスナを構成する一の面部材が、前記敷物の下面縁部を周回して取り付けられ、前記面ファスナを構成する他の面部材が前記箱状布体の上面縁部を周回して取り付けられ得る。
【0014】
前記着地マット構造においては、前記スライドファスナを構成する一の噛合エレメント付きテープ部材が前記箱状布体の開口縁部の少なくとも一部に沿って取り付けられ、前記スライドファスナを構成する他の噛合エレメント付きテープ部材が前記蓋の縁部の少なくとも一部に沿って取り付けられ得る。
【0015】
前記弾性板体は、前記着地マットに用いられる前記板状弾性体又は前記弾性板状体であり得る。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明に係る着地マットの態様を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本発明の着地マット2は、複数の弾性層が積層された複合層10から成る板状弾性体11が不図示のシートカバーで包み込まれて成る。複合層10は圧縮硬さが0.01〜0.4Kgf/cm2の軟層4を最上層14とし、圧縮硬さが0.45〜1.2Kgf/cm2の硬層8を最上層14の下の第二層16とし、その下方に順次圧縮硬さが0.01〜0.4Kgf/cm2の軟層4(第三層18)、圧縮硬さが0.45〜1.2Kgf/cm2の硬層8(第四層20)が配されて成る。即ち、複合層10は軟層4を最上層14とし、軟層4と硬層8とが交互に積層されて4層が形成されて成る。
【0017】
圧縮硬さは、JIS K−6767 に準拠する25%圧縮硬さ(Kgf/cm2)である。
【0018】
弾性層の素材は、ウレタン系樹脂、天然ゴム、ポリエステル系樹脂、ポリエーテル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、又はそれらの共重合系の樹脂であり、弾性層はこれらの板状弾性体から成る。
【0019】
軟層4と硬層8とを交互に積層して4層を形成することにより、着地マット2は、柔軟性を保ちつつ且つ底突き感のないものとなる。
【0020】
最上層14の厚さは15〜30mmであることが好ましい。第二層16の厚さは5〜25mm、第三層18の厚さは30〜60mm、第四層20の厚さは10〜30mmであることがそれぞれ好ましい。複合層10の厚さは110〜130mmであることが好ましい。第三層18をはじめ最上層14、第二層16、第四層20のいずれか又はそのうちのいくつかのそれぞれが、硬さの異なる複数のシートが積層されて成るものであってもよい。
【0021】
最上層14の圧縮硬さが0.2〜0.4Kgf/cm2であり、第三層18の圧縮硬さが0.01〜0.25Kgf/cm2であり、硬層8の圧縮硬さが0.5〜1.0Kgf/cm2である場合は、着地マット2の安定性、柔軟性、底突き感の無さのバランスが良くなる。
【0022】
最上層14の圧縮硬さが0.2〜0.4Kgf/cm2であり、第三層18の圧縮硬さが0.1〜0.2Kgf/cm2であり、硬層8の圧縮硬さが0.5〜1.0Kgf/cm2である場合は、着地マット2の安定性、柔軟性、底突き感の無さのバランスが更に良くなる。
【0023】
複合層10の厚さが180〜220mmである場合は、図2に示す複合層10aのように、軟層4を最上層14aとし軟層4と硬層8とが交互に積層されて、上から順次第二層16a、第三層18a、第四層20a、第五層22a、第六層24a、第七層26aの7層が形成されることが好ましい。各層の厚さは20〜40mmであることが好ましい。各層のいずれか又はそのうちのいくつかのそれぞれが、硬さの異なる複数のシートが積層されて成るものであってもよい。
【0024】
最上層14aの圧縮硬さが0.2〜0.4Kgf/cm2であり、最上層14aを除く軟層4の圧縮硬さが0.01〜0.25Kgf/cm2であり、硬層8の圧縮硬さが0.5〜1.0Kgf/cm2である場合は、複合層10aを用いた着地マットの安定性、柔軟性、底突き感の無さのバランスが更に良くなる。
【0025】
最上層14aの圧縮硬さが0.2〜0.4Kgf/cm2であり、第三層18aの圧縮硬さが0.01〜0.05Kgf/cm2であり、最上層14aと第三層18aを除く軟層4の圧縮硬さが0.1〜0.25Kgf/cm2であり、硬層8の圧縮硬さが0.5〜1.0Kgf/cm2である場合は、複合層10aを用いた着地マットの安定性、柔軟性、底突き感の無さのバランスが最も良くなる。
【0026】
本発明に係る上記態様の着地マットは、複合層10もしくは複合層10aの上面又は下面に、複合層10もしくは複合層10aの機械的な保護やクッション性の補完等の補助的な目的で、補助的な弾性層が形成されていてもよい。
【0027】
本発明に係る上記態様の着地マットは、長期間の使用により厚さや柔軟性が変化するおそれがある。特に、マット面の特定の位置で頻繁に着地が繰り返される部位は、マットにへたりが生じて厚さや柔軟性が変化する傾向がある。これに対処するために、本発明に係る着地マットに用いられる板状弾性体は、図3のようにいくつかの分割された弾性板状体ユニット片52が敷詰められるように集合して成る集積体54を含んで成る弾性板状体50であることが好ましい。図3において、分割された弾性板状体ユニット片52は、一辺の長さが弾性板状体50の一辺の長さの1/2〜1/4もしくはそれ以下の長さである。弾性板状体ユニット片52は寄せ集めて敷詰められ、そのまま不図示のカバーシートに納められる。これにより、特定の弾性板状体ユニット片52を取り出して交換することが出来る。又、集積体54のなかの隣接するもしくは間隔を隔てて敷設されている弾性板状体ユニット片52同士を互いに交換することも出来る。
【0028】
集積体54の上面には、集積体50の上面の輪郭形状と略同一の面形状を有する弾性板56が敷設されている。これにより、弾性板状体50は上面に継ぎ目や亀裂が無い構成となる。
【0029】
弾性板状体ユニット片52は樹脂を素材とする多孔質体シートから成る層60が積層された多層構造を有することが好ましい。これにより、弾性板状体50も多層構造となる。多層構造は図1に示すように軟層と硬層が交互に積層されている構造であることが好ましい。更に弾性板状体ユニット片52の最上層が硬層であり、弾性板56が軟層であることが好ましい。但し、着地マットの使用目的によっては、軟層と硬層の順序が変わっても良いし、弾性板状体ユニット片52が単一の層から成るものであってもよい。
【0030】
図4に弾性板状体50(図3)のような弾性板体53がカバーシート70に収納された着地マット構造51の態様を示す。図4の分解図において、カバーシート70が下方に開口する箱状布体72と、箱状布体72の開口を塞ぐ平面状の蓋74とから成る。箱状布体72の上面には着地マットの上面となる敷物76が敷設される。
【0031】
敷物76の下面の縁部に沿って、面ファスナ77の一の面部材78が周回して取り付けられている。又、面ファスナ77を構成する他の面部材80が箱状布体72の上面縁部を周回して取り付けられている。一の面部材78と他の面部材80とが相対して連結されて、敷物76と箱状布体72の上面とが着脱自在に連結される。即ち、面ファスナ77が、敷物76と箱状布体72の上面とを着脱自在に連結する連結手段79となっている。
【0032】
敷物76と箱状布体72の上面とは粘着性の接着剤により結合されてもよい。
【0033】
箱状布体72の開口縁部に沿って、スライドファスナ81を構成する一の噛合エレメント付きテープ部材85が上面縁部を周回して取り付けられている。又、蓋74の周縁に沿って、スライドファスナ81を構成する他の噛合エレメント付きテープ部材87が取り付けられている。一の噛合エレメント付きテープ部材85と他の噛合エレメント付きテープ部材87とが不図示のファスナ用スライダを介して連結されて、箱状布体72の開口縁部と蓋74とが開閉自在かつ着脱自在に連結される。即ち、スライドファスナ81が、箱状布体72の開口縁部と蓋74とを連結する他の連結手段83となっている。スライドファスナとしては、回転式(両ツマミ)両開きオープンファスナーが好適に用いられる。
【0034】
箱状布体72の開口縁部と蓋74との結合の他の態様を図5に示す。図5において、箱状布体72の開口縁部の一辺が蓋74の一辺と連結布86を介して連結されている。箱状布体72の、その一辺を除く残りの開口縁部には、その開口縁部に沿ってスライドファスナを構成する一の噛合エレメント付きテープ部材85aが取り付けられている。又、蓋74のその一辺を除く残りの縁部には、その縁部に沿ってスライドファスナを構成する他の噛合エレメント付きテープ部材87aが取り付けられている。一の噛合エレメント付きテープ部材85aと他の噛合エレメント付きテープ部材87aとが不図示のファスナ用スライダを介して連結されて、箱状布体72の開口縁部と蓋74とが開閉自在に結合される。
【0035】
本発明のこのような着地マット構造により、弾性板状体ユニット片52(図3)の交換や位置移動が極めて容易になされる。即ち、弾性板状体50のような弾性板体53が収納されている箱状布体72をひっくりかえして、蓋74の側が上側になるようにした図6に示す状態で、蓋74を開けて露出している所定の弾性板状体ユニット片52を容易に取り出し、交換や位置の入れ替えの操作を容易に行なうことが出来る。
【0036】
箱状布体72用の布素材としてはターポリンが好適に用いられる。又、弾性板状体50(図3)のサイズは、使用目的により異なるが、例えば、縦3000mm×横2000mm×高さ120もしくは200mmのものが用いられる。この場合、弾性板状体ユニット片52のサイズは、縦1000mm×横1000mm×高さ120もしくは200mmのものが用いられ、3×2枚が敷詰められることが好ましい。更に、サイズの異なる弾性板56(図3)及び箱状布体72を用いれば、弾性板状体ユニット片52の敷詰めの枚数を変えるだけで多様のサイズの着地マットが得られる。
【0037】
[実施例]
実施例1:
図1に示す複合層10と同様の構成の着地マット2を得た。各層の仕様を表1に示す。縦横のサイズは2000mm×3000mmである。得られた着地マット2は、安定性、柔軟性、底突き感の無さのバランスが良好であった。
【0038】
実施例2:
第三層が表2に示す仕様の上層と下層の2層からなる軟層であることを除いては実施例1と同様にして着地マットを得た。得られた着地マットは、安定性、柔軟性、底突き感の無さのバランスが良好であった。
【0039】
実施例3:
図2に示す複合層10aと同様の構成の複合層を用いて着地マットを得た。各層の仕様を表3に示す。縦横のサイズは2000mm×3000mmである。得られた着地マットは、安定性、柔軟性、底突き感の無さのバランスが良好であった。
【0040】
実施例4:
第七層が表4に示す仕様の上層と下層の2層からなる軟層であることを除いては実施例3と同様にして着地マットを得た。得られた着地マットは、安定性、柔軟性、底突き感の無さのバランスが良好であった。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】
【表4】
【0045】
以上本発明の着地マット及び着地マット構造の態様を説明したが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものであり、これらの態様はいずれも本発明の範囲に属するものである。
【0046】
【発明の効果】
本発明の着地マット及び着地マット構造により、安定性、柔軟性に富み且つ底突き感のない着地マットが得られる。
【0047】
本発明の着地マット及び着地マット構造により、部分的な変形に対応して長期間の使用が可能な着地マットが得られる。
【0048】
本発明の着地マット構造は、弾性板状体ユニット片の交換や入れ替えの操作が容易である。
【0049】
本発明の着地マット構造は、弾性板状体ユニット片の数や配置を変えて多様のサイズの着地マットを得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る着地マットの態様を示す断面説明図である。
【図2】本発明に係る着地マットの他の態様を示す断面説明図である。
【図3】本発明に係る着地マットに用いられる弾性板状体の構成を示す要部斜視模式図である。
【図4】本発明に係る着地マット構造の態様を示す分解図である。
【図5】本発明に係る着地マット構造における箱状布体の開口縁部と蓋との結合の態様の一例を示す要部斜視模式図である。
【図6】本発明に係る着地マット構造において、弾性板状体が収納されている箱状布体の一例を示す要部斜視模式図である。
【符号の説明】
2:着地マット
4:軟層
8:硬層
10、10a:複合層
11:板状弾性体
14:最上層
50:弾性板状体
51:着地マット構造
52:弾性板状体ユニット片
53:弾性板体
54:集積体
56:弾性板
72:箱状布体
74:蓋
76:敷物
77:面ファスナ
78:一の面部材
79:連結手段
80:他の面部材
81:スライドファスナ
83:他の連結手段
85、85a:一の噛合エレメント付きテープ部材
87、87a:他の噛合エレメント付きテープ部材
Claims (11)
- 板状弾性体をカバーシートで包んで成る着地マットであって、圧縮硬さが0.01〜0.4Kgf/cm2の軟層を最上層として、圧縮硬さが0.01〜0.4Kgf/cm2の軟層と圧縮硬さが0.45〜1.2Kgf/cm2の硬層とが交互に積層されて少なくとも4層が形成された複合層から成る板状弾性体を含む着地マット。
- 前記最上層の圧縮硬さが0.2〜0.4Kgf/cm2であり、前記最上層を除く前記軟層の圧縮硬さが0.01〜0.25Kgf/cm2であり、前記硬層の圧縮硬さが0.5〜1.0Kgf/cm2であり、前記軟層と前記硬層とが交互に積層されて7層が形成された請求項1に記載の着地マット。
- 前記最上層の圧縮硬さが0.2〜0.4Kgf/cm2であり、前記最上層を除く前記軟層の圧縮硬さが0.01〜0.25Kgf/cm2であり、前記硬層の圧縮硬さが0.5〜1.0Kgf/cm2であり、前記軟層と前記硬層とが交互に積層されて4層が形成された請求項1に記載の着地マット。
- 弾性板状体をカバーシートで包んで成る着地マットであって、該弾性板状体が、着脱自在に敷詰められた複数の弾性板状体ユニット片から成る集積体を含んで成る着地マット。
- 前記弾性板状体が、前記集積体の上面の輪郭形状と略同一の面形状を有する弾性板を上面に備える請求項4に記載の着地マット。
- 前記弾性板状体が、請求項1乃至3のいずれかに記載の着地マットに用いられる前記板状弾性体である請求項4又は5に記載の着地マット。
- 下方に開口する箱状布体と、該箱状布体に収納された弾性板体と、該開口を塞ぐ蓋と、該箱状布体の上面に敷かれる敷物と、該敷物の縁部と該箱状布体の上面縁部とを着脱自在に連結する連結手段と、該箱状布体の開口縁部と該蓋の縁部とを開閉自在に連結する他の連結手段とを備えた着地マット構造。
- 前記連結手段が、面ファスナであり、前記他の連結手段がスライドファスナを含む請求項7に記載の着地マット構造。
- 前記面ファスナを構成する一の面部材が、前記敷物の下面縁部を周回して取り付けられ、前記面ファスナを構成する他の面部材が前記箱状布体の上面縁部を周回して取り付けられた請求項8に記載の着地マット構造。
- 前記スライドファスナを構成する一の噛合エレメント付きテープ部材が前記箱状布体の開口縁部の少なくとも一部に沿って取り付けられ、前記スライドファスナを構成する他の噛合エレメント付きテープ部材が前記蓋の縁部の少なくとも一部に沿って取り付けられた請求項8又は9に記載の着地マット構造。
- 前記弾性板体が、請求項1乃至3のいずれかに記載の着地マットに用いられる前記板状弾性体又は請求項4もしくは5に記載の前記弾性板状体である請求項7乃至10のいずれかに記載の着地マット構造。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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- 2002-06-26 JP JP2002186127A patent/JP2004024599A/ja active Pending
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