JP2004024429A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】大当たりの時期を報知することで、遊技者にとって退屈な時間を軽減し、かつ大当たり中であっても期待感を持って遊技する。
【解決手段】特別図柄の当たり/外れの抽選(第1の抽選)の他、当該第1の抽選が当たりの場合に、変動回数を設定する別の抽選(第2の抽選)を行い、当たり報知のための演出(図柄変動)並びに大入賞口128の開閉動作を含む大当たり処理の実行を、この第2の抽選で設定された変動回数後に行なうようにすると共に、設定された変動回数のカウントダウン値を報知するようにした。また、大当たり処理中であっても、次の大当たりが決定している場合には、これを報知するようにしたため、遊技者は期待感をもって遊技を進行することができる。
【選択図】 図4
【解決手段】特別図柄の当たり/外れの抽選(第1の抽選)の他、当該第1の抽選が当たりの場合に、変動回数を設定する別の抽選(第2の抽選)を行い、当たり報知のための演出(図柄変動)並びに大入賞口128の開閉動作を含む大当たり処理の実行を、この第2の抽選で設定された変動回数後に行なうようにすると共に、設定された変動回数のカウントダウン値を報知するようにした。また、大当たり処理中であっても、次の大当たりが決定している場合には、これを報知するようにしたため、遊技者は期待感をもって遊技を進行することができる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技盤上に設けられた始動口に遊技球が入賞することで第1の抽選が実行され、当該第1の抽選の結果を、盤面上に設けられた表示部を用いて所定の図柄を、選択された変動パターンにより遊技者に報知する図柄変動表示装置を備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、遊技機、特にパチンコ機において、始動入賞口(特別図柄始動入賞口)に入賞したパチンコ球を検出することで抽選がなされ、この抽選の結果、当たりとなると、大入賞口が所定期間、所定回数開放され(1回の開閉を1ラウンドとし、一般に10〜16ラウンド継続する。)、遊技球の入賞率を高める、遊技者に有利な状態とする機能(大当り)を持つパチンコ機がある。
【0003】
この種のパチンコ機では、抽選の結果を遊技者に報知する演出として、パチンコ機のゲージ盤の中央に表示部(通常は液晶表示画面)を設置している。この表示部は、複数の列の図柄変動画面が構成され(背景画面もある)、この変動する図柄が停止したときの並びで当たり外れを報知するようになっている。遊技者は、この図柄変動画面を見ることによって、当たりか外れかに一喜一憂するため、期待感を持たせることができる。
【0004】
ここで、前記抽選の結果が当たりの場合、この当たりに関する処理を所定回数の図柄変動がなされた後に実行することが提案されている(一例として特願2000−109404参照)。この先行技術では、所定の確率で抽選(当たり/外れを決める抽選)を行ない、この抽選で当たりとなった場合に、所定の変動回数をセットするようにしている。その後、このセットされた変動回数が消化されると、大当たり処理が実行される。
【0005】
上記のように大当たり処理の遅延を行なうことで、この遅延の間に例えばリーチを通常より多く、頻繁に出現させ、当たりの予感を遊技者に持たせる等の心理的な演出が可能である。
【0006】
しかし、このような演出の場合、たまたまリーチが連続して出現したときに、遊技者は当たりが近いのではないかと勘違いしてしまうといった問題点があった。
【0007】
本発明は上記事実を考慮し、大当たりの時期を報知することで、遊技者にとって退屈な時間を軽減することができる遊技機を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、遊技盤上に設けられた始動口に遊技球が入賞することで第1の抽選が実行され、当該第1の抽選の結果を、盤面上に設けられた表示部を用いて所定の図柄を、選択された変動パターンにより遊技者に報知する図柄変動表示装置を備えた遊技機であって、前記第1の抽選が当たりの場合に、遊技者に有利な遊技形態を実行する当たり処理実行手段と、前記当たり処理実行手段の実行時期を決定するための第2の抽選を実行する第2の抽選実行手段と、前記第2の抽選実行手段による抽選結果に基づく実行時期を遊技の進行に応じてカウントダウンするカウントダウン手段と、前記カウントダウン手段によるカウントダウン状態を報知するカウントダウン報知手段と、前記カウントダウン手段でのカウントダウンにより、前記当たり処理の実行時期となった時点で、前記当たり処理実行手段の実行を指示する指示手段と、を有している。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、第1の抽選を行った結果、当たりの場合に直ちにその抽選結果の報知、並びに大当たり処理を実行せず、第2の抽選を行い実行時期を設定する。実行時期は、遊技の進行に応じてカウントダウンされていき、カウントダウンが終了(例えば、カウント0)すると、当たり処理の実行を指示する。
【0010】
このとき、カウントダウンの状態を報知することで、遊技者は当たりまでの期間の余裕を持つことができ、例えば、飲料水を購入する等、当たり処理の単純な遊技に向けての準備を行うことができる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記カウントダウン手段でのカウントダウン中に、次の第1の抽選での当たりが確定した場合に、それぞれの当たり処理の実行時期を独立してカウントダウンすることを特徴としている。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、カウントダウン中に、次の第1の抽選の抽選結果が当たりとなった場合、それぞれの実行時期を独立してカウントダウンしていくため、遊技者は、所謂連続当たり又はそれに近い短期間での当たりの集中を享受することができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の発明において、前記複数のカウントダウンが実行されているときは、最先にカウントダウンが終了する実行時期を優先することを特徴としている。
【0014】
請求項3に記載の発明によれば、カウントダウン値は第2の抽選の結果で初期値が異なるため、後から設定された実行時期の方が先にカウントダウン終了を迎える場合がある。そこで、最先にカウントダウンが終了する実行時期を優先することで、それぞれの当たり処理を確実に実行することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1には、第1の実施の形態に係るパチンコ機110が示されている。このパチンコ機110は、矩形の枠体113でその外形が構成されており、店側のベース面115に支持されている。また、枠体113には、装飾版113A、スピーカ162、キーシリンダ113B等が配設されている。
【0016】
枠体113の内側正面には、透明ガラス板110Aがガラス枠110Bに嵌め込まれた状態で配設されている。この透明ガラス板110Aで仕切られた内側領域には、遊技盤111が配設されている。また、この遊技盤111における円弧状のレール112で囲まれた領域が遊技領域であるゲージ部114とされている。
【0017】
図2に示される如く、ゲージ部114には、全面に渡って複数の釘116が打ち込まれ、レール112を通って打ち出されたパチンコ球がこの釘116に当たって跳ねたり、釘116によって形成される案内路に案内されながら、落下していくようになっている。また、この釘116の他、ゲージ部114に向かって左右対称の位置には、4個の風車118A乃至Dが取り付けられており、パチンコ球を予期しない方向へ方向転換させるようになっている。
【0018】
さらに、ゲージ部114には複数の位置に入賞口120が設けられ、この入賞口120にパチンコ球が入ることにより、所定数のパチンコ球が遊技者に払い出されるようになっている。
【0019】
このようなゲージ部114は、ほぼ左右対称系とされており、この中央部には電動役物ユニット122が配置され、その表示部124が露出されている。この表示部124の下方には電動役物ユニット122を始動するための特別図柄始動入賞口126が設けられている。
【0020】
特別図柄始動入賞口126のさらに下方には、大入賞口128が配置され、この大入賞口128を開閉する開閉部材129は、前記電動役物ユニット122での所謂当りの表示状態で所定時間の開放が所定回数繰り返され、大量のパチンコ球を入賞させることができる構成となっている。
【0021】
また、前記電動役物ユニット122の上部には、横1列に4個の保留ランプ200が配列されている。この保留ランプ200は、特別図柄始動入賞口126に入賞したパチンコ球が最大4球分保留されていることを点灯状態で報知するものであり、電動役物ユニット122による抽選結果の案内が終了した時点で、保留された分が消化されて消灯するようになっている。
【0022】
また、ゲージ部114には、普通図柄始動入賞口130が設けられており、普通図柄始動入賞口130にパチンコ球が入賞すると、普通図柄表示部132(図3参照)の表示が変動し、所定当り数字になると、前記特別図柄始動入賞口126に設けられた可動部としての電動チューリップ134が所定時間開放するようになっている。この電動チューリップ134の開放により、特別図柄始動入賞口126への入賞の確率が物理的に高まることになる。
【0023】
図1に示される如く、上記ゲージ部114の下部、すなわち、透明ガラス板110Aの下部は、パネル部140とされ、その上部パネル140Aには上皿141が設けられ、下部パネル140Bには、発射装置の操作部としてのハンドル136と、上皿141から落下するパチンコ球を受ける下皿138とが設けられている。なお、下部パネル140Bには、灰皿143も設けられている。
【0024】
ハンドル136は、前記パネル140の内部から突出された回転軸に取付けられており、この回転軸を中心に回転可能とされている。すなわち、遊技者がこのハンドル136を把持して回転することで、発射装置が稼動すると共に、前記回転角度に基づいて発射強度が設定されるようになっている。なお、この回転には、復帰付勢力が付与されており、遊技者が手を離すと自動的に元の回転位置に戻る構造となっている。
【0025】
図3には、パチンコ機110を制御するための制御系の概略が示されている。制御系は、主制御基板150を中心として、払出制御基板152、音声制御基板154、ランプ制御基板156、発射制御基板158、図柄表示制御基板160等、機能毎に分類されている(なお、以下これらを総称する場合、副制御基板151という)。
【0026】
なお、主制御基板150並びに副制御基板151は、管理制御基板206を介してパチンコ店側のホールコンピュータ208に接続することにより、パチンコ機の稼動状況を管理することも可能となっている。
【0027】
主制御基板150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御基板150からの命令信号に基づいて、その他の副制御基板151が独自に実行する。すなわち、主制御基板150は基本的に命令を出力するのみで、その結果等のフィードバックは受けない構成となっている。
【0028】
払出制御基板152は、パチンコ球の払出し数を制御するものであり、音声制御基板154は、パチンコ機110に設けられたスピーカ162からの効果音等の出力を制御する。また、ランプ制御基板156は、パチンコ機110に取り付けられた電飾部材(遊技盤側表示灯)164の点灯・消灯を制御し、発射制御基板158は、遊技者によるパチンコ球の発射を制御する。
【0029】
図柄表示制御基板160は、前記表示部124と表示ドライバ166を介して接続されており、主制御基板150からの命令信号に基づいて、所定の演出効果をもたらす表示を実行する。なお、この図柄表示制御基板160は、普通図柄表示部132も制御する。
【0030】
前記主制御基板150には、特別図柄始動入賞口126に設けられた特別図柄入賞センサ168及び普通図柄始動入賞口130に設けられた普通図柄入賞センサ170、各入賞口120に設けられた入賞センサ172、並びに大入賞口128に入賞したパチンコ球を検出する大入賞口センサ173が接続されている。なお、大入賞口128には、大入賞口の開閉動作を継続するためのVゾーンが設けられており、このVゾーンにもVゾーンセンサ171が設けられており、主制御基板150に接続されている。
【0031】
また、この主制御基板150には、電動チューリップ134を開閉させるためのソレノイド174、大入賞口128の開閉部材129を開閉させるためのソレノイド175、保留ランプ200が接続されている。
【0032】
また、主制御基板150では、特別図柄や普通図柄の抽選がなされ、この抽選結果に基づく表示部124での表示内容を選択し、図柄表示制御基板160へ命令信号を出力する。すなわち、図柄表示制御基板160には、複数種の命令信号に基づく異なる表示内容のデータが予め記憶されており、命令信号に基づいてデータが選択されて、起動するようになっている。
【0033】
ここで、本実施の形態の主制御基板150では、特別図柄の当たり/外れの抽選(以下、第1の抽選という)の他、当該第1の抽選が当たりの場合に、変動回数を設定する別の抽選(以下、第2の抽選という)を行い、当たり報知のための演出(図柄変動)並びに大入賞口128の開閉動作を含む大当たり処理の実行を、この第2の抽選で設定された変動回数後に行なうようにすると共に、設定された変動回数のカウントダウン値を報知するようにしている。
【0034】
以下、図4に主制御基板150における本発明の特徴的な制御を示す機能的なブロック図を示す。
【0035】
第1の抽選を実行する第1の抽選部10は、記憶カウンタ12と記憶バッファ14とに接続され、抽選が実行される毎に、記憶カウンタ12のカウント値をインクリメントすると共に、当該抽選結果(取得乱数値)を記憶バッファ14に記憶する。なお、記憶バッファ14は、複数の取得乱数値を格納する領域を持っている。
【0036】
記憶カウンタ12は抽選実行判定部16に接続されており、抽選実行判定部16では、図柄非変動時に記憶カウンタ12のカウント値、並びに第1の抽選部10の抽選結果(当たり/外れ抽選の結果)に基づいてを処理を実行するか否かを判定する。この抽選実行判定部16において処理を実行すると判定した場合、抽選実行判定部16から仮当たりフラグ判定部18に信号が送出されるようになっている。
【0037】
この仮当たりフラグ判定部18は、フラグ設定部20によって設定されるフラグの内、前回までに当たりが確定しているか否かを示す当たりフラグの状態を判定する。
【0038】
この当たりフラグ判定部18では、判定の結果に基づいて、記憶バッファ14から抽選結果(取得乱数値)を読出すようになっている。
【0039】
また、当たりフラグ判定部18には、第1の抽選の当たり/外れを判定する当たり/外れ判定部22、大当たり処理を行うまでに実行される変動回数を決定するための抽選を行う第2の抽選部24及び第2の抽選部24で決定した変動回数を登録し、カウントダウンするための変動回数カウンタ26が接続され、当該当たりフラグ判定部18の判定結果に基づいて、第1の抽選の結果の判定、第2の抽選が実行されると共に、必要に応じて変動回数カウンタへのカウント値の設定、並びに既に設定されたカウンタ値のデクリメント(カウントダウン)が実行される。なお、変動回数カウンタ26には、複数の変動回数を登録し、かつ個別にカウントダウンする領域を持っている。
【0040】
当たり/外れ判定部22は当たり/外れ制御実行部28に接続されている。この当たり/外れ制御実行部28では、前記当たり/外れ判定部22の判定が当たりの場合に、前記変動回数カウンタ26の該当するカウント値が0であることを条件に大当たり処理の実行を制御するべく、副制御基板151へ指示を送るようになっている。
【0041】
また、前記変動回数カウンタ26には、表示制御指示部30が接続され、変動回数カウンタ26に設定されている現カウント値に基づく信号をリアルタイムに表示するように表示制御基板160へ送出する。なお、この場合、変動回数カウンタ26に複数のカウント値が設定され、並行してカウントダウンが実行されている場合には、最先にカウントダウン値が0となるカウンタを対象として報知している。
【0042】
以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0043】
まず、パチンコ球が発射されると、レール112に案内されてゲージ部114の釘116や風車118A乃至D等に当接しながら、予測し得ない移動をしながら落下していく。ここで、入賞口120に入賞すると、予め定められた数のパチンコ球が払い出される(賞球)。また、普通図柄始動入賞口130に入賞するとこれを普通図柄入賞センサ170で検出する。
【0044】
この検出により、主制御基板150では、普通図柄の抽選が開始される。すなわち、乱数カウンタを用いて、所定の確率で0〜9までの数字を抽選する。抽選の結果、外れの場合には、特に遊技状態に変化はない。一方、抽選の結果、当り(例えば、当り数字の7が抽選される)の場合には、主制御基板150は、特別図柄始動入賞口126に設けられた電動チューリップ134を開放状態とするべく、ソレノイド174へ通電する。これにより、特別図柄始動入賞口126にパチンコ球が入り易い、高確率状態とすることができる。
【0045】
前記特別図柄始動入賞口126にパチンコ球が入賞すると、主制御基板150では、乱数カウンタを用いて所定の確率下で大当り抽選が開始される。この大当り抽選の結果、当り/外れが決定すると、それぞれにおいて、予め準備された図柄変動パターン(図柄変動パターン)を選択(乱数カウンタで選択してもよい)し、図柄表示制御基板160を含む演出に関連する制御基板へコマンド信号を送出する。
【0046】
図柄表示制御基板160では、受信したコマンド信号に基づいて、表示ドライバ166を介して表示部124に図柄変動パターンを表示する。この図柄変動パターンにおいては、リーチを経由した当り、外れリーチ、リーチを経由しない外れ等、様々な演出があり、遊技者は期待感をもって抽選結果を待つことができる。
【0047】
すなわち、当り時の図柄変動制御が終了すると、予め設定したラウンド数(例えば、15ラウンド)の大当たり処理が実行される。この大当たり処理中は、大入賞口128がほとんど開放状態であるため、遊技者によって有利な状態とすることができる。所定ラウンドの大当たり処理が終了すると、通常の遊技に戻る。
【0048】
本実施の形態の主制御基板150では、特別図柄の当たり/外れの抽選の他、当該第1の抽選が当たりの場合に、変動回数を設定する別の抽選を行い、大当たり処理の実行を、当該設定された変動回数後まで遅延させている。
【0049】
以下に本実施の形態に係る当たり抽選処理を主として、パチンコ機全体の流れを図5乃至図7のフローチャートに従い説明する。
【0050】
まず、図5に従い、パチンコ機110を制御するためのメインフローであるリセット割込処理について説明する。
【0051】
ステップ250では、電源投入時であるか否かが判断され、肯定判定されるとステップ252でRAMの初期化が実行され、ステップ254へ移行する。また、ステップ250で否定判定されると、ステップ252を飛び越し、ステップ254へ移行する。
【0052】
ステップ254では、乱数更新処理が実行される。この乱数更新処理は、通常は乱数値を1ずつ加算(インクリメント)するものであるが、必要に応じて複数値を加算したり、何らかの取り決めで設定された数値をコピーする等の処理を行なってもよい。
【0053】
次のステップ256、258では、スイッチ処理、当たり/外れの抽選処理(第1の抽選処理)が実行される。
【0054】
図6には、ステップ256(図5)のスイッチ処理について示されている。ステップ260では、特別図柄始動入賞口126にパチンコ球が入賞したか否かが判断され、肯定判定されるとステップ262へ移行する。なお、否定判定された場合はこのルーチンは終了する。
【0055】
ステップ262では、記憶カウンタ12のカウント値が最大値未満か否かが判断され、肯定判定されると、乱数値の格納が可能であると判断され、ステップ264へ移行する。また、ステップ262で否定判定されると、乱数値の格納が不可能であると判断され、このルーチンは終了する。
【0056】
ステップ264では、乱数値の格納数を示す記憶カウンタ12のカウント値を1増加し、ステップ266へ移行する。
【0057】
次のステップ266では、乱数カウンタから乱数値を抽出し、次いでステップ268で記憶バッファ14に乱数値を格納し、このルーチンは終了する。なお、この場合、乱数値は記憶カウンタ12のカウント値に応じた数の乱数値が別個の記憶バッファ14に格納されることになる。
【0058】
次に、図5のステップ258に示した当たり抽選処理について、図7に従い説明する。
【0059】
ステップ300では図柄変動中か否かが判断され、変動中である(肯定判定)場合には、このルーチンは実行しない。ステップ300で図柄変動中ではない(否定判定)と判定されると、ステップ302へ移行して記憶カウンタ12のカウント値が0か否かを判断する。この記憶カウンタ12のカウント値が0の場合には(肯定判定)、乱数値が記憶バッファ14に格納されていないため、このルーチンは終了する。
【0060】
ステップ302で否定判定、すなわち記憶カウンタ12のカウント値が0以外であると、ステップ304へ移行して当該記憶カウンタ12のカウント値を1減算し、次いでステップ306へ移行し、仮当たりフラグがセット(ON)されているか否かが判断される。この仮当たりフラグは、フラグ設定部20において、前回までに取得した乱数値が当りであり、かつ大当たり処理の実行前である場合にセットされるものであり、このステップ306で否定判定された場合には、当たりの乱数値を取得していない状態であり、ステップ308へ移行する。
【0061】
ステップ308では、記憶バッファ14に先入れ先出しの原則(FIFO)で最も最初に格納した乱数値を読出し、当たり/外れを判別する。
【0062】
このステップ308で当たりと判定された場合には、ステップ310へ移行して仮当たりフラグをセット(ON)し、次いでステップ312へ移行して、第2の抽選を実行すると共に、これにより得られた乱数値(変動回数に相当)を変動回数カウンタに設定する。
【0063】
次のステップ314では、予告演出フラグをセット(ON)し、ステップ316へ移行する。なお、この予告演出フラグがONになったことに基づき、主制御基板150は図柄表示制御基板160にコマンドを送信し、図柄表示制御基板160は表示ドライバ166を介し、表示部124の表示態様を通常時(仮当たりフラグOFFの状態)と異なった態様に表示制御する。具体的には、図柄の背景の色を変化させたり、図柄の変動方法を異ならせたりする。そして、予告演出フラグがOFFになるまで、図柄表示制御基板160は、変動回数カウンタの値を表示部124に表示する。なお、ステップ308で外れと判定された場合にも、ステップ316へ移行する。
【0064】
ステップ316では、外れフラグをセット(ON)して、このルーチンは終了する。すなわち、上記の流れでは当たり/外れの抽選が当たりであったとしても、直後に実行される図柄変動パターンは外れの図柄変動パターンとなり、結果も外れとなるが、仮当たりフラグがセットされることになる。
【0065】
次に、ステップ306において仮当たりフラグがセット(ON)されていると判定されると、ステップ306からステップ318へ移行し、変動回数カウンタ26のカウント値を1減算する。この減算は、変動回数カウンタ26に複数のカウント値が存在する場合(仮当たりが複数存在する場合)には、それぞれのカウント値に対して実行する。
【0066】
次のステップ320では、上記変動回数カウンタ26における最も少ない値が0になったか否かが判断される。
【0067】
このステップ320で否定判定された場合には、仮当たりとなった抽選の結果に基づいて実質的に報知、並びに大当たり処理を実行する時期ではないと判断し、ステップ322へ移行する。このステップ322では、記憶バッファ14に先入れ先出しの原則(FIFO)で最も最初に格納した乱数値を読出し、当たり/外れを判別する。
【0068】
このステップ322で当たりと判定された場合には、ステップ324へ移行して、第2の抽選を実行すると共に、これにより得られた乱数値(変動回数に相当)を変動回数カウンタに設定し、ステップ316へ移行する。この場合、既に変動回数カウンタ26にカウント値が設定されているため(当たりフラグがセット済)、それとは別個に新たなカウント値が設定されることになる。また、ステップ322において、否定判定、すなわち外れの場合には、ステップ316へ移行する。
【0069】
ステップ316では、外れフラグをセット(ON)して、このルーチンは終了する。すなわち、上記の流れでは当たり/外れの抽選が当たりであり、かつ仮当たりフラグがセットされていたとしても、直後に実行される図柄変動パターンは外れの図柄変動パターンとなり、結果も外れとなるが、変動回数カウンタのカウント値が複数設定されることになる。
【0070】
次に、ステップ320において肯定判定、すなわち変動回数カウンタ26の最も少ない数が0になったと判定されると、ステップ320からステップ326へ移行する。
【0071】
ステップ326では、大当たりフラグをセット(ON)し、次いでステップ328へ移行して、変動回数カウンタ26に当該大当たりフラグの対象となるカウント値以外のカウント値が存在するか否かが判断される。ステップ328で肯定判定された場合には、ステップ330でそれぞれのカウント値をFIFOの原則でシフトし、このルーチンは終了する。
【0072】
また、ステップ328で否定判定された場合には、変動回数カウンタ26にステップ326でセット(ON)した大当たりフラグの対象となるカウント値以外のカウント値が存在しないと判断し、ステップ334へ移行して、仮当たりフラグ及び予告演出フラグをそれぞれリセット(OFF)し、このルーチンは終了する。
【0073】
以上本実施の形態によれば、特別図柄の当たり/外れの抽選(第1の抽選)の他、当該第1の抽選が当たりの場合に、変動回数を設定する別の抽選(第2の抽選)を行い、当たり報知のための演出(図柄変動)並びに大入賞口128の開閉動作を含む大当たり処理の実行を、この第2の抽選で設定された変動回数後に行なうようにすると共に、設定された変動回数のカウントダウン値を報知するようにした。これにより、遊技者に大当たり処理までの猶予期間を与えることができ、遊技者に優越感を与えると共に、例えば、ドル箱の準備等の大当たり処理までに必要な用事を済ませることができる。
【0074】
なお、変動回数カウンタ26の値を表示するのは表示部124に限らず、表示部124とは異なる表示器を用いて表示してもよい。
【0075】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明では、大当たりの時期を報知することで、遊技者にとって退屈な時間を軽減することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。
【図2】本実施の形態に係るゲージ部の正面図である。
【図3】本実施の形態に係るパチンコ機の制御系を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態に係る主制御基板における、大当たり処理の所定変動回数後の実行と、この変動回数のカウントダウン値の表示を実行するための機能を示す制御ブロック図である。
【図5】パチンコ機における基本的な処理の流れを示すメインフローチャートである。
【図6】スイッチ処理サブルーチンを示すフローチャートである。
【図7】当たり抽選処理サブルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 第1の抽選部
12 記憶カウンタ
14 記憶バッファ
16 抽選実行判定部
18 仮当たりフラグ判定部
20 フラグ設定部
22 当たり/外れ判定部
24 第2の抽選部(第2の抽選実行手段)
26 変動回数カウンタ(カウントダウン手段)
28 当たり/外れ制御実行部(当たり処理実行手段、指示手段)
30 表示制御指示部(カウントダウン報知手段)
110 パチンコ機(遊技機)
124 表示部(図柄変動表示装置)
150 主制御基板
151 副制御基板
160 表示制御基板
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技盤上に設けられた始動口に遊技球が入賞することで第1の抽選が実行され、当該第1の抽選の結果を、盤面上に設けられた表示部を用いて所定の図柄を、選択された変動パターンにより遊技者に報知する図柄変動表示装置を備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、遊技機、特にパチンコ機において、始動入賞口(特別図柄始動入賞口)に入賞したパチンコ球を検出することで抽選がなされ、この抽選の結果、当たりとなると、大入賞口が所定期間、所定回数開放され(1回の開閉を1ラウンドとし、一般に10〜16ラウンド継続する。)、遊技球の入賞率を高める、遊技者に有利な状態とする機能(大当り)を持つパチンコ機がある。
【0003】
この種のパチンコ機では、抽選の結果を遊技者に報知する演出として、パチンコ機のゲージ盤の中央に表示部(通常は液晶表示画面)を設置している。この表示部は、複数の列の図柄変動画面が構成され(背景画面もある)、この変動する図柄が停止したときの並びで当たり外れを報知するようになっている。遊技者は、この図柄変動画面を見ることによって、当たりか外れかに一喜一憂するため、期待感を持たせることができる。
【0004】
ここで、前記抽選の結果が当たりの場合、この当たりに関する処理を所定回数の図柄変動がなされた後に実行することが提案されている(一例として特願2000−109404参照)。この先行技術では、所定の確率で抽選(当たり/外れを決める抽選)を行ない、この抽選で当たりとなった場合に、所定の変動回数をセットするようにしている。その後、このセットされた変動回数が消化されると、大当たり処理が実行される。
【0005】
上記のように大当たり処理の遅延を行なうことで、この遅延の間に例えばリーチを通常より多く、頻繁に出現させ、当たりの予感を遊技者に持たせる等の心理的な演出が可能である。
【0006】
しかし、このような演出の場合、たまたまリーチが連続して出現したときに、遊技者は当たりが近いのではないかと勘違いしてしまうといった問題点があった。
【0007】
本発明は上記事実を考慮し、大当たりの時期を報知することで、遊技者にとって退屈な時間を軽減することができる遊技機を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、遊技盤上に設けられた始動口に遊技球が入賞することで第1の抽選が実行され、当該第1の抽選の結果を、盤面上に設けられた表示部を用いて所定の図柄を、選択された変動パターンにより遊技者に報知する図柄変動表示装置を備えた遊技機であって、前記第1の抽選が当たりの場合に、遊技者に有利な遊技形態を実行する当たり処理実行手段と、前記当たり処理実行手段の実行時期を決定するための第2の抽選を実行する第2の抽選実行手段と、前記第2の抽選実行手段による抽選結果に基づく実行時期を遊技の進行に応じてカウントダウンするカウントダウン手段と、前記カウントダウン手段によるカウントダウン状態を報知するカウントダウン報知手段と、前記カウントダウン手段でのカウントダウンにより、前記当たり処理の実行時期となった時点で、前記当たり処理実行手段の実行を指示する指示手段と、を有している。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、第1の抽選を行った結果、当たりの場合に直ちにその抽選結果の報知、並びに大当たり処理を実行せず、第2の抽選を行い実行時期を設定する。実行時期は、遊技の進行に応じてカウントダウンされていき、カウントダウンが終了(例えば、カウント0)すると、当たり処理の実行を指示する。
【0010】
このとき、カウントダウンの状態を報知することで、遊技者は当たりまでの期間の余裕を持つことができ、例えば、飲料水を購入する等、当たり処理の単純な遊技に向けての準備を行うことができる。
【0011】
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、前記カウントダウン手段でのカウントダウン中に、次の第1の抽選での当たりが確定した場合に、それぞれの当たり処理の実行時期を独立してカウントダウンすることを特徴としている。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、カウントダウン中に、次の第1の抽選の抽選結果が当たりとなった場合、それぞれの実行時期を独立してカウントダウンしていくため、遊技者は、所謂連続当たり又はそれに近い短期間での当たりの集中を享受することができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の発明において、前記複数のカウントダウンが実行されているときは、最先にカウントダウンが終了する実行時期を優先することを特徴としている。
【0014】
請求項3に記載の発明によれば、カウントダウン値は第2の抽選の結果で初期値が異なるため、後から設定された実行時期の方が先にカウントダウン終了を迎える場合がある。そこで、最先にカウントダウンが終了する実行時期を優先することで、それぞれの当たり処理を確実に実行することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1には、第1の実施の形態に係るパチンコ機110が示されている。このパチンコ機110は、矩形の枠体113でその外形が構成されており、店側のベース面115に支持されている。また、枠体113には、装飾版113A、スピーカ162、キーシリンダ113B等が配設されている。
【0016】
枠体113の内側正面には、透明ガラス板110Aがガラス枠110Bに嵌め込まれた状態で配設されている。この透明ガラス板110Aで仕切られた内側領域には、遊技盤111が配設されている。また、この遊技盤111における円弧状のレール112で囲まれた領域が遊技領域であるゲージ部114とされている。
【0017】
図2に示される如く、ゲージ部114には、全面に渡って複数の釘116が打ち込まれ、レール112を通って打ち出されたパチンコ球がこの釘116に当たって跳ねたり、釘116によって形成される案内路に案内されながら、落下していくようになっている。また、この釘116の他、ゲージ部114に向かって左右対称の位置には、4個の風車118A乃至Dが取り付けられており、パチンコ球を予期しない方向へ方向転換させるようになっている。
【0018】
さらに、ゲージ部114には複数の位置に入賞口120が設けられ、この入賞口120にパチンコ球が入ることにより、所定数のパチンコ球が遊技者に払い出されるようになっている。
【0019】
このようなゲージ部114は、ほぼ左右対称系とされており、この中央部には電動役物ユニット122が配置され、その表示部124が露出されている。この表示部124の下方には電動役物ユニット122を始動するための特別図柄始動入賞口126が設けられている。
【0020】
特別図柄始動入賞口126のさらに下方には、大入賞口128が配置され、この大入賞口128を開閉する開閉部材129は、前記電動役物ユニット122での所謂当りの表示状態で所定時間の開放が所定回数繰り返され、大量のパチンコ球を入賞させることができる構成となっている。
【0021】
また、前記電動役物ユニット122の上部には、横1列に4個の保留ランプ200が配列されている。この保留ランプ200は、特別図柄始動入賞口126に入賞したパチンコ球が最大4球分保留されていることを点灯状態で報知するものであり、電動役物ユニット122による抽選結果の案内が終了した時点で、保留された分が消化されて消灯するようになっている。
【0022】
また、ゲージ部114には、普通図柄始動入賞口130が設けられており、普通図柄始動入賞口130にパチンコ球が入賞すると、普通図柄表示部132(図3参照)の表示が変動し、所定当り数字になると、前記特別図柄始動入賞口126に設けられた可動部としての電動チューリップ134が所定時間開放するようになっている。この電動チューリップ134の開放により、特別図柄始動入賞口126への入賞の確率が物理的に高まることになる。
【0023】
図1に示される如く、上記ゲージ部114の下部、すなわち、透明ガラス板110Aの下部は、パネル部140とされ、その上部パネル140Aには上皿141が設けられ、下部パネル140Bには、発射装置の操作部としてのハンドル136と、上皿141から落下するパチンコ球を受ける下皿138とが設けられている。なお、下部パネル140Bには、灰皿143も設けられている。
【0024】
ハンドル136は、前記パネル140の内部から突出された回転軸に取付けられており、この回転軸を中心に回転可能とされている。すなわち、遊技者がこのハンドル136を把持して回転することで、発射装置が稼動すると共に、前記回転角度に基づいて発射強度が設定されるようになっている。なお、この回転には、復帰付勢力が付与されており、遊技者が手を離すと自動的に元の回転位置に戻る構造となっている。
【0025】
図3には、パチンコ機110を制御するための制御系の概略が示されている。制御系は、主制御基板150を中心として、払出制御基板152、音声制御基板154、ランプ制御基板156、発射制御基板158、図柄表示制御基板160等、機能毎に分類されている(なお、以下これらを総称する場合、副制御基板151という)。
【0026】
なお、主制御基板150並びに副制御基板151は、管理制御基板206を介してパチンコ店側のホールコンピュータ208に接続することにより、パチンコ機の稼動状況を管理することも可能となっている。
【0027】
主制御基板150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御基板150からの命令信号に基づいて、その他の副制御基板151が独自に実行する。すなわち、主制御基板150は基本的に命令を出力するのみで、その結果等のフィードバックは受けない構成となっている。
【0028】
払出制御基板152は、パチンコ球の払出し数を制御するものであり、音声制御基板154は、パチンコ機110に設けられたスピーカ162からの効果音等の出力を制御する。また、ランプ制御基板156は、パチンコ機110に取り付けられた電飾部材(遊技盤側表示灯)164の点灯・消灯を制御し、発射制御基板158は、遊技者によるパチンコ球の発射を制御する。
【0029】
図柄表示制御基板160は、前記表示部124と表示ドライバ166を介して接続されており、主制御基板150からの命令信号に基づいて、所定の演出効果をもたらす表示を実行する。なお、この図柄表示制御基板160は、普通図柄表示部132も制御する。
【0030】
前記主制御基板150には、特別図柄始動入賞口126に設けられた特別図柄入賞センサ168及び普通図柄始動入賞口130に設けられた普通図柄入賞センサ170、各入賞口120に設けられた入賞センサ172、並びに大入賞口128に入賞したパチンコ球を検出する大入賞口センサ173が接続されている。なお、大入賞口128には、大入賞口の開閉動作を継続するためのVゾーンが設けられており、このVゾーンにもVゾーンセンサ171が設けられており、主制御基板150に接続されている。
【0031】
また、この主制御基板150には、電動チューリップ134を開閉させるためのソレノイド174、大入賞口128の開閉部材129を開閉させるためのソレノイド175、保留ランプ200が接続されている。
【0032】
また、主制御基板150では、特別図柄や普通図柄の抽選がなされ、この抽選結果に基づく表示部124での表示内容を選択し、図柄表示制御基板160へ命令信号を出力する。すなわち、図柄表示制御基板160には、複数種の命令信号に基づく異なる表示内容のデータが予め記憶されており、命令信号に基づいてデータが選択されて、起動するようになっている。
【0033】
ここで、本実施の形態の主制御基板150では、特別図柄の当たり/外れの抽選(以下、第1の抽選という)の他、当該第1の抽選が当たりの場合に、変動回数を設定する別の抽選(以下、第2の抽選という)を行い、当たり報知のための演出(図柄変動)並びに大入賞口128の開閉動作を含む大当たり処理の実行を、この第2の抽選で設定された変動回数後に行なうようにすると共に、設定された変動回数のカウントダウン値を報知するようにしている。
【0034】
以下、図4に主制御基板150における本発明の特徴的な制御を示す機能的なブロック図を示す。
【0035】
第1の抽選を実行する第1の抽選部10は、記憶カウンタ12と記憶バッファ14とに接続され、抽選が実行される毎に、記憶カウンタ12のカウント値をインクリメントすると共に、当該抽選結果(取得乱数値)を記憶バッファ14に記憶する。なお、記憶バッファ14は、複数の取得乱数値を格納する領域を持っている。
【0036】
記憶カウンタ12は抽選実行判定部16に接続されており、抽選実行判定部16では、図柄非変動時に記憶カウンタ12のカウント値、並びに第1の抽選部10の抽選結果(当たり/外れ抽選の結果)に基づいてを処理を実行するか否かを判定する。この抽選実行判定部16において処理を実行すると判定した場合、抽選実行判定部16から仮当たりフラグ判定部18に信号が送出されるようになっている。
【0037】
この仮当たりフラグ判定部18は、フラグ設定部20によって設定されるフラグの内、前回までに当たりが確定しているか否かを示す当たりフラグの状態を判定する。
【0038】
この当たりフラグ判定部18では、判定の結果に基づいて、記憶バッファ14から抽選結果(取得乱数値)を読出すようになっている。
【0039】
また、当たりフラグ判定部18には、第1の抽選の当たり/外れを判定する当たり/外れ判定部22、大当たり処理を行うまでに実行される変動回数を決定するための抽選を行う第2の抽選部24及び第2の抽選部24で決定した変動回数を登録し、カウントダウンするための変動回数カウンタ26が接続され、当該当たりフラグ判定部18の判定結果に基づいて、第1の抽選の結果の判定、第2の抽選が実行されると共に、必要に応じて変動回数カウンタへのカウント値の設定、並びに既に設定されたカウンタ値のデクリメント(カウントダウン)が実行される。なお、変動回数カウンタ26には、複数の変動回数を登録し、かつ個別にカウントダウンする領域を持っている。
【0040】
当たり/外れ判定部22は当たり/外れ制御実行部28に接続されている。この当たり/外れ制御実行部28では、前記当たり/外れ判定部22の判定が当たりの場合に、前記変動回数カウンタ26の該当するカウント値が0であることを条件に大当たり処理の実行を制御するべく、副制御基板151へ指示を送るようになっている。
【0041】
また、前記変動回数カウンタ26には、表示制御指示部30が接続され、変動回数カウンタ26に設定されている現カウント値に基づく信号をリアルタイムに表示するように表示制御基板160へ送出する。なお、この場合、変動回数カウンタ26に複数のカウント値が設定され、並行してカウントダウンが実行されている場合には、最先にカウントダウン値が0となるカウンタを対象として報知している。
【0042】
以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0043】
まず、パチンコ球が発射されると、レール112に案内されてゲージ部114の釘116や風車118A乃至D等に当接しながら、予測し得ない移動をしながら落下していく。ここで、入賞口120に入賞すると、予め定められた数のパチンコ球が払い出される(賞球)。また、普通図柄始動入賞口130に入賞するとこれを普通図柄入賞センサ170で検出する。
【0044】
この検出により、主制御基板150では、普通図柄の抽選が開始される。すなわち、乱数カウンタを用いて、所定の確率で0〜9までの数字を抽選する。抽選の結果、外れの場合には、特に遊技状態に変化はない。一方、抽選の結果、当り(例えば、当り数字の7が抽選される)の場合には、主制御基板150は、特別図柄始動入賞口126に設けられた電動チューリップ134を開放状態とするべく、ソレノイド174へ通電する。これにより、特別図柄始動入賞口126にパチンコ球が入り易い、高確率状態とすることができる。
【0045】
前記特別図柄始動入賞口126にパチンコ球が入賞すると、主制御基板150では、乱数カウンタを用いて所定の確率下で大当り抽選が開始される。この大当り抽選の結果、当り/外れが決定すると、それぞれにおいて、予め準備された図柄変動パターン(図柄変動パターン)を選択(乱数カウンタで選択してもよい)し、図柄表示制御基板160を含む演出に関連する制御基板へコマンド信号を送出する。
【0046】
図柄表示制御基板160では、受信したコマンド信号に基づいて、表示ドライバ166を介して表示部124に図柄変動パターンを表示する。この図柄変動パターンにおいては、リーチを経由した当り、外れリーチ、リーチを経由しない外れ等、様々な演出があり、遊技者は期待感をもって抽選結果を待つことができる。
【0047】
すなわち、当り時の図柄変動制御が終了すると、予め設定したラウンド数(例えば、15ラウンド)の大当たり処理が実行される。この大当たり処理中は、大入賞口128がほとんど開放状態であるため、遊技者によって有利な状態とすることができる。所定ラウンドの大当たり処理が終了すると、通常の遊技に戻る。
【0048】
本実施の形態の主制御基板150では、特別図柄の当たり/外れの抽選の他、当該第1の抽選が当たりの場合に、変動回数を設定する別の抽選を行い、大当たり処理の実行を、当該設定された変動回数後まで遅延させている。
【0049】
以下に本実施の形態に係る当たり抽選処理を主として、パチンコ機全体の流れを図5乃至図7のフローチャートに従い説明する。
【0050】
まず、図5に従い、パチンコ機110を制御するためのメインフローであるリセット割込処理について説明する。
【0051】
ステップ250では、電源投入時であるか否かが判断され、肯定判定されるとステップ252でRAMの初期化が実行され、ステップ254へ移行する。また、ステップ250で否定判定されると、ステップ252を飛び越し、ステップ254へ移行する。
【0052】
ステップ254では、乱数更新処理が実行される。この乱数更新処理は、通常は乱数値を1ずつ加算(インクリメント)するものであるが、必要に応じて複数値を加算したり、何らかの取り決めで設定された数値をコピーする等の処理を行なってもよい。
【0053】
次のステップ256、258では、スイッチ処理、当たり/外れの抽選処理(第1の抽選処理)が実行される。
【0054】
図6には、ステップ256(図5)のスイッチ処理について示されている。ステップ260では、特別図柄始動入賞口126にパチンコ球が入賞したか否かが判断され、肯定判定されるとステップ262へ移行する。なお、否定判定された場合はこのルーチンは終了する。
【0055】
ステップ262では、記憶カウンタ12のカウント値が最大値未満か否かが判断され、肯定判定されると、乱数値の格納が可能であると判断され、ステップ264へ移行する。また、ステップ262で否定判定されると、乱数値の格納が不可能であると判断され、このルーチンは終了する。
【0056】
ステップ264では、乱数値の格納数を示す記憶カウンタ12のカウント値を1増加し、ステップ266へ移行する。
【0057】
次のステップ266では、乱数カウンタから乱数値を抽出し、次いでステップ268で記憶バッファ14に乱数値を格納し、このルーチンは終了する。なお、この場合、乱数値は記憶カウンタ12のカウント値に応じた数の乱数値が別個の記憶バッファ14に格納されることになる。
【0058】
次に、図5のステップ258に示した当たり抽選処理について、図7に従い説明する。
【0059】
ステップ300では図柄変動中か否かが判断され、変動中である(肯定判定)場合には、このルーチンは実行しない。ステップ300で図柄変動中ではない(否定判定)と判定されると、ステップ302へ移行して記憶カウンタ12のカウント値が0か否かを判断する。この記憶カウンタ12のカウント値が0の場合には(肯定判定)、乱数値が記憶バッファ14に格納されていないため、このルーチンは終了する。
【0060】
ステップ302で否定判定、すなわち記憶カウンタ12のカウント値が0以外であると、ステップ304へ移行して当該記憶カウンタ12のカウント値を1減算し、次いでステップ306へ移行し、仮当たりフラグがセット(ON)されているか否かが判断される。この仮当たりフラグは、フラグ設定部20において、前回までに取得した乱数値が当りであり、かつ大当たり処理の実行前である場合にセットされるものであり、このステップ306で否定判定された場合には、当たりの乱数値を取得していない状態であり、ステップ308へ移行する。
【0061】
ステップ308では、記憶バッファ14に先入れ先出しの原則(FIFO)で最も最初に格納した乱数値を読出し、当たり/外れを判別する。
【0062】
このステップ308で当たりと判定された場合には、ステップ310へ移行して仮当たりフラグをセット(ON)し、次いでステップ312へ移行して、第2の抽選を実行すると共に、これにより得られた乱数値(変動回数に相当)を変動回数カウンタに設定する。
【0063】
次のステップ314では、予告演出フラグをセット(ON)し、ステップ316へ移行する。なお、この予告演出フラグがONになったことに基づき、主制御基板150は図柄表示制御基板160にコマンドを送信し、図柄表示制御基板160は表示ドライバ166を介し、表示部124の表示態様を通常時(仮当たりフラグOFFの状態)と異なった態様に表示制御する。具体的には、図柄の背景の色を変化させたり、図柄の変動方法を異ならせたりする。そして、予告演出フラグがOFFになるまで、図柄表示制御基板160は、変動回数カウンタの値を表示部124に表示する。なお、ステップ308で外れと判定された場合にも、ステップ316へ移行する。
【0064】
ステップ316では、外れフラグをセット(ON)して、このルーチンは終了する。すなわち、上記の流れでは当たり/外れの抽選が当たりであったとしても、直後に実行される図柄変動パターンは外れの図柄変動パターンとなり、結果も外れとなるが、仮当たりフラグがセットされることになる。
【0065】
次に、ステップ306において仮当たりフラグがセット(ON)されていると判定されると、ステップ306からステップ318へ移行し、変動回数カウンタ26のカウント値を1減算する。この減算は、変動回数カウンタ26に複数のカウント値が存在する場合(仮当たりが複数存在する場合)には、それぞれのカウント値に対して実行する。
【0066】
次のステップ320では、上記変動回数カウンタ26における最も少ない値が0になったか否かが判断される。
【0067】
このステップ320で否定判定された場合には、仮当たりとなった抽選の結果に基づいて実質的に報知、並びに大当たり処理を実行する時期ではないと判断し、ステップ322へ移行する。このステップ322では、記憶バッファ14に先入れ先出しの原則(FIFO)で最も最初に格納した乱数値を読出し、当たり/外れを判別する。
【0068】
このステップ322で当たりと判定された場合には、ステップ324へ移行して、第2の抽選を実行すると共に、これにより得られた乱数値(変動回数に相当)を変動回数カウンタに設定し、ステップ316へ移行する。この場合、既に変動回数カウンタ26にカウント値が設定されているため(当たりフラグがセット済)、それとは別個に新たなカウント値が設定されることになる。また、ステップ322において、否定判定、すなわち外れの場合には、ステップ316へ移行する。
【0069】
ステップ316では、外れフラグをセット(ON)して、このルーチンは終了する。すなわち、上記の流れでは当たり/外れの抽選が当たりであり、かつ仮当たりフラグがセットされていたとしても、直後に実行される図柄変動パターンは外れの図柄変動パターンとなり、結果も外れとなるが、変動回数カウンタのカウント値が複数設定されることになる。
【0070】
次に、ステップ320において肯定判定、すなわち変動回数カウンタ26の最も少ない数が0になったと判定されると、ステップ320からステップ326へ移行する。
【0071】
ステップ326では、大当たりフラグをセット(ON)し、次いでステップ328へ移行して、変動回数カウンタ26に当該大当たりフラグの対象となるカウント値以外のカウント値が存在するか否かが判断される。ステップ328で肯定判定された場合には、ステップ330でそれぞれのカウント値をFIFOの原則でシフトし、このルーチンは終了する。
【0072】
また、ステップ328で否定判定された場合には、変動回数カウンタ26にステップ326でセット(ON)した大当たりフラグの対象となるカウント値以外のカウント値が存在しないと判断し、ステップ334へ移行して、仮当たりフラグ及び予告演出フラグをそれぞれリセット(OFF)し、このルーチンは終了する。
【0073】
以上本実施の形態によれば、特別図柄の当たり/外れの抽選(第1の抽選)の他、当該第1の抽選が当たりの場合に、変動回数を設定する別の抽選(第2の抽選)を行い、当たり報知のための演出(図柄変動)並びに大入賞口128の開閉動作を含む大当たり処理の実行を、この第2の抽選で設定された変動回数後に行なうようにすると共に、設定された変動回数のカウントダウン値を報知するようにした。これにより、遊技者に大当たり処理までの猶予期間を与えることができ、遊技者に優越感を与えると共に、例えば、ドル箱の準備等の大当たり処理までに必要な用事を済ませることができる。
【0074】
なお、変動回数カウンタ26の値を表示するのは表示部124に限らず、表示部124とは異なる表示器を用いて表示してもよい。
【0075】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明では、大当たりの時期を報知することで、遊技者にとって退屈な時間を軽減することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。
【図2】本実施の形態に係るゲージ部の正面図である。
【図3】本実施の形態に係るパチンコ機の制御系を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態に係る主制御基板における、大当たり処理の所定変動回数後の実行と、この変動回数のカウントダウン値の表示を実行するための機能を示す制御ブロック図である。
【図5】パチンコ機における基本的な処理の流れを示すメインフローチャートである。
【図6】スイッチ処理サブルーチンを示すフローチャートである。
【図7】当たり抽選処理サブルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 第1の抽選部
12 記憶カウンタ
14 記憶バッファ
16 抽選実行判定部
18 仮当たりフラグ判定部
20 フラグ設定部
22 当たり/外れ判定部
24 第2の抽選部(第2の抽選実行手段)
26 変動回数カウンタ(カウントダウン手段)
28 当たり/外れ制御実行部(当たり処理実行手段、指示手段)
30 表示制御指示部(カウントダウン報知手段)
110 パチンコ機(遊技機)
124 表示部(図柄変動表示装置)
150 主制御基板
151 副制御基板
160 表示制御基板
Claims (3)
- 遊技盤上に設けられた始動口に遊技球が入賞することで第1の抽選が実行され、当該第1の抽選の結果を、盤面上に設けられた表示部を用いて所定の図柄を、選択された変動パターンにより遊技者に報知する図柄変動表示装置を備えた遊技機であって、
前記第1の抽選が当たりの場合に、遊技者に有利な遊技形態を実行する当たり処理実行手段と、
前記当たり処理実行手段の実行時期を決定するための第2の抽選を実行する第2の抽選実行手段と、
前記第2の抽選実行手段による抽選結果に基づく実行時期を遊技の進行に応じてカウントダウンするカウントダウン手段と、
前記カウントダウン手段によるカウントダウン状態を報知するカウントダウン報知手段と、
前記カウントダウン手段でのカウントダウンにより、前記当たり処理の実行時期となった時点で、前記当たり処理実行手段の実行を指示する指示手段と、を有する遊技機。 - 前記カウントダウン手段でのカウントダウン中に、次の第1の抽選での当たりが確定した場合に、それぞれの当たり処理の実行時期を独立してカウントダウンすることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
- 前記複数のカウントダウンが実行されているときは、最先にカウントダウンが終了する実行時期を優先することを特徴とする請求項2記載の遊技機。
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