JP2004023731A - 画像撮像装置およびこれを備えた携帯型情報端末 - Google Patents

画像撮像装置およびこれを備えた携帯型情報端末 Download PDF

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矢島 俊輔
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Abstract

【課題】簡単な構成で、かつ撮像方向に関係なく、常に適正な立体画像の撮像が可能な画像撮像装置およびこれを備えた携帯用情報端末を提供する。
【解決手段】画像撮像装置10は、本体部13および撮像手段14を備えている。本体部13は、操作手段11、画像確認手段12を有している。操作手段11は、撮像を行う際に、撮像者からの撮像指示を入力する。画像確認手段12は、撮像手段14が撮像した被写体の画像を表示する。撮像手段14は、撮像用光学系20a・20bとともに一体的に成型されており、本体部13に対して、回転軸16を中心として回転する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、3Dカメラ等の撮像用光学系を備えており、立体画像の撮像が可能な画像撮像装置および立体画像撮像機能を有する携帯型情報端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、銀塩フィルムを使用するカメラの代替品として、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子を使用したデジタルカメラが広く普及している。
【0003】
デジタルカメラは、液晶表示装置等の表示部を有しており、その場で撮像した画像をすぐに確認することができる。また、デジタルカメラは、記憶媒体として、フィルムの替わりにスマートメディア(登録商標)や内蔵型のRAM等の小型メモリを使用するため、従来のカメラよりも小型化することが可能である。
【0004】
このようなデジタルカメラの特性を利用した使用方法の一例としては、デジタルカメラを内蔵した携帯電話が挙げられる。このデジタルカメラ内蔵携帯電話は、撮像した画像データを電子メール等に添付して、相手先に送信することが可能である。
【0005】
さらに別の使用方法の一例としては、本体に小型の液晶表示装置を備えたビデオムービーカメラが挙げられる。このビデオムービーカメラは、録画した映像をその場で確認したり、撮像者自らを撮像する場合にカメラ部と同じ方向に表示部を向けたりすることで、撮像者が自らを撮像した画像を表示部で確認しながら撮像することができる。
【0006】
例えば、特開平10−108152号公報には、CCDカメラを2台備えた携帯情報端末が開示されている。
【0007】
上記公報によれば、操作ボタンのカバー部にCCDカメラ2台を設けることで、2台のCCDカメラの視差を利用して立体形状の被写体を撮像し、カバー部の内側に設けられた表示部に立体画像を表示することができるとともに、撮像装置と通信機能とを併用することで、テレビ電話として使用することもできる携帯情報端末が開示されている。
【0008】
また、上記公報には、CCDカメラの向きを変えることにより、あるいは互いに反対の向きに撮像用光学系および液晶シャッターからなる撮像部をそれぞれ設け、2つの液晶シャッターを開閉して入光路を切り替えることにより、撮像する被写体を表示部で確認しながら、通常のカメラと同様に被写体の撮像を行うとともに、撮像者自身を撮像することも可能な携帯情報端末についても開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に開示された携帯情報端末では、CCDカメラが左右独立して設けられており、撮像方向を変える際に、2台のCCDカメラを1台づつ回転させる必要がある。このため、2つのCCDカメラの撮像方向を正確に調整する必要があり、非常に手間がかかる。さらに、CCDカメラを誤って互い違いの方向に向けてしまった場合には、撮像を失敗してしまう可能性がある。
【0010】
上記公報では、このような不具合の発生を防ぐために、CCDカメラが適切な方向を向いていない場合には、撮像者に対して警告を発したり、誤って撮像した場合には、撮像トリガーを無効にしたりする等の対策が取られているが、制御プログラムや操作体系が複雑になってしまうという問題を有している。
【0011】
また、2つのCCDカメラによる、視差を利用した立体画像撮像では、右眼用の画像と、左眼用の画像とを独立して撮像するため、上記公報の形態情報端末では、相手方を撮像する場合と、自らを撮像する場合とで、CCDカメラの扱いを左右逆にしなくては、両方のケースで正しい視差の立体画像を得ることはできない。
【0012】
さらに、上記公報の携帯情報端末は、光学系の部品点数の増加や、液晶シャッターの装備、制御が必要であるため、制御プログラムや操作体系が複雑になる、コストアップを招く等の問題も有している。
【0013】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易な構成で、かつCCDカメラ等の撮像用光学系の向きに関係なく、良好な立体画像の撮像が可能な画像撮像装置およびこれを備えた携帯型情報端末を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像撮像装置は、上記の課題を解決するために、第1の撮像用光学系および第2の撮像用光学系と、上記第1・第2の撮像用光学系によって撮像された画像データに画像処理を行う画像処理手段と、上記画像処理手段で画像処理された画像データに基づいて、立体画像もしくは平面画像の画像表示を行う画像確認手段とを少なくとも備えており、上記第1・第2の撮像用光学系は、上記画像確認手段に対して回転可能な回転手段に一体として取り付けられていることを特徴としている。
【0015】
上記の構成によれば、第1・第2の撮像用光学系がそれぞれ異なる方向を向いた状態で撮像を行った結果生じる撮像不良等の発生を確実に防止し、撮像方向に関係なく、常に良好な平面・立体画像の形成を行うことができる。
【0016】
すなわち、立体形状の被写体を撮像する場合には、第1・第2の撮像用光学系両方を用いて撮像を行うが、本発明の画像撮像装置では、第1の撮像用光学系と第2の撮像用光学系とが回転手段に一体として取り付けられているため、撮像者は第1・第2の撮像用光学系を、常に両方同時に被写体の方向に向けることができる。よって、立体画像撮像時に第1・第2の撮像用光学系がそれぞれ異なる方向を向いているために起こる撮像不良を防止し、常に安定して良好な立体画像を形成、表示することができる。
【0017】
さらに、画像撮像装置本体において、内部構造、制御プログラムや操作体系を複雑にする必要がないため、コストアップを抑えるとともに、簡易な構成のため故障の発生を抑制することができる。
【0018】
なお、回転手段に一体として形成されている、とは、第1・第2の撮像用光学系が回転手段に一体的に形成され、それぞれの撮像用光学系が独立して、異なる方向を向くことがないように形成されていることを意味している。
【0019】
また、撮像とは、画像を撮像装置内に取り込むことを意味している。よって、シャッター等を押して画像データを保存する前に、光学装置等から送られてきた画像を画像確認手段に表示する場合についても、一旦、画像を撮像装置に取り込んでいるため、撮像に該当する。
【0020】
上記第1・第2の撮像用光学系は、上記回転手段の回転軸に対して、垂直な平面に沿って360度方向を撮像可能であることがより好ましい。
【0021】
これにより、例えば、画像確認手段の正面側、側面側、背面側等、回転軸に対して垂直な平面に沿った360度方向の撮像が可能になる。よって、上記平面に沿った360度方向に存在する被写体の画像を画像確認手段で確認しながら、画像データを保存するか否かを決定することができるとともに、撮像範囲を広げることができる。
【0022】
上記第1の撮像用光学系が右眼用の画像を撮像し、上記第2の撮像用光学系が左眼用の画像を撮像する第1の撮像モードと、上記第1の撮像用光学系が左眼用の画像を撮像し、上記第2の撮像用光学系が右眼用の画像を撮像する第2の撮像モードとを有することがより好ましい。
【0023】
通常、上記回転手段が回転して、180度反対側に位置する被写体を撮像する場合には、上下が逆さまになってしまうため、このような場合には、画像のみを180度回転させて撮像・表示する方法が考えられる。
【0024】
しかし、第1・第2の撮像用光学系の機能はそのままにして、画像のみを180度回転させただけでは、立体画像形成時に左右の眼として機能する第1・第2撮像用光学系が撮像したそれぞれの画像が左右逆になってしまい、視差を利用して正しく立体画像を形成することができない。
【0025】
そこで、本発明の画像撮像装置では、例えば、被写体が撮像者と反対側に位置している場合(第1の撮像モード)と、被写体が撮像者と同じ側に位置している場合(第2の撮像モード)とで、第1・第2の撮像用光学系の左右の機能を切り替え、第1・第2の撮像用光学系によって撮像した画像を左右入れ替えている。これにより、立体画像形成時に使用する2つの画像が左右逆になることなく、視差を利用した適切な立体画像形成を行うことができる。
【0026】
上記第2の撮像モードで撮像を行った場合には、撮像した画像を180度回転させるデータ処理を行うことがより好ましい。
【0027】
これにより、上記のように、第1・第2の撮像用光学系の左右の眼としての機能を切り替えることに加えて、第2の撮像モードにて撮像する場合は、画像を180度回転させた状態で画像処理を行うため、画像確認手段に画像の上下左右が逆に表示されることなく、適切な画像を表示することができる。
【0028】
上記画像確認手段は、立体画像撮像時は、上記第1・第2の撮像用光学系の視差を利用して立体画像表示を行う立体画像表示モードを採用し、平面画像撮像時は、上記第1・第2撮像用光学系の何れか一方の撮像用光学系を用いて平面画像表示を行う平面画像表示モードを採用することがより好ましい。
【0029】
これにより、平面画像、立体画像に関わらず、画像確認手段には常に適切な画像を表示することができる。このため、撮像時に決定した平面画像撮像モードあるいは立体画像撮像モードに応じて、画像確認手段の表示モードを自動的に決定することで、撮像者は、表示モードを新たに決定する手間をかけずに、常に適切な画像表示を行うことができる。
【0030】
本発明の携帯型情報端末は、上記の課題を解決するために、上記画像撮像装置を備えていることを特徴としている。
【0031】
上記の構成によれば、第1・第2の撮像用光学系によって撮像された立体画像を加工したり、無線通信手段により相手側に送付したりすることができる携帯型情報端末を得ることができる。さらに、無線通信手段を利用し、立体画像テレビ電話機として使用する場合でも、適切な立体画像を表示しながら通話することが可能になる。
【0032】
【発明の実施の形態】
本発明の画像撮像装置およびこれを備えた携帯型情報端末に関する一実施形態について、図1(a)〜図6に基づいて説明すれば以下のとおりである。
【0033】
本発明の画像撮像装置10は、図1(a)・(b)に示すように、本体部13および撮像手段14を備えている。
【0034】
本体部13は、操作手段11、画像確認手段12を有しており、操作手段11によって操作しながら、画像確認手段12で撮像した画像をその場で確認したり、操作したりすることができる。
【0035】
操作手段11は、撮像を行う際に、撮像者からの指示を入力する。
【0036】
画像確認手段12は、例えば、小型の液晶表示装置等であって、撮像手段14によって撮像された被写体の画像を表示する。
【0037】
撮像手段(回転手段)14は、一体的に成型された撮像用光学系(第1の撮像用光学系、第2の撮像用光学系)20a・20bを備えており、本体部13に対して、回転軸16を中心として回転することで、回転軸16に垂直な平面に沿った360度方向の撮像が可能である。
【0038】
これにより、撮像者は撮像用光学系20a・20bを、確実に両方同時に被写体の方向に向けることができる。よって、立体画像撮像時のように、撮像用光学系20a・20bの双方を使用して撮像を行う場合において、2つの撮像用光学系が異なる方向を向いた状態で撮像が行われ、撮像不良が生じる等の不具合の発生を確実に防止し、常に適正な立体画像の撮像が可能になる。
【0039】
撮像用光学系20a・20bは、撮像する被写体の画像を取り込むためのものであって、例えば、CCDカメラ等がある。また、撮像用光学系20a・20bは、上述のように、撮像手段14に嵌め込まれて一体的に成型されていることから、個々の撮像用光学系20a・20bが、常に同じ方向を向くようになっている。
【0040】
例えば、撮像手段14によって撮像された画像を表示する画像確認手段12の向きとは反対方向を撮像する場合、つまり、撮像者が相対する被写体を撮像する場合には、図1(a)に示すように、撮像用光学系20a・20bの向きを画像確認手段12の向きとは反対に向けて撮像を行う。一方、撮像者が自らを撮像する場合には、図1(b)に示すように、撮像用光学系20a・20bの向きを画像確認手段12の向きと同じ方向にすることで、撮像画像を見ながら自らを撮像することが可能になる。
【0041】
また、画像撮像装置10は、内部に、図2に示すように、操作手段11、画像確認手段12、撮像手段14、CPU(中央演算処理装置:Central ProcessingUnit)21、記憶手段22、平面/立体切替手段23、撮像モード切替手段24、画像処理手段25およびカメラ制御手段26を備えている。
【0042】
CPU21は、撮像者から操作手段11を介して撮像指示を受け、カメラ制御手段26に対して撮像指示を送る。さらに、CPU21は、ユーザから操作手段11を介して画像確認指示を受け、記憶手段22に保存されている画像データを呼び出し、画像確認手段12に画像データを表示する。
【0043】
記憶手段22は、撮像した画像の画像データ等を保存する。記憶手段22としては、例えば、内蔵型のRAM、ハードディスクや、取り外し可能なスマートメディア(登録商標)、SDカード等がある。
【0044】
画像処理手段25は、画像確認手段12に表示することができるように、撮像手段14によって撮像された画像データに対して画像処理を行う。
【0045】
カメラ制御手段26は、CPU21からの撮像指示を受け、撮像手段14によって撮像を行う。
【0046】
以上のような構成の画像撮像装置10においては、撮像者が操作手段11を介して撮像指示を行った場合、CPU21が、操作手段11からの撮像指示を受け、画像処理手段25、カメラ制御手段26を制御して、画像確認手段12に画像表示を行うとともに、撮像手段14によって撮像された画像に対応する画像データを記憶手段22に保存することができる。
【0047】
ここで、以上のような構成の画像撮像装置10について、図3(a)・図3(b)を用いて、より具体的に説明すれば以下のとおりである。
【0048】
なお、画像撮像装置10aの構成は、撮像手段14が、本体部31に対して横回転軸33を中心に回転可能に接続されている点が異なっているだけであって、その他の基本的な機能については画像撮像装置10と同様である。
【0049】
図3(a)では、撮像者は、画像撮像装置30の手前側、つまり、画像確認手段12側に位置しており、被写体40は、画像撮像装置10aの奥側、つまり、画像確認手段12側の反対側に位置している場合を想定している。なお、撮像用光学系20a・20bは、いずれも被写体40側、つまり撮像者とは反対側を向いており、この状態を第1の撮像モードとする。
【0050】
撮像者は、上述のように、撮像を開始する際には、まず、操作手段11を介して、平面画像撮像モード、立体画像撮像モード等の撮像モードを選択する。次に、撮像用光学系20a・20bを被写体40に向け、画像確認手段12に、撮像された被写体40の画像を表示する。
【0051】
続いて、撮像時の動作を、平面画像撮像モードと立体画像撮像モードとの、各々の場合について説明する。
【0052】
撮像者が、操作手段11を介して、平面画像撮像モードを選択した場合には、撮像用光学系20a・20bのうちの何れか一方が動作する。例えば、撮像用光学系20aのみが動作するとすれば、撮像用光学系20aから得られる画像データは、画像処理手段25によって、平面画像として画像処理される。また、画像確認手段12は、選択された平面画像撮像モードに対応して、自動的に選択された平面画像表示モードに従って、画像処理手段25から送信されてくる画像データに基づいて画像32aを表示する。これにより、撮像者が自分で表示モードを選択する必要がなくなる。
【0053】
そして、撮像者が、操作手段11を介して、撮像指示を行った場合には、撮像用光学系20aから得られた画像データに基づいて画像確認手段12に被写体の画像が表示される。
【0054】
これにより、第1の撮像モードにおいて、撮像用光学系20a・20bの何れか一方によって、取り込まれた画像データに基づいて、平面画像を形成し、画像確認手段12に表示するとともに、表示された平面画像を確認しながら、平面画像に対応する画像データを記憶手段22に保存するか否かを決定することができる。
【0055】
一方、撮像者が、操作手段11を介して、立体画像撮像モードを選択した場合には、撮像用光学系20a・20bの両方が動作する。画像処理手段25は、撮像用光学系20aから得られる画像を左眼用、撮像用光学系20bから得られる画像を右眼用として、2つの画像の視差を利用して立体画像を形成する。
【0056】
また、画像確認手段12は、立体画像表示モードにより、画像処理手段25から送信された画像データに対応する画像32a・32bを1つの立体画像として画像確認手段12に表示する。なお、図3(a)では、説明の便宜上、撮像用光学系20aから得られる画像データに対応する画像32aを左眼用、撮像用光学系20bから得られる画像データに対応する画像32bを右眼用とし、画像32a・32bが別々に画像確認手段12に表示されているように図示されているが、実際には、画像32a・32bは、1つの立体画像として表示されている。
【0057】
続いて、撮像者が、操作手段11を介して記録指示を行うと、撮像用光学系20a・20bの両方から得られた画像データを基にして形成された立体画像の画像データが記憶手段22に保存される。
【0058】
このように、第1の撮像モードにおいて、撮像用光学系20a・20bから取り込まれた画像の画像データに基づいて、適正な立体画像を形成し、画像確認手段12に表示するとともに、その表示された立体画像を確認しながら、立体画像に対応する画像データを記憶手段22に保存することができる。
【0059】
同様に、図3(a)の画像撮像装置10aに含まれる撮像手段14を、横回転軸33を中心として回転させ、画像確認手段12側を撮像する場合について、図3(b)を用いて説明すれば以下のとおりである。
【0060】
図3(b)では、撮像用光学系20a・20bは、画像確認手段12と同じ方向を向いているため、撮像者50と被写体とが、同じ方向に存在している場合、あるいは撮像者50が被写体となる場合を想定しており、この状態を第2の撮像モードとする。
【0061】
撮像者は撮像を開始する際、まず、操作手段11を介して、例えば、平面モードおよび立体モードの何れか一方のモードを選択し、決定する。
【0062】
次に、撮像用光学系20a・20bを被写体に向け、画像確認手段12に表示された被写体の画像を確認する。そして、撮像した画像を記録する際には、操作手段11を介して記録指示を出すことで、記憶手段22に画像データを保存する。
【0063】
ここで、撮像時の動作を、平面画像撮像モードおよび立体画像撮像モードの各々の場合について説明する。
【0064】
撮像者が、操作手段11を介して平面画像撮像モードを選択し、画像処理手段25において、平面画像として画像処理されるまでの処理については、上述した第1の撮像モードの場合と同様である。
【0065】
画像確認手段12は、平面画像表示モードで、画像処理手段25から送信された画像データに対応する画像41aを表示する。画像処理手段25は、第2の撮像モードにおいては、撮像用光学系20aによって撮像された画像データについて、対応する画像を180度回転させるデータ処理を行った後、画像データに対して画像処理を行う。
【0066】
本発明の画像撮像装置10では、上記のように、第2の撮像モードにおいて、画像データを180度回転させるデータ処理を行った後、画像データに対して画像処理を行うことにより、画像確認手段12において、撮像した画像を正しい上下左右関係で画像確認手段12に表示することができる。
【0067】
そして、撮像者が撮像された画像を保存したい場合には、操作手段11を介して画像保存指示を出し、撮像用光学系20aによって撮像された画像の画像データが記憶手段に保存される。なお、保存の際においても、画像処理手段25によって上記のように180度回転させて画像処理された画像データが保存される。
【0068】
一方、撮像者が、操作手段11を介して、立体画像撮像モードを選択した場合には、撮像用光学系20a・20bの両方が動作する。撮像用光学系20aから得られる画像データは右眼用として、撮像用光学系20bから得られる画像データは左眼用として、画像処理手段25において、視差を利用して立体画像を形成するように画像処理される。すなわち、ソフト制御によって、撮像用光学系20a・20bの右眼用・左眼用の特性が、第1の撮像モードと比較して、切り替えられて反対になっている。
【0069】
これにより、撮像手段14を回転させて、第2の撮像モードを選択した場合でも、撮像用光学系20a・20bで撮像して得られた2つの画像が左右反対になって、視差を利用した正しい立体画像を形成できなくなることを防止し、撮像手段14の向きに関わらず、安定して適正な立体画像を形成することができる。
【0070】
画像確認手段12は、立体画像表示モードとして、画像処理手段25から送信された画像データに対応する画像41a・41bを1つの立体画像として表示する。画像処理手段25は、表示の際には、平面画像表示モードの場合と同様に、撮像用光学系20a・20bによって撮像された画像を、180度回転させるデータ処理を行った後、画像データに対して画像処理を行う。以上のような処理によって、画像確認手段12において、撮像したい画像について、正しい上下左右関係で表示することができる。
【0071】
ここでさらに、画像撮像装置30の動作について、図4に示すフローチャートを用いてさらに詳しく説明する。なお、ここで説明する画像撮像装置10の動作については、特に記載がない限り、CPU21において制御されるものとする。
【0072】
ステップ(以下、Sと示す)001においては、撮像者によって、操作手段11を介して、立体画像撮像モードあるいは平面画像撮像モードの何れか一方が選択される。
【0073】
例えば、立体画像撮像モードが選択された場合は、平面/立体切替手段23によって、画像撮像装置10が立体画像撮像モードに切り替えられる。
【0074】
S101においては、撮像者は、撮像手段14を、図3(a)に示す第1の撮像モードか、図3(b)に示す第2の撮像モードかの何れかのモードを選択する。
【0075】
例えば、第1の撮像モードが選択された場合には、撮像モード切替手段24によって画像撮像装置30が第1の撮像モードに切り替えられる。
【0076】
S102においては、撮像手段14、カメラ制御手段26によって、撮像用光学系20aから得られる画像を左眼用の画像として、S103においては、撮像手段14、カメラ制御手段26によって、撮像用光学系20bから得られる画像を右眼用の画像としてそれぞれ撮像が行われ、S105へ移行する。なお、S102・S103については、逆の順序で行われてもよいし、同時に行われてもよい。
【0077】
これに対し、S101において、第2の撮像モードが選択された場合には、撮像モード切替手段24によって、画像撮像装置10が第2の撮像モードに切り替えられる。
【0078】
S112においては、撮像手段14、カメラ制御手段26によって、撮像用光学系20aによって撮像された画像が右眼用の画像として、S113では、撮像用光学系20bによって撮像された画像が左眼用の画像として扱われる。なお、S112・S113は、逆の順序で撮像が行われてもよいし、同時に行われてもよい。
【0079】
続いて、S114では、画像処理手段25により、撮像された画像を180度回転させるようにデータ処理を行い、S105へ移行する。
【0080】
S105においては、画像処理手段25が、撮像用光学系20a・20bによって撮像された画像を基にして、立体画像を形成する。
【0081】
S106においては、画像確認手段12が、平面/立体切替手段23において、立体画像表示モードに切り替えられ、その後、S002へ移行する。なお、S106の処理については、S001において、立体画像撮像モードが確定した直後に行ってもよい。
【0082】
一方、S001において、平面画像撮像モードが選択された場合には、平面/立体切替手段23によって、画像撮像装置10が平面画像撮像モードに切り替えられる。
【0083】
S201においては、撮像手段14を、図3(a)に示す第1の撮像モードか、図3(b)に示す第2の撮像モードかの何れのモードで撮像を行うかによって、適切な撮像モードを選択する。
【0084】
ここで、第1の撮像モードが選択された場合には、撮像モード切替手段24によって、画像撮像装置10が第1の撮像モードに切り替えられる。
【0085】
S202においては、撮像手段14、カメラ制御手段26によって、撮像用光学系20aまたは撮像用光学系20bの何れか一方によって撮像された画像を、平面画像とする。
【0086】
また、S201において、第2の撮像モードが選択された場合には、撮像モード切替手段24によって、画像撮像装置10が第2の撮像モードに切り替えられる。
【0087】
S212においては、S202と同様に、撮像手段14、カメラ制御手段26および撮像用光学系20aまたは撮像用光学系20bによって被写体を撮像する。
【0088】
S213においては、画像処理手段25によって、撮像用光学系20aあるいは撮像用光学系20bによって撮像された画像を180度回転させるデータ処理を行い、S205へ移行する。
【0089】
S205においては、画像処理手段25において、画像を180度回転させるようにデータ処理された画像データに基づいて平面画像の形成する。
【0090】
S206においては、画像確認手段12が、平面/立体切替手段23によって、平面画像表示モードに切り替えられ、S002へ移行する。なお、S206の処理については、S001において、平面画像撮像モードが確定した直後に行ってもよい。
【0091】
S002においては、画像処理手段25において作成された画像データに基づく画像を、画像確認手段12に表示する。
【0092】
S003において、画像データの保存を行う場合には、S004において、画像データを記憶手段22に保存し、処理を終了するとともに、保存しない場合にはそのまま処理を終了する。
【0093】
本発明の画像撮像装置10は、以上のように、第1・第2の撮像モード、表示モードを使い分けることにより、撮像者自身の撮像を行うことができるとともに、適切な平面・立体画像表示、撮像を行うことができる。
【0094】
次に、以上のような画像撮像装置を装備した本発明の携帯型情報端末について、図5および図6を用いて説明すれば以下のとおりである。
【0095】
本発明の携帯型情報端末70は、図5に示すように、操作手段11、画像確認手段12、撮像手段14、CPU21、記憶手段22、平面/立体切替手段23、撮像モード切替手段24、画像処理手段25、カメラ制御手段26を備えた図1に示す画像撮像装置10の構成に加え、RAM(Random Access Memory)61、ROM(Read Only Memory)62、音声処理手段63、無線通信手段64が接続されて構成されている。
【0096】
RAM61は、携帯型情報端末のオペレーションシステム、アプリケーションプログラム等を動作させるための動作エリアとして使用される。
【0097】
ROM62は、携帯型情報端末を使用し、動作させるための基本的なプログラムであって、オペレーションシステム、基本的なアプリケーションプログラム等を記憶している。
【0098】
音声処理手段63は、音声の入力/出力、および音声データの処理を行う。
【0099】
無線通信手段64は、電話機能、データ送受信機能を有し、これにより、音声通話、メールデータ等の送受信を行う。
【0100】
また、図1(a)・(b)に示す画像撮像装置10が備えている操作手段11、画像確認手段12および記憶手段22は、それぞれ携帯型情報端末の一機能としても動作する。
【0101】
例えば、操作手段11は、携帯型情報端末を操作するための操作手段となる。
【0102】
画像確認手段12は、携帯型情報端末を操作するに際して、撮像者に対して次の操作を促す表示、あるいは無線通信手段64を介して受信されたデータ等の表示を行う。なお、画像確認手段12にタッチパネル機能を設け、操作手段11としての機能を兼ね備えていてもよい。
【0103】
記憶手段22は、携帯型情報端末にて作成されたデータ、無線通信手段64を介して受信されたデータ等を保存する。なお、記憶手段22は、アプリケーションソフトを追加供給するための供給手段としての機能を兼ね備えていてもよい。
【0104】
さらに、本発明の携帯型情報端末70を示す一実施形態として、立体画像テレビ電話機能として使用した携帯型情報端末について図6を用いて説明する。
【0105】
2台の携帯型情報端末70a・70bは、図6に示すように、画像撮像装置30a・30bに情報端末としての機能を付加した携帯型情報端末であって、それぞれ異なる使用者50a・50bによって使用されている。
【0106】
携帯型情報端末70a・70bは、内部に少なくとも図5に示す構成を含んでおり、画像撮像装置30a・30bの構成に加え、音声処理手段63に含まれる音声出力手段71a・71bと、音声処理手段63に含まれる音声入力手段72a・72bと、図5に示す無線通信手段64の一部であるアンテナ73a・73bとを備えている。
【0107】
また、携帯型情報端末70a・70bは共に、撮像手段14aaが備えている撮像用光学系20aa・20baが、画像確認手段12aと同じ方向を向いており、撮像手段14abが備えている撮像用光学系20ab・20bbについても画像確認手段12bと同じ方向を向いており、第2の撮像モードで撮像を行っている。
【0108】
携帯型情報端末70aの使用者50aと、携帯型情報端末70bの使用者50bとは、通話者であると同時に携帯型情報端末70a・70bの被写体となっている。
【0109】
使用者50aは、携帯型情報端末70aによって、使用者50a自身を撮像し、上記第2の撮像モードに対応するデータ処理および画像処理を施して得られた立体画像データを携帯型情報端末70bに送信する。
【0110】
これにより、携帯型情報端末70bでは、携帯型情報端末70aから送信された画像データに対応する立体画像を画像確認手段12bに上下左右正しく表示することができる。
【0111】
この時、携帯型情報端末70bの画像確認手段12bにおいては、携帯型情報端末70aの撮像用光学系20aaによって撮像された画像は、右眼用の画像41aaとして、撮像用光学系20baによって撮像された画像は、左眼用の画像41baとして、立体画像が形成、表示される。
【0112】
これにより、左右の画像が逆になって立体画像形成ができない等の不具合を防止し、視差を利用した適正な立体画像形成を行うことができる。
【0113】
また、使用者50aの音声は、音声入力手段72aにより集音され、携帯型情報端末70aは、音声処理手段にて音声データ処理を施し、音声データを携帯型情報端末70bに送信することができる。
【0114】
これに対して、携帯型情報端末70bは、受信した音声データを音声処理手段によって音声データ処理を施し、音声出力手段71bによって出力する。
【0115】
携帯型情報端末70bから携帯型情報端末70aに対して画像データを送信し、音声入力手段72b・音声出力手段71aを用いて、使用者50bと使用者50aとが通話する場合についても上記と同様に行うことができる。
【0116】
以上のように、本発明の携帯型情報端末は、上述した本発明の画像撮像装置を備えているため、画像撮像装置としての機能と、携帯型情報端末が有する通信機能等との組み合わせにより、幅広い用途に使用可能になる。
【0117】
なお、本実施形態では、画像確認手段12の側とその反対側に位置する被写体を撮像する場合について説明したが、本発明の画像撮像装置はこれに限定されるものではない。例えば、撮像者から見て上方、下方であっても、その間の方向であっても、上述したように、回転軸に垂直な平面に沿った360度方向であれば同様に平面画像・立体画像に関わらず、画像形成・表示を行うことができる。
【0118】
なお、本発明の画像撮像装置は、少なくとも、第1の撮像用光学系と、第2の撮像用光学系と、画像確認手段とを備えた、立体もしくは平面画像が撮像可能な画像撮像装置であって、上記第1、第2の撮像用光学系は一体で、上記画像確認手段と回動可能に接続されていることを特徴とする画像撮像装置であってもよい。
【0119】
また、上記画像撮像装置は、上記第2の撮像モードにて撮像する場合は、上記第1の撮像モードにて撮像する場合と比較し、画像を180度転回した状態にて撮像する画像撮像装置であってもよい。
【0120】
【発明の効果】
本発明の画像撮像装置は、以上のように、第1の撮像用光学系および第2の撮像用光学系と、上記第1・第2の撮像用光学系によって撮像された画像データに画像処理を行う画像処理手段と、上記画像処理手段で画像処理された画像データに基づいて、立体画像もしくは平面画像の画像表示を行う画像確認手段とを少なくとも備えており、上記第1・第2の撮像用光学系は、上記画像確認手段に対して回転可能な回転手段に一体として取り付けられている構成である。
【0121】
それゆえ、第1・第2の撮像用光学系がそれぞれ異なる方向を向いた状態で撮像を行った結果生じる撮像不良等の発生を確実に防止し、撮像方向に関係なく、常に良好な平面・立体画像の形成を行うことができるという効果を奏する。
【0122】
また、画像撮像装置本体において、内部構造、制御プログラムや操作体系を複雑にする必要がないため、コストアップを抑えるとともに、簡易な構成のため故障の発生を抑制することができる。
【0123】
上記第1・第2の撮像用光学系は、上記回転手段の回転軸に対して、垂直な平面に沿って360度方向を撮像可能であることがより好ましい。
【0124】
それゆえ、例えば、画像確認手段の正面側、側面側、背面側等、回転軸に対して垂直な平面に沿った360度方向の撮像が可能になる。よって、上記平面に沿った360度方向に存在する被写体の画像を画像確認手段で確認しながら、画像データを保存するか否かを決定することができるとともに、撮像範囲を広げることができるという効果を奏する。
【0125】
上記第1の撮像用光学系が右眼用の画像を撮像し、上記第2の撮像用光学系が左眼用の画像を撮像する第1の撮像モードと、上記第1の撮像用光学系が左眼用の画像を撮像し、上記第2の撮像用光学系が右眼用の画像を撮像する第2の撮像モードとを有することがより好ましい。
【0126】
それゆえ、例えば、被写体が撮像者と反対側に位置している場合(第1の撮像モード)と、被写体が撮像者と同じ側に位置している場合(第2の撮像モード)とで、第1・第2の撮像用光学系の左右の機能を切り替え、第1・第2の撮像用光学系によって撮像した画像を左右入れ替えている。これにより、立体画像形成時に使用する画像が左右逆になることなく、視差を利用した適切な立体画像形成を行うことができるという効果を奏する。
【0127】
上記第2の撮像モードで撮像を行った場合には、撮像した画像を180度回転させるデータ処理を行うことがより好ましい。
【0128】
それゆえ、上記のように、第1・第2の撮像用光学系の左右の眼としての機能を切り替えることに加えて、第2の撮像モードにて撮像する場合は、画像を180度回転させた状態で撮像を行うため、画像確認手段に画像の上下左右が逆に表示されることなく、適切な画像を表示することができるという効果を奏する。
【0129】
上記画像確認手段は、立体画像撮像時は、上記第1・第2の撮像用光学系の視差を利用して立体画像表示を行う立体画像表示モードを採用し、平面画像撮像時は、上記第1・第2撮像用光学系の何れか一方の撮像用光学系を用いて平面画像表示を行う平面画像表示モードを採用することがより好ましい。
【0130】
それゆえ、平面画像、立体画像に関わらず、画像確認手段には常に適切な画像を表示させることができる。このため、撮像時に決定した平面画像撮像モードあるいは立体画像撮像モードに応じて、画像確認手段の表示モードを自動的に決定することで、撮像者は、表示モードを新たに決定する手間をかけずに、常に適切な画像表示を行うことができるという効果を奏する。
【0131】
本発明の携帯型情報端末は、上記の課題を解決するために、上記画像撮像装置を備えている構成である。
【0132】
それゆえ、第1・第2の撮像用光学系によって撮像された立体画像を加工したり、無線通信手段により相手側に送付したりすることができる携帯型情報端末を得ることができる。さらに、無線通信手段を利用し、立体画像テレビ電話機として使用する場合でも、適切な立体画像を表示しながら通話することが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)・(b)は、本発明の一実施形態に係る画像撮像装置について、第1の撮像モードと第2の撮像モードとをそれぞれ採用した画像撮像装置の正面図である。
【図2】図1の画像撮像装置の内部構成を示すブロック図である。
【図3】(a)・(b)は、図1の画像撮像装置によって撮像する場合の被写体と画像確認手段に表示される画像との関係を示す正面図である。
【図4】図3(a)・(b)の画像撮像装置による、撮像の手順とそれに伴う動作とを説明したフローチャートである。
【図5】本発明の画像撮像装置を備えた携帯型情報端末の内部構成を示すブロック図である。
【図6】図3の画像撮像装置を備えた携帯型情報端末を複数台使用して、テレビ電話通信を行った際の被写体と画像確認手段に表示される画像との関係を示す正面図である。
【符号の説明】
10   画像撮像装置
11・11a・11b  操作手段
12・12a・12b  画像確認手段
13   本体部
14・14a・14b  撮像手段(回転手段)
16   回転軸
20a・20aa・20ab 撮像用光学系(第1の撮像用光学系)
20b・20ba・20bb 撮像用光学系(第2の撮像用光学系)
21   CPU(中央演算処理装置)
22   記憶手段
23   平面/立体切替手段
24   撮像モード切替手段
25   画像処理手段
26   カメラ制御手段
30a・30b  画像撮像装置
31   本体部
32a  第1の光学系で撮像された(視差)画像
32b  第2の光学系で撮像された(視差)画像
33   横回動軸
40   被写体(撮像者)
41a・41aa・41ab 第1の光学系で撮像された(視差)画像
41b・41ba・41bb 第2の光学系で撮像された(視差)画像
50   撮像者
50a・50b  使用者(被写体)
61   RAM(Random Access Memory)
62   ROM(Read Only Memory)
63   音声処理手段
64   無線通信手段
70・70a・70b  携帯型情報端末
71a・71b  音声出力手段
72a・72b  音声入力手段
73a・73b  アンテナ

Claims (6)

  1. 第1の撮像用光学系および第2の撮像用光学系と、
    上記第1・第2の撮像用光学系によって撮像された画像データに画像処理を行う画像処理手段と、
    上記画像処理手段で画像処理された画像データに基づいて、立体画像もしくは平面画像の画像表示を行う画像確認手段とを少なくとも備えており、
    上記第1・第2の撮像用光学系は、上記画像確認手段に対して回転可能な回転手段に一体として取り付けられていることを特徴とする画像撮像装置。
  2. 上記第1・第2の撮像用光学系は、上記回転手段の回転軸に対して、垂直な平面に沿って360度方向を撮像可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像撮像装置。
  3. 上記第1の撮像用光学系が右眼用の画像を撮像し、上記第2の撮像用光学系が左眼用の画像を撮像する第1の撮像モードと、
    上記第1の撮像用光学系が左眼用の画像を撮像し、上記第2の撮像用光学系が右眼用の画像を撮像する第2の撮像モードとを有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像撮像装置。
  4. 上記第2の撮像モードで撮像を行う場合には、撮像した画像を180度回転させるデータ処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像撮像装置。
  5. 上記画像確認手段は、立体画像撮像時は、上記第1・第2の撮像用光学系の視差を利用して立体画像表示を行う立体画像表示モードを採用し、
    平面画像撮像時は、上記第1・第2撮像用光学系の何れか一方の撮像用光学系を用いて平面画像表示を行う平面画像表示モードを採用することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像撮像装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の画像撮像装置を備えていることを特徴とする携帯型情報端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100531245C (zh) * 2005-03-04 2009-08-19 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 具立体摄像功能的移动电话
JP2010206495A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Olympus Medical Systems Corp 電子画像観察装置
JP2023022110A (ja) * 2016-08-30 2023-02-14 エックスリープ株式会社 情報処理端末

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