JP2004023482A - 移動体電話機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動リダイヤルモードに設定されている場合は、同期外れ又は電波断の無線異常による通話切断が発生し、その通話切断をマイコン部が検出すると、メモリに記憶されている通話中だった相手側の電話番号に自動的に発信動作が行われる。また、通話切断前の通話がハンズフリーモードに設定されていると、通話切断時、ハンズフリーモード設定を保存し、自動発信動作による通話再開時、前記保存されていた設定に基づき通話を自動的にハンズフリーモードに設定する。さらに、通話切断前の通話で音質や音量の調整が行われていると、通話切断時、その調整状態を保存し、自動発信動作による通話再開時、前記保存されていた調整状態に基づき元の通話時と同一の通話音調整状態に設定する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動体電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
移動体電話機における通話切断動作を図3に示す。この図に示すように、移動体電話機においては、ユーザ自ら通話を切断してオフフックの状態になったとき(ステップS1)、あるいは、相手側が切断して通信網から切断メッセージが送られてきたとき(ステップS2)、あるいは、同期外れ又は電波断の無線異常が発生したとき(ステップS3)に、通話が切断(ステップS4)される。
【0003】
図4は、移動体電話機におけるハンズフリーモードの設定と解除および通話音調整の実施と解除を示す図である。最近、移動体電話機においても、拡声スピーカを備えてハンズフリーモードで通話が可能となった。しかし、このハンズフリーモードは通話毎の設定で、設定時の通話中のみ有効な構成となっているから、図4のステップS11で示すようにキー操作でハンズフリーモードを設定した後、図3で示したような通話切断(図4のステップS12)があると、ハンズフリーモードはステップS13で示すように解除される。また、移動体電話機には、通話時の音質や音量を向上させるために通話音調整機能があるが、この通話音調整も通話毎の設定であるから、ステップS11でキー操作により調整した後、ステップS12で通話切断があると、ステップS13で示すように通話音調整は解除される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、以上から分かるように、自動車運転中に移動体電話機を使用してハンズフリーモードで通話を行っているときに、トンネルなどの電波障害物を自動車が通過すると、同期外れ又は電波断の無線異常により通話が不意に切断されてしまい、それに対応するため、相手方に電話をかけ直す場合は、ユーザは、再度相手方の電話番号を設定するとともに、ハンズフリーモードが解除されたため再度ハンズフリーモードを設定して電話をかけ直さなくてはならなかった。また、ハンズフリーモードで通話する際には、通常の通話とは通話の音質や音量についても大きく変更されることが多いが、ユーザが設定した通話音調整も通話切断時に解除されてしまうため、再設定して電話をかけ直さなくてはならなかった。結局、ハンズフリーモードのはずが、手動操作を必要とし、非常に不便であった。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、無線異常で通話切断が生じた後の発信・通話時の使い勝手が向上する移動体電話機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の移動体電話機は、通話中の相手側電話番号を記憶する記憶手段と、無線異常による通話切断を検出する検出手段と、この検出手段で無線異常による通話切断が検出されたとき、前記記憶手段に記憶されている通話中だった相手側の電話番号に自動的に発信動作する発信手段とを具備することを特徴とする。
【0007】
このような本発明の移動体電話機は、好ましい形態として、さらに、ハンズフリーモードに設定する設定手段と、前記検出手段により無線異常による通話切断が検出されたときに、前記設定手段によりハンズフリーモードに設定されていれば、そのハンズフリーモード設定を保存する保存手段と、前記発信手段により発信動作が行われたとき、前記保存手段に保存された設定に基づき自動的にハンズフリーモードに設定する手段とを有する。さらに、通話音を調整する調整手段と、前記検出手段により無線異常による通話切断が検出されたときに、前記調整手段により通話音調整が行われていれば、その調整状態を保存する保存手段と、前記発信手段により発信動作が行われたとき、前記保存手段に保存された調整状態に基づき自動的に通話音を調整する調整手段とを有する。さらに、無線異常による通話切断時に前記発信手段を動作させるか否かを設定する手段を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明による移動体電話機の実施の形態を詳細に説明する。図2は本発明による移動体電話機の実施の形態を示すブロック図である。この移動体電話機は、RF回路11と、マイコン及びベースバンド部12と、コーデック13と、操作キー14とを有する。RF回路11は、アンテナ15に接続され、基地局と無線通信を実施する。マイコン及びベースバンド部12は、前記RF回路11を含む各部と接続され、変復調を含む各種のデジタル信号処理と、この移動体電話機全体の制御を司る。コーデック13は、前記マイコン及びベースバンド部12と接続されるとともに、マイク16、受話スピーカ17、およびハンズフリー通話時使用される拡声スピーカ18に接続され、マイク16からの音声信号をA/D変換してマイコン及びベースバンド部12に供給する一方、マイコンおよびベースバンド部12からのデジタル信号をD/A変換して受話スピーカ17または拡声スピーカ18に供給する。操作キー14は多数のキーを有し、各種の情報をマイコン及びベースバンド部12に入力する。
【0009】
マイコン及びベースバンド部12には、バスライン19を介して音源IC20、LCD21、カメラ22、フラッシュメモリ23、およびSRAM24が接続される。音源IC20は、着信音を鳴動させたり、メロディを再生するためなどの音源データを発生させる。LCD(表示部)21は、操作キー14により入力された相手側の電話番号や、操作キー14による各種の操作状態、およびこの移動体電話機の動作状態等を表示する。カメラ22は、映像情報をマイコン及びベースバンド部12に取り込む。フラッシュメモリ23およびSRAM24は、この移動体電話機を動作させるためのプログラムや各種のデータ・情報を記憶する。
【0010】
このように構成された移動体電話機においては、通話時、相手側の電話番号がSRAM24に記憶される。記憶される相手側の電話番号は、この移動体電話機から発信が行われた場合は、ユーザが操作キー14の操作でこの移動体電話機に設定した相手側の電話番号であり、相手からの着信時は、発信者番号通知で取得した相手側の電話番号である。これらを発信履歴、着信履歴としてそれぞれ複数件ずつSRAM24に記憶する。なお、後述する通話切断前の通話とは、切断時点で行われていた通話のことであり、その通話相手の特定は、発信と着信の履歴を参照し、それらの中から最も新しいものを検索することにより行うことができる。
【0011】
また、この移動体電話機では、通話中に操作キー14を操作して、その通話をハンズフリーモードに設定することができる。さらに、通話中に操作キー14を操作して、その通話の通話音質や音量を調整できる。さらに、操作キー14を操作して、自動リダイヤルモードに設定することができる。
【0012】
そして、自動リダイヤルモードに設定されている場合は、同期外れ又は電波断の無線異常による通話切断が発生し、その通話切断をマイコン及びベースバンド部12が検出すると、SRAM24に記憶されている通話中だった相手側の電話番号(前述のように発信、着信履歴から抽出する)に自動的に発信動作が行われる。また、通話切断前の通話がハンズフリーモードに設定されていると、通話切断時、ハンズフリーモード設定を保存し、自動発信動作による通話再開時、前記保存されていた設定に基づき通話を自動的にハンズフリーモードに設定する。さらに、通話切断前の通話で通話音調整が行われていると、通話切断時、その音質や音量の調整状態を保存し、自動発信動作による通話再開時、前記保存されていた調整状態に基づき元の通話時と同一の通話音調整状態に設定する。
【0013】
このような動作の詳細が図1のフローチャートに示される。すなわち、通話中、ステップS21で、キー操作により、ハンズフリーモードの設定と、通話音調整、および自動リダイヤルモードの設定を行うことができる。この例では、ここで、ハンズフリーモードと自動リダイヤルモードとを共に設定し(ONさせ)、かつ通話音調整を行う。したがって、以後、通話はハンズフリーモードで行われ、かつ通話音は非常に聞き易い良好な音質や音量に調整されている。
【0014】
その後、ユーザ自らが通話を切断してオフフックの状態になると(ステップS22、または相手側が切断して通信網から切断メッセージを受取ると(ステップS23)、ステップS24に進んで通話切断になるが、これらの切断はユーザおよび相手側の意志に基づくものであるから、ハンズフリーモード設定および通話音調整を解除(ステップS25)して、待受け状態となる。
【0015】
一方、同期外れ又は電波断の無線異常が発生すると(ステップS26)、この場合も通話切断(ステップS27)となるが、この通話切断はユーザおよび相手側の意志によるものではないので、ステップS28に進んで、自動リダイヤルモードが設定されているか判断する。そして、もし自動リダイヤルモードが設定されていなければ、ハンズフリーモード設定および通話音調整を解除(ステップS29)して待受け状態となるが、この例では自動リダイヤルモードが設定されているので、ステップS30に進んで、相手側電話番号がSRAM24に記憶されている発信履歴もしくは着信履歴に存在するか判断する。そして、もし相手側電話番号が記憶されていなければ、ハンズフリーモード設定、通話音調整、およびリダイヤルモード設定を解除(ステップS31)して待受け状態となるが、この例では相手側電話番号が記憶されているので、ステップS32に進んで、通話切断前通話のハンズフリーモード設定と通話音調整状態をSRAM24に保存する。さらに、ステップS33に進んで、SRAM24に記憶されている通話切断前通話の相手側電話番号に対して自動的に発信動作する。そして、この自動発信動作により相手側と通話が再開されると、SRAM24に保存されていた設定に基づきその通話を自動的にハンズフリーモードに設定するとともに、SRAM24に保存されていた調整状態に基づきその通話の通話音調整状態を元の通話と同一の通話音調整状態に自動的に設定する(ステップS34)。
【0016】
このように、上記の移動体電話機によれば、同期外れ又は電波断の無線異常による通話切断時は、相手側の電話番号に自動的に発信動作が行われる。また、通話切断前ハンズフリーモードに設定されていれば、自動発信動作による通話再開時、自動的にハンズフリーモードに設定され、さらに、通話切断前、通話音調整が行われていると、自動発信動作による通話再開時、切断前の通話時と同一の通話音調整状態に自動的に設定される。したがって、無線異常で通話切断が生じた後の発信・通話時の使い勝手が向上する。
【0017】
なお、上記の実施の形態では、無線異常による通話切断後に自動発信等を可能にする自動リダイヤルモード設定をステップS21で通話中に行うようにしたが、待受け状態で行うこともできる。
【0018】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明の移動体電話機によれば、無線異常で通話切断が生じた後の発信・通話時の使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による移動体電話機の実施の形態における動作を示すフローチャート。
【図2】本発明による移動体電話機の実施の形態を示すブロック図。
【図3】移動体電話機における通話切断動作を示すフローチャート。
【図4】従来の移動体電話機におけるハンズフリーモードの設定と解除および通話音調整の実施と解除を示すフローチャート。
【符号の説明】
11 RF回路
12 マイコン及びベースバンド部
13 コーデック
14 操作キー
15 アンテナ
16 マイク
17 受話スピーカ
18 拡声スピーカ
21 LCD
24 SRAM
Claims (4)
- 通話中の相手側電話番号を記憶する記憶手段と、
無線異常による通話切断を検出する検出手段と、
この検出手段で無線異常による通話切断が検出されたとき、前記記憶手段に記憶されている通話中だった相手側の電話番号に自動的に発信動作する発信手段とを具備することを特徴とする移動体電話機。 - 請求項1に記載の移動体電話機において、
ハンズフリーモードに設定する設定手段と、
前記検出手段により無線異常による通話切断が検出されたときに、前記設定手段によりハンズフリーモードに設定されていれば、そのハンズフリーモード設定を保存する保存手段と、
前記発信手段により発信動作が行われたとき、前記保存手段に保存された設定に基づき自動的にハンズフリーモードに設定する手段と
を更に有することを特徴とする移動体電話機。 - 請求項2に記載の移動体電話機において、
通話音を調整する調整手段と、
前記検出手段により無線異常による通話切断が検出されたときに、前記調整手段により通話音調整が行われていれば、その調整状態を保存する保存手段と、
前記発信手段により発信動作が行われたとき、前記保存手段に保存された調整状態に基づき自動的に通話音を調整する調整手段と
を更に有することを特徴とする移動体電話機。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の移動体電話機において、
無線異常による通話切断時に前記発信手段を動作させるか否かを設定する手段を更に有することを特徴とする移動体電話機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002176330A JP2004023482A (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | 移動体電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002176330A JP2004023482A (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | 移動体電話機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004023482A true JP2004023482A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31174704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002176330A Pending JP2004023482A (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | 移動体電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004023482A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007258782A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 通信システム及びナビゲーション装置 |
-
2002
- 2002-06-17 JP JP2002176330A patent/JP2004023482A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007258782A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 通信システム及びナビゲーション装置 |
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