JP4327741B2 - 携帯電話機 - Google Patents

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Description

本発明は、いわゆるハンズフリー機能等の、受信した通話音声の外部出力音量を切り替える機能を有する携帯電話機に関する。
従来、いわゆるハンズフリー機能を有し、通話相手側から伝送される音声を外部に出力する際の音量を、ユーザ操作に応じて通常より十分大きくし得る携帯電話機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような携帯電話機は、例えば、その携帯電話機のユーザが耳を近づけて利用するであろう部分に配置した小型のスピーカ(以下、この小型のスピーカを特に「レシーバ」という。)と、他の部分に配置しておりレシーバより一層大型で一層最大出力音圧レベルの高いスピーカとを備え、通常モードにおいては通話相手からの音声を比較的小音量でレシーバから出力し、ユーザが通常モードから大音量モードに切り替える操作をした場合においては通話相手からの音声を、ユーザが携帯電話機に手の届かない程度の距離に離れても聞き取れる程の大音量で、スピーカから出力する。
従って、ユーザは、大音量モードに切り替える操作を行うことにより、携帯電話機を耳から離しても通話相手の声を聞くことができるようになり、また、携帯電話機のユーザの近くに他の人々がいる場合には、他の人々もユーザと一緒に通話相手の声を聞くことができるようになる。
特開2003−319062号公報
しかしながら、電話は1人の相手と会話をするために用いられる場合が比較的多い通信手段であるため、携帯電話機を大音量モードにして使用しているユーザと通話している通話相手側にとっては、そのユーザ1人のみと会話しているつもりになって、例えば、そのユーザ以外の人に聞かれたくないことを話し、その会話内容をユーザの近くにいた他の人々に聞かれてしまうという事態が発生し得る。また、通話中にユーザの誤操作等により通常モードから大音量モードに切り替わった場合にも、通話相手側の意に反して会話内容を他の人々に聞かれてしまうという事態、いわば通話内容の直接的な漏洩が、生じ得る。
そこで、本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、受信した通話音声の外部出力音量を切り替える機能を有し、かつ、通話内容が意に反して直接的に漏洩する事態の発生を抑制するために有用な機能を有する携帯電話機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る携帯電話機は、音量を複数段階のいずれかに切り替えるための所定操作を受け付ける受付手段と、通話相手側からの音声をスピーカを通じて出力する際の音量を、前記所定操作に応じて切り替えるよう制御する音声出力制御手段と、通話中において前記所定操作が受け付けられたときに前記音量に関する音量情報を前記通話相手側に送出する送出手段とを備えることを特徴とする。
上述の構成を備える本発明に係る携帯電話機は、通話相手から電話機を通じて伝送されてくる通話相手の発した音声を外部出力する際の音量を複数段階に切り替える機能を有し、かつ、その音量を示す情報を通話相手側に伝達する機能をも有するため、通話相手側の
電話機を介してその通話相手はその音量を示す情報を認知できるようになり得るため、認知した後は話す内容を変えたり小さい声で話したりすることにより、機密性の高い会話内容が直接第三者に漏洩することを防ぎ得るようになる。
また、前記所定操作は、所定音量未満の音量を所定音量以上の音量に切り替えるための操作であり、前記音声出力制御手段の行う前記制御は、前記送出手段が前記音量情報を送出した後、所定時間遅れて、前記音声をスピーカを通じて出力する際の音量を前記所定音量未満から前記所定音量以上になるよう切り替えることであることとしてもよい。
これにより、所定音量以上である大音量に切り替える前に、大音量である旨を示す音量情報が通話相手側には伝達され、その後に、所定時間遅れてから出力音量が大音量に切り替わるので、人間の反応速度等を考慮して所定時間が適切に設定されていれば、大音量に変わることを通話相手が十分認知するであろう時間を待ってから、実際に出力音量が大きくなることになり、通話内容が意に反して直接的に漏洩する事態の発生を更に抑制し得るようになる。
また、更に、特定の操作に応じて前記所定時間の長さを変更する遅延時間変更手段を備えることとしてもよい。
これにより、ユーザが、通話相手の反応速度等を想定して、音量情報を伝達した後にその音量情報に応じた出力音量の切り替えを行うまでの所定時間を適切に定めたり、調節したりすることができるようになる。
また、前記携帯電話機は、テレビ電話機能を有するものであり、連続的に撮像する撮像手段を備え、前記送出手段は、通話中において、ユーザに入力された音声を前記通話相手側に送出するとともに、撮像手段により得られる動画像に前記音量情報を視認可能な態様で含ませてなる合成画像を前記通話相手側に送出することとしてもよい。
これにより、テレビ電話の通話を行っている際に、音量の変化を容易に通話相手側に伝達することができ、例えば従来のテレビ電話機能を有する携帯電話機が通話相手側であった場合でも、その通話相手に音量の変化を伝えることができるようになる。
また、前記送出手段は、更に通話開始の際にも前記音量に関する音量情報を前記通話相手側に送出することとしてもよい。
これにより、通話開始前から出力音量が大音量となるように設定されている場合であっても、通話開始時点で通話相手側にその旨が伝達されるようになり、通話相手はその旨を認知することにより、通話開始時点から、会話内容が直接的に第三者に漏洩する等の事態が発生することを防ぐことができるようになる。
また、前記携帯電話機は、第1のスピーカと、それより最大出力音圧レベルの高い第2のスピーカとを備え、前記受付手段は、音量を、第1音量及びそれより大きい第2音量のいずれかに、切り替えるための所定操作を受け付けるものであり、前記音声出力制御手段は、第1音量から第2音量に切り替えるための操作が前記受付手段により受け付けられたときには、通話相手側からの音声を第1のスピーカを通じて出力しているところを第2のスピーカを通じて出力するように切り替え、第2音量から第1音量に切り替えるための操作が前記受付手段により受け付けられたときには、通話相手側からの音声を第2のスピーカを通じて出力しているところを第1のスピーカを通じて出力するように切り替えることとしてもよい。
これにより、小出力のスピーカであるレシーバと普通のスピーカとを切り替えて外部出力を行う機能を有する携帯電話機においても、普通のスピーカの方で出力をしている場合に通話相手にはその旨が伝達されることになり、通話相手が声を小さくする等によって会話内容が第三者に直接的に聞かれることを防ぐことができるようになる。
また、請求項1記載の携帯電話機から送出される音量情報を受信する音量情報受信手段と、前記音量情報を自機のユーザが認知可能な態様で出力する音量情報出力手段とを備えることとしてもよい。
これにより、大音量になる旨等を示す音量情報を受信した場合に、携帯電話機が、認知可能な態様で音量情報を出力することになるため、ユーザはそれを認知して、機密情報を大きな声で話さないように気をつけることができ、これにより機密情報が直接的に第三者に漏洩する事態の発生が防止できるようになる。
また、前記携帯電話機は画面を有し、前記音量情報出力手段は、前記音量情報を前記画面の一部に表示することとしてもよい。
これにより、音量を示すマーク等がLCD等の画面に表示されることになるため、ユーザは画面を見るだけで容易に通話相手側の携帯電話機の音量について知ることができるようになる。
また、更に、前記音量情報受信手段により前記音量情報が受信されたときから所定期間は、ユーザに入力されて通話相手側に伝送する音声の大きさを抑制する抑制手段を備えることとしてもよい。
これにより、通話相手側の携帯電話機が大音量になったときから、すぐにはユーザがそのことに気が付かなくても、一時的に入力音声の大きさを抑制してミュートすることができるようになるため、気が付かない間に機密事項を大きな声で電話で話してしまう等により機密漏洩の事態が生じてしまう可能性を低く抑えることができるようになる。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1に係る携帯電話機について説明する。
<概要>
実施形態1に係る携帯電話機100は、いわゆるハンズフリー機能を有し、通話音声の出力音量を、比較的小さな音量にする通常モードと、比較的大きな音量にする大音量モードとをユーザ操作により切り替え可能である。この携帯電話機100は、通話内容に相当する音声データ等に加えて、大音量モードになっているか通常モードになっているかを示す音量モード情報を、通話相手側へと送出する。
また、携帯電話機100は、通話相手側から音量モード情報が送られてきた場合には送られてきた音量モード情報に基づいて自機のLCD(Liquid Crystal Display)に通話相手側が大音量モードになっている場合にはその旨を示す所定のマークを表示する。
従って、この携帯電話機同士を介して2者が通話している場合においては、その1人は、自分の携帯電話機のLCDを見ることで通話相手側が大音量モードになっていることを認識でき、話す声の大きさを小さくしたり、会話内容を変えたりすることにより、意に反して通話相手側の周囲に居合わせた他の人々に通話内容が聞かれてしまう事態の発生を防ぐことができるようになる。
<構成>
図1は、実施形態1に係る携帯電話機100の機能構成図である。
携帯電話機100は、いわゆるハンズフリー機能及びテレビ電話機能を有する従来の携帯電話機を改良したものであり、同図に示すように、アンテナ101、LCD102、カメラ103、テンキー等のキー群104、スピーカ105、レシーバ106、マイク107、無線部110、音声処理部120、画像処理部130、制御部140、音量モード格納部151、遅延時間格納部152、相手音量モード格納部153及びタイマ160を備える。
ここで、レシーバ106は、携帯電話機100の筐体中で、ユーザが通話の際に通常耳を近づける部分に配置され、通常モードの際に通話相手側からの音声を出力するために用いられる。スピーカ105は、レシーバ106より最大出力音圧レベルの高いものであり、大音量モードの際に通話相手側からの音声を出力するために用いられる。また、マイク107は、携帯電話機100の筐体中で、通話のためにユーザが発する音声の入力手段として用いられる。
音量モード格納部151は、自機が大音量モードであるか通常モードであるかを示す、例えば1ビットのフラグである音量モード情報を格納するための、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の読み書き可能な不揮発性メモリの一領域であり、遅延時間格納部152は、大音量モードへの変更のユーザ操作を受けてから通話音声を大音量で出力するまでの遅延時間を、例えば遅延時間を秒単位で示す数値で格納するための、読み書き可能な不揮発性メモリの一領域であり、相手音量モード格納部153は、通話相手側から送られ、通話相手側の携帯電話機が大音量モードであるか通常モードであるかを示す音量モード情報を格納するためのメモリの一領域である。
無線部110は、送受信する搬送波周波数を決定づける局部発信周波数信号を生成するPLL(Phase Locked Loop)周波数シンセサイザや、受信時にアンテナから入力される高周波(RF:Radio Frequency)信号を中間周波数(IF:Intermediate Frequency)信号を経由してベースバンド信号に変換する回路や、送信時にベースバンド信号を高周波に変換する回路や、π/4シフトQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)等による変調及び復調を行う変復調回路や、送信及び受信に係る時分割多重制御を行う回路や、音声及び画像データの多重及び分離を行う回路等を備える。この無線部110は、制御部140による制御を受けて、基本的には音声処理部120により生成される音声データと画像処理部130により生成される画像データとを送信して、受信した音声データを音声処理部120に伝達し、受信した画像データを画像処理部130に伝達する機能を有し、更に制御部140により送出される音量モード情報を送信し、受信した通話相手側からの音量モード情報を制御部140に伝達する機能を有する。
音声処理部120は、通話の際には制御部140による制御を受けて、マイク107から得られた音声信号を増幅等して音声データを生成して無線部110に伝達し、また、無線部110から伝達された音声データに基づいて音声信号を生成して増幅してスピーカ105或いはレシーバ106を介して出力する機能を有し、出力先の切り替え及び増幅量の変更の制御を行う出力制御部121を含む回路である。
画像処理部130は、画像データの示す画像に、大音量の旨を示すための大音量マークを重ねて表示するための合成画像を生成する合成部131を含み、通話の際には制御部140による制御を受けて、カメラ103から得られた画像データを無線部110に伝達し、また、無線部110から伝達された画像データの示す画像に、相手音量モード格納部153に格納された通話相手側の音量モード情報に応じて大音量マークを合成してLCD102に表示する機能を有する回路である。なお、従来の携帯電話機においてと同様に、画像処理部130は、制御部140の制御を受けて、LCDに電波の受信状況を示すマーク、電池残量を示すマーク、その他の各種文字や画像を表示する機能も有する。
また、制御部140は、CPU及びメモリを含む回路であり、メモリに格納された制御用プログラムをCPUが実行することにより携帯電話機100の各部を制御する機能を実現するものであり、特に、ユーザによるキー群104を介しての遅延時間の指定操作に従って遅延時間格納部152内の遅延時間を示す数値を更新する機能と、制御用プログラムに基づき、電話通信に係る発着信処理を行い、その発着信処理において、無線部110か
ら伝達された音量モード情報を取得して相手音量モード格納部153に格納する機能と、ユーザによるキー群104を介しての音量に係るモードの変更のための操作に応じて音量モード格納部151に格納している音量モード情報の更新及び音声の出力先等を切り替えさせ、また音量モード情報を送信する機能とを発揮する。
<動作>
以下、上述の構成を備える携帯電話機100の特徴となる発着信処理に係る動作について説明する。なお、ここでは、通話相手側も、テレビ電話機能を有する携帯電話機100と同等の携帯電話機を利用していることとして説明する。
図2は、携帯電話機100により行われる発着信処理を示すフローチャートである。
この発着信処理は、ユーザによりキー群104を介して発呼要求の操作つまり特定の相手に電話をかける旨の操作がなされたこと、或いは、ある相手からの着信呼び出しがあった場合においてユーザによりオフフックの操作つまり電話に出る旨の操作がなされたことを起因として、主に制御部140により実行される処理である。
まず、制御部140は、無線部110を制御して、回線接続のための通信手順を行わせ、音声処理部120及び画像処理部130を制御してテレビ電話の通信を開始させる(ステップS11)。
これにより携帯電話機100のユーザがカメラ103により逐次撮像されてなる画像と、ユーザが発してマイク107を介して入力された音声とが、電話通信システムの無線基地局や電話網を介して、通話相手側の携帯電話機に送られ始めることになる。また、通話相手側から送られてきた画像はLCD102に表示され、送られてきた音声は、制御部140が音量モード格納部151に格納されている音量モード情報に応じて出力制御部121に出力先及び音声の増幅量を制御させることにより、スピーカ105或いはレシーバ106から出力されるようになる。即ち、制御部140及び出力制御部121により、音量モード情報がユーザにより通常モードに設定されていればレシーバ106から比較的小さな音量で音声が出力され、大音量モードに設定されていればスピーカ105から比較的大きな音量で音声が出力される。
テレビ電話通信の開始の際に、制御部140は、音量モード格納部151に格納されている音量モード情報を、映像や音声に加えて、通話相手側に送出するよう、無線部110を制御する(ステップS12)。例えば音量モード情報は、音声を伝送するためのパケットのヘッダ部分等に含ませて送出される。
従って、通話相手側の携帯電話機は、音量モード情報を受け取ることにより大音量モードであるか通常モードであるかを判別できるようになる。
続いて、制御部140は、テレビ電話通信を行っている間に、通話相手側から音量モード情報を受信したときには(ステップS13)、後述する音量表示処理を行い(ステップS14)、ユーザによりキー群104を介して音量モードの変更に係る操作がなされたときには(ステップS15)、後述する音量モード操作対応処理を行う(ステップS16)。
また、回線切断要求のあった場合(ステップS17)、即ちユーザによりオンフック操作つまり電話を切る操作が行われた場合又は通話相手側が電話を切る旨の通知を受けた場合には、制御部140は、音声処理部120及び画像処理部130を制御してテレビ電話の通信を終了させ、無線部110を制御して、回線切断のための通信手順を行わせ(ステップS18)、発着信処理を終了する。
以下、図2のステップS14に示した音量表示処理について説明する。
図3は、音量表示処理を示すフローチャートである。
携帯電話機100の制御部140は、通話相手側から受信して無線部110により伝達された音量モード情報を相手音量モード格納部153に格納する(ステップS21)。
画像処理部130の合成部131は、相手音量モード格納部153に格納されている音量モード情報が大音量モードを示す場合には(ステップS22)、無線部110より伝達される通話相手側から送られた画像データが表す画像の前面に大音量マークを表示するように画像合成を行ってLCD102に表示する(ステップS23)、その音量モード情報が通常モードを示す場合には、通話相手側から送られた画像データが表す画像の前面に大音量マークが表示されないようにして、通話相手側からの画像をLCD102に表示する(ステップS24)。
この音量表示処理により、テレビ電話機能を実現するために通話相手側から逐次送られる画像を表示しているLCDに、通話相手側の携帯電話機が大音量モードになった場合に大音量マークが画面の一部に表示されるようになる。
以下、図2のステップS16に示した音量モード操作対応処理について説明する。
図4は、音量モード操作対応処理を示すフローチャートである。
携帯電話機100の制御部140は、ユーザによりキー群104を介して音量モードの変更に係る操作がなされた場合に、その操作が通常モードから大音量モードへの変更のための操作であるかを判定する(ステップS31)。例えば、キー群104中に大音量モードにするという指示操作をするための大音量モード指示用キーと、通常モードにするという指示操作をするための通常モード指示用キーとがある場合について言えば、制御部140は、大音量モード指示用キーが操作され、かつ、音量モード格納部151にその時点で格納されている音量モード情報が通常モードを示す場合に、通常モードから大音量モードへの変更のための操作であると判定する。
ステップS31において、通常モードから大音量モードへの変更のための操作と判定した場合に、制御部140は、音量モード格納部151に格納されている音量モード情報を、大音量モードを示すように更新し(ステップS32)、無線部110に、その更新した音量モード情報を通話相手側に送信させ(ステップS33)、その後に所定の遅延時間の経過を待つ(ステップS34)。
制御部140は、ステップS34においては、遅延時間格納部152に格納された数値で示される遅延時間の経過を計測するようにタイマ160を設定し、その遅延時間の経過の通知をタイマ160から受けてからステップS35の処理、即ち音声処理部120中の出力制御部121に出力先をレシーバ106からスピーカ105に切り替えさせ、音声信号の増幅量を予め設定している所定量まで大きくして、大音量で音声をスピーカ105から出力させる(ステップS35)。これにより、予め定められた所定音量以上の大音量で通話音声が出力されるようになる。
このステップS33〜S35により、大音量モードに変化したことが通話相手側の携帯電話機に伝えられてから、ある程度の遅延時間が経過した後に音声出力の大音量化が実行されるため、その遅延時間が妥当な程度に定められていれば、携帯電話機100が大音量モードに変化したことを、通話相手側の携帯電話機が検知して大音量マークの表示により使用者つまり通話相手に知らしめて、おそらくその通話相手が会話内容を切り替えたり小声で話したりし始めてから、携帯電話機100は大音量になり、他の人々への機密漏洩等の事態の発生が防止され得る。
また、ステップS31において、通常モードから大音量モードへの変更のための操作と判定しなかった場合には、制御部140は、大音量モードから通常モードへの変更のため
の操作か否かを判定し(ステップS36)、大音量モードから通常モードへの変更のための操作であるときには、音量モード格納部151に格納されている音量モード情報を、通常モードを示すように更新し(ステップS37)、無線部110に、その更新した音量モード情報を通話相手側に送信させ(ステップS38)、出力制御部121に出力先をスピーカ105からレシーバ106に切り替えさせ、音声信号の増幅量を予め設定している特定量まで小さくして、小音量で音声をレシーバ106から出力させる(ステップS39)。これにより、予め定められた所定音量未満の音量で通話音声が出力されるようになる。
図5は、テレビ電話の際にLCD102に表示される画面の遷移を示す図である。
画面251は、10時11分における通話相手の画像等を表示した画面であり、また、画面252は、その後の10時12分に、通話相手が、携帯電話機100と同等の機能を有する携帯電話機を操作して大音量モードに切り替えたときにおける通話相手の画像等とともに大音量マーク253を表示した画面である。
<実施形態2>
以下、本発明の実施形態2に係る携帯電話機について説明する。
<概要>
実施形態2に係る携帯電話機500は、実施形態1で示した携帯電話機100を部分的に変形したものであり、音量モード情報を通話相手側との間で送り合う点は同様であるが、携帯電話機100と異なり携帯電話機500は、通話相手側から大音量モードを示す音量モード情報を受信した場合にLCDに大音量マークを合成表示することをせずにその受信から所定時間の間は音声入力をミュートする、つまりマイクから入力される音声信号の増幅量を小さくする。また、テレビ電話の通話中にユーザにより大音量モードに切り替える操作がなされた場合には携帯電話機500は、カメラにより撮像した画像に大音量マークを合成した合成画像を生成して通話相手側に伝送する。
<構成>
図6は、実施形態2に係る携帯電話機500の機能構成図である。
携帯電話機500は、いわゆるハンズフリー機能及びテレビ電話機能を有する従来の携帯電話機を改良したものであり、同図に示すように、アンテナ101、LCD102、カメラ103、テンキー等のキー群104、スピーカ105、レシーバ106、マイク107、無線部110、音声処理部520、画像処理部530、制御部540、音量モード格納部151、ミュート時間格納部552、相手音量モード格納部153及びタイマ160を備える。なお、携帯電話機500の構成要素のうち、実施形態1で示した携帯電話機100と同等のものには同一の符号を付してあり、それらについては詳しい説明を省略する。
ここで、ミュート時間格納部552は、通話相手側が大音量モードへ変更した場合に、マイク107から入力される音声信号を一時的に小さく抑制する、即ちミュートするところのミュート時間を、例えばミュート時間を秒単位で示す数値で格納するための、読み書き可能な不揮発性メモリの一領域である。
音声処理部520は、通話の際には制御部540による制御を受けて、マイク107から得られた音声信号を増幅等して音声データを生成して無線部110に伝達し、また、無線部110から伝達された音声データに基づいて音声信号を生成して増幅してスピーカ105或いはレシーバ106を介して出力する機能を有し、マイク107から得られた音声信号の増幅量の変更の制御を行う入力制御部522と、出力先の切り替え及び増幅量の変更の制御を行う出力制御部121とを含む回路である。
画像処理部530は、カメラ103により撮像されて得られた画像データの示す画像に、大音量の旨を示すための大音量マークを重ねて表示するための合成画像を生成する合成
部131を含み、通話の際には制御部540による制御を受けて、その生成された合成画像の画像データを無線部110に伝達し、また、無線部110から伝達された画像データの示す画像をLCD102に表示する機能を有する回路である。
また、制御部540は、CPU及びメモリを含む回路であり、メモリに格納された制御用プログラムをCPUが実行することにより携帯電話機500の各部を制御する機能を実現するものであり、特に、ユーザによるキー群104を介してのミュート時間の指定操作に従ってミュート時間格納部552内のミュート時間を示す数値を更新する機能を有する。更に、制御部540は、制御用プログラムに基づき、電話通信に係る発着信処理を行い、その発着信処理において、無線部110から伝達された音量モード情報を取得して相手音量モード格納部153に格納し、その音量モード情報が大音量モードを示す場合には合成部531に大音量マークを重ねて表示するための合成画像を生成させ、また大音量モードに切り替わった時からミュート時間だけ入力制御部522に音声をミュートさせるよう制御し、また、通常モードを示す場合には、画像合成を行わせないようにする機能を発揮し、ユーザによるキー群104を介しての音量に係るモードの変更のための操作に応じて音量モード格納部151に格納している音量モード情報の更新及び音声の出力先等を切り替えさせ、音量モード情報を送信する機能を発揮する。
<動作>
以下、上述の構成を備える携帯電話機500の特徴となる発着信処理に係る動作について説明する。なお、ここでは、通話相手側も、テレビ電話機能を有する携帯電話機500と同等の携帯電話機を利用していることとして説明する。
図7は、携帯電話機500により行われる発着信処理を示すフローチャートである。
この発着信処理は、ユーザによりキー群104を介して発呼要求の操作つまり特定の相手に電話をかける旨の操作がなされたこと、或いは、ある相手からの着信呼び出しがあった場合においてユーザによりオフフックの操作つまり電話に出る旨の操作がなされたことを起因として、主に制御部540により実行される処理である。
まず、制御部540は、無線部110を制御して、回線接続のための通信手順を行わせ、音声処理部520及び画像処理部530を制御してテレビ電話の通信を開始させる(ステップS51)。
これにより携帯電話機500のユーザがカメラ103により逐次撮像されてなる画像と、ユーザが発してマイク107を介して入力された音声が所定の増幅量で増幅されたものとが、電話通信システムの無線基地局や電話網を介して、通話相手側の携帯電話機に送られ始めることになる。また、通話相手側から送られてきた画像はLCD102に表示され、送られてきた音声は、制御部540が音量モード格納部151に格納されている音量モード情報に応じて出力制御部121に出力先及び音声の増幅量を制御させることにより、スピーカ105或いはレシーバ106から出力されるようになる。即ち、制御部540及び出力制御部121により、音量モード情報がユーザにより通常モードに設定されていればレシーバ106から比較的小さな音量で音声が出力され、大音量モードに設定されていればスピーカ105から比較的大きな音量で音声が出力される。
テレビ電話通信の開始の際に、制御部540は、音量モード格納部151に格納されている音量モード情報を、映像や音声に加えて、通話相手側に送出するよう、無線部110を制御する(ステップS52)。従って、通話相手側の携帯電話機は、音量モード情報を受け取ることにより大音量モードであるか通常モードであるかを判別できるようになる。
続いて、制御部540は、音量モード格納部151に格納されている音量モード情報が大音量モードを示す場合には(ステップS53)、合成部531を制御して、通話相手側に送るためのカメラ103により撮像された画像へ、図5に示したマーク253のような
大音量モードである旨を示す大音量マークの合成を開始させる(ステップS54)。従って、大音量モードである場合には、大音量マークが予め含まれた撮像画像が通話相手側に伝送され、通話相手側のLCDには、撮像画像に重ねて大音量マークが表示されるようになる。
テレビ電話通信を行っている間に、通話相手側から音量モード情報を受信したときには(ステップS55)、後述する入力音量制御処理を行い(ステップS56)、ユーザによりキー群104を介して音量モードの変更に係る操作がなされたときには(ステップS57)、後述する音量モード操作対応処理を行う(ステップS58)。
また、回線切断要求のあった場合(ステップS59)、即ちユーザによりオンフック操作つまり電話を切る操作が行われた場合又は通話相手側が電話を切る旨の通知を受けた場合には、制御部540は、音声処理部520及び画像処理部530を制御してテレビ電話の通信を終了させ、無線部110を制御して、回線切断のための通信手順を行わせ(ステップS60)、発着信処理を終了する。
以下、図7のステップS56に示した入力音量制御処理について説明する。
図8は、入力音量制御処理を示すフローチャートである。
携帯電話機500の制御部540は、通話相手側から受信して無線部110により伝達された音量モード情報と、相手音量モード格納部153に既に格納されている音量モード情報とを比較することにより、通話相手側の携帯電話機が通常モードから大音量モードへ変更されたか否かを判定する(ステップS71)。なお、通話開始時点では、相手音量モード格納部153には初期値として通常モードを示す音量モード情報を格納する。
ステップS71により、通常モードから大音量モードに変更されたと判定された場合には、ミュート時間格納部552に格納された数値で示されるミュート時間の経過を計測するようにタイマ160を設定し、入力制御部522に通話当初の所定の増幅量より小さい予め定められた増幅量でマイク107からの音声信号を増幅するようにさせ、その後にミュート時間の経過の通知をタイマ160から受けると、入力制御部522に、通話当初の所定の増幅量に戻してマイク107からの音声信号を増幅するようにさせる(ステップS72)。これにより、通話相手側の携帯電話機から大音量モードに変化したことが伝えられてから、ミュート時間が経過するまでは、マイクから入力される音声が小さく抑制されるため、そのミュート時間が妥当な程度に定められていれば、携帯電話機500が受信してLCD102に表示する、通話相手が写されている合成画像中の大音量マークに、ユーザが気づいて会話内容を切り替えたり小声で話したりし始めるまでの間は、携帯電話機500から通話相手側に送られる音声が小さくなり、他の人々への機密漏洩等の事態の発生が防止され得る。
ステップS72の後、及びステップS71において否定的な判定をした後に、制御部540は、上述の無線部110により伝達された音量モード情報を、相手音量モード格納部153中の音量モード情報に上書きして(ステップS73)、入力音量制御処理を終了する。
以下、図7のステップ58に示した音量モード操作対応処理について説明する。
図9は、音量モード操作対応処理を示すフローチャートである。
携帯電話機500の制御部540は、ユーザによりキー群104を介して音量モードの変更に係る操作がなされた場合に、その操作が通常モードから大音量モードへの変更のための操作であるかを判定し(ステップS81)、通常モードから大音量モードへの変更のための操作と判定した場合には、音量モード格納部151に格納されている音量モード情報を、大音量モードを示すように更新し(ステップS82)、無線部110に、その更新した音量モード情報を通話相手側に送信させ(ステップS83)、合成部531に、通話
相手側に送るためのカメラ103により逐次撮像された画像への大音量マークの合成を開始させ(ステップS84)、出力制御部121に出力先をレシーバ106からスピーカ105に切り替えさせ、音声信号の増幅量を大きくして、大音量で音声をスピーカ105から出力させる(ステップS85)。
また、ステップS81において、通常モードから大音量モードへの変更のための操作と判定しなかった場合には、制御部540は、大音量モードから通常モードへの変更のための操作か否かを判定し(ステップS86)、大音量モードから通常モードへの変更のための操作であるときには、音量モード格納部151に格納されている音量モード情報を、通常モードを示すように更新し(ステップS87)、無線部110に、その更新した音量モード情報を通話相手側に送信させ(ステップS88)、合成部531に、カメラ103により逐次撮像された画像への大音量マークの合成をしないようにさせ(ステップS89)、出力制御部121に出力先をスピーカ105からレシーバ106に切り替えさせ、音声信号の増幅量を小さくして、小音量で音声をレシーバ106から出力させる(ステップS90)。
<補足>
以上、本発明に係る携帯電話機について実施形態に基づいて説明したが、以下のように変形することもでき、本発明は上述の実施形態1、2で示した携帯電話機に限られないことは勿論である。
(1)実施形態1、2では、テレビ電話機能を有する携帯電話機を示したが、必ずしもテレビ電話機能は必要ではなく、音声通話のみ可能な携帯電話機であっても差し支えない。但し、音声通話のみ可能な携帯電話機の場合には、大音量マークをカメラで撮像した画像に合成して伝送する処理を行わず、また、音量モード情報を受信したときにはその音量モード情報が大音量モードを示すか通常モードを示すかを識別し得るような特定のマークを、特にテレビ電話としての画像に合成するのではなく、単にLCDに表示するようにしてもよい。
(2)実施形態1、2では、通常モードではレシーバから、大音量モードではスピーカから、通話相手側からの通話音声を出力することとしたが、必ずしも出力デバイスを切り替える必要はなく、各モードにより音量だけ変化させ、いずれのモードでも同じスピーカから出力することとしてもよい。
(3)実施形態1、2では、通話相手側が大音量モードであるか否かをLCDにマークで表示することとしたが、通話相手側が大音量モードであるか否かをユーザに知らしめる方法は、マークの表示に限定されることはなく、例えば、特定の音声、特定の振動パターン、特定の発光パターン等によってユーザに通知することとしてもよい。
(4)実施形態1、2で示した携帯電話機における無線部、制御部、合成部、出力制御部、入力制御部等の機能分担は、一例に過ぎず、また、その機能をハードウェア及びソフトウェアで実現する場合にそのハードウェアとソフトウェアの機能分担も、いかなるものであっても差し支えない。
(5)実施形態1、2では、通話音声の外部出力音量を、大音量モードと通常モードとの2段階に区別することとしたが、これに限定されることはなく、音量モード情報によって3段階以上に音量が識別されることとしてもよい。即ち、音量を複数段階のいずれかに切り替えるための所定操作を受け付け、通話相手側からの音声をスピーカを通じて出力する際の音量を、前記所定操作に応じて切り替えるよう制御し、通話中において前記所定操作が受け付けられたときに前記音量に関する音量情報を前記通話相手側に送出する携帯電話機であればよい。
(6)実施形態1、2で示した音量モード格納部151等であるメモリは、特にメモリに限定されるものではなく、携帯電話機に搭載可能な小型のハードディスクその他の記録媒体であってもよい。
(7)実施形態1、2で、携帯電話機が音量モード情報を送信することを示したが、この送信タイミングについては、通話開始時に加えて、音量モード情報が変化した時のみ送信することとしてもよいし、周期的に現在の音量モード情報を送信することとしてもよい。また、相手側電話機がオフフック状態になる前である発呼時に音量モード情報を伝送することとしてもよい。
(8)実施形態1では、ユーザによる大音量モードへの変更操作を受けた後に遅延時間が経過してから通話音声の大音量での出力を行うこととしたが、この遅延時間に係る制御を省略して、変更操作を受けると即座に通話音声の大音量での出力を行うこととしてもよい。但し、遅延時間分だけ待って大音量で出力するようにした方が、通話相手側の反応が遅い場合に有効に機能するので、好ましい。また、遅延時間分だけ待ってから大音量で出力する代わりに、遅延時間だけかけて徐々に音量を上げるようにしてもよい。
(9)実施形態2では、携帯電話機がマイクから入力された音声信号の増幅量を一時的に抑制するミュート制御を行うこととしたが、このミュート制御は省略することとしてもよい。また、音量モード情報の送信及び受信に関連した処理を行う機構を省略してもよい。テレビ電話機能を有する携帯電話機同士で通話を行うことを想定すれば、少なくとも一方の携帯電話機が実施形態2の携帯電話機500から音量モード情報の送信及び受信に関連した処理を行う機構を省略したものであれば、音量モードに応じて合成部531等により大音量マークが合成され得ることには変わりないため、他方が従来のテレビ電話機能を有する携帯電話機であっても、その他方の携帯電話機が受信して表示する画像中にはその一方の携帯電話機が大音量モードになっているか否かが示されるようになる。
(10)実施形態1、2における各処理(図2〜4、7〜9等参照)をプロセッサ及びそれに接続された各種回路に実行させるための各プログラムコードからなる制御プログラムを、記録媒体に記録し又は各種通信路等を介して、流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、ICカード、ハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM等がある。流通、頒布されたプログラムはプロセッサに読み出され得るメモリ等に格納されることにより利用に供され、そのプロセッサがそのプログラムを実行することにより実施形態1、2で示した携帯電話機の各種機能が実現されるようになる。
本発明に係る携帯電話機は、電話通信を行うために利用されるものである。
実施形態1に係る携帯電話機100の機能構成図である。 携帯電話機100により行われる発着信処理を示すフローチャートである。 音量表示処理を示すフローチャートである。 音量モード操作対応処理を示すフローチャートである。 テレビ電話の際にLCD102に表示される画面の遷移を示す図である。 実施形態2に係る携帯電話機500の機能構成図である。 携帯電話機500により行われる発着信処理を示すフローチャートである。 入力音量制御処理を示すフローチャートである。 音量モード操作対応処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100、500 携帯電話機
101 アンテナ
102 LCD
103 カメラ
104 キー群
105 スピーカ
106 レシーバ
107 マイク
110 無線部
120、520 音声処理部
121 出力制御部
130、530 画像処理部
131、531 合成部
140、540 制御部
151 音量モード格納部
152 遅延時間格納部
153 相手音量モード格納部
160 タイマ
522 入力制御部
552 ミュート時間格納部

Claims (10)

  1. ユーザの音声を入力する入力手段と、
    通話相手側からの音声を出力する出力デバイスと、
    前記出力デバイスから出力される前記音声の音量を複数段階のいずれかに切り替えるための所定操作を受け付ける受付手段と、
    記所定操作に応じて前記音量を切り替えるよう制御する音声出力制御手段と、
    通話中において前記所定操作が受け付けられた場合前記音量に関する音量モード情報を前記通話相手側に送出する送出手段とを備え
    より大きい音量モードを示す音量モード情報を前記通話相手側から受信した場合に前記入力手段から入力される音声信号の増幅量を所定時間小さくすることを特徴とする携帯電話機。
  2. ユーザの音声を入力する入力手段と、
    通話相手側からの音声を出力する出力デバイスと、
    前記出力デバイスから出力される前記音声の音量を複数段階のいずれかに切り替えるための所定操作を受け付ける受付手段と、
    前記所定操作に応じて前記音量を切り替えるよう制御する音声出力制御手段と、
    通話中において前記所定操作が受け付けられた場合に、前記音量に関する音量モード情報を前記通話相手側に送出する送出手段とを備え、
    より大きい音量モードを示す音量モード情報を前記通話相手側から受信した場合に前記入力手段から入力される音声信号を所定時間ミュートすることを特徴とする携帯電話機。
  3. 記送出手段から前記音量モード情報を送出し、所定の遅延時間を経た後、前記出力デバイスを通じて出力される音声の音量を定音量未満から定音量以上になるよう切り替えるとを特徴とする請求項1又は2記載の携帯電話機。
  4. 前記遅延時間の長さを変更する遅延時間変更手段を更に備えることを特徴とする請求項記載の携帯電話機。
  5. 続的に撮像する撮像手段を更に備え、
    前記送出手段は、前記ユーザから入力された音声及び前記撮像手段により撮像される画像に加えて、前記音量モード情報を記通話相手側に送出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯電話機。
  6. 前記送出手段は、更に通話開始の際にも前記音量に関する音量モード情報を前記通話相手側に送出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の携帯電話機。
  7. 前記出力デバイスは、第1ピーカと、該第1スピーカより最大出力音圧レベルの高い第2ピーカとを有しており
    記音声出力制御手段は、第1音量から該第1音量より大きい第2音量に切り替える場合に前記通話相手側からの音声の出力を前記第1ピーカから第2ピーカ切り替え、前記第2音量から前記第1音量に切り替える場合に前記通話相手側からの音声の出力を前記第2ピーカ切り替えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の携帯電話機。
  8. ユーザの音声を入力する入力手段と、
    通話相手側からの音声を出力する出力デバイスと、
    前記通話相手側から送出される音量モード情報を受信する音量情報受信手段とを備え、
    より大きい音量モードを示す音量モード情報を前記通話相手側から受信した場合に前記入力手段から入力される音声信号の増幅量を所定時間小さくすることを特徴とする携帯電話機。
  9. ユーザの音声を入力する入力手段と、
    通話相手側からの音声を出力する出力デバイスと、
    前記通話相手側から送出される音量モード情報を受信する音量情報受信手段とを備え、
    より大きい音量モードを示す音量モード情報を前記通話相手側から受信した場合に前記入力手段から入力される音声信号を所定時間ミュートすることを特徴とする携帯電話機。
  10. ユーザが認知可能な態様で前記音量モード情報を出力する音量情報出力手段を更に備えることを特徴とする請求項8又は9記載の携帯電話機。
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