JP2004048086A - 通話方法及び電話機 - Google Patents

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JP2004048086A JP2002121603A JP2002121603A JP2004048086A JP 2004048086 A JP2004048086 A JP 2004048086A JP 2002121603 A JP2002121603 A JP 2002121603A JP 2002121603 A JP2002121603 A JP 2002121603A JP 2004048086 A JP2004048086 A JP 2004048086A
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Yasutsune Yoshida
吉田 泰玄
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Abstract

【課題】本発明はPSTN回線とVOIP回線の2つの電話回線を効率的に使用することができる手段を提供することを目的とする。
【解決手段】電話機は、PSTN回線とVOIP回線の2つの回線とのあいだで着信或は、発信をして通話する手段を備える。
【選択図】      図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話機に関し、特にPSTN回線とVOIP回線の2つの回線とのあいだで着信或は、発信をして通話する電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年インターネット回線を使用したVOIP(voice over IP)電話が実用になってきた。VOIP電話は音声品質には未だ問題があるが既存のPSTN電話に比較して通話料金が低いという利点があり普及しようとしている。その使用形態のひとつはIP回線と従来の電話機の間にVOIP TA(VOIP ターミナル アダプター)を設置して、従来の電話機で通話を行うものである。
【0003】VOIP TAは電話機で扱うアナログ音声信号をIP回線上に重畳するIPデータ信号への符号化変換及びその逆の復号化変換を行うものである。このように現在では既存のPSTN回線に加えてVOIP回線の2つの電話回線がしかも独立に存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この2つの電話回線を有効に活用するためには、1種類の回線を入力としている従来の電話機では、それぞれ1台づつ合計2台が必要になる。更に2台使用した場合2回線の間の連携は取れないので使い勝手が悪い。また従来の電話機は親機と子機からなるコードレス電話が主流でありこの電話を2台備えることは家の中が電話機で溢れる感があり好ましくない。
【0005】本発明はこのような欠点を取り除くもので、本発明の目的はVOIP回線を含む複数の電話回線を効率的に融合して使用することができることのみならず通話料金を低く抑えることができる手段を提供することにある。
【0006】
【問題を解決するための手段】以上の課題を解決するためになされた本発明はVOIP回線を含む複数の電話回線を入力に受けて、それらの電話回線の状態を把握してそれらのそれぞれの電話回線とのあいだで着信或は発信をして通話をする通話方法である。
【0007】また、前記電話回線のうちのひとつとの間で通話をしている状態で、他のもうひとつの電話回線からの着信があった時、受話器にそれを知らせるとともに、ある操作によって通話先を切替えて通話をする通話方法である。
【0008】また、VOIP回線を含む複数の電話回線を入力に受けて、それらの電話回線の状態を把握してそれらのそれぞれの電話回線とのあいだで着信或は発信をして通話をする手段を具備する電話機である。
【0009】また、 前記電話回線のうちのひとつとの間で通話をしている状態で、他のもうひとつの電話回線からの着信があった時、受話器にそれを知らせるとともに、ある操作によって通話先を切替える手段を具備する電話機である。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態を図1に示す。図1は親機と子機から構成される電話機であり、図中1は回線制御回路、2は切替制御回路、3はハンドセット、4及び11は無線制御回路、5及び13は制御回路、6は操作パネル、7は表示機(LCD)、8は呼出ベル、9,10はアンテナ、12はマイク/スピーカ(MIC/SP)、20は親機、30は子機である。
【0011】親機20は通話が出来るハンドセット3を備えている、また外部からの入力として公衆電話網回線(PSTN回線)と、VOIP TAを経由したVOIP回線の2つの電話回線を受ける。VOIP TAに接続されるIP回線はFTTH或いはADSLのような有線アクセスシステム、あるいは無線LANのような無線アクセスシステムで導かれる。子機30はハンドセット形となっており通話は12にて行う。20で受けた入力回線からの信号は無線制御回路4及び11、アンテナ9,10を使用した無線通信にて30に伝送される。
【0012】回線制御回路1は発信時の回線接続及び着信検出及びその処理、また通話時にはインターフェース処理等を行う。切替制御回路2は2つの入力回線からの信号を状況に応じてそれぞれ3及び4に接続する。その制御は5が行う。
【0013】次に例を挙げて動作を説明する。PSTN回線より着信があった場合、回線制御回路1は着信を検出し制御回路5に伝える。5及び13は親機20の呼出ベル8及び、子機30の呼出ベル8を鳴らし着信を知らせる。今子機を取り上げた場合、制御回路5及び13は着信通話信号が1−2−4−9−10−11を経由して12に伝達される様に制御して、12を使用して通話が開始される。
【0014】次にその通話が継続している状態でVOIP回線より着信があった場合について説明する。まず回線制御回路1にて着信を検出し制御回路5に伝える。5は現在使用されていない通話機を特定しようと動作し、今それが親機であるので親機の呼出ベル8を鳴らすとともに切替制御回路2を制御してハンドセット3までの着信路を確立する。ここでハンドセット3を使用した通話が可能となる。
【0015】次に先のPSTN回線と通話が継続されている状態で、発信通話をする場合の動作について説明する。ハンドセット3を発信通話状態にすると制御回路5は、現在VOIP回線が空きであることを確認して切替制御回路2を制御して3へのルートを確立する。次に制御回路5は発信通話が可能である事を通話者に通知して、操作パネル6にてダイアルされたとき回線制御回路1を制御して回線接続の処理をする。この結果ハンドセット3はVOIP回線を介して通話が可能となる。
【0016】以上は、先にPSTN回線より着信があり、その状態でVOIP回線からの着信あるいはVOIP回線へ発信をする場合の動作について説明した。その逆の場合、即ち先にVOIP回線より着信があり、その状態でPSTN回線からの着信あるいはPSTN回線へ発信をする場合の動作も、先に説明した動作とほぼ同じであるのでその説明は割愛する。
【0017】次に発信の場合の動作を説明する。まずPSTN回線とVOIP回線のうちどちらの回線に優先して発信するかを予め制御回路5に登録することが必要で今VOIP回線を優先とする。子機を使用するとして、子機を通話状態にした時、制御回路5及び13は1及び2を制御して子機からVOIP回線へのルートを確立する。次に子機の操作パネル6でダイアルすればVOIP回線を使用して通話が開始される。
【0018】この状態においては親機の通話機能はPSTN回線で使用可能となることを制御回路5は認識して、そのように1,2を制御する。それによりPSTN回線より着信があれば親機の呼出ベル8を鳴らせ、ハンドセット3を使用して通話を開始できる。またPSTN回線への発信も可能でハンドセットを通話状態にして親機の6にてダイヤルすれば実現できる。
【0019】このように図1の本発明の一実施形態によれば、2つの回線からの信号を受けて、それらの回線の状態を常時把握することによって、2つの通話機能をもつ親子電話で別々にほぼ自由に2つの回線に対して発着信することが出来る。また発信する際に優先権をVOIP回線に設定しておけばPSTN回線よりも通話料金を低く抑える事が出来る。従来の親子電話は2つ以上の通話機能を有しているものがほとんどであるので図1を実現するためには制御機能の見直し程度で達成できる。それはそれ程のコストアップとはならない。
【0020】他の実施例として、キャッチホンにも応用することが出来る。たとえば通話者が2つの回線のうちどちらかの回線を使用して通話をしているとき、もう1つの回線から着信があった時、制御回路5から当該ハンドセットの受話器に音によって通話者に着信を知らせる。通話者が新たな着信と通話したい意思があれば操作パネル6上で切替操作を行うことにより2が制御され通話先を切り替えることが出来る。また元に戻すことも出来る。
【0021】図1の説明では無線を利用したコードレス電話機であったが有線電話機であっても同様な効果を持つ、また入力回線として3回線以上となっても例えば子機を増し、制御機能を見直せば同様に構成することが出来る。本発明による電話機にVOIP運用事業者が提供するVOIP TAを取り込んでも本発明の効果は変わらない。
【0022】今までの説明はVOIP回線による通話には何の制約はないものとして説明したが、現状では運用事業者によって種種の制約がある。例えば緊急電話番号、携帯電話番号等には発信できない制約がある。また現状では未だ着信番号が割り当てられていないのでPSTN加入者からの着信は受けられない制約がある。このような制約のうち発信については、予め制御回路5及び13に登録して、電話番号によって回線を選択させれば良い。或いは制約は運用事業者によるシステムに依存しているので運用事業者が提供するVOIP TAにて対応させることもできる。
【0023】
【発明の効果】
このように本発明によれば、VOIP回線を含む複数の電話回線を効率的に融合して使用する事が出来ることのみならず発信の際の優先権をVOIP回線に設定しておけば通話料金を低く抑えられる効果がある。またキャッチホン機能に応用することができる効果もある
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す図である。
【符号の説明】
1        回線制御回路
2        切替制御回路、
3        ハンドセット、
4及び11   無線制御回路、
5及び13   制御回路、
6        操作パネル、
7        表示機(LCD)
8        呼出ベル、
9及び10    アンテナ
12       マイク/スピーカ(MIC/SP)、
20       親機
30       子機

Claims (4)

  1. VOIP回線を含む複数の電話回線を入力に受けて、それらの電話回線の状態を把握してそれらのそれぞれの電話回線とのあいだで着信或は発信をして通話をする通話方法。
  2. 前記電話回線のうちのひとつとの間で通話をしている状態で、他のもうひとつの電話回線からの着信があった時、受話器にそれを知らせるとともに、ある操作によって通話先を切替えて通話をする請求項1記載の通話方法。
  3. VOIP回線を含む複数の電話回線を入力に受けて、それらの電話回線の状態を把握してそれらのそれぞれの電話回線とのあいだで着信或は発信をして通話をする手段を具備する電話機。
  4. 前記電話回線のうちのひとつとの間で通話している状態で、他のもうひとつの電話回線からの着信があった時、受話器にそれを知らせるとともに、ある操作によって通話先を切替える手段を具備する請求項3記載の電話機
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011176883A (ja) * 2011-06-01 2011-09-08 Pioneer Electronic Corp 電話機、電話処理方法及び電話機用プログラム

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