JP2004022125A - 情報検出装置、記録装置、情報検出方法 - Google Patents

情報検出装置、記録装置、情報検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より強固な著作権保護機能をディスクドライブ装置にあたえる。
【解決手段】記録データに挿入されている著作権保護情報が不正であるか否かを検出する情報検出回路を備える。また、この情報検出回路は、所定の変調回路を経て変調処理が施された記録データを検出するように設ける。そして、上記情報検出回路によって、著作権保護情報が不正なものであることが判定された場合には、少なくともこの不正な著作権保護情報が記録媒体にそのまま記録されないようにされる。このような構成であれば、情報検出回路による検出動作をハードウェアのレベルで行った場合、例えばソフトウェアの改竄によってデータの不正コピーが可能となる可能性は完全に排除できる。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、著作権保護情報の内容を検出するための情報検出装置及び情報検出方法と、この情報検出の構成が適用される記録装置とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年においては、DVD(Digital Versatile Disc)フォーマットの光ディスクとして、例えばDVD−R、DVD+RW、DVD−RWなどの、ユーザがデジタル情報を記録可能なものが普及してきている。また、これに伴って、これらDVDフォーマットの光ディスクに対応して記録再生が可能なディスクドライブ装置も普及してきている。
【0003】
DVDフォーマットのメディアは、例えば周知のように、4.7GB程度と比較的大容量を有している。このため、例えば楽曲などのオーディオデータだけではなく、映画などに代表される大容量のビデオデータもコンテンツとして記録することが容易に可能となっている。
そして、上記したようにデータ記録可能なDVDフォーマットのメディアが普及してきていることを考慮すると、例えば、DVD−ROMに記録されている映像、楽曲などのコンテンツが不正にコピーされないようにすることが、知的財産権(著作権)保護の観点から非常に重要であるということがいえる。
【0004】
そこで、DVDの規格においては、著作権保護用信号としてCPR_MAIが規定されている。CPR_MAIは、例えば6バイトのサイズを有して、記録データの所定位置に挿入される。そして、このCPR_MAIとしての領域に、規定に従って再生/複製についての許可/禁止等の情報が格納される。
DVDに対応するディスクドライブ装置は、このCPR_MAIの情報を参照することで、そのディスクについて再生を行って良いか否かを判断する。
【0005】
しかしながら、記録時においてCPR_MAIとしてのデータが不正に改竄されてしまうと、不正なコピーディスクの作成が可能になってしまうことになる。このため、例えば記録可能なDVDフォーマットのディスクへの記録に対応するアプリケーションソフトウェアや、ディスクドライブ装置では、一般のユーザーがCPR_MAIの内容を自由に書き換えることができない仕組みが与えられた構成を採っている。
但し、例えば悪意のあるユーザであれば、このような仕組みを破ってでもCPR_MAIを改竄して不正コピーを行うであろうという可能性を否定することはできない。従って、CPR_MAIの書き換えを防止する仕組みは、できるだけ強力にしておくことが求められる。
【0006】
そこで、現状においては、例えばディスクドライブ装置側に関しては、次のような構成を一般的に採っている。
ディスクドライブ装置は、ホスト側から不正なCPR_MAIが挿入されたデータを記録する要求が行われたとしても、CPR_MAIの内容が不正であると判断した場合には、その要求に応じてそのままディスクに記録しないように構成されている。つまり、CPR_MAIの内容の不正を検出した場合には、コンテンツのデータの記録を禁止したり、あるいはマスクするなどの機能を与えるように構成している。このような構成とすることで、一般のユーザーが、不正なディスクを作成することを防いでいる。
【0007】
このような機能は、一般には、ソフトウェアにより実現するようにしている。つまり、ディスクドライブ装置内部のCPUが、例えば内部ROMに格納されたプログラムを実行するものである。このような構成であれば、内部に格納されているプログラムが改竄されないかぎりは、不正コピーを防止できるということがいえる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、DVD対応のディスクドライブ装置として、特にパーソナルコンピュータに搭載又は接続されて使用されるものの多くは、制御用のマイクロコンピュータに、フラッシュROMを使用している。
これは、一般ユーザーのための利便性を考慮してのことであり、通常は制御用のプログラムをアップデートできるようにすることを目的としている。実際の例として、インターネット上でメーカー、ベンダーなどにより修正プログラム(アップデータ)が公開される。一般のユーザは、この修正プログラムをダウンロードして、ディスクドライブ装置にインストールしてアップデートを行うようにされる。これにより、例えばバグによる不具合が修正されたり、新機能が追加されたりすることになる。
【0009】
しかしながら、このような機能は、前述した著作権保護情報(CPR_MAI)の改竄を防止するという観点から見た場合には弱点となる可能性がある。
つまり、悪意のユーザーが、ダウンロードしたプログラムを解析し、改竄を行ってディスクドライブ装置にインストールしてしまうという可能性は全くないとはいえない。この際、CPR_MAIがコピー禁止を示すような場合にも、ディスクドライブ装置がデータコピーする動作ができるようにプログラムの改竄を行ったとすれば、不正コピーされたディスクが作成できてしまうことになる。
近年においては、上記したCPUだけではなく、内蔵されているLSIも、組み込みソフトウェアにより動作するものが増えてきている。したがって、これについても、悪意のユーザーが解析して改竄した場合は、同様に、不正な動作をさせることが可能である。このようにして、現状においては、プログラムの改竄による不正コピーの可能性が無いとはいえないという状況にある。
【0010】
現実として、ソフトウェアの解析は非常に困難を伴うものである。また、解析ができたとしても、ここから不正な動作をさせるソフトウェアを作成することはさらに困難である。つまり、現状としても、ソフトウェア改竄による不正コピーが容易であるというわけではない。また、これらのプログラムを暗号化しておくなどの方法で、解析をより困難にするという考え方もある。
しかしながら、不正なソフトウェアの作成は、あくまでも非常に困難であるというに過ぎず、それが不可能であるという保証はない。換言すれば、悪意を持つユーザーのうちの少数であれ、不正なソフトウェアが作成される可能性が無いとはいえない。そして、近年の状況では、一度不正なソフトウェアが作成されてしまえば、それをインターネットなどによって瞬時に全世界に配布することも可能である。つまり、一般のユーザの間で、広く、かつ容易に不正なソフトウェアを入手できる環境が整っているわけであり、この結果、広く一般のユーザによっても不正コピーが行われてしまえば、それだけ著作権も著しく損なわれることとなってしまう。
このようなことを考慮すれば、著作権保護をより万全なものとすることを目的として、より強固な不正コピー防止のための技術的措置が採られる必要がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は上記した課題を考慮して、先ず、情報検出装置として次のように構成する。
つまり、変調回路により所要の変調処理が施された、記録媒体に記録されるべき記録用情報を入力し、この入力された記録用情報の所定位置に挿入されている著作権保護情報が特定の内容であるか否かを検出するものとされる情報検出回路を備えることとした。
【0012】
また、記録装置としては、次のように構成する。
つまり、入力された記録用情報について所要の変調処理を実行する変調回路と、この変調回路により変調された記録用情報を入力して、記録用情報の所定位置に挿入されている著作権保護情報が、特定の内容であるか否かを検出する動作を実行する情報検出回路と、変調回路を含む記録信号経路を経て入力されてきた記録用情報を所定の記録媒体に記録する記録手段と、情報検出回路の検出結果に応じて、不正な著作権保護情報が挿入された記録用情報が、記録によって記録媒体に記録されないように動作する情報記録制限回路とを備えて構成することとした。
【0013】
また、情報検出方法として、変調回路により所要の変調処理が施された、記録媒体に記録されるべき記録用情報を入力し、この入力された記録用情報の所定位置に挿入されている著作権保護情報が特定の内容であるか否かを検出する動作を、ハードウェアにより構成される回路によって実現することとした。
【0014】
上記各構成によれば、例えば記録媒体に情報記録を行う記録装置において、記録用情報の所定位置に挿入されている著作権保護情報が特定の内容であるか否かを検出する情報検出回路を備えることになる。また、記録装置としては、この情報検出回路の検出結果に応じて、記録媒体への情報記録制限を行う。
そして、上記情報検出回路は、変調回路の後段に備えられ、さらに情報検出回路自身はハードウェアとして構成することができる。このような構成であれば、情報検出回路の著作権保護情報についての検出動作、さらにその検出結果に応じた記録媒体への情報記録制限動作は、例えばソフトウェアによる処理によって実現することも可能であるし、また、ハードウェアとしての回路動作のみによって実現することも可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の形態としてのディスクドライブ装置0の構成を示している。この図に示すディスクドライブ装置0は、DVDフォーマットの光ディスクとして、例えばDVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等の記録可能なディスクに対応してデータの記録再生が可能な構成を採る。
【0016】
ディスク100は、ターンテーブル7に積載され、記録/再生動作時においてスピンドルモータ6によって所定の回転制御方式(CAV(Constant Angular Velocity),CLV(Constant Linear Velocity),ZCLV(Zoned Constant Linear Velocity)など)により回転駆動される。そして光学ピックアップ1によってディスク100上のトラックに記録されたピットデータやトラックのウォブリング情報の読み出しがおこなわれる。グルーブとして形成されているトラック上にデータとして記録されるピットはいわゆる色素変化ピット又は相変化ピットである。
【0017】
ピックアップ1内には、レーザ光源となるレーザダイオード4や、反射光を検出するためのフォトディテクタ5、レーザ光の出力端となる対物レンズ2、レーザ光を対物レンズ2を介してディスク記録面に照射し、またその反射光をフォトディテクタ5に導く光学系(図示せず)が形成される。
またレーザダイオード4からの出力光の一部が受光されるモニタ用ディテクタ22も設けられる。
【0018】
対物レンズ2は二軸機構3によってトラッキング方向及びフォーカス方向に移動可能に保持されている。
またピックアップ1全体はスレッド機構8によりディスク半径方向に移動可能とされている。
またピックアップ1におけるレーザダイオード4はレーザドライバ18からのドライブ信号(ドライブ電流)によってレーザ発光駆動される。
【0019】
ディスク100からの反射光情報はフォトディテクタ5によって検出され、受光光量に応じた電気信号とされてマトリクス回路9に供給される。
マトリクス回路9には、フォトディテクタ5としての複数の受光素子からの出力電流に対応して電流電圧変換回路、マトリクス演算/増幅回路等を備え、マトリクス演算処理により必要な信号を生成する。
例えば再生データに相当するRF信号、サーボ制御のためのフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TE、プッシュプル信号P/Pなどを生成する。
【0020】
マトリクス回路9から出力されるRF信号は二値化回路11へ、フォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号(プッシュプル信号)TEはサーボ回路35へ、プッシュプル信号P/Pはウォブル抽出部24及びウォブルPLL25へ、それぞれ供給される。
【0021】
またマトリクス回路9からは、再生RF信号に漏れ込むウォブル成分を検出するための信号が出力され、ウォブル成分検出部28に供給される。後述するが、ウォブル成分を検出するための信号とは、再生RF信号、もしくは再生RF信号を得るための加算前の反射光情報信号となる。
ウォブル成分検出部28では、再生RF信号に漏れ込んでいるウォブル成分の検出処理を行い、その検出結果をシステムコントローラ10に供給する。
【0022】
プッシュプル信号P/Pは、ウォブル抽出部24で二値化及びADIP情報としての復調が行われ、アドレスデコーダ26に供給される。そして、アドレスデコーダ26によってプリフォーマットされているアドレス情報がデコードされる。デコードされたアドレス情報はシステムコントローラ10に供給される。
またプッシュプル信号P/Pからは、ウォブルPLL25におけるPLL動作によりウォブルクロックWCKが生成される。このウォブルクロックWCKは、エンコードクロック発生部25、アドレスデコーダ26、スピンドルサーボ回路23に供給される。
【0023】
マトリクス回路9で得られたRF信号は二値化回路11で二値化されたうえで、エンコード/デコード部12に供給される。
【0024】
エンコード/デコード部12は、再生時のデコーダとしての機能部位と、記録時のエンコーダとしての機能部位を備える。再生時のデコーダとしての機能部位は、図示するようにして、EFM+復調回路13及びDVD復調回路14から成る。また、記録時のエンコーダとしての機能部位は、DVD変調回路15及びEFM+変調回路16から成る。
【0025】
先の二値化回路11により二値化された再生信号は、EFM+方式(8/16変調、RLL(2,10))により記録符号化された、いわゆるEFM+信号の形式となっている。そこで、再生時のエンコード/デコード部12においては、先ず、このEFM+信号がEFM+復調回路13に対して入力される。EFM+復調回路13では、入力されたEFM+信号について、同期検出を行うとともに、EFM+方式に応じた記録符号化についての復調処理を実行する。
【0026】
EFM+復調回路13にて復調処理が施された信号は、DVD復調回路14に入力される。
DVD復調回路14では、DVDのデータフォーマットに従ったエラー訂正処理、デスクランブル等の処理を行い、DVDフォーマットに従った構造の再生データを得る。
【0027】
またエンコード/デコード部12のEFM+復調回路13では、内部に備えているとされるPLL回路の動作によりRF信号に同期した再生クロックを発生させ、その再生クロックに基づいて上記デコード処理を実行する。
再生時において、エンコード/デコード部12にて上記のようにしてデコード処理が施されたデータは、バッファマネージャ32に対して出力される。バッファマネージャ32では、エンコード/デコード部12から出力されてくる再生データをバッファメモリ31に一時蓄積させるためのメモリ制御を実行する。
このディスクドライブ装置0からの再生出力としては、バッファメモリ31にバファリングされているデータが読み出されて転送出力されることになる。
【0028】
インターフェース部33は、外部のホストコンピュータ40と接続され、ホストコンピュータ40との間で記録データ、再生データや、各種コマンド等の通信を行う。
そして再生時においては、バッファマネージャ32がバッファメモリ31に一時蓄積させた再生データから必要量の読み出しを行い、データインターフェース部33に対して転送する。データインターフェイス部33では、転送されてきた再生データを、例えば所定のデータインターフェイスフォーマットに従ってパケット化などの処理を行って、ホストコンピュータ40に対して送信出力することになる。
なお、ホストコンピュータ40からのリードコマンド、ライトコマンドその他の信号はインターフェース部33を介してシステムコントローラ10に供給される。
【0029】
一方、記録時には、ホストコンピュータ40からデータバスを介して記録データが送信されてくる。インターフェース部33では、この記録データを受信してアンパケット化などの処理を施すことで、ディスクドライブ装置0側にて処理可能な記録データの形式に変換する。そして、この記録データはバッファマネージャ32の制御によってバッファメモリ31に書き込みが行われることでバッファリングされる。そして、バッファマネージャ32は、後段のエンコード/デコード部12におけるエンコーダ系の処理状況に応じて、バッファメモリ31からデータの読み出しを行って、エンコード/デコード部12のエンコーダ系に転送する。
【0030】
前述もしたように、エンコード/デコード部12のエンコーダ系としては、DVD変調部15とEFM+変調部16が備えられる。
【0031】
ここで、DVDフォーマットにより規定されるセクター単位のデータ構造を図4に示す。セクターは、この図に示すようにして、172バイト×12row=2064バイトのサイズを有している。そして、先ず第1rowの先頭4バイトにはData IDが配置され、続く2バイトの領域にIED(ID Error Detection)が配置される。Data IDは、現セクターについてのID情報が格納される。IEDは、Data IDのためのエラー検出符号である。
【0032】
また、続く6バイトの領域に対して、著作権保護情報であるCPR_MAIが格納される。CPR_MAIの詳細なデータ構造についての説明は省略するが、このCPR_MAIの内容によって、現データフレームのデータについての再生の許可/禁止、複製の許可/禁止などの情報が格納されている。そして規定によっては、コピーが許可である場合には、この6バイトを形成する各ビットは全て‘0’となる。
なお、例えばディスクドライブ装置0により記録すべきデータが、不正な場合(例えば、他のDVDから読み出されたデータである場合など)には、原則として、このコピー元となるデータに記録されていた(ALL0)でないCPR_MAIの値をそのまま記録しようとすることになる。
また、第12rowの最後の4バイトには、現セクター全体についてのエラー検出符号であるEDC(Error Detection Code)が配置される。
そして、残る2048バイトの領域に対して、データ(D0〜D2047)が格納される。
【0033】
DVD変調部15では、記録データとして上記した構造のセクター単位によりデータを入力し、スクランブル、及びエラー訂正符号の付加(ECCエンコード)を行い、EFM+変調回路16に出力する。
【0034】
EFM+変調回路16では、入力された記録データについて、同期信号の付加、及びEFM+変調処理を行う。
EFM+変調して得られる記録データは、図5に示す構造を有している。EFM+変調後のデータは、この図に示すようにして、1rowが、2つのシンクフレーム(Sync Frame)の連続により形成されたうえで、13rowsの集合により成る。
また、1つのシンクフレームは、182バイト(1456ビット)のデータフレームに対して、32ビットのSY0〜SY7の何れかのシンクコード(同期信号)が先頭に付加される構造を有する。この場合において、1rowを形成する182+182=364バイトのデータフレームは、先に図4に示したデータフレームについて、デスクランブル及びECCエンコード処理が行われたことによって得られるものである。
【0035】
説明を図1に戻す。
記録時においてエンコード処理のための基準クロックとなるエンコードクロックはエンコードクロック発生部27で発生され、エンコード/デコード部12のエンコード処理系(DVD変調回路15、EFM+変調回路16)は、このエンコードクロックを用いてエンコード処理を行う。
エンコードクロック発生部27は、ウォブルPLL25から供給されるウォブルクロックWCKに基づいてエンコードクロックを発生させる。
【0036】
エンコード/デコード部12のエンコード処理系により生成された記録データは、この場合にはスイッチ34を介して記録パルス発生部21に出力される。
【0037】
また、本実施の形態の場合、エンコード/デコード部12のエンコード処理系から出力される記録データは、不正検出回路30に対しても分岐して出力される。
詳しいことは後述するが、不正検出回路30は、図5に示した記録データの構造から、著作権保護情報であるCPR_MAIを抽出して、その内容に不正が在るか否かを検出する。そして、不正が在るとの検出結果を得た場合には、スイッチ回路34をオン状態からオフ状態となるように切り換える。この不正検出回路30としての動作は、ハードウェアにより実現される。
また、本実施の形態のディスクドライブ装置0の実際としては、エンコード/デコード部12を形成する各回路部は、LSI内に組み込まれたハードウェアとしての構成を採っている。そして、上記不正検出回路30及びスイッチ回路34についても、例えば、エンコード/デコード部12と同じLSI内に組み込むこととしている。実際のハードウェア構成としては、図においてLSI50として破線で括って示す回路部位が、1つのLSIに内蔵されるようにして実装される。
【0038】
記録パルス発生部21では、エンコード/デコード部12のエンコード処理系から出力される記録データについて、記録パルス(レーザ駆動パルス)に変換し、レーザードライバ18に出力する。
この記録パルス発生部21では記録補償、すなわち記録層の特性、レーザー光のスポット形状、記録線速度等に対する最適記録パワーの微調整やレーザ駆動パルス波形の調整も行う。
【0039】
レーザドライバ18では供給されたレーザ駆動パルスに基づいたドライブ電流をレーザダイオード4に与え、レーザ発光駆動を行う。これによりディスク90に記録データに応じたピット(色素変化ピット/相変化ピット)が形成されることになる。
【0040】
APC回路(Auto Power Control)19は、モニタ用ディテクタ22の出力によりレーザ出力パワーをモニターしながらレーザーの出力が温度などによらず一定になるように制御する回路部である。レーザー出力の目標値はシステムコントローラ10から与えられ、レーザ出力レベルが、その目標値になるようにレーザドライバ18を制御する。
【0041】
サーボ回路35は、マトリクス回路9からのフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEから、フォーカス、トラッキング、スレッドの各種サーボドライブ信号を生成しサーボ動作を実行させる。
即ちフォーカスエラー信号FE、トラッキングエラー信号TEに応じてフォーカスドライブ信号FD、トラッキングドライブ信号TDを生成し、二軸ドライバ16に供給する。二軸ドライバ16はピックアップ1における二軸機構3のフォーカスコイル、トラッキングコイルを駆動することになる。これによってピックアップ1、マトリクス回路9、サーボプロセッサ14、二軸ドライバ16、二軸機構3によるトラッキングサーボループ及びフォーカスサーボループが形成される。
【0042】
またシステムコントローラ10からのトラックジャンプ指令に応じて、トラッキングサーボループをオフとし、二軸ドライバ16に対してジャンプドライブ信号を出力することで、トラックジャンプ動作を実行させる。
【0043】
またサーボプロセッサ14は、トラッキングエラー信号TEの低域成分として得られるスレッドエラー信号や、システムコントローラ10からのアクセス実行制御などに基づいてスレッドドライブ信号を生成し、スレッドドライバ36に供給する。スレッドドライバ36はスレッドドライブ信号に応じてスレッド機構8を駆動する。スレッド機構8には、図示しないが、ピックアップ1を保持するメインシャフト、スレッドモータ、伝達ギア等による機構を有し、スレッドドライバ36がスレッドドライブ信号に応じてスレッドモータ8を駆動することで、ピックアップ1の所要のスライド移動が行なわれる。
【0044】
スピンドルサーボ回路23は、所定の回転制御方式にしたがってスピンドルモータ6の回転を制御する。
スピンドルサーボ回路23は、データ記録時には、ウォブルPLLで生成されるウォブルクロックWCKを、現在のスピンドルモータ6の回転速度情報を得、これを所定のCLV基準速度情報と比較することで、スピンドルエラー信号SPEを生成する。
またデータ再生時においては、エンコード/デコード部21内のPLLによって生成される再生クロック(デコード処理の基準となるクロック)が、現在のスピンドルモータ6の回転速度情報となるため、これを所定の基準回転速度情報と比較することでスピンドルエラー信号SPEを生成する。
そしてスピンドルサーボ回路23は、スピンドルモータドライバ17に対してスピンドルエラー信号SPEに応じて生成したスピンドルドライブ信号を供給する。スピンドルモータドライバ17はスピンドルドライブ信号に応じて例えば3相駆動信号をスピンドルモータ6に印加し、スピンドルモータ6を回転駆動する。
またスピンドルサーボ回路23は、システムコントローラ10からのスピンドルキック/ブレーキ制御信号に応じてスピンドルドライブ信号を発生させ、スピンドルモータドライバ17によるスピンドルモータ6の起動、停止、加速、減速などの動作も実行させる。
【0045】
以上のようなサーボ系及び記録再生系の各種動作はマイクロコンピュータによって形成されたシステムコントローラ10により制御される。
システムコントローラ10は、ホストコンピュータ40からのコマンドに応じて各種処理を実行する。
例えばホストコンピュータ40から、ディスク100に記録されている或るデータの転送を求めるリードコマンドが供給された場合は、まず指示されたアドレスを目的としてシーク動作制御を行う。即ちサーボ回路35に指令を出し、シークコマンドにより指定されたアドレスをターゲットとするピックアップ1のアクセス動作を実行させる。
その後、その指示されたデータ区間のデータをホストコンピュータ40に転送するために必要な動作制御を行う。即ちディスク100からのデータ読出/デコード/バファリング等を行って、要求されたデータを転送する。
【0046】
またホストコンピュータ80から書込命令(ライトコマンド)が出されると、システムコントローラ10は、まず書き込むべきアドレスにピックアップ1を移動させる。そしてエンコード/デコード部12により、ホストコンピュータ80から転送されてきたデータについて上述したようにエンコード処理を実行させる。
そして上記のように記録パルス発生部21からのレーザ駆動パルスがレーザドライバ18に供給されることで、記録が実行される。
【0047】
ところで、この図1の例は、ホストコンピュータ40に接続されるディスクドライブ装置0としたが、本発明のディスクドライブ装置としてはホストコンピュータ40等と接続されない形態もあり得る。その場合は、操作部や表示部が設けられたり、データ入出力のインターフェース部位の構成が、図1とは異なるものとなる。つまり、ユーザーの操作に応じて記録や再生が行われるとともに、各種データの入出力のための端子部が形成されればよい。
【0048】
続いて、図1に示すディスクドライブ装置0において、記録信号処理系に備えられる不正検出回路30について説明を行っていくこととする。
図2のブロック図は、不正検出回路30の回路構成例を示している。この図に示すように、不正検出回路30は、シンク検出回路51、EFM+復調回路52、タイミング発生回路53、比較回路54を備えて構成され、以降説明するようにして、入力された記録データに挿入されるCPR_MAIについて検出を行い、不正な記録データ(コピーデータ)であるか否かについて判定する。また実際には、上記各回路がハードウェアとしてLSI50内に実装される。
【0049】
エンコード/デコード部12から出力された記録データは、EFM+信号の形式となっている。つまり、図5に示したデータ構造を有している。そして、このEFM+信号は、不正検出回路30のシンク検出回路51、及びEFM+復調回路52に対して入力される。
【0050】
ここで、図5に示したEFM+信号のデータ構造における、CPR_MAIの挿入位置について説明する。
前述もしたように、図4に示したセクターは、ECCエンコードにあたってスクランブルが行われるのであるが、セクターの先頭に配置されるData ID、IED、CPR_MAIについては、フォーマット上、スクランブルが施されないデータ部分となっている。
この結果、図5に示したEFM+信号において、Data ID、IED、CPR_MAIは、図6に示すようにして位置することになる。
つまり、Data ID、IED、CPR_MAIは、第1rowのシンクコードSY0(32ビット)が付加されたシンクフレーム内に格納される。そして先ず、シンクコードSY0に続いて64ビット(8バイト)のData IDが配置される。また、これに続けて、32ビット(IDE)が配置される。そして、この後ろに、96ビット(12バイト)のCPR_MAIが配置される。
なお、図4に示したセクター構造では、Data IDは4バイト,IDEは2バイト、CPR_MAIは6バイトとされているのに対して、図6では、Data IDは8バイト,IDEは4バイト、CPR_MAIは12バイトと2倍のデータサイズになっている。これは、EFM+変調(8/16変調)によって1シンボルあたりのデータサイズが2倍になるからである。
【0051】
そこで図2に示すシンク検出回路51では、入力されるEFM+信号から、シンクコードSY0を検出する。
本実施の形態のシンク検出回路51としては、例えばシンクコードSYO〜SY7までの全てを検出可能な構成を採る必要が無い。つまり、シンクコードSY0として固有のビットパターンとの一致が得られたときにのみ検出出力を行うという構成がハードウェアにより実現されればよい。
また、この場合にはディスク100への記録信号が入力されるから、再生信号からシンク検出を行う場合のようにして、信号の欠落や、エラーに対応した、いわゆるシンク保護の構成を採る必要もない。
従って、シンク検出回路51としては、非常に簡易な回路構成でよいことになる。
【0052】
シンク検出回路51によりシンクコードSY0が検出されると、その検出出力がEFM+復調回路52及びタイミング発生回路53に対して出力される。
EFM+復調回路52に対しては、エンコード/デコード部12のEFM+変調回路16から出力されたEFM+信号が分岐して入力されている。EFM+復調回路52では、シンク検出回路51からの検出出力に応じたタイミングで、EFM復調処理を実行する。
先にも説明したように、CPR_MAIは、コピー禁止である場合には、ALL0以外となる。これに対応して、EFM+復調回路52としては、00hに対応する変換テーブルのみを備えて、00hに復調されるべきEFM+信号のみを適正に復調できるだけの機能を備えていればよい。これは、換言すれば、00h以外の変換テーブルに対応したハードウェア構成は不要であるということになる。従って、EFM+復調回路52についても、非常に簡略な回路構成により実現することができる。
EFM+復調回路52により復調された信号は、比較回路54に対して出力される。
【0053】
タイミング発生回路53では、シンク検出回路51からの検出出力が入力されるのに応じて、上記EFM+復調回路52の復調出力としてCPR_MAIが得られる6バイト期間に対応するタイミング信号を発生し、比較回路54に出力する。
このタイミング発生回路53としても、ビットクロックをカウントするカウンタなどにより簡単に構成することができる。カウント値の設定は、例えばシンク検出回路51におけるシンクコードSY0の検出時点から、EFM+復調回路52にてCPR_MAIが出力開始されるまでのタイムラグと、CPR_MAIのデータサイズが6バイトであることを考慮して決定すればよい。
【0054】
比較回路54では、タイミング信号が入力された期間において、EFM+復調回路52から出力されてきた信号について、全て0であるか否かについての判定を行う。つまり、EFM+復調処理によって6バイトのデータとなったCPR_MAIについて、ALL0であるか否かについての判定を行う。このような動作も、例えば単純な比較器としての回路構成により得ることができる。
【0055】
比較回路54は、判定結果に応じて図1に示したスイッチ回路34のオン/オフ制御を行う。このオン/オフ制御も、システムコントローラ10の制御に依らず、ハードウェア構成によって完結した動作として得られる。つまり、例えば比較回路54は、スイッチ回路34としてのゲート回路のオン/オフを、H/Lレベルの信号出力の切り換えによって行うようにすればよい。
【0056】
ここで、比較回路54による判定結果として、CPR_MAIがALL0であったということは、今回記録すべきデータは、不正なコピーではないということになる。そこで、この場合には、比較回路54は、スイッチ回路34をオン状態に維持する。スイッチ回路34がオン状態の場合、エンコード/デコード部12のEFM+変調回路から出力された記録データは、記録パルス発生回路21に入力されるので、ディスク100へのデータの記録は通常に行われることになる。
【0057】
これに対して、CPR_MAIがALL0ではないということは、コピーが許可されていないデータということになる。
例えば、DVD−ROMに記録される映画などのコンテンツのデータは、著作権保護のために、コピー禁止を示す内容のCPR_MAIが記録済みとなっているのが一般的である。このように、コピー禁止を示すCPR_MAIが記録されたデータは、例えばホストコンピュータ40側のアプリケーションや、ディスクドライブ装置0側のシステムコントローラ10によって、コピーが行えないように処理される。
しかしながら、これらの仕組みを通り抜けて、映画などのコンテンツのデータを不正にコピーさせようとした場合、本実施の形態のディスクドライブ装置0では、不正検出回路30における上記動作が実行されることで、比較回路54によって、CPR_MAIがALL0ではないということが判定される。つまり、不正なコピーを行おうとしていることが判定されるものである。
この場合、比較回路54は、スイッチ回路34をオフ状態に切り換えることになる。これにより、エンコード/デコード部12のEFM+変調回路から出力された記録データは、記録パルス発生回路21に入力されなくなって、ディスク100へのデータ記録が行われないことになる。つまり、ディスクへの記録を行わせないことによって不正なデータのコピーが禁止されることになる。
【0058】
本実施の形態では、上記のようにしてCPR_MAIがALL0であればデータの記録を許可し、ALL0でなければデータの記録を禁止するようにして、不正コピーされたディスクが作成されることを防止している。
【0059】
ここで、本実施の形態としては、このような不正コピーの禁止動作を、ハードウェアとして構成される不正検出回路30により行っている。この動作は、記録データが記録信号経路に供給される限り、定常的に実行されることになるので、この不正検出をパスすることはできない。
【0060】
また、例えば従来としての問題点でも述べたように、同等の不正コピー禁止動作をソフトウェアによるシステムコントローラ10などの処理によって実現した場合には、ソフトウェア改竄によって不正コピーされてしまう可能性をなくすことができない。
これに対して本実施の形態の場合には、不正コピー禁止ための構成がハードウェアとして組み込まれ、また、ハードウェアとしての回路の動作により完結して得られるために、上記したようなソフトウェアの改竄による不正コピーの可能性は完全に排除される。
さらに、例えば同一LSI内に、エンコード/デコード部12のエンコード回路系とともに、ハードウェアとして組み込まれていることで、不正検出動作はそのLSI内部での閉じた処理となる。従って、ハードウェアの改造によって、不正検出動作をバイパスさせることも不可能となる。例えばDVDに対応するディスクドライブ装置を設計することができるエンジニアであるとしても、本実施の形態としての不正検出機能を搭載したLSIを使用する限りにおいては、不正なCPR_MAIを記録可能なようにディスクドライブ装置を改造することはできないというレベルにまで持っていくことができる。
【0061】
さらに、本実施の形態では不正検出回路による検出動作は、DVD変調回路15によるDVDフォーマットに適合した変調処理と、EFM+変調による記録符号化処理(変調処理)を経た後の信号について行うようにしている。これは即ち、記録信号経路において、できるだけディスクに近い部分での不正検出を行っているのだということがいえる。
例えば、バッファメモリ31上、又はエンコード/デコード部12のエンコーダ系の回路部上において信号に対して不正を行う場合の難易性と、エンコード/デコード部12のエンコーダ系の回路部から出力された信号に対して不正を行う場合の難易性を比較してみる。この場合、前者の場合でも不正を行うことは相当に困難ではあるが、後者の場合のほうが難易性は、遥かに高くなる。従って、後者のほうが保護としてはより強固であり、本実施の形態としても、後者の構成を採ることとしているものである。
【0062】
また、先にも説明したように、図2に示した不正検出回路30を形成する各回路部は、非常に簡略で小規模で済むことになる。このため、例えば不正検出回路30を付加することによるコストアップは、ほとんどない。つまり、コストアップを問題にすることなく、非常に強力な著作権保護機能を実装することができる。
【0063】
ところで、先に図2により説明した不正検出回路30の構成は、CPR_MAIがALL0以外である場合に、コピー禁止動作が得られるようにするものであった。本実施の形態としては、これに限定されず、例えばどのような内容のCPR_MAIについての記録を禁止するのか、ということさえ予め決まっていれば、その場合の条件に応じたタイミング発生回路、比較回路、EFM+復調回路の構成を採ればよいものとされる。
【0064】
そこで、CPR_MAIの内容に適応させたコピー禁止動作を実現する例として、図3に、不正検出回路30の他の構成例を示す。なお、この図3において図2と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
この図3に示す不正検出回路30では、図2に示した不正検出回路30の構成に対してリードイン検出回路55が備えられている。
周知のように、DVDのディスク構造としては、最内周側に位置するリードインエリアと、このリードインエリアの外周に位置するデータエリアとから成る。そして、リードインエリアとデータエリアとでは、CPR_MAIの定義内容が異なる場合がある。リードイン検出回路55は、これに対応して、記録データがリードインエリアとデータエリアの何れに記録されるべきデータであるのかを判断するために設けられる。
【0065】
そしてここでは、上記のようなエリア間での定義内容の相違に応じた不正コピー禁止のための規則として、次のように規定することとする。
「リードインエリア:6バイトのCPR_MAIのうち、少なくとも1つのバイトデータが00h以外であれば、データ記録を禁止する。」
「データエリア:6バイトのCPR_MAIのうち、先頭の1バイトは00h以外であってもよい。残る以降の5バイトのうち、少なくとも1つのバイトデータが00h以外であれば、データ記録を禁止する。」
【0066】
上記規則に対応して、図3に示す不正検出回路30は次のように動作する。
リードインエリアに記録されるEFM+信号と、データエリアに記録されるEFM+信号としては、共に図5及び図6に示した構造と変わることはない。
そこで、シンク検出回路51では、図2の場合と同様にして、シンクコードSY0を検出し、検出出力をEFM+復調回路52及びタイミング発生回路53に出力する。
【0067】
この場合のEFM+復調回路52では、ALL‘0’のCPR_MAIに対応して00hに対応した復調処理のみを施すのではなく、後述するようにして、リードインエリアについての検出をリードイン検出回路55に実行させるために、00h,01h,02hの3パターンのEFM+復調処理が実行されるように構成される。この場合、図2に示すEFM+復調回路52よりも回路規模は大きくなるが、それでも、00h〜FFhまでのすべての変換テーブルを用意して復調処理を行う場合と比較すれば、その規模は遥かに小さいものとなる。
【0068】
ここで、記録データがリードインエリアとデータエリアの何れに記録されるべきものであるのかは、Data IDを参照することで認識することができる。詳しい定義内容についての説明は省略するが、Data IDについて030000h以上の値を示す場合にはデータエリアであり、030000h未満の値を示す場合にはリードインエリアである。また、この場合、Data IDの4バイトすべてを調べる必要はない。最初の1バイトについて、00h、01h、02hの何れかであれば、リードインエリアであると判定し、それ以外の値の場合にはデータエリアとして判定すればよい。
【0069】
そして、Data IDは、図6にも示したように、シンクコードSY0の直後にある。そこで、この場合のタイミング生成回路53は、EFM+復調回路52からData IDの最初の1バイトが復調出力される期間にも対応してタイミング信号を出力するように構成される。
そして、リードイン検出回路55では、上記のようにしてData IDの最初の1バイトに対応するタイミング信号の入力に基づいたタイミングで、この1バイトのデータが、00h、01h、02hの何れか、若しくはそれ以外であるか否かを検出する。そして、1バイトのデータが、00h、01h、02hの何れかであった場合には、リードインエリアの記録データであることを示す検出信号を比較回路54に出力し、00h、01h、02h以外の値である場合には、データエリアの記録データであることを示す検出信号を比較回路54に出力する。
【0070】
比較回路54では、リードイン検出回路55からリードインエリアを示す検出信号が入力されている場合には、タイミング発生回路53からのタイミング信号に基づいたタイミングで、入力された6バイトのCPR_MAIについて、各バイトが00hであるか否かについて判定する。
そして、各バイトが00hである(ALL0である)と判定したのであれば、スイッチ回路34をオン状態とするためのスイッチ制御信号を出力し、データ記録を許可する。
これに対して、6バイトのうち少なくとも1つのバイトデータが00h以外の値をとっているという判定結果が得られたのであれば、スイッチ回路34をオフ状態とするためのスイッチ制御信号を出力し、データ記録を禁止する。
【0071】
また、比較回路54は、リードイン検出回路55からリードインエリアを示す検出信号が入力されている場合には、タイミング発生回路53からのタイミング信号に基づいたタイミングで判定を行うのにあたり、後ろの5バイトのみを判定対象とするようにされる。つまり、入力された6バイトのCPR_MAIについて、最初の1バイトが00h以外の値であったとしても、スイッチ回路34をオフ状態には切り換えない。そして、続く残りの5バイトについて、少なくとも1つのバイトデータについて00h以外の値をとるものがあれば、スイッチ回路34をオフに切り換えてデータ記録を禁止する。これに対して、続く残りの5バイトについて全て00hであるという判定結果が得られれば、スイッチ回路34をオン状態に維持して、データ記録を正常に実行させるものである。
【0072】
ところで、実際においては、例えばEFM+変調回路16の前段にて不正検出を行ったとしても、相当に強固であり改竄は非常に難しい。そこで、本実施の形態としては、DVD変調回路15の出力と、EFM+変調回路16の入力との間に得られる信号について不正検出を行う構成とすることも可能とされる。
この場合、DVD変調回路15から出力される構造のデータには、シンクコードSY0〜SY7が付加されていない。従って、この場合の不正検出回路30の構成としては、図2に示したようにして、シンクコードSY0のビットパターンを検出するシンク検出回路51を用いることはできない。しかしながら、DVD変調回路15からデータを出力する際には、EFM+変調回路16において、適正にデータの区切りを判断してEFM+変調処理が実行されるように、例えば図5に示すシンクコードに対応するデータ位置の区切りを示す区切り情報も転送するように構成される。この区切り情報を参照することで、EFM+変調回路16では、適正にEFM+変調を行い、また、適正な位置にシンクコードを挿入していくことが可能となる。
従って、DVD変調回路15から出力される信号に含まれるCPR_MAIについて不正検出を行う場合には、先ず、この区切り情報を検出する検出回路を備えればよい。そして、タイミング発生回路53は、この区切り情報の検出に応じてCPR_MAIについての判定を実行させるタイミング信号を比較回路54に出力する。比較回路54では、CPR_MAIが所要の値を有しているか否かを判定すればよいことになる。
なお、この場合には、DVD変調回路15から出力される信号は、EFM+変調前の形式のデータであるから、EFM+復調回路52は省略される。
【0073】
また、本発明としては、これまでに説明した実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態においては、不正とされる著作権保護情報(CPR_MAI)を含む記録データが、記録媒体に記録されないようにするために、記録信号経路の一部経路を遮断するようにしている。つまり、スイッチ回路34をオフとしているものである。そして、記録信号経路の遮断位置としては、図1にも示したように、EFM変調回路16の信号出力の部位としている。しかしながら、本発明としては、不正な著作権保護情報(CPR_MAI)を含む記録データが記録媒体に記録されないようにすればよいので、記録信号経路であればどの経路部分を断続するように構成しても構わないものである。
さらには、不正な著作権保護情報(CPR_MAI)を含む記録データが記録媒体に記録されないようにするという意味では、記録媒体に対して正常な記録データが記録されないようにしてもよいということがいえる。そこで、例えば、スイッチ回路のオン/オフを行う代わりに、不正検出回路により著作権保護情報が不正であることが判定された場合には、記録データをランダムにスクランブルしてしまうようなスクランブル処理を施してしまうことも考えられる。
【0074】
また、例えば、上記実施の形態においては、記録可能なDVDフォーマットの光ディスクに対応した記録再生装置を例に挙げているが、他の光ディスク、さらには光磁気ディスクなどとされてもよい。さらには、テープ状記録媒体や、半導体メモリ素子などに対応して記録可能な記録装置に適用することも考えられる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、記録データ(記録用情報)に挿入されている著作権保護情報が不正であるか否かを検出する情報検出回路を備えている。そしてこの情報検出回路は、所定の変調回路を経て変調処理が施された記録データを検出対象としている。
また、上記情報検出回路によって、著作権保護情報が不正なものであることが判定された場合には、少なくともこの不正な著作権保護情報が記録媒体にそのまま記録されないようにされる。
このような構成であれば、情報検出回路による検出動作を、ハードウェアのレベルで行なった場合、例えばソフトウェアの改竄によってデータの不正コピーが可能となる可能性は完全に排除できる。
また、ハードウェアとして構成して場合には、その実装の仕方によっては、ハードウェアの改造によって不正な著作権保護情報を記録させようとすることも不可能となる。
さらには、変調処理を経た記録データに対して不正検出を行うということは、記録データの入力側からみると、記録信号経路においてより記録媒体側に近く、入力側から遠い経路部分で不正検出が行われることになる。これによっても、不正な著作権保護情報の記録が行われてしまうことの難易度は大幅に高くなる。
このようにして本発明は、不正な著作権保護情報の記録によって不正コピーされた記録媒体が作成されることを、従来よりも非常に強固に防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としてのディスクドライブ装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の不正検出回路の構成例を示すブロック図である。
【図3】他の不正検出回路の構成例を示すブロック図である。
【図4】セクタデータの構造を示すデータ構造図である。
【図5】EFM+変調後の記録データの構造を示すデータ構造図である。
【図6】EFM+変調後の記録データの構造内におけるData ID,IDE,CPR_MAIの位置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ピックアップ、2 対物レンズ、3 二軸機構、4 レーザダイオード、5 フォトディテクタ、6 スピンドルモータ、8 スレッド機構、9 マトリクス回路、10 システムコントローラ、12 エンコード/デコード部、13EFM+復調部、14 DVD復調部、15 DVD変調部、16 EFM+変調部、30 不正検出回路、31 バッファメモリ、32 バッファマネージャ、33 インターフェイス部、34 スイッチ回路、35 サーボ回路、40ホストコンピュータ、51 シンク検出回路、52 EFM+復調回路、53タイミング発生回路、54 比較回路、55 リードイン検出回路、100 ディスク

Claims (12)

  1. 変調回路により所要の変調処理が施された、記録媒体に記録されるべき記録用情報を入力し、この入力された記録用情報の所定位置に挿入されている著作権保護情報が特定の内容であるか否かを検出するものとされる情報検出回路、
    を備えていることを特徴とする情報検出装置。
  2. 上記情報検出回路は、
    上記記録用情報の所定位置に挿入されている特定のビットパターンの情報を検出する特定情報検出回路と、
    上記特定情報検出回路による検出タイミングに基づいて、上記記録用情報から抽出すると共に、上記著作権保護情報が特定の内容であるか否かを検出する検出回路と、
    を備えて構成されることを特徴とする請求項1に記載の情報検出装置。
  3. 上記情報検出回路は、
    上記記録用情報の所定位置に挿入されている特定のビットパターンの情報を検出する特定情報検出回路と、
    上記特定情報検出回路による検出タイミングに基づいて、上記記録用情報から抽出した著作権保護情報について復調処理を施すものとされ、上記著作権保護情報が上記特定の内容である場合のビットパターンのみに対応して復調可能に構成される復調回路と、
    上記復調回路により復調された著作権保護情報が特定の内容であるか否かを検出する検出回路と、
    を備えて構成されることを特徴とする請求項1に記載の情報検出装置。
  4. 上記情報検出回路は、
    上記変調回路によって記録符号化された記録用情報を入力するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報検出装置。
  5. 上記情報検出回路は、
    上記変調回路とともに集積回路内に実装されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報検出装置。
  6. 入力された記録用情報について所要の変調処理を実行する変調回路と、
    上記変調回路により変調された記録用情報を入力して、記録用情報の所定位置に挿入されている著作権保護情報が、特定の内容であるか否かを検出する動作を実行する情報検出回路と、
    上記変調回路を含む記録信号経路を経て入力されてきた記録用情報を、所定の記録媒体に記録する記録手段と、
    上記情報検出回路の検出結果に応じて、不正な著作権保護情報が挿入された記録用情報が、上記記録手段によって上記記録媒体に記録されないように動作する情報記録制限回路と、
    を備えていることを特徴とする記録装置。
  7. 上記情報記録制限回路は、
    上記情報検出回路の検出結果に応じて、上記記録用情報を上記記録媒体に記録するための記録信号経路における所定の経路部を遮断するように構成される、
    ことを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  8. 上記情報検出回路は、
    上記記録用情報の所定位置に挿入されている特定のビットパターンの情報を検出する特定情報検出回路と、
    上記特定情報検出回路による検出タイミングに基づいて、上記記録用情報から抽出すると共に、上記著作権保護情報が特定の内容であるか否かを検出する検出回路と、
    を備えて構成されることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  9. 上記情報検出回路は、
    上記記録用情報の所定位置に挿入されている特定のビットパターンの情報を検出する特定情報検出回路と、
    上記特定情報検出回路による検出タイミングに基づいて、上記記録用情報から抽出した著作権保護情報について復調処理を施すものとされ、上記著作権保護情報が上記特定の内容である場合のビットパターンのみに対応して復調可能に構成される復調回路と、
    上記復調回路により復調された著作権保護情報が特定の内容であるか否かを検出する検出回路と、
    を備えて構成されることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  10. 上記変調回路は、
    記録用情報について所定方式による記録符号化のための変調処理を実行するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  11. 上記情報検出回路は、
    少なくとも上記変調回路とともに、同一の集積回路内に実装されている、
    ことを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  12. 変調回路により所要の変調処理が施された、記録媒体に記録されるべき記録用情報を入力し、この入力された記録用情報の所定位置に挿入されている著作権保護情報が特定の内容であるか否かを検出する動作を、ハードウェアにより構成される回路によって実現する、
    ことを特徴とする情報検出方法。
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