JP2001155410A - 光情報記録媒体の記録装置、光情報記録媒体の再生装置、光情報記録媒体の記録方法および光情報記録媒体の再生方法 - Google Patents

光情報記録媒体の記録装置、光情報記録媒体の再生装置、光情報記録媒体の記録方法および光情報記録媒体の再生方法

Info

Publication number
JP2001155410A
JP2001155410A JP33680599A JP33680599A JP2001155410A JP 2001155410 A JP2001155410 A JP 2001155410A JP 33680599 A JP33680599 A JP 33680599A JP 33680599 A JP33680599 A JP 33680599A JP 2001155410 A JP2001155410 A JP 2001155410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
recording medium
medium
optical
information recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33680599A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Miyata
弘幸 宮田
Koji Takeuchi
弘司 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP33680599A priority Critical patent/JP2001155410A/ja
Publication of JP2001155410A publication Critical patent/JP2001155410A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録可能であることをより正確に判別できる
ように光ディスクに情報を記録し、効果的に光ディスク
のデッドコピーを防ぐことができる光情報記録媒体の記
録装置を提供する。 【解決手段】 光ディスク10に所定の方法で情報を記
録すると共に、光ディスク10に記録されているプリフ
ォーマット情報を読み取るピックアップ7と、ピックア
ップ7を用い、プリフォーマット情報のうち、光ディス
ク10の媒体種類に関する媒体種類情報を光ディスクの
情報領域外に前出の所定の方法で記録するディスク制御
部1と、を有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光情報記録媒体に
対して情報を記録する光情報記録媒体の記録装置、光情
報記録媒体に記録された情報を再生する光情報記録媒体
の再生装置、およびこの記録装置、再生装置で用いられ
る光情報記録媒体の記録方法、光情報記録媒体の再生方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクにデジタル信号として記録さ
れた情報をデジタル信号として読み出し、他の光ディス
クにコピーすると、読み出された情報は劣化することな
く他の光ディスクにコピーされる。このため、光ディス
クに記録された情報の著作権を保護する目的で、光ディ
スクに記録された情報をデジタル信号のまま他の光ディ
スクにコピーする行為に制限が設けられている。
【0003】光ディスクに記録された情報のコピーを制
限するための周知の技術としては、たとえば、特開平8
−147767号公報に記載された発明が挙げられる。
この発明では、図7のように、保護するべきユーザデー
タを記録するデータトラックdの所定のアドレス区間に
セキュリティトラックsが設けられている。なお、セキ
ュリティトラックsのアドレスは、TOC(Table of C
ontents)あるいはこの光ディスクを再生する再生装置
側に記録されている。
【0004】図7の光ディスクを再生する際、再生装置
は、データトラックdだけをトラッキングしてユーザデ
ータを示すディジタル信号を読み出す。このとき、デー
タトラックdと別のスパイラルを構成するセキュリティ
トラックsに書き込まれた情報は、読み出されることが
ない。したがって、図7の光ディスクをデッドコピーし
た光ディスクには、データトラックdの情報だけが記録
され、セキュリティトラックsの情報が記録されないこ
とになる。
【0005】特開平8−147767号公報に記載され
た発明では、図7に示したように光ディスクを構成する
と共に、再生装置が光ディスクを再生する前にセキュリ
ティトラックsを検出するように構成した。そして、セ
キュリティトラックsがあるものについては再生装置の
プロテクトを解除して再生し、セキュリティトラックs
がないものについては光ディスクを排出するようにして
いる。このような特開平8−147767号公報に記載
された発明によれば、オリジナルの光ディスクからデッ
ドコピーされた光ディスクがさらにコピーされることを
防ぐことができる。
【0006】また、光ディスクのコピーを制限するこの
他の方法としては、再生専用、追記型、書換型といった
光ディスクの種別を示す情報を光ディスクのユーザデー
タが書き込まれている領域、あるいはユーザデータの記
録・再生に必要な情報が書き込まれている領域(以降、
本明細書中では、両者を合わせて情報領域という)に記
録しておくものがある。この方法によれば、再生装置が
光ディスクの種別をこの情報から判別し、光ディスクが
記録可能な種類のものであるばあいにはユーザデータを
ディジタル信号として再生することを禁止してデッドコ
ピーを防ぐことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
8−147767号公報の光ディスクは、セキュリティ
トラックsが存在する箇所ではトラックのピッチが他の
箇所の2倍になっている。このため、この箇所のトラッ
クは、いわゆるRed Bookに定められたCD−D
Aの物理規格である1.6±0・1μmを満たすことが
できなくなる。このため、特開平8−147767号公
報の光ディスクは、現在市場に出回っているドライバで
トラッキングすることができないことになる。
【0008】さらに、特開平8−147767号公報で
は、ピックアップがセキュリティトラックsにアクセス
するとき、トラックdから1トラック外周にジャンプす
るよう構成されている。このとき、図7の光ディスクに
はトラックのピッチが他の箇所の2倍になっている箇所
があることから、図7中に矢線Aで示した箇所でこのジ
ャンプがなされた場合には、セキュリティトラックsが
存在しないと誤判断される可能性がある。
【0009】また、記録可能な種類の光ディスクの再生
を禁止する方法にあっては、再生専用の光ディスクをデ
ッドコピーした記録可能な光ディスクを記録可能光ディ
スクと判別できないという問題が生じる。すなわち、再
生専用の光ディスクを記録可能な光ディスクにデッドコ
ピーした場合、情報領域に含まれる媒体種類データも再
生専用として記録可能光ディスクにコピーされる。それ
に対してデッドコピーでない通常記録の際は、ここには
記録可能光ディスクを示すデータが記録される。そのた
めに、このような記録可能光ディスクを再生装置で再生
した場合、再生装置側ではこの情報から光ディスクを再
生専用の光ディスクと誤判断する。そして、このような
方法でコピーされた光ディスクを元にしてさらに多数の
記録可能光ディスクにデータがデッドコピーされてしま
う恐れがある。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であって、より正確に記録可能な光ディスクを判別で
き、さらに、光ディスクが再生専用の光ディスクをデッ
ドコピーしたものか否かをも判別することによってよ
り、確実に光ディスクのデッドコピーを防ぐことができ
る光情報記録媒体の記録装置、光情報記録媒体の再生装
置、光情報記録媒体の記録方法および光情報記録媒体の
再生方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上述べた課題は、以下
の手段によって解決できる。すなわち、請求項1記載の
発明は、光情報記録媒体に所定の方法で情報を記録する
と共に、前記光情報記録媒体に記録されているプリフォ
ーマット情報を読み取るピックアップと、前記ピックア
ップを用い、前記プリフォーマット情報のうち、前記光
情報記録媒体の種類に関する媒体種類情報を前記光情報
記録媒体の情報領域外に前記所定の方法で記録する媒体
種類情報記録手段と、を有するものである。
【0012】このように構成することにより、プリフォ
ーマット情報に含まれている媒体種類情報を情報領域外
に記録しておくことができる。このため、この光情報記
録媒体記録装置で記録がなされた光情報記録媒体は、情
報領域内に記録されている媒体種類情報が追記または変
更された場合にも、本来の媒体種類情報を保存しておく
ことができる。
【0013】請求項2記載の発明は、光情報記録媒体に
記録された情報を読み取るピックアップと、前記ピック
アップを用い、前記光情報記録媒体の情報領域外に記録
されている前記光情報記録媒体の種類に関する第1の媒
体種類情報を読み取る媒体種類情報読取手段と、前記第
1の媒体種類情報に基づいて前記光情報記録媒体の再生
実行、あるいは再生中止を決定する再生決定手段と、を
有することを特徴とするものである。
【0014】このように構成することにより、光情報記
録媒体の情報領域外に記録されている第1の媒体種類情
報に基づいて光情報記録媒体の種類を判別することがで
きる。このため、情報領域内に記録されている媒体種類
情報が追記または変更された場合にも、追記または変更
された媒体種類情報に影響されることなく光情報記録媒
体の再生実行、あるいは再生中止を決定することができ
る。
【0015】請求項3記載の発明は、さらに、前記光情
報記録媒体の情報領域内に記録されている第2の媒体種
類情報と、前記第1の媒体種類情報とを照合し、両者が
一致するか否か判別する媒体種類情報判別手段を有し、
前記再生決定手段は、前記媒体種類情報判別手段によっ
て前記第1の媒体種と前記第2の媒体種類情報とが一致
すると判別された場合、前記光情報記録媒体の再生を決
定することを特徴とするものである。
【0016】このように構成することにより、光情報記
録媒体の情報領域外に記録されている第1の媒体種類情
報と第2の媒体種類情報とが一致しているか否か判断す
ることができる。そして、両者が一致していない場合に
は、この光情報記録媒体の情報記録内に第2の媒体種類
情報を持つ光情報記録媒体が不正にコピーされたことが
分かるようになる。さらに、第1の媒体種類情報と第2
の媒体種類情報とが一致していないときには光情報記録
媒体の再生をしないことにより、不正にコピーされた光
情報記録媒体を元にしてさらにコピーが行われることを
防ぐことができる。
【0017】請求項4記載の発明は、前記光情報記録媒
体に所定の方法で記録されているプリフォーマット情報
をピックアップで読み取るプリフォーマット情報読取工
程と、前記プリフォーマット読取工程で読み取られたプ
リフォーマット情報のうち、前記光情報記録媒体の種類
に関する情報を前記光情報記録媒体の情報領域外に前記
所定の方法で記録する媒体種記録工程と、を有すること
を特徴とするものである。
【0018】このように構成することにより、プリフォ
ーマット情報に含まれている媒体種類情報を情報領域外
に記録しておくことができる。このため、この光情報記
録媒体記録方法により記録がなされた光情報記録媒体
は、情報領域内に記録されている媒体種類情報が追記ま
たは変更された場合にも、本来の媒体種類情報を保存し
ておくことができる。
【0019】請求項5記載の発明は、前記媒体手記録工
程が、前記光情報記録媒体の種類に関する情報を、情報
領域の内周、または外周のいずれか一方、あるいは両方
に記録することを特徴とするものである。
【0020】このように構成することにより、光情報記
録媒体の種類に関する情報を、情報領域の内周、または
外周のいずれに記録するようにしても良くなり、他の記
録条件を考慮して最適な方法により光情報記録媒体に情
報を記録することができる。また、情報領域の内周、外
周の両方に光情報記録媒体の種類に関する情報を記録
し、より確実に本来の媒体種類情報を保存しておくこと
ができる。
【0021】請求項6記載の発明は、前記媒体種記録工
程が、光情報記録媒体の種類に関する情報の他、光情報
記録媒体の製造者に関する情報、あるいは光情報記録媒
体の記録に最適な記録パワーに関する情報を記録するこ
とを特徴とするものである。
【0022】このように構成することにより、光情報記
録媒体の情報領域内に追記または変更がなされた場合に
も、光情報記録媒体の種類に関する情報ばかりでなく、
光情報記録媒体の製造者に関する情報、あるいは光情報
記録媒体の記録に最適な記録パワーに関する情報をも保
存しておくことができる。
【0023】請求項7記載の発明は、ピックアップを用
い、光情報記録媒体の情報領域外に記録されている前記
光情報記録媒体の種類に関する第1の媒体種類情報を読
み取る媒体種類情報読取工程と、前記第1の媒体種類情
報に基づいて前記光情報記録媒体の再生実行、あるいは
再生中止を決定する再生決定工程と、を有することを特
徴とするものである。
【0024】このように構成することにより、光情報記
録媒体の情報領域外に記録されている第1の媒体種類情
報に基づいて光情報記録媒体の再生実行、あるいは再生
中止を決定することができる。このため、情報領域内に
記録されている媒体種類情報が追記または変更された場
合にも、追記または変更された媒体種類情報に影響され
ることなく光情報記録媒体の再生実行、あるいは再生中
止を決定することができる。
【0025】請求項8記載の発明は、さらに、前記光情
報記録媒体の情報領域内に記録されている第2の媒体種
類情報と、前記第1の媒体種類情報とを照合し、両者が
一致するか否か判別する媒体種類情報判別工程を有し、
前記再生決定工程は、前記媒体種類情報判別工程で前記
第1の媒体種と前記第2の媒体種類情報とが一致すると
判別された場合、前記光情報記録媒体の再生を決定する
ことを特徴とするものである。
【0026】このように構成することにより、光情報記
録媒体の情報領域外に記録されている第1の媒体種類情
報と第2の媒体種類情報とが一致しているか否か判断す
ることができる。そして、両者が一致していない場合に
は、この光情報記録媒体の情報記録内に第2の媒体種類
情報を持つ光情報記録媒体が不正にコピーされたことが
分かるようになる。さらに、第1の媒体種類情報と第2
の媒体種類情報とが一致していないときには光情報記録
媒体の再生をしないことにより、不正にコピーされた光
情報記録媒体を元にしてさらにコピーが行われることを
防ぐことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態1、実
施の形態2について説明する。 (実施の形態1)実施の形態1は、本発明の光ディスク
の記録装置および光ディスクの記録方法を説明するもの
である。図1は、実施の形態1の光ディスク記録装置を
説明するための図である。図示した実施の形態1の光デ
ィスク記録装置は、ピックアップ7を有している。この
ピックアップ7は、スピンドルモータ3によって回転す
る図示しないターンテーブル上の光ディスク10に対
し、所定の方法で情報を記録すると共に、光ディスク1
0に記録されているプリフォーマット情報を読み取って
いる。
【0028】実施の形態1のピックアップ7は、半導体
などで出射されるレーザ光を集光して光ディスク10に
照射し、所定の記録方法で光ディスクに情報を記録する
ものとする。なお、この所定の記録方法としては、たと
えば、CD−R(Compact Disc Recordable)やDVD
−R(Digital Video Disc Recordable)に対しては位
相ピットの形成、CD−RW(Compact Disc Rewritabl
e)、DVD−RW(Digital Video Disc Rewritable)
に対しては相変化記録マークの形成が採用される。ま
た、プリフォーマット情報とは、記録可能な光ディスク
にアドレッシング情報を付与するため、予め光ディスク
に書き込まれている情報である。このプリフォーマット
情報としては、一般的に光ディスクの種別情報、製造者
情報、光ディスクに情報を書き込む最適レーザ光のパワ
ー情報などがある。
【0029】ピックアップ7とスピンドルモータ3と
は、ディスク制御部1により、信号処理回路11、サー
ボ処理回路12を介して制御されている。そして、実施
の形態1のディスク制御部1は、さらに上位の制御装置
であるホスト制御部5に接続し、このホスト制御部5を
介してたとえば記録すべきユーザデータなどのデータを
入力している。
【0030】ディスク制御部1は、媒体種類データを記
録するためのレーザパワー制御手段13、プリフォーマ
ットデータ記憶手段14、情報領域外アクセス手段15
を有している。このようなディスク制御部1は、ピック
アップ7を用い、前述したプリフォーマット情報のうち
の光ディスク10の種類に関するデータ(媒体種類デー
タ)を光ディスク10に記録する。なお、この記録は、
ピックアップ7が光ディスクにデータを記録する方法と
同じ方法、たとえば位相ピット形成、相変化記録マーク
形成によって行われる。また、媒体種類データは、光デ
ィスク10の情報領域外の領域に形成される。この領域
については、後述するものとする。
【0031】以上述べた光ディスク記録装置は、次のよ
うに動作する。すなわち、ディスク制御部1は、ピック
アップ7を制御し、光ディスク10に対してレーザ光を
照射してユーザデータなどのデータを書き込んでいる。
なお、書き込みの制御は、レーザ光をデータに応じてオ
ン、オフすることによってなされる。また、このレーザ
光が光ディスク10で反射された反射光は、ピックアッ
プ7の図示しない光学系を介して電気信号に変換され、
信号処理回路11に入力する。サーボ処理回路12は、
信号処理回路11の信号処理によって得られたフォーカ
スエラー信号やトラッキングエラー信号に基づいて、ピ
ックアップ7のフォーカスやトラッキングの調整、スピ
ンドルモータ3の回転数の制御を行っている。
【0032】以上のように動作する実施の形態1の光デ
ィスク記録装置において、ピックアップ7は、光ディス
ク10に対してプリフォーマット情報が記録されている
領域にアクセスし、ここにレーザ光を照射する。そし
て、この反射光に基づく電気信号からプリフォーマット
情報を読み取る。読み取られたプリフォーマット情報
は、ディスク制御部1に入力し、プリフォーマットデー
タ記憶手段14に記憶される。
【0033】ディスク制御部1は、さらに情報領域外ア
クセス手段15によってピックアップ7を情報領域以外
の領域にアクセスさせる。そして、プリフォーマットデ
ータ記憶手段14に記憶されたプリフォーマット情報の
うち、少なくとも媒体種類データを抽出してピックアッ
プ7に送出する。ピックアップ7は、この媒体種類デー
タに応じてレーザ光をオン、オフし、媒体種類データを
光ディスク10の情報領域以外の領域に記録する。な
お、以上の動作で行われるピックアップ7、スピンドル
モータ3とディスク制御部1との信号の授受は、すべて
信号処理回路11、サーボ処理回路12を介して行われ
る。
【0034】図2は、光ディスク10の物理的なトラッ
ク構成を例示し、このようなトラック構成の光ディスク
に対してピックアップ7が媒体種類データを記録する領
域を説明する図である。一般的な光ディスクの規格で
は、図2(a)に示した情報領域、すなわちプログラム
エリア20、リードインエリア21、リードアウトエリ
ア22の用途は定められているものの、このような情報
領域外の領域についての用途は定められていない。
【0035】実施の形態1の光ディスク記録装置は、媒
体種類データを情報領域外に記録する。すなわち、図2
(b)のように、リードインエリア21の前、あるいは
リードアウトエリア22の後のいずれか一方、あるいは
両方の情報トラックに媒体種類データを記録するための
キー領域23、23を設けている。このような構成によ
れば、キー領域23、23が光ディスク10の情報トラ
ックの内周、または外周のいずれか一方、あるいは両方
に形成され、ここに媒体種類データが記録されることに
なる。
【0036】つぎに、以上述べた実施の形態1の光ディ
スクの記録方法を、図3にフローチャートとして示し、
説明する。図3のフローチャートでは、先ず、ディスク
制御部1が光ディスク10がセットされたか否か判断す
る(S1)。そして、光ディスク10がセットされたと
判断された場合には(S1:Yes)、光ディスク再生
装置をイニシャライズ(各種の初期設定)し(S2)、
光ディスク10がプリフォーマットされているか否か判
断する(S3)。なお、ディスク制御部1は、ステップ
S1で光ディスク10がセットされていないと判断した
場合、光ディスク10がセットされるまで待機する(S
1:No)。
【0037】ステップS3の判断の結果、光ディスク1
0がプリフォーマットされていた場合には(S3:Ye
s)、光ディスク10が記録可能な光ディスクであると
判断できる。このとき、ディスク制御部1は、プリフォ
ーマット情報を読み取るようにピックアップ7を制御す
る(S4)。一方、ディスク制御部1が、光ディスク1
0がプリフォーマットされていないと判断した場合には
(S3:No)、光ディスク10を再生専用の光ディス
クと判断してすべての処理を終了する。
【0038】つぎに、ディスク制御部1は、読み取られ
たプリフォーマット情報をプリフォーマットデータ記憶
手段14にいったん記憶し(S5)、ピックアップ7を
キー領域23にアクセスすると共に(S6)、このうち
の媒体種類データをキー領域23に記録する(S7)。
以上の処理の後、ディスク制御部1は、ピックアップ7
を情報領域にアクセスし(S8)、ユーザデータを記録
する(S8)。そして、この記録終了後にすべての処理
が終了する。なお、以上のフローチャートにおいて、ス
テップS4〜ステップS7の処理とステップS8の処理
との順序は、適宜入れ替えても良い。
【0039】周知のように、再生専用光ディスクをデッ
ドコピーした記録可能な光ディスクの情報領域には、再
生専用光ディスクの媒体種類情報までもがコピーされ
る。しかしながら、以上述べた実施の形態1の光ディス
ク記録装置によれば、再生専用光ディスクをデッドコピ
ーした場合にも、キー領域23に記録可能な光ディスク
を示す媒体種類情報が保存されることになる。
【0040】したがって、実施の形態1の光ディスク記
録装置によれば、情報領域に再生専用の光ディスクを示
す情報がコピーされたとしても、このような情報によら
ず確実に記録可能光ディスクであることを判別できる光
ディスクを提供することができる。
【0041】また、実施の形態1の光ディスク記録装置
は、情報領域以外の領域にキー領域を設けることから、
既存の記録可能な光ディスクに対しても新たにキー領域
を追加して媒体種類データを記録することができる。な
お、このキー領域は、トラックの内周、外周のいずれか
一方に形成することも可能であるが、内周、外周の両方
に形成するようにすれば、後述する媒体種類データの読
み取りにかかる時間は長くなるものの、データのデッド
コピーをより確実に禁止することができる。
【0042】また、実施の形態1の光ディスク記録装置
で情報が記録された光ディスクは、キー領域以外の構成
については既存の光ディスクと同様の構成を有してい
る。このため、現在市場に出回っている既存の光ディス
ク再生装置で再生することができる。また、実施の形態
1の光ディスク記録装置は、既存の光ディスク記録装置
のソフトウェアに実施の形態1の光ディスク記録方法の
プログラムを追加することだけで実現できる。
【0043】さらに、実施の形態1の光ディスク記録装
置は、媒体種類データをユーザデータの記録と同じ方法
で情報領域外に記録している。このことから、実施の形
態1の光ディスク記録装置は、1つのピックアップでユ
ーザデータ、媒体種類データの両方を光ディスクに記録
することができる。
【0044】なお、本発明は、以上述べた実施の形態1
の構成に限定されるものではない。たとえば、ディスク
制御部1は、媒体種類データの他、光ディスク10の製
造者に関する情報、あるいは光ディスク10の記録に最
適なピックアップ7のレーザ光パワーといった、プリフ
ォーマット情報に含まれる他の情報をもキー領域23、
23に記録するようにしても良い。また、実施の形態1
では、光ディスクに対して記録を行う構成についてのみ
説明したが、実施の形態1の光ディスク記録装置を光デ
ィスク再生機能をも有する光ディスク記録・再生装置と
して構成することも可能である。
【0045】(実施の形態2)つぎに、本発明の実施の
形態2について説明する。実施の形態2は、本発明の光
ディスクの再生装置および光ディスクの再生方法を説明
するものであり、この光ディスク再生装置および再生方
法は、前述した実施の形態1の光ディスク記録装置およ
び方法でデータが記録された光ディスクを再生する際に
効果を奏するよう構成されている。
【0046】図4は、実施の形態1の光ディスク再生装
置を説明するための図である。なお、図4に示した光デ
ィスク再生装置の構成は、前述した実施の形態1と同様
の構成を有している。実施の形態2では、実施の形態1
と同様の構成については同様の符号を付し、その説明を
一部略すものとする。
【0047】実施の形態2の光ディスク再生装置は、光
ディスク10に記録された情報を読み取るピックアップ
7と、このピックアップ7を用い、光ディスク10の情
報領域外に記録されている光ディスク10の種類に関す
る媒体種類データ(第1の媒体種類データ)読み取り、
少なくともこの第1の媒体種類データに基づいて光ディ
スク10の再生実行、あるいは再生中止を決定するディ
スク制御部4とを有している。
【0048】ディスク制御部4は、さらに上位の制御装
置であるホスト制御部50と接続し、このホスト制御部
50に光ディスク10を再生して得たユーザデータなど
のデータを出力している。また、ディスク制御部4は、
情報領域外アクセス手段43、キー領域データ記憶手段
44、媒体種類データ判別手段45を有している。
【0049】以上述べた光ディスク再生装置は、次のよ
うに動作する。すなわち、ディスク制御部4は、ピック
アップ7を制御し、光ディスク10に対してレーザ光を
照射してユーザデータなどのデータを再生している。な
お、この再生は、照射したレーザ光をの反射光をピック
アップ7の図示しない光学系を介して電気信号に変換
し、信号処理回路11に入力することによって行われ
る。また、実施の形態2においても、サーボ処理回路1
2は、信号処理回路11の信号処理によって得られたフ
ォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号に基づい
て、ピックアップ7のフォーカスやトラッキング、さら
にスピンドルモータ3の回転数を制御している。
【0050】以上のように構成された実施の形態2の光
ディスク再生装置において、ピックアップ7は、情報領
域外アクセス手段43により図2に示したキー領域23
にアクセスし、ここにレーザ光を照射する。そして、こ
の反射光に基づく電気信号から第1の媒体種類データを
読み取る。読み取られた第1の媒体種類データは、ディ
スク制御部4に入力し、キー領域データ記憶手段44に
記憶される。なお、媒体種類データ判別手段45の動作
については、後述するものとする。
【0051】以上のように構成された実施の形態2の光
ディスク再生装置は、必要に応じて2通りに動作するこ
とができる。以下、この2通りの動作を、動作、動作
として説明する。
【0052】動作 ディスク制御部4は、キー領域データ記憶手段44に記
憶された第1の媒体種類データが記録可能な光ディスク
であることを示すものか否か判断する。このとき、光デ
ィスク10が実施の形態1で述べた光ディスク記録装置
および記録方法によって記録されたもので、かつプリフ
ォーマット情報に記録可能な媒体種類データを含む光デ
ィスクあれば、キー領域23に記録可能な光ディスクで
あることを示す媒体種類データが記録されていることに
なる。
【0053】したがって、ディスク制御部4は、第1の
媒体種類データが記録可能な光ディスクを示すものであ
る場合には光ディスク10に記録されているユーザデー
タが実施の形態1の光ディスク記録装置によって正規に
記録されたものとしてユーザデータを再生するプロテク
トを解除する。また、キー領域23にあるデータが記録
可能な光ディスクであることを示す媒体種類データでな
い場合には、光ディスク10の再生を禁止する。
【0054】以上述べた実施の形態2、動作の光ディ
スクの記録方法を、図5にフローチャートとして示し、
説明する。図5のフローチャートでは、先ず、ディスク
制御部4が光ディスク10がセットされたか否か判断す
る(S11)。そして、光ディスク10がセットされた
と判断された場合には(S11:Yes)、光ディスク
再生装置をイニシャライズ(各種の初期設定)し(S1
2)、光ディスク10のキー領域23にアクセスする
(S13)。なお、ディスク制御部4は、ステップS1
1で光ディスク10がセットされていないと判断した場
合、光ディスク10がセットされるまで待機する(S1
1:No)。
【0055】続いて、ディスク制御部4は、キー領域2
3にデータの記録があるか否か判断する(S14)。こ
の判断の結果、キー領域23になんのデータも記録され
ていなかった場合には(S14:No)、光ディスク1
0を再生専用光ディスクと判断してその情報領域に記録
されているユーザデータを再生する(S19)。また、
ステップS4の判断で、キー領域23にデータ記録があ
った場合には(S14:Yes)、このキー領域23に
あるデータを読み取り(S15)、これをキー領域デー
タ記憶手段44にいったん記憶する(S16)。そし
て、読み取ったデータの中に記録可能な光ディスクの媒
体種類データがあるか否か判断する(S17)。
【0056】ステップS17の判断の結果、キー領域2
3に記録可能な光ディスクの媒体種類データがあった場
合(S17:Yes)、ディスク制御部4は、光ディス
ク10が記録可能な光ディスクであると判断し、情報領
域に記録されているユーザデータを再生する。なお、こ
のときには、情報領域に記録されているデータ中にこの
コンテンツが複製禁止のものであることを示すデータが
含まれていないか判断し、必要に応じてディジタル信号
としての出力をオフするなどの制限を設けるようにする
ことも可能である(S18)。
【0057】一方、ステップS17の判断の結果、キー
領域23に記録可能な光ディスクの媒体種類データがな
かった場合には(S17:No)、光ディスク10を、
従来、本発明のいずれの記録方法で記録されたものにも
合致しない不正な光ディスクと判断し、再生することな
くすべての処理を中止する。
【0058】このような動作によれば、光ディスク1
0が記録可能な光ディスクであるか否かを比較的短時間
で判断することができる。また、キー領域23に記録さ
れた媒体種類データによって光ディスク10の種類を判
別することから、たとえば光ディスク10が再生専用光
ディスクをデッドコピーしたものであり、このために情
報領域に再生専用の光ディスクの媒体種類データが記録
されていたとしても、光ディスク10を再生専用光ディ
スクであると誤判断することを防ぐことができる。
【0059】動作 動作を実行する際、ディスク制御部4は、さらにピッ
クアップ7を情報領域にもアクセスし、光ディスク10
の情報領域に記録されている媒体種類データ(第2の媒
体種類データ)を読み取る。そして、キー領域データ記
憶手段44に記憶されている第1の媒体種類データと第
2の媒体種類データとを比較し、媒体種類データ判別手
段45によって両者が一致するか否かを判別する。
【0060】このような動作では、媒体種類データ判
別手段45によって第1の媒体種類データと第2の媒体
種類データとが一致すると判別された場合、光ディスク
10に記録されているユーザデータを再生することを決
定する。一方、両者が一致していない場合には、光ディ
スク10が再生専用の光ディスクを記録可能な光ディス
クにデッドコピーしたものである可能性があるとして光
ディスク10のユーザデータを再生することを禁止す
る。
【0061】つぎに、以上述べた実施の形態2、動作
の光ディスクの記録方法を、図6にフローチャートとし
て示し、説明する。図6のフローチャートでは、先ず、
ディスク制御部4が光ディスク10がセットされたか否
か判断する(S21)。そして、光ディスク10がセッ
トされたと判断された場合には(S21:Yes)、光
ディスク再生装置をイニシャライズ(各種の初期設定)
し(S22)、光ディスク10のキー領域23にアクセ
スする(S23)。
【0062】続いて、ディスク制御部4は、キー領域2
3にデータの記録があるか否か判断し(S24)、キー
領域23になんのデータも記録されていなかった場合に
は(S24:No)、光ディスク10を再生専用光ディ
スクと判断してその情報領域に記録されているユーザデ
ータを再生する(S33)。また、キー領域23にデー
タ記録があった場合には(S24:Yes)、このキー
領域23にあるデータを読み取って(S25)いったん
記憶する(S26)。そして、読み取ったデータにある
媒体種類データ(第1の媒体種類データ)が記録可能な
光ディスクのものであるか否か判断する(S27)。
【0063】以上述べた処理は、先に説明した動作で
行われる処理と同様のものである。実施の形態2の動作
では、以上の処理に図中に示した処理Sが追加され
る。すなわち、ステップS27の判断の結果、キー領域
23に記録可能な光ディスクの媒体種類データがあった
場合(S27:Yes)、ディスク制御部4は、ピック
アップ7をさらに情報領域へアクセスし(S28)、情
報領域に記録された第2の媒体種類データを読み取る
(S29)。なお、CD、DVDといった光ディスクに
おいては、この第2の媒体種類データが情報領域中のリ
ードインの部分に記録されている。
【0064】つぎに、ディスク制御部4は、読み取った
第2の媒体種類データが再生専用光ディスクのものであ
るか否か判断する(S30)。そして、この判断の結
果、情報領域にも再生専用光ディスクの媒体種類データ
がない(記録可能光ディスクの媒体種類データがある)
場合には(S30:No)、光ディスク10が実施の形
態1の光ディスク記録装置で正規に記録された光ディス
クであると判断し、情報領域に記録されているユーザデ
ータを再生する。なお、このときにも、情報領域に記録
されているデータに中にこのコンテンツが複製禁止のも
のであることを示すデータが含まれていないか判断し、
必要に応じて再生に制限を設けるようにすることも可能
である(S32)。
【0065】一方、ステップS30の判断の結果、キー
領域23に再生専用光ディスクの媒体種類データがあっ
た場合には(S30:Yes)、光ディスク10が再生
専用光ディスクのデータを記録可能光ディスクにデッド
コピーしたものであることになる。このような場合、動
作では、処理を中止すると共に光ディスク10を排出
し(S31)、光ディスク10が不正にコピーされたも
のであることをオペレータに認識させる。
【0066】このような動作によれば、第1の媒体種
類データが記録可能な光ディスクの媒体種類データであ
った場合にも、さらに第2の媒体種類データ、つまり、
情報領域内に記録されている光ディスクの媒体種類デー
タを読み取る。そして、第2の媒体種類データが再生専
用光ディスクのものであるか否か判別することにより、
光ディスク10が再生専用光ディスクのデッドコピーで
あった場合、これを明らかにすることができる。
【0067】また、第1の媒体種類データと第2の媒体
種類データとが共に記録可能な光ディスクのものである
場合に限ってこの光ディスクを再生することにより、再
生専用光ディスクをデッドコピーした光ディスクがさら
にコピーされることを防止することができる。さらに、
実施の形態2の光ディスク再生装置は、既存の光ディス
ク再生装置のソフトウェアに実施の形態2の光ディスク
再生方法のプログラムを追加することだけで実現でき
る。
【0068】なお、本発明は、以上述べた実施の形態2
の構成に限定されるものではない。すなわち、実施の形
態2では、光ディスクを再生する構成についてのみ説明
したが、実施の形態2の録光ディスク再生装置を、実施
の形態1の光ディスク記録装置と一体化した光ディスク
記録・再生装置として構成することも可能である。
【0069】また、実施の形態2の光ディスク再生装置
を再生専用のものとして構成した場合、不正にコピーさ
れた光ディスクがアナログ信号としても再生することが
できないようにすることができる。このような実施の形
態2の光ディスク再生装置によれば、デッドコピーされ
た光ディスクは使用できなくなり、光ディスクのデッド
コピーを未然に防止することもできる。
【0070】
【発明の効果】以上述べた本発明は、以下の効果を奏す
る。すなわち、請求項1および請求項4に記載の発明
は、請求項1記載の光情報記録媒体記録装置、請求項4
の光情報記録媒体記録方法で情報が記録された光情報記
録媒体を、情報領域内に記憶された媒体種類情報が追記
または変更された場合にも本来の媒体種類情報を保存で
きるようにすることができる。そして、このような光情
報記録媒体記録装置および方法によれば、情報領域内に
再生専用の媒体種類データを追記または変更し、さらに
これを元にして情報がコピーされることを防止すること
ができる。
【0071】請求項2および請求項7に記載の発明は、
情報領域内に記録されている媒体種類情報が追記または
変更された場合にも、追記または変更された媒体種類情
報に影響されることなく光情報記録媒体の再生実行、あ
るいは再生中止を決定することができる。このため、情
報領域内に再生専用の媒体種類データが追記または変更
された光情報記録媒体を再生専用の光情報記録媒体と誤
判断することがなく、ひいてはこの光情報記録媒体を元
にコピーがなされることを防ぐことができる。
【0072】請求項3および請求項8に記載の発明は、
光情報記録媒体の情報領域外に第1の媒体種類情報があ
った場合にも、情報記録内に第2の媒体種類情報を持つ
光情報記録媒体を識別することができる。このため、情
報領域内に再生専用の媒体種類データが追記または変更
された光情報記録媒体を元にして情報がコピーされるこ
とを、より確実に防止することができる。
【0073】請求項5に記載の発明は、光情報記録媒体
に媒体種類情報を記録する最適な箇所を選択し、本発明
の光情報記録媒体記録方法の使い勝手を高めることがで
きる。また、より確実に本来の媒体種類情報を保存し、
本発明の光情報記録媒体記録方法の信頼性を高めること
ができる。
【0074】請求項6に記載の発明は、光情報記録媒体
の種類に関する情報ばかりでなく、光情報記録媒体の製
造者に関する情報、あるいは光情報記録媒体の記録に最
適な記録パワーに関する情報を保存しておくことがで
き、本発明の光情報記録媒体記録方法の使い勝手を高め
ることができる。
【0075】以上のように、本発明の光情報記録媒体の
記録装置、光情報記録媒体の記録方法、光情報記録媒体
の記録方法および光情報記録媒体の再生方法によれば、
より正確に記録可能な光情報記録媒体を判別でき、さら
に、光情報記録媒体が再生専用の光情報記録媒体をコピ
ーしたものか否かを判別し、より効果的に光情報記録媒
体の不正コピーを防ぐことができる光情報記録媒体の記
録装置、光情報記録媒体の記録方法、光情報記録媒体の
記録方法および光情報記録媒体の再生方法を提供するこ
とができる。
【0076】さらに、以上述べた本発明の光情報記録媒
体の記録方法および再生方法は、あらかじめ用意された
プログラムを追加することにより、既存の光ディスク記
録装置あるいは光ディスク再生装置で実現される。この
プログラムは、コンピュータで読み取り可能なハードデ
ィスク、フロッピーディスク、CD−ROM、MO、D
VDといった記録媒体に記録され、コンピュータによっ
て記録媒体から読み出されることによって実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の光情報記録媒体の記録
装置を説明するための図である。
【図2】本発明で行われる媒体種類データ記録の記録箇
所を説明するための図である。
【図3】本発明の実施の形態1の光情報記録媒体の記録
装置で行われる処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図4】本発明の実施の形態2の光情報記録媒体の記録
装置を説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態2の光情報記録媒体の記録
装置で行われる処理を説明するためのフローチャートで
ある。
【図6】本発明の実施の形態2の光情報記録媒体の記録
装置で行われる処理を説明するための他のフローチャー
トである。
【図7】デッドコピー防止が可能な従来の光ディスクを
説明するための図である。
【符号の説明】
1、4 ディスク制御部 3 スピンドルモータ 5、50 ホスト制御部 7 ピックアップ 10 光ディスク 11 信号処理回路 12 サーボ処理回路 13 レーザパワー制御手段 14 プリフォーマットデータ記憶手段 15、43 情報領域外アクセス手段 20 プログラムエリア 21 リードインエリア 22 リードアウトエリア 23 キー領域 44 キー領域データ記憶手段 45 媒体種類データ判別手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光情報記録媒体に所定の方法で情報を記
    録すると共に、前記光情報記録媒体に記録されているプ
    リフォーマット情報を読み取るピックアップと、 前記ピックアップを用い、前記プリフォーマット情報の
    うち、前記光情報記録媒体の種類に関する媒体種類情報
    を前記光情報記録媒体の情報領域外に前記所定の方法で
    記録する媒体種類情報記録手段と、 を有することを特徴とする光情報記録媒体の記録装置。
  2. 【請求項2】 光情報記録媒体に記録された情報を読み
    取るピックアップと、 前記ピックアップを用い、前記光情報記録媒体の情報領
    域外に記録されている前記光情報記録媒体の種類に関す
    る第1の媒体種類情報を読み取る媒体種類情報読取手段
    と、 前記第1の媒体種類情報に基づいて前記光情報記録媒体
    の再生実行、あるいは再生中止を決定する再生決定手段
    と、 を有することを特徴とする光情報記録媒体の再生装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記光情報記録媒体の情報領域
    内に記録されている第2の媒体種類情報と、前記第1の
    媒体種類情報とを照合し、両者が一致するか否か判別す
    る媒体種類情報判別手段を有し、 前記再生決定手段は、前記媒体種類情報判別手段によっ
    て前記第1の媒体種と前記第2の媒体種類情報とが一致
    すると判別された場合、前記光情報記録媒体の再生を決
    定することを特徴とする請求項2に記載の光情報記録媒
    体の再生装置。
  4. 【請求項4】 前記光情報記録媒体に所定の方法で記録
    されているプリフォーマット情報をピックアップで読み
    取るプリフォーマット情報読取工程と、 前記プリフォーマット読取工程で読み取られたプリフォ
    ーマット情報のうち、前記光情報記録媒体の種類に関す
    る情報を前記光情報記録媒体の情報領域外に前記所定の
    方法で記録する媒体種記録工程と、 を有することを特徴とする光情報記録媒体の記録方法。
  5. 【請求項5】 前記媒体手記録工程は、前記光情報記録
    媒体の種類に関する情報を、情報領域の内周、または外
    周のいずれか一方、あるいは両方に記録することを特徴
    とする請求項4に記載の光情報記録媒体の記録方法。
  6. 【請求項6】 前記媒体種記録工程は、光情報記録媒体
    の種類に関する情報の他、光情報記録媒体の製造者に関
    する情報、あるいは光情報記録媒体の記録に最適な記録
    パワーに関する情報を記録することを特徴とする請求項
    4または5に記載の光情報記録媒体の記録方法。
  7. 【請求項7】 ピックアップを用い、光情報記録媒体の
    情報領域外に記録されている前記光情報記録媒体の種類
    に関する第1の媒体種類情報を読み取る媒体種類情報読
    取工程と、 前記第1の媒体種類情報に基づいて前記光情報記録媒体
    の再生実行、あるいは再生中止を決定する再生決定工程
    と、 を有することを特徴とする光情報記録媒体の再生方法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記光情報記録媒体の情報領域
    内に記録されている第2の媒体種類情報と、前記第1の
    媒体種類情報とを照合し、両者が一致するか否か判別す
    る媒体種類情報判別工程を有し、 前記再生決定工程は、前記媒体種類情報判別工程で前記
    第1の媒体種と前記第2の媒体種類情報とが一致すると
    判別された場合、前記光情報記録媒体の再生を決定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の光情報記録媒体の再
    生方法。
JP33680599A 1999-11-26 1999-11-26 光情報記録媒体の記録装置、光情報記録媒体の再生装置、光情報記録媒体の記録方法および光情報記録媒体の再生方法 Pending JP2001155410A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33680599A JP2001155410A (ja) 1999-11-26 1999-11-26 光情報記録媒体の記録装置、光情報記録媒体の再生装置、光情報記録媒体の記録方法および光情報記録媒体の再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33680599A JP2001155410A (ja) 1999-11-26 1999-11-26 光情報記録媒体の記録装置、光情報記録媒体の再生装置、光情報記録媒体の記録方法および光情報記録媒体の再生方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001155410A true JP2001155410A (ja) 2001-06-08

Family

ID=18302859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33680599A Pending JP2001155410A (ja) 1999-11-26 1999-11-26 光情報記録媒体の記録装置、光情報記録媒体の再生装置、光情報記録媒体の記録方法および光情報記録媒体の再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001155410A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003071536A1 (fr) * 2002-02-21 2003-08-28 Sony Corporation Procede de controle de l'acces aux donnees d'un disque et procede d'identification d'un disque
US8077572B2 (en) 2002-07-02 2011-12-13 Lg Electronics Inc. Recording medium with restricted playback feature and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US8788611B2 (en) 2001-12-28 2014-07-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method for using partitioning to provide capacity on demand in data libraries

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8788611B2 (en) 2001-12-28 2014-07-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method for using partitioning to provide capacity on demand in data libraries
WO2003071536A1 (fr) * 2002-02-21 2003-08-28 Sony Corporation Procede de controle de l'acces aux donnees d'un disque et procede d'identification d'un disque
US7480942B2 (en) 2002-02-21 2009-01-20 Sony Corporation Method for controlling access to disc data and method for indentifying disc
US8077572B2 (en) 2002-07-02 2011-12-13 Lg Electronics Inc. Recording medium with restricted playback feature and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
US8432779B2 (en) 2002-07-02 2013-04-30 Lg Electronics Inc. Recording medium with restricted playback feature and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2945569B2 (ja) 情報記録再生方法
EP1187111B1 (en) Method of discriminating disk type and reproducing apparatus thereof
US20020118622A1 (en) Optical disk, and recording/reproducing apparatus and recording method for optical disk
JP4091602B2 (ja) 高密度光ディスクと、その光ディスクへの暗号化記録方法及び光ディスクからの再生方法
US20050105432A1 (en) Recording medium with restricted playback feature and apparatus and methods for forming, recording, and reproducing the recording medium
EP1204098B1 (en) Recordable optical disk
TW200402627A (en) Program, computer-readable recording medium, information processing system, and method for protecting from illegally copying program
JP2006516788A (ja) 記録媒体の複写防止情報管理方法と、複写防止情報が記録された記録媒体及びその記録媒体の再生方法
JP2001250324A (ja) 記録装置、記録方法
JP2001155410A (ja) 光情報記録媒体の記録装置、光情報記録媒体の再生装置、光情報記録媒体の記録方法および光情報記録媒体の再生方法
JP2001307411A (ja) ディスクドライブ装置
US7549176B2 (en) Recording medium, information playback apparatus and method, and information recording and playback apparatus
JP4003155B2 (ja) 光情報記録装置と光情報再生記録装置および光情報処理方法
KR100586291B1 (ko) 광 디스크 장치, 광 디스크의 부정 사용 방지 방법, 광디스크의 부정 사용 방지 프로그램이 기록된 컴퓨터판독가능한 기록 매체
US20040228246A1 (en) Information processing device, information processing method, information processing program, recording medium storing the program, and player
JP2002367292A (ja) データ記録媒体、データ記録方法、データ記録装置、データ再生方法、データ再生装置、およびコンテンツデータ
JP2981448B2 (ja) 情報記録再生装置
JP2002056608A (ja) 記録装置、再生装置、ディスク状記録媒体
JP4145853B2 (ja) 記録媒体がオリジナル媒体か複製媒体かを判定する方法、プログラム、コンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003141741A (ja) 光ディスク情報記録再生装置
JP2001067676A (ja) 光ディスク、データ記録装置及び光ディスク再生装置
JP3167002B2 (ja) 光ディスクの記録情報補正方法
JP2002190157A (ja) 記録媒体、記録再生装置、及び、記録再生方法
JP2001216711A (ja) 光情報記録媒体
JPH10302449A (ja) 情報記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050113

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080603